| 【発明の名称】 |
歩行用トレーニング装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤田 俊治
【氏名】山本 誠
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| 【要約】 |
【課題】装置構成が単純で設置コストも低く、トレーニング者が気軽に利用することができる歩行用トレーニング装置を提供する。
【構成】トレーニング者は、トレーナーから指示を受けながら、歩行用トレーニング装置1の歩行トレーニング用パネル2上(表面2a)に上り、上記したようにハッチング区画20aまたは白区画20のみを目標として歩行訓練を行う。この場合、トレーニング者は、歩行訓練を開始した区画20から直線方向にハッチング区画20aまたは白区画20に対して交互に左右の足を進めることにより、その歩行パターンが案内される |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 歩行のトレーニングに用いる歩行用トレーニング装置であって、 トレーニング用の歩行範囲を設定する板状部材を備え、 前記板状部材の表面を所定形状の複数の区画に分割し、該区画毎にトレーニング用の歩行パターンを案内する色を設定したことを特徴とする歩行用トレーニング装置。 【請求項2】 前記板状部材の表面を矩形状の複数の区画に分割し、該矩形区画毎にトレーニング用の歩行パターンを案内する色を設定し、該色設定により複数種類の歩行パターンを案内するようにしたことを特徴とする請求項1記載の歩行用トレーニング装置。 【請求項3】 前記色設定により複数種類の歩行パターンを案内する歩行領域を複数設定したことを特徴とする請求項1または2に記載の歩行用トレーニング装置。 【請求項4】 トレーニング者の歩行を補助する補助器具を前記板状部材の所定位置に更に設置したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の歩行用トレーニング装置。 【請求項5】 トレーニング者の体格や歩行能力に応じて歩行を補助する複数の補助器具を前記板状部材の所定位置に更に設置したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の歩行用トレーニング装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、高齢者の健康増進や、病気あるいは負傷後の機能回復訓練等に好適な歩行用トレーニング装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、高齢者の健康増進や、病気あるいは負傷後の機能回復訓練等に歩行訓練が実施されている。歩行訓練を行うトレーニングシステムとしては、例えば、特許文献1に記載されたトレーニングシステムがある。このトレーニングシステムでは、出発確認装置、表示制御装置、ペース表示装置、到着確認装置、コンピュータ等を備え、訓練対象者がペース表示装置の設置区間を通過する間に適切な歩行ペースを学習し体得した後、そのペースを維持しながら訓練コースを歩行するトレーニング形態を採っている。 【特許文献1】特開平9−271497号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、上記従来のトレーニングシステムでは、トレーニング用の機器が多数必要であり、トレーニングシステムの設置条件が限定されると共に、設置コストも高価であるという問題がある。また、上記従来のトレーニングシステムでは、システム構成が複雑である為、専門の操作者も必要であり、訓練対象者がトレーニングシステムを気軽に利用することができないという問題もある。 【0004】 本発明は、斯かる実情に鑑み、装置構成が単純で設置コストも低く、トレーニング者が気軽に利用することができる歩行用トレーニング装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の歩行用トレーニング装置は、歩行のトレーニングに用いる歩行用トレーニング装置であって、トレーニング用の歩行範囲を設定する板状部材を備え、前記板状部材の表面を所定形状の複数の区画に分割し、該区画毎にトレーニング用の歩行パターンを案内する色を設定したことを特徴とする。 【0006】 この発明によれば、装置構成が単純で設置コストも低く、トレーニング者が気軽に利用することができる歩行用トレーニング装置を提供することができる。 【0007】 また、本発明の歩行用トレーニング装置は、前記板状部材の表面を矩形状の複数の区画に分割し、該矩形区画毎にトレーニング用の歩行パターンを案内する色を設定し、該色設定により複数種類の歩行パターンを案内するようにしたことを特徴とする。 【0008】 この発明によれば、トレーニング者が容易に歩行訓練を行うことができる。 【0009】 また、本発明の歩行用トレーニング装置は、前記色設定により複数種類の歩行パターンを案内する歩行領域を複数設定したことを特徴とする。 【0010】 この発明によれば、トレーニング用の複数種類の歩行パターンを容易に設定することができ、トレーニング者が体格や歩行能力に適した歩行訓練を行うことができる。 【0011】 また、本発明の歩行用トレーニング装置は、トレーニング者の歩行を補助する補助器具を前記板状部材の所定位置に更に設置したことを特徴とする。 【0012】 この発明によれば、トレーニング者が自立して歩行訓練を行うことが困難な場合は、補助器具を利用することにより、歩行の補助を受けながら歩行訓練を行うことができる。 【0013】 また、本発明の歩行用トレーニング装置は、トレーニング者の体格や歩行能力に応じて歩行を補助する複数の補助器具を前記板状部材の所定位置に更に設置したことを特徴とする。 【0014】 この発明によれば、トレーニング者の体格や歩行能力に応じた補助器具を利用できるため、自立して歩行訓練が困難なトレーニング者も気軽に歩行訓練を行うことができる。 【発明の効果】 【0015】 本発明の請求項1〜5記載の歩行用トレーニング装置によれば、装置構成が単純で設置コストも低く、トレーニング者が気軽に利用することができる歩行用トレーニング装置を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。 【0017】 (実施の形態1) 【0018】 図1は、本発明を適用した歩行用トレーニング装置の全体構成を示す外観斜視図である。図1において、歩行用トレーニング装置1は、トレーニング用の歩行範囲を設定する方形状の歩行トレーニング用パネル2と、トレーニング者の体格や歩行能力に応じて歩行トレーニング用パネル2上に設置された複数の手すり3〜5と、を備えている。 【0019】 歩行トレーニング用パネル2は、その表面2aが矩形状の複数の区画20に区切られており、その区画20毎にトレーニング用の歩行パターンを案内する色が設定されている。図中では、各区画20がハッチング区画20aと白区画20bに色分けした場合を示している。トレーニング者は、色分けされた区画、すなわち、図中のハッチング区画20aまたは白区画20bのみを目標として歩行して歩行訓練を行うことになる。 【0020】 なお、図中では、区画の一部に符号20(20a,20b)を示しているが、他の区画については符号20(20a,20b)の図示を省略している。 【0021】 手すり3〜5は、それぞれ設置面からの高さが異なる。手すり3の高さをh1、手すり4の高さをh2、手すり5の高さをh3とすると、h1>h2>h3の順に設定されている。これらの手すり3〜5の各高さ設定は、トレーニング者の体格(身長等)や歩行能力に応じて歩行を補助する際に適した各高さに設定されている。 【0022】 次に、健康増進や、病気あるいは負傷後の機能回復訓練等のために歩行訓練を必要とするトレーニング者が、図1の歩行用トレーニング装置1を利用して歩行トレーニングを行う場合について説明する。なお、歩行用トレーニング装置1が設置可能な場所としては、例えば、病院内の機能回復部屋、スポーツ施設、公園等があるが、その設置場所を特に限定するものではない。 【0023】 トレーニング者は、トレーナーから指示を受けながら、歩行トレーニング用パネル2上(表面2a)に上り、上記したようにハッチング区画20aまたは白区画20のみを目標として歩行訓練を行う。この場合、トレーニング者は、歩行訓練を開始した区画20から直線方向にハッチング区画20aまたは白区画20に対して交互に左右の足を進めることにより、その歩行パターンが案内されることになる。 【0024】 また、トレーニング者が自立して歩行訓練を行うことが困難な場合は、トレーニング者の体格及び歩行能力に適した手すり3〜5を利用し、手すり3〜5の設置場所近くのハッチング区画20aまたは白区画20を利用することにより、歩行の補助を受けながら歩行訓練を行うことができる。 【0025】 以上のように、本実施の形態1の歩行用トレーニング装置によれば、その構成が単純で設置コストも低く抑えることができる。また、歩行トレーニング用パネル表面の区分された区画に設定された色により、トレーニング者の歩行パターンが案内されるように構成されているため、トレーニング者は気軽に歩行用トレーニング装置を利用することができる。さらに、トレーニング者の体格や歩行能力に適した補助器具として、複数の手すりを設置したため、自立して歩行訓練が困難なトレーニング者も気軽に歩行訓練を行うことができる。 【0026】 なお、図1では、歩行トレーニング用パネル2上に3台の手すり3〜5を設置した場合を示したが、その設置台数を限定するものではなく、必要に応じて設置場所や設置台数を変更しても良い。例えば、図2に示すように、歩行トレーニング用パネル2上の四辺に各々3台、合計12台の手すり21を設置するようにしても良い。また、手すりの高さ設定も上記3種類に限定するものではなく、必要に応じて任意に変更しても良い。 【0027】 (実施の形態2) 【0028】 図3は、本発明を適用した歩行用トレーニング装置の全体構成を示す平面図である。図3において、歩行用トレーニング装置30は、トレーニング用の歩行範囲を設定する方形状の歩行トレーニング用パネル31を備えている。歩行トレーニング用パネル31は、その表面31aが矩形状の複数の区画32に区切られており、その区画32毎にトレーニング用の歩行パターンを案内する色が設定されている。図中では、各区画32がハッチング区画32aと白区画32bに色分けした場合を示している。 【0029】 なお、図中では、区画の一部に符号32(32a,32b)を示しているが、他の区画については符号32(32a,32b)の図示を省略している。 【0030】 また、歩行トレーニング用パネル31は、色分けした区画32の配置パターンを4種類設けており、これらの異なる各配置パターンの領域を図中では歩行領域A〜Dとして示している。 【0031】 歩行領域Aは、2列分の区画32にハッチング区画32aと白区画32bを交互に配置し、トレーニング者がハッチング区画32aまたは白区画32bを目標にして左右の足を進めることにより、ハッチング区画32aまたは白区画32bの配置間隔の歩幅で歩行訓練を行う領域である。この歩行領域Aにおける歩行パターンは、「通常歩行(歩行パターンA)」と呼ぶものとする。 【0032】 歩行領域Bは、2列分の区画32に白区画32bを3区画分おいてハッチング区画32aを交互に配置し、トレーニング者がハッチング区画32aを目標にして左右の足を進めることにより、ハッチング区画32aの配置間隔、すなわち、歩行領域Aの2倍の歩幅で歩行訓練を行う領域である。この歩行領域Bにおける歩行パターンは、「1マス飛ばし歩行(歩行パターンB)」と呼ぶものとする。 【0033】 歩行領域Cは、2列分の区画32に白区画32bを5区画分おいてハッチング区画32aを交互に配置し、トレーニング者がハッチング区画32aを目標にして左右の足を進めることにより、ハッチング区画32aの配置間隔、すなわち、歩行領域Aの3倍の歩幅で歩行訓練を行う領域である。この歩行領域Cにおける歩行パターンは、「2マス飛ばし歩行(歩行パターンC)」と呼ぶものとする。 【0034】 歩行領域Dは、3列分の区画32のうち、中列の区画32を全て白区画32aとし、左右列の区画32を白区画32bを3区画分おいてハッチング区画32aを交互に配置し、トレーニング者がハッチング区画32aを目標にして左右の足を進めることにより、ハッチング区画32aの配置間隔、すなわち、歩行領域Aの2倍の歩幅かつ両足を広げた状態で歩行訓練を行う領域である。この歩行領域Dにおける歩行パターンは、「開脚1マス飛ばし歩行(歩行パターンD)」と呼ぶものとする。 【0035】 これら歩行領域A〜Dと同様の歩行領域を、図中の1列分の白領域を置いて右側にも設けている。 【0036】 トレーニング者は、トレーナーから指示を受けながら、歩行トレーニング用パネル2上(表面2a)に上り、上記したように歩行領域A〜Dにおいて歩行訓練を行う。この場合、トレーニング者は、歩行訓練を開始した歩行領域A〜Dから直線方向にハッチング区画20aまたは白区画20に対して交互に左右の足を進めることにより、その歩行パターンA〜Dが案内されることになる。 【0037】 以上のように、本実施の形態2の歩行用トレーニング装置によれば、その構成が単純で設置コストも低く抑えることができる。また、歩行トレーニング用パネル表面の区分された区画に設定された色により、トレーニング者の複数種類の歩行パターンA〜Dが案内されるように構成されているため、トレーニング者は気軽に歩行用トレーニング装置を利用して、複数種類の歩行訓練を実行することができる。 【0038】 なお、図3では、歩行トレーニング用パネル31上に、図1と同様に歩行の補助器具として手すりを設置するようにしても良い。手すりを設置することにより、自立して歩行訓練が困難なトレーニング者も気軽に歩行訓練を行うことができる。 【0039】 また、図3では、4種類の歩行領域A〜Dを設定した場合を示したが、その歩行領域の種類を限定するものではなく、その他の歩行パターンを設定する歩行領域を設定するようにしても良い。 【0040】 また、上記図1及び図3では、歩行パターンを設定する区画の色分けを、ハッチングと白の2種類を設定した場合を示したが、更に多くの色(例えば、3色以上)を設定して、その色分けにより、複数種類の歩行パターンを設定するようにしても良い。この場合、上記図1及び図3に示したように、列方向の色分けだけでなく、行方向の色分け設定を変更するようにすれば、歩行する方向が1方向(図中の縦方向)だけでなく2方向(縦方向と横方向)にも歩行パターンを設定することが可能になり、複数のトレーニング者がより効率的に歩行訓練を行うことが可能になる。 【0041】 なお、上記実施の形態1、2では、歩行トレーニング用パネル2または31の表面を区画20または32で区切り色分けする場合を示したが、これらの構成に限るものではなく、例えば、図4に示すような構成としてもよい。 【0042】 図4は、歩行トレーニング用パネル40の部分構成を示す断面図である。図4において、歩行トレーニング用パネル40は、3層構造になっており、一番下がアスファルト等から形成された基礎層41、その上がモルタル等から形成された中間層42、その上がコンクリート板等から形成された上層43から形成されている。上層43には、上記区画に相当する矩形状のコンクリート板43aが複数配置されている。 【0043】 コンクリート板43aの表面には、足裏マッサージ等に効果を発揮する粒径の石44が複数埋め込まれている。また、歩行トレーニング用パネル40の周辺部には縁石45が敷かれている。図中では、石44を埋め込んだコンクリート板43aを3枚敷き詰めた場合を示しているが、石44を埋め込まないコンクリート板(図示省略)と交互に施設するようにすれば、上記色分けした区画と同様の構成とすることができ、石44を埋め込んだ区画を目標にして歩行トレーニングを実行することが可能になる。また、このような構成とすることにより、歩行トレーニングとともに足裏マッサージの効果も同時に発揮する歩行用トレーニング装置を提供することができる。 【0044】 尚、本発明の歩行用トレーニング装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 【産業上の利用可能性】 【0045】 本発明の歩行用トレーニング装置は、装置構成が単純で設置コストが低く、トレーニング者が気軽に利用することが要求される歩行用のトレーニング装置等に適用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0046】 【図1】本発明の実施の形態1に係る歩行用トレーニング装置の全体構成を示す外観斜視図である。 【図2】本実施例1に係る手すりの設置台数を変更した場合の歩行用トレーニング装置の構成を示す平面図である。 【図3】本発明の実施の形態2に係る歩行用トレーニング装置の全体構成を示す平面図である。 【図4】本発明の他の実施の形態に係る歩行用トレーニング装置の部分構成を示す断面図である。 【符号の説明】 【0047】 1、30 歩行用トレーニング装置 2、31 歩行トレーニング用パネル 2a、31a 表面 3、4、5、21 手すり 20、32 区画 20a、32a ハッチング区画 20b、32b 白区画
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| 【出願人】 |
【識別番号】501442448 【氏名又は名称】有限会社 平成
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| 【出願日】 |
平成18年6月26日(2006.6.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100112689 【弁理士】 【氏名又は名称】佐原 雅史
【識別番号】100128934 【弁理士】 【氏名又は名称】横田 一樹
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| 【公開番号】 |
特開2008−546(P2008−546A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−175677(P2006−175677) |
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