| 【発明の名称】 |
衛生マスク |
| 【発明者】 |
【氏名】久保田 行俊
【氏名】高尾 嘉文
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| 【要約】 |
【課題】マスク本体に内側マスクを着脱自在に取り付けることができながら、内側マスクがマスク本体から容易には外れることがない衛生マスクを提供する。
【構成】装着者の顔面に装着されるマスク本体1と、マスク本体1の左右の各端部1aの内面側に基端部2aをそれぞれ重ね合わせて固定する耳掛け2・2とを有する。装着者の顔面に装着した状態で、マスク本体1が前面の左右中央において前方に突曲する立体形状に造形される。各耳掛け2の基端よりもマスク本体1の左右方向の中央側へはみ出した状態で、各耳掛け2の基端部2aの内面に固定される保形体3をそれぞれ設けてある。各保形体3は、耳掛け2よりも硬い素材で形成され、耳掛け2の基端部2aの上下間にわたって延びている。各保形体3のはみ出し部分3aとマスク本体1との間に、内側マスク7の左右の端部7aをそれぞれ着脱自在に挟み込んで内側マスク7を装着する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 装着者の顔面の鼻口部を覆うように装着されるマスク本体(1)と、マスク本体(1)の左右の各端部(1a)の内面側に基端部(2a)をそれぞれ重ね合わせて固定する左右一対の耳掛け(2)・(2)とを有しており、 装着者の顔面に装着した状態で、マスク本体(1)が前面の左右中央において前方に突曲する立体形状に造形されている衛生マスクであって、 各耳掛け(2)の基端よりもマスク本体(1)の左右方向の中央側へはみ出した状態で、各耳掛け(2)の基端部(2a)の内面に固定される左右一対の保形体(3)・(3)をそれぞれ設けてあり、 各保形体(3)は、耳掛け(2)よりも硬い素材で形成されるとともに、耳掛け(2)の基端部(2a)の上下間にわたって縦長に延びるよう形成されており、 各保形体(3)のはみ出し部分(3a)とマスク本体(1)との間に、内側マスク(7)の左右の端部(7a)をそれぞれ着脱自在に挟み込んで内側マスク(7)を装着することを特徴とする衛生マスク。 【請求項2】 装着者の顔面の鼻口部を覆うように装着されるマスク本体(1)と、マスク本体(1)の左右の各端部(1a)の内面側に基端部(2a)をそれぞれ重ね合わせて固定する左右一対の耳掛け(2)・(2)とを有しており、 装着者の顔面に装着した状態で、マスク本体(1)が前面の左右中央において前方に突曲する立体形状に造形されている衛生マスクであって、 各耳掛け(2)は、マスク本体(1)の左右両端部(1a)との重ね合わせ固定部(15)よりもマスク本体(1)の左右方向の中央側へはみ出すはみ出し部(16)を設けてあり、 各耳掛け(2)のはみ出し部(16)と、マスク本体(1)の左右の各端部(1a)との間に、内側マスク(7)の左右の各端部(7a)をそれぞれ着脱自在に挟み込んで内側マスク(7)を装着することを特徴とする衛生マスク。 【請求項3】 各保形体(3)のはみ出し部分(3a)の上下端部(3b)・(3b)が、マスク本体(1)の内面にそれぞれ固定される請求項1記載の衛生マスク。 【請求項4】 各耳掛け(2)のはみ出し部(16)の上下端部が、マスク本体(1)の内面にそれぞれ固着される請求項2記載の衛生マスク。 【請求項5】 内側マスク(7)は、四角形状のシート材からなり、左右方向の中央で二つ折り用の折り目が形成されている請求項1又は2又は3又は4記載の衛生マスク。 【請求項6】 内側マスク(7)の左右方向の中央の外側には、内側マスク(7)の左半部(7b)と右半部(7c)とをつなぐ接合部(9)が上下間にわたって突曲状に形成されており、 装着者の顔面に内側マスク(7)およびマスク本体(1)を装着した状態で、内側マスク(7)が、前面の左右中央において前方に突曲する立体形状に造形される請求項1又は2又は3又は4記載の衛生マスク。 【請求項7】 内側マスク(7)が、機能性液剤を含浸したフィルタであるとともに、装着者の顔面側である内面に疎水性繊維を配した請求項1又は2又は3又は4又は5又は6記載の衛生マスク。 【請求項8】 マスク本体(1)は、左右方向の中央の外側に、マスク本体(1)の左半部(1b)と右半部(1c)とをつなぐ接合部(5)が上下間にわたって突曲状に形成されており、 マスク本体(1)の左半部(1b)と右半部(1c)とを構成するシート材を二枚重ねにした状態で、マスク本体(1)の左右方向の中央において左半部(1b)と右半部(1c)との接合部(5)を一体に接合することで、その接合部(5)がマスク本体(1)の前方外側へ上下間にわたって突出形成される請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載の衛生マスク。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、顔面の鼻口部を覆うように装着される衛生マスクに関するものである。 【背景技術】 【0002】 特許文献1には、マスク本体の内面に内側マスクを固定した衛生マスクが開示されている。特許文献2には、マスク本体の内面に湿式フィルタを配した衛生マスクが開示されている。特許文献3には、マスク本体の内面にフィルタを着脱自在に取り付けた衛生マスクが開示されている。特許文献4には、マスク本体の内面に内側マスクを着脱自在に取り付けた衛生マスクが開示されている。 【0003】 【特許文献1】特開2004−49356号公報(図1) 【特許文献2】特開2004−113293号公報(図1) 【特許文献3】特開2004−41504号公報(図8) 【特許文献4】特開2003−19219号公報(図1−2) 【特許文献5】特開2003−117012号公報(図5) 【特許文献6】特開平7−194722号公報(図1) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 特許文献1の衛生マスクでは、内側マスクがマスク本体に熱溶着で固定しており、通常のマスクのようにマスク本体のみで使用することができないところに問題がある。特許文献2の衛生マスクでは、当て材を介装した湿式フィルタをマスク本体に当接させて取り付けてあり(引用文献2の段落0006参照)、特許文献3の衛生マスクでは、マスク本体の内面にフィルタを接触させる程度で取り付けてあり(引用文献3の段落0015参照)、これらの衛生マスクでは、フィルタがマスク本体から容易に外れるおそれがあるところに問題がある。 【0005】 さらに、特許文献4の衛生マスクでも、マスク本体に内側マスクを重ねた程度で取り付けてあり(引用文献4の段落0019参照)、やはり内側マスクがマスク本体から容易に外れるおそれがあるところに問題がある。 【0006】 そこで本発明の目的は、マスク本体の内面に対して内側マスクを着脱自在に取り付けることができながら、内側マスクをマスク本体に取り付けたときには内側マスクがマスク本体から容易には外れることがない衛生マスクを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明が対象とする衛生マスクは、図1および図2に示すごとく、装着者の顔面の鼻口部を覆うように装着されるマスク本体1と、マスク本体1の左右の各端部1aの内面側に基端部2aをそれぞれ重ね合わせて固定する左右一対の耳掛け2・2とを有しており、装着者の顔面に装着した状態で、マスク本体1が前面の左右中央において前方に突曲する立体形状に造形されている。 【0008】 本発明は、図1に示すように、各耳掛け2の基端よりもマスク本体1の左右方向の中央側へはみ出した状態で、各耳掛け2の基端部2aの内面に固定される左右一対の保形体3・3をそれぞれ設けてあり、各保形体3は、耳掛け2よりも硬い素材で形成されるとともに、耳掛け2の基端部2aの上下間にわたって縦長に延びるよう形成されており、各保形体3のはみ出し部分3aとマスク本体1との間に、内側マスク7の左右の端部7aをそれぞれ着脱自在に挟み込んで内側マスク7を装着することを特徴とする。 【0009】 ここでの衛生マスクは、粉塵や花粉の捕集、細菌やウィルスの捕集、および咳やくしゃみに伴う唾などの飛来防止のために使用される。内側マスク7は、織布、不織布あるいは編布などの布帛を用いることができ、ガーゼや絹織物など素材的に保温性を有するものでも足る。 【0010】 内側マスク7の機能としては、遠赤外線放射作用などを有する粉末などの付着による保温やマイナスイオン発生機能、銀イオンの付着による抗菌機能、活性炭や消臭剤などの付着による消臭機能、植物エキスや各種効能を有する薬剤の配合や付着による薬効機能、清涼剤の配合などによる清涼感機能、ミネラル水や還元電位水や電子磁場水などによる濾過作用の向上機能などが含まれる。 【0011】 また、図7に示すように、各耳掛け2が、マスク本体1の左右両端部1aとの重ね合わせ固定部15よりもマスク本体1の左右方向の中央側へはみ出すはみ出し部16を設けてあって、各耳掛け2のはみ出し部16と、マスク本体1の左右の各端部1aとの間に、内側マスク7の左右の各端部7aをそれぞれ着脱自在に挟み込んで内側マスク7を装着してあってもよい。 【0012】 先の各保形体3のはみ出し部分3aは、図4および図5に示すように、上下端部3b・3bがマスク本体1の内面にそれぞれ固定されると、内側マスク7の上下方向のずれ動きがより抑えられて、内側マスク7がよりしっかりとマスク本体1に保持される。 【0013】 先の各耳掛け2のはみ出し部16の上下端部が、マスク本体1の内面にそれぞれ固着されたときにも、内側マスク7の上下方向のずれ動きがより抑えられて、内側マスク7がよりしっかりとマスク本体1に保持される。 【0014】 内側マスク7は、四角形状のシート材からなり、左右方向の中央で二つ折り用の折り目が形成されていると、立体形状のマスク本体1の内面と各保形体3のはみ出し部分3aとの間や、マスク本体1の内面と各耳掛け2のはみ出し部16との間への内側マスク7の左右の各端部7aの挟み込み作業を容易に行うことができる。 【0015】 内側マスク7の左右方向の中央の外側に、内側マスク7の左半部7bと右半部7cとをつなぐ接合部9を上下間にわたって突曲状に形成し、装着者の顔面に内側マスク7およびマスク本体1を装着した状態で、内側マスク7が、前面の左右中央において前方に突曲する立体形状に造形されると、マスク本体1と内側マスク7との間に隙間G(図1)が介在して、マスク本体1と内側マスク7とが擦れ合って口の動きの抵抗となることが低減される。 【0016】 内側マスク7が、機能性液剤を含浸したフィルタであるとともに、装着者の顔面側である内面に疎水性繊維を配すると、衛生マスクに抗菌機能や消臭機能などの好ましい機能を付加することができる。そのうえで、疎水性繊維によって装着者の鼻や口から吹き出した息の湿気で内側マスク7の内側が濡れることが低減され、その濡れによって装着者に不快感を与えることが低減される。 【0017】 マスク本体1を立体形状に造形するうえでは、マスク本体1は、左右方向の中央の外側に、マスク本体1の左半部1bと右半部1cとをつなぐ接合部5が上下間にわたって突曲状に形成されており、マスク本体1の左半部1bと右半部1cとを構成するシート材を二枚重ねにした状態で、マスク本体1の左右方向の中央において左半部1bと右半部1cとの接合部5を一体に接合することで、その接合部5がマスク本体1の前方外側へ上下間にわたって突出形成されることが好ましい。 【発明の効果】 【0018】 本発明によれば、マスク本体1の内面と各保形体3のはみ出し部分3aとの間、あるいはマスク本体1の内面と各耳掛け2のはみ出し部16との間に内側マスク7の左右の各端部7aが挟み込まれるので、マスク本体1の内面に対して内側マスク7を着脱自在に取り付けることができながら、内側マスク7をマスク本体1に取り付けたときには内側マスク7がマスク本体1から容易に外れることを低減できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 (実施例1) 図1ないし図3は、本発明が対象とする使い捨てタイプの衛生マスクの実施例1を示しており、図1および図2に示すように、装着者の顔面の鼻口部を覆うように装着されるマスク本体1と、マスク本体1の左右の各端部1aに固定する左右一対の耳掛け2・2と、各耳掛け2の基端部2aの内面に熱溶着で固定される左右一対の保形体3・3とを有している。 【0020】 マスク本体1は、装着者の顔面に装着した状態で、前面の左右中央において前方(図1では上側)に突曲する立体形状に造形されている。すなわちマスク本体1は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シートを裁断して形成され、マスク本体1の左右対称形をなす左半部1bと右半部1cとを構成する不織布シートを二枚重ねにし、左右方向中央において左半部1bと右半部1cとの接合部5を一体に熱溶着し、その接合部5が前方外側へ上下間にわたって突出形成されたものとなっている。マスク本体1の接合部5は、シールすると同時に切断する溶断シールの手法などを用いて形成してもよい。 【0021】 各耳掛け2は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シートを裁断して形成され、マスク本体1の左右の各端部1aの内面側に各耳掛け2の基端部2aをそれぞれ重ね合わせて熱溶着で固定されている。各耳掛け2における耳を通すための孔6は、型で抜き加工してもよいし、切目を入れておき、引き裂くことで形成されるようにしてもよい。 【0022】 各保形体3は、耳掛け2よりも目が詰まっている不織布シートや、耳掛け2よりも厚い不織布シートなどの耳掛け2よりも硬い素材で形成されており、不織布シートとしては、熱可塑性の合成樹脂繊維を素材としている。各保形体3は、耳掛け2の基端部2aの上下間にわたって縦長に延びるよう形成されており、各耳掛け2の基端よりもマスク本体1の左右方向の中央側へはみ出した状態で、各耳掛け2の基端部2aの内面に熱溶着で固定されている。符号10がその熱溶着された接続部を示す。各保形体3において、各耳掛け2の基端からはみ出したはみ出し部分3aと、マスク本体1の内面との間に内側マスク7の左右の両端部7aがそれぞれ着脱自在に挟み込まれる(図1の状態)。 【0023】 内側マスク7は、マスク本体1と同じ要領で前面の左右方向の中央部が前方に向かって張り出すように突曲する立体形状に造形されている。すなわち内側マスク7は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シート(フィルタ)を裁断して形成されるが、内側マスク7の左右対称形をなす左半部7bと右半部7cとを構成する不織布シートを二枚重ねにし、左右方向の中央において左半部7bと右半部7cとの接合部9を一体に熱溶着し、その接合部9が前方外側へ上下間にわたって突出形成されたものとなっている。内側マスク7の接合部9は、前記マスク本体1の接合部5と同様に、溶断シールの手法などを用いて形成してもよい。 【0024】 装着者の顔面に内側マスク7およびマスク本体1を装着した状態で、内側マスク7の接合部9が、マスク本体1の内面の左右方向の中央部に当接して、内側マスク7とマスク本体1との間に隙間G(図1)が形成される。この隙間Gの存在によって、マスク本体1と内側マスク7とが擦れ合って口の動きの抵抗となることが低減され、マスクを装着した状態で支障なく会話ができる。 【0025】 内側マスク7に、抗菌機能や清涼感機能などを有する機能性液剤を含浸してもよく、また装着者の顔面側である内面に、ポリエステル繊維などからなる疎水性繊維を層状に配してもよい。マスク本体1および内側マスク7は、それぞれ顔面の鼻口部(外鼻と口部)を覆う大きさを有しているが、内側マスク7は、マスク本体1よりも大幅に上下幅寸法を小さくして、内側マスク7が顔面の外鼻とその左右部分にのみに密着し、鼻腔の前鼻孔および口部までは覆わない形態であってもよい。 【0026】 前記構成の衛生マスクの使用において、内側マスク7を装着する場合には、図1および図3に示すように、各保形体3のはみ出し部分3aとマスク本体1の内面との間に内側マスク7の左右の両端部7aを挟み込む。この状態で、両耳掛け2・2を装着者の耳に掛けて常法通り装着すると、内側マスク7が外鼻の表面から口部にかけての顔面部分を先当たり状態で覆い、内側マスク7の外側がマスク本体1で覆われる。このとき、マスク本体1の左右側面部分は、各保形体3の存在によって、鼻口部の左右の顔面部分にフィットして内側マスク7を含む全体のズレ動きを規制する。 【0027】 通常のマスクのようにマスク本体1のみで使用する場合には、各保形体3のはみ出し部分3aとマスク本体1の内面との間から内側マスク7を取り外したのち、両耳掛け2・2を装着者の耳に掛けて装着者の顔面に装着することになる。 【0028】 (実施例2) 図4ないし図6は、発明に係る衛生マスクの実施例2を示しており、実施例2では、各保形体3のはみ出し部分3aの上下の端部3b・3bが、マスク本体1の内面にそれぞれ熱溶着で固定される。符号11がその熱溶着された接続部を示す。その他の点は、実施例1と同じであるので説明を省略する。 【0029】 実施例2では、図6に示すように、内側マスク7の左右の両端部7aが上下を閉じたポケット状の空間12に納まるので、内側マスク7の上下方向のずれ動きがより抑えられて、内側マスク7がよりしっかりとマスク本体1に保持される。 【0030】 (実施例3) 図7は、発明に係る衛生マスクの実施例3を示しており、実施例3では、実施例1の保形体3を省略している。実施例3の各耳掛け2は、マスク本体1の左右の両端部1aと重ね合わせて熱溶着(固定)した固定部15よりもマスク本体1の左右方向の中央側(図7では上側)へはみ出すはみ出し部16を設けてある。その他の点は、実施例1と同じであるので説明を省略する。 【0031】 実施例3では、各耳掛け2のはみ出し部16と、マスク本体1の左右の両端部1aとの間に、内側マスク7の左右の各端部7aをそれぞれ着脱自在に挟み込んで内側マスク7をマスク本体1に装着する(図7の状態)。実施例3では、保形体3を省略した分だけ衛生マスクの組み立てに必要な部品が少なくなる。 【0032】 実施例3においても、実施例2と同様に各耳掛け2のはみ出し部16の上下の端部をマスク本体1の内面にそれぞれ熱溶着で固定してもよい。この場合にも、内側マスク7の上下方向のずれ動きがより抑えられて、内側マスク7がよりしっかりとマスク本体1に保持される。 【0033】 内側マスク7は、図8に示すように、四角形状の平板シート材で形成されていてもよい。この場合、装着者の顔面に内側マスク7およびマスク本体1を装着した状態で、内側マスク7が、前面の左右中央において前方に円弧状に突曲する立体形状に造形される。 【0034】 また、内側マスク7は、図8の四角形状の平板シート材において、左右方向の中央で二つ折り用の折り目を形成してもよい。内側マスク7を二つ折りにしてあると、立体形状のマスク本体1の内面と各保形体3のはみ出し部分3aとの間や、マスク本体1の内面と各耳掛け2のはみ出し部16との間に対する内側マスク7の左右の各端部7aの挟み込み作業を容易に行うことができる。 【0035】 内側マスク7は、図9に示すように、吸水性繊維などからなる吸水性層19と、ポリエステル繊維などからなる疎水性層20とを重ねて形成してもよい。この場合、装着者の顔面側に疎水性層20が配されることになる。これにより、装着者の鼻や口から吹き出した息の湿気で内側マスク7の内側が濡れることが低減され、その濡れによって装着者に不快感を与えることが低減される。吸水性層19を有することで、前述の機能性液剤を確実に含浸させて保持することができる。 【0036】 内側マスク7は、図10に示すように、吸水性層19の外側および内側にそれぞれ疎水性層20を重ねた三重構造に形成してもよい。この場合、吸水性層19に含浸させた機能性液剤がマスク本体1に付着することが低減される。 【0037】 マスク本体1や耳掛け2や保形体3は、紙製などであってもよい。 【図面の簡単な説明】 【0038】 【図1】本発明の実施例1に係る衛生マスクの横断平面図である。 【図2】実施例1の衛生マスクの側面図である。 【図3】実施例1の衛生マスクを後ろ側から見た図である。 【図4】実施例2の衛生マスクを後ろ側から見た図である。 【図5】実施例2の衛生マスクの側面図である。 【図6】図5のA−A線断面図である。 【図7】実施例3の衛生マスクの要部を示す横断平面図である。 【図8】内側マスクの別の実施例を示す横断平面図である。 【図9】内側マスクの他の実施例を示す断面図である。 【図10】内側マスクのさらに他の実施例を示す断面図である。 【符号の説明】 【0039】 1 マスク本体 1a 左右端部 1b 左半部 1c 右半部 2 耳掛け 2a 基端部 3 保形体 3a はみ出し部 3b 上下端部 5 マスク本体の接合部 7 内側マスク 7a 左右端部 7b 左半部 7c 右半部 9 内側マスクの接合部 15 固定部 16 はみ出し部 19 吸水性層 20 疎水性層
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| 【出願人】 |
【識別番号】504373864 【氏名又は名称】明広商事株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月29日(2006.8.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100148138 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 聡
【識別番号】100081891 【弁理士】 【氏名又は名称】千葉 茂雄
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| 【公開番号】 |
特開2008−54767(P2008−54767A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−232667(P2006−232667) |
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