| 【発明の名称】 |
マスク |
| 【発明者】 |
【氏名】原 克俊
【氏名】田島 久美子
【氏名】金田 高之
【氏名】恩田 智彦
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| 【要約】 |
【課題】着用者の顔面との間、特に複雑な起伏を有する部位である鼻との間に隙間が生じづらいマスクを提供すること。
【構成】マスク10は、一枚のシート材11を折曲線Xに沿って縦に二つ折りして左右対称に形成された第1パネル21及び第2パネル22を有し且つ折曲線Xと交差する少なくとも一本の接合線31によって両パネル21,22の一部が接合されて形成された覆い部12を備える。また各パネル21、22の外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部13を備える。接合線31の上端位置をP1とし、各パネル21,22と各耳掛け部13との連設部との上端位置をP2としたとき、各パネル21,22が、P1とP2を結ぶ直線LPを越えて突出する凸状フラップ15を有している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一枚のシート材を折曲線に沿って二つ折りして対称に形成された第1パネル及び第2パネルを有し且つ該折曲線と交差する少なくとも一本の接合線によって両パネルの一部が接合されてなる覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記接合線の上端をP1とし、各パネルと各耳掛け部との連設部との上端位置をP2としたとき、各パネルが、P1とP2を結ぶ直線を越えて突出する凸状フラップを有しているマスク。 【請求項2】 前記折曲線と前記接合線との交点の位置をP3としたとき、P3が、前記P2を通り且つ前記折曲線に直交する直線よりも上側に位置している請求項1記載のマスク。 【請求項3】 溶着によって前記接合線が形成されていることで、該接合線がフィルム化又は半フィルム化しており、それによって該接合線に沿う部位が、前記折曲線に沿う部位よりも固くなっている請求項1又は2記載のマスク。 【請求項4】 前記P2と前記P3とを結ぶ直線と、前記P2を通る水平線とのなす角θ1が0度超で且つ50度以下であり、前記P2と前記P3を結ぶ直線と、前記P1と前記P3を結ぶ直線のなす角θ2が45度以上80度以下であり、角θ1と角θ2の差θ2−θ1が20度以上55度以下である請求項2又は3記載のマスク。 【請求項5】 略同一形状の第1パネル及び第2パネルを互いの輪郭が一致するように重ね、両パネルの内側縁に沿う接合線によって両パネルを接合して形成された覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記接合線の上端位置をP1とし、各パネルと各耳掛け部との連設部の上端位置をP2としたとき、各パネルが、P1とP2を結ぶ直線を越えて突出する凸状フラップを有しているマスク。 【請求項6】 前記接合線が少なくとも二つの曲線を含むか、少なくとも二つの直線を含むか、又は少なくとも一つの曲線と少なくとも一つの直線を含み、 これらの線の交点のうち最もP1に近い点をP4としたとき、P4が、前記P2を通る水平線よりも上側に位置している請求項5記載のマスク。 【請求項7】 溶着によって前記の各接合線が形成されており、前記接合線に沿う部位のうち、前記P4よりも上側の部位の固さと、前記P4よりも下側の部位の固さが異なっている請求項6記載のマスク。 【請求項8】 前記P2と前記P4とを結ぶ直線と、前記P2を通る水平線とのなす角θ1が0度超で且つ50度以下であり、前記P2と前記P4を結ぶ直線と、前記P1と前記P4を結ぶ直線のなす角θ2が45度以上80度以下であり、角θ1と角θ2の差θ2−θ1が20度以上55度以下である請求項6又は7記載のマスク。 【請求項9】 一枚のシート材を折曲線に沿って二つ折りして対称に形成された第1パネル及び第2パネルを有し且つ該折曲線と交差する少なくとも一本の接合線によって両パネルの一部が接合されてなる覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記折曲線と前記接合線との交点の位置をP3とし、各パネルと各耳かけ部との連接部との上端位置をP2としたとき、P3が、P2を通る水平線よりも上側に位置しているマスク。 【請求項10】 一枚のシート材を折曲線に沿って二つ折りして対称に形成された第1パネル及び第2パネルを有し且つ該折曲線と交差する少なくとも一本の接合線によって両パネルの一部が接合されてなる覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記折曲線の上端をP1とし、各パネルと各耳掛け部との連設部との上端位置をP2としたとき、各パネルが、P1とP2を結ぶ直線を越えて突出する凸状フラップを有しているマスク。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、例えば医療分野、食品分野、各種製造業の分野などで防塵に用いられるマスクに関し、特に衛生マスク、例えば日常生活における花粉症対策、ハウスダスト対策、風邪対策などに有効なマスクに関する。 【背景技術】 【0002】 着用者の少なくとも口許に対する覆い部と、該覆い部の対向両外側から延びる耳掛け部とからなり、覆い部と耳掛け部とが熱可塑性合成繊維からなる不織布によってそれぞれ別体につくられたシート部材から構成されている使い捨て衛生マスクが提案されている(特許文献1参照)。このマスクにおいては、前記シート部材における覆い部の内側端部分が互いに接合されている。 【0003】 また、2枚の左右対称な略扇状の弾性繊維シートからなる左右のマスク材が、その円弧状縁部が所定幅で溶着されてなり、マスク材を左右に開いて顔に当て、溶着部を鼻先の上から顎の下まで当てて着用するようになっている使い捨てマスクが提案されている(特許文献2参照)。このマスクにおいては、左右のマスク材を重ねた状態において、円弧状溶着部のうち上端から所定長の部分が、溶着部を斜めに横切る直線で溶断除去されている。これによって、このマスクでは、溶着部上端部の鼻への追従性が高められるとされている。 【0004】 しかし前記のマスクは何れも、着用者の鼻との間に隙間が生じやすく、その隙間から塵や花粉などの異物が流入しやすい。また着用者がメガネをかけている場合、その隙間から呼気が漏れ出てメガネを曇らせやすい。 【0005】 【特許文献1】特開平9−149946号公報 【特許文献2】特開2005−95370号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るマスクを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明は、一枚のシート材を折曲線に沿って二つ折りして対称に形成された第1パネル及び第2パネルを有し且つ該折曲線と交差する少なくとも一本の接合線によって両パネルの一部が接合されてなる覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記接合線の上端をP1とし、各パネルと各耳掛け部との連設部との上端位置をP2としたとき、各パネルが、P1とP2を結ぶ直線を越えて突出する凸状フラップを有しているマスクを提供するものである。 【0008】 また本発明は、略同一形状の第1パネル及び第2パネルを互いの輪郭が一致するように重ね、両パネルの内側縁に沿う接合線によって両パネルを接合して形成された覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記接合線の上端位置をP1とし、各パネルと各耳掛け部との連設部との上端位置をP2としたとき、各パネルが、P1とP2を結ぶ直線を越えて突出する凸状フラップを有しているマスクを提供するものである。 【0009】 更に本発明は、一枚のシート材を折曲線に沿って二つ折りして対称に形成された第1パネル及び第2パネルを有し且つ該折曲線と交差する少なくとも一本の接合線によって両パネルの一部が接合されてなる覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記折曲線と前記接合線との交点の位置をP3とし、各パネルと各耳かけ部との連接部との上端位置をP2としたとき、P3が、P2を通る水平線よりも上側に位置しているマスクを提供するものである。 【0010】 更に本発明は、一枚のシート材を折曲線に沿って二つ折りして対称に形成された第1パネル及び第2パネルを有し且つ該折曲線と交差する少なくとも一本の接合線によって両パネルの一部が接合されてなる覆い部と、各パネルの外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部とを備えたマスクであって、 前記折曲線の上端をP1とし、各パネルと各耳掛け部との連設部との上端位置をP2としたとき、各パネルが、P1とP2を結ぶ直線を越えて突出する凸状フラップを有しているマスクを提供するものである。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、着用者の顔面との間、特に複雑な起伏を有する部位である鼻との間に隙間が生じづらくなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のマスクの一実施形態を二つに折り畳んだ状態を示す平面図であり、図2は図1に示すマスクの組立前の展開図である。 【0013】 図1及び図2に示すように、本実施形態のマスク10は、一枚のシート材11を折曲線Xに沿って縦に二つ折りして左右対称に形成された第1パネル21及び第2パネル22を有している。折曲線Xは直線である。各パネル21,22は、折曲線Xと交差する二本の接合線、即ち第1接合線31及び第2接合線32によってそれらの一部が互いに接合されている。各接合線31,32は、シート材11を構成する材料に応じ、適切な方法で形成される。例えばシート材11が熱融着性繊維を含む繊維シートからなる場合には、ヒートシールや超音波シールなどの溶着によって各接合線31,32を形成することができる。シート材11が熱融着可能でない材料からなる場合には、接着剤による接着や縫合によって各接合線31,32を形成することができる。 【0014】 第1接合線31は、折曲線Xの上端において該折曲線Xと交差している。第1接合線31は、耳掛け部13の方向に向けて、斜め上方に延びる直線から構成されている。一方、第2接合線32は、折曲線Xの下端において該折曲線Xと交差している。第2接合線32は、耳掛け部13の方向に向けて、斜め下方に延びる、若干下向きの凸になっている緩やかな曲線から構成されている。両パネル21,22は、これら第1接合線31、折曲線X及び第2接合線32を介して結合されている。これによってマスク10には、着用時に着用者の少なくとも口許、好適には着用者の口許及び鼻孔周辺を覆うことが可能な形状及び大きさの覆い部12が形成される。なお、明確化のため本発明では、折曲線に沿って“上”と“下”の二つ方向を定義することとし、本発明のマスクを顔に装着したとき、目元にあたる側を上、顎にあたる側を下と定義する。この方向は図1及び図2の図面上での上下と一致させてある。 【0015】 図1に示すように、第1接合線31の上端の位置がP1で表されている。この位置P1を、上端の開き点と呼ぶ。パネル21,22の上辺は、P1から耳掛け部13に向けて下方に傾斜している。一方、第2接合線32の下端の位置がP7で表されている。この位置P7を、下端の開き点と呼ぶ。パネル21,22の下辺は、P7から耳掛け部13に向けて上方に傾斜している。 【0016】 シート材11としては、当該技術分野において従来用いられてきた材料と同様のものを用いることができ、通気性を有するものであればその種類に特に制限はない。例えば不織布やガーゼなどの繊維材料のシートを用いることができるが、加工のしやすさや経済性の観点からは不織布を用いることが好ましい。不織布としては、例えばメルトブローン不織布、スパンボンド不織布、エアスルー法によるサーマルボンド不織布、スパンレース不織布などの種々の不織布を用いることができる。シート材11は、単一(即ち1プライ)の構造のものでもよく、或いは複数枚(即ちマルチプライ)のシートが積層されて一体的な構造になっていてもよい。複数枚のシートを用いることは、各シートに別個の機能を付与することで、覆い部12に種々の機能を付与することが容易になるという点で有利である。複数枚のシートを用いる場合には、シート間が全面接合されたラミネート状態で用いてもよく、或いはシート間が離間した状態で用いてもよい。また、覆い部の形状に沿って、各シートの縁を互いにシールしてもよく、或いはポイントシールによる接合によって、シート間の一部が離間した状態で互いに接合されていてもよい。不織布の坪量に特に制限はないが、マスク10の柔軟性や強度等を考慮すると、それぞれ40〜150g/m2程度であることが好ましい。 【0017】 マスク10は、各パネル21,22の外側縁から若干斜め上方にそれぞれ延出した一対の耳掛け部13,13を備えている。耳掛け部13は、例えば弾性繊維を含み伸縮性を有するシート材に細長い形状の切り欠き穴が形成されたものからなる。切り欠き穴の形成に代えて、耳掛け部13を構成するシートにスリットを形成し、そのスリットに耳を通してもよい。また、耳掛け部13は、例えば、ゴム紐のような伸縮性をもった紐状のものであってもよい。なお、明確化のため本発明では、各パネルの外周縁に対して“外側”と“内側”を定義することとし、本発明のマスクを顔に装着したとき、耳に近い側にくる縁を外側、鼻に近い側にくる縁を内側と定義する。図1において折曲線Xに対応する左端の縁が内側縁であり、耳掛け部13が接合される右端の縁が外側縁となる。 【0018】 耳掛け部13を構成するシート材はその一方の側部が、各パネル21,22の外側部と重なった状態で、マスク10の縦方向に延びる接合部14によって接合されている。これによって各パネル21,22の外側縁に耳掛け部13が連設される。各パネル21,22と耳掛け部13との連設部、即ちマスク10の縦方向に延びている接合部14において、その上端位置をP2と呼ぶ。本実施形態においては、各パネル21,22と耳掛け部13とが別の異なるシート材で構成されているが、これに代えて、各パネル21,22と耳掛け部13とが一枚のシート材から構成されていてもよい。 【0019】 なお本実施形態においては、各パネル21,22と耳掛け部13とが別の異なるシート材で構成されているので、P2の位置を一義的に決められるが、各パネル21,22と耳掛け部13とが一枚のシート材から構成されていて、各パネル21,22と耳掛け部13との連設部がはっきりしない場合がある。そのような場合には、各パネル21,22の上辺及びそれに連なる耳掛け部13の上辺のうち、最も谷の位置となる箇所をP2の位置と決める。 【0020】 図1に示すように、第1接合線31の上端(各パネル21,22の上端の開き点)P1と、先に述べたP2とを結ぶ直線LPを考えた場合、各パネル21,22は直線LPを越えて突出する凸状フラップ15を有している。凸状フラップ15は一つの頂点15aを有している。更に凸状フラップ15は、頂点15aからP1へ向かう第1のスロープ15b及び頂点15aからP2へ向かう第2のスロープ15cを有している。第1のスロープ15b及び第2のスロープ15cは、頂点15aを通り且つ直線LPに直交する線(図示せず)に関して非対称であることが好ましい。この場合、頂点15aの位置は、直線LPの中点よりもP1寄りに偏倚していることが好適である。 【0021】 図1に示すように、折曲線Xと第1接合線31との交点の位置をP3とすると、P3は、P2を通る水平線LH1よりも上側に位置している。また各パネル21,22と各耳掛け部13との連設部との下端位置をP5とし、折曲線Xと第2接合線32との交点の位置をP6とすると、P6は、P5を通る水平線LH2よりも上側に位置している。水平線LH1及びLH2は、直線である折曲線Xに直交するように引かれた線である。 【0022】 図3には、本実施形態のマスク10を装着形態にするまでの手順が示されている。先ず図3(a)に示すようにマスク10を用意する。次にマスク10の両耳掛け部13又はその近傍の部位を指で摘み、図3(b)に示すように覆い部12を左右に広げる。この操作を行うと、図3(b)に示すように、両パネル21,22におけるP2とP3を結ぶ直線LF(図3(a)参照)又はその近傍の位置を折りの起点として、両パネル21,22のうち、直線LFよりも上側に位置する部位16(以下、この部位を庇部16という)が、マスク10の内側(着用者の顔面側)に次第に倒伏してくる。それによってマスク10における覆い部12がカップ形状に変形する。なお庇部16は、先に説明した凸状フラップ15の全域を含んでいる。 【0023】 図3(c)に示すように、覆い部12を左右に広げる操作を更に進めると、各パネル21,22における庇部16の倒伏が一層進み、庇部16が水平に近づいていく。このようにしてマスク10の装着形態が完成する。 【0024】 図4(a)及び(b)には、本実施形態のマスク10を着用者に装着させた状態が示されている。同図に示すように、各パネル21,22における庇部16の倒伏に起因して、マスク10の上部の中央に略V字形の切り込み部17が形成される。この切り込み部17は、各パネル21,22の凸状フラップ15における第1のスロープ15bによって画定されるものである。マスク10の着用状態において切り込み部17の最深部、換言すればP1は、着用者の鼻梁上に位置している。各第1のスロープ15bは着用者の鼻梁から小鼻に沿って位置している。更に凸状フラップ15おける第2のスロープ15cは、着用者の頬骨にそって位置している。この着用状態から明らかなように、本実施形態のマスク10においては、倒伏して略水平状に張り出した庇部16の先端に位置する凸状フラップ15が、着用者の鼻から頬にわたっての部分に密着する。それによってマスク10と着用者の顔面との間に隙間が生じづらくなっている。この結果、塵や花粉などの異物の流入を効果的に阻止することができる。また着用者がメガネをかけている場合、呼気によってメガネが曇ることが効果的に防止される。 【0025】 特筆すべきは、凸状フラップ15は、面でもって着用者の顔面に密着していると言うよりはむしろ、該凸状フラップ15における第1のスロープ15b及び第2のスロープ15c、或いはそれに加えてその近傍の部位が、線でもって着用者の顔面に接しているということである。特に、第1のスロープ15bは、凹凸の激しい鼻部形状に対して、その形状に沿って密着しやすくなる。このような当接の仕方をしていることによって、意外にも、面でもって着用者の顔面に当接している場合に比較して、マスクと顔面の密着性が高まることが本発明者らの検討の結果判明した。 【0026】 更に特筆すべき点は、覆い部12を左右に広げる角度を過度に大きくしなくても、庇部16が十分に倒伏するという点である。例えば図4(b)に示すように、本実施形態のマスクにおいては、両パネル21,22のなす角度θが約90度で庇部16が十分に倒伏する。従来のマスク、例えば特許文献1に記載のマスクにおいても、覆い部を左右に広げれば、マスクの上部が倒伏する傾向にある。しかし、マスクの上部を十分に倒伏させるために要する角度は、通常の装着状態での角度を超えたものになってしまう。従って、特許文献1に記載のマスクは、通常の装着状態ではマスクの上部がほとんど倒伏しない。それ故、同文献に記載のマスクの上部に、本実施形態のマスク10が備えているような凸状フラップを設けることはできない。その理由は、仮に特許文献1の記載のマスクの上部に凸状フラップを設けると、該マスクの上部が倒伏しないことに起因して、鼻部分との間にすき間が生じるとともに、場合によっては、凸状フラップの頂部又はその近傍の部位が、着用者の目のすぐ近くに位置することになり、該頂部が目に入ってしまうのでないかとの不安感を着用者にいだかせるからである。 【0027】 凸状フラップ15を線でもって着用者の顔面に効果的に当接させるためには、第1のスロープ15b及び第2のスロープ15cの長さ及び傾斜の度合いを適宜調整すればよい。 【0028】 各スロープ15b,15cの傾斜の度合いは、図5に示すように、頂点15aから直線LPにおろした垂線と直線LPとの交点をP8とすると、〔15aとP8との距離〕/〔P1とP8との距離〕、〔15aとP8との距離〕/〔P2とP8との距離〕で表すことができる。〔15aとP8との距離〕/〔P1とP8との距離〕は、0.2〜0.7、特に0.25〜0.65であることが好ましい。〔15aとP8との距離〕/〔P2とP8との距離〕は、0.1〜0.5、特に0.15〜0.45であることが好ましい。 【0029】 直線LPの長さ、即ちP1とP2との距離は、45〜85mm、特に55〜75mmであることが好ましい。頂点15aの高さ、即ち15aとP8との距離は、3〜20mm、特に5〜15mmであることが好ましい。更に、頂点15aの位置は、直線LPの中点よりもP1寄りに偏倚していることが好適であることは先に述べた通りであるところ、その偏倚の程度は、〔P1とP8との距離〕/〔P1とP2との距離〕で表して0.1〜0.5、特に0.25〜0.4であることが好ましい。 【0030】 比較的小さな角度で覆い部12を広げるだけで凸状フラップ15を含む庇部16を効果的に倒伏させるためには、先に述べたP2とP3の位置関係も重要である。つまり、先に述べた通り、P3は、P2を通る水平線LH1よりも上側に位置している。P2とP3がこのような位置関係になっていることで、庇部16が倒伏しやすくなる。この場合、P2とP3を結ぶ直線LFと、P2を通る水平線LH1とのなす角θ1(図3(a)参照)を0度超で且つ50度以下とすることが好ましく、5度以上35度以下とすることが更に好ましい。角θ1が前記範囲にあることで、覆い部12を広げたときに庇部16が十分に倒伏する。 【0031】 更に、P2とP3を結ぶ直線LFと、P1とP3を結ぶ直線とのなす角θ2(図3(a)参照)を45〜80度とすることが好ましく、50〜65度とすることが更に好ましい。角θ2が前記範囲にあることで、覆い部12を十分な角度まで広げやすくなり、また覆い部12を広げたときに庇部16が十分に倒伏する。 【0032】 角θ1及び角θ2に関しては、両者の差θ2−θ1が、20〜55度であることが好ましく、30〜50度であることが更に好ましい。θ2−θ1が前記範囲にあることで、覆い部12を広げたときに庇部16が十分に倒伏する。またマスクによって着用者の視界がさえぎられにくくなる。なお、θ2−θ1はP1とP3を結ぶ直線とP3を通る水平線とのなす角に対応する。 【0033】 庇部16を効果的に倒伏させるためには、第1接合線31に沿う部位と、折曲線Xに沿う部位とで固さを異ならせることも有効である。例えば、第1接合線31に沿う部位の曲げ剛性を、折曲線Xに沿う部位の曲げ剛性と異ならせることができる。具体的には、第1接合線31に沿う部位の曲げ剛性を、折曲線Xに沿う部位の曲げ剛性よりも高くすることができる。これによって第1接合線31と折曲線Xとの交点付近が折曲の起点となりやすくなり、覆い部12を左右に広げるだけの簡単な操作で庇部16が容易に倒伏しやすくなる。第1接合線31に沿う部位の曲げ剛性を高めるには、例えばパネル21,22が熱融着性繊維を含む繊維シートで構成されている場合には、第1接合線31をヒートシールなどの溶着によって形成して繊維を半フィルム化又はフィルム化すればよい。それによって第1接合線21に沿う部位が、折曲線Xに沿う部位よりも固くなり曲げ剛性が高くなる。 【0034】 図4(a)に示すように、着用者の鼻の周囲とは異なり、着用者の顎の周囲においては、覆い部12は面でもって着用者の顔面と密着当接している。この理由は、顎の周囲に関しては、線でもって覆い部12が当接するよりも、面でもって当接する方が、密着性が良好になることが本発明者らの検討の結果判明したからである。この観点から、マスク10の水平方向に関し、図1に示すように、パネル21,22の下端位置P7、つまり第2接合線32の下端部は、第1接合線31上端位置P1よりも耳掛け部13側に位置していることが好ましい。 【0035】 覆い部12の下側を着用者の顎の周囲に面でもって当接させるためには、先に述べたP5とP6の位置関係も重要である。つまり、先に述べた通り、P6は、P5を通る水平線LH2よりも上側に位置していることが好ましい。このようにすることで、マスク10が面でもって着用者の顎の周囲に一層当接しやすくなる。 【0036】 覆い部12の下側を着用者の顎の周囲に面でもって当接させるためには、第2接合線32に沿う部位と、折曲線Xに沿う部位とで固さを異ならせることも有効である。例えば第2接合線32に沿う部位の曲げ剛性を、折曲線Xに沿う部位の曲げ剛性より高くすることができる。これによって第2接合線32と折曲線Xとの交点付近が折曲の起点となりやすくなり、覆い部12を左右に広げるだけの簡単な操作で、覆い部12の下側が着用者の顎の周囲に面でもって密着しやすくなる。 【0037】 マスク10における覆い部12をカップ形状となして該覆い部12と着用者の顔面との間に十分な空間を形成し、且つそれと同時に着用者の視界がカップ形状の覆い部12で妨げられないようにするためには、図1に示すように、各パネル21,22の幅W及び折曲線Xの長さLの値が重要である。具体的には、各パネル21,22の幅Wは55〜100mm、特に60〜80mmであることが好ましい。折曲線Xの長さLは10〜100mm、特に30〜80mmであることが好ましい。 【0038】 次に、本発明の第2の実施形態を、図6を参照しながら説明する。本実施形態に関し特に説明しない点については、先に述べた実施形態に関する説明が適宜適用される。また図6において図2ないし図5と同じ部材に同じ符号を付してある。 【0039】 本実施形態のマスクが、先に述べた実施形態のマスクと異なる点は、先に述べた実施形態における覆い部が一枚のシート材を縦に二つ折りして形成されているのに対し、本実施形態においては2枚の別個のパネルを接合することで覆い部を形成している点にある。詳細には、図6に示すように本実施形態のマスク10においては、略同一形状の第1パネル21及び第2パネル22を、互いの輪郭が一致するように重ね、両パネルの内側縁に沿う接合線によって両パネルを接合して覆い部12が形成されている。各パネル21,22の外側縁からは耳掛け部13がそれぞれ延出している。 【0040】 前記の接合線は、図6に示すように、第1接合線31、第2接合線32及び第3接合線33からなる。第1接合線31は、パネル21,22の上部の位置において、耳掛け部13の方向へ斜め上方向に延びている。第1接合線31の上端をP1と定義する。第2接合線32はパネル21,22の下部の位置において、耳掛け部13の方向へ斜め下方に延びている。第2接合線32の下端をP7と定義する。第3接合線33は、第1接合線31と第2接合線32の間に位置し、マスク10の縦方向に延びている。第3接合線33は、第1接合線31及び第2接合線32と交差している。それによって、両パネルの内側縁に沿って一本の連続した接合線が形成される。 【0041】 各接合線31,32,33は何れも曲線からなる。各接合線31,32,33の曲率は互いに相違している。曲率の大小関係に関し、第2接合線32の曲率が一番小さく、第1接合線31及び第3接合線33の曲率は、第2接合線32の曲率よりも大きいことが好ましい。第1接合線31の曲率と第3接合線33の曲率との間には特に大小関係はない。 【0042】 第1接合線31と第3接合線33の交点の位置をP4としたとき、P4はP2を通る水平線LH1よりも上側に位置している。P4は、図2及び図1に示す実施形態のマスクにおけるP3に相当する位置である。P4とP2の位置関係がこのようになっていることで、覆い部を左右に広げたときに庇部16が倒伏しやすくなる。なお本実施形態における庇部16とは、両パネル21,22のうち、P2とP4を結ぶ直線よりも上側に位置する部位のことである。 【0043】 本実施形態においては、P2とP4を結ぶ直線LFと、P2を通る水平線LH1とのなす角θ1を0度超で且つ50度以下とすることが好ましく、5度以上35度以下とすることが更に好ましい。角θ1が前記範囲にあることで、覆い部12を広げたときに庇部16が十分に倒伏する。 【0044】 更に、P2とP4を結ぶ直線と、P1とP4を結ぶ直線とのなす角θ2を45〜80度とすることが好ましく、50〜65度とすることが一層好ましい。角θ2が前記範囲にあることで、覆い部12を十分な角度まで広げやすく、また覆い部12を広げたときに庇部16が十分に倒伏する。 【0045】 角θ1及び角θ2に関しては、両者の差θ2−θ1が、20〜55度であることが好ましく、30〜50度であることが更に好ましい。θ2−θ1が前記範囲にあることで、覆い部12を広げたときに庇部16が十分に倒伏する。またマスクによって着用者の視界がさえぎられにくくなる。θ2−θ1はP1とP4を結ぶ直線とP4を通る水平線とのなす角に対応する。 【0046】 なお、本実施形態のマスク10においては、図2及び図1に示す実施形態のマスクと異なり、折曲線Xが存在していない。従って水平線LH1及びLH2を折曲線Xとの関係によって定義することができない。そこで本実施形態においては、各パネル21,22と耳掛け部13とを接合する接合部14の延びる方向と直交する方向を水平方向と定義する。 【0047】 本実施形態のマスク10においては、第2接合線32と第3接合線33との交点の位置をP9としたとき、P9は、P5を通る水平線LH2よりも上側に位置している。P9は、図2及び図1に示す実施形態のマスクにおけるP6に相当する位置である。P9とP5の位置関係がこのようになっていることで、マスク10を着用者の顎の周囲に面でもって当接させることが容易になる。 【0048】 第1接合線31ないし第3接合線33は何れもヒートシールなどの溶着によって形成されている。各接合線31,32,33は、それらの溶着シールの程度が異なっている。それによって各接合線31,32,33の固さが異なっている。具体的には、図6に示すように、第1接合線31は第3接合線33よりも幅広となるように溶着されて形成されている。このことによって、覆い部12に形成された接合線に沿う部位のうち、P4よりも上側の部位、即ち第1接合線31に沿う部位が、P4よりも下側の部位、即ち第3接合線33に沿う部位よりも固くなっている。つまり、第1接合線31に沿う部位の曲げ剛性が、第3接合線33に沿う部位の曲げ剛性よりも高くなっている。これによって第1接合線31と第3接合線33との交点付近が折曲の起点となりやすくなり、覆い部12を左右に広げるだけの簡単な操作で庇部16が容易に倒伏しやすくなる。 【0049】 図6に示すように、第2接合線32は第3接合線33よりも幅広となるようにヒートシールされて形成されている。このことによって、覆い部12に形成された接合線に沿う部位のうち、P9よりも下側の部位、即ち第2接合線32に沿う部位が、P9よりも上側の部位、即ち第3接合線33に沿う部位よりも固くなっている。つまり、第2接合線32に沿う部位の曲げ剛性が、第3接合線33に沿う部位の曲げ剛性よりも高くなっている。これによって第2接合線32と第3接合線33との交点付近が折曲の起点となりやすくなり、覆い部12を左右に広げるだけの簡単な操作で、覆い部の下側が着用者の顎の周囲に面でもって密着しやすくなる。 【0050】 先に説明した図2及び図1に示す実施形態のマスク10における寸法W及びLに関し、それらW及びLに対応する本実施形態の寸法は、幅Wに関しては、パネル21,22の最幅広部における幅をいい、長さLに関しては、P4とP9との間の距離、即ち、第3接合線33の上下端間の距離をいう。 【0051】 以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば図2及び図1に示す実施形態においては、二本の接合線31,32、即ち折曲線Xの上端において該折曲線Xと交差する第1接合線31、及び折曲線Xの下端において該折曲線Xと交差する第2接合線32が形成されていたが、これに代えて折曲線Xの上端において該折曲線Xと交差する第1接合線31の一本のみを形成してもよい。図6に示す実施形態に関しても同様であり、第1接合線31と第3接合線33のみを形成し、第2接合線32は形成しなくてもよい。 【0052】 また、図1及び図2に示す実施形態においては、P6は、P5を通る水平線LH2よりも上側に位置しているが、これとは逆にP6はP5を通る水平線LH2よりも下側に位置していてもよい。図6に示す実施形態に関しても同様であり、P9はP5を通る水平線LH2よりも下側に位置していてもよい。 【0053】 また図6に示す実施形態においては第1パネル21及び第2パネル22を接合する接合線は、何れも曲線からなる第1接合線31、第2接合線32、第3接合線33から構成されていたが、これに代えて、少なくとも一つの曲線と少なくとも一つの直線を含む接合線や、向きの異なる少なくとも二つの直線を含む接合線であってもよい。例えば、第1接合線31を直線とし、第3接合線33を曲線とし、第2接合線32を直線又は曲線とすることができる。或いは、第1接合線31及び第3接合線33の双方を直線とし、第2接合線32を直線又は曲線とすることもできる。 【0054】 また図6に示す実施形態では、各接合線31,32,33を形成するための溶着シールの幅を異ならせることで、それらの固さを異ならせていたが、これに代えて、ヒートシールなどの溶着によってフィルム化の程度を異ならせることで、各接合線31,32,33の固さを異ならせてもよい。 【0055】 更に図6に示す実施形態では、第1接合線31の幅が第3接合線33の幅よりも広くなっているが、これとは逆に、第1接合線31の幅を第3接合線33の幅よりも狭くしてもよい。このような場合であっても、第1接合線31と第3接合線33との交点付近が起点となり庇部16が首尾良く倒伏する。第2接合線32と第3接合線33の関係についても同様である。 【0056】 また、前記の各実施形態においては、第1パネル21及び第2パネル22に凸状フラップ15が形成されていたが、これに代えて図7に示すように凸状フラップを設けなくてもよい。図7に示すマスク10は、図1に示すマスクにおいて凸状フラップを設けていない実施形態に相当するものである。これ以外の点については、図1に示すマスクと同様の構成になっており、図1に示すマスクに関する説明が本実施形態にも適用される。要点のみを説明すると、図7に示すマスク10は、一枚のシート材を折曲線Xに沿って縦に二つ折りして左右対称に形成された第1パネル21及び第2パネル21を有している。マスク10は、折曲線Xと交差する二本の接合線、即ち第1接合線31及び第2接合線32によって両パネル21,22の一部が接合されてなる覆い部を備える。更にマスク10は、各パネル21,22の外側縁からそれぞれ延出した一対の耳掛け部13を備える。折曲線Xと第1接合線31との交点の位置をP3とし、各パネル21,22と各耳かけ部13との連接部との上端位置をP2としたとき、P3は、P2を通る水平線LH1よりも上側に位置している。第1接合線31の上端P1とP2との間は直線になっている。この直線LPは、P1からP2に向かって下方に傾斜している。 【0057】 更に、本発明は、図8及び図9に示す実施形態のマスク10も包含する。本実施形態のマスク10は、図1に示すマスクの変形例である。本実施形態のマスク10においては、第1パネル21及び第2パネル22の形状は、図1に示すマスクと同様になっている。本実施形態のマスク10が、図1に示すマスクと相違する点は、折曲線X並びに第1接合線31及び第2接合線32の位置である。 【0058】 詳細には、図8に示すように、折曲線Xは耳掛け部13の方向に向けて斜め上方に延びる直線から構成されている。折曲線Xはその下端において第1接合線31と交差している。第1接合線31はマスクの縦方向に延びる直線から構成されている。第1接合線31は、その下端において第2接合線32と交差している。第2接合線32は、耳掛け部13の方向に向けて、斜め下方に延びる、若干下向きの凸になっている緩やかな曲線から構成されている。これら折曲線X並びに第1接合線31及び第2接合線32によって両パネル21,22が接合されていることで、マスク10には覆い部12が形成される。なお、本実施形態においては第1接合線は直線になっているが、これに代えて第1接合線を曲線から構成してもよい。また第2接合線は曲線になっているが、これに代えて第1接合線を直線から構成してもよい。 【0059】 図9に示すように、折曲線Xの上端の位置がP1で表されている。一方、第2接合線32の下端の位置がP7で表されている。また、各パネル21,22と耳掛け部13との連設部、即ちマスク10の縦方向に延びている接合部14において、その上端位置がP2で表されている。そして、折曲線Xの上端P1とP2とを結ぶ直線(図示せず)を考えた場合、各パネル21,22は該直線を越えて突出する凸状フラップ15を有している。凸状フラップ15の形状は、図1に示す実施形態のマスクと同様である。 【0060】 折曲線Xと第1接合線31との交点の位置をP3とすると、P3は、P2を通る水平線(図示せず)よりも上側に位置している。また各パネル21,22と各耳掛け部13との連設部との下端位置をP5とし、第1接合線31と第2接合線32との交点の位置をP6とすると、P6は、P5を通る水平線(図示せず)よりも上側に位置している。この水平線は、直線である第1接合線31に直交するように引かれた線である。 【0061】 本実施形態のマスク10において、上述の説明以外の構成に関しては、図1に示すマスクに関する説明が適宜適用される。また図8及び図9において、図1ないし図5と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略してある。そして、本実施形態のマスクによれば、図1に示すマスクと同様の効果が奏される。 【図面の簡単な説明】 【0062】 【図1】図1は、本発明のマスクの一実施形態を二つに折り畳んだ状態を示す平面図である。 【図2】図2は、図1に示すマスクの組立前の展開図である。 【図3】図3(a)ないし(c)は、図2及び図1に示すマスクを装着形態にするまでの手順を示す説明図である。 【図4】図4(a)及び(b)は、図2及び図1に示すマスクを着用者に装着させた状態を示す説明図である。 【図5】図5は、凸状フラップの要部拡大図である。 【図6】図6は、本発明のマスクの他の実施形態を表す図であって、マスクを二つに折り畳んだ状態を示す平面図(図1相当図)である。 【図7】図7は、本発明のマスクの他の実施形態を表す図であって、マスクを二つに折り畳んだ状態を示す平面図(図1相当図)である。 【図8】図8は、本発明のマスクの更に他の実施形態を示す斜視図(図4(a)相当図)である。 【図9】図9は、図8に示すマスクの組立前の展開図である。 【符号の説明】 【0063】 10 マスク 11 シート材 12 覆い部 13 耳掛け部 14 接合部 15 凸状フラップ 15a 頂点 15b 第1のスロープ 15c 第2のスロープ 16 庇部 21 第1パネル 22 第2パネル 31 第1接合線 32 第2接合線 33 第3接合線
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000918 【氏名又は名称】花王株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月20日(2006.6.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076532 【弁理士】 【氏名又は名称】羽鳥 修
【識別番号】100101292 【弁理士】 【氏名又は名称】松嶋 善之
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| 【公開番号】 |
特開2008−191(P2008−191A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−170056(P2006−170056) |
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