| 【発明の名称】 |
美容機器 |
| 【発明者】 |
【氏名】滝口 清昭
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| 【要約】 |
【課題】皮膚バリア機能の再生促進効果をより簡易に維持できるようにする。
【構成】人体の皮膚面に生体適合性微粒子を介して近接される第1の導体と、人体の局部が接触される第2の導体と、上記第1の導体を介して上記生体適合性微粒子にプラスの電荷を印加するともに、上記第2の導体を触れた人体にその第2の導体を介してマイナスの電荷を印加する印加手段とを設け、印加手段が、第2の導体と、該第2の導体を触れた人体を経由して、上記第1の導体との間に生じる電位差により、上記プラスの電荷の印加により陽極に帯電させた生体適合性微粒子を、上記マイナスの電荷の印加により陰極に帯電させた人体の皮膚面に電着させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 人体の皮膚面に生体適合性微粒子を介して近接される第1の導体と、 人体の局部が接触される第2の導体と、 上記第1の導体を介して上記生体適合性微粒子にプラスの電荷を印加するともに、上記第2の導体を触れた人体にその第2の導体を介してマイナスの電荷を印加する印加手段と を具え、 上記印加手段は、 上記第2の導体と、該第2の導体を触れた人体を経由して、上記第1の導体との間に生じる電位差により、上記プラスの電荷の印加により陽極に帯電させた生体適合性微粒子を、上記マイナスの電荷の印加により陰極に帯電させた人体の皮膚面に電着させる ことを特徴とする美容機器。 【請求項2】 上記生体適合性微粒子は、絹微粒子である ことを特徴とする請求項1に記載の美容機器。 【請求項3】 上記第1の導体は、シート状でなり、上記生体適合性微粒子が充填された化粧用パフ部のうち、人体の皮膚面に塗布される面に対向する側に設けられ、 上記第2の導体は、シート状でなり、上記塗布面に対向する側に、指が接触される接触面として、上記第1の導体と所定の距離を隔てて設けられた ことを特徴とする請求項1に記載の美容機器。 【請求項4】 上記第1の導体は、上記生体適合性微粒子を含む液体が入れられた缶から、該液体を外部に噴出するまでの噴出経路に設けられ、 上記第2の導体は、上記缶でなり、 上記印加手段は、 上記第2の導体と、上記缶から上記人体に噴出された生体適合性微粒子及び該第2の導体を触れた人体を経由して、上記第1の導体との間に生じる電位差により、上記プラスの電荷の印加により陽極に帯電させた生体適合性微粒子を、上記マイナスの電荷の印加により陰極に帯電させた人体の皮膚面に電着させる ことを特徴とする請求項1に記載の美容機器。 【請求項5】 上記第1の導体は、上記生体適合性微粒子を含む液体が入れられた缶でなり、 上記第2の導体は、上記缶の周囲に絶縁部材を介して、手で把持される把持部として設けられ、 上記印加手段は、 上記第2の導体と、上記缶から上記人体に噴出された生体適合性微粒子及び該第2の導体を触れた人体を経由して、上記第1の導体との間に生じる電位差により、上記プラスの電荷の印加により陽極に帯電させた生体適合性微粒子を、上記マイナスの電荷の印加により陰極に帯電させた人体の皮膚面に電着させる ことを特徴とする請求項1に記載の美容機器。 【請求項6】 上記第1の導体は、シート状でなり、上記生体適合性微粒子を含む液体が入れられる浴槽の底面であって、該浴槽の内壁と外壁との間に敷設され、 上記第2の導体は、上記浴槽の一部に設けられ、 上記印加手段は、 上記浴槽に対して液体とともに入れられた上記生体適合性微粒子に上記第1の導体を介してプラスの電荷を印加するともに、上記第2の導体を触れた人体にその第2の導体を介してマイナスの電荷を印加する ことを特徴とする請求項1に記載の美容機器。 【請求項7】 美容機器を用いて人体の皮膚面に生体適合性粒子を付着させる生体適合性粒子付着方法であって、 上記美容機器のうち、上記皮膚面に近接される部分として設けられた第1の導体にプラスの電荷を印加するとともに、上記人体の局部が接触される部分として設けられた第2の導体にマイナスの電荷を印加し、 上記第2の導体と、上記第2の導体を触れることによりその第2の導体を介して印加される上記マイナスの電荷により陰極に帯電する人体を経由して、上記第1の導体との間に生じる電位差により、上記第1の導体と上記皮膚面との間におかれ、該第1の導体を介して印加される上記プラスの電荷により陽極に帯電する生体適合性微粒子を、上記皮膚面に電着させる ことを特徴とする生体適合性粒子付着方法。 【請求項8】 美容機器を用いて人体の皮膚面に付着される生体適合性粒子であって、 上記美容機器に設けられた第1の電極により陽極に帯電させられ、 上記美容機器に設けられた第2の電極により陰極に帯電する人体の皮膚面に電着される ことを特徴とする生体適合性粒子。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は美容機器に関し、人の皮膚バリア機能の再生を促進する場合に適用して好適なものである。 【背景技術】 【0002】 近年、外部から皮膚表面にマイナスの電場を負荷すると、角層のバリア機能の再生が促進されることが分かっており、皮膚表面に対して陽電極及び陰電極を当接して電場を負荷するようにした装置が提案されている(特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2002−291909号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかし、人体は、帯電列の観点から見れば、プラス側にあることから、皮膚バリア機能の再生促進効果を維持するためには、かかる装置における陽電極及び陰電極を当接して電場を負荷した状態でなければならないということになる。これでは、皮膚バリア機能の再生促進効果を維持しながら生活をおくることは困難となる。 【0004】 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、皮膚バリア機能の再生促進効果をより簡易に維持させ得る美容機器及び生体適合性粒子付着方法、並びに生体適合性粒子を付着させるための生体適合性微粒子を提案しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 かかる課題を解決するため本発明は、美容機器であって、人体の皮膚面に生体適合性微粒子を介して近接される第1の導体と、人体の局部が接触される第2の導体と、上記第1の導体を介して上記生体適合性微粒子にプラスの電荷を印加するともに、上記第2の導体を触れた人体にその第2の導体を介してマイナスの電荷を印加する印加手段とを設け、印加手段が、第2の導体と、該第2の導体を触れた人体を経由して、上記第1の導体との間に生じる電位差により、上記プラスの電荷の印加により陽極に帯電させた生体適合性微粒子を、上記マイナスの電荷の印加により陰極に帯電させた人体の皮膚面に電着させるようにした。 【0006】 したがってこの美容機器では、電着により、単に生体適合性微粒子を皮膚面に塗布する場合に比して皮膚面に対して生体適合性微粒子を強くかつ深く結びかせるので、普通に生活をおくっていても陰極性の皮膚面を保持させておくことができる。 【0007】 また本発明は、美容機器を用いて人体の皮膚面に生体適合性粒子を付着させる生体適合性粒子付着方法であって、美容機器のうち、皮膚面に近接される部分として設けられた第1の導体にプラスの電荷を印加するとともに、人体の局部が接触される部分として設けられた第2の導体にマイナスの電荷を印加し、第2の導体と、第2の導体を触れることによりその第2の導体を介して印加されるマイナスの電荷により陰極に帯電する人体を経由して、第1の導体との間に生じる電位差により、第1の導体と皮膚面との間におかれ、該第1の導体を介して印加されるプラスの電荷により陽極に帯電する生体適合性微粒子を、皮膚面に電着させるようにした。 【0008】 したがってこの生体適合性粒子付着方法では、電着により、単に生体適合性微粒子を皮膚面に塗布する場合に比して皮膚面に対して生体適合性微粒子を強くかつ深く結びかせるので、普通に生活をおくっていても陰極性の皮膚面を保持させておくことができる。 【0009】 さらに本発明は、美容機器に設けられた第1の電極により陽極に帯電させられ、美容機器に設けられた第2の電極により陰極に帯電する人体の皮膚面に電着される生体適合性粒子を、人体の皮膚面に付着用とした。 【0010】 したがってこの絹微粒子を陽極に帯電させ、陰極に帯電する人体の皮膚面に電着されれば、当該電着により、単に生体適合性微粒子を皮膚面に塗布する場合に比して皮膚面に対して生体適合性微粒子を強くかつ深く結びかせるので、普通に生活をおくっていても陰極性の皮膚面を保持させておくことができる。 【発明の効果】 【0011】 以上のように本発明によれば、電着によって皮膚面に対して生体適合性微粒子を強くかつ深く結びかせて、普通に生活をおくっていても陰極性の皮膚面を保持させておくようにしたことで、皮膚バリア機能の再生促進効果をより簡易に維持させ得る美容機器及び生体適合性粒子付着方法、並びに生体適合性粒子を付着させるための生体適合性微粒子を実現できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下図面について本発明の一実施の形態を詳述する。 【0013】 (1)第1の実施の形態 (1−1)化粧用パフの構成 図1において、第1の実施の形態による美容機器として、化粧用パフ1を示す。この化粧用パフ1は、化粧用パフ部2と、把持部3と、シート状に形成された第1の電極E1及び第2の電極E2と、これら電極E1及びE2間に設けられた電池BTとによって構成される。 【0014】 この化粧用パフ部2はスポンジでなり、絹微粒子が充填されている。この化粧用パフ部2の表面うち、人体の皮膚面に塗布される面(以下、これを塗布面と呼ぶ)2Aの対向面には、第1の電極E1が接合されている。 【0015】 一方、把持部3は、化粧用パフ部2に対して第1の電極E1と所定距離だけ離間させた状態で固定される第2の電極E2の一面を、指が当接される面(以下、これを指当接面と呼ぶ)3Aとし、該指当接面3Aに、ゴムバンド3Bの両端を所定位置に固着して形成される。 【0016】 把持部3は、このゴムバンド3Bによって指を指当接面3Aに支持することで、化粧用パフ部2の塗布面2Aを他の指でつかませることなくこの化粧用パフ1を持たせ得るようになされている。 【0017】 (1−2)動作及び効果 以上の構成において、化粧用パフ部2には、電池BTから第1の電極E1を介してプラスの電荷が印加されており、これにより化粧用パフ部2に充填された絹微粒子がプラスに帯電する(陽極性となる)。 【0018】 指当接面3Aとゴムバンド3Bとの間に指を挿入させた場合、その指は、第2の電極E2に直接触れることで、該指には、この第2の電極E2を介して電池BTからマイナスの電荷が印加され、これにより人体表面周囲における皮膚面がマイナスに帯電することとなる。 【0019】 ここで、例えば図2に示すように、人体が化粧用パフ部2の塗布面2Aを皮膚に近づけると、マイナスの電荷が印加されている第2の電極E2と、プラスの電荷が印加されている第1の電極E1と間には人体を経由して電位差PGが生じる。 【0020】 そうすると、化粧用パフ部2に充填される陽極性の絹微粒子は、静電作用により、例えば図3に示すように、一方向に向きを揃った状態(配向した状態)で、人体の皮膚面に引き寄せられるようにして化粧用パフ部2から送り出され、該皮膚面に電着する。 【0021】 この結果、人体の皮膚面のうち、陽極性の絹微粒子が電着された部位では、普通に生活をおくっていても陰極性に保持され、角層におけるバリア機能の再生が促進されることとなる。 【0022】 このようにこの化粧用パフ1は、陰電極(第2の電極E2)と、陽電極(第1の電極E1)と間に、該第2の電極E2を触れる人体を介して電位差を生じさせ、当該電位差により、その人体の皮膚面に、陽電極により陽極に帯電させた化粧用パフ部2における絹微粒子を配向させて電着させるようになされている。 【0023】 この電着によって絹微粒子が皮膚面に対して強くかつ深く結びつくことで皮膚面が陰極性に保持されるため、皮膚面に絹微粒子を単に付着(塗布)する場合と比べてみても、皮膚面における陰極性の持続性を向上させることができる。また、一般に化粧料が付着(塗布)され難いしわや、毛穴の密集部位、あるいは肌荒部位等であっても、その他の部位と同じように絹微粒子を皮膚面に対して強くかつ深く結びつけることができる。 【0024】 さらに、皮膚面に対して絹微粒子を配向させて(一方向に向きを揃えさせて)結び着けているので、単に絹微粒子を付着させる場合に比して、絹微粒子の散乱効果による肌の透明感を、より一段と効果的に発揮させることが可能となる。 【0025】 さらに、皮膚面に絹微粒子が電着されているときには、該絹微粒子と同極性となる花粉やハウスダストを静電的に弾くことも可能となる。 【0026】 (1−3)変形例 なお上述の第1の実施の形態においては、化粧用パフ部2として、絹微粒子が充填されたスポンジを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、絹微粒子又は化粧料と絹微粒子が充填された袋の外側面(人の肌に当接される面)に、シート状のスポンジ又は植毛シートを設け、所定の穿設孔を介して袋内の充填対象を、シート状のスポンジ又は植毛シートを介して排出可能としたものを適用してもよい。 【0027】 また充填対象として、上述の第1の実施の形態では、絹微粒子を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、絹微粒子と化粧料との混合物を適用するようにしてもよく、また、生体適合性を有するものであれば、絹微粒子に代えて、この他種々の粒子を適用することができる。 【0028】 また上述の第1の実施の形態においては、把持部3として、指当接面3Aに、ゴムバンド3Bの両端を固着して形成したものを適用したが、本発明はこれに限らず、例えば、当接面3Aに凸状のつまみ部を固着して形成したものを適用してもよく、あるいは、当接面3Aに指をかたどった挿入口を固着して形成したものを適用するようにしてもよい。 【0029】 さらに上述の第1の実施の形態においては、電池電圧を電位差発生源とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該電池BTに代えて、AC−DCコンバータ及び降圧レギュレータを設け、商用電源からAC−DCコンバータ及び降圧レギュレータを介して得られる電圧を蓄電する構成とし、該蓄電された電圧を、電位差発生源とするようにしてもよい。 【0030】 また指面側電極E1及び塗布面電極E1の接合態様として、シート状のものを対応する指当接面3A、化粧用パフ部2に面接合するようにしたが、この他種々の電極形状及び接合態様を採用することができる。ただし、肌に対する絹微粒子の電着効率を向上させるといった観点からみれば、指当接面3A又は化粧用パフ部2に対する面接合の面積を大きく確保し得る接合態様が好ましい。 【0031】 (2)第2の実施の形態 (2−1)化粧用スプレー缶の構成 図4において、第2の実施の形態による美容機器として、化粧用スプレー缶11を示す。この化粧用スプレー缶11は、導体でなる缶体(以下、これを導体缶と呼ぶ)12と、導体缶12に挿通された絶縁性でなる押圧式の噴出機構13と、噴出機構13の噴出経路の出口に連結された絶縁性でなるノズル14と、そのノズル14の噴出口に設けられた円環状の電極E10と、この電極E10及び導体缶12間に設けられた電池BTとによって構成される。この導体缶12には、絹微粒子を含む液体が充填されている。 【0032】 ちなみに、この図4の例では、電池BTがこの化粧用スプレー缶11の外側にあるが、実際には、例えばノズル14の外周に備え付ける等といったように、化粧用スプレー缶11の所定位置に搭載される。 【0033】 (2−2)動作及び効果 以上の構成において、導体缶12を把持した場合、人体の手が導体缶12に直接触れることで、該手には電池BTからマイナスの電荷が印加され、これにより人体表面周囲における皮膚面がマイナスに帯電することとなる。 【0034】 ここで、例えば図5に示すように、ノズル14の噴出口を人体の皮膚面にむけた状態で噴出機構13を押圧すると、液体に含まれた絹微粒子は、ノズル14の先端において、その噴出口に設けられた電極E10によりプラスの電荷が印加され、プラスに帯電した状態(陽極性の状態)で噴出される。 【0035】 そうすると、マイナスの電荷が印加されている導体缶12と、プラスの電荷が印加されている円環状の電極E10との間には、陽極性の状態で噴出された絹微粒子及び人体を経由して電位差PGが生じる。このとき、ノズル14から噴出された陽極性の絹微粒子は、静電作用により、一方向に向きを揃って(配向して)人体の皮膚面に引き寄せられ、該皮膚面に電着する。 【0036】 このようにこの化粧用スプレー缶11は、陰電極(導体缶12)と、陽電極(電極E10)と間に、該陰電極(導体缶12)を触れる人体及び陽電極により陽極に帯電させた状態で噴出された絹微粒子を介して電位差を生じさせ、当該電位差により、陽極の絹微粒子を配向させて電着させるようになされている。 【0037】 (2−3)変形例 上述の第2の実施の形態においては、電極E10を、ノズル14の噴出口(先端)に設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、噴出機構13のうち、絹微粒子が含まれる液体の経路上に設けるようにしてもよい。要は、導体缶12から、液体を外部に噴出するまでの経路上に設けられていればよい。 【0038】 また、上述の第2の実施の形態においては、化粧用スプレー缶11として、図4に示した構成のものを適用したが、本発明はこれに限らず、例えば図4との対応部分に同一符号を付して示す図6のように、電極としての導体部材15を、導体缶12の外周に、絶縁部材16を介して設け、該導体缶12にプラスの電荷を印加するとともに、導体部材15にマイナスの電荷を印加するようにしてもよい。このようにしても上述の実施の形態の場合と同様の動作及び効果を得ることができる。 【0039】 さらに、上述の第2の実施の形態においては、絹微粒子を含む液体を導体缶12に充填するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、絹微粒子と化粧料との混合物を導体缶12に充填するようにしてもよく、また、生体適合性を有するものであれば、絹微粒子に代えて、この他種々の粒子を適用することができる。 【0040】 (3)第3の実施の形態 (3−1)ユニットバスの構成 図7において、第3の実施の形態による美容機器として、ユニットバス21を示す。このユニットバス21は、絶縁性でなる浴槽22と、該浴槽22の上部に設けられた第1の電極E21と、該浴槽22の底面であって、その浴槽22の内壁と外壁との間に敷設された第2の電極E22と、これら電極E21、E22間に設けられた電池BTとによって構成される。 【0041】 ちなみに、この図7の例では、電池BTがこのユニットバス21の外側にあるが、実際には、例えば絹微粒子排出部23に備え付ける等といったように、ユニットバス21の所定位置に搭載される。 【0042】 (3−2)動作及び効果 以上の構成において、浴槽22に湯等の液体とともに入れられた絹微粒子は、第1の電極E21によりプラスの電荷が印加され、プラスに帯電した状態(陽極性の状態)となっている。 【0043】 この状態において、浴槽22につかった人体が第2の電極E22に触れると、該人体には電池BTからマイナスの電荷が印加され、これにより人体表面周囲における皮膚面がマイナスに帯電することとなる。 【0044】 そうすると、マイナスの電荷が印加されている第2の電極E22と、プラスの電荷が印加されている第1の電極E21との間には、陰極に帯電している人体を経由して電位差PGが生じる。このとき、陽極性の状態で湯に含まれる絹微粒子は、静電作用により、一方向に向きを揃って(配向して)人体の皮膚面に引き寄せられ、該皮膚面に電着する。 【0045】 このようにこのユニットバス21は、陰電極(第2の電極E22)と、陽電極(第1の電極E21)と間に、該陰電極(第2の電極E22)を触れる人体を介して電位差を生じさせ、当該電位差により、陽極の絹微粒子を配向させて電着させるようになされている。これにより上述の第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。 【0046】 (3−3)変形例 上述の第3の実施の形態においては、第1の電極E21を、浴槽22の上部に設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、浴槽22の表面であれば、この他種々の位置に設けることができる。 【0047】 また、上述の第3の実施の形態においては、第2の電極E22を、浴槽22の底面であって、その浴槽22の内壁と外壁との間に敷設するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、防水加工が施された電極を、ユニットバス本体22の内底面に敷設するようにしてもよい。 【0048】 さらに、上述の第3の実施の形態においては、絹微粒子を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、生体適合性を有するものであれば、絹微粒子に代えて、この他種々の粒子を適用することができる。 【産業上の利用可能性】 【0049】 本発明は、化粧用途として利用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0050】 【図1】第1の実施の形態による美容機器(化粧用パフ)の構成を示す略線図である。 【図2】塗布動作時に人体を経由して電極及び皮膚面間に生じる電位差の説明に供する略線図である。 【図3】絹微粒子の電着の説明に供する略線図である。 【図4】第2の実施の形態による美容機器(化粧用スプレー缶)の構成を示す略線図である。 【図5】噴出動作時に人体を経由して電極及び皮膚面間に生じる電位差の説明に供する略線図である。 【図6】他の化粧用スプレー缶の構成を示す略線図である。 【図7】第3の実施の形態による美容機器(ユニットバス)の構成を示す略線図である。 【符号の説明】 【0051】 1……化粧用パフ、2……化粧用パフ部2A……塗布面、3……把持部、3A……指当接面、11……化粧用スプレー缶、12……導体缶、13……噴出機構、14……ノズル、15……導体部材、16……絶縁部材、21……ユニットバス、22……浴槽、E1、E2、E10、E21、E22……電極、BT……電池。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082740 【弁理士】 【氏名又は名称】田辺 恵基
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| 【公開番号】 |
特開2008−29518(P2008−29518A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−205123(P2006−205123) |
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