| 【発明の名称】 |
生物活性合成物を投与する装置および方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】クリストファ ジョン ヴィテロ
【氏名】ウィリアム エフ. キング
【氏名】エリック エル. アイムズ
【氏名】フレデリック アダム オーネラス
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| 【要約】 |
【課題】点滴等による投薬の量を精密に制御可能とし、かつ投薬の状況や被術者の状態に応じて投薬量の自動変更を可能とする。
【構成】リザーバ20内に生物活性合成物が貯蔵される。外部から入力される制御信号に応じた量の生物活性合成物がインクジェット型の吐出装置によって混合チャンバ22内に吐出される。吐出される生物活性合成物の液滴は光センサ106により検出され、吐出動作をしているにもかかわらず液滴が検出されない場合には警告等が発せられる。生理食塩水などの注入液が流体管16から混合チャンバ22に流入し、傾斜した底面92を流下する際に生物活性合成物と混合され、流体管24を経て被術者に点滴等の方法により投与される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生物活性合成物を被術者に投与するための注入装置であって、 前記生物活性合成物の液滴を吐出して供給するようにそれぞれが動作可能な複数のジェット・ディスペンサと、 複数の混合チャンバを有する混合ユニットとを備え、 前記複数の混合チャンバのそれぞれが、前記複数のジェット・ディスペンサのそれぞれから供給される前記生物活性合成物を受け取るように構成されており、前記複数の混合チャンバのそれぞれが、前記生物活性合成物と混合される注入液を受け取る入口と、前記ジェット・ディスペンサから吐出された前記生物活性合成物を受けて前記注入液と混合するための滴下面と、前記注入液と前記生物活性合成物の混合物を排出する出口とを有することを特徴とする注入装置。 【請求項2】 前記生物活性合成物を収容する複数の流体リザーバをさらに含み、前記複数の流体リザーバのそれぞれが、前記複数のジェット・ディスペンサのそれぞれに流体的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の注入装置。 【請求項3】 前記複数のジェット・ディスペンサが、圧電液滴ジェット・ディスペンサまたはサーマル液滴ジェット・ディスペンサであることを特徴とする請求項1に記載の注入装置。 【請求項4】 前記複数のジェット・ディスペンサのうち、少なくとも1つから供給された前記生物活性合成物の液滴の特性を検出するように動作可能な滴検出器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の注入装置。 【請求項5】 前記滴検出器に動作可能に接続されており、前記滴検出器によって検出された前記特性が所定の条件を満たさない場合に警告を提供するように動作可能なアラームをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の注入装置。 【請求項6】 前記複数のジェット・ディスペンサを作動させるコントローラをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の注入装置。 【請求項7】 生物活性合成物を被術者に投与する注入装置であって、 前記生物活性合成物の制御された量を液滴の形で供給するジェット・ディスペンサと、 前記ジェット・ディスペンサから供給された前記生物活性合成物の前記液滴を受ける流体マニホルドであって、前記ジェット・ディスペンサから供給された液滴を受けて注入液と混合するための滴下面を有する流体マニホルドと、 前記ジェット・ディスペンサから供給されて前記滴下面に向かって移動中の前記液滴の特性を検出する滴検出器と、 を備えることを特徴とする注入装置。 【請求項8】 前記滴検出器に動作可能に接続されており、前記滴検出器によって検出された前記特性が所定の条件を満たしていない場合に警告を提供するように動作可能な警報装置をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の注入装置。 【請求項9】 前記ジェット・ディスペンサを制御して前記生物活性合成物を供給するように動作可能なコントローラをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の注入装置。 【請求項10】 前記コントローラが、前記滴検出器によって検出された特性が所定の条件を満たしていない場合に、前記ジェット・ディスペンサを制御して前記生物活性合成物の供給を停止するように動作可能であることを特徴とする請求項9に記載の注入装置。 【請求項11】 前記流体マニホルドが、 前記生物活性合成物と混合される注入液を受け取る流体入口と、 前記滴下面で混合された前記注入液と前記生物活性合成物とを排出する流体出口と、 を有することを特徴とする請求項7に記載の注入装置。 【請求項12】 生物活性合成物と注入液との混合物を注入用の薬剤として送出する方法であって、 前記生物活性合成物の液滴を複数のジェット・ディスペンサから流体マニホルド内の複数の混合チャンバにそれぞれ供給することと、 前記複数の混合チャンバにそれぞれ設けられた滴下面で、前記複数のジェット・ディスペンサから供給された前記生物活性合成物の液滴を受け取ることと、 前記複数の混合チャンバ内におけるそれぞれの前記滴下面で前記注入液と前記生物活性合成物とを混合することと、 前記複数の混合チャンバのそれぞれから前記注入液と前記生物活性合成物との混合物を送出することと、 を有することを特徴とする方法。 【請求項13】 前記複数のジェット・ディスペンサから少なくとも2つの異なる生物活性合成物を同時に供給することを有することを特徴とする請求項12に記載の方法。 【請求項14】 前記複数のジェット・ディスペンサのうちの1つから前記生物活性合成物の液滴を第1の調合レートで供給し、前記複数のジェット・ディスペンサの別のものから前記生物活性合成物の液滴を、第1の調合レートと異なる第2の調合レートで供給することを有することを特徴とする請求項12に記載の方法。 【請求項15】 前記ジェット・ディスペンサの少なくとも1つから供給された前記液滴の特性を検出し、前記特性が所定の条件を満たしていない場合に警報を提供することをさらに有することを特徴とする請求項12に記載の方法。 【請求項16】 生物活性合成物と注入液との混合物を注入用の薬剤として送出する方法であって、 ジェット・ディスペンサから前記生物活性合成物の液滴を供給することと、 前記ジェット・ディスペンサから供給されて移動中の前記液滴の特性を検出することと、 前記ジェット・ディスペンサから供給された前記生物活性合成物の液滴を滴下面で受け、当該の滴下面で前記注入液と前記生物活性合成物とを混合することと、 前記注入液と前記生物活性合成物との混合物を送出することと、 を有することを特徴とする方法。 【請求項17】 前記液滴の特性を検出することが、前記ジェット・ディスペンサから供給された液滴の存在を検出することを有することを特徴とする請求項16に記載の方法。 【請求項18】 前記液滴の特性を検出することが、前記液滴が前記ジェット・ディスペンサから供給される調合レートを検出することを有することを特徴とする請求項16に記載の方法。 【請求項19】 前記ジェット・ディスペンサの調合レートを判定することと、 前記調合レートが規定の調合レートを超えた場合に、前記ジェット・ディスペンサが前記生物活性合成物を供給するのを停止することと、 を有することを特徴とする請求項16に記載の方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、合成物(薬剤合成物など)の投与に関し、注入(点滴)により投与される合成物も含む。詳細には、本発明は、従来は関連のなかった薬剤投与とインクジェット技術の組み合わせに関する。 【背景技術】 【0002】 病院やその他の医療施設において、例えば血管内への注入など、患者の循環系に接続されたカテーテルにより薬物を患者に注入することによって薬物を患者に投与することが必要な場合がある。一般的な注入技術は、薬物と、薬物の希釈液として働く注入液とを含む溶液を患者に導入することを伴う。場合によって、薬物は、注入液なしに患者に直接供給されることがある。注入は、重力によって流体を被術者に供給したり、注入ポンプとして知られる装置を使って流体を被術者に積極的に送り込んだりすることを伴うことがある。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 残念ながら、注入により薬を投与する現在のシステムには、いくつかの欠点がある。例えば、注入ポンプの機構部品は、摩耗しやすく、これが、被術者に供給される流体の体積量の正確な制御を困難にすることがある。 【0004】 本明細書において、従来、印刷機構内でインクを供給するために使用されているインクジェット型液滴ディスペンサを使用することにより注入薬の投与を改善するための装置および方法を開示する。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この開示は、生物活性合成物に注入液を正確に添加するための装置および方法の実施形態に関する。1つの実施形態において、生物活性合成物を添加する調合装置は、多数のジェット・ディスペンサを含む。調合装置は、また、複数の混合チャンバを有する混合ユニットを含む。各ジェット・ディスペンサは、それぞれの混合チャンバ内に制御された量の生物活性合成物を添加するように動作可能である。各混合チャンバは、生物活性合成物と混合する注入液を受け取る入口と、前記ジェット・ディスペンサから吐出された前記生物活性合成物を受けて前記注入液と混合するための滴下面と、被術者に送られる注入液と生物活性合成物の混合物を排出する出口とを有する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 特に断らない限り、専門用語は、慣例的用法に従って使用される。薬理学における一般的な用語の定義は、Mack Publishing Companyから出版された、Remington著「The Science and Practice of Pharmacy, 19th Edition」、1995 (ISBN 0−912734−04−3)に見られる。 【0007】 単数形「a」、「an」および「the」は、文脈で特に断らない限り、1つまたは複数を指す(以下で用いられる単数形の表現に関し、文脈から明らかに単数と読みとれるものを除き、複数形のものも含まれるものとする)。 【0008】 本明細書に使用されるとき、用語「〜から成る」、「〜を構成する」(comprise)は、「包含する」(include)をも意味する。 【0009】 本明細書に使用されるとき、択一的に示されたグループの個別要素は、複数の要素のグループまたは組み合わせのうちの単一要素に関連する実施形態を含む。例えば用語「抗生物質、気管支拡張剤またはビタミン」は、「抗生物質」、「気管支拡張剤」、「ビタミン」、「抗生物質および気管支拡張剤」、「気管支拡張剤およびビタミン」、「抗生物質およびビタミン」、ならびに「抗生物質、気管支拡張剤およびビタミン」に関連する実施形態を含む。 【0010】 「生物活性(bioactive)」合成物、物質、または薬剤は、投与される被術者(subject)の生物学的機能に影響を及ぼす合成物である。生物活性合成物の例は、疾患などの被術者の生理学的状態を変化させるために被術者に与えられる、薬や抗生物質などの薬剤物質である。生物活性物質、合成物および薬剤は、また、タンパク質や核酸などの他の生体分子、あるいは生物活性物質を含むリポソームや他の担体媒介物(carrier vehicle)を含む。また、生物活性合成物は、薬剤担体、補助薬および塩類を含むこともある。 【0011】 「薬」は、治療(診断を含む)のために投与される任意の生物活性合成物を含む。 【0012】 本明細書に使用されるとき、用語「注入(点滴)(infusion)」、「送る(deliver)」は、「血管内」、「筋肉内」、 「眼窩内」、「皮下」、「肝臓内」、「リンパ管内」、「髄腔内」への流体の導入など、被術者内への流体の導入を指す。注入は、重力による被術者内への流体の流入または滴下、あるいはポンプの支援による被術者内への流体のポンピングを含むことができる。「注入液」は、薬と混合され被術者内に注入される水や食塩水などの任意の流体を含む。 【0013】 本明細書に使用されとき、用語「ジェット・ディスペンサ」は、インクジェット印刷技術で使用されるインクジェット・ディスペンサと類似の構造を有する流体ディスペンサを指す。開示した実施形態におけるジェット・ディスペンサの構造は、例えば、供給される特定の流体の特性に対応するように、従来のインクジェット構造から修正されることがある。本明細書に開示された実施形態において、ジェット・ディスペンサは、例えば、圧電インクジェット型ディスペンサやサーマル・インクジェット型ディスペンサでよく、これらについては、後でさらに詳しく考察する。 【0014】 この開示は、注入液に生物活性合成物を正確に添加する装置および方法の実施形態に関する。特定の実施形態において、生物活性合成物を添加するための調合装置は、インクジェット印刷技術において使用されるインクジェット・ディスペンサと類似の構造を有するサーマル・ジェット・ディスペンサや圧電ジェット・ディスペンサなどのジェット・ディスペンサを含む。ジェット・ディスペンサは、正確な量の生物活性合成物を、小さな液滴の形で、流体マニホルドに送り込み、そこで液滴は注入液と混ざる。流体マニホルドは、注入液を受ける流体入口と、被術者に送出するために、注入液と生物活性合成物の溶液をカテーテルなどの流体導管に排出する出口とを有する。溶液は、重力によって被術者に直接流されてもよい。代替として、溶液は、被術者への溶液の注入を促進するために溶液に正圧を加えるポンプに供給されてもよい。 【0015】 1つの代表的な実施形態において、調合装置は、複数のジェット・ディスペンサと、複数の混合チャンバを有する流体マニホルドとを含む。各ジェット・ディスペンサは、それぞれの混合チャンバに規定量の生物活性合成物を供給するように動作可能である。各混合チャンバは、生物活性合成物と混ぜる注入液を受け取る入口と、注入液と生物活性合成物の混合物を排出する出口とを有する。特定の実施形態において、調合装置は、生物活性合成物を収容しそれをジェット・ディスペンサに送出する複数の流体リザーバを有する。流体リザーバは、個別の構成要素でもよく、あるいは、流体リザーバは、一体的な流体リザーバ・ユニット内に形成された一連の個別のスペースまたは区分でもよい。 【0016】 調合装置は、また、ディスペンサからの生物活性物質を選択された時間に指定の流量で、手動または自動で供給するためのコントローラを含むことがある。コントローラは、ディスペンサを活動化し薬剤を供給するために手で押されるような、アクチュエータの形をとることができる。代替として、コントローラは、例えば1日に数回所定の間隔で生物活性剤を供給するようにプログラムされた、マイクロプロセッサなどのプログラム可能な装置でもよい。いくつかの実施形態において、コントローラは、ある投与量の生物活性合成物を供給する準備ができていることを被術者に知らせるために、音や光などの耳に聞こえるかまたは目に見える合図を含む。代替として、コントローラを使って、例えば、特定の時刻、イベント(投与量の修正を必要とする活動など)、生理学的状態の検出(投薬の減少または中止を必要とする薬物副作用など)などの特定の状況に応じて、投与薬の量を調整することができる。例えば、一日中、あるいは1週間や1ヶ月、またはさらに長い期間中ずっと異なる時間に異なる薬を適用する複雑な投与プロトコルに従うことができる。 【0017】 既存のインクジェット技術を使用して、薬の正確な投与を達成することができる。コントローラを使って、単純または複雑な薬療法を施すことができ、これは、毎日多数の薬物を必要とする患者には特に有利である。コンピュータ化された薬物投与制御は、次の自動化した送出のために医療関係者によってプログラムされることがあり、有毒な薬物相互作用、過剰服用および死を回避するのに役立つことができる。 【0018】 本明細書に開示したディスペンサは、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ装置などのインクジェット印刷機構に使用されるインクジェット印字ヘッドとして知られている流体ディスペンサと類似のものでよく、そのいくつかは、例えば、DurbeckとSherr著「Output Hardcopy Devices」Academic Press Inc., 1987 (ISBN 0−12−225040−0)の、特に13章311〜370ページに記載されている。これらの技術は、一般に、微小液滴に変換され物理的な力の適切な印加によって空気を介して目標媒体に送られる、リザーバからの少量の流体の取り出しを有する。この技術は、様々な方法で実現されてきたが、一般的な手法の1つは、サーマル・インクジェット技術であり、この技術では、液滴を形成しその液滴を小室から穴を通してターゲットに向かって進める(噴出させる)ために、抵抗器を使って液体が加熱される。もう1つの手法は、圧電インクジェット技術であり、この技術では、圧電変換器の可動部によって、小室の容積が変化して液滴が生成される。 【0019】 典型的なインクジェット印刷機構は、液体着色剤(一般に「インク」と呼ばれる)の液滴をページ上に発射するカートリッジ(「ペン」と呼ばれることがある)を使用する。各カートリッジは、インク滴を発射するきわめて小さなノズルが形成された印字ヘッドを含む。ほとんどの場合、印字ヘッドは、往復運動する印字ヘッド・システムにおいてガイド・ロッドに沿って左右に摺動するカートリッジ内に保持されており、紙などのターゲットすなわち印刷媒体が、印字ヘッドの各パスの間に段階的に前進される。媒体に画像を印刷するために、印字ヘッドは、ページの左右に走査され、移動しているときに所望のパターンでインク滴を発射する。「ページ幅アレイ」プリンタとして知られる他の印刷システムは、静止位置でページ全体に亘って印字ヘッドを延在させ、媒体が印字ヘッドの下で前進するときに印刷する。どちらのタイプの印字ヘッドの特定の液体放出機構も、圧電印字ヘッド技術やサーマル印字ヘッド技術などの様々な異なる形をとることができる。 【0020】 例えば、2つのサーマル・インク放出機構が、米国特許第5,278,584号公報と第4,683,481号公報に示されており、これらは両方とも、ヒューレット・パッカード社に譲渡されたものである。サーマル・システムでは、流体チャネルおよび気化室を含む障壁層が、ノズル・オリフィス板と基板層との間にある。基板層は、一般に、抵抗器などのヒータ要素の直線配列されたアレイを含み、このヒータ要素は、気化室内でインクを加熱するために通電される。加熱されると、インク滴は、通電した抵抗器と関連付けられたノズルから放出される。印字ヘッドがページを横切って移動するときに抵抗器を選択的に通電することによって、インクは、印刷媒体上に所望の画像(例えば、画像、図表またはテキスト)を形成するパターンで放出される。 【0021】 圧電インクジェット技術において、作動パルスが、平板に取り付けられた圧電板または部材に印加され、次に、圧電板または部材は、作動パルスに応じて撓み、インク滴をノズルから押し出す。圧電インクジェット印字ヘッドのいくつかの例は、米国特許第4,992,808号公報、第6,186,619号公報、および第6,149,968号公報(Xaar Technology Ltd.に譲渡された)、ならびに米国特許第6,193,343号公報および国際公開第00/16981号パンフレット(セイコー・エプソン株式会社に譲渡された)に記載されている。 【0022】 一般的なカートリッジ構成において、流体リザーバと印字ヘッドは両方とも、キャリッジによって、プリンタのガイド・ロッドに沿って搬送される。そのようなプリンタは、「オンアキシス(on−axis)」プリンタとして知られる。いくつかのオンアキシス・プリンタは、「スナッパ」リザーバ・システムを使用し、このシステムでは、永久的または半永久的に使用される印字ヘッドが、新しい液体供給機構を支持する着脱自在なリザーバと共に使用され、リザーバは、印字ヘッド上の適切な場所にスナップ嵌めされる。もう1つの設計は、この業界で「オフアキシス(off−axis)」プリンタとして知られる永久的または半永久的印字ヘッドを使用する。オフアキシス・システムでは、印字ヘッドが、小さな液体供給機構だけを印刷ゾーンの左右に双方向に搬送し、この搭載された供給機構は、印字ヘッド内またはその近くの離れた静止位置に配置された「オフアキシス主リザーバ」から液体を送出する管を介して補給される。スナッパ・システムとオフアキシス・システムの両方において、顧客は、高価な新しい印字ヘッドを含む新しいカートリッジ全体を購入するのではなく、流体が既に満たされた主リザーバまたは交換用リザーバのために、新しい液体供給機構だけを購入する。 【0023】 写真フィルム画像の品質を2倍に高める努力において、インクジェット業界は、ノズルから放出されるインク滴のサイズを小さくすること、ならびにそのようなインク滴を印刷媒体上に正確に配置することに注目してきた。例えば、最近のインクジェット印刷カートリッジの中には、体積が約3〜6ピコリットルの液滴を送出できるものがあるが、例えば10、50、100ピコリットルまたはそれ以上の大きな液滴を生成できるものもある。現在市販されているインクジェット印刷機構がページ上にインク滴を配置することができる解像度は、約1200〜2400ドット/インチ(業界では評価「dpi」として知られる)である。したがって、インクジェット印刷技術は、写真プリント品質を達成しようと努力している間に、流体を正確に計量し供給することにきわめて熟達した。きわめて少なく正確な量の流体(液体と粉体を含む)を供給するこの能力は、本明細書に示した応用システムの重要な部分である。 【0024】 特定の実施形態において、液滴サイズは、約2μm〜約8μmなど、約10μm以下である。他の実施形態では、液滴サイズは10μmを超え、場合によっては100μmを超える場合もある。ジェット・ディスペンサから放出される液滴のサイズは、液滴を放出する穴のサイズにある程度依存する。この関連で、印字ヘッドによっては、異なるサイズの複数の穴を含むものがある。これにより、単一の印字ヘッドを使って様々なサイズの液滴を選択的に供給することができる。 【0025】 特定の実施形態において、ジェット・ディスペンサから供給される流体の液滴の特性を検出するために、1つまたは複数の滴検出器(drop detector)が使用される。例えば、滴検出器は、特定のジェット・ディスペンサから液滴が供給されているかどうかを決定する。滴検出器が検出することができる他の液滴特性には、液滴の体積と速度が含まれる。滴検出器は、この情報をコントローラに送り、検出された特性が所定の条件または要件を満たさない場合は、その情報を使用して、音声および/または視覚アラームなどのアラームを出すことができる。1つの特定の実施形態において、例えば、ジェット・ディスペンサが滴を供給していないと滴検出器が判定した場合にアラームが出される。もう1つの実施形態において、コントローラは、ジェット・ディスペンサが指定されたパラメータの範囲内で動作していないと判定された場合に、ジェット・ディスペンサが流体を供給するのを停止する。例えば、コントローラを使用して、ジェット・ディスペンサの調合流量を監視し、調合流量が指定された調合流量を超えた場合に、ジェット・ディスペンサからの流体の放出を停止することができる。必要に応じて、検出した特性の履歴データを、ローカル・コントローラまたはリモート計算処理装置のメモリに記憶することができる。そのようなデータを使用して、ジェット・ディスペンサの過去の動作を監視して、装置に構成要素の清掃、修理、または交換などの保守が必要かどうかを判定することができる。 【0026】 本明細書に開示した実施形態に使用されている滴検出器は、当該技術分野で既知の様々な滴検出器のいずれでもよい。滴検出器の1つのタイプは、滴が形成されるとき滴を帯電させる静電滴検出器である。静電滴検出器は、帯電した滴の電界を感知し、検出した滴に応じて出力信号を生成する。静電滴検出器を使って、静電感知素子に送られた電荷の量に基づいて、放出された滴の体積を検出することができる。類似のタイプの滴検出器は、滴が当たったときに滴の存在を示すわずかな電流を生成する電極を使用する。もう1つのタイプの滴検出器は、光ビームを光センサ(例えば、光検出器)に向ける。滴が光ビーム内を通るとき、それに従って光センサの出力が変化して、滴の検出を示す。滴検出器のさらにもう1つのタイプは、圧電膜に当たる滴を検出する。1つのそのような滴検出器は、Yeungらによる米国特許第4,835,435号公報に開示されている。Pekkarinenらによる米国特許第4,583,975号公報には、チャンバの壁面に取り付けられた圧電滴検出器を開示している。滴は、圧電膜に直接当たるのではなく、チャンバ内に蓄積された液体の表面に当たり、圧力波が、チャンバの壁面を介して圧電膜に伝わる。 【0027】 もう1つの代表的な実施形態において、生物活性合成物を被術者に投与する装置は、規定量の生物活性合成物を液滴の形で供給するためのジェット・ディスペンサを含む。流体マニホルドが、ジェット・ディスペンサから供給される生物活性合成物の液滴を受け取るように構成されている。滴検出器は、ジェット・ディスペンサから供給された液滴の特性を検出する。滴検出器は、フィードバック・システム内のコントローラに動作可能に接続され、滴検出器が、所定の条件を満たさない特性を検出した場合に、音声警告や視覚警告などの警告を提供するか、ジェット・ディスペンサから液滴の放出を停止することができる。 【0028】 さらにもう1つの代表的な実施形態において、生物活性合成物を被術者に投与する装置は、生物活性合成物の液滴を流体チャンバ内に供給するように動作可能なジェット・ディスペンサを含む。流体チャンバは、ドリップ面(滴下面)と、注入液を受けて注入液がドリップ面に導かれるようにする第1の入口と、ジェット・ディスペンサから供給される生物活性合成物の液滴を受けて液滴がやはりドリップ面に導かれるようにする第2の入口と、注入液と生物活性合成物の混合物を排出する流体出口とを有することが望ましい。 【0029】 さらにもう1つの代表的な実施形態において、生物活性合成物を被術者に投与する装置は、制御された量の生物活性合成物を供給する複数の流体ディスペンサと、生物活性合成物を収容しそれを流体ディスペンサに送出する複数の流体チャンバとを含む。装置は、また、流体ディスペンサから供給された生物活性合成物を受ける第1の入口と、生物活性合成物と混合する注入液を受ける第2の入口と、注入液と生物活性合成物の混合物を排出する出口とを備えた流体マニホルドを含む。 【0030】 もう1つの代表的な実施形態において、生物活性合成物を被術者に投与する方法が、生物活性合成物の液滴を複数のジェット・ディスペンサからそれぞれの混合チャンバに供給する段階を含む。注入液は、各混合チャンバ内で生物活性合成物と混合され、注入液と生物活性合成物の混合物が、各混合チャンバから排出され、被術者に注入される。各ジェット・ディスペンサから供給される生物活性合成物は、互いに同じでも、異なっていてもよい。例えば、1つの実施形態において、被術者に注入するためにジェット・ディスペンサから異なる生物活性合成物が同時に供給される。 【0031】 もう1つの代表的な実施形態において、被術者に生物活性合成物を投与する方法は、ジェット・ディスペンサから生物活性合成物の液滴を供給する段階と、ジェット・ディスペンサから供給された液滴の特性を検出する段階と、生物活性合成物を被術者に送出する段階とを含む。 【0032】 より具体的には、図1を参照して、注入液に1つまたは複数の生物活性合成物を正確に添加するための、1つの実施形態による注入システム10を示す。例示したシステム10は、一般に、注入液を収容する1つまたは複数の流体容器14に流体的に接続された調合装置12を含む。流体容器14は、例えば病院や救急車、療養所内などで、患者に静脈内(intravenous)(「IV」)流体を投与するために使用される容器と類似または同一のプラスチック袋などの柔軟なブラダ(袋、嚢)でよい。例示した容器14は、従来のIVスタンドから容器を吊すために使用できるアイレット90などの固定部を含むことが望ましい。例示したシステムにおいて、容器14からの注入液は、従来のIV管でよい流体管16を介して流体マニホルド18(明細書では、混合ユニットとも呼ばれる)の個別の流体チャンバ(例えば、図3の流体チャンバ22)内に重力送りされる。他の実施形態において、単一の流体容器14を使用して流体マニホルド18の各流体チャンバに注入液を供給することができる。 【0033】 調合装置12は、1つまたは複数の生物活性合成物を収容するための複数の流体リザーバ(例えば、図3の流体リザーバ20)と、流体リザーバ20から流体マニホルド18の1つまたは複数の流体チャンバ(本明細書では混合チャンバとも呼ぶ)に制御された量の生物活性合成物に添加する1つまたは複数の流体ディスペンサ(後で説明する)を有する。注入液と生物活性合成物の混合物は、混合チャンバ22に流体的に接続された流体管24を介して排出される。例示した実施形態において、管24は、注入液と生物活性合成物の混合物を個々のポンプ装置26に送る。各ポンプ装置26は、それぞれの流体管28を介して被術者に加圧した流体の流れを提供する。ポンプ装置26は、従来の注入ポンプでよい。代替の実施形態において、流体混合物は、ポンプ装置26を使用せずに、被術者に重力送りされてもよい。 【0034】 図1に示したように、システム10は、調合装置12の動作を制御するコントローラ30を含む。コントローラ30は、図1に示したように、フレキシブル・コネクタ32によってコントローラ30に電気的に接続された個別ユニットでよい。コントローラ30は、調合装置12に取り付けられるかまたは支持されるように適合されることが望ましい。代替の実施形態において、コントローラ30は、調合装置12と一体でよい。コントローラ30と調合装置12はどちらも内蔵電池格納システムから電力を受け、この電池格納システムは、コントローラ30、調合装置12、あるいはこれらの両方に配置されてもよい。代替として、電力は、標準の電気コンセントなどの外部電源から供給されてもよい。当然ながら、携帯と使用を容易するために、実施形態によって、再充電可能または交換可能なバッテリが好ましい場合がある。コントローラ30は、調合装置12の流体ディスペンサに発射信号を印加するように動作し、流体ディスペンサは、この信号に応えて、流体リザーバ20から流体チャンバ22に流体の液滴を放出する。 【0035】 単純な実施形態において、コントローラ30は、オン/オフ電源スイッチまたはボタン34を含むことができ、コントローラ30は、これに応えて、流体放出シーケンスを開始または終了する。代替として、スイッチ34は、単にオン・スイッチとして働いてもよく、コントローラ30は、流体ディスペンサから放出される流体の正確な量を決定し、次に、選択し測定した量が供給された後で放出を自動的に停止する。より高度な実施形態において、コントローラ30は、文字または文字・数字入力キーパッドでよい入力キーパッド36を含むことができる。キーパッド36を使用することによって、流体を投与する医師、看護師、薬剤師、または他の医療従事者、あるいは流体を投与される患者が、供給される流体の量とタイプの種類を入力することができる。コントローラは、また、キーパッド36を使ってどの選択を行ったかを示しかつ/または調合装置12の様々な動作パラメータを表示するために、液晶ディスプレイでもよい表示画面38を含むことができる。代替として、キーパッド36をなくし、画面38に様々な選択項目を表示するようにコントローラ30をプログラムしてもよい。スクロール・ボタン40および42により、望ましい投与量、頻度および考えられる副作用などの情報を含む様々な指示または選択項目を、画面38の横方向または縦方向にスクロールすることができる。 【0036】 さらに他の代替の実施形態において、表示画面38は、また、キーパッド36の他にあるいはキーパッド36の代わりに、タッチ・スクリーンである。タッチ・スクリーンは、指またはスタイラスで触れられたときにコントローラ30をプログラムする一連の画像を含むことができる。代替として、タッチ・スクリーンは、Palm(商標)オペレーティング・システム(カリフォルニア州サンタクララのPalm, Inc.)の手書き文字認識機能など、スタイラスを使って書かれた入力を受けるための文字認識領域を含むことができる。したがって、タッチ・スクリーンは、キーパッドの他に、コントローラをプログラムする代替手段を提供する。 【0037】 また、表示画面38は、ボタン34、44、46および/または48の近くに、画面の上部に沿って様々な選択項目を示すことができ、ユーザは、これらのボタンの1つまたは複数を押すことによって、特定の薬または投与量を選択することができる。代替として、ボタンの1つを押すことにより、その後の投与量管理を変更する(例えば、少なくする)ことになる有害な薬物反応や、薬物投与量を変更する必要性を知らせることがあるイベント(身体運動など)など、特定のイベントの発生を示すことができる。また、コントローラは、例えば処方医師によって許可された投与量を超える被制御物質の投与量の増大など、投与量の無許可の変更を防ぐようにプログラムすることもできる。代替として、コントローラにより、例えば変化する痛みに応じた様々な投与量のオピオイド鎮痛剤など、ある一定の範囲の量を投与することができる。 【0038】 図1に示したように、コントローラ30を最初にプログラムし、あるいは投与量やその他の情報を供給するさらに適切な方法は、コントローラ30に選択的に取り付け可能なコンピュータ入力リンク50を使用して、外部コンピュータ、マイクロコンピュータ、または他の計算処理装置52をコントローラ30に結合することである。外部計算処理装置52とコントローラ30の間で通信するために、例えば赤外線信号、電波、モデム、直接接続などを使用することにより、他の結合装置を使用することができる。例えば、患者は、(例えば、装置上のそれまでに押されたボタンや、押されたボタンのパターンまたは頻度で示されるような)自動調整された投与量管理または経験した症状について装置に記憶された情報をダウンロードすることができる。この情報は、医師や他の医療サービス提供者のオフィスにモデムを介して送ることができ、そこで、その情報を医療従事者に表示することができ(電子的または他の形で)、適切な処置をとることができる。例えば、特定の薬の治療効果のある量を投与したにも関わらず症状が強くなっていることに気付いた場合は、新しい薬を提供するかまたは薬を投与した診断を見直すように検討することができる。もう1つの例として、コントローラ30は、医院のコンピュータに接続されたドッキング・ステーションと共に使用するためのドッキング接続部を含むことができる。したがって、アプリケータを外部コンピュータに接続することにより、前述のキーパッドとタッチ・スクリーンの他にアプリケータ・コントローラをプログラムするための代替手段が提供される。 【0039】 コントローラ30は、また、被術者の生理学的状況を監視する装置などの他の装置と通信するように結合されてもよい。例えば、装置は、血糖モニタと結合され、被術者の血糖値が正常範囲から外れた場合に抗糖尿病薬を放出するようにプログラムされる。もう1つの例として、装置は、温度モニタに結合され、被術者の体温があるしきい値を超えた場合に、降熱(解熱)薬を放出するようにプログラムすることができる。装置が、寝たきりの患者によって装着された呼吸マスクの一部分であるケースなど、装置は、合成物を自動的に放出するようにプログラムされてもよく、ある量の合成物をユーザに投与すべきであることをユーザに知らせるようにプログラムされてもよい。 【0040】 代替として、図1に示したように、コントローラ30は、コントローラ30用の入力データを保持するフラッシュ・メモリ・カード56や他の取外し式メモリ素子などの入力装置を収容するようにサイズが決められた入力スロット54を画定することができる。この取外し式メモリ素子は、コントローラ30あるいはリモート・コンピュータなどの外部装置によってプログラムすることができる。例えば、取外し式メモリは、医院、病院、診療所または他の保健施設にあるコンピュータに差し込まれ、そのコンピュータでプログラムされ、アプリケータと共に使用するために被術者に与えられる。実際には、コントローラ30と関連付けられたフラッシュ・メモリ・カード56や類似のメモリ素子を使用することにより、コントローラ30の他の入力装置がスイッチ34だけになることがある。したがって、プログラム可能な取外し式メモリは、前述のキーパッド、タッチ・スクリーン、およびリモート・コンピュータ接続の他に、アプリケータ・コントローラをプログラムするためのさらに別の代替手段を提供する。 【0041】 1つの実施形態において、コントローラ30は、オン・スイッチ34だけを備え、装置を患者に与えるに前に医院や薬局の外部コンピュータ52によって完全に前もってプログラムされてもよい。もう1つの実施形態において、装置は、オン・スイッチ34だけを備える状態で販売されてもよく、医師または薬局が、薬物をフラッシュ・メモリ・カード56とキットで供給する。 【0042】 次に、図2〜図4を参照して、調合装置12の1つの実施形態の詳細を説明する。図2に示したように、例示した調合装置12は、流体マニホルド18と流体リザーバ・ユニット60を収容するための取外し可能な外部ハウジング58を含む。流体リザーバ・ユニット60は、生物活性合成物を収容するための複数の流体リザーバ20(図3)を画定する。流体リザーバ・ユニット60は、また、ユニット60内の流体リザーバ20にアクセスするための取外し可能なカバーまたは蓋62を有する。代替の実施形態において、流体リザーバ20は、生物活性合成物を収容する交換可能かつ/または使い捨ての流体リザーバ(図示せず)を収容するレセプタクルとして働くことができる。そのような実施形態において、空の新しい流体リザーバを流体リザーバ・ユニット60に差し込むときに、流体リザーバをそれぞれのレセプタクルから取り外すことができる。 【0043】 例示したハウジング58は、流体マニホルド18と流体リザーバ・ユニット60を部分的に覆い、コントローラ30を取り付ける取り付け面として働く。もう1つの実施形態において、ハウジング58は、流体マニホルド18と流体リザーバ・ユニット60を完全に取り囲み、流体管16および24のための穴または開口と、流体リザーバ20にアクセスするための取外し可能なカバーとが形成されている。もう1つの実施形態において、コントローラ30は、ハウジング58と一体でもよい。 【0044】 図4に示したように、各流体リザーバ20は、生物活性合成物を混合チャンバ22に供給することを可能にする出口64を有する。例示した実施形態において、各流体リザーバ20は、各流体リザーバ20からの流体がそれぞれの混合チャンバ22に供給されるように、それぞれの混合チャンバ22と位置合わせされる。しかしながら、流体リザーバ20の数は、混合チャンバ22の数に対応しなくてもよい。例えば、図5Bは、流体を溜めるための1つの流体リザーバ146が形成された流体リザーバ・ユニット144の代替の実施形態を示す。ユニット144に溜められた流体を、流体マニホルド18の1つまたは複数の混合チャンバ22に選択的に供給することができる。もう1つの例において、図5Aに示したように、流体マニホルド140には、流体リザーバ・ユニット144またはユニット60などの複数の流体リザーバを有する流体リザーバ・ユニットと共に使用することができる1つの混合チャンバ142が形成されている。 【0045】 流体リザーバ20と混合チャンバ22の間に、流体リザーバ20から混合チャンバ22に制御された量の流体を供給するように構成された複数の流体ディスペンサが配置される。特定の実施形態において、流体ディスペンサは、ある量の流体を加熱して、流体を気化させ穴を介して混合チャンバ22のうちの1つに放出させるように動作可能なサーマル液滴ジェット・ディスペンサである。 【0046】 図3に示したように、例えば、例示した調合装置12は、リザーバ・ユニット60と流体マニホルド18の間に挟まれた基板66(ダイとしても知られる)を含む。基板66には、複数の概略V字形のトラフまたはチャネル67が形成されている。各トラフ67には、流体の液滴を放出する少なくとも1つの開口または穴68(図4)が形成されている。基板66は、また、複数の個別に通電可能なヒータ要素(例えば、薄膜抵抗)(図示せず)を含み、それぞれのヒータ要素は、当該技術分野で知られているように、ある量の流体を気化させ、それにより関連付けられた穴68から流体を放出させることができる。このように、各穴68とそれぞれのヒータ要素は、制御された量の流体を供給するサーマル・ジェット・ディスペンサとして働く。基板66は、シリコン、ガラス、または同等な材料のような適切な材料の任意のものから作成することができる。基板66の構造は、Keefeらによる米国特許第5,420,627号公報、Keefeらによる米国特許第5,278,584号公報、またはJohnsonによる米国特許第4,683,481号公報に開示されているような従来のものでよい。いくつかの実施形態において、各穴68は、同じサイズのものである。他の実施形態において、基板66には、様々なサイズの滴を供給するための異なるサイズの穴68が形成される。 【0047】 例示した実施形態において、各トラフ67は、それぞれの流体リザーバ20と位置合わせされている。このように、各流体リザーバ20は、対応するトラフ67の穴68に流体を送出する。しかしながら、代替の実施形態において、複数のトラフ67が、単一の流体リザーバ20から流体を受けるように配置されるように基板66を構成することができる。 【0048】 ヒータ要素に電気パルスを提供するために、フレキシブル回路70(例えば、テープ自動化ボンディング(TAB))が、基板66上の導電トレースと電気的に接している。回路70は、適切な接着材を使って基板66に接着されてもよく、穴と位置合わせされた複数のスロット72が形成されている。回路70の構造は、前述の特許公報に開示されているような従来のものでよい。流体リザーバ20間の流体の漏れと相互汚染を防ぐかまたは少なくとも減少させるために、回路70と流体マニホルド18の間に、複数の開口76を有する流体シール74を配置することができる。当該技術分野において知られているように、シール74は、天然ゴム、Teflon(商標)、他の様々な材料などの任意の適切な材料で作成することができる。 【0049】 代替の実施形態において、他のタイプのジェット・ディスペンサを使用することができる。例えば、調合装置12は、流体リザーバ20と混合チャンバ22の間に挟まれた複数の圧電ジェット・ディスペンサを含むことができる。他の実施形態において、流体リザーバ20から流体を供給するために、ジェット・ディスペンサ以外の流体ディスペンサを使用することができるが、優れた精度と再現性のためにジェット・ディスペンサが好ましい。 【0050】 コントローラ30は、穴68からの流体の発射を制御するために、基板66のヒータ要素に動作可能に接続される。例示した実施形態は、例えば、流体リザーバ・ユニット60の外側にフレキシブル回路70(図2〜図4)と電気的に接触して取り付けられたプリント回路基板80を含む。プリント回路基板80は、コントローラと基板の電気接続を完成するために、フレキシブル・リボン・コネクタ82によってコントローラ30に電気的に接続される。コントローラ30が、配線接続または無線接続によってジェット・ディスペンサの動作を制御できるようにするために、他の電気部品を実装することができる。 【0051】 図4に最もよく示したように、各混合チャンバ22は、供給される流体を受け取るためにそれぞれのトラフ67の穴68と位置合わせされた第1の流体入口84と、それぞれの流体管16から注入液を受け取る第2の流体入口86と、それぞれの流体管24との連通した流体出口88とを有する。図4から分かるように、混合チャンバ22に供給された生物活性合成物の液滴は、混合チャンバ内の注入液と混ざり、注入液と生物活性合成物の混合物は、出口88を通ってそれぞれの流体管24内に流れ出る。 【0052】 マニホルド18は、(図4に最もよく示したように)蓄積された流体を出口88に導くように傾斜された底面92を有することが望ましいが、必ずしも必要ではない。入口86は、チャンバ22の高い方の端に位置決めされ、したがって、チャンバ22に入った注入液は、底面92の上を流れ、その後でチャンバ22の低い方の端に溜まる。また、穴68は、放出された液滴108が底面92にぶつかって、その後でチャンバ22内の蓄積された流体と混ざるように位置決めされることが望ましい。このように、底面92は、穴68から放出された液滴108の「ドリップ」面(滴下面)として働く。生物活性合成物の液滴108を底面92に導くことによって、入ってきた注入液が、生物活性合成物の上を流れて、注入液内の生物活性合成物の分散を容易にする。 【0053】 いくつかの実施形態において、流体マニホルド18と流体リザーバ・ユニット60は、互いに接続可能で着脱自在であるように構成され、ユーザが、特定の用途のための特定の流体マニホルドと流体リザーバ・ユニットの構成を選択できるように様々な流体マニホルドと流体リザーバ・ユニットの構成が提供される。例えば、1つのタイプの生物活性合成物だけを供給するときに、複数のリザーバ(図3)を有するリザーバ・ユニットも1つのリザーバ(図5B)を有するリザーバ・ユニットもどちらも、シングルチャンバ流体マニホルド(図5A)と共に使用することができる。もう1つの例において、様々な生物活性合成物を同一の注入液で一緒に混合することができるとき、マルチチャンバ流体マニホルド(図3)の代わりにシングルチャンバ流体マニホルド(図5A)を使用することができる。 【0054】 調合装置12の1つの実施形態において、各流体リザーバ20は、異なる生物活性合成物を収容し、調合装置12は、異なる生物活性合成物を、指定された調合流量で同時に混合チャンバ22に添加するために使用される。本明細書に使用されるとき、用語「調合レート」は、ジェット・ディスペンサからの流体の体積流量(吐出される液滴の体積と、単位時間あたりの吐出頻度との積=単位時間あたりの吐出量)を指す。ユーザまたは医療従事者は、各生物活性合成物ごとの規定量をコントローラ30に入力することができ、コントローラ30は、各ジェット・ディスペンサの発射頻度を制御して生物活性合成物を注入液に正確に添加する。もう1つの実施形態において、各流体リザーバが、同一の生物活性合成物を保持することができ、コントローラ30は、1つの流体リザーバ20から空になるまで流体を供給し、次に別の流体リザーバ20から供給し、その後同様に続ける。 【0055】 特定の実施形態において、調合装置12は、ジェット・ディスペンサの特定の動作パラメータに関係するデータを含むプログラム可能なメモリ・チップやフラッシュ・チップなどのメモリ・チップを有する。特定の実施形態において、例えば、メモリ・チップのメモリは、各穴68から供給される流体液滴の平均サイズ(すなわち体積)および/または重量を含む。使用する際、ユーザは、コントローラ30に、被術者に投与する生物活性合成物の量と、必要に応じて、投与する時間期間を含む治療パラメータを入力する。コントローラ30は、このデータを利用し、指定された時間期間にわたって被術者に生物活性合成物の規定の量を正確に送出するために必要な発射頻度を算出するようにプログラムされる。また、さらに後で詳しく説明するように、コントローラ30を、フィードバック・ループ内で1つまたは複数の滴検出器(例えば、後で示す滴検出器100)と協力的に使用して調合装置12の適切な動作を保証することができる。 【0056】 例示した構成において、メモリ・チップ78は、流体リザーバ・ユニット60の外部に取り付けられ、別のフレキシブル回路80を介してフレキシブル回路70と電気的に接触している。もう1つの実施形態において、メモリ・チップ78は、コントローラ30内の回路基板に物理的に取り付けられてもよい。代替として、メモリ・チップ78に記憶された情報は、コントローラ30のメモリまたはフラッシュ・メモリ・カード56に直接記憶されてもよく、その場合、個別のメモリ・チップは不要になる。 【0057】 例えば、穴68が詰まって流体を供給していない、などの、ジェット・ディスペンサが不適切に動作していないかどうかを判定するために、穴68の下に、例示した光学式滴検出器100などの流体センサが配置される。図4に最もよく示したように、各滴検出器100は、それぞれの混合チャンバ22内に光ビーム104を放射するように動作可能な発光部102と、光ビーム104を検出するために発光部102と反対側に配置された光センサ106とを含む。各発光部102は、導体103によって回路基板80に接続される。光ビーム104は、穴68から供給される滴108の放出経路と交わり、その結果、流体滴108が光ビーム104内を移動するとき、光センサ106は、滴108の存在を示す信号をコントローラ30に送る。滴検出器が、滴が穴68から放出されたことを検出しない場合、コントローラ30は、アラームや他の警報装置を作動させて、被術者および/または被術者を監視している医療従事者に警告を出す。アラームは、電子音やブザーなどの耳に聞こえる信号を提供するように動作可能な音声アラームおよび/または調合装置12上の都合のよい位置に取り付けられた1つまたは複数の表示灯などの視覚的アラームでよい。アラームは、また、表示画面38に表示された記述された警告の形をとることができる。代替として、アラームは、ページャ装置に使用されるものと類似の振動や振動信号などの触知可能な信号を提供する。 【0058】 もう1つの実施形態において、コントローラ30は、滴検出器100からの信号に基づいて、各穴68から滴を放出する実際の頻度を算出し、この実際の頻度を、各穴68にあらかじめ設定された頻度と比較して、規定された量が適切な流量で被術者に投与されるようにする。ジェット・ディスペンサが、必要な流量よりも早くまたは遅く流体を供給している場合、コントローラ30は、アラームを作動させ、表示画面38に警告を表示し、かつ/またはジェット・ディスペンサを制御して流体の供給をすぐに停止する。 【0059】 調合装置において、例示した光学式滴検出器以外の滴検出器を実装することもできる。例えば、前述の米国特許第4,583,975号公報に開示されているように、混合チャンバ22の内側面に圧電要素を取り付けて、圧電要素に当たる滴または混合チャンバ内の流体を検出することができる。もう1つの例では、静電滴検出器を使用して、ジェット・ディスペンサから放出される滴の発射頻度と体積を検出することができる。次に、コントローラ30は、各ジェット・ディスペンサの調合流量を算出し、その調合流量が必要な流量よりも大きいかまたは小さい場合に、特定のプロトコル(例えば、アラームを出しかつ/またはジェット・ディスペンサが滴を放出するのを停止する)を開始する。 【0060】 調合装置12のもう1つの応用例において、1つまたは複数の生物活性合成物を、流体マニホルド18内に添加し、次に注入液に薄めることなく被術者に投与することができる。当然ながら、そのような応用例では、流体マニホルド18は、注入液を受け取る流体入口86を必要としない。 【0061】 図6と図7は、被術者に生物活性合成物を投与するための、全体を150で示したもう1つの注入システムを示す。例示したシステム150は、注入液を収容する流体容器152と、注入液を受けるドリップ・チャンバ154(この実施形態では、流体マニホルドとして働く)とを含む。ドリップ・チャンバ154は、当該技術分野において一般に知られているように、流体容器152の出口部分158に突き刺すために使用される上方に延在するスパイク156を含むことができる。スパイク156は、ドリップ・チャンバ154内に落下する流体の滴を作成するように構成された滴形成部160内に流れるように容器152から流体を導く内部通路を有する。滴形成部160の構造は、従来のものでよい。特定の実施形態において、例えば、滴形成部は、導管内に流れる流体の表面張力により滴を作成する細い流体管(図示せず)を含む。滴形成部160は、図6に示したようにスパイク156と一体的でもよく、あるいは、滴形成部とスパイクを別々に形成して、構成要素を相互接続してもよい。 【0062】 ドリップ・チャンバ154は、滴形成部160の出口の下に位置決めされたドリップ面(滴下面)162を含むことが望ましく、その結果、注入液の滴が、滴形成部からドリップ面162に落ち、その後でドリップ・チャンバ154の下部に溜まる。例示した面162は、ドリップ・チャンバ154の内側に円弧状に延在するリブ164の凸状上側面である。流体がドリップ面162から流れ出て、ドリップ・チャンバ154の底に溜まることができるように、リブ164の側面とドリップ・チャンバ154の内側面の間に開口部166が画定される。 【0063】 ドリップ・チャンバ154は、また、流体注入管168を含む。注入管168の端には、ドリップ・チャンバ154に1つまたは複数の生物活性合成物を添加する調合装置170が取り付けられている。図6に想像線で示したように、ドリップ・チャンバ154は、追加の調合装置170と共に、追加の注入管168を含むことができる。供給装置170のこの構造は、図2〜図4に示した調合装置12の構造と類似している。図2〜図4の装置12と図6および図7の装置170の1つの違いは、後者が、流体マニホルド18を含まない点である。流体マニホルド18の代わりに、生物活性合成物の液滴が、注入液と混ざるように供給装置170の1つまたは複数の流体リザーバからドリップ・チャンバ154内に供給される。流体管の開口部と装置170の間にガスケット174を挟み、間に流体気密シールを提供することができる。本明細書に開示した以上の実施形態のように、コントローラ(例えば、コントローラ30)を使用して、装置170の動作を制御することができる。コントローラは、装置に取り付けられてもよく、あるいは別に取り付けてリンク176(図7)によって接続されてもよい。 【0064】 システム150は、また、調合装置170から放出される滴の存在を検出しかつ/または調合装置170から放出される滴の様々な他の特性を検出する滴検出器を含むことができる。例示した実施形態において、ドリップ表面162に、調合装置170から供給される滴を検出することができる圧電検出器の圧電要素172を取り付けることができる。他の実施形態において、滴検出器100(図3と図4)などの静電滴検出器または光学的滴検出器を使用することができる。 【0065】 図6に示したように、調合装置170は、放出された滴が、圧電要素172に当たるか、あるいは圧電要素172が設けられていない場合にはドリップ面162自体に当たるように位置決めされることが望ましい。これにより、注入液が、ドリップ面162の上を流れるときに生物活性合成物と混ざり、注入液中の生物活性合成物の分散が促進される。 【0066】 図8と図9は、全体を200で示した、生物活性合成物を被術者に投与するための別の注入システムを示す。図8に示したように、例示したシステム200は、主ハウジング202と、ヒンジ206に取り付けられた扉204とを含む。扉204は、ハウジング202内の構成要素にアクセスするために、閉じた位置と開いた位置(図8に示したように)の間で回転可能である。ハウジング202内には、コントローラ30、流体マニホルド208、生物活性合成物の液滴を流体マニホルド208内に供給するディスペンサ210、およびディスペンサ支持体212が取り付けられている。扉204は、ユーザが扉204を開けずにコントローラ30にアクセスすることを可能にする開口部218を含むことができる。流体管214は、注入液を流体流体容器(図8と図9には示していない)から流体マニホルド208に送る。出口流体管216は、注入液と生物活性合成物の溶液を、被術者あるいは溶液を被術者に送り込むためのポンプに送る。 【0067】 図9に示したように、例示した構成における流体マニホルド208は、流体マニホルド208とディスペンサ210の間の境界として働くカバーまたは蓋220を含む。カバー220には、複数のリブ236間に配置されかつディスペンサ210から放出される流体の滴を受けるように寸法が決められた第1の流体入口(図示せず)が形成されている。また、カバー220には、流体管214から注入液を受け取る第2の流体入口230と、出口流体管216に溶液を排出する流体出口234とが形成されている。 【0068】 例示した実施形態において、ディスペンサ210は、流体を収容するリザーバ部分226と、複数の放出穴(図示せず)および対応するヒータ要素(図示せず)(例えば、抵抗器)が形成されたサーマル・インクジェット基板224を含む。基板224は、組み立てられたときに、穴の位置がカバー220内の第1の流体入口の上に合うように複数のリブ236間に位置決めされる。ガスケットまたはシール228は、流体マニホルド208とディスペンサ210の間に流体気密シールを提供するように第1の流体入口を取り囲むことが好ましい。 【0069】 例示したディスペンサ支持体212は、本体231と、ディスペンサ210を取り外し可能に固定するために本体231に枢動可能に接続されたラッチ232とを含む。ラッチ232は、ディスペンサ210と係合するラッチ位置(図9に示したような)と、ディスペンサ210の取り外しおよび交換を可能にするラッチ解除位置(図9に破線で示した)の間で旋回される。 【0070】 特定の実施形態において、ディスペンサ210は、従来のインクジェット・カートリッジ(ペンとしても知られる)に相当し、ディスペンサ支持体212は、カートリッジを受け取るように構成された従来のプリンタ・キャリッジに相当する。ディスペンサ210の構造は、例えば供給される特定の流体の特性に対応するように、従来のインクジェット構造から修正されてもよい。カートリッジは、シングルチャンバ・カートリッジでもよく、あるいは、複数のタイプの生物活性合成物を供給するために使用できるマルチチャンバ・カートリッジでもよい。さらに、カートリッジは、前述のように、「オンアキシス」構成または「オフアキシス」構成を有することができる。例えば、ディスペンサ210と支持体212は、インクジェット・プリンタ用にヒューレット・パッカード社から入手可能な、500、700、800および900シリーズTIJ(サーマル・インクジェット)キャリッジおよびペン・アセンブリのどれかのような、様々な市販のサーマルまたは圧電カートリッジおよびキャリッジのどれに相当するものであってもよい。 【0071】 装置および方法の他の多くの変形がこの開示の範囲内である。例えば、光センサをコントローラ30に組み込んで、患者の院内識別ブレスレットに設けられたバー・コードなどの患者識別を読み取ることができ、この情報は、投与する薬物の量および/またはタイプを調整するためにコントローラによって使用される。 【0072】 この明細書では、限定を意図しないいくつかの詳細な例を説明した。より正確に言うと、これらの例は、本明細書に添付の特許請求の範囲内にある、実施形態のいくつかを例示するために提供された。 【図面の簡単な説明】 【0073】 【図1】複数の薬物を同時に被術者に投与する注入システムの1つの実施形態の全体的な概略を示す図である。 【図2】1つの実施形態による、注入液に薬物を添加する調合装置の斜視図である。 【図3】図2の調合装置の斜視分解組立図である。 【図4】図2および図3に示す調合装置の縦断面図である。 【図5A】図2〜図4の調合装置に使用することができる流体マニホルドの代替実施形態を示す斜視図である。 【図5B】図2〜図4の調合装置に使用することができる流体リザーバ・ユニットの代替実施形態を示す斜視図である。 【図6】調合装置とドリップ・チャンバを有する注入システムのもう1つの実施形態を示す立面図であり、ドリップ・チャンバが部分的に断面図で示される図である。 【図7】図6の線7−7に沿って切断した、図6のドリップ・チャンバと調合装置を拡大して示す図である。 【図8】注入システムのもう1つの実施形態を示す斜視図である。 【図9】図8のシステムのディスペンサ、ディスペンサ・ホールダ、および流体マニホルドの斜視分解組立図である。 【符号の説明】 【0074】 10 注入(点滴)システム 12 調合装置 14 流体容器 16 流体管 18 流体マニホルド 20 流体リザーバ 22 混合チャンバ 30 コントローラ 38 アラーム 68 ジェット・ディスペンサ 86 流体入口 88 流体出口 100 滴検出器
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| 【出願人】 |
【識別番号】503003854 【氏名又は名称】ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.
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| 【出願日】 |
平成19年9月13日(2007.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075513 【弁理士】 【氏名又は名称】後藤 政喜
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| 【公開番号】 |
特開2008−622(P2008−622A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2007−237633(P2007−237633) |
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