| 【発明の名称】 |
体外血液循環路における静脈血液バッグ |
| 【発明者】 |
【氏名】ニコラ ゲッリ
【氏名】エドガルド コスタ マイアンティ
【氏名】ロベルト バランツォーニ
【氏名】ファビオ バルガニ
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| 【要約】 |
【課題】手術の際の占有スペースを低減した静脈血液バッグを提供する。
【構成】血液循環路における静脈血液バッグは、互いに接合されてフィルタ(4)を収容する閉じた収容空間を形成する2つのシート(1,2)を備え、これら2つのシート(1,2)は、弾性変形可能な素材からなる線条体(7,9)がその中間部分に設けられた折り畳み部(5,6)により、2つの側部がそれぞれ結合されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 互いに接合されてフィルタを収容した収容空間を形成する2つのシートを備えた体外血液循環路における静脈血液バッグにおいて、 上記2つのシートは、弾性変形可能な素材からなる線条体がその中間部分に設けられた折り畳み部により、両側部がそれぞれ結合されていることを特徴とする血液循環路における静脈血液バッグ。 【請求項2】 上記線条体は、上記折り畳み部の中間部分に形成された通路内に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の体外血液循環路における静脈血液バッグ。 【請求項3】 2つの折り畳み部にそれぞれ設けられた上記線条体は、通路内に収容された連結部材により連続的に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の体外血液循環路における静脈血液バッグ。 【請求項4】 2つの折り畳み部にそれぞれ設けられた上記線条体は、互いに別個に設けられることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の体外血液循環路における静脈血液バッグ。 【請求項5】 上記フィルタはバッグ状のものであって、 上記静脈血液バッグは、 上記中間部分に沿って延在する通路内に弾性変形可能な線条体をそれぞれ収容した折り畳み部により構成される2つの側部と、 上記折り畳み部に収容された2つの上記線条体を連結するための連結部材を収容する通路が設けられた下端部と、 心臓切開手術用貯留器及び患者のそれぞれからのラインに接続される2つの血液流入チューブと、 排出部が設けられた上端部と、 上記下端部に近接して設けられ血液流出ラインに接続可能なカップリングと を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の体外血液循環路における静脈血液バッグ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、体外血液循環路における静脈血液バッグに関する。 【背景技術】 【0002】 ある種の外科手術の際に設置される体外血液循環路における装置の1つとして、患者の静脈に接続されたラインからの血液や、随時付加される心臓切開手術用貯留器として知られる容器に接続されたラインからの血液を収容するように構成されたバッグが知られている。このバッグは、手術を行う場所からもたらされる血液を収集すると共に濾過するためのものであって、「静脈血液バッグ」として知られている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 患者の周囲にあって、障害を発生させたり、或いは少なくとも手術執刀者の行動の自由を減少させたりするおそれのあるいくつかの複雑な装置の存在を考慮すると、個々の装置の大きさを減少させようとすることが重要であるのは極めて明らかである。 このような観点から本発明の目的は、手術の際の占有スペースを低減した静脈血液バッグを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0004】 このような目的を達成するため、本発明の体外血液循環路における静脈血液バッグは、互いに接合されてフィルタを収容した収容空間を形成する2つのシートを備えた体外血液循環路における静脈血液バッグであって、上記2つのシートは、弾性変形可能な素材からなる線条体がその中間部分に設けられた折り畳み部により、両側部がそれぞれ結合されていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0005】 本発明の体外血液循環路における静脈血液バッグによれば、弾性変形可能な素材からなる線条体が折り畳み部に設けられることにより、静脈血液バッグが膨張状態から空の状態になるたびに、静脈血液バッグを最小容積の状態に確実に戻すことが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 本発明の更なる特徴及び効果は、添付の図面における限定されない例により示された、好ましいが限定的ではない実施形態の説明によって明らかになる。 以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。 図に示すように、本発明に係る静脈血液バッグは、2つのプラスチックシート1,2によって構成されている。これらプラスチックシート1,2は、熱接合部3によって互いに結合されることにより、血液を収容するための閉じた収容空間を形成しており、この収容空間内には、端部4aが加熱接合されると共に血液に含まれている空気を取り除くように構成されたバッグ状のフィルタ4が収容されている。 【0007】 静脈血液バッグは、折り畳み部5,6により形成される2つの側部を備えている。折り畳み部5,6のそれぞれには、弾性変形可能な素材からなる線条体が設けられており、折り畳み部5,6の中間部分に沿って適切に延設された通路内に線条体が収容されている。即ち、折り畳み部5には、加熱接合部8a,8bによって形成されている通路8内に挿入された線条体7が設けられ、折り畳み部6には、加熱接合部10a,10bによって形成されている通路10内に挿入された線条体9が設けられている。 【0008】 これら線条体7,9は、静脈血液バッグの下端部にある通路12内に挿入された連結部材11に接続されて一体化することにより集成材を形成している。また、静脈血液バッグの下端部にはチューブ13,14が挿入されている。これらのチューブ13,14は、接合部15において静脈血液バッグに加熱接合されて固定されており、心臓切開手術用貯留器からのライン及び患者の静脈からのラインにそれぞれ接続されている。 【0009】 静脈血液バッグの上端部には排出部16,17が設けられている。また、符号18は、血液流出ラインに接続されるように構成されたカップリングを示している。 線条体7,9の存在により、図2に示すような膨張状態から空の状態になるたびに、静脈血液バッグが図1に示すような最小容積の状態に確実に戻るようになっている。このような線条体7,9の矯正作用は、連結部材11により線条体7,9を接続して一体形状とすることによって確保することができる。また、線条体7,9が互いに別個の状態にある場合であっても、折り畳み部5,6の中間部分に線条体7,9を適正に結合することにより、或いは外部支持部材を用いることにより、折り畳み部5,6における線条体7,9の矯正作用を確保することが可能である。 【0010】 以上のように説明した本発明は、上述した構成のほかに様々な変形や変更が可能であるが、それらはいずれも添付の特許請求の範囲に含まれるものであると共に、詳細の全ては技術的に均等な別の要素に置き換えるようにしても良い。 【図面の簡単な説明】 【0011】 【図1】空の状態にある静脈血液バッグの正面図である。 【図2】膨張した状態にある静脈血液バッグの正面図である。 【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。 【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。 【符号の説明】 【0012】 1,2 プラスチックシート 4 フィルタ 5,6 折り畳み部 7,9 線条体 8,10 通路 11 連結部材 12 通路 13,14 チューブ 16,17 排出部 18 カップリング
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| 【出願人】 |
【識別番号】506337138 【氏名又は名称】エウロセッツ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 【氏名又は名称原語表記】EUROSETS S.R.L. 【住所又は居所原語表記】Strada Statale 12,143, 41036 MEDOLLA(Prov.of Modena) ITALY
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| 【出願日】 |
平成19年6月15日(2007.6.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090022 【弁理士】 【氏名又は名称】長門 侃二
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| 【公開番号】 |
特開2008−599(P2008−599A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2007−158586(P2007−158586) |
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