| 【発明の名称】 |
消毒室の連動制御装置。 |
| 【発明者】 |
【氏名】松山 徳美
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| 【要約】 |
【課題】比較的簡単な連動制御装置によって、作業者個人個人の管理という深みにまで立ち入ることなく、作業者自身におけるモラルの高低にいたずらに流されることなく、作業者が一定の消毒工程を通過することにより、BCR内に外部から汚染物質が入り込むという虞をなくすための消毒室の連動制御装置を提供すること。
【構成】消毒槽、アルコール消毒器、自動扉に連動センサを取り付け、消毒槽に浮かんだフロートを握り、所定時間前記消毒槽内に沈めると、完了の表示とブザーの鳴動が生じる工程と、アルコール消毒器は独自のセンサを有し、手の平を感知したときにアルコール消毒液を塗布する工程と、アルコール消毒器から手を抜くと、バイオクリーンルームへの自動扉が開く工程とからなり、また、前記消毒槽のフロートはこれを握り、一定角度まで動かさないと前記連動センサの開始の信号が入力しないこと。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 消毒槽、アルコール消毒器、自動扉に連動センサを取り付けた、消毒室において、消毒槽に浮かんだフロートを握り、所定時間前記消毒槽内に沈めると、完了のアルコール消毒器は独自のセンサを有し、手の平を感知したときにアルコール消毒液を塗布する工程と、アルコール消毒器から手を抜く工程と、バイオクリーンルームへの自動扉が開く工程とからなることを特徴とする消毒室の連動制御装置。 【請求項2】 前記消毒槽のフロートはこれを握り、一定角度まで動かさないと前記連動センサの開始の信号が入力しないことを特徴とする請求項1記載の消毒室の連動制御装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 食品工場や製薬工場などにおける、外部からの汚染物質である、細菌などの微生物汚染の広がりや作業者からの汚染を防止するために、バイオクリーンルーム(BCR)内における衛生を維持するための消毒室の連動制御装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、食品工場や製薬工場などは、細菌などの微生物汚染を防止するために、外部からの汚染物質の持ち込みや作業者からの汚染を防止するため、バイオクリーンルーム(BCR)内において、衛生に留意して操業を行っている。 【0003】 従って、BCRに入室する場合には、外部からの汚染を持ち込みを防止するために、必ず手洗いや消毒を行うことが義務付けられている。 【0004】 しかし、この手洗いや消毒の実行というのは作業者に衛生管理の重要性を教育して、作業者自身の良識つまりモラルの向上を図るか、あるいは特許文献1に示すように、作業者のIDカードを識別して作業者個人と一々照らし合わせて入室を許可するという具合に、手洗いや消毒の持つ意味である、BCRへの入室するには、外部からの汚染を持ち込みを防止するという目的から些か掛け離れた個人管理に陥っていた。 【特許文献1】特開2001ー292918 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 本発明は、比較的簡単な連動制御装置によって、作業者個人個人の管理という深みにまで立ち入ることなく、作業者自身におけるモラルの高低にいたずらに流されることなく、作業者が一定の消毒工程を通過することにより、BCR内に外部から汚染物質が入り込むという虞をなくすための消毒室の連動制御装置を提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 第一の発明は、消毒槽、アルコール消毒器、自動扉に連動センサを取り付けた消毒室において、消毒槽に浮かんだフロートを握り、所定時間前記消毒槽内に沈めると、完了の表示とブザーの鳴動が生じる工程と、アルコール消毒器は独自のセンサを有し、手の平を感知したときにアルコール消毒液を塗布する工程と、アルコール消毒器から手を抜く工程と、バイオクリーンルームへの自動扉が開く工程とからなることを特徴とする。 【0007】 このことにより、従業員が所定の消毒工程を踏むことによって、いたずらに管理されることなく、またモラルの高低に係わらず、自らがBCRへの入室許可を得た者として扱われる。 【0008】 第二の発明は、前記消毒槽のフロートはこれを握り、一定角度まで動かさないと前記連動センサの開始の信号が入力しないことを特徴とする。 【0009】 このことにより、連動する一連の消毒システムが、具体的なフロートという物体を所定角度動かすことによって、開始されるという誰でも分かりやすい作業となって、システムに入り込むことができる。 【発明の効果】 【0010】 本発明の、消毒室の連動制御装置によって、従業員が所定の消毒工程を踏むことによって、いたずらに管理されることなく、またモラルの高低に係わらず、自らがBCRへの入室許可を得た者として扱われることとなり、また、連動する一連の消毒システムが、具体的なフロートという物体を所定角度動かすことによって、開始されるという誰でも分かりやすい作業となって、システムに入り込むことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 先ず、図1は、本発明の消毒室の連動制御装置における、消毒室11における手洗い槽9並びに消毒槽2’を並立してなる、洗浄槽1とが示されている。図2に示すように、作業者の消毒室でおこなうべきバイオクリーンルーム(BCR)に入室するまでに行うべき手順が、連動制御の無い場合と、連動制御の有る場合とが記されている。 【0012】 洗浄槽1には、まず本発明に掛かる消毒室の連動制御装置とは切り離された所の、一般的な手洗い槽9があり、ここにおいて自動水栓から水が、また自動水石鹸器から石鹸水溶液がそれぞれ出され、前段階としての手洗いを作業員が行うことができるものである。そして、次段階として本発明に掛かる消毒室の連動制御装置の工程が開始する。先ず、消毒槽2’に浮かぶフロート2と、そのフロート2,2に繋がる紐3’,3’と、その紐3’,3’の付け根にケーブル3が設けられている。 【0013】 ケーブル3は、ブラックボックスである制御盤4に繋がっており、この制御盤4において、前記フロート2,2に対する所定の操作、即ち、一定角度以上の角度を紐3’,3’にもたせることを、所定時間、すなわち10秒間したときに、完了の表示とブザーが鳴り作業者に知らしめるものである。さらに、信号が発せられて、隣のアルコール消毒器5に対してアルコール消毒液塗布の許可が降り、ここにおいて、アルコール消毒器は独自のセンサーで感知した手のひらに対して、アルコール消毒液を塗布するものである。 【0014】 そして、このアルコール消毒器5から手を抜くと、前記の該アルコール消毒器5と電子的に繋がっている制御盤4から信号が発せられて、自動扉6が開くものである。このことによって、手のひらの衛生上の懸念を払拭して、バイオクリーンルーム(BCR)10に入室可能となることができるものである。 【0015】 このように、消毒槽2’において、フロート2,2を握り所定角度動かすことによって、タイマーがスタートし、所定時間の十秒を経過すると、完了の表示及びブザーが鳴り、次にアルコール消毒器5に両手を入れて、アルコールを散布され、アルコール消毒器から両手を抜くと、自動扉6が開くという、一連の工程を経た後でないと自動扉が開かないという、言わば本発明の消毒操作を決められた手順で行った時、扉が開くというものであり、確実に消毒を義務付けるものである。 【産業上の利用可能性】 【0016】 一連の工程を踏むことにより、入室なりの許可が降りるというシステムにより、徒に個人個人わ管理することなく、しかし、管理であるには違いないという、言わば緩やかな管理システムということで応用の効くものとなるものである。 【図面の簡単な説明】 【0017】 【図1】本発明の消毒室の連動制御装置に掛かる、消毒室の全体図である。 【図2】作業者の消毒室で行うべき、バイオクリーンルームに入るまでの手順を示す図である。 【符号の説明】 【0018】 1 洗浄槽 2 フロート 2’ 消毒槽 3 ケーブル 3’ 紐 4 制御盤 5 アルコール消毒器 6 自動扉 7 自動水石鹸器 8 自動水栓 9 手洗い槽 10 バイオクリーンルーム(BCR) 11 消毒室
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| 【出願人】 |
【識別番号】000206211 【氏名又は名称】大成建設株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月19日(2006.7.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071102 【弁理士】 【氏名又は名称】三觜 晃司
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| 【公開番号】 |
特開2008−22965(P2008−22965A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月7日(2008.2.7) |
| 【出願番号】 |
特願2006−196812(P2006−196812) |
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