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【発明の名称】 香り局所供給方法
【発明者】 【氏名】井之口 明徳

【要約】 【課題】本発明は、エッセンシャルオイルの香りを、供給したい箇所に1つの送風機で容易に送る事が出来る、香り局所供給方法を得る事にある。

【構成】送風機により送られた空気を、チャンバー装置内でエッセンシャルオイルの香りと混ぜ、香りが必要な箇所に設けた専用の風量調節弁を経由して、末端の吹き出しノズルから香りを拡散させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エッセンシャルオイルを含んだ空気を、送風機により局所へ送る事を特徴とした装置。
【請求項2】
請求項1に記載のエッセンシャルオイルを含んだ空気を、要求される局所へ送る装置において、送風機出口の空気室(チャンバーボックス)に、香り付空気の供給が要求される箇所分の穴を開け供給先専用のホースダクト接続口とし、香り付空気を局所的に送る
装置。
【請求項3】
請求項2に記載のホースダクト接続口に局所供給先専用のバルブを備え、風量調節又は供給の有無を制御する装置。
【請求項4】
請求項1及び2に記載の空気室にエッセンシャルオイルを貯留出来る受け皿を設け送風機により空気室内の風速が早くなってもエッセンシャルオイルが液状のまま直接ホースダクト内へ供給されないように、エッセンシャルオイルを吸収し蒸発拡散出来る繊維状のシートを受け皿内に設ける事を特徴とした装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、アロマテラピーに関する装置で、エッセンシャルオイルの香りを要求される箇所へ局所供給する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の老人介護施設の増加に伴い、施設内の場所(局所)によっては排泄物等の悪臭による不快感が発生する箇所がある為、エッセンシャルオイルに含まれる成分作用により悪臭の消去・空気中におけるバイ菌の死滅、及び施設内の人々への心理的感応効果を上げる事が快適性向上に有効と思われる。
【0003】
しかしながら、従来の方法では建物内にエッセンシャルオイルの香りを供給するのに装置が複雑な事、及び設備機器の設置スペース確保困難という欠点があった。
(特許文献1)
従来の方法では局所的な供給でなく建物規模での供給によりエッセンシャルオイルの消費が多く効率が悪いという欠点があった。
【特許文献1】特開2003−126222公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エッセンシャルオイルの香りを、供給したい箇所に1つの送風機で容易に送る事が出来る装置の提供により、エッセンシャルオイルの消費効率の向上、局所発生の悪臭消去・空気中におけるバイ菌の死滅、及び建物空間の快適性向上を提供する事を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
送風機により送られる空気を、チャンバー装置内でエッセンシャルオイルの香りと混ぜ、香りが必要な箇所に設けた専用の風量調節弁を経由して、末端の吹き出しノズルから香りを拡散させる。
チャンバー装置内には、エッセンシャルオイルを含んだ液体を貯留させるタンクと、エッセンシャルオイルを吸収拡散する事が出来る材質の繊維質を設置した受け皿を設ける。
風量調節弁は供給先の需要に応じて開閉調整を行い、必要な箇所のみ供給し不要な箇所への供給は行わない。また風量調節弁から吹き出しノズルまでは、口径の小さいホースダクトで送る事により天井内等の狭い場所でも容易に施工可能なものとした。
【発明の効果】
【0006】
本発明により、少量のエッセンシャルオイルで効率良く建物内の局所へ香りを送る事が出来た。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の香り局所供給方法は、送風機から送られた空気が空気室(チャンバー装置)内でエッセンシャルオイルの香りと混合され、香りを供給したい場所まで延長されたホースダクトの末端に設けてある吹き出しノズルから香りを供給出来る事とする。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。勿論、実施例により本発明が限定されたものではない。
【実施例1】
【0008】
図1は本発明装置の平面、及び図2は立面図である。図1及び図2は送風機1から送られた空気が空気室(チャンバー装置)2内でエッセンシャルオイルの香りと混合し、供給先専用の風量調節弁3・ダクト4を経由し、吹き出しノズル5までの実施の形態を示す図である。
送風機1の羽根形状はシロッコファンを使用し静圧を高くする事によって吹き出しノズル5の取り付け位置が送風機から離れていても吹き出し可能な物とする。
送風機1からエッセンシャルオイル混合空気室2までは送風機吐き出し口と同径のダクトを使用する。各供給先専用の風量調節弁3は、手動式仕切り弁とし専用ダクトホース4は天井内等の狭いスペースでも施工が容易な内径約22φの可とう性のあるホースを使用する。
【実施例2】
【0009】
図3は、図1の空気室(チャンバー装置)2の詳細図である。
チャンバー2はエッセンシャルオイルを含んだ液体を貯蔵した容器6と、容器から供給されたエッセンシャルオイルを吸収蒸発拡散する事が出来る受け皿形状の物7が設置可能な大きさとする。尚、チャンバー2の上部は点検可能な蓋を設ける。
図4は、供給先の数が多くなった場合、容器6の容量拡大の為チャンバーの外に容器8を設置しホースで受け皿7まで供給する事とした図面である。
【産業上の利用可能性】
【0010】
多数の人が、居住する建物での、香りによる快適性を必要とする場合に利用される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明を示す平面図であり、送風機から吹き出しノズルまでの空気の流れる状態を示した平面図である。
【図2】本発明を示す立面図であり、送風機から吹き出しノズルまでの空気の流れる状態を示した立面図である。
【図3】本発明を示す詳細図であり、空気室(チャンバー装置)の詳細図である。
【図4】本発明を示す詳細図であり、エッセンシャルオイルを貯蔵した容器が空気室の外に設置する場合の詳細図である。
【符号の説明】
【0012】
1 送風機
2 空気室(チャンバー装置)
3 風量調節弁
4 ダクトホース
5 吹き出しノズル
6 エッセンシャルオイル保存容器
7 蒸発用受け皿
8 空気室外用エッセンシャルオイル貯蔵容器
【出願人】 【識別番号】306019144
【氏名又は名称】井之口 明徳
【出願日】 平成18年6月20日(2006.6.20)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−179(P2008−179A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−169845(P2006−169845)