| 【発明の名称】 |
リウマチ様関節炎のための併用療法 |
| 【発明者】 |
【氏名】ポール スティーヴン チャンゲリアン
【氏名】サムエル ハイマン ズウィリッチ
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| 【要約】 |
【課題】ヒトのリウマチ様関節炎などの関節炎を治療または予防するための薬剤併用療法の提供。
【構成】ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩および少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩を同時投与を含む薬剤併用療法で投与する。ヤヌスキナーゼ阻害剤は好ましくは(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体であり、具体的には、3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩が好ましい化合物として示される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩、および 少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩 を含む、ヒトのリウマチ様関節炎を治療または予防するための薬剤併用療法。 【請求項2】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が、式 【化1】
の化合物またはその薬学的に許容できる塩であり、式中、 R1は、式 【化2】
の基であり、 式中、yは、0、1または2であり、 R4は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルからなる群から選択され、前記アルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、ニトロ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、あるいはR4は、(C3〜C10)シクロアルキルであり、前記シクロアルキル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、 R5は、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルであり、前記ヘテロシクロアルキル基は、1〜5個のカルボキシ、シアノ、アミノ、重水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルで置換されていなければならず、式中、mは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、あるいは式 【化3】
の基であり、 式中、aは、0、1、2、3または4であり、 b、c、e、fおよびgは、それぞれ独立に0または1であり、 dは、0、1、2、または3であり、 Xは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、酸素、カルボニルまたは−C(=N−シアノ)−であり、 Yは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、またはカルボニルであり、また Zは、カルボニル、C(O)O−、C(O)NR−またはnが0、1もしくは2であるS(O)nであり、 R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素、または重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルもしくは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよい(C1〜C6)アルキルからなる群から選択され、 R12は、カルボキシ、シアノ、アミノ、オキソ、重水素、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、R15C(O)NH、R15OC(O)NH、R15NHC(O)NH、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、(C1〜C6)アルキル−S(O)m−(C1〜C6)アルキル、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルであり、式中、mは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、 R2およびR3は、それぞれ独立に水素、重水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、カルボキシ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C3〜C10)シクロアルキルからなる群から選択され、前記アルキル、アルコキシまたはシクロアルキル基は、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ(C1〜C6)アルキルチオ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル、(C3〜C9)シクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールから選択される1〜3個の基で置換されていてもよく、あるいはR2およびR3は、それぞれ独立に(C3〜C10)シクロアルキル、(C3〜C10)シクロアルコキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C6〜C10)アリールアミノ、(C1〜C6)アルキルチオ、(C6〜C10)アリールチオ、(C1〜C6)アルキルスルフィニル、(C6〜C10)アリールスルフィニル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールであり、前記ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルおよびアリール基は、1〜3個のハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、カルボキシ(C1〜C6)アルコキシ、ベンジルオキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C6〜C10)アリール、アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、シアノ、(C5〜C9)ヘテロシクロアルキル、アミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールまたは(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルで置換されていてもよい、請求項1に記載の薬剤併用療法。 【請求項3】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが0であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項4】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが0であり、dが1であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項5】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが1であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項6】 aが0であり、bが1であり、Xが−C(=N=シアノ)−であり、cが1であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項7】 aが0であり、bが0であり、cが0であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、gが1であり、またZが−C(O)−O−である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項8】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが0であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項9】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが0であり、dが2であり、eが0であり、fが1であり、gが1であり、またZがカルボニルである、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項10】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが0であり、dが2であり、eが0であり、fが1であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項11】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが1であり、dが0であり、eが1であり、YがS(O)nであり、nが2であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項12】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが1であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項13】 R12が、シアノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C2〜C6)アルキニル、シアノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)mであり、式中、mは0、1または2である、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項14】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が、 メチル−[4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; ({4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン; N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン; メチル−[(3R,4R)−4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; (3R,4R)−)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; {(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン;および (3R,4R)−N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン、 またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される、請求項2に記載の薬剤併用療法。 【請求項15】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が、3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の薬剤併用療法。 【請求項16】 前記抗関節炎薬がDMARDである、請求項1に記載の薬剤併用療法。 【請求項17】 前記DMARDが、エタネルセプト、インフリキシマブ、アダリムマブ、アナキンラ、アバタセプト、リツキシマブ、トシリズマブ、セルトリズマブ ペゴル、ヒドロキシクロロキン、クロロキン、ダプソン、スルファサラジン、金チオリンゴ酸ナトリウム、アウロチオグルコース、オーラノフィン、メトトレキセート、レフルノミド、アザチオプリン、d−ペニシラミン、アバタセプトおよびシクロスポリンAからなる群から選択される、請求項16に記載の薬剤併用療法。 【請求項18】 前記DMARDがメトトレキセートである、請求項17に記載の薬剤併用療法。 【請求項19】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩であり、前記抗関節炎薬がメトトレキセートまたはその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の薬剤併用療法。 【請求項20】 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩が、約1mgBID、5mgBID、10mgBID、15mgBID、20mgBID、25mgBID、または30mgBIDの量で投与され、メトトレキセートが、5mg、7.5mg、または15mgの量で毎週投与される、請求項19に記載の薬剤併用療法。 【請求項21】 少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩と一緒に同時投与するための、ヒトのリウマチ様関節炎を治療または予防するための医薬品を調製するための、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩の使用。 【請求項22】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が、式 【化4】
の化合物またはその薬学的に許容できる塩であり、式中、 R1は、式 【化5】
の基であり、 式中、yは、0、1または2であり、 R4は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルからなる群から選択され、前記アルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、ニトロ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、あるいはR4は、(C3〜C10)シクロアルキルであり、前記シクロアルキル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、 R5は、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルであり、前記ヘテロシクロアルキル基は、1〜5個のカルボキシ、シアノ、アミノ、重水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルで置換されていなければならず、式中、mは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、あるいは式 【化6】
の基であり、 式中、aは、0、1、2、3または4であり、 b、c、e、fおよびgは、それぞれ独立に0または1であり、 dは、0、1、2、または3であり、 Xは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、酸素、カルボニルまたは−C(=N−シアノ)−であり、 Yは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、またはカルボニルであり、また Zは、カルボニル、C(O)O−、C(O)NR−またはnが0、1もしくは2であるS(O)nであり、 R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素、または重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルもしくは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよい(C1〜C6)アルキルからなる群から選択され、 R12は、カルボキシ、シアノ、アミノ、オキソ、重水素、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、R15C(O)NH、R15OC(O)NH、R15NHC(O)NH、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、(C1〜C6)アルキル−S(O)m−(C1〜C6)アルキル、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルであり、式中、mは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、 R2およびR3は、それぞれ独立に水素、重水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、カルボキシ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C3〜C10)シクロアルキルからなる群から選択され、前記アルキル、アルコキシまたはシクロアルキル基は、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ(C1〜C6)アルキルチオ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル、(C3〜C9)シクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールから選択される1〜3個の基で置換されていてもよく、あるいはR2およびR3は、それぞれ独立に(C3〜C10)シクロアルキル、(C3〜C10)シクロアルコキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C6〜C10)アリールアミノ、(C1〜C6)アルキルチオ、(C6〜C10)アリールチオ、(C1〜C6)アルキルスルフィニル、(C6〜C10)アリールスルフィニル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールであり、前記ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルおよびアリール基は、1〜3個のハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、カルボキシ(C1〜C6)アルコキシ、ベンジルオキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C6〜C10)アリール、アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、シアノ、(C5〜C9)ヘテロシクロアルキル、アミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールまたは(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルで置換されていてもよい、請求項21に記載の使用。 【請求項23】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが0であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項24】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが0であり、dが1であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項25】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが1であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項26】 aが0であり、bが1であり、Xが−C(=N=シアノ)−であり、cが1であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項27】 aが0であり、bが0であり、cが0であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、gが1であり、またZが−C(O)−O−である、請求項22に記載の使用。 【請求項28】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが0であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項29】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが0であり、dが2であり、eが0であり、fが1であり、gが1であり、またZがカルボニルである、請求項22に記載の使用。 【請求項30】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが0であり、dが2であり、eが0であり、fが1であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項31】 aが0であり、bが1であり、Xがカルボニルであり、cが1であり、dが0であり、eが1であり、YがS(O)nであり、nが2であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項32】 aが0であり、bが1であり、XがS(O)nであり、nが2であり、cが1であり、dが0であり、eが0であり、fが0であり、またgが0である、請求項22に記載の使用。 【請求項33】 R12が、シアノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C2〜C6)アルキニル、シアノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)mであり、式中、mは0、1または2である、請求項22に記載の使用。 【請求項34】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が、 メチル−[4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; ({4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン; N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン; メチル−[(3R,4R)−4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; (3R,4R)−)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; {(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン;および (3R,4R)−N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン、 またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される、請求項22に記載の使用。 【請求項35】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が、3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩である、請求項22に記載の方法。 【請求項36】 前記抗関節炎薬がDMARDである、請求項21に記載の使用。 【請求項37】 前記DMARDが、エタネルセプト、インフリキシマブ、アダリムマブ、アナキンラ、アバタセプト、リツキシマブ、トシリズマブ、セルトリズマブ ペゴル、ヒドロキシクロロキン、クロロキン、ダプソン、スルファサラジン、金チオリンゴ酸ナトリウム、アウロチオグルコース、オーラノフィン、メトトレキセート、レフルノミド、アザチオプリン、d−ペニシラミン、アバタセプトおよびシクロスポリンAからなる群から選択される、請求項36に記載の使用。 【請求項38】 前記DMARDがメトトレキセートである、請求項37に記載の使用。 【請求項39】 前記ヤヌスキナーゼ阻害剤が3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩であり、前記抗関節炎薬がメトトレキセートまたはその薬学的に許容できる塩である、請求項21に記載の使用。 【請求項40】 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩が、約1mgBID、5mgBID、10mgBID、15mgBID、20mgBID、25mgBID、または30mgBIDの量で投与され、メトトレキセートが、5mg、7.5mg、または15mgの量で毎週投与される、請求項39に記載の使用。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本開示は、酵素ヤヌスキナーゼ3(本明細書において時々JAK3と称される)などのプロテインキナーゼの阻害剤である、現時点で開示されているピロロ[2,3−d]ピリミジン化合物などのヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩および少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩を含む、ヒトの関節炎障害もしくは症状、例えばリウマチ様関節炎の治療または予防のための薬剤併用療法に関する。本開示はまた、かかる関節炎障害もしくは症状の治療または予防のための方法ならびにかかる薬剤併用療法およびその医薬組成物の使用に関する。 【背景技術】 【0002】 JAK3は、プロテインキナーゼのヤヌスファミリーのメンバーである。このファミリーの他のメンバーは、本質的に全ての組織で発現されているが、JAK3発現は、造血細胞に限定されている。これは、IL−2、IL−4、IL−7、IL−9、IL−15、およびIL−21の受容体を介したJAK3とこれらのマルチ鎖受容体に共通のγ鎖との非共有結合によるシグナル伝達におけるその不可欠な役割と整合する。SCID患者集団は、JAK3タンパク質レベルの激しい減少または共通のγ鎖に対する遺伝的欠損を示すことが確認されており、免疫抑制がJAK3経路を介したシグナル伝達の遮断によって生じるはずであることが示唆される。JAK3は、BおよびTリンパ球成熟において重要な役割を果たすだけでなく、JAK3は、T細胞機能を維持するのに構成的に必要とされることが動物試験によって示唆されている。この新規なメカニズムによる免疫活性の調節により、移植拒絶および自己免疫疾患、例えばリウマチ様関節炎などのT細胞増殖障害の治療に有用であることを証明することができる。 【0003】 ピロロ[2,3−d]ピリミジン化合物を用いてリウマチ様関節炎を治療または予防するこれまでの方法は、本明細書においてその内容が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第7,091,208号に記載されている。本明細書において論じているいくつかのピロロ[2,3−d]ピリミジン化合物は、本明細書において両方の内容が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,627,754号および米国公開2003/0073719号でも論じられている。現時点で開示されているピロロ[2,3−d]ピリミジン化合物などいくつかのヤヌスキナーゼ阻害剤を含むいくつかの薬剤併用療法は、リウマチ様関節炎を含めた関節炎などヒトの関節炎障害または症状を治療または予防するために有効であることが今回判明している。 【発明の開示】 【課題を解決するための手段】 【0004】 一態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩および少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩を含む、ヒトのリウマチ様関節炎の治療または予防のための薬剤併用療法に関する。 【0005】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式 【0006】 【化1】
の化合物またはその薬学的に許容できる塩であり、式中、 R1は、式 【0007】 【化2】
の基であり、 式中、yは、0、1または2であり、 R4は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルからなる群から選択され、そのアルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、ニトロ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、あるいはR4は、(C3〜C10)シクロアルキルであり、そのシクロアルキル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、 R5は、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルであり、そのヘテロシクロアルキル基は、1〜5個のカルボキシ、シアノ、アミノ、重水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルで置換されていなければならず、そのmは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、あるいは式 【0008】 【化3】
の基であり、 式中、aは、0、1、2、3または4であり、 b、c、e、fおよびgは、それぞれ独立に0または1であり、 dは、0、1、2、または3であり、 Xは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、酸素、カルボニルまたは−C(=N−シアノ)−であり、 Yは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、またはカルボニルであり、また Zは、カルボニル、C(O)O−、C(O)NR−またはnが0、1もしくは2であるS(O)nであり、 R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素、または重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルもしくは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよい(C1〜C6)アルキルからなる群から選択され、 R12は、カルボキシ、シアノ、アミノ、オキソ、重水素、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、R15C(O)NH、R15OC(O)NH、R15NHC(O)NH、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、(C1〜C6)アルキル−S(O)m−(C1〜C6)アルキル、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルであり、そのmは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、 R2およびR3は、それぞれ独立に水素、重水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、カルボキシ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C3〜C10)シクロアルキルからなる群から選択され、そのアルキル、アルコキシまたはシクロアルキル基は、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ(C1〜C6)アルキルチオ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル、(C3〜C9)シクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールから選択される1〜3個の基で置換されていてもよく、あるいはR2およびR3は、それぞれ独立に(C3〜C10)シクロアルキル、(C3〜C10)シクロアルコキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C6〜C10)アリールアミノ、(C1〜C6)アルキルチオ、(C6〜C10)アリールチオ、(C1〜C6)アルキルスルフィニル、(C6〜C10)アリールスルフィニル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールであり、そのヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルおよびアリール基は、1〜3個のハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、カルボキシ(C1〜C6)アルコキシ、ベンジルオキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C6〜C10)アリール、アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、シアノ、(C5〜C9)ヘテロシクロアルキル、アミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールまたは(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルで置換されていてもよい。 【0009】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0010】 【化4】
の化合物またはその薬学的に許容できる塩であり、式中、 R1は、式 【0011】 【化5】
の基であり、 式中、yは、0、1または2であり、 R4は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルからなる群から選択され、そのアルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、ニトロ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、あるいはR4は、(C3〜C10)シクロアルキルであり、そのシクロアルキル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、 R5は、1〜5個のカルボキシ、シアノ、アミノ、重水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルで置換されているピペリジニルであり、そのmは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、あるいは式 【0012】 【化6】
の基であり、 式中、aは、0、1、2、3または4であり、 b、c、e、fおよびgは、それぞれ独立に0または1であり、 dは、0、1、2、または3であり、 Xは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、酸素、カルボニルまたは−C(=N−シアノ)−であり、 Yは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、またはカルボニルであり、また Zは、カルボニル、C(O)O−、C(O)NR−またはnが0、1もしくは2であるS(O)nであり、 R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素、または重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルもしくは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよい(C1〜C6)アルキルからなる群から選択され、 R12は、カルボキシ、シアノ、アミノ、オキソ、重水素、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、R15C(O)NH、R15OC(O)NH、R15NHC(O)NH、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、(C1〜C6)アルキル−S(O)m−(C1〜C6)アルキル、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルであり、そのmは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、 R2およびR3は、それぞれ水素である。 【0013】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0014】 【化7】
の化合物またはその薬学的に許容できる塩であり、式中、 R1は、式 【0015】 【化8】
の基であり、 式中、yは、0であり、 R4は、(C1〜C6)アルキルであり、 R5は、1〜5個のカルボキシ、シアノ、アミノ、重水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルで置換されているピペリジニル、または式 【0016】 【化9】
の基であり、 式中、 mは、0、1または2であり、 R15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、 dは、1であり、 R9およびR10は、それぞれ独立に、水素、または重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルもしくは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよい(C1〜C6)アルキルからなる群から選択され、 R12は、シアノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C2〜C6)アルキニル、シアノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)mであり、そのmは、0、1または2であり、また R2およびR3は、それぞれHである。 【0017】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、Xはカルボニルであり、cは0であり、dは0であり、eは0であり、fは0であり、またgは0である。 【0018】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、Xはカルボニルであり、cは0であり、dは1であり、eは0であり、fは0であり、またgは0である。 【0019】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、Xはカルボニルであり、cは1であり、dは0であり、eは0であり、fは0であり、またgは0である。 【0020】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、Xは−C(=N=シアノ)−であり、cは1であり、dは0であり、eは0であり、fは0であり、またgは0である。 【0021】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは0であり、cは0であり、dは0であり、eは0であり、fは0であり、gは1であり、またZは−C(O)−O−である。 【0022】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、XはS(O)nであり、nは2であり、cは0であり、dは0であり、eは0であり、fは0であり、またgは0である。 【0023】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、XはS(O)nであり、nは2であり、cは0であり、dは2であり、eは0であり、fは1であり、gは1であり、またZはカルボニルである。 【0024】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、XはS(O)nであり、nは2であり、cは0であり、dは2であり、eは0であり、fは1であり、またgは0である。 【0025】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、Xはカルボニルであり、cは1であり、dは0であり、eは1であり、YはS(O)nであり、nは2であり、fは0であり、またgは0である。 【0026】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、aは0であり、bは1であり、XはS(O)nであり、nは2であり、cは1であり、dは0であり、eは0であり、fは0であり、またgは0である。 【0027】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、R12は、シアノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C2〜C6)アルキニル、シアノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)mであり、そのmは0、1または2である。 【0028】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、 メチル−[4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; ({4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン; N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン; メチル−[(3R,4R)−4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; (3R,4R)−)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; {(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン;および (3R,4R)−N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン、 またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。 【0029】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、 メチル−[4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; ({4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン;および N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン、 またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。 【0030】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、 メチル−[(3R,4R)−4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; (3R,4R)−)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; {(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン;および (3R,4R)−N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン、 またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。 【0031】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式IA 【0032】 【化10】
の化合物であり、 式中、Ar、R1、およびR2は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第7,037,925号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国特許第7,037,925号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0033】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0034】 【化11】
の化合物であり、 式中、Ar、R、X、R1、R2、およびaは、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2006/0173034号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2006/0173034号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0035】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式 【0036】 【化12】
の化合物であり、 式中、R1、A、B、およびWは、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2005/0137201号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2005/0137201号に具体的に記載されている任意の他の化合物、特に実施例173でJAK3阻害剤であると言及されているものであってもよい。 【0037】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2005/0261253号で定義された1個または複数個の基A0で置換されている式500〜511のうちのいずれか1個の化合物である。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2005/0261253号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0038】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0039】 【化13】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R3、R4、およびR5は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2006/0183906号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2006/0183906号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0040】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0041】 【化14】
の化合物であり、 式中、D1、D2、D3、D4、A、およびBは、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2006/0106020号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2006/0106020号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0042】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、WO2005/105146、特に12〜17頁でJAK3キナーゼ阻害剤であると言及されている化合物である。 【0043】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0044】 【化15】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R3、R4、およびR5は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2004/0214817号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2004/0214817号に具体的に記載されている任意の他の化合物、特に実施例9でJAK3阻害剤であると言及されているものであってもよい。 【0045】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0046】 【化16】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R3、R4、R5、Aおよびxは、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2006/0122213号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2006/0122213号に具体的に記載されている任意の他の化合物、特に表IおよびIIで示されているものであってもよい。 【0047】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0048】 【化17】
の化合物であり、 式中、R1、R2、Z1、Z2、およびZ3は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2006/0183761号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2006/0183761号に具体的に記載されている任意の他の化合物、特に表IおよびIIで示されているものであってもよい。 【0049】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0050】 【化18】
の化合物であり、 式中、R1、R3、R5、X1、X2およびX3は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2005/0165029号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2005/0165029号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0051】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0052】 【化19】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R3、R5、X1、およびX2は、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2005/0187389号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2005/0187389号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0053】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0054】 【化20】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R3、R4、およびYは、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,943,161号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国特許第6,943,161号に具体的に記載されている任意の他の化合物、特に表Iで示されているものであってもよい。 【0055】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0056】 【化21】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R3、R4、X、X1、X2、およびYは、本明細書においてその内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国公開2005/0277642号の請求項1で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国公開2005/0277642号に具体的に記載されている任意の他の化合物、特に表Iで示されているものであってもよい。 【0057】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式I 【0058】 【化22】
の化合物であり、 式中、R1、R2、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、およびXは、本明細書においてその全ての内容が一般的および具体的に参照により本明細書に組み込まれる、米国第6,452,005号および関連米国第6,313,129号;第6,313,130号;第6,177,433号;第6,080,747号;第6,326,373号;第6,080,748号ならびに米国公開2004/0192711号および2005/0187233号で定義されている通りである。ヤヌスキナーゼ阻害剤は、米国第6,452,005号および関連米国第6,313,129号;第6,313,130号;第6,177,433号、第6,080,747号;第6,326,373号;第6,080,748号ならびに米国公開2004/0192711号および2005/0187233号に具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0059】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、本明細書において参照により本明細書に組み込まれる、Jack J.Chenら、Development of Pyrimidine−Based Inhibitors of Janus Tyrosine Kinase 3、Bioorganic&Medicinal Chemistry Letters(2006)、doi.1016/j.bmcl.2006.08.0822の図1に示されているJAK3阻害剤のうちのいずれか1個である。 【0060】 【化23】
ヤヌスキナーゼ阻害剤は、その中、特に表IおよびIIに具体的に記載されている任意の他の化合物であってもよい。 【0061】 いくつかの実施形態では、抗関節炎薬は、アセチルサリチル酸およびコリンマグネシウム三サリチル酸などの他のサリチル酸、アザプロパゾン、カルプロフェン、セレコキシブ、ジクロフェナクカリウム、ジクロフェナクナトリウム、ジフルニサル、エトドラク、フェンブフェン、フェノプロフェン、フルフェナム酸、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、メフェナム酸、メロキシカム、ナブメトン、ナプロキセン、ナプロキセンナトリウム、オキサプロジン、ピルプロフェン、スプロフェン、サルサレート、スリンダク、テノキシカム、チアプロフェン酸、ならびにトルメチンからなる群から選択されるNSAID(非ステロイド系抗炎症剤)またはCOX−2(シクロオキシゲナーゼ2)阻害剤である。他の適当なNSAIDおよび/またはCOX−2阻害剤は、本開示の利益が得られる当業者に容易に明らかなはずである。 【0062】 いくつかの実施形態では、酢酸ヒドロコルチゾン、tertブチル酢酸ヒドロコルチゾン、酢酸デキサメタゾン、tertブチル酢酸デキサメタゾン、プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン、tertブチル酢酸プレドニゾロン、プレドニゾン、メチルプレドニゾロン、酢酸メチルプレドニゾロン、トリアムシノロンアセトニド、トリアムシノロンジアセトニド、およびトリアムシノロンヘキサアセトニドからなる群から選択される抗関節炎薬は、グルココルチコイド(経口、非経口および/または関節内)である。他の適当なグルココルチコイドは、本開示の利益が得られる当業者に容易に明らかなはずである。 【0063】 いくつかの実施形態では、抗関節炎薬は、ヒドロキシクロロキン、クロロキン、ダプソン、スルファサラジン、メトトレキセート、レフルノミド、アザチオプリン、d−ペニシラミン、シクロスポリンA、ならびに金チオリンゴ酸ナトリウム、アウロチオグルコース、およびオーラノフィンなどの金化合物からなる群から選択されるSCE(小化学成分)DMARD(疾患修飾性抗リウマチ薬)である。 【0064】 いくつかの実施形態では、抗関節炎薬は、エタネルセプト、インフリキシマブ、アダリムマブ、アナキンラ、アバタセプト、リツキシマブ、トシリズマブ、およびセルトリズマブ ペゴルからなる群から選択される生物学的DMARDである。他の適当なDMARD(SCEまたは生物学的)は、本開示の利益が得られる当業者に容易に明らかなはずである。 【0065】 いくつかの実施形態では、抗関節炎薬は、アセトアミノフェンなどの鎮痛薬である。他の適当な鎮痛薬は、本開示の利益が得られる当業者に容易に明らかなはずである。 【0066】 いくつかの実施形態では、抗関節炎薬は、モルヒネ、コデイン、プロポキシフェン、ヒドロコドン、メサドン、ヒドロモルホン、オキシコドン、フェンタニール、ブプレノルフィン、およびブトルファノールからなる群から選択されるアセトアミノフェンと併用していてもよいオピオイドである。他の適当なオピオイドは、本開示の利益が得られる当業者に容易に明らかなはずである。 【0067】 別の態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩と少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩の両方を治療有効量でヒトに同時投与することを含む、ヒトのリウマチ様関節炎を治療または予防するための方法に関するものであり、ヤヌスキナーゼ阻害剤および抗関節炎薬は、本明細書に記載の通りに定義される。 【0068】 別の態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩および少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩を含む、乾癬性関節炎を治療または予防するための薬剤併用療法に関するものであり、ヤヌスキナーゼ阻害剤および抗関節炎薬は、本明細書に記載の通りに定義される。 【0069】 別の態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩と少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩の両方を治療有効量でヒトに同時投与することを含む、ヒトの乾癬性関節炎を治療または予防するための方法に関するものであり、ヤヌスキナーゼ阻害剤および抗関節炎薬は、本明細書に記載の通りに定義される。 【0070】 別の態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩および少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩を含む、強直性脊椎炎を治療または予防するための薬剤併用療法に関するものであり、ヤヌスキナーゼ阻害剤および抗関節炎薬は、本明細書に記載の通りに定義される。 【0071】 別の態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩と少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩の両方を治療有効量でヒトに同時投与することを含む、ヒトの強直性脊椎炎を治療または予防するための方法に関するものであり、ヤヌスキナーゼ阻害剤および抗関節炎薬は、本明細書に記載の通りに定義される。 【0072】 本明細書に開示された薬剤併用およびその方法の別の特徴および利点は、以下のいくつかの実施形態の詳細な説明から明らかになるはずである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0073】 本開示の具体的な実施形態を、製法およびスキームに記載されているいくつかの好ましい実施形態に関連して今回記載することになるが、こうした実施形態は、ほんの一例であり、単に例示に過ぎないが、ほんの数例の、本開示の成分の応用例を代表するものとなり得る多くの可能な具体的な実施形態であることを理解されたい。種々の変更および変更形態は、本開示の利益が得られる当業者に明らかなはずであり、添付の特許請求の範囲でさらに定義されているように本開示の精神および範囲内であると考えられる。 【0074】 特に定義されていない限り、本明細書で使用されている全ての技術および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されているものと同じ意味である。 【0075】 定義 本明細書では、「アルキル」という用語は、特に指示がない限り、直鎖状もしくは分枝状部分またはその組合せを有する飽和一価炭化水素基を含む。 【0076】 本明細書では、「アルコキシ」という用語は、O−アルキル基を含み、その「アルキル」は上記で定義されている。 【0077】 本明細書では、「ハロ」という用語は、特に指示がない限り、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを含む。 【0078】 本明細書では、「(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル」という用語は、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピラニル、チオピラニル、アジリジニル、オキシラニル、メチレンジオキシル、クロメニル、イソオキサゾリジニル、1,3−オキサゾリジン−3−イル、イソチアゾリジニル、1,3−チアゾリジン−3−イル、1,2−ピラゾリジン−2−イル、1,3−ピラゾリジン−1−イル、ピペリジニル、チオモルホリニル、1,2−テトラヒドロチアジン−2−イル、1,3−テトラヒドロチアジン−3−イル、テトラヒドロチアジアジニル、モルホリニル、1,2−テトラヒドロジアジン−2−イル、1,3−テトラヒドロジアジン−1−イル、テトラヒドロアゼピニル、ピペラジニル、クロマニルなどを意味する。当業者は、前記(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル環の結合が、炭素またはsp3混成窒素ヘテロ原子を介して行われることを理解されたい。 【0079】 本明細書では、「(C2〜C9)ヘテロアリール」という用語は、フリル、チエニル、チアゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピロリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、1,3,5−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,3,5−チアジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジニル、1,2,4−トリアジニル、1,2,3−トリアジニル、1,3,5−トリアジニル、ピラゾロ[3,4−b]ピリジニル、シンノリニル、プテリジニル、プリニル、6,7−ジヒドロ−5H−[1]ピリンジニル、ベンゾ[b]チオフェニル、5、6、7、8−テトラヒドロ−キノリン−3−イル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、チアナフテニル、イソチアナフテニル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、イソインドリル、インドリル、インドリジニル、インダゾリル、イソキノリル、キノリル、フタラジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、ベンゾオキサジニルなどを意味する。当業者は、前記(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル環の結合が、炭素原子またはsp3混成窒素ヘテロ原子を介して行われることを理解されたい。 【0080】 本明細書で使用する場合、(C6〜C10)アリールは、フェニルまたはナフチルを意味する。 【0081】 本明細書では「薬剤併用療法」または単に「併用療法」という用語は一般に、本明細書で開示されている1種または複数の抗関節炎薬と併せてヤヌスキナーゼ阻害剤を投与することを意味する。言い換えれば、「薬剤併用療法」という用語は、式(I)の化合物などのヤヌスキナーゼ阻害剤を、本明細書に開示された1種または複数の抗関節炎薬と一緒に薬学的に許容できる形態:(i)同じ投与形態、例えば、同じ錠剤または式(I)の化合物などのヤヌスキナーゼ阻害剤、本明細書で開示されている1種もしくは複数の抗関節炎薬、および薬学的に許容できる担体を含む医薬組成物を意味する医薬組成物で;(ii)投与モードが同じである別々の投与形態、例えば、式(I)の化合物などのヤヌスキナーゼ阻害剤および薬学的に許容できる担体を含む経口投与に適した第1の医薬組成物と、本明細書で開示されている1種もしくは複数の抗関節炎薬および薬学的に許容できる担体を含む経口投与に適した第2の医薬組成物を含むキットで;ならびに(iii)投与モードが異なる別々の投与形態、例えば、式(I)の化合物などのヤヌスキナーゼ阻害剤および薬学的に許容できる担体を含む経口投与に適した第1の医薬組成物と、本明細書で開示されている1種もしくは複数の抗関節炎薬および薬学的に許容できる担体を含む非経口投与に適した第2の医薬組成物を含むキットで、同時に投与できることを表す。さらに、本開示の利益が得られる当業者には、本明細書で開示されている2種以上の抗関節炎薬を投与する場合、薬剤は同じ投与モードを共有する必要がない、例えば、式(I)の化合物などのヤヌスキナーゼ阻害剤および薬学的に許容できる担体を含む経口投与に適した第1の医薬組成物、本明細書に開示された第1の抗関節炎薬および薬学的に許容できる担体を含む経口投与に適した第2の医薬組成物と、本明細書に開示された第2の抗関節炎薬および薬学的に許容できる担体を含む非経口投与に適した第3の医薬組成物を含むキットであってよいことが理解されよう。当業者には、「薬剤併用療法」において前記の同時投与は、ヤヌスキナーゼ阻害剤を含む医薬組成物と抗関節炎薬を含む医薬組成物を、同じスケジュールで、すなわち、同時および同日に、または異なるスケジュールで、すなわち、異なるが、必ずしも違わないスケジュールで投与できることを表すことが理解されよう。その点において、ヤヌスキナーゼ阻害剤を含む医薬組成物と抗関節炎薬を含む医薬組成物を異なるスケジュールで投与した場合、このような異なるスケジュールは、「バックグラウンド」または「バックグラウンド投与」と本明細書で称されることもある。ヤヌスキナーゼ阻害剤を含む医薬組成物は、必ずしもしなくてよいが、毎日の投与のうちの1回の間に抗関節炎薬を含む医薬組成物と同時に投与してもよいので、例えば、ヤヌスキナーゼ阻害剤を含む医薬組成物は、ある投与形態で1日2回投与でき、抗関節炎薬を含む医薬組成物は、1日1回投与することができる。もちろん、「薬剤併用療法」に適した他の変形形態は、本開示の利益が得られる当業者に容易に明らかなはずであり、この用語の意味の一部である。 【0082】 本明細書では「ヤヌスキナーゼ阻害剤」という用語は、本明細書に開示された生物学的アッセイによって測定されたように、1種または複数のヤヌスキナーゼ、すなわち、JAK1、JAK2、およびJAK3のうちの1種に対して阻害作用を示す化合物を表す。好ましいヤヌスキナーゼ阻害剤には、ここに開示された式Iのそれらが含まれる。より好ましいヤヌスキナーゼ阻害剤は、3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩である。 【0083】 「同時(concomitant)」という用語は、「薬剤併用療法」の定義で使用されているので、「同時投与すること(co−administering)」という用語は、ヤヌスキナーゼ阻害剤および1種または複数の抗関節炎薬を「同時(concomitant)」投与することを表す。 【0084】 一態様では、本開示は、ヤヌスキナーゼ阻害剤またはその薬学的に許容できる塩および少なくとも1種の抗関節炎薬またはその薬学的に許容できる塩を含む、ヒトのリウマチ様関節炎を治療または予防するための薬剤併用療法に関する。 【0085】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、式 【0086】 【化24】
I の化合物またはその薬学的に許容できる塩であり、式中 R1は、式 【0087】 【化25】
の基であり、 式中、yは、0、1または2であり、 R4は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルからなる群から選択され、そのアルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、ニトロ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、あるいはR4は、(C3〜C10)シクロアルキルであり、そのシクロアルキル基は、重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルまたは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよく、 R5は、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルであり、そのヘテロシクロアルキル基は、1〜5個のカルボキシ、シアノ、アミノ、重水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルで置換されていなければならず、そのmは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、あるいは式 【0088】 【化26】
の基であり、 式中、aは、0、1、2、3または4であり、 b、c、e、fおよびgは、それぞれ独立に0または1であり、 dは、0、1、2、または3であり、 Xは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、酸素、カルボニルまたは−C(=N−シアノ)−であり、 Yは、nが0、1もしくは2であるS(O)n、またはカルボニルであり、また Zは、カルボニル、C(O)O−、C(O)NR−またはnが0、1もしくは2であるS(O)nであり、 R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素、または重水素、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アシルオキシ、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、シアノ、シアノ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、ニトロ、ニトロ(C1〜C6)アルキルもしくは(C1〜C6)アシルアミノで置換されていてもよい(C1〜C6)アルキルからなる群から選択され、 R12は、カルボキシ、シアノ、アミノ、オキソ、重水素、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C1〜C6)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルオキシ(C1〜C6)アルキル、ニトロ、シアノ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ニトロ(C1〜C6)アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメチル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アシルアミノ、(C1〜C6)アシルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ(C1〜C6)アシルアミノ、アミノ(C1〜C6)アシル、アミノ(C1〜C6)アシル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アシル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アシル、R15R16N−CO−O−、R15R16N−CO−(C1〜C6)アルキル、R15C(O)NH、R15OC(O)NH、R15NHC(O)NH、(C1〜C6)アルキル−S(O)m、(C1〜C6)アルキル−S(O)m−(C1〜C6)アルキル、R15R16NS(O)m、R15R16NS(O)m(C1〜C6)アルキル、R15S(O)mR16N、R15S(O)mR16N(C1〜C6)アルキルであり、そのmは、0、1または2であり、またR15およびR16は、それぞれ独立に水素または(C1〜C6)アルキルから選択され、 R2およびR3は、それぞれ独立に水素、重水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、カルボキシ、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C3〜C10)シクロアルキルからなる群から選択され、そのアルキル、アルコキシまたはシクロアルキル基は、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ(C1〜C6)アルキルチオ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキル、(C3〜C9)シクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールから選択される1〜3個の基で置換されていてもよく、あるいはR2およびR3は、それぞれ独立に(C3〜C10)シクロアルキル、(C3〜C10)シクロアルコキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C6〜C10)アリールアミノ、(C1〜C6)アルキルチオ、(C6〜C10)アリールチオ、(C1〜C6)アルキルスルフィニル、(C6〜C10)アリールスルフィニル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C1〜C6)アシル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−、(C5〜C9)ヘテロアリール、(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルまたは(C6〜C10)アリールであり、そのヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルおよびアリール基は、1〜3個のハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、カルボキシ(C1〜C6)アルコキシ、ベンジルオキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルコキシ、(C6〜C10)アリール、アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、((C1〜C6)アルキル)2アミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、カルボキシ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキル−CO−NH−、シアノ、(C5〜C9)ヘテロシクロアルキル、アミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−、(C1〜C6)アルキルアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、((C1〜C6)アルキル)2アミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールアミノ−CO−NH−(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C6〜C10)アリールスルホニル、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ、(C6〜C10)アリールスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C6)アルキルスルホニルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C5〜C9)ヘテロアリールまたは(C2〜C9)ヘテロシクロアルキルで置換されていてもよい。 【0089】 式Iの化合物のいくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、 メチル−[4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; ({4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン; N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン; メチル−[(3R,4R)−4−メチル−1−(プロパン−1−スルホニル)−ピペリジン−3−イル]−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミン; (3R,4R)−)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸メチルエステル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸ジメチルアミド; {(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−酢酸エチルエステル; 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル; 3,3,3−トリフルオロ−1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−ブト−3−イン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; 1−{(3R,4R)−3−[(5−フルオロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−4−メチル−ピペリジン−1−イル}−プロパン−1−オン; (3R,4R)−N−シアノ−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−N’−プロピル−ピペリジン−1−カルボキサミジン;および (3R,4R)−N−シアノ−4,N’,N’−トリメチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−カルボキサミジン、 またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。 【0090】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩である。 【0091】 いくつかの実施形態では、ヤヌスキナーゼ阻害剤は、3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルまたはその薬学的に許容できる塩である。 【0092】 いくつかの実施形態では、3−{4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル および/または 3−{(3R,4R)−4−メチル−3−[メチル−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリルの薬学的に許容できる塩は、モノクエン酸塩などのクエン酸塩である。いくつかの実施形態では、こうした化合物は、その内容が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,965,027号で論じられているように、結晶である。 【0093】 本開示のヤヌスキナーゼ阻害剤は、薬学的に許容できる酸付加塩の形態であってよい。本開示の前述の塩基化合物の薬学的に許容できる酸付加塩を調製するために使用する酸は、非毒性酸付加塩、すなわち、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、リン酸塩、酸性リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酸性クエン酸塩、酒石酸塩、酒石酸水素塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、糖酸塩、安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩およびパモ酸塩[すなわち、1,1’−メチレン−ビス−(2−ヒドロキシ−3−ナフトエート)]塩など薬理学的に許容できるアニオンを含有する塩を形成するものである。 【0094】 本開示のヤヌスキナーゼ阻害剤は、薬学的に許容できる塩基付加塩の形態であってよい。本質的に酸性である式Iの化合物の薬学的に許容できる塩基塩を調製するための試薬として使用できる化学塩基は、こうした化合物と非毒性塩基塩を形成するものである。こうした非毒性塩基塩には、アルカリ金属カチオン(例えば、カリウムおよびナトリウム)およびアルカリ土類金属カチオン(例えば、カルシウムおよびマグネシウム)、アンモニウムまたは可溶性アミン付加塩、例えばN−メチルグルカミン−(メグルミン)、および低級アルカノールアンモニウムならびに薬学的に許容できる有機アミンの他の塩基塩などのかかる薬理学的に許容できるカチオン由来のものがあるが、それだけには限定されない。 【0095】 ここで言及したいくつかのヤヌスキナーゼ阻害剤は、本質的に塩基性であり、種々の無機および有機酸と多種多様な異なる塩を形成することが可能である。こうした塩は、動物へ投与するためには薬学的に許容できなければならないが、本開示の化合物を反応混合物から薬学的に許容できない塩として初めに単離し、次いで後者をアルカリ性試薬による処理によってもとの遊離塩基化合物に簡単に転換し、続いて後者の遊離塩基を薬学的に許容できる酸付加塩に転換することは、実際にはしばしば望ましい。本開示の塩基化合物の酸付加塩は、実質的に当量の選択された鉱酸または有機酸の水性溶媒またはメタノールもしくはエタノールなどの適当な有機溶媒により塩基化合物を処理することによって容易に調製される。溶媒を慎重に蒸発させた後、所望の固体塩が容易に得られる。所望の酸性塩も、溶液に適切な鉱酸または有機酸を加えることによって遊離塩基の有機溶媒溶液から沈殿させることができる。 【0096】 ここで言及したいくつかのヤヌスキナーゼ阻害剤は、本質的に酸性であり、種々の薬理学的に許容できるカチオンと塩基塩を形成することができる。こうした塩の例には、アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、特にナトリウムおよびカリウム塩がある。これらの塩は、従来の技術によって全て調製される。本開示の薬学的に許容できる塩基塩を調製するための試薬として使用されている化学塩基は、本開示の酸性化合物と非毒性塩基塩を形成するものである。このような非毒性塩基塩には、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムなどの薬理学的に許容できるカチオン由来のものがある。これらの塩は、所望の薬理学的に許容できるカチオンを含有する水溶液により対応する酸性化合物を処理し、次いで得られた溶液を好ましくは減圧下で蒸発乾固させることによって容易に調製することができる。あるいは、これらは、酸性化合物の低級アルカノール溶液と所望のアルカリ金属アルコキシドを一緒に混合し、次いで得られた溶液を既に述べたのと同様に蒸発乾固させることによって調製することもできる。どちらの場合にも、反応の完全性および所望の最終生成物の最大収量を確 | |