| 【発明の名称】 |
酸素入りソフトカプセル剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷部 由紀夫
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| 【要約】 |
【課題】酸素の欠乏に伴う疲労の蓄積、ストレス、脈拍や呼吸数の増加、集中力の低下、運動機能の低下、頭痛、耳鳴り、吐き気などの諸症状の解消又は低減、運動能力の向上や維持、心身のリフレッシュ等を図ることのできる酸素供給用の剤の提供。
【構成】食用油脂や水などの可飲食材料中に酸素を高濃度で吸収・含有させ、それをソフトカプセル内に内包した酸素入りソフトカプセル剤。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 酸素を高濃度で吸収・含有させた可飲食材料を内包してなることを特徴とする酸素入りソフトカプセル剤。 【請求項2】 可飲食材料中の酸度濃度が20ppm以上である請求項1に記載の酸素入りソフトカプセル剤。 【請求項3】 可飲食材料が、食用油脂である請求項1または2に記載の酸素入りソフトカプセル剤。 【請求項4】 食用油脂の少なくとも一部が、落花生の皮から得られた油からなる請求項3に記載の酸素入りソフトカプセル剤。 【請求項5】 可飲食材料が、水、水溶液、水性ゾルまたは水性ゲルである請求項1または2に記載の酸素入りソフトカプセル剤。 【請求項6】 可飲食材料中にヒアルロン酸、卵殻膜、卵殻膜加水分解物、ビタミン類およびローヤルゼリーから選ばれる少なくとも1種の成分を含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の酸素入りソフトカプセル剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は酸素入りソフトカプセル剤に関する。より詳細には、本発明は、ソフトカプセルに内包された飲食可能材料中に酸素(O2)が高濃度で吸収・含有されている酸素入りソフトカプセル剤に関する。本発明の酸素入りソフトカプセル剤を服用することで、人体に必要な酸素を、酸素の過剰吸収などの問題を生ずることなく、胃、小腸、大腸などの消化器系を経て体内にゆっくりと吸収して、疲労回復、ストレスの解消、運動能力の向上、細胞の活性化、健康維持などを図ることができる。 【背景技術】 【0002】 人にとって酸素は欠かせないものであり、酸素が不足すると、疲労の蓄積、脈拍や呼吸数の増加、集中力の低下、運動機能の低下、頭痛、耳鳴り、吐き気などの症状が現れ、欠乏が更に進むとチアノーゼ、顔面蒼白、意識朦朧などの症状が現れ、重篤な場合は呼吸困難になり、死に至る。 【0003】 地球上の大気の組成は、一般に窒素(N2)78.09%、酸素(O2)20.95%、アルゴン(Ar)0.93%、二酸化炭素(CO2)0.03%、その他からなるとされているが、近年、大気汚染などによって、酸素の割合が前記した値よりも低減している地域が多くなっている。 また、加齢によって人の肺活量は徐々に低下し、一般に70歳での肺活量は20歳の約50%程度であるといわれており、高齢者では慢性的な酸素不足の症状がみられることがある。 さらに、疾病やストレスなどによる肺機能の低下によっても、酸素不足が生ずることがある。 【0004】 一方、スポーツ選手やスポーツ愛好家などでは、運動能力の向上や運動機能の維持の点から、酸素をより多く体内に取り入れることが望ましいとされている。 また、通常の呼吸とは別に、フレッシュな酸素を体内に適度に取り入れることによって、疲労やストレスが低減または解消されて、心身がリフレッシュされることが知られている。 【0005】 人が通常の呼吸作用とは別に更に酸素を体内に取り入れる場合は、従来、酸素マスクなどの酸素吸入装置を使用したり、酸素濃度を高くした空間(例えば酸素濃度を高くした密封服、テント、室など)内に一定時間滞在する方法が採用されており、これらはいずれも呼吸器官を経て酸素を体内に取り入れるものである。 しかしながら、そのような従来の方法による場合は、酸素吸入装置、空間内の酸素濃度を高くするための特別の装置や設備が必要であり、一般人は簡単に実施することができない。 しかも、酸素マスクや酸素濃度を高くした空間を使用して呼吸器官から酸素を取り入れる前記した従来法による場合は、肺などの呼吸器に弊害をもたらす酸素の過剰摂取の恐れがあり、酸素の過剰摂取を防ぐために、精緻なコントロールが必要であり、かかる点からも一般人が日常的に簡単に実施しにくいのが実状である。 【0006】 また、近年、通常の飲料水におけるよりも酸素濃度の高い、いわゆる“酸素水”の製造装置が販売されており、この酸素水による場合は消化器を経て体内に酸素が供給される点で、呼吸器を経て酸素を供給する上記した酸素マスクなどとは異なるが、やはり、酸素水製造装置という特別の装置が必要であり、一般人が日常的に簡単に実施しにくい。 【0007】 さらに、n−3系高度不飽和脂肪酸を含有し、最大酸素摂取量及び無気的閾値を少なくとも3%向上する機能を有するカプセル入り食品が知られている(特許文献1を参照)。 そしてこの特許文献1には、n−3系高度不飽和脂肪酸を含有するこの食品をスポーツ愛好家、スポーツをしたい人、持久力の向上を目指す人などが食すると、体内への酸素摂取能が向上して運動能力を高めることができるとの記載がなされている。 しかし、特許文献1に記載された発明は、n−3系高度不飽和脂肪酸の働きによって酸素摂取能を向上させるというものであるため、酸素摂取量の向上には個人差があり、しかも人体への酸素供給力を直接高めることはできない。 【特許文献1】特開平11−239465号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 本発明の目的は、酸素マスクや、酸素濃度を高くした空間、酸素水製造装置などの特別な装置や設備を使用せずに、空気中の酸素とは別に、人体に酸素を安全に且つ簡単に直接供給できるようにするための方策を提供することである。 そして、本発明の目的は、それによって、酸素の欠乏に伴う疲労の蓄積、ストレス、脈拍や呼吸数の増加、集中力の低下、運動機能の低下、頭痛、耳鳴り、吐き気などの諸症状を解消または低減することができ、更に前記した諸症状が発生するのを予防することができ、また運動能力の向上や運動機能の維持、心身のリフレッシュを図ることのできる方策を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0009】 上記の目的を達成すべく、本発明者は鋭意検討を重ねてきた。そして、酸素を高濃度で封入したカプセル剤をつくり、それを服用することによって、呼吸器を経ての酸素摂取と同時に、消化器系を通しても、酸素を安全に、簡単に、かつ徐々に人体に取り込むことができ、それによって酸素の欠乏に伴う疲労の蓄積、ストレス、脈拍や呼吸数の増加、集中力の低下、運動機能の低下、頭痛、耳鳴り、吐き気などの諸症状の解消、低減、予防、運動能力の向上や運動機能の維持、心身のリフレッシュが可能であることに想い至った。 【0010】 そこで、本発明者は上記した知見に基づいて更に検討を続けた結果、酸素をカプセル中に封入するに当たっては、食用油脂、水、水溶液、水性のゾルやゲルなどの可飲食材料に酸素を高濃度で吸収・含有させてカプセル内に封入するのがよいこと、特に食用油脂、そのうちでも落花生の皮から得られる油が酸素の吸収力が高く、油脂(油)中に酸素を高濃度で溶存させ得ること、また水性のゾルやゲルも酸素の吸収・保持能力が高いことを見出した。 【0011】 さらに、本発明者は、酸素を吸収・含有させたカプセル内の可飲食材料中にヒアルロン酸を含有させると、消化器系を経ての人体への酸素の吸収が良好になること、カプセル内の可飲食材料中に卵殻膜および/または卵殻膜加水分解を含有させると、酸素摂取による上記した効果と併せて、皮膚の老化、肌荒れ、皮膚疾病の予防や治療、育毛、発毛促進、傷んだ赤血球の回復、肩凝りの解消や食欲増進、疲労回復などの卵殻膜およびその加水分解による効果が得られることを見出した。 【0012】 また、本発明者は、酸素を吸収・含有させた可飲食材料を内包するためのカプセルとしてソフトカプセルを用いると、酸素や可飲食材料のカプセル外への漏れ、滲みだし、散逸などが防止でき、しかもカプセルの内容物が安定に保持されると共に、カプセル剤の人体による吸収性などにも優れていることを見出し、それらの種々の知見に基づいて本発明を完成した。 【0013】 すなわち、本発明は、 (1) 酸素を高濃度で吸収・含有させた可飲食材料を内包してなることを特徴とする酸素入りソフトカプセル剤である。 そして、本発明は、 (2) 可飲食材料中の酸度濃度が20ppm以上である前記(1)の酸素入りソフトカプセル剤である。 【0014】 さらに、本発明は、 (3) 可飲食材料が、食用油脂である前記(1)または(2)の酸素入りソフトカプセル剤; (4) 食用油脂の少なくとも一部が、落花生の皮から得られた油からなる前記(3)の酸素入りソフトカプセル剤; (5) 可飲食材料が、水、水溶液、水性ゾルまたは水性ゲルである前記(1)または(2)の酸素入りソフトカプセル剤;および、 (6) 可飲食材料中にヒアルロン酸、卵殻膜、卵殻膜加水分解物、ビタミン類およびローヤルゼリーから選ばれる少なくとも1種の成分を含有する前記(1)〜(5)のいずれかの酸素入りソフトカプセル剤; である。 【発明の効果】 【0015】 本発明による場合は、酸素マスクや、酸素濃度を高くした空間、酸素水製造装置などの特別な装置や設備を使用する必要がなく、本発明の酸素入りソフトカプセル剤を服用することで、消化器を経て、人体に酸素を安全に且つ簡単に直接供給することができる。 本発明の酸素入りソフトカプセル剤を服用する場合は、酸素マスクなどを用いた場合に起こり易い、酸素の過剰摂取がなく、消化器を経て供給されたカプセル内の酸素が人体に徐々に摂取されて、酸素の欠乏に伴う疲労の蓄積、ストレス、脈拍や呼吸数の増加、集中力の低下、運動機能の低下、頭痛、耳鳴り、吐き気などの諸症状を解消または低減することができ、更には前記した諸症状が発生するのを予防することができ、その上運動能力の向上、運動機能の維持、心身のリフレッシュを図ることができる。 【0016】 本発明の酸素入りソフトカプセル剤において、酸素を吸収・含有させるための可飲食材料として食用油脂、そのうちでも落花生の皮から得られる油を用いた場合には、当該食用油脂の高い酸素吸収能によって酸素をより高濃度で吸収・含有させて、酸素含有量のより高い酸素入りソフトカプセル剤を得ることができる。しかも、落花生の皮から得られる油は、体内に溜まった乳酸を除去する性質があるという点でも優れている。 また、本発明の酸素入りソフトカプセル剤において、酸素を吸収・含有させるための可飲食材料中にヒアルロン酸を含有させたものでは、消化器系を経ての人体への酸素の吸収が一層良好になる。 さらに、本発明の酸素入りソフトカプセル剤において、カプセル内の可飲食材料中に卵殻膜および/または卵殻膜加水分解を含有させたものでは、酸素摂取による上記した効果と併せて、皮膚の老化、肌荒れ、皮膚疾病の予防や治療、育毛、発毛促進、傷んだ赤血球の回復、肩凝りの解消や食欲増進、疲労回復などの卵殻膜およびその加水分解による効果が得られる。 【0017】 本発明では、酸素を吸収・含有させた可飲食材料を内包(充填)するためのカプセルとしてソフトカプセルを用いていることによって、カプセル内に収容された酸素や可飲食材料のカプセル外への漏れ、滲みだし、散逸などが防止され、カプセルの内容物が安定に保持され、しかもカプセル剤が人体に良好に吸収される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 以下に本発明について詳細に説明する。 本発明の酸素入りソフトカプセル剤では、ソフトカプセルに内包させる(収容する)可飲食材料として、酸素(O2)を高濃度で吸収・含有することができ且つ人が安全に食べたり、飲んだりすることができる材料であって、しかも常温または加熱下に流動性を呈し、ソフトカプセル剤の製造を円滑に行うことのできる可飲食材料のいずれもが使用可能である。 【0019】 そのうちでも、酸素を高濃度で吸収・含有させるための可飲食材料として、食用油脂が好ましく用いられる。食用油脂は、酸素(O2)の吸収能が高く、酸素を食用油脂中に高濃度で安定して吸収・含有することができ、しかも常温または50℃以下の温度で流動性を有し、ソフトカプセル剤の製造が容易である。 食用油脂の具体例としては、落花生の豆から得られた油、落花生の皮から得られた油、大豆油、トウモロコシ油、綿実油、ゴマ油、オリーブ油、サフラワー油、ナタネ油、サラダ油などの植物油、牛脂、豚脂などの動物脂、魚油などを挙げることができ、これらの1種または2種以上を用いることができる。そのうちでも、落花生の皮から得られた油は、酸素の吸収能が高くて、酸素を高濃度で吸収・含有することができ、しかも体内に蓄積した乳酸を除く性質があるため、酸素を含有させるための可飲食材料として好ましく用いられる。 かかる点から、酸素を吸収・含有させるための可飲食材料として、落花生の皮から得られた油を30質量%以上、更には50質量%以上、特に70〜100質量%の割合で含有する食用油脂、特に植物油が好ましく用いられる。 【0020】 また、酸素を吸収・含有させる可飲食材料としては、前記した食用油脂以外にも、水、水溶液、水性ゾル、水性ゲルなどの水性材料も好ましく用いられる。水性材料を用いる場合は、寒天、ゼラチンなどのようなゾルやゲルを形成し得る材料を水に加えてゾル状またはゲル状にしてソフトカプセルに内包することが、酸素の保持・含有性が良好であり、しかも本発明のソフトカプセル剤の製造が容易である点から好ましい。 【0021】 通常、水道水に含まれる酸素(溶存酸素濃度)は一般に4〜6ppm程度であるが、本発明のソフトカプセル剤に内包させる酸素含有可飲食材料中における酸度の濃度は、20ppm以上であることが好ましく、30ppm以上であることがより好ましく、50ppm以上であることが更に好ましい。ソフトカプセルに内包されている可飲食材料中における酸素濃度が高いほど、当該酸素入りカプセル剤を服用したときに、消化器を経て人体に酸素を多く供給することができる。可飲食材料に含まれる酸素濃度の上限値は特に制限されず、酸素濃度が例えば60ppmまたはそれを超える可飲食材料が入手できる場合はそれを用いてもよい。 【0022】 ソフトカプセルに内包させる、酸素を前記した高い濃度で吸収・含有する可飲食材料(特に食用油脂、水、水溶液、水性ゲル、水性ゾルなど)は、従来から販売されている高濃度酸素含有製品をそのまま使用するか、またはそれに他の成分を添加して使用してもよいし、或いは酸素を高濃度で吸収・含有する可飲食材料を別途調製し、それを用いて本発明の酸素入りソフトカプセル剤を製造してもよい。 高濃度酸素含有製品としては、例えば、アラヒス・ヒュポガエア社(ドイツ)製の高濃度酸素含有油(落花生の皮から得られた油)などを挙げることができる。 また、酸素を高濃度で含有する水としては、例えば、ビーゴ株式会社製の酸素水サーバー(Model No.BTR−10Aなど)を使用して得られる酸素を高濃度で含有する水などを用いることができる。 ビーゴ株式会社によって開発された前記酸素水発生装置は、高濃度酸素発生器と酸素水生成器を組み込んだ装置であり、高濃度酸素発生器で発生した酸素を高濃度で含有する気体を、多数の中空糸膜を配置した中空糸膜接触式の酸素水生成器に導いて、当該装置の中空糸膜部分で酸素と水を広い面積で接触させて、水中に酸素を効率よく吸収させることによって、酸素を高濃度(一般に約25ppm以上の濃度)で吸収・含有する水が得られる。 【0023】 本発明の酸素入りソフトカプセル剤は、可飲食材料中に、必要に応じてヒアルロン酸、卵殻膜、卵殻膜加水分解物、ビタミン類、ローヤルゼリーなどの他の成分の1種または2種以上を含有していてもよい。 特に、可飲食材料中にヒアルロン酸を含有させておくと、ヒアルロン酸の水分吸収作用などによって、可飲食材料およびそこに含まれる酸素の生体への吸収が促進されて、本発明の酸素入りソフトカプセル剤による効果を一層高めることができる。可飲食材料中にヒアルロン酸を含有させる場合には、ヒアルロン酸の含有量は、酸素を吸収・含有させる前の可飲食材料の全質量に対して0.5〜30質量%であることが好ましく、1〜20質量%であることがより好ましい。 【0024】 また、可飲食材料中に卵殻膜および/または卵殻膜加水分解を含有させておくと、酸素の摂取による上記した効果に加えて、皮膚の老化、肌荒れ、皮膚疾病の予防、育毛、発毛促進作用、傷んだ赤血球の回復、肩凝りの解消や食欲増進、疲労回復などの効果を得ることができる。可飲食材料中に卵殻膜および/または卵殻膜加水分解物を含有させる場合には、卵殻膜および/または卵殻膜加水分解の含有量は、酸素を吸収・含有させる前の可飲食材料の全質量に対して1〜30質量%であることが好ましく、2〜20質量%であることがより好ましい。 【0025】 本発明の酸素入りソフトカプセル剤の外殻をなすソフトカプセルは、従来既知のソフトカプセルと同じように、例えば、ゼラチンに、グリセリン、ポリビニルアルコール、ソルビトール、マンニトール、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドンなどの可塑剤を添加したカプセル皮膜から形成される。 【0026】 本発明の酸素入りソフトカプセル剤の大きさは特に制限されないが、服用のし易さ、製造の容易性、取扱性などの点から、1個のソフトカプセル剤の重さが250〜650mg程度であることが好ましい。また、1個のソフトカプセル剤における内容物(酸素を高濃度で吸収・含有する可飲食材料)の量は、通常、150〜500mg、特に200〜450mg程度であることが好ましい。 体内に摂取しようとする酸素量に応じて、酸素入りソフトカプセル剤の服用量よび服用回数を調整すればよい。 【0027】 また、本発明の酸素入りソフトカプセル剤の形状は特に制限されず、例えば、フットボール型(オバール型)、球型(ラウンド型)、オブロング型、チューブ型、角型、ハート型などを挙げることができる。 【0028】 本発明の酸素入りソフトカプセル剤の製法は特に制限されず、酸素を高濃度で含有させた可飲食材料と、ゼラチンに可塑剤を添加したカプセル皮膜形成用材料を用いて従来から知られているソフトカプセル剤の製法と同様にして製造することができる。 本発明の酸素入りソフトカプセル剤は、例えば、対向方向に回転する一対の円筒形カプセル形成用金型間に2枚のソフトカプセル用の皮膜シートを供給しながら、当該2枚の皮膜シートの間に酸素を高濃度で含有する可飲食材料を圧入し、金型の圧接によってソフトカプセル剤を製造する方法(ロータリー法)、二重または三重構造を有するノズルの内側の吐出口から酸素を高濃度で含有する可飲食材料を一定速度で吐出すると共に、当該ノズルの外側の吐出口からゼラチンに可塑剤を添加したカプセル皮膜液を一定速度で吐出し、それを一定間隔で切断し、切断部をシールすると同時に球状にしてシームレスのソフトカプセル剤を製造する方法などを挙げることができる。 【実施例】 【0029】 以下に本発明を実施例などにより具体的に説明するが、本発明は以下の例により何ら限定されない。 《実施例1》 (1) 高濃度酸素含有油[酸素を30ppm以上の濃度で含有する、落花生の皮から得られた油;アラヒス ヒユポガエア社(ドイツ)製]80質量部に、ヒアルロン酸(キューピ社製)10質量部、卵殻膜加水分解物(キューピー社製)15質量部、ビタミンC5質量部およびローヤルゼリー2質量部を常温で加えてよく混合して、酸素を高濃度で含有する油組成物を調製した。 (2) ゼラチン100質量部、グリセリン20質量部、D−ソルビトール液10質量部、防腐剤(パラオキシ安息香酸エチル)0.4質量部および精製水適量を混合してソフトカプセル用組成物を調製した。 (3) 対向方向に回転する一対の円筒形カプセル形成用金型間に上記(2)で調製したソフトカプセル用組成物よりなる2枚の皮膜シートを供給しながら、当該2枚の皮膜シートの間に、上記(1)で調製した酸素を高濃度で含有する可飲食材料を圧入し、金型の圧接によって2枚の皮膜シートの外周をシールするロータリー方式によって、1個のソフトカプセル内に酸素を高濃度で含有する可飲食材料300mgが充填された酸素入りソフトカプセル剤を製造した(ソフトカプセル剤1個の重さ=465mg)。 【0030】 《実施例2》 (1) 高濃度酸素水生成装置(ビーゴ株式会社製の酸素水サーバー「Model No.BTR−10A」)を使用して調製した酸素水(酸素濃度約25ppm)100質量部に対して、ヒアルロン酸(キューピ社製)10質量部および卵殻膜加水分解物(キューピー社製)10質量部を常温で加えてよく混合して、酸素を吸収・含有する水溶液(可飲食材料)を調製した。 (2) 上記(1)で調製した当該水溶液100質量部に対して粉末状のゼラチン2質量部を添加した後、加温して水性ゾルを調製した。 (3) 対向方向に回転する一対の円筒形カプセル形成用金型間に、実施例1の(2)で調製したのと同じソフトカプセル用組成物よりなる2枚の皮膜シートを供給しながら、当該2枚の皮膜シートの間に、上記(1)で調製した酸素を高濃度で含有する水性ゾルを圧入し、金型の圧接によって2枚の皮膜シートの外周をシールするロータリー法によってソフトカプセル剤を製造して常温に冷却した。これによって、1個のソフトカプセル内に酸素を高濃度で含有する水性ゲル200mgが充填された酸素入りソフトカプセル剤を製造した(ソフトカプセル剤1個の重さ=330mg。 【0031】 《試験例1》 疲労感が蓄積し、頭痛および耳鳴りが頻発する治験者A(女性68歳)に、実施例1で得られた酸素入りソフトカプセル剤を、3週間にわたって、1日3回(食後)、1回に4錠(1日12錠)の割合で継続して服用してもらったところ、3週間後には疲労感がなくなり、頭痛および耳鳴りも殆どしなくなった。 【0032】 《試験例2》 体育学部の学生10名(男性7名、女性3名、年齢18〜23歳)に、実施例1で得られた酸素入りソフトカプセル剤を、3週間にわたって、1日3回(食後)、1回に5錠(1日15錠)の割合で継続して服用してもらったところ、3週間後には10名の学生のうち、7名で体が軽くなり、運動機能の向上が実感されたとの回答を得た。 【0033】 《試験例3》 ストレスを強く感じているパネラー8名(男性5名、女性3名、年齢28〜49歳)に、実施例2で得られた酸素入りソフトカプセル剤を、2週間にわたって、1日3回(食後)、1回に5錠(1日15錠)の割合で継続して服用してもらったところ、2週間後には8名のパネラー中、6名でストレスが解消または低減した。 【産業上の利用可能性】 【0034】 本発明の酸素入りソフトカプセル剤は、それを服用することで、カプセル内の酸素が消化器を経て人体に徐々に摂取されて、酸素の欠乏に伴う疲労の蓄積、ストレス、脈拍や呼吸数の増加、集中力の低下、運動機能の低下、頭痛、耳鳴り、吐き気などの諸症状を解消または低減し、前記諸症状の発生を予防し、更に運動能力の向上や維持、心身のリフレッシュを図ることができるので、利用価値が高い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502451878 【氏名又は名称】長谷部 由紀夫
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| 【出願日】 |
平成18年9月12日(2006.9.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093377 【弁理士】 【氏名又は名称】辻 良子
【識別番号】100108235 【弁理士】 【氏名又は名称】辻 邦夫
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| 【公開番号】 |
特開2008−69078(P2008−69078A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−246568(P2006−246568) |
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