| 【発明の名称】 |
ゲル状組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】増田 政彦
【氏名】井上 裕基
【氏名】柳田 威
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| 【要約】 |
【課題】低温〜高温の幅広い温度域での経時安定性に優れ、洗浄力、使用後の水洗性に優れるゲル状組成物を提供する。
【構成】(a)常温で液状の油分を40〜90質量%、(b)HLB=6〜17で常温液状ないしペースト状の、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油およびその脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEプロピレングリコール脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの中から選ばれる1種または2種以上のノニオン性界面活性剤を7〜40質量%、(c)有機変性粘土鉱物を1〜12質量%、(d)水を0.5〜10質量%、および(e)デンプンを0.1〜5質量%含有するゲル状組成物。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 (a)常温で液状の油分を40〜90質量%、(b)HLB=6〜17で常温で液状ないしペースト状の、ポリオキシエチレン(以下、「POE」と記す)アルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油およびその脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEプロピレングリコール脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの中から選ばれる1種または2種以上のノニオン性界面活性剤を7〜40質量%、(c)有機変性粘土鉱物を1〜12質量%、(d)水を0.5〜10質量%、および(e)デンプンを0.1〜5質量%含有する、ゲル状組成物。 【請求項2】 化粧料基剤である、請求項1記載のゲル状組成物。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、幅広い温度域(低温〜高温)での経時安定性に優れ、さらには、洗浄力と使用後の水洗性に優れる、ゲル状組成物に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、化粧料市場、特にメーククレンジング等の洗浄料市場においては、その洗浄力の高さからクレンジングオイル製剤が多用されている。しかしながらクレンジングオイル製剤は、自身の特性である低粘度ゆえ使用時にタレ落ちするという欠点があった。 【0003】 一方、市場にはゲル状のクレンジング製剤もみられるが、そのほとんどは水中油型(O/W)製剤を水溶性増粘剤でゲル化せしめたものや、オイルをワックスでゲル化せしめたものである。しかしながら、O/W製剤を水溶性増粘剤でゲル化せしめたものは連続相が水であるために、洗浄力に乏しく、また、オイルをワックスでゲル化せしめたものは、オイル含有量が多いため、洗浄力は満足するものの、経日または温度条件により発汗、離漿し、低温では硬度が上昇するなど安定性に劣るものであった。 【0004】 上記事情に鑑み、本出願人は従前に、常温で液状の油分と、常温で液状〜ペースト状の特定のノニオン性界面活性剤と、有機変性粘土鉱物と、水を含有し、系の粘度を特定範囲内とするゲル状組成物を提案している(特許文献1)。このゲル状組成物は、耐衝撃性に優れ、さらに使用後の水洗性にも優れる。 【0005】 【特許文献1】特開2004−18451号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 上記特許文献1に記載の発明は、上述のように耐衝撃性等に優れた効果を奏するが、高温での安定性に若干の問題が残っていた。 【0007】 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、幅広い温度領域で温度安定性に優れるとともに、洗浄力と使用後の水洗性にも優れるゲル状組成物を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記課題を解決するために本発明は、(a)常温で液状の油分を40〜90質量%、(b)HLB=6〜17で常温で液状ないしペースト状の、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油およびその脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEプロピレングリコール脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの中から選ばれる1種または2種以上のノニオン性界面活性剤を7〜40質量%、(c)有機変性粘土鉱物を1〜12質量%、(d)水を0.5〜10質量%、および(e)デンプンを0.1〜5質量%含有する、ゲル状組成物を提供する。 【0009】 また本発明は、化粧料基剤である、上記ゲル状組成物を提供する。 【発明の効果】 【0010】 本発明のゲル状組成物は、幅広い温度域(低温〜高温)における経時安定性に優れ、さらには、洗浄力と使用後の水洗性に優れる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明について詳述する。 【0012】 本発明において、(a)成分として常温(25℃)で液状をなす油分が用いられる。かかる油分としては、一般に化粧料に用いられるものであれば特に限定されるものでなく、例えば、流動パラフィン、スクワラン、オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィンなどの炭化水素油;2−エチルヘキサン酸トリグリセリド、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリトール、2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、パルミチン酸2−エチルヘキシル、イソノナン酸イソセチル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチルなどのエステル油;ホホバ油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、綿実油、茶実油、サフラワー油、米糠油などの天然系植物油;デカメチルペンタシクロシロキサン、オクタメチルテトラシクロシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーン油、などが挙げられるが、これら例示に限定されるものでないことはもちろんである。本発明では炭化水素油、エステル油、シリコーン油が好ましく用いられる。(a)成分は1種または2種以上を用いることができる。 【0013】 (a)成分の配合量は、本発明のゲル状組成物全量中、40〜90質量%であり、好ましくは50〜80質量%である。配合量が40質量%未満では、相対的に他の構成成分の配合量が多くなり、本発明のゲル状組成物を構成しにくくなり、一方、配合量が90質量%超では、ゲル化能の低下、水洗性の低下、安定性の低下を誘発し好ましくない。 【0014】 (b)成分としてのノニオン性界面活性剤としては、HLBが6〜17で、常温(25℃)で液状〜ペースト状をなす、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油およびその脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEプロピレングリコール脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの中から選ばれる1種または2種以上が用いられる。 【0015】 上記HLBは好ましくは7〜12である。HLBは下記数1 【0016】 【数1】
【0017】 (ただし、MWは親水基部の分子量を表し、MOは親油基部の分子量を表す) で表される川上式により算出される。 【0018】 (b)成分において、脂肪酸残基としてはオレイン酸残基、イソステアリン酸残基、ラウリン酸残基を含むものが好適である。このような(b)成分を用いることによりゲル化能、水洗性、安定性の点において特に優れた効果を奏する。 【0019】 (b)成分の具体例としては、POE(6)オレイルエーテル(HLB=8、液状)、POE(10)オレイルエーテル(HLB=10、ペースト状)、POE(5)ラウリルエーテル(HLB=9、液状)、POE(10)ヘキサデシルエーテル(HLB=10、ペースト状)、POE(5)イソステアリルエーテル(HLB=7、液状)、POE(10)ラウリルエーテルイソステアレート(HLB=7、液状)、POE(12)ジラウレート(HLB=9、ペースト状)、POE(12)ジオレエート(HLB=7、液状)、POE(10)モノイソステアレート(HLB=12、液状)、POE(12)ジイソステアレート(HLB=7、液状)、POE(40)グリセリルイソステアレート(HLB=17、ペースト状)、POE(20)グリセリルイソステアレート(HLB=14、液状)、POE(20)グリセリルトリイソステアレート(HLB=7、液状)、POE(40)グリセリルトリイソステアレート(HLB=11、ペースト状)、POE(30)グリセリルトリオレエート(HLB=10、液状)、POE(10)硬化ヒマシ油(HLB=6、液状)、POE(30)硬化ヒマシ油(HLB=11、ペースト状)、POE(20)硬化ヒマシ油モノラウレート(HLB=8、ペースト状)、POE(60)硬化ヒマシ油モノラウレート(HLB=13、ペースト状)、POE(15)硬化ヒマシ油モノイソステアレート(HLB=6、液状)、POE(50)硬化ヒマシ油モノイソステアレート(HLB=12、ペースト状)、POE(30)硬化ヒマシ油トリイソステアレート(HLB=6、液状)、POE(60)硬化ヒマシ油トリイソステアレート(HLB=10、ペースト状)、モノイソステアリン酸ソルビタン(HLB=9、液状)、セスキイソステアリン酸ソルビタン(HLB=6、油状)などが例示されるが、これら例示に限定されるものではない。(b)成分は1種または2種以上を用いることができる。 【0020】 なお、(b)成分に代えて、他のノニオン性界面活性剤、例えばポリオキシ変性オルガノポリシロキサン(=ポリエーテル変性シリコーン)、ポリグリセリン脂肪酸エステルを用いた場合は、ゲルを形成することができず、本発明組成物が得られない。 【0021】 (b)成分の配合量は、本発明のゲル状組成物全量中、7〜40質量%であり、好ましくは10〜20質量%である。配合量が7質量%未満では、水洗性の低下、安定性の低下を誘発しやすくなり、一方、配合量が40質量%超では、もはやゲル化能向上、水洗性向上には無意味であり、界面活性剤の皮膚への負担を考えると化粧品として好ましくない。 【0022】 (c)成分としての有機変性粘土鉱物は、粘土鉱物(例えばモンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ベントナイトなど)の結晶層間に介在する変換性カチオンを有機極性化合物や有機カチオンで置換したものなどが挙げられる。具体的には、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト(=クオタニウム−18ヘクトライト)、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト(=クオタニウム−18ベントナイト)や、ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウム塩変性モンモリロナイト、ジヘキサデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト等が挙げられる。本発明に用いられる有機変性粘土鉱物は、例えば「ベントン38」(=クオタニウム−18ヘクトライト)、「ベントン34」(=クオタニウム−18ベントナイト)(いずれもレオックス社製)、「クレイトーン40」、「クレイトーンSO」(いずれもサザン・クレイ社製)等として市販されており、商業的に入手可能である。有機変性粘土鉱物は1種または2種以上を用いることができる。 【0023】 なお、あらかじめ有機変性された粘土鉱物を用いる以外に、合成スメクタイト(ケイ酸アルミニウムマグネシウム)などの未変性粘土鉱物とカチオン界面活性剤を別々に組成物中に配合し、ゲル状組成物製造工程中で粘土鉱物を有機変性させてもよい。 【0024】 (c)成分の配合量は、本発明のゲル状組成物全量中、1〜12質量%であり、好ましくは2〜10質量%、より好ましくは3〜8質量%である。配合量が1質量%未満では、ゲル化能に乏しく、一方、配合量が12質量%超では、ゲル化能が強過ぎ、使用時ののびが重くなり化粧品として不適となる。 【0025】 (d)成分としての水は、通常化粧品に配合される精製水などが用いられる。 【0026】 (d)成分の配合量は、本発明のゲル状組成物全量中、0.5〜10質量%であり、好ましくは2〜6質量%である。配合量が0.5質量%未満では、ゲル化能に乏しく、一方、配合量が10質量%超では、ゲル破壊が発生し好ましくない。 【0027】 (e)成分としてのデンプンは、通常、化粧品、医薬品、食品で用いられるものであれば特に限定されるものでなく、例えば、バレイショデンプン、コーンスターチ、デキストリン、あるいはこれらの骨格を有する化学修飾物などが挙げられるが、これらに限定されるものでない。 【0028】 上記したバレイショデンプン、コーンスターチ、デキストリン等の骨格を有する化学修飾物としては、ヒドロキシプロピルデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンナトリウム、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプントリエタノールアミン、オクテニルコハク酸デンプンナトリウム、オクテニルコハク酸デンプントリエタノールアミン等が挙げられるが、化学修飾する官能基はこれに限定されるものではない。 【0029】 (e)成分の配合量は、本発明のゲル状組成物全量中、0.1〜5質量%である。配合量が0.1質量%未満では、十分な安定化効果(特に広範囲温度域における安定化効果)を見出すことができず、一方、配合量が5質量%超では、外観が著しく損なわれ化粧品としての付加価値を損ねる結果となる。 【0030】 本発明のゲル状組成物は、上記(a)〜(e)成分を必須成分とすることによって、(a)成分である液状油分を、(b)〜(d)成分と(e)成分とによって、極めて安定にゲル化することができ、ゲル化の程度もたれ落ちせずに、化粧料として適度な粘性を有する。また、幅広い温度域での安定性に優れるという、特有の効果を奏する。さらに洗浄性、使用後の水洗性にも優れるという効果を奏する。 【0031】 本発明のゲル状組成物は、上記成分の他に、本発明の所期の効果を損わない範囲で、必要に応じて、通常化粧料に配合される他の成分を任意に配合してもよい。このような成分としては、例えば、グリセリン、ブチレングリコール、ジプロピレングリコールなどの保湿剤;クエン酸、クエン酸ナトリウムなどの緩衝剤;EDTAなどのキレート剤;BHT、ビタミンEなどの酸化防止剤のほか、エモリエント剤、増粘剤、色素、香料、本発明で必須成分として用いられる以外の界面活性剤、などが挙げられる。 【0032】 本発明のゲル状組成物は系の粘度が20000〜75000mPa・s(30℃)程度が好ましい。粘度の下限値は好ましくは40000mPa・s(30℃)であり、上限値は好ましくは50000mPa・s(30℃)である。なお、ここでいう粘度はB型粘度計(30℃)での測定による。 【0033】 本発明のゲル状組成物は、マッサージ基剤、メーククレンジング基剤、パック、マスク等に好適に用いられる。 【実施例】 【0034】 本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り質量%で示す。 【0035】 なお、以下の各実施例、比較例において、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト(*)は「ベントン38」(レオックス社製)を用いた。 【0036】 実施例に先立ち、各実施例、比較例で用いた試験方法、評価基準について説明する。 【0037】 [ゲル化能] ゲル化能について下記評価基準に基づいて評価した。 なお、組成物の系の粘度の測定は、試料を30℃の恒温槽内で2時間放置し、試料が30℃になったことを確認したうえで、高粘度用粘度計(B型粘度計)を用いて測定した。 (評価基準) ○:ゲル化能に優れる(系中の粘度が20000mPa・s(30℃)以上) △:ゲル化能にやや劣る(系中の粘度が10000mPa・s以上20000mPa・s(30℃)未満) ×:ゲル化能に劣る(系中の粘度が10000mPa・s(30℃)未満) 【0038】 [安定性] ジャー容器に各試料を充填してキャップをし、各温度(0℃、25℃、37℃、50℃)にそれぞれ設定した恒温槽に1週間、15日間、1ヶ月間保存した。この際、離漿してきた液、あるいは結晶析出が確認できるように内容物(試料)の表面の一部に窪みを形成し、内容物(試料)の状態を経時で目視にて観察し、下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:安定性に優れる(全く離漿あるいは結晶析出が認められなかった) △:安定性にやや劣る(わずかに離漿或いは結晶析出が認められた) ×:安定性に劣る(離漿あるいは結晶析出が認められた) 【0039】 [水洗性(水での洗い流しやすさ)] 専門パネル(女性20名)により、各試料を用いて、水洗性について下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:水洗性に優れる(11名以上が、水で洗い流した際に、洗い流しやすいと回答) △:水洗性にやや劣る(5〜10名が、水で洗い流した際に、洗い流しやすいと回答) ×:水洗性に劣る(4名以下が、水で洗い流した際に、洗い流しやすいと回答) 【0040】 (実施例1〜4、比較例1〜2) 下記表1に示す組成のメーククレンジングジェルを調製し、これを試料として用い、上記評価基準に基づきゲル化能、経時安定性(0℃、25℃、37℃、50℃)、水洗性について評価した。結果を表1に示す。 【0041】 【表1】
【0042】 (実施例5〜8、比較例3〜4) 下記表2に示す組成のメーククレンジングジェルを調製し、これを試料として用い、上記評価基準に基づきゲル化能、経時安定性(0℃、25℃、37℃、50℃)、水洗性について評価した。結果を表2に示す。 【0043】 【表2】
【0044】 表1〜2の結果から明らかなように、実施例1〜8の本発明ゲル状組成物は、ゲル化能、低温〜高温域での経時安定性(0℃、25℃、37℃、50℃)、水洗性のすべての項目において優れた効果が得られたのに対し、比較例1〜4では全項目での効果の達成はなし得なかった。 【0045】 (実施例9: クレンジングジェル) (配 合 成 分) (質量%) (1)流動パラフィン 58 (2)2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリトール 10 (3)POE(8)ステアレート(HLB=9、ワックス状) 10 (4)POE(20)グリセリルトリイソステアレート(HLB=7、液状) 10 (5)ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト(*) 6 (6)精製水 3 (7)オクテニルコハク酸デンプンナトリウム 3 (製法) 60℃加熱下、(1)、(2)の流動油分に(3)の界面活性剤を溶解し、次いで(4)の界面活性剤を添加した後、(5)の有機変性粘土鉱物を分散した。その後、強攪拌下、(7)のでんぷんを(6)の精製水に溶解させたものを添加し、クレンジングジェルを得た。 (評価) 実施例9のクレンジングジェルは、洗浄力、水洗性に優れたものであり、かつ−10℃〜50℃の温度域において1ヶ月の間安定性を保持した。 【0046】 (比較例5: クレンジングジェル) (配 合 成 分) (質量%) (1)流動パラフィン 61 (2)2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリトール 10 (3)POE(8)ステアレート(HLB=9、ワックス状) 10 (4)POE(20)グリセリルトリイソステアレート(HLB=7、液状) 10 (5)ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト(*) 6 (6)精製水 3 (製法) 60℃加熱下、(1)、(2)の流動油分に(3)の界面活性剤を溶解し、次いで(4)の界面活性剤を添加した後、(5)の有機変性粘土鉱物を分散した。その後、強攪拌下、(6)の精製水を添加し、クレンジングジェルを得た。 (評価) 比較例5のクレンジングジェルは、洗浄力、水洗性は実施例9と同程度であるものの、−10℃保存条件下では1週間で結晶析出がみられ、50℃、2週間で離漿が認められた。これは常温でワックス状の界面活性剤を配合したことによる安定性の劣化をデンプン配合により改善したことによる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001959 【氏名又は名称】株式会社資生堂
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| 【出願日】 |
平成18年8月11日(2006.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098800 【弁理士】 【氏名又は名称】長谷川 洋子
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| 【公開番号】 |
特開2008−44868(P2008−44868A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−220411(P2006−220411) |
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