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【発明の名称】 粉末状化粧料
【発明者】 【氏名】下山 雅秀

【氏名】築山 文彦

【要約】 【課題】滑らかで均一な伸び広がりを有し、ツヤ感のある化粧膜を形成し、更に密着性に優れた粉末状化粧料を提供する。

【構成】次の成分(a)及び成分(b);
【特許請求の範囲】
【請求項1】
成分(a)及び成分(b);
(a)有機球状粉体
(b)アスペクト比が150〜250の板状粉体
を配合し、成分(a)の配合量が30〜60質量%かつ成分(a)と成分(b)の質量配合比(a)/(b)が3〜10である粉末状化粧料。
【請求項2】
成分(b)の一部又は全部が焼成マイカである請求項1記載の粉末状化粧料。
【請求項3】
更に成分(c)としてリン脂質を配合する請求項1又は2の何れかの項に記載の粉末状化粧料。
【請求項4】
実質的に油剤を含有しない請求項1〜3の何れかの項に記載の粉末状化粧料。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は有機球状粉体と、アスペクト比が150〜250の板状粉体とを配合する粉末状化粧料に関するものであり、更に詳しくは、滑らかで均一な伸び広がりを有し、密着性に優れ、適度なツヤ感のある化粧膜を形成する粉末状化粧料に関するものである。
【背景技術】
【0002】
粉末状化粧料はメーキャップの仕上げ用として、肌の質感を整え、ファンデーションなどのメーキャップ化粧料の化粧効果を持続させるため等に用いられる化粧料である。このため粉末状化粧料においては、滑らかで均一な伸び広がりを有し、均一で、キメ細かく、適度なツヤ感のある化粧膜であり、更に密着性に優れ、化粧持ちが良好等の品質特性が求められる。
【0003】
そこで、従来から、滑らかで均一な伸び広がりを付与するために、ナイロン、シリコーンエラストマー、無水ケイ酸等の球状粉体を配合し、肌への付着性・密着性の向上ならびに化粧持ちを良好にするために、タルク等の不定形粉体を配合する技術(例えば非特許文献1参照)が開示されており、更に柔らかい使用感を有し均一な化粧膜を得るためにデンプンのアルケニルコハク酸エステル及び/又はその金属塩を配合する等の技術(例えば特許文献1参照)が開示されている。また、アスペクト比50以上の粉末を配合した例としては、固形状ではあるが、高粘度ジメチルポリシロキサンとを組み合わせて使用性と化粧もちを向上させた技術(例えば特許文献1参照)や、球状粉末と組み合わせて成形性を向上させた技術も開示されている。(例えば特許文献3参照)
【0004】
【非特許文献1】光井武夫編「新化粧品学」 378頁、1997年8月20日 第1 版第3刷、株式会社南山堂発行
【特許文献1】特開2000−63228号公報(第1頁−第3頁)
【特許文献2】特許3483231号公報(第1頁−第2頁)
【特許文献3】特開平9−255528号公報(第1頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、タルク等の不定形粉体を配合すると、伸びが重くなったり、化粧膜のツヤ感が失われることがあった。また、特許文献1の技術では、滑らかな感触を失うことなく肌への密着性を向上させることは可能であるが、ツヤ感が失われることがあった。また、特許文献2の技術では、付着性の高い油剤を配合するため、密着性が向上し、化粧もちに優れた化粧料が得られるが、伸びが重くなったり、粉体の凝集により均一な化粧膜を形成させることが難しい場合などがあった。また、特許文献3の技術では、固形であるため、滑らかで均一な伸び広がりは得られなかった。
【0006】
このため、滑らかで均一な伸び広がりを有し、密着性に優れ、適度なツヤ感のある化粧膜を形成する粉末状化粧料の開発が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記実状において本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、有機球状粉体とアスペクト比が150〜200の板状粉体とを配合することにより、滑らかで均一な伸び広がりを有し、密着性に優れ、適度なツヤ感のある化粧膜を形成する粉末状化粧料が得られることを見出した。更に、アスペクト比が150〜250の板状粉体として焼成マイカを用い、リン脂質を配合し、実質的に油剤を配合しないことにより、より効果が顕著であることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、本発明は、次の成分(a)及び成分(b);
(a)有機球状粉体
(b)アスペクト比が150〜250の板状粉体
を配合し、成分(a)の配合量が30〜60質量%かつ成分(a)と成分(b)の質量配合比(a)/(b)が3〜10である粉末状化粧料を提供するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の粉末状化粧料は、滑らかで均一な伸び広がりを有し、密着性に優れ、適度なツヤ感のある化粧膜を形成する点において、有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(a)の有機球状粉体は、通常化粧料において、滑らかで均一な伸び広がりを有し、均一で、キメ細かい化粧膜を得る目的で用いられ、化粧料で通常用いられる有機球状粉体であれば特に限定されない。具体的には、例えばナイロン、ポリメタクリル酸アルキル、オルガノポリシロキサンエラストマー、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリスチレン、アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体、塩化ビニリデン−メタクリル酸共重合体、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体、ポリエチレン、セルロース等が挙げられ、また、これら粉体の二種以上を複合化して球状にしたものでも良く、これらを一種又は二種以上用いることができる。これらの中でも平均粒子径3〜30μm(レーザー回析式粒度分布測定)の粉体が好ましく、中でもオルガノポリシロキサンエラストマー、ポリメチルシルセスキオキサン、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体などのシリコーン類が滑らかな伸び広がりの点で好ましい。
【0011】
成分(a)の有機球状粉体は、市販品としては、ナイロンであるナイロン12SP−500(東レ社製)、ポリメタクリル酸アルキルであるマツモトマイクロスフェアーM−101、305(何れも、松本油脂製薬社製)、ポリスチレンであるガンツパールGS−0605(ガンツ化成社製)、オルガノポリシロキサンエラストマーであるトレフィルE505、E506、E701(何れも、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、ポリメチルシルセスキオキサンであるトスパール2000B*(東芝シリコーン社製)、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体であるKSP−100、300(何れも信越化学工業社製)等が挙げられる。
【0012】
また、これら成分(a)の有機球状粉体は、前記感触を損ねない範囲で、例えば、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、ロウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等による処理等、通常公知の方法で表面処理されているものを用いても良い。
【0013】
本発明の化粧料における成分(a)の配合量は、30〜60質量%(以下、単に「%」と記す)であり、40〜50%が好ましい。成分(a)をこの範囲で配合すると、非常に滑らかで均一な伸び広がりを有し、均一で、キメ細かい化粧膜を形成する粉末状化粧料を得ることができる。成分(a)の配合量が30%より少ないと、滑らかな伸び広がりの点で十分な効果が得られず、60%を超えると密着性が低下し、均一な化粧膜を得ることが難しくなる。
【0014】
本発明に用いられる成分(b)は一般的に化粧料へ用いられる板状粉体であれば何れでも構わないが、アスペクト比が150〜250であることが必須条件であり、化粧膜に密着性や均一感を付与するために配合される。板状粉体のアスペクト比とは、板状粉体の長径を厚みで除した値であり、一般的には粉体の電子顕微鏡観察から求められ、例えば電子顕微鏡写真10〜20サンプルの平均値を用いて計算することができる。具体的には、マイカ、焼成マイカ、合成マイカ、ガラスフレーク等を例示することができ、これらの板状粉体は必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
【0015】
中でも特に好ましい板状粉体は焼成マイカである。焼成マイカとは天然マイカを焼成処理して結晶水を脱水したマイカである。天然マイカを開砕する前に700〜900℃の温度で焼成したものであり、層間の結晶水が脱水されることから、薄膜に劈開し易い性質を持つ。焼成マイカはその劈開特性から、薄膜にすることが比較的容易で、高アスペクト比を有する粉体への加工が容易であり、更に伸びの滑らかさ、肌への密着性にも優れる。成分(b)のアスペクト比が150〜250である板状粉体は、市販品として、マイカTM−20(山口雲母工業社製)が挙げられる。
【0016】
板状粉体のアスペクト比が150より小さいと付着性に劣ると共にツヤ感が低下し、化粧膜の透明性が損なわれ、アスペクト比が250より大きい場合は、きめ細かい化粧膜を得るのが難しくなる。
【0017】
本発明の化粧料における成分(b)の配合量は成分(a)と特定の比率になるように配合されるものであるが、3〜20%が好ましく、成分(a)と成分(b)の質量配合比(a)/(b)が3〜10となる配合比率であることが必須である。更に好ましくは質量比(a)/(b)の配合比率が5〜7の範囲である。これらの範囲であると、滑らかで均一な伸び広がりを有し、均一で、キメ細かく、適度なツヤ感のある化粧膜を形成し、更に密着性に優れ、化粧持ちが良好である粉末状化粧料が得られる。
【0018】
成分(a)と成分(b)の質量配合比(a)/(b)が3より小さい場合には滑らかで均一な伸び広がりを得ることが難しくなり、質量配合比(a)/(b)が10より大きい場合には、肌への密着性に劣り、均一な化粧膜の形成が難しくなる。
【0019】
本発明に用いられる成分(c)のリン脂質は肌なじみのよい物質であり、粉体の肌への付着性向上のために用いられる。通常の化粧料に用いられるリン脂質であれば何れも用いることができる。通常の化粧料に用いられるリン脂質であれば何れも用いることができ、卵黄、大豆、トウモロコシ等の動植物、大腸菌等の微生物から抽出される天然のリン脂質及びそれらの水素添加物並びに合成のリン脂質が挙げられる。具体的にはフォスファチジルコリン(レシチン)、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルセリン、フォスファチジルイノシトール、フォスファチジルグリセロール、ジフォスファチジン酸、スフィンゴミエリン等が挙げられる。この中では、大豆又は卵黄から得られるフォスファチジルコリン(レシチン)が好ましく、その中でも水素添加して安定性を向上させたものがよい。成分(c)の具体例としては「味の素レシチン(味の素)」などの大豆リン脂質、「ニッコールS−10(日光ケミカルズ社製)」、「ベイシスLS−60HR(日清オイリオ社製)」などの水素添加大豆リン脂質、フィトステロールなどとの混合物として「PHYTOPRESOME(日本精化社製)」などが挙げられ、これらを一種、又は二種以上用いることができる。
【0020】
成分(c)の配合量は特に限定されないが、粉末状化粧料総量に対し0.01〜2.0%であることが好ましく、この範囲であると、べたつき等を感じることなく粉体の付着性を向上させることができる。
【0021】
滑らかで均一な伸び広がりを実現するために、本発明の粉末状化粧料には実質的に油剤を配合しないことが望ましく、油剤を配合する場合にも、油溶性美容剤などを少量(実質的には0.5%以下)配合するに止めることが好ましい。これは油剤による伸びの重さや粉体の凝集による化粧膜の均一性低下を極力防止するためである。
【0022】
本発明の化粧料には、上記必須成分の他に、通常化粧料に用いられる成分として、例えば、成分(a)及び成分(b)以外の粉体、成分(c)以外の界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、金属封鎖剤、着色剤、美容剤等を本発明の効果を損なわない範囲にて含有することができる。
【0023】
粉体成分としては、化粧料一般に使用される粉体であれば、板状、紡錘状、針状等の形状、粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造、等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セリウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン、ナイロン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上組み合わせて用いることができる。また、これら粉体は一種または二種以上の複合化したものを用いても良く、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、ロウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
【0024】
本発明の化粧料の製造方法は、特に限定されるものではないが、成分(b)が壊れないように注意する必要がある。例えば、成分(a)、(c)及び成分(b)以外の粉体成分をヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)等の回転混合機で混合した後、ヘンシェルミキサーの回転数を落として成分(b)を添加し、壊れないように混合する方法や、成分(a)、(c)及び成分(b)以外の粉体成分をマイクロバンタムミル(ホソカワミクロン社製)等のハンマーミルで粉砕した後、成分(b)を添加し、スピードミル(岡田精工社製)等のカッティングミルで、壊れないように分散する方法等が挙げられる。
【0025】
本発明の粉末状化粧料としては、ファンデーション、白粉、頬紅等のメーキャップ化粧料、デオドラントパウダー、パヒュームパウダー、ボディパウダー等の粉末化粧料が挙げられる。これらの中でも、ファンデーション、白粉等のメークアップ化粧料が本発明の効果が顕著に発揮されるため好ましい。
【実施例】
【0026】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
【0027】
実施例1:粉末状白粉:発明品1〜7及び比較品1〜5
以下の表1に示す組成の粉末状白粉を下記製造方法により調製し、(1)使用性(滑らかで均一な伸び広がり)(2)化粧膜(適度なツヤ感)、(3)化粧持続性(密着性)の評価項目について以下に示す方法により評価・判定し、結果を併せて表1に示した。
【0028】
【表1】


【0029】
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を10L−ヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)で1000rpm/分、5分間混合分散する。
B:Aに成分(11)〜(13)を加え10L−ヘンシェルミキサーで500rpm/分、10秒間混合分散する。
C:Bを底面直径7cm、高さ5cmの円筒状白粉容器に充填し、粉末状白粉を得た。
【0030】
[(1)評価項目:使用感(使用性、化粧膜、化粧持続性)]
化粧歴10年以上の女性20名をパネルに、前記実施例及び比較例の粉末状白粉を使用してもらい、(1)使用性(滑らかで均一な伸び広がり)(2)仕上がり膜(適度なツヤ感)、(3)経時での化粧持続性(密着性)の3項目について、以下の(イ)5段階絶対評価基準に基づいて評点を付し、全パネルの評点の平均値を求め、以下の(ロ)4段階判定基準により判定した。使用方法は小道具として直径6cmの円状型パフを使用し、一回に使用するパフへの白粉の含量は約0.2gとして、パネルに使用してもらった。
【0031】
(イ)5段階絶対評価基準
(評点) : (評価結果)
5点 : 非常に良好
4点 : 良好
3点 : 普通
2点 : 不良
1点 : 非常に不良
(ロ)4段階判定基準
(評点の平均値) :(判定)
平均点4.5以上 : ◎
平均点3.5以上4.5未満: ○
平均点2.5以上3.5未満: △
平均点2.5未満 : ×
【0032】
表1の結果から明らかなように、実施例1の粉末状白粉は、滑らかで均一な伸び広がりを有し、適度なツヤ感のある化粧膜を形成し、更に密着性に優れた化粧料であった。一方、有機球状粉体の代わりに無機球状粉体である無水ケイ酸を用いた比較品1においては、滑らかで均一な伸び広がりはまずまずであったが、その他の評価項目で品質を満たすものではなかった。質量配合比(a)/(b)が2.3である比較品2は適度なツヤ感は得られるが、その他の項目を満たすことが出来なかった。質量配合比(a)/(b)が22.5である比較品3は滑らかで均一な伸び広がりは満たすものであったが、その他項目を満たすことは出来なかった。成分(b)の代わりにアスペクト比25のマイカを使用した比較品4では滑らかで均一な伸び広がりは満足するものであったが、その他項目を満たすことは出来なかった。同じく成分(b)の代わりにアスペクト比60の合成マイカを用いた比較品5では滑らかで均一な伸び広がりは満足するものであり、化粧持続性に関してもまずまずの評価であったが、ツヤ感のある仕上がり膜に関しては満足いくものではなかった。
【0033】
実施例2:粉末状ファンデーション
(成分) (%)
1.オルガノポリシロキサンエラストマー(注8) 20.0
2.ナイロン(注9) 5.0
3.ポリスチレン(注10) 15.0
4.リン脂質・フィテステロール混合物(注11) 0.5
5.タルク 残部
6.雲母チタン 3.0
7.窒化硼素 2.0
8.酸化チタン 2.0
9.酸化鉄 0.02
10.黄酸化鉄 0.2
11.黒酸化鉄 0.01
12.セリサイト 15.0
13.メチルパラベン 0.1
14.香料 0.2
15.焼成マイカ(注7) 8.0
注8:トレフィルE506(東レダウコーニングシリコーン社製);球状
注9:ナイロンSP−500(東レ社製);球状
注10:ガンツパールGS−0605(ガンツ化成社製);球状
注11:PHYTOPRESOME(日本精化社製)
【0034】
(製造方法)
A:成分(1)〜(14)をマイクロバンタムミル(ホソカワミクロン社製)にてスクリーン径2.0mmFで粉砕する。
B:Aに成分(15)を加えスピードミル(岡田精工社製)にてスクリーン径5.0mmFで分散する。
C:Bを底面直径5cm、高さ1cmの皿状ファンデーション容器に充填し、メッシュを被せて粉末状ファンデーションを得た。
【0035】
実施例2の粉末状ファンデーションは、滑らかで均一な伸び広がりを有し、ツヤ感のある化粧膜を形成し、更に密着性に優れるファンデーションであった。
【0036】
実施例3:粉末状ボディパウダー
(成分) (%)
1.ポリメチルシルセスキオキサン(注12) 25.0
2.ポリメタクリル酸アルキル(注13) 25.0
3.水素添加大豆リン脂質(注14) 0.3
4.セリサイト 10.0
5.タルク 残部
6.雲母チタン 5.0
7.赤色226号 0.02
8.黄色4号 0.03
9.黒酸化鉄 0.01
10.メチルパラベン 0.1
11.香料 0.2
12.焼成マイカ(注7) 15.0
注12:トスパール2000B*(GE東芝シリコーン社製);球状
注13:マツモトマイクロスフェアーM−305(松本油脂製薬社製);球状
注14:ベイシスLS−60HR(日清オイリオ社製)
【0037】
(製造方法)
A:成分(1)〜(11)を10L−ヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)で2000rpm/分、10分間混合分散する。
B:Aに成分(12)を加え10L−ヘンシェルミキサーで800rpm/分、5秒間混合分散する。
C:Bを底面直径7cm、高さ4cmの円筒状白粉容器に充填し、メッシュを被せて粉末状ボディパウダーを得た。
【0038】
実施例3の粉末状ボディパウダーは、滑らかで均一な伸び広がりを有し、ツヤ感のある化粧膜を形成し、更に密着性に優れるボディパウダーであった。
【出願人】 【識別番号】000145862
【氏名又は名称】株式会社コーセー
【出願日】 平成18年7月3日(2006.7.3)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−13438(P2008−13438A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−182961(P2006−182961)