| 【発明の名称】 |
岩盤浴装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石丸 順一
|
| 【要約】 |
【課題】基礎工事費用ならびに移動のための費用が低減され、且つ十分な遠赤外線、マイナスイオン発生量を達成する岩盤浴装置を提供する。
【構成】天然岩盤1の裏面に、貫通穿孔されたアルミニウム板2を上下に設置したアルミニウム製ハニカム構造体3を一体的に装着し、また天然岩盤及びその裏面に設置されたアルミニウム製ハニカムの下部に加熱部5を配置し、加熱部内には加熱用ヒータと共に竹炭、岩塩、溶岩石及び/またはトルマリン石、残部黄土からなる物質を内容物とした構成とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 厚さ5mmから10mmに形成された天然岩盤の裏面にアルミニウム製ハニカム構造体を一体的に装着したことを特徴とする岩盤浴装置。 【請求項2】 前記アルミニウム製ハニカムはアルミニウムの体積百分率(以下vol%と表示)が5〜10vol%、残部空気からなることを特徴とする請求項1記載の岩盤浴装置。 【請求項3】 前記アルミニウム製ハニカムの上下面に厚さ1.0〜2.0mmかつ表面が貫通して穿孔されたアルミニウム板が設置されたことを特徴とする請求項1または2記載の岩盤浴装置。 【請求項4】 前記天然岩盤及びその裏面に設置されたアルミニウム製ハニカムの下部に加熱部を配置し、加熱部内には加熱用ヒータと共に竹炭の重量百分率(以下wt%と表示)が10〜20wt%、岩塩が10〜20wt%、溶岩石及び/またはトルマリン石が10〜20wt%、残部黄土からなる物質を内容物とすることを特徴とする請求項1から3記載の岩盤浴装置。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、天然岩盤にアルミニウム製ハニカムを装着し、その下部の加熱部には黄土を主体とした物質を内容物とした岩盤浴装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の岩盤浴装置は岩盤の下部に加熱部が配置されている構造が主であり(例えば特許文献1)、岩盤からのマイナスイオン発生量を適正に確保するためには岩盤の厚さを厚くする必要があり、通常では約20mm以上が一般的であった。 【特許文献1】実用新案登録第3119910号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 岩盤浴が上記の構造である場合、厚さ20mmの岩盤の重量は約70kgとなり、岩盤浴設置のための基礎工事費用ならびに岩盤浴装置の移動のための費用の高騰は避けられなかった。 【0004】 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、基礎工事費用ならびに岩盤浴装置の移動のための費用の低減を可能とし、且つ十分なマイナスイオン発生量を達成する装置を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 請求項1の発明は、厚さ5mmから10mmに形成された天然岩盤の裏面にアルミニウム製ハニカム構造体を一体的に装着したことを特徴とする岩盤浴装置である。天然岩盤の素材としては遠赤外線を放出し、マイナスイオンを発生するゲルマニウム石、麦飯石、溶岩石、トルマリン石、ブラックシリカ石などが用いられる。また熱伝導率の高いアルミニウムを用いることにより早い時間で岩盤を暖めることができる。又ハニカム構造体を採用することにより軽量化が可能である。 【0006】 請求項2の発明は、前記アルミニウム製ハニカムにおいて、アルミニウムの体積百分率(以下vol%と表示)が5〜10vol%、残部空気からなることを特徴とする請求項1記載の岩盤浴装置である。ハニカム内の高空気含有率のため、高い保温効果が生まれる。 【0007】 請求項3の発明は、前記アルミニウム製ハニカムの上下面に厚さ1.0〜2.0mm且つ表面が貫通して穿孔されたアルミニウム板が設置されたことを特徴とする請求項1または2記載の岩盤浴装置である。ハニカムの上下面にアルミニウム板を設置することにより、ハニカムとその上部の岩盤あるいはその下部の加熱部との熱の伝導効率を高め、更にアルミニウム板表面を穿孔することにより、加熱部から発生した熱がハニカム内の空気を介し、孔を通って直接岩盤下部に達し、熱の伝導率が高まる。 【0008】 請求項4の発明は、前記天然岩盤及びその裏面に設置されたアルミニウム製ハニカムの下部に加熱部を配置し、加熱部内には加熱用ヒータと共に竹炭の重量百分率(以下wt%と表示)が10〜20wt%、岩塩が10〜20wt%、溶岩石及び/またはトルマリン石が10〜20wt%、残部黄土からなる物質を内容物とすることを特徴とする請求項1から3記載の岩盤浴装置である。黄土、竹炭、岩塩などの内容物からは遠赤外線やマイナスイオンが大量に発生するため、岩盤厚さが従来より薄くても必要十分なる遠赤外線やマイナスイオンを確保することができる。なお黄土はミネラル豊富で美容効果、遠赤外線効果があり、竹炭はマイナスイオン発生とともに脱臭、抗菌、湿度調整、遠赤外線効果があり、岩塩、トルマリン石は多量にマイナスイオンを発生するとともに消臭、抗菌作用、電磁波遮断効果などに優れる。 【発明の効果】 【0009】 本発明の岩盤浴装置を用いることにより、早い時間で岩盤を暖めることができ、さらにハニカム構造を採用することにより軽量化が可能である。又加熱部から岩盤への高い熱の伝導効率を達成するための加熱費用を大幅に低減することができる。そして加熱部にマイナスイオンを発生する黄土などを内容物とするため、岩盤厚さが従来に比べ薄くても必要十分なるマイナスイオンを確保することができる。さらに上述した如く、遠赤外線効果、美容効果、脱臭、抗菌などの効果も期待できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下に、図1〜2を用いて本発明の一実施例を述べる。 【0011】 図1において、天然岩盤1の裏面にアルミニウム板2を配置し、その下にアルミニウム製ハニカム構造体3を装着し、その下面にアルミニウム板2を配し、その下面に加熱部5を配置する。 【0012】 天然岩盤の厚さは5mmから10mmであることが望ましく、更には6mmから9mmが最適である。天然岩盤の厚みが5mm未満では天然岩盤の強度が著しく低下して、使用時に割れる危険性が高まる。又厚みが10mm超では軽量化効果が少なくなる。 【0013】 アルミニウム製ハニカム構造体3はアルミニウムの体積百分率が5〜10vol%、残部が空気であることが望ましく、さらにはアルミニウムの体積百分率が7〜9vol%が最適である。アルミニウムの体積百分率が5vol%未満ではアルミニウムの高い熱伝導特性を発揮できず、岩盤を暖めるのに長時間を要することとなる。またアルミニウムの体積百分率が10vol%超では空気の占める割合が低くなり、保温性能が低下する。 【0014】 アルミニウム製ハニカムの上下面に配置されるアルミニウム板2の板厚は1.0〜2.0mmであることが望ましく、更には1.2〜1.8mmが最適である。板厚が1.0mm未満では、熱歪を受けて板の平坦度が損なわれ、天然岩盤裏面とアルミニウム板との接触部で隙間が出来、熱の伝導が低下する。また板厚が2.0mm超ではアルミニウム板の平坦度は確保されるがアルミニウム材料費が高騰する。なお貫通して穿孔されたアルミニウム板の穿孔部分4の形状は円形、多角形など任意でよく、また穿孔前のアルミニウム板表面積に対する穿孔全面積割合はアルミニウム板を伝わる熱伝導ならびに熱が空気を介し孔を通過して直接の伝わる熱伝導のバランスから20%から80%の範囲にて使用条件に合わせて適宜選択される。 【0015】 図2は加熱部5の上面を示す。加熱用ヒータ6の周りに黄土を主体に竹炭、岩塩、溶岩石、トルマリン石の内容物7が敷き詰められている。竹炭の重量百分率は10〜20wt%、岩塩が10〜20wt%、溶岩石及び/又はトルマリン石が10〜20wt%、残部黄土からなる物質が望ましく、更にはこれら重量百分率いずれも12から18wt%が最適である。これらは重量百分率がいずれも10wt%未満では遠赤外線やマイナスイオンの発生が低下する。またこれらが20wt%超ではコストが大幅に増加する。なおこれらの内容物の形状は球状、粒状、粉末状、ブロック状、板状など任意に選定できる。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】本発明に係る第一の実施の形態のアルミニウムハニカム付き天然岩盤の斜視図である。 【図2】上記アルミニウムハニカム付き天然岩盤の枠であり、そこにはオイルヒーティングと天然岩盤と相乗効果を成す内容物を敷き詰めるものである。 【符号の説明】 1 天然岩盤 2 アルミニウム板 3 アルミニウム製ハニカム構造体 4 アルミニウム板の穿孔部分 5 加熱部 6 加熱用ヒータ 7 黄土を主体に竹炭、岩塩、溶岩石、トルマリン石の内容物
|
| 【出願人】 |
【識別番号】506339040 【氏名又は名称】石丸 順一
|
| 【出願日】 |
平成18年9月9日(2006.9.9) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2008−62006(P2008−62006A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−275792(P2006−275792) |
|