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【発明の名称】 リラクゼーションブースおよびミスト浴用リラクゼーションブース
【発明者】 【氏名】武曽 繁和

【要約】 【課題】本発明は閉鎖空間で効率よくリラックスでき、不使用時には小さくなる収納状態にすることができ、また、閉鎖空間で効率よくミスト浴ができるリラクゼーションブースおよびミスト浴用リラクゼーションブースを得るにある。

【構成】ベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいはベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともにほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、このカバーケースとシートバックケース内に収納されたシートクッションと、カバーケースを開放して床面に支持させた状態でカバーケースとシートバックケースとの間に閉鎖空間を形成することができるカバーとでリラクゼーションブースを構成している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面に支持させることができるベース板と、このベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいは、前記ベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、このカバーケースと前記シートバックケース内に収納されたシートクッションと、前記カバーケースを開放して床面に支持させた状態で、該カバーケースと前記シートバックケースとの間に閉鎖空間を形成することができるカバーとからなるリラクゼーションブース。
【請求項2】
床面に支持させることができるベース板と、このベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいは、前記ベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、前記シートバックケースの下部に回動可能に枢支された複数個のコ字状の回動フレームにカバーシートが取付けられた、前記カバーケースを開放して床面に支持させた状態で、該カバーケースと前記シートバックケースとの間に閉鎖空間を形成するカバーと、前記カバーケースと前記シートバックケース内に収納されたシートクッションとからなることを特徴とするリラクゼーションブース。
【請求項3】
床面に支持させることができるベース板と、このベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいは、前記ベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、このカバーケースと前記シートバックケース内に収納されたシートクッションと、前記カバーケースを開放して床面に支持させた状態で、該カバーケースと前記シートバックケースとの間に閉鎖空間を形成することができるカバーと、前記ベース板に取付けられた前記カバーによって形成された閉鎖空間でミスト浴が可能な温水ミスト供給装置とからなることを特徴とするミスト浴用リラクゼーションブース。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はリラックスして気分転換を図ったりする場合に使用したり、ミスト浴を行なう場合に使用することができるリラクゼーションブースおよびミスト浴用リラクゼーションブースに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、リラックスして気分転換を図ったりする場合、リラックスできる椅子に座って音楽を聴くものや、建物にサウナ室やミスト浴室を設置している。
【0003】
このため、前者の椅子に座って音楽を聴く場合、椅子を設置する室内を薄暗くしなければ十分な効果が得られないとともに、建物に設置する場合、設置費がかかりコスト高になるとともに、設置場所の変更が簡単にできないという欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、閉鎖空間で効率よくリラックスできるとともに、不使用時には小さくなる収納状態にすることができるリラクゼーションブースを提供することを目的としている。
【0005】
また、本発明は閉鎖空間で効率よくミスト浴ができるとともに、不使用時には小さくなる収納状態にすることができるミスト浴用リラクゼーションブースを提供することを目的としている。
【0006】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は床面に支持させることができるベース板と、このベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいは、前記ベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、このカバーケースと前記シートバックケース内に収納されたシートクッションと、前記カバーケースを開放して床面に支持させた状態で、該カバーケースと前記シートバックケースとの間に閉鎖空間を形成することができるカバーとでリラクゼーションブースを構成している。
【0008】
本発明は床面に支持させることができるベース板と、このベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいは、前記ベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、このカバーケースと前記シートバックケース内に収納されたシートクッションと、前記カバーケースを開放して床面に支持させた状態で、該カバーケースと前記シートバックケースとの間に閉鎖空間を形成することができるカバーと、前記ベース板に取付けられた前記カバーによって形成された閉鎖空間でミスト浴が可能な温水ミスト供給装置とでミスト浴用リラクゼーションブースを構成している。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0010】
(1)床面に支持させることができるベース板と、このベース板の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出するシートバックケースと、このシートバックケースの下部あるいは、前記ベース板の先端部に回動可能に取付けられた該シートバックケースの前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持されるカバーケースと、このカバーケースと前記シートバックケース内に収納されたシートクッションと、前記カバーケースを開放して床面に支持させた状態で、該カバーケースと前記シートバックケースとの間に閉鎖空間を形成することができるカバーとで構成されているので、カバーで覆われた閉鎖空間でシートクッションに座ってシートバックに身体を預けると、カバーによって室内の照明に関係なくリラックスした状態になれる。
したがって、室内照明等に関係なく使用することができる。
【0011】
(2)前記(1)によって、不使用時にはシートバックケースをカバーケースで覆うことにより、小さな収納スペースにできる。
したがって、不使用時に大きなスペースをとってじゃまになるのを、確実に防止することができる。
【0012】
(3)前記(1)によって、ベース板を基に組立てられているので、比較的容易に設置場所を変更することができる。
【0013】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、カバーの開閉を容易に行なうことができる。
【0014】
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、簡単にミスト浴を行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0016】
図1ないし図10に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は設置場所を容易に変更して使用することができるミスト浴用リラクゼーションブースで、このミスト浴用リラクゼーションブース1は四隅部の底面にキャスター2、2、2、2が取付けられた床面に支持させることができるベース板3と、このベース板3の先端部に下部が固定された上部が後部上方へ突出する弧状の凹部4にシートバック材5が取付けられたシートバックケース6と、このシートバックケース6の下部背面および、前記ベース板3に固定された機器収納ケース7と、この機器収納ケース7に収納された前記シートバックケース6の中央部より上部位置に形成された、該機器収納ケース7内と連通するミスト供給口8より温水ミストを供給する温水ミスト供給装置9と、前記シートバックケース6の下部に形成された軸受10、10に取付けられた軸11に下端部が回動可能に取付けられた、該シートバックケース6の前面を覆うことができるとともに、ほぼ水平状態で床面に支持される支持片12を先端外側部に有する弧状の凹部13が形成されたカバーケース14と、前記軸11に回動可能に取付けられた前記シートバックケース6と前記カバーケース14内に収納されるシートクッション15と、前記軸11に回動可能に取付けられたコ字状の複数個、本実施の形態では4個の回動フレーム16、17、18、19と、この回動フレーム16、17、18、19および前記シートバックケース6の外周部寄りの内壁面に一端部が固定された可撓シート材製のカバーシート20とからなるカバー21と、前記カバーケース14で前記シートバックケース6を閉じた状態で、該部材の上部でロックすることができるロック装置22とで構成されている。
【0017】
前記温水ミスト供給装置9は図8および図9に示すように、下部にエアー吸引口23が形成され、上部中央部に排出口24が形成されたケース体25と、このケース体25内の上部寄りの部位に、外周部に前記エアー吸引口23と連通するエアー通路26が形成されるように取付けられた上部開口するヒーター27で所定温度に加熱される温水収納容器28と、前記エアー通路26を通過するエアーを所定温度に加熱する加熱ヒーター29と、前記温水収納容器28の外周部のエアー通路26を通過する所定温度に加熱されたエアーを、該温水収納容器28内へ導き、前記排出口24より排出することができる下方エアー通路26と、前記ケース体25内に取付けられた前記エアー吸引口23よりエアーを吸引して前記エアー通路26を通過させるファン30と、前記温水収納容器28内に収納された所定温度に加熱されたお湯を吸引して外方へ飛散させて衝突させることによって陰イオンを含む超微細ミストを発生させる、前記ケース体25に取付けられたミスト発生機31とで構成されている。
【0018】
上記構成のミスト浴用リラクゼーションブース1は、不使用時には図1ないし図3に示すようにシートバックケース6とカバーケース14内に、シートクッション15とカバー21が収納された状態で閉じた小さなスペースの収納状態となる。
【0019】
使用する場合にはカバーケース14を開放して床面に支持させるとともに、シートクッション15を座れるように回動位置させ、カバー21の開口端部をカバーケース14と当接させるように位置させ、温水ミスト供給装置9を駆動させてカバー21で覆われた閉鎖空間32をミスト浴できるようにした後、カバー21の開口端部を開放し、内部に入ってシートクッション15に座り、シートバック材5に身体を委ねるような姿勢になることにより、リラックスした状態でミスト浴を楽しむことができる。
なお、温水ミスト供給装置9を駆動させない状態で、カバー21内の閉鎖空間32に入ってシートクッション15、シートバック材5にリラックス状態で座ることにより瞑想や気分転換を図ることができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0020】
次に、図11ないし図19に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0021】
図11ないし図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、カバーケース14を開放した状態で、該カバーケース14とシートバックケース6の間に閉鎖空間32を形成することができる一側面に開閉扉33を設けたカバー21Aを着脱可能に取付けられるようにした点で、このようなカバー21Aを用いて構成したミスト浴用リラクゼーションブース1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明を実施する形態では、固定的に設置して使用する場合には、固定的に形成したカバーを用いることにより美観の向上を図ることができる。
また、コストの低減や設置場所を変更するような使用をする場合には、組立て式、折りたたんで収納できるようなカバーを用いるとよい。
【0022】
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、温水ミスト供給装置の代わりにシートバックケース6の上部内壁面にスピーカー34、34を配置し、機器収納ケース7内にシートバックケース6に設けた操作盤35の操作で作動する癒しの音楽を前記スピーカー34、34より流すことができるオーディオ機器36を配置した点で、このように構成したリラクゼーションブース37にしてもよい。
【0023】
図17ないし図19に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、温水ミスト供給装置の代わりにカバー21Aの内壁面に日焼けのための紫外線照射装置38を設置した点で、このように紫外線照射装置38をカバー21Aに取付けたリラクゼーションブース37Aにすることにより、日焼けを楽しむことができる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明はリラクゼーションブースを製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の背面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態の開放した状態の側面図。
【図5】本発明を実施するための最良の第1の形態の開放した状態の正面図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態のカバーを閉じた状態の側面図。
【図7】本発明を実施するための最良の第1の形態のカバーを閉じた状態の縦断面図。
【図8】本発明を実施するための最良の第1の形態の温水ミスト供給装置の斜視図。
【図9】本発明を実施するための最良の第1の形態の温水ミスト供給装置の断面図。
【図10】本発明を実施するための最良の第1の形態の使用状態の説明図。
【図11】本発明を実施するための第2の形態の説明図。
【図12】本発明を実施するための第2の形態の使用状態の説明図。
【図13】本発明を実施するための第2の形態の使用状態の縦断面図。
【図14】本発明を実施するための第3の形態の側面図。
【図15】本発明を実施するための第3の形態の開放した状態の正面図。
【図16】本発明を実施するための第3の形態の使用状態の説明図。
【図17】本発明を実施するための第4の形態の説明図。
【図18】本発明を実施するための第4の形態の使用状態の説明図。
【図19】本発明を実施するための第4の形態の使用状態の縦断面図。
【符号の説明】
【0026】
1、1A:ミスト浴用リラクゼーションブース、
2:キャスター、 3:ベース板、
4:弧状の凹部、 5:シートバック材、
6:シートバックケース、 7:機器収納ケース、
8:ミスト供給口、 9:温水ミスト供給装置、
10:軸受、 11:軸、
12:支持片、 13:弧状の凹部、
14:カバーケース、 15:シートクッション、
16、17、18、19:回動フレーム、
20:カバーシート、 21、21A:カバー、
22:ロック装置、 23:エアー吸引口、
24:排出口、 25:ケース体、
26:エアー通路、 27:ヒーター、
28:温水収納容器、 29:加熱ヒーター、
30:ファン、 31:ミスト発生機、
32:閉鎖空間、 33:開閉扉、
34:スピーカー、 35:操作盤、
36:オーディオ機器、
37、37A:リラクゼーションブース、
38:紫外線照射装置。
【出願人】 【識別番号】506306123
【氏名又は名称】株式会社ジェイエヌケイアライアンス
【出願日】 平成18年9月8日(2006.9.8)
【代理人】 【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康


【公開番号】 特開2008−61866(P2008−61866A)
【公開日】 平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願番号】 特願2006−243882(P2006−243882)