| 【発明の名称】 |
椅子式マッサージ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅 祐司
【氏名】古家 義也
【氏名】森田 芳年
【氏名】鈴木 孝誠
【氏名】桑原 将吾
【氏名】曽根 也寸志
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| 【要約】 |
【課題】生体情報を楽な姿勢で検知でき、コードに引っ張られてセンサボックスが肘当て部上から落下することもなく、生体情報を検知しない時には、センサボックスが邪魔にならないようにする椅子式マッサージ機を提供する。
【構成】片手で把持可能で且つ手指が接触する表面に手指から生体情報を検知するセンサ16乃至18を配置したセンサボックス10と、センサボックス10を受けるために椅子の側方に配備された受台11と、センサボックス10より導出したコード14を保持するために受台11に形成されたコードホルダ15とを具え、センサボックス10は、その裏面を肘当て部5の上面に沿った形状にして、受台11より取り出し肘当て部5上にも載置できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被施療者の脈拍等の生体情報を検知して、該生体情報を基にマッサージ動作を制御することのできる椅子式マッサージ機において、片手で把持可能で且つ手指が接触する表面に手指から生体情報を検知するセンサを配置したセンサボックスと、前記センサボックスを受けるために椅子の側方に配備された受台と、センサボックスより導出したコードを保持するために前記受台に形成されたコードホルダとを具え、前記センサボックスは、その裏面を肘当て部の上面に沿った形状にして、前記受台より取り出し前記肘当て部上にも載置できるようにしたことを特徴とする椅子式マッサージ機。 【請求項2】 前記センサボックスの裏面には、摩擦係数の高い材質からなる摩擦シートを貼り付けたことを特徴とする請求項1に記載の椅子式マッサージ機。 【請求項3】 前記センサボックスには、センサと手指の接触状態を報知する表示部を設けてなる請求項1又は請求項2に記載の椅子式マッサージ機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、被施療者の脈拍等の生体情報を検知して、生体情報を基にマッサージ動作を制御することのできる椅子式マッサージ機に関するものであり、より具体的には、生体情報を検知するセンサを有するセンサボックスに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、被施療者の生体情報を基にマッサージ動作を制御することのできる椅子式マッサージ機として、特許文献1のように、生体情報を検知するセンサを有するセンサボックスを片手で握り締めて生体情報を検知するものや、特許文献2のように、肘当て部の上面に肘当て部に沿って移動できるようにセンサボックスを設置して、このセンサボックス上に手指を載せて生体情報を検知するものが知られている。 【特許文献1】特開2004−236710号公報 【特許文献2】特開2001−269377号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 特許文献1のマッサージ機では、生体情報を検知するために、センサボックスを常に握り締めておかなければならず、拘束感に縛られるという問題がある。一方特許文献2のマッサージ機では、肘当て部の上面に設置したセンサボックスに手を置くだけなので、拘束感からは解放されるが、マッサージをせずに単なる椅子として使用する時のように、生体情報を検知しない場合には、このセンサボックスが邪魔になるという問題がある。 【0004】 本発明の目的は、生体情報を楽な姿勢で検知できると共に、マッサージをせずに単なる椅子として使用する時のように生体情報を検知する必要のない時には、センサボックスが邪魔になることなく、リラックスして休めることのできる椅子式マッサージ機を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記課題を解決するために本発明は、被施療者の脈拍等の生体情報を検知して、生体情報を基にマッサージ動作を制御することのできる椅子式マッサージ機において、片手で把持可能で、且つ手指が接触する表面に手指から生体情報を検知するセンサを配置したセンサボックスと、このセンサボックスを受けるために椅子の側方に配備された受台と、センサボックスより導出したコードを保持するために前記受台に形成されたコードホルダとを具え、センサボックスは、その裏面を肘当て部の上面に沿った形状にして、受台より取り出し前記肘当て部上にも載置できるようにしたものである。 【0006】 センサボックスの裏面には、摩擦係数の高い材質からなる摩擦シートを貼り付けてもよい。 【0007】 また、センサボックスには、センサと手指の接触状態を報知する表示部を設けてもよい。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、生体情報を検知する際は、センサボックスを受台より取り出して肘当て部上に置き、センサボックス上に手を置くだけでよいので、拘束感はなく、リラックスした状態で検知できる。またセンサボックスは、肘当て部上のどの位置にも置くことができるので、椅子の背もたれの角度に関係なく、楽な姿勢で生体情報を検知できる。そしてこの際に、センサボックスより導出したコードは、受台に設けたコードホルダにて保持されているので、コード全体の重みにより引っ張られてセンサボックスが肘当て部の上面から落下することを防止できる。 【0009】 生体情報を検知せずに単なる椅子として使用する場合等には、センサボックスを受台に置くことにより、センサボックスが邪魔になることなく、肘当て部上に腕を置いてリラックスして休むことができる。 【0010】 またセンサボックスの裏面に、摩擦係数の高い材質からなる摩擦シートを貼り付ければ、センサボックスが肘当て部上から滑り落ちることをより確実に阻止することができる。 【0011】 またセンサボックスには、センサと手指の接触状態を報知する表示部を設けて、例えば、接触状態が確実な場合と不確実な場合とで表示方法を変えることにより、確実に接触させるように使用者に促すことが可能になる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明の椅子式マッサージ機について図に基づき説明する。図1は椅子式マッサージ機の斜め前方から見た斜視図、図2は斜め後方から見た斜視図で、マッサージ機1は、座部2と、座部2の後方に起倒自在に取り付けられた背もたれ部3と、座部2の前端に回動自在に取り付けられたフットレスト4と、座部2の左右両側に立設された肘当て部5を具える。座部2やフットレスト4には、図示しないが圧縮空気の供給、排出により膨張、収縮するエアバッグから構成されるマッサージ手段が内蔵され、背もたれ部3には、一対の施療指により叩きや揉みを行なう周知のマッサージ手段(図示せず)が背もたれ部に沿って昇降自在に設けられている。 【0013】 座部2に坐った人から見て右側の肘当て部5の外側面より、屈曲自在な支柱6が立設されている。この支柱6の先端には、操作リモコン受台7が設けられ、この操作リモコン受台7に、マッサージ機1の動作を操作するための操作リモコン8が着脱自在に装着される。操作リモコン8は、マッサージ機本体側とコード9で接続されている。操作リモコン8を使用する際は、受台7より外して使用する。 【0014】 支柱6の中ほどには、後述するセンサボックス10を受ける合成樹脂製の受台11が装着されている。受台11の支柱6への装着は、受台11に一体形成したU字状の挟持片12、13より行なわれる。図3に示すように、挟持片12、13は夫々受台11の上下に形成され、各挟持片12、13が、断面円形の支柱6を左右から弾性的に挟みこむことにより、支柱6の任意の位置に受台11が装着できるようになっている。 【0015】 センサボックス10は、図3や図4に示すように、片手で把持可能なマウス形状をしている。センサボックス10には、後述するように、被施療者の生体情報を検知するセンサやマッサージ機の一部の動作を操作するための操作ボタンを有している。センサボックス10は、マッサージ機本体側とコード14で接続されている。受台11の下側の挟持片13には、図3に示すように、コード14がぶらぶらしないように保持するコードホルダ15が一体に形成されている。 【0016】 センサボックス10の手指が接触する上面には、被施療者の発汗状態を検知するための一対の電極16、17が設けられ、一方の電極17内には、脈拍を検知する脈拍センサ18がさらに設けられている。これら電極16、17と脈拍センサ18が、生体情報を検知するセンサとなる。センサボックス10の中央には、背もたれ部3を起倒するリクライニングボタン19と、叩きや揉み等の工程を決められたプログラムに従って順次行う自動マッサージ中に、繰り返し再度行いたい工程がある時に押すボタン20が配備されている。 【0017】 またセンサボックス10には、LEDよりなる表示部21が設けられている。この表示部21は、前記電極16、17や脈拍センサ18にしっかりと指が接触して、生体情報が正確に検知できる状態にある場合には点灯し、指の接触が不充分で正確に生体情報を検知することができない場合には点滅して、使用者に指をしかりとセンサに接触するように促すことができるようにしている。 【0018】 センサボックス10の裏面は、肘当て部5の上面形状に沿うように、肘当て部上面の曲面と同じ曲面Rに形成されている(図7参照)。そしてセンサボックス10の裏面には、摩擦係数の高い材質であるゴム等からできた摩擦シート22が貼り付けられている。センサボックス10は、上ケース10aと下ケース10bを結合して構成される。 【0019】 かかる構成において、マッサージをする場合、センサボックス10を受台11から取り外し、肘当て部5上に置く。そして図8のように、右手の人差し指と中指を夫々電極17、16上に置き、この間の電気抵抗の変化を視ることにより発汗量の変化を測定する。また人差し指を脈拍センサ18に当てて、脈拍を測定する。このように測定された生体情報は、マッサージ機本体の制御部(図示せず)へ送られ、生体情報に基づいてマッサージ動作を制御する。図8においては、電極16、17を薄墨で塗ったように表している。 【0020】 このように生体情報を検知するには、センサボックス10上に手を置くだけでよいので拘束感はなく、リラックスした状態で検知できる。またセンサボックス10の裏面は、肘当て部5の上面形状に沿うように、肘当て部上面の曲面と同じ曲面に形成されており、肘当て部5上のどの位置にも置くことができるので、背もたれ部3の角度に関係なく、測定し易い位置にセンサボックス10を位置させることができ、楽な姿勢で生体情報を検知できる。 【0021】 この際に、センサボックス10より導出したコード14は、受台11に設けたコードホルダ15にて保持されているので、ぶらぶらすることなく、コード14全体の重みにより引っ張られてセンサボックス10が肘当て部5の上面から落下することを防止でき、安定して肘当て部5上に置くことができる。特にセンサボックス10の裏面には、摩擦シート22が貼り付けられているので、肘当て部5より滑り落ちることを一層防止できる。 【0022】 生体情報を検知せずに単なる椅子として使用する場合などには、センサボックス10を受台11に置くことにより、センサボックス10が邪魔になることなく、肘当て部5上に腕を置いてリラックスして休むことができる。 【0023】 以上の実施例では、座部2に坐った人の右側にセンサボックス10の受台11を配置して、センサボックス10を右側の肘当て部5上に置いて使用する場合を説明したが、座部2に坐った人の左側にセンサボックスの受台11を配置して、センサボックス10を左側の肘当て部5上に置いて使用することもできる。そのためセンサボックス10の電極16、17や脈拍センサ18は左手でも使用できるように配置されている。この場合、左手の人差し指が電極16に接触し、中指が電極17と脈拍センサ18に接触する。 【0024】 また受台11は操作リモコン8を置くリモコン受台7を先端に設けた支柱6に取り付けたが、支柱6とは関係なく、マッサージ機の側方に配置できる構成であればよい。また生体情報としては、発汗量、脈拍の他に、皮膚温度や血圧等が挙げられる。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本発明の椅子式マッサージ機を斜め前方から見た斜視図である。 【図2】同マッサージ機を斜め後方から見た斜視図である。 【図3】センサボックスを受台に収納した状態の斜視図である。 【図4】センサボックスの正面側から見た斜視図である。 【図5】センサボックスの裏面側から見た斜視図である。 【図6】センサボックスの正面図である。 【図7】センサボックスの側面図である。 【図8】センサボックスの使用状態を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0026】 1 マッサージ機 10 センサボックス 16 電極(センサ) 17 電極(センサ) 18 脈拍センサ(センサ) 11 受台 14 コード 15 コードホルダ 22 摩擦シート 21 表示部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月5日(2006.9.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100131071 【弁理士】 【氏名又は名称】▲角▼谷 浩
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| 【公開番号】 |
特開2008−61671(P2008−61671A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−239772(P2006−239772) |
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