| 【発明の名称】 |
事前給湯準備式入浴装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高垣 俊之
【氏名】根木 陽一
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| 【要約】 |
【課題】
【構成】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 給湯機構2を有する入浴装置3において、給湯機構2は、時計機能4と、メモリ5と、ミキシング89と、給湯電磁弁9とを有し、 給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された日時に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された時間が経過すると給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をすることを特徴とする事前給湯準備式入浴装置。 【請求項2】 メモリ5に、一週の曜日毎の時刻を設定できることを特徴とする請求項1記載の事前給湯準備式入浴装置。 【請求項3】 メモリ5に、一日に複数件の時刻を設定できることを特徴とする請求項1又は2記載の事前給湯準備式入浴装置。 【請求項4】 給湯機構2は、メモリ5に記憶した給湯温度値を維持するようにミキシング89を制御し給湯する給湯温度制御機能7を有することを特徴とする請求項1乃至3記載の事前給湯準備式入浴装置。 【請求項5】 給湯機構2は、メモリ5に記憶した入浴装置内貯湯温度値を維持するようにミキシング89を制御し増し湯する保温制御機能8を有することを特徴とする請求項1乃至4記載の事前給湯準備式入浴装置。 【請求項6】 現在日時、及び、給湯終了日時又は給湯開始日時又は給湯開始までの時間を表示する表示部11を有することを特徴とする請求項1乃至5記載の事前給湯準備式入浴装置。 【請求項7】 光、又は音、又は画像で入浴準備の完了を入浴者及び介助者に報知する報知部12を有することを特徴とする請求項1乃至6記載の事前給湯準備式入浴装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、身体障害者や要介護老人等(以下入浴者という)を入浴させる事前給湯準備式入浴装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の技術の特許文献1に、タイマーの時間測定結果が設定時間に到達すると給湯弁及び排水弁を閉じる入浴装置が開示されている。この構成によれば入浴時に湯が溢れ出ずコストダウンになる。 【特許文献1】特開平11−169423号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来技術に係る身体障害者用入浴装置には、メモリに記憶した日時に給湯弁を開け、事前に給湯準備する構成は開示されていない。 浴槽に自動的に給湯を準備することは出来ず、給湯準備忘れを防ぐ構成も無い、等の難点がある。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明の目的は、自動的に給湯準備し、介助者の労力を軽減でき、給湯準備を確実に行なえる事前給湯準備式入浴装置1を提供することにある。 即ち、本発明は、給湯機構2を有する入浴装置3において、給湯機構2は、時計機能4と、メモリ5と、ミキシング89と、給湯電磁弁9とを有し、給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された日時に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された時間が経過すると給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をすることを特徴とする事前給湯準備式入浴装置である。 又、メモリ5に、一週の曜日毎の時刻を設定できる。 更に、メモリ5に、一日に複数件の時刻を設定できる。 更に又、給湯機構2は、メモリ5に記憶した給湯温度値を維持するようにミキシング89を制御し給湯する給湯温度制御機能7を有する。 又、給湯機構2は、メモリ5に記憶した入浴装置内貯湯温度値を維持するようにミキシング89を制御し増し湯する保温制御機能8を有する。 更に、現在日時、及び、給湯終了日時又は給湯開始日時又は給湯開始までの時間を表示する表示部11を有する。 更に又、光、又は音、又は画像で入浴準備の完了を入浴者及び介助者に報知する報知部12を有する。 【発明の効果】 【0005】 本発明に係る給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された日時に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された時間が経過すると給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をするから、 給湯準備が自動的にでき介助者の労力を軽減でき、又、給湯準備の忘れを防ぐことができ、好都合である。 又、入浴時間に合わせて適切な温度の湯で給湯開始から停止まで自動で行なう為、湯の入れ過ぎを防ぎ節水となり、好都合である。 【0006】 本発明は、メモリ5に、一週の曜日毎の時刻を設定できるから、給湯準備を一週間サイクルの作業に対応でき、好都合である。 又、各施設に合わせた入浴スケジュール設定ができ、好都合である。 【0007】 本発明は、メモリ5に、一日に複数件の時刻を設定できるから、給湯準備を例えば一日の午前と午後のそれぞれの開始時刻を設定し当該時刻にも対応させることができ、好都合である。 又、各施設に合わせた入浴スケジュール設定ができ、又、個人入浴において、入浴スケジュールを全て設定することができ、好都合である。 【0008】 本発明に係る給湯機構2は、メモリ5に記憶した給湯温度値を、維持するようにミキシング89を制御し給湯する給湯温度制御機能7を有するから、好適な湯温を準備でき、能率よく安全に入浴でき、好都合である。 【0009】 本発明に係る給湯機構2は、メモリ5に記憶した入浴装置内貯湯温度値を維持するようにミキシング89を制御し増し湯する保温制御機能8を有するから、浴槽13内の湯の温度を好適な湯温に維持でき、いつでも快適に安全に入浴でき、好都合である。 【0010】 本発明は、現在日時、及び、給湯開始日時又は給湯終了日時又は給湯開始までの時間を表示する表示部11を有するから、現在日時、及び設定した日時又は時間が表示されるので、浴槽13の作動状況が分かり易くそれ故に扱い易く、好都合である。 【0011】 本発明は、光、又は音、又は画像で入浴準備の完了を入浴者及び介助者に報知する報知部12を有するから、給湯準備の完了が即座に分かり、待機時間のロスが減り、速やかに能率よく入浴装置を使用でき、好都合である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 自動的に給湯準備し、介助者の労力を軽減し、給湯準備を確実に行なえることを目的とする事前給湯準備式入浴装置1を、給湯機構2を有する入浴装置3において、給湯機構2は、時計機能4と、メモリ5とを有し、給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された日時に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された時間が経過すると給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をするものとして、実現した。 【実施例1】 【0013】 図1、2に事前給湯準備式入浴装置1の実施例1を示しており、図1は電気的構成のブロック図、図2は左側面図を示している。 実施例1は、給湯機構2と、入浴装置3と、表示部11と、報知部12と、排水機能28等でなる。 給湯機構2は、給湯機能6と、ミキシング89と、給湯電磁弁9と、給湯温度センサ10等でなる。 給湯機能6は、時計機能4と、メモリ5等と、給湯電磁弁開閉機能24と、保温制御機能8等でなる。 【0014】 給湯機構2は、入浴装置3の浴槽13に給湯を行なうものである。 時計機能4は、現在時間に係る信号を出力するものである。 給湯機能6のメモリ5は給湯終了日時設定機能14である。 【0015】 メモリ5の第1の設定態様では、給湯機構2はメモリ5に記憶された日時に給湯を終了する。 メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように、当該日時より所定時間前に給湯を開始し、入浴装置3を使用時その事前に給湯準備をするものである。 メモリ5はその他に、給湯開始日時設定機能15、経過時間設定機能16、給湯温度設定機能17、浴槽温度設定機能18等を有する。 【0016】 給湯機能6は、給湯所要時間演算機能19と、給湯開始日時演算機能20と、一日複数件記憶機能21と、一週間更新機能22と、日時比較機能23と、給湯電磁弁開閉機能24等を有する。 【0017】 一日複数件記憶機能21は、一日に複数の日時を記憶できる機能である。 一週間更新機能22は、一週間の期間の各曜日に所定時刻を記憶でき、一週間ごとに更新する機能である。 ミキシング89は湯源29と水源30を得て、これらを混合した所定温度になすものである。ミキシング89から出る湯は、給湯温度センサ10と給湯電磁弁9を経由して浴槽13へ注がれる。 給湯温度センサ10は、ミキシング89から出力される湯の温度を検出するものである。 【0018】 給湯電磁弁9は、ミキシングされた湯を得て、この湯を通過させ又は遮断するものである。給湯電磁弁9を通過した湯は浴槽13へ至る。 【0019】 給湯温度制御機能7は、給湯温度センサ10と、給湯温度設定機能17と、湯温比較機能33と、給湯電磁弁開閉機能24と、ミキシング89と、給湯電磁弁9とからなり、給湯温度が給湯温度設定機能17に設定した温度になるように、ミキシング89を制御するものである。 【0020】 保温制御機能8は、浴槽温度設定機能18と、浴槽温度センサ31と、浴槽湯温比較機能44と、給湯電磁弁開閉機能24と、ミキシング89と、給湯電磁弁9とからなり、浴槽13内貯湯の湯温が浴槽温度設定機能18に設定した温度になるように、ミキシング89を制御し増し湯するものである。 【0021】 入浴装置3は、浴槽13と、上水位センサ25と、下水位センサ46と、浴槽温度センサ31と、手動排水弁32と、排水電磁弁27とからなる。 前記排水機能28は、浴槽13内の湯の存在を検出する下水位センサ46と、排水電磁弁開閉機能26と、排水電磁弁27とからなる。前記排水機能28は給湯を開始する時に、浴槽13に湯が残っていた場合、その残湯を排水するものである。 【0022】 表示部11は現在日時表示器34と給湯終了日時表示器35である。 表示部11には上記のものの他に、給湯開始日時表示器36、給湯開始までの時間表示器37、給湯温度表示器38、浴槽設定温度表示器39、浴槽内湯温表示器40等がある。 【0023】 報知部12は、浴槽13に湯が満ち給湯が完了したことを報知するものであり、光りを発生する発光器41、音を発生する発音器42、画面に表示する表示画面43等である。 【0024】 メモリ5の第2の設定態様では、該給湯機構2はメモリ5に記憶された日時に給湯を開始し、事前に給湯準備をするものである。 メモリ5の第3の設定態様では、該給湯機構2はメモリ5に記憶された時間が経過すると給湯を開始し、事前に給湯準備をする。 尚、図1中、45は室温計である。 【0025】 実施例1を使用するに際して、メモリ5の設定を行なう。 メモリ5の給湯終了日時設定機能14へ、給湯を終了する所定曜日と所定時刻を設定する。 表示部11の現在日時表示器34は、現在日時を表示する。 表示部11の給湯終了日時表示器35は、設定した所定曜日と、設定した所定時刻を表示する。 【0026】 給湯所要時間演算機能19は、湯・水の温度及び流量、室温等を考慮して給湯に要する時間を演算する。 給湯開始日時演算機能20は、設定した給湯完了時刻より、前段で演算した時間だけ遡った時刻を演算する。 【0027】 一週間更新機能22は、一週間毎に更新する。 時刻は1週の曜日ごとに設定する。 一日複数件記憶機能21は、メモリ5の件数を複数件記憶する。 時刻は一日に、複数個設定できる。 【0028】 メモリ5の給湯温度設定機能17で、給湯温度を設定する。 給湯を開始する時、残湯を検出する。残湯が有ると、排水電磁弁27を開け、残湯を浴槽13から排出する。 【0029】 給湯終了日時表示器35は給湯終了日時設定機能14に設定した給湯終了日時を表示する。 現在日時表示器34は現在日時を表示する。 給湯温度表示器38は、給湯温度設定機能17に設定した温度を表示する。 【0030】 時計機能4の時間が、設定した所定曜日の設定した所定時刻に至ると日時比較機能23が信号を出力する。 給湯電磁弁開閉機能24が作動し、給湯電磁弁9を開ける。 【0031】 メモリ5の給湯温度設定機能17に設定した温度の湯が浴槽13に入る。 給湯温度センサ10の出力と、給湯温度設定機能17の出力とを温度比較機能33が比較し、両出力が一致するようにミキシング89が作動し、入浴適温の湯を浴槽13へ供給する。 湯が満ちると上水位センサ25が作動する。 【0032】 上水位センサ25は、給湯電磁弁開閉機能24を作動させ、給湯電磁弁9を閉じ、給湯を止める。 報知部12の発光器41は光を発生し、発音器42は音を発生し、表示画面43は画像を表示し、入浴者及び介助者に入浴準備完了を報知する。 入浴者は浴槽13に入り入浴を行なう。 【0033】 保温制御機能8は、浴槽内湯温を浴槽温度設定機能18にて設定した湯温に維持するが、その際、浴槽温度センサ31の出力と、浴槽温度設定機能18の出力が、湯温比較機能33で比較される。 【0034】 湯温比較機能33の出力は給湯電磁弁開閉機能24に至り、給湯電磁弁開閉機能24は、浴槽温度設定機能18にて設定した温度を保持するように、ミキシング89を作動させ、給湯電磁弁9を開けて増し湯し、浴槽13内の湯温を制御する。 浴槽設定温度表示器39は浴槽温度設定機能18に設定した湯温を表示する。 浴槽内湯温表示器40は浴槽13内の湯の温度を表示する。 【0035】 入浴中の入浴者は、適宜時間が経過すると浴槽13から退出し、入浴を終わる。 当日の入浴作業を全て終了する時は、手動排水弁32を開けて、浴槽13内の湯を排水する。 【0036】 メモリ5のその他の設定は、該メモリ5の給湯開始日時設定機能15に、給湯を開始する日時を設定し記憶させる。 給湯開始日時表示器36は給湯開始日時を表示する。 設定した日時に、時計機能4の日時が一致すると給湯を開始し、事前に給湯準備をする。浴槽13に湯が満ちると上水位センサ25が作動して給湯が停止する。 【0037】 或いは、メモリ5の経過時間設定機能16に、現在から給湯開始までの経過時間を設定し記憶させる。 給湯開始までの時間表示器37は現在から給湯開始までの時間を表示する。 設定した時間が経過すると給湯を開始し、事前に給湯準備をする。浴槽13に湯が満ちると上水位センサ25が作動して給湯が停止する。 【実施例2】 【0038】 図3、4に事前給湯準備式入浴装置1の実施例2を示しており、実施例1に示す入浴装置3を、浴槽13とタンク48と一方流通式の転湯機構73で構成したものに代える。図3は電気的構成のブロック図、図4は斜視図を示している。 【0039】 実施例2に係る給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をする。実施例2では、給湯機構2から給湯される湯は、タンク48に自動供給される。タンク48に湯が満ると、給湯準備完了を報知部12が光、音又は画像で報知する。 【0040】 保温制御機能8は、タンク48内の貯湯の温度値を維持するように給湯電磁弁9を制御しタンク48へ適宜給湯し保温する。 入浴の際に、正面のドア50が閉まっている場合は退浴スイッチ51を押し、該ドア50を下降させて開ける。 【0041】 浴槽13の底壁13aは床面から略40センチである。介助者は、入浴者をハンドシャワー52にて予洗した後底壁13aに腰掛けさせ、次に、入浴者の下肢を持って全身を浴槽13内に入れる。底壁13aを前記の適宜高さとしているので、介助者は移動介助や浴中洗浄介助を行ない易い。 次に入浴スイッチ53を押しドア50を上昇させ閉める。 ドア50が閉まると続いて転湯機構73が作動し、タンク48の湯が浴槽13へ転湯する。その際、先に、転湯電磁弁54が開きタンク48の湯が浴槽13へ落差により自然流入し、暫時後、転湯電磁弁54が閉まると同時にポンプ55が駆動し、タンク48の湯が強制流入される。浴槽13が満水に近づくと、浴槽上水位センサ56が作動しポンプ55は停止し、転湯を終わる。 転湯は、タンク48の貯湯を浴槽13へ移すものであり、短時間(=具体的には約1分)で行なえる。 【0042】 転湯により浴槽13に湯が満ち入浴が行なわれる。 入浴中に、タンク48に次の入浴者に用いる湯を自動給湯する。 所定時間後退浴するがその場合には、退浴スイッチ51を押す。退浴スイッチ51を押すと、先ず、浴槽13内の湯が浴槽排水電磁弁47から排水され、浴槽13が空になるとドア50が下降し開く。 入浴者は、浴槽13から下肢を出し、腰掛け姿勢になり、次に浴槽13から離れ、入浴を終わる。 【0043】 実施例2の使用を終了する時は電源スイッチ67を切る。電源スイッチ67を切ると、排水電磁弁27及び浴槽排水電磁弁47が開弁し、湯が浴槽13、タンク48及び配管80に残留せず、衛生的である。 実施例2は入浴者が浴槽13に入る時ドア50を開けるため、浴槽13に併設したタンク48に湯を貯め、その湯を、入浴者が浴槽13に入りドア50を閉めた後、浴槽13へ移し、入浴している間に、タンク48に次の入浴者に使用する新しい湯を満たすというシステムであるから、入浴しようとする時には、タンク48に湯が事前に自動的に準備されているので、速やかに能率よく衛生的に複数人数に対して入浴作業を行なえる。 【0044】 図3中、49は溢水口、57は転湯制御器、58はドア50を昇降させるアクチュエータ、59はアクチュエータ制御器、60はドア50を昇降可能に保持するスライダ、61は増し湯弁、62は増し湯口、63はシャワー用給湯電磁弁、64はシャワー釦、65は増し湯スイッチ、66は転湯作動中の時及びドア閉作動中の時に点灯する入浴準備ランプ、68は停電時にドア50を強制的に開ける停電時ドア開スイッチ、69は停止スイッチ、70はシャワー増し湯温表示器、71はシャワー増し湯温設定器である。 【実施例3】 【0045】 図5、6に事前給湯準備式入浴装置1の実施例3を示しており、実施例1に示す入浴装置3を、浴槽13とタンク48と両方流通式の転湯機構73とで構成したものに代える。図5は電気的構成のブロック図、図6は斜視図を示している。 【0046】 実施例3に係る給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をする。実施例3では、給湯機構2から給湯される湯は、タンク48に自動供給される。タンク48に湯が満ちると、給湯準備完了を報知部12が光、音又は画像で報知する。 【0047】 保温制御機能8は、タンク48内の貯湯の温度値を維持するように給湯電磁弁9を制御しタンク48へ適宜給湯し保温する。 入浴の際介助者は、正面のドア50の取っ手74を引き、開ける。 介助者は、分離式車椅子75に乗った入浴者をハンドシャワー52にて予洗した後、分離式車椅子75の乗座部76及び入浴者を、台車部77から分離して浴槽13の底壁13a上に移乗させ、浴槽13に入れる。 分離式車椅子75の台車部77を底壁13a下に潜らせ待機させる。 【0048】 次に取っ手74を持ってドア50を閉める。 ドア50を閉めた後、入浴スイッチ53を押し、タンク48の湯を浴槽13へ転湯する。入浴スイッチ53を押すと、浴槽電磁弁78が開き、同時にポンプ55が駆動し、タンク48の湯が浴槽13へ流入する。 浴槽13が満水に近づくと、浴槽上水位センサ56が作動しポンプ55は停止し、浴槽電磁弁78が閉まり、転湯を終わる。 転湯は、タンク48の貯湯を浴槽13へ移し、或いは、浴槽13の貯湯をタンク48へ移すものであり、短時間(=具体的には1分以内)で行なえる。 【0049】 転湯により浴槽13に湯が満ち入浴が行なわれる。 所定時間後退浴スイッチ51を押し退浴する。退浴スイッチ51を押すと、タンク電磁弁79が開き、同時にポンプ55が駆動し、浴槽13の湯がタンク48へ循環流入する。 浴槽13が空になると、浴槽下水位センサ72が作動しポンプ55は停止し、タンク電磁弁79が閉まり、転湯を終わる。 浴槽13が空になったらドア50を開ける。 【0050】 介助者は入浴者が乗った乗座部76を浴槽13から引き出す。乗座部76を引き出すと台車部77に自動的に連結しつつ台車部77に載設され分離式車椅子75を形成する。分離式車椅子75を浴槽13から離し、入浴を終わる。 実施例3の使用を全て終了する時は電源スイッチ67を切る。電源スイッチ67を切ると、排水電磁弁27及び浴槽排水電磁弁47が開弁し、湯が浴槽13、タンク48及び配管80に残留せず、衛生的である。 【0051】 実施例3は入浴者が浴槽13に入る時ドア50を開けるため、浴槽13に併設したタンク48に湯を貯め、その湯を、入浴者が浴槽13に入りドア50を閉めた後、浴槽13へ移し、退浴時に、浴槽13の湯をタンク48へ戻し、この湯を、加温し殺菌し濾過して再使用するシステムであるから、入浴時にはタンク48に湯が、事前に自動的に準備され或いは浴槽13との間の循環により準備されるので、湯量及びエネルギーの節減が図れて経済的に、速やかに能率よく複数人数に対して入浴作業を行なえる。 【実施例4】 【0052】 図7に示す実施例4は、実施例1に示す入浴装置3を、順送式入浴装置82に代えたものである。 順送式入浴装置82は、昇降浴槽83と、一方台車84aと、他方台車84bと、台車84の上部に載置される担架85とからなる。担架85は、台車84の上部から昇降浴槽83の上部へ移乗され、又、昇降浴槽83の上部から台車84の上部へ移乗される。 【0053】 実施例4では、給湯機構2から給湯される湯は、昇降浴槽83に自動供給される。給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をする。昇降浴槽83に湯が満ると、給湯準備完了を報知部12が光、音又は画像で報知する。 【0054】 入浴時は、一方台車84aの上部から昇降浴槽83の上部へ入浴者を乗せた担架85を移乗し、続いて、湯を満たした昇降浴槽83を上昇させ、入浴を行なう。退浴時は、昇降浴槽83を下降させ、その後、担架85を他方台車84bへ移乗し、入浴者を他方台車84bで適宜場所へ搬送し、当該入浴者の入浴作業を終了する。 【0055】 図7中、86は浴槽レール、87は台車レール、88は渡しレールである。 尚、前記渡しレール88は、台車84が昇降浴槽83へ接合している時だけ浴槽レール86と同方向に向き、台車84が昇降浴槽83へ接合していない時は、少し上昇し浴槽レール86とは直角方向に向く。該渡しレール88は昇降浴槽83から担架85がはみ出すのを阻止し、担架85の転落を防ぐ。 【産業上の利用可能性】 【0056】 自動的に給湯準備し、介助者の労力を軽減し、給湯準備を確実に行なえる事前給湯準備式入浴装置1を、給湯機構2を有する入浴装置3において、給湯機構2は、時計機能4と、メモリ5と、給湯電磁弁9とを有し、給湯機構2は、メモリ5に記憶された日時に給湯が終了するように当該日時より所定時間前に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された日時に給湯を開始し、又は、メモリ5に記憶された時間が経過すると給湯を開始し、所定水位になると自動停止して給湯を終了し事前に給湯準備をするものになして、適用する。 【図面の簡単な説明】 【0057】 【図1】本発明実施例1のブロック図である。 【図2】本発明実施例1の左側面図である。 【図3】本発明実施例2のブロック図である。 【図4】本発明実施例2の斜視図である。 【図5】本発明実施例3のブロック図である。 【図6】本発明実施例3の斜視図である。 【図7】本発明実施例4の正面図である。 【符号の説明】 【0058】 1 事前給湯準備式入浴装置 2 給湯機構 3 入浴装置 4 時計機能 5 メモリ 7 給湯温度制御機能 8 保温制御機能 9 給湯電磁弁 11 表示部 12 報知部 13 浴槽
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| 【出願人】 |
【識別番号】000103471 【氏名又は名称】オージー技研株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月1日(2006.9.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−55051(P2008−55051A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−238004(P2006−238004) |
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