| 【発明の名称】 |
頭部マッサージ器 |
| 【発明者】 |
【氏名】森脇 信之
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| 【要約】 |
【課題】頭皮へのマッサージをコンパクトな装置を用いて効率的且つ安全に行え、これにより血行を促進し頭髪の抜け毛防止、育毛・発毛効果を発揮することが可能な頭部マッサージ器を提供する。
【構成】頭部マッサージ機10は略球状体を房状に取り付けた複数の叩打部材20と、叩打部材20を保持する保持機構30と、保持機構30に揺動運動を行わせる叩打動作付与機構40と、頭部に装着するための装着機構60とにより構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 頭皮の血行促進等に用いる頭部マッサージ器であって、略球状体21を房状に取り付けた複数の叩打部材20と、該叩打部材20を保持する保持機構30と、該保持機構30に揺動運動を行わせる叩打動作付与機構40と、頭部に装着するための装着機構60とにより成る頭部マッサージ器。 【請求項2】 叩打部材20を保持機構30に対して着脱自在とした請求項1記載の頭部マッサージ器。 【請求項3】 叩打部材20による打ち付け動作を順次に行わせるようにした請求項1又は2に記載の頭部マッサージ器。 【請求項4】 叩打部材20による打ち付け動作の強度を調整可能とした請求項1乃至3いずれかに記載の頭部マッサージ器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は頭部マッサージ器に関し、より詳しくは頭皮をマッサージすることで頭皮の血行を促進し、頭髪の抜け毛防止や育毛・発毛を図るための頭部マッサージ器に関する。 【背景技術】 【0002】 頭部をマッサージし育毛等をはかる装置として例えば実開平2−68839号公報記載の頭皮マッサージ器や、実開平4−836号公報記載の発毛促進具等がある。ここに実開平2−68839号公報記載の考案は、帽子状体の内側に取り付けたマッサージ板を振動させることで頭皮へのマッサージを行うものであり、実開平4−836号公報記載の考案は、ヘルメットの内側に設けられた摩擦板が往復運動することで頭皮へのマッサージを行うものである。 【特許文献1】実開平2−68839号公報 【特許文献2】実開平4−836号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 頭髪の抜け毛防止や育毛・発毛のため種々の育毛剤・発毛剤が製造市販されている。しかしこれら育毛剤や発毛剤は発毛効果が不十分であるという問題点があった。又使用者の体質によっては頭皮に湿疹がでる場合があるなどの問題点も有するものである。 【0004】 他方で手やハンドタイプの器具で頭皮に物理的刺激を与えることで、発毛等の効果を目指す方法もある。これら物理的刺激を与える方法は使用者の体質による副作用といった問題点が生じることが少なく有用なものといえる。但しこれらの方法は手作業による施術が必要であり、労力が大きく長続きしないという問題点を有するものである。 【0005】 本発明は以上のような点を考慮してなされたものであり、頭皮へのマッサージをコンパクトな装置を用いて効率的且つ安全に行え、これにより血行を促進し頭髪の抜け毛防止、育毛・発毛効果を発揮することが可能な頭部マッサージ器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記課題を解決するために請求項1記載の頭部マッサージ機は略球状体を房状に取り付けた複数の叩打部材と、該叩打部材を保持する保持機構と、該保持機構に揺動運動を行わせる叩打動作付与機構と、頭部に装着するための装着機構とにより構成した。又請求項2記載の頭部マッサージ器においては叩打部材を保持機構に対して着脱自在に構成した。更に請求項3記載の頭部マッサージ器は叩打部材による叩打動作を順次に行わせるように構成した。又請求項4記載の頭部マッサージ器は叩打部材による叩打動作の強度を調整可能とした。 【発明の効果】 【0007】 以下、上述のように構成される本発明が如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら述べる。 【0008】 図1は本発明の使用状態を示す説明図である。尚、図1においては内部を可視的にするためにケーシング11は仮想線(二点鎖線)で表してある。本発明にかかる頭部マッサージ器10は装着機構50によって頭部に装着して使用するものである。頭部マッサージ器10を構成する保持機構30には、略球形を呈する略球状体21を房状に取り付けた叩打部材20が取り付けられており、該叩打部材20は揺動機構40により揺動運動が付与されるものである。この揺動運動により叩打部材20を構成する略球状体21が頭皮に打ち付けられるものである。かように本発明によれば叩打部材20の打ち付け動作により頭皮に刺激を与えるものであり、打ち付け強度を適宜に調整しさえすれば振動式頭皮マッサージ機のように常時振動を与えることもないので、安全に頭皮マッサージを行うことが可能となるのである。又頭部に装着しさえすれば後は自動的にマッサージが行われるものであり、使用者の労力少なく施術を行うことかが可能なものである。図1においては後頭部への刺激を与えている場合を図示してあるが、前後反対に装着すれば前頭部へ刺激を与えることも可能である。又保持機構50を用いて装着位置を変化させることが可能であり、所望位置に刺激を与えることが可能なものである。 【0009】 又請求項2記載の頭皮マッサージ器10は叩打部材20が保持機構50に対して着脱自在に構成してある。ゆえに叩打部材20を取り外せばコンパクトに収納可能となり持ち運びに便利なものとなるのである。又叩打部材20の洗浄が容易になり衛生面での利点も有するものである。 【0010】 請求項3記載の頭皮マッサージ機10は叩打部材20による叩打動作が順次行われるように構成してある。すなわち図1でいえば叩打部材20a、叩打部材20b、叩打部材20c、叩打部材20dと順々に頭皮に打ち付けられていくものである。何故かように構成したかは、頭部という微妙且つ精妙な器官に過度な刺激を与えることを回避するためである。本発明はこのように安全面にも充分な配慮を施したものである。 【0011】 更に請求項4記載にかかる頭皮マッサージ機は、叩打部材20による叩打動作の強度を調整可能となしてある。これにより使用者が好みの強度に設定でき、使い勝手に富むものとなるのである。又調整可能としたことにより使用者が不快を感じるような刺激を与えることを回避でき、安全な施術が可能となるのである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下好ましい発明の一実施形態につき図面を参照しながら述べる。 【0013】 図2は本発明の右側面図であり、図3は同正面図であり、図4は同背面図であり、図5は同平面図であり、図6は本体カバーを取り外した状態での一部平面図であり、図7は図6におけるA−A断面図であり、図8は同B−B断面図であり、図9乃至図11は叩打部を着脱可能となす手段を示す説明図であり、図12a乃至dは揺動運動の説明図であり、図13は可動体が上昇した状態を示す説明図であり、図14は打ち付け時の状態を示す説明図であり、図15は打ち付け強度の調整機構の模式説明図であり、図16は補助固定アームの動作説明図である。尚、図2,3,4,5,7,8,13,14においては叩打部材20の一部又は全部を仮想線(二点鎖線)で表してある。 【0014】 叩打部材20は図1に示すように幹部22に略球形を呈する略球状体21を多数房状に取り付けて形成されるものである。素材としては弾力性を有する合成樹脂等を用いることが好ましい。図1においては叩打部材20には幹部22が2本設けられているが勿論かかる限定を受けるものではなく、1本あるいは3本以上でも頭皮を効果的にマッサージすることが可能であれば任意本数でかまわない。又叩打部材20自体の本数も頭皮を効果的にマッサージすることが可能であれば任意本数でかまわない。 【0015】 保持機構30は複数の可動体31と、可動体31の揺動軸32より成るものである。可動体31は揺動軸32を中心として揺動運動を行うものである。この揺動軸32はケーシング11の左右側面部にわたり設けられたものである。又可動体31の側面には後述するカム41に当接する突起部31dが設けられている。 【0016】 可動体31には叩打部材20を差し込むための差込口31aが設けてある。この差込口31aに叩打部材20の根元を差し込むことで、叩打部材20を着脱自在に装着可能となすものである。着脱自在となす手段としては、図9に示すように可動体31に切り込みを設けることで可撓部31bを設けるとともに、該可撓部31bの先端を半球形となす。この半球形部分を叩打部20の根元に設けた半球形の凹部23に嵌り込ませることで着脱自在となすといった方法。あるいは図10に示すように可動体31に円孔31cを設ける。他方で叩打部材20の根元に半球形の凸部24を出没自在に設ける。そして凸部24を円孔31cに嵌まり込ませることで着脱自在となすといった方法。あるいは図11に示すように叩打部材20の根元の端部に、先端が球状の突起24を設ける。他方で可動体31の差込口31aの奥部に、端部が球形の挿入口31dを設ける。叩打部材20を差し込み口31aに差し込んだ際に突起24が挿入口31dにはまり込み着脱自在となすといった方法が考えられる。勿論かかる限定を受けるものではなく簡易に着脱自在な手段であれば採用可能なものである。 【0017】 可動体31の差込口31aが設けられた側は、ケーシング11の左側面側に設けられた開口部12からケーシング11外に延出するものである。 【0018】 叩打動作付与機構40はカム41、軸42、ウォームギア43、減速ギア44、モータ45、電源46及び電源スイッチ47より成るものであり、カム41の回転運動により叩打部材20に揺動運動を付与するものである。 【0019】 すなわち図12に示すように可動体31を構成する突起部31dがカム41に当接しており、カム41の回転に伴い可動体31が上下運動を行い、つまりは可動体31に取り付けられた叩打部材20が上下運動すなわち打ち付け動作を行うものである。以下、詳述する。図12aに示すようにカム41の回転軸42に近い位置に突起部31dが接している場合は、可動体31及び叩打部材20は頭皮に近い下がった位置にあるが、カム41の回転に従い図12bに示すように突起部31dとカム41との接点は回転軸42から遠ざかり、可動体31及び叩打部材20は頭皮から離れた位置に上昇する。このとき図13に示すように後述する圧力バネ50が可動体31により圧縮されるものである。更にカム41が回転し図12c、図12dに示すように突起部31dとカム41との接点が回転軸42に近い低い位置に戻るときに、可動体31及び叩打部材20は自重と圧力バネ50の押圧力によって図14に示すように頭皮に向かって勢いよく落下し、叩打部材20による打ち付け動作が行われるものである。更にカム41が回転すると再度突起部31dとカム41との接点が回転軸42から離れた高い位置に上昇していき、以下落下打ち付け動作が繰り返されるものである。 【0020】 カム41は可動体31の数に応じて軸42に対して複数設けられている。請求項3記載の発明においてはカム41の軸42に対する取り付け角度をそれぞれ異ならせることで、 叩打部材20の打ち付け動作を順次に行わせるよう構成されている。 【0021】 図1に示すように軸42には減速ギア44が取り付けられており、該減速ギア44はモータ45に取り付けられたウォームギア43と噛み合っており、モータ45の駆動力により回転するものである。電源46はモータ45の動力源であり、電池が内蔵されるものである。勿論必ずしも電池電源にする必要はなく、例えばACアダプター等を用いて外部電源を用いるようにしても構わない。又電源スイッチ47が設けられており、この電源スイッチ47により電源のオンオフを行うものである。 【0022】 請求項4記載の発明においては叩打部材20による打ち付け動作の強度を調整可能となしてある。かかる強度の調整は可動体31の上部に介在させた圧力バネ50の働きによるものである。すなわち図6、図15に示すように可動体31の上部には断面が略三角形状の調整棒51が、偏心位置に設けられた軸52を中心として回転可能に設けてある。そして調整棒51と各可動体31との間には圧力バネ50が介在させてある。軸52の端部に設けられた摘み53を回転させると軸52が回転し、これに伴い調整棒51が回転する。この際軸52が偏心位置に設けてあることから、調整棒51と圧力バネ50との当接面が変わるごとに図15aに示すように圧力バネ50に対する押圧力を強めたり、図15bに示すように押圧力を弱めたりすることが可能となるのである。 【0023】 ここに前述のように圧力バネ50が付勢することで叩打部材20の打ち付け動作が行われているので、図15aの状態では打ち付け強度が増し、図15bの状態では打ち付け強度が弱まるものである。かようにして請求項4記載の発明によれば打ち付け動作の強度を調整することが可能となるのである。 【0024】 以上の叩打部材20、保持機構30、叩打動作付与機構40及び強度調整のための機構等は図1、図2、図3、図5等に示されるケーシング11内に収納されるものである。 【0025】 装着機構60は頭部固定アーム61、補助固定アーム62を主な構成要素とするものであり、頭部固定アーム61上にケーシング11が取り付けられるものである。頭部固定アーム61は使用者の一方耳部から他方耳部にわたり頭頂に沿う形で装着可能なアーム形状体であり、両端部には安定よく装着するための挟持体63が設けられている。頭部固定アーム61の弾力性により挟持体63によって挟持される形態で頭部に装着するものである。 【0026】 挟持体63には補助固定アーム62が図16に示すように揺動自在に取り付けられている。揺動自在に設けてあるのは叩打部材20による打ち付け位置を可変とするため及びコンパクトに収納可能とするためである。 【0027】 又頭部固定アーム61、補助固定アーム62及び挟持体63の頭部に接する側の面にはそれぞれスポンジ等の柔性部材で形成される振動吸収体61a、振動吸収体62a、振動吸収体63aが設けてある。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本発明の使用状態を示す説明図。 【図2】本発明の右側面図。 【図3】同正面図。 【図4】同背面図。 【図5】同平面図。 【図6】本体カバーを取り外した状態での一部平面図。 【図7】図6におけるA−A断面図。 【図8】同B−B断面図。 【図9】叩打部を着脱可能となす手段を示す説明図。 【図10】叩打部を着脱可能となす手段を示す説明図。 【図11】叩打部を着脱可能となす手段を示す説明図。 【図12】揺動運動の説明図。 【図13】可動体が上昇した状態を示す説明図。 【図14】打ち付け時の状態を示す説明図。 【図15】打ち付け強度の調整機構の模式説明図。 【図16】補助固定アームの動作説明図。 【符号の説明】 【0029】 10・・頭部マッサージ器 20・・叩打部材 30・・保持機構 40・・叩打動作付与機構 60・・装着機構
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| 【出願人】 |
【識別番号】302017506 【氏名又は名称】株式会社アスカジャパン
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| 【出願日】 |
平成18年8月21日(2006.8.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073689 【弁理士】 【氏名又は名称】築山 正由
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| 【公開番号】 |
特開2008−43628(P2008−43628A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−223911(P2006−223911) |
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