| 【発明の名称】 |
鍼灸針を密封した保護パックの開封装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】境 一志
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| 【要約】 |
【課題】鍼灸治療の過程及び鍼灸針保護パックの開封作業において作業効率を向上し、開封後も滅菌済みの鍼灸針の衛生状態を良好に維持して保管することができる鍼灸針を密封した保護パックの開封装置を提供すること。
【構成】鍼灸針保護パック(a)を機械的に一度に開封する装置で、パック台(b1)に前記鍼灸針保護パック(a)を挿入し、パック1固定機(b2)でパック1開封端(13)を固定し、パック2固定機(b3)でパック2開封端(14)を把持し、その後前記パック2固定機(b3)は回転機(b4)に伴い移動して前記鍼灸針保護パック(a)を圧迫して角度を変更して開封し、開封後は前記パック2固定機(b3)で前記鍼灸針保護パック(a)を固定し、保護パック(a1)の開封部から鍼灸針(a2)の一部分を突出し、他の部分を残存して保管することを特徴とする鍼灸針を密封した保護パックの開封装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パック1(11)とパック2(12)で密閉空間を保有して周囲を密着し、密着していないパック1開封端(13)とパック2開封端(14)を持つ包装体の保護パック(a1)で内蔵物の鍼灸針(a2)を密封した鍼灸針保護パック(a)において、 開封端が同一方向にあり複数の連続的に接続した前記鍼灸針保護パック(a)を機械的に一度に開封する開封装置であって、 屈曲したパック台(b1)に前記鍼灸針保護パック(a)を挿入して保持し、パック1固定機(b2)で前記パック1開封端(13)を固定し、前記パック2固定機(b3)で前記パック2開封端(14)を把持し、その後前記パック2固定機(b3)は回転機(b4)に伴い移動して前記パック1固定機(b2)と離間して前記鍼灸針保護パック(a)を圧迫して角度を変更して開封し、開封後は前記パック2固定機(b3)で前記鍼灸針保護パック(a)を固定し、前記保護パック(a1)の開封部から前記鍼灸針(a2)の一部分を突出し、前記保護パック(a1)の未開封部に前記鍼灸針(a2)の他の部分を残存して保管する構造を有することを特徴とする鍼灸針を密封した保護パックの開封装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は内蔵物である滅菌済みの鍼灸針を包装体である保護パックで密封した鍼灸針保護パックにおいて、鍼灸針保護パックを機械的に開封して保護パックから鍼灸針を突出して保管する構造と、消毒済みの手指を汚染することなく鍼灸針保護パックを開封する構造と、省スペース化する構造と、鍼灸針保護パックの挿入数を表示する構造の技術に関するものである。 【背景技術】 【0002】 一般的に鍼灸針保護パックを開封する方法は、以下の通りである。 【0003】 使用する全てのシャーレ(鍼皿)を滅菌又はアルコールなどで消毒する。 【0004】 術者の手指をアルコールなどで消毒する。 【0005】 消毒済みの手指で鍼灸針保護パックを単数又は複数取る。 【0006】 鍼灸針保護パックのパック1開封端を一方の消毒済みの手指で持ち、パック2開封端を他方の消毒済みの手指で持ち、互いに反対方向へ引っ張ることで開封する。 【0007】 開封した鍼灸針保護パックの中から鍼灸針を消毒済みの手指で取り出す。 【0008】 取り出した鍼灸針は全てシャーレに入れ、保護パックは処分する。 【0009】 この時同じ種類の鍼灸針を複数使用する場合は同様にして同じシャーレに入れ、異なる種類の鍼灸針を複数使用する場合はそれぞれ同種類の鍼灸針ごとにシャーレを分別して入れる。 【0010】 再度術者の手指をアルコールなどで消毒する。 【0011】 鍼灸治療する治療部位の患部及び周辺を消毒綿で消毒する。 【0012】 シャーレから鍼灸針を消毒済みの手指で取り出し、患者に鍼灸治療を行う。 【0013】 患者に刺鍼した後、使用済みの鍼管は上記とは別のシャーレに入れ保管する。 【0014】 治療後に治療部位の患部から抜いた鍼は、上記の鍼管を入れたシャーレとは異なるシャーレに入れて保管し、それぞれ鍼数と鍼管数を数えて比較して同数確認し、同数の場合は治療に使用した鍼の抜き忘れや紛失がないものとして、患者の治療部位の患部及び周辺を消毒綿で消毒し治療終了としていた。 【0015】 このように一般的に鍼灸針保護パックは人為的に手で開封し、機械的に開封することは行われていない。しかし包装体を開封する装置としては他の分野で存在し、開封装置として利用されている。 【0016】 この包装体を開封する装置を利用して鍼灸針保護パックを開封する場合には、次の問題点がみられ、鍼灸針保護パックを開封する装置としては不十分であることが分かる。 【0017】 以下に特許文献による従来技術に関して述べる。 【0018】 例えば特開2005−206216及び特開2000−062722では、包装体の開封する部分を同一平面内で互いに反対方向へ相対移動して先端の開封面のみを把持して開封する技術である。この技術で内臓物を突出させて固定する場合、包装体が袋状又は同じ材質又は硬度で貼り合わせたものは可能であるが、異なる材質又は硬度で貼り合わせたものには向かない。 【0019】 次に特開2001−042476では、袋状の包装体の両端の内の一方端を開封し、反対側端をローラーで引っ張りながら包装体を巻き取り、内臓物を押し出すものである。しかし内臓物が小さい場合は、内臓物がローラーで潰れるなどの不具合が生じる。 【0020】 また特開平6−64675では、包装体に折り目があり、折り目で開封すると内臓物の一部分は包装体から突出し、他の部分は包装体の中に保管して固定することで、内臓物を脱着可能にするものである。この場合は包装体に開封し固定しやすくするための折り目を必要とする。これは内臓物が滅菌を必要とするもの及び包装体に折り目がないものには向かない。 【特許文献1】特開2005−206216 【特許文献2】特開2000−062722 【特許文献3】特開2001−042476 【特許文献4】特開平6−64675 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0021】 本発明が解決しようとする課題及び目的を以下に示す。 【0022】 鍼灸針保護パックを開封する人為的な作業量や作業工程が多く、作業時間がかかるという問題があった。 【0023】 滅菌済みの鍼灸針を一時保管するために、シャーレの滅菌作業を必要とするという問題があった。 【0024】 鍼灸治療に使用する鍼灸針が複数又は多種類ある場合は、間違えて使用しないように複数のシャーレを用いて一時保管するための分別作業を必要とするという問題があった。 【0025】 鍼灸針保護パックを開封した後のシャーレによる鍼灸針の一時保管において、シャーレから滅菌済みの鍼灸針を脱着する際、鍼灸針がシャーレ外に落ちて汚染するという問題があった。 【課題を解決するための手段】 【0026】 そこで本発明は、パック1(11)とパック2(12)で密閉空間を保有して周囲を密着し、密着していないパック1開封端(13)とパック2開封端(14)を持つ包装体の保護パック(a1)で内蔵物の鍼灸針(a2)を密封した鍼灸針保護パック(a)において、 開封端が同一方向にあり複数の連続的に接続した前記鍼灸針保護パック(a)を機械的に一度に開封する開封装置であって、 屈曲したパック台(b1)に前記鍼灸針保護パック(a)を挿入して保持し、パック1固定機(b2)で前記パック1開封端(13)を固定し、前記パック2固定機(b3)で前記パック2開封端(14)を把持し、その後前記パック2固定機(b3)は回転機(b4)に伴い移動して前記パック1固定機(b2)と離間して前記鍼灸針保護パック(a)を圧迫して角度を変更して開封し、開封後は前記パック2固定機(b3)で前記鍼灸針保護パック(a)を固定し、前記保護パック(a1)の開封部から前記鍼灸針(a2)の一部分を突出し、前記保護パック(a1)の未開封部に前記鍼灸針(a2)の他の部分を残存して保管する構造を有することを特徴とする鍼灸針を密封した保護パックの開封装置を構成するものである。 【発明の効果】 【0027】 以下に本発明の効果を示す。 【0028】 鍼灸針保護パックを機械的に開封することで、開封する作業量や作業工程を軽減して作業時間を短縮し、作業効率を向上する。 【0029】 シャーレの使用をなくすことでシャーレの滅菌作業をなくし、作業性を向上する。 【0030】 複数又は多種類の鍼灸針保護パックを機械的に一度に開封することで、開封した後も鍼灸針保護パックの中に鍼灸針を保管して鍼灸針の分別作業をなくし、作業性を向上する。 【0031】 鍼灸針保護パックを開封した後の鍼灸針は個々の鍼灸針保護パックに保管しているので、鍼灸針保護パックから消毒した手指で鍼灸針を脱着して直接治療に使用することで、鍼灸針の衛生状態を良好に保持する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0032】 以下に本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。 【実施例】 【0033】 始めに実施例で使用する鍼灸針保護パック(a)、鍼灸針(a2)、保護パック開封装置(b)について説明する。 【0034】 図1は開封する鍼灸針保護パック(a)である。 【0035】 鍼灸針保護パック(a)は包装体の保護パック(a1)と、内臓物の滅菌済みの鍼灸針(a2)からなり、 保護パック(a1)はパック1(11)と、パック2(12)からなる。 【0036】 包装形態はパック1(11)とパック2(12)の間に滅菌済みの鍼灸針(a2)を挿入し、四方を密着して密封する。 【0037】 鍼灸針保護パック(a)の鍼柄(17)側の先端部は、一部分密着していないパック1(11)のパック1開封端(13)と、一部分密着していないパック2(12)のパック2開封端(14)を持つ。 鍼灸針保護パック(a)の反対側である鍼体(18)側の先端部は、パック1(11)とパック2(12)で密着している。 【0038】 一般的な鍼灸針保護パック(a)の形状は長方形で、長辺部分が切り離し可能な構造で、複数の鍼灸針保護パック(a)を連続的に接続し、個々に人為的に手で分離することが可能である。 【0039】 パック1(11)及びパック2(12)の材質は、少なくとも一方が樹脂やプラスチックや紙などの変形しやすく、強度のある軟性物質である。 【0040】 図2は鍼灸針保護パック(a)に内蔵した滅菌済みの鍼灸針(a2)である。 【0041】 鍼灸針(a2)は体内に刺入する鍼(15)と、鍼(15)を入れる筒の鍼管(16)からなり、 鍼(15)は手指で把持する太い部分の鍼柄(17)と、体内に刺入する細く先端が尖っている部分の鍼体(18)からなる。 【0042】 鍼灸針(a2)の形態は鍼(15)を鍼管(16)に挿入した状態で存在し、鍼(15)と鍼管(16)は接着や固定部品などにより固定している。鍼灸針(a2)は人為的に手で鍼(15)と鍼管(16)に分離することが可能である。 【0043】 図3及び図4は本発明に係わる鍼灸針保護パック(a)を開封する保護パック開封装置(b)である。以下に詳細を説明する。 【0044】 パック台(b1)は保護パック開封装置(b)全体及び鍼灸針保護パック(a)を保持する土台である。 保護パック開封装置(b)全体及び鍼灸針保護パック(a)の保持また鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)を固定及び解除するための凹凸又は粘着や磁力や付勢などを保有するメインパック台(111)と、メインパック台(111)と平行に鍼灸針保護パック(a)を保持するサブパック台(112)と、メインパック台(111)及びサブパック台(112)を結合してサブパック台(112)を屈曲及び伸展するための回転運動する軸である蝶番(113)と、メインパック台(111)とサブパック台(112)に鍼灸針保護パック(a)を補助的に1つずつ挿入及び保持する並行した溝(114)と、パック2固定機(b3)を引っ掛けて停止させる停止穴(115)からなる。 メインパック台(111)はサブパック台(112)を蝶番(113)で接続する部分で湾曲し、メインパック台(111)及びサブパック台(112)の溝(114)は同一かつ等間隔で並行して鍼灸針保護パック(a)を挿入して保持する。 サブパック台(112)は負荷をかけるとメインパック台(111)に接触するまで蝶番(113)を軸に回転して屈曲し、負荷を外すと付勢で伸展して元に戻り、鍼灸針保護パック(a)の開封前後の角度を変更する。 【0045】 パック1固定機(b2)は複数の鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)を同一線上に合わせ、メインパック台(111)との間に挟んで固定及び解除するものである。 パック1開封端(13)を固定及び解除するための凹凸又は粘着や磁力や付勢などを保有するパック1固定具(121)及びパック1押え具(125)と、メインパック台(111)とパック1固定具(121)が接近したときパック1固定具(121)を固定及び解除するためのパック1固定用フック(122)と、パック1固定用フック(122)を回転する軸であるパック1固定用軸(123)と、パック1固定用軸(123)を人為的に回転させるためのパック1固定用レバー(124)と、メインパック台(111)とパック1押え具(125)が接近したときパック1押え具(125)を固定及び解除するためのパック1押え用フック(126)と、パック1押え用フック(126)を回転する軸であるパック1押え用軸(127)と、パック1押え用軸(127)を人為的に回転させるためのパック1押え用レバー(128)からなる。 パック1固定具(121)は必ずパック1押え具(125)を伴ってメインパック台(111)に接近しパック1押え具(125)より先又は同時に付勢で離間することができ、パック1固定用軸(123)とパック1押え用軸(127)は独立又は連動して動作する。 【0046】 パック2固定機(b3)は鍼灸針保護パック(a)のパック2開封端(14)の把持及び解除と、パック2(12)を巻き付けて鍼灸針保護パック(a)を固定するものである。 メインパック台(111)及びサブパック台(112)上に挿入した鍼灸針保護パック(a)を圧迫しつつ、連続的に接触しながら回転移動し、パック2(12)を巻き付けて固定するためのローラー(131)と、ローラー(131)の回転軸であるローラー軸(132)と、パック2開封端(14)を把持及び解除するためのローラー(131)の先端側のパック2受取具(133)及びローラー軸(132)を軸に回転しパック2受取具(133)に接近及び離間するパック2固定具(134)と、ローラー(131)を消毒済みの手指以外の手掌などで把持して駆動することを可能にする取手(135)からなる。 パック2受取具(133)及びパック2固定具(134)のパック2開封端(14)接触面には凹凸又は粘着や磁力や付勢などを保有するもので、 ローラー(131)がパック台(b1)と接触している場合はパック2受取具(133)とパック2固定具(134)は接触し、 ローラー(131)がパック台(b1)と接触していない場合はパック2固定具(134)が停止穴(115)に引っ掛かって静止状態にありパック2受取具(133)とパック2固定具(134)は離間する。 パック2受取具(133)とパック2固定具(134)が離間している時のローラー(131)は、取手(135)を駆動するとパック2受取具(133)がパック2固定具(134)に接近し、パック2開封端(14)を把持するまでローラー軸(132)を軸に同位置で回転し、 パック2受取具(133)がパック2固定具(134)に接触してパック2開封端(14)を把持した後のローラー(131)は、メインパック台(111)及びサブパック台(112)上に挿入した鍼灸針保護パック(a)を圧迫しつつ、連続的に接触しながらローラー軸(132)を軸に回転移動し、パック2開封端(14)をローラー(131)に巻き付けて鍼灸針保護パック(a)を固定する。 【0047】 回転機(b4)はパック台(b1)にパック1固定機(b2)を一定の圧力で接触させてパック1固定機(b2)の回転を行うもので、 ローラー軸(132)に連動した滑車1(141)と、パック台(b1)に接続して固定し同位置で回転する滑車2(142)と、滑車1(141)と滑車2(142)に対して付勢を持ち連動して回転するためのベルト(143)からなり、 安定板(b7)はパック2固定機(b3)の軸方向の安定性を保持するもので、 パック台(b1)に固定した側板(171)と、側板(171)上にパック2固定機(b3)が回転移動する時のローラー軸(132)の軌跡に対するレール状の溝である軸移動溝(172)からなる。 パック2固定機(b3)はパック台(b1)とローラー(131)の接触面に対し、回転機(b4)の付勢により均等に圧力をかけて、メインパック台(111)及びサブパック台(112)上を滑り回転することなく連続的に接触して安定した回転移動を行い、パック2固定機(b3)の不安定な揺れや軸方向及び軸と垂直方向の無用な移動などをなくす。また滑車2(142)を回転することで、滑車1(141)が連動して回転し、パック2固定機(b3)を回転することも可能である。 【0048】 インターロック1(b5)は鍼灸針保護パック(a)を開封する前のパック2固定機(b3)の固定及び解除を行うもので、 鍼灸針保護パック(a)を開封する前にパック2固定機(b3)を静止状態で維持して固定及び解除するための止め具1(151)と、止め具1(151)をパック台(b1)に固定し止め具1(151)の可動軸となる止め軸1(152)と、止め具1(151)の解除の可否を選択する安全鍵(153)と、安全鍵(153)を支持する安全台(154)からなり、 インターロック2(b6)は鍼灸針保護パック(a)を開封した後のパック2固定機(b3)の固定及び解除を行うもので、 鍼灸針保護パック(a)を開封した後にパック2固定機(b3)を静止状態で維持して固定及び解除するための止め具2(161)と、止め具2(161)をパック台(b1)に固定し止め具2(161)の可動軸となる止め軸2(162)からなる。 インターロック1(b5)でパック2固定機(b3)を把持して固定している場合のインターロック2(b6)は解除状態にあり鍼灸針保護パック(a)を挿入可能とし、 インターロック2(b6)でパック2固定機(b3)を把持して固定している場合のインターロック1(b5)は解除状態にあり、鍼灸針保護パック(a)の鍼灸針(a2)を脱着可能にする。 【0049】 小物入れ(b8)は鍼灸針(a2)の鍼(15)及び鍼管(16)や鍼灸治療用具に関連するもの全般を保管する入れ物である。 鍼(15)は鍼置き(181)に入れ、鍼管(16)や鍼灸治療用具関連は鍼管置き(182)に入れる。 形状は皿型や箱型や引き出し型など様々である。 【0050】 挿入番号(b9)は鍼灸針保護パック(a)の挿入及び開封した数などが分かるものである。 パック台(b1)に挿入する鍼灸針保護パック(a)の挿入位置に合わせて鍼灸針保護パック(a)の挿入部分又は周辺に端から順番に数字や記号を表示した、パック2受取具(133)上の挿入番号1(191)や、パック1固定具(121)上の挿入番号2(192)からなる。 パック台(b1)の端から順番に鍼灸針保護パック(a)を挿入していくと、最後に挿入した鍼灸針保護パック(a)の番号が鍼灸針保護パック(a)の全挿入数となる。 【0051】 復元機(b10)は回転機(b4)と連動し、パック2固定機(b3)をインターロック2(b6)の位置からインターロック1(b5)の位置へ付勢で移動させるものである。 回転機(b4)の滑車2(143)に連動して同位置で回転する滑車3(201)と、付勢を働いて滑車3(201)を回転するワイヤー(202)と、ワイヤー(202)をパック台(b1)に接続して固定するワイヤー固定具(203)からなる。 パック2固定機(b3)がインターロック1(b5)からインターロック2(b6)へ移動する時は、手動でパック2固定機(b3)を回転することで、回転機(b4)の滑車2(142)の回転に連動して滑車3(201)が回転し、滑車3(201)がワイヤー(202)を巻き込んでワイヤー(202)の付勢による張力を増加し、 パック2固定機(b3)がインターロック2(b6)からインターロック1(b5)へ移動する時は、ワイヤー(202)が滑車3(201)を付勢による張力で引っ張り滑車3(201)を回転することで、回転機(b4)の滑車2(142)が前記とは逆方向に回転し、パック2固定機(b3)が元の位置に戻る。 【0052】 セーフティロック(b11)はパック1固定機(b2)と連動し、パック2固定機(b3)の回転移動の可否を行う安全装置である。 パック2固定機(b3)のパック2固定具(134)に引っ掛けてパック2固定機(b3)のパック2固定具(134)の固定及び解除を行うフック(211)と、フック(211)をパック1固定機(b2)に接続して固定するフック連結具(212)からなる。 パック1固定機(b2)がパック台(b1)と接触していない時又はパック台(b1)との間の鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)を解除している時は、フック(211)はパック2固定機(b3)のパック2固定具(134)を固定してパック2固定機(b3)の回転移動を不可能とし、 パック1固定機(b2)がパック台(b1)と接触している時又はパック台(b1)との間の鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)を固定している時は、フック(211)はパック2固定機(b3)のパック2固定具(134)を解除してパック2固定機(b3)の回転移動を可能する。 つまりパック1固定機(b2)で鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)を固定しないと、パック2固定機(b3)の回転移動ができない。 【0053】 図5は鍼灸針保護パック(a)を挿入した保護パック開封装置(b)である。 【0054】 鍼灸針保護パック(a)をパック台(b1)のメインパック台(111)及びサブパック台(112)の一直線上に配置した溝(114)に合わせ、パック1開封端(13)をパック1固定具(121)に向けて下方へ挿入する。 【0055】 パック1開封端(13)をメインパック台(111)とパック1固定機(b2)のパック1固定具(121)の間まで挿入し、パック2開封端(14)をパック2固定機(b3)のパック2受取具(133)とパック2固定具(134)の間に位置するように入れる。 【0056】 図6は鍼灸針保護パック(a)を複数挿入し、鍼灸針保護パック(a)を開封する直前の保護パック開封装置(b)で、それぞれ矢印の方向に駆動して開封することを示したものである。 【0057】 パック1固定具(121)を矢印の方向に押してパック1開封端(13)を固定し、インターロック1(b5)の安全鍵(153)を矢印の方向に引いて解除して止め具(151)を解除し、パック2固定機(b3)の取手(135)を矢印の方向に持ち上げてパック2固定機(b3)を矢印の方向に回転移動することで、鍼灸針保護パック(a)を開封していく。 【0058】 図7は鍼灸針保護パック(a)を開封した直後で、鍼灸針(a2)の一部分を鍼灸針保護パック(a)の開封部から突出し、鍼灸針(a2)を脱着可能にした保護パック開封装置(b)である。 【0059】 パック2固定機(b3)は矢印の方向に回転移動して停止したもので、パック台(b1)のサブパック台(112)とパック2固定機(b3)のローラー(131)で鍼灸針保護パック(a)を挟んで固定し、鍼灸針(a2)の鍼柄(17)側の部分を鍼灸針保護パック(a)の開封部から突出し、鍼灸針(a2)の鍼体(18)側の部分を鍼灸針保護パック(a)内に残存して保管し、鍼灸針(a2)の鍼柄(17)側を把持して脱着可能にしている。 【0060】 また挿入番号(b9)のパック2受取具(133)上の挿入番号1(191)や、パック1固定具(121)上の挿入番号2(192)で鍼灸針保護パック(a)の挿入数が分かる。 【0061】 図8は鍼灸針保護パック(a)を保護パック開封装置(b)で開封していく過程をAからDの順番に簡易的に表したものである。 【0062】 Aは鍼灸針保護パック(a)を保護パック開封装置(b)のパック台(b1)上に挿入した状態を示し、 Bは鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)をパック台(b1)とパック1固定機(b2)で固定し、パック2固定機(b3)の取手(135)を持ち上げて同位置で回転し、鍼灸針保護パック(a)のパック2開封端(14)をパック2固定機(b3)のパック2受取具(133)とパック2固定具(134)で把持した状態を示し、 Cはパック2固定機(b3)が鍼灸針保護パック(a)を圧迫しつつ連続的に接触しながら回転移動し、鍼灸針保護パック(a)の開封端から開封を開始した状態を示し、 Dは更にパック2固定機(b3)が回転移動し、鍼灸針保護パック(a)を開封して停止して固定し、鍼灸針(a2)の一部分を鍼灸針保護パック(a)の開封端から突出し、鍼灸針(a2)の他の部分を鍼灸針保護パック(a)内に残存して保管した状態を示す。 【0063】 図9は鍼灸針保護パック(a)を保護パック開封装置(b)で開封して鍼灸治療を実施する方法を示したフローチャートである。以下に好適な実施例に基づいて図3及び図4と共に詳細を説明する。 【0064】 鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)とパック2開封端(14)を明確に分離する。 【0065】 鍼灸針保護パック(a)をパック台(b1)のメインパック台(111)及びサブパック台(112)の一直線上に配置した溝(114)に合わせ、パック1開封端(13)をパック1固定具(121)に向けて下方へ挿入する。 【0066】 パック1開封端(13)をメインパック台(111)とパック1固定機(b2)のパック1固定具(121)の間まで挿入する。この時パック2開封端(14)をパック2固定機(b3)のパック2受取具(133)とパック2固定具(134)の間に入れる。 【0067】 パック1固定具(121)を押して、パック1開封端(13)をメインパック台(111)とパック1固定具(121)及びパック1押え具(125)で挟んで固定する。この時メインパック台(111)とパック1固定具(121)のパック1開封端(13)が接触する部分にあるフック又は粘着剤などの固定強化部品で、パック1開封端(13)は動かないよう固定される。 【0068】 同時にパック1固定具(121)はパック1固定具用レバー(124)で固定し、パック1押え具(125)はパック1押え具用レバー(128)で固定し、元の位置に戻らない。 【0069】 更に同時にセーフティロック(b11)のフック(211)はパック2固定機(b3)のパック2固定具(134)を解除し、パック2固定機(b3)の回転移動を可能する。 【0070】 インターロック1(b5)の安全鍵(153)を解除することで止め具(151)を解除し、パック2固定機(b3)を駆動可能にする。 【0071】 術者の手指をアルコールなどで消毒する。 【0072】 鍼灸治療する治療部位の患部及び周辺を消毒綿で消毒する。 【0073】 使用済みの消毒綿は鍼管置き(182)に入れる。 【0074】 消毒した手指以外の手掌などで取手(135)を把持する。 【0075】 パック2固定機(b3)の取手(135)を持ち上げて駆動し、取手(135)をインターロック1(b5)の止め具(151)から離脱する。 【0076】 続けて取手(135)を駆動していくと、ローラー(131)がメインパック台(111)に接触するまでは、ローラー(131)はローラー軸(132)を軸に同位置で回転し、パック2受取具(133)がパック2固定具(134)に向かって近づいて接触し、パック2開封端(14)を挟んで把持する。 【0077】 この時ローラー(131)がメインパック台(111)に接触するまでの間パック2固定機(b3)は同位置で回転し、回転移動することはない。 【0078】 上記より続けて取手(135)を駆動していくと、ローラー(131)がメインパック台(111)に接触した後は、ローラー(131)はメインパック台(111)との間の鍼灸針保護パック(a)を圧迫しつつ、ローラー軸(132)を軸にメインパック台(111)上を連続的に接触しながら回転移動してパック2(12)を巻き付けていくことで、パック1固定機(b2)とパック2固定機(b3)が相対的に離間し、パック1開封端(13)とパック2開封端(14)の境界部から順番にパック1(11)とパック2(12)を分離していき、鍼灸針保護パック(a)を開封する。 【0079】 上記より続けて取手(135)を駆動していくと、パック2固定機(b3)は上記回転移動を続け、ローラー(131)がパック台(b1)の蝶番(113)の上部付近を通過すると、サブパック台(112)を圧迫する。 【0080】 サブパック台(112)は蝶番(113)を軸に回転して屈曲し、メインパック台(111)に接触して停止する。 【0081】 同時に鍼灸針保護パック(a)はサブパック台(112)とパック2固定機(b3)の間に挟まれた状態で圧迫される。 【0082】 この時鍼灸針保護パック(a)のパック1(11)とパック2(12)が分離して開封している部分では、 パック1(11)はパック1開封端(13)をメインパック台(111)とパック1固定具(121)及びパック1押え具(125)で挟んで固定しているため、メインパック台(111)とサブパック台(112)に貼り付いたように接触し、蝶番(113)上を湾曲して固定し、 パック2(12)はパック2開封端(14)をパック2受取具(133)とパック2固定具(134)で固定しているため、ローラー(131)に貼り付いたように接触して巻き付いている。 【0083】 また鍼灸針保護パック(a)の開封している鍼柄(17)側は、パック1(11)とパック2(12)の開封部から鍼灸針(a2)の鍼柄(17)側の部分をサブパック台(112)の溝(114)と平行線上に、全て同一方向及び同じ高さで統一して上方へ突出し、 鍼灸針保護パック(a)の開封していない鍼体(18)側は、パック1(11)とパック2(12)を分離せず未開封状態を維持し、鍼灸針(a2)の鍼体(18)側の部分を保護パック(a1)内に残存する。 【0084】 最終的にパック2固定機(b3)は、インターロック2(b6)の止め具2(161)に連結して停止する。 【0085】 上記のパック2固定機(b3)の一連動作で、復元機(b10)の滑車3(201)はワイヤー(202)を巻き込んで、ワイヤー(202)は付勢による張力を増加する。 【0086】 鍼灸針保護パック(a)の鍼柄(17)側から突出した鍼灸針(a2)の鍼柄(17)部分を消毒済みの手指で把持し、鍼灸針(a2)を1本取り出す。 【0087】 鍼灸針(a2)である鍼(15)と鍼管(16)の固定を解除する。 【0088】 取り出した鍼灸針(a2)を消毒済みの治療部位の患部に当てる。 【0089】 鍼(15)は治療部位の患部に刺入して留め、鍼(15)から鍼管(16)を外す。 【0090】 外した鍼管(16)は全て鍼管置き(182)に入れる。 【0091】 同様に鍼灸針(a2)がなくなるまで開封した鍼灸針保護パック(a)から1本ずつ取り出して治療する。 【0092】 この時パック台(b1)上の開封した鍼灸針保護パック(a)は、鍼灸針(a2)を全て取り出すことで保護パック(a1)のみとなり、保護パック(a1)が残存する。 【0093】 治療後は治療部位の患部に刺入した鍼(15)を全て抜き取る。 【0094】 抜いた鍼(15)は全て鍼置き(181)に入れる。 【0095】 鍼置き(181)に入れた鍼(15)の全数を数える。 【0096】 挿入番号(b9)の挿入番号1(191)又は挿入番号2(192)で、挿入した鍼灸針保護パック(a)の最大番号を確認する。 【0097】 鍼(15)の全数と、挿入番号(b9)の最大番号を比較して同数であることを確認し、鍼(15)の抜き忘れや紛失がないことを調べる。 【0098】 鍼(15)を刺入した治療部位の患部及び周辺を消毒綿で消毒し、鍼灸治療を終了する。 【0099】 次に鍼灸治療後の治療用具の片付け方法について述べる。 【0100】 鍼置き(181)に入っている鍼(15)と、鍼管置き(182)に入っている鍼管(16)や使用済みの消毒綿をそれぞれ取り出して処分する。 【0101】 パック2固定機(b3)をインターロック2(b6)の止め具2(161)から解除して離脱する。 【0102】 同時に手などで取手(135)を把持する。 【0103】 回転機(b4)が復元機(b10)の付勢で鍼灸針保護パック(a)の開封時とは逆方向に回転し、回転機(b4)と連動してパック2固定機(b3)をインターロック2(b6)の位置からインターロック1(b5)の位置へ回転移動する。 【0104】 この時復元機(b10)の付勢に伴い取手(135)を同方向に駆動し、パック2固定機(b3)の回転移動の補助をする。 【0105】 同時にサブパック台(112)は付勢により元の位置まで伸展し、保護パック(a1)の屈曲が解除される。 【0106】 パック2固定機(b3)をインターロック1(b5)の止め具1(151)に連結する。 【0107】 この時パック2固定機(b3)のパック2受取具(133)とパック2固定具(134)は離間し、鍼灸針保護パック(a)のパック2開封端(14)の把持を解除する。 【0108】 インターロック1(b5)の安全鍵(153)を作動し、止め具1(151)を固定することでパック2固定機(b3)を固定する。 【0109】 パック1固定機(b2)のパック1固定具用レバー(124)を解除してパック1固定具(121)を元の位置に戻してから、 パック1押え具用レバー(128)を解除してパック1押え具(125)を元の位置に戻すことで、 鍼灸針保護パック(a)のパック1開封端(13)とパック1固定具(121)及びパック1押え具(125)を分離する。 【0110】 同時にセーフティロック(b11)のフック(211)がパック2固定機(b3)のパック2固定具(134)に引っ掛かり、パック2固定具(134)を固定し、パック2固定機(b3)の回転移動を不可能にする。 【0111】 保護パック(a1)の鍼体(18)側である未開封側を挿入時とは逆方向に引き出し、保護パック(a1)をパック台(b1)から抜き取り、全て処分する。 【0112】 以上より保護パック開封装置(b)を使用した鍼灸治療方法の説明を終了する。 【0113】 ところでローラー(131)がメインパック台(111)に接触するまでの間パック2固定機(b3)は同位置で回転してパック台(b1)上を回転移動しない理由と、ローラー(131)がメインパック台(111)に接触した後パック2固定機(b3)がパック台(b1)上を回転移動する理由は、以下の通りである。 【0114】 一つ目の、ローラー(131)がメインパック台(111)に接触するまでの間パック2固定機(b3)は同位置で回転してパック台(b1)上を回転移動しない理由は、取手(135)を駆動する力はローラー軸(132)を軸に回転方向に対して作用するが移動方向に対して作用しなく、ローラー軸(132)は安定板(b7)の軸移動溝(172)に接触する部分の静止摩擦抵抗力が小さく空転し、パック2固定具(134)はパック台(b1)に接触して停止穴(115)の位置で静止し、回転機(b4)はパック2固定機(b3)をパック台(b1)及びインターロック1(b5)方向に付勢で引っ張る力と、復元機(b10)の付勢で引っ張る力により、力学的にパック2固定機(b3)を同位置に留めて回転し、またパック2固定機(b3)はパック台(b1)に接触していないため、パック台(b1)上を回転移動しないのである。 【0115】 二つ目の、ローラー(131)がメインパック台(111)に接触した後パック2固定機(b3)がパック台(b1)上を回転移動する理由は、上記同位置で回転する理由と、ローラー(131)がメインパック台(111)に接触する部分に静止摩擦抵抗力が得られ、回転機(b4)の付勢で引っ張る力及び復元機(b10)の付勢で引っ張る力より取手(135)で駆動する力が強いと、パック2固定機(b3)はローラー軸(132)を軸に回転方向に作用する力が移動方向に作用する力へ転換するため、上記同位置で回転する力と前記移動方向に作用する力がパック2固定機(b3)を連続的に接触しながら回転移動するのである。 【0116】 次に上記取手(135)には以下の効果がある。 【0117】 パック台(b1)上に鍼灸針保護パック(a)を挿入してパック台(b1)とパック1固定機(b2)でパック1開封端(13)又は鍼灸針保護パック(a)を挟んで固定した後、手指及び治療部位を消毒してから、消毒済みの手指以外の手掌などでパック2固定機(b3)の取手(135)を把持して駆動することで鍼灸針保護パック(a)を開封するもので、 これは鍼灸針保護パック(a)を開封する際、消毒した手指が鍼灸針保護パック(a)に触れることで汚染するため、滅菌済みの鍼灸針(a2)を脱着する時に、鍼灸針(a2)が間接的に汚染するという問題に対して、 鍼灸針保護パック(a)を開封する工程で、保護パック開封装置(b)に鍼灸針保護パック(a)を挿入し固定した後に手指及び治療部位を消毒し、消毒済みの手指を使用しないで鍼灸針保護パック(a)を開封するため、鍼灸針保護パック(a)を開封した後も手指の消毒状態かつ滅菌済みの鍼灸針(a2)の滅菌状態を維持し、直接消毒済みの手指で滅菌済みの鍼灸針(a2)を鍼灸針保護パック(a)から脱着して治療に使用にすることで、鍼灸針(a2)が消毒済みの手指以外のものに触れることがなく、衛生状態を良好に保持するという効果を発揮する。 【0118】 次に上記小物入れ(b8)には以下の効果がある。 【0119】 鍼灸治療に使用する治療用具の保管方法として、パック台(b1)上の固定保管や小物入れ(b8)による立体的な保管スペースを設置することで、治療用具の置き場所の省スペース化を図るもので、 これは鍼灸治療に使用する治療用具には、鍼灸針保護パック(a)を開封することによる保護パック(a1)及び鍼灸針(a2)を分離した鍼(15)と鍼管(16)、複数のシャーレ、消毒用の消毒綿及び消毒綿入れ、使用済みの治療用具を入れるゴミ箱など多数あり、それぞれの置き場所が複雑で作業効率が悪く、平面的な保管スペースを必要とするという問題に対して、 立体的な保管スペースを設置することで、鍼灸治療前では鍼灸針保護パック(a)を開封して分離した保護パック(a1)と鍼灸針(a2)はパック台(b1)上に固定して保管し、鍼灸針保護パック(a)から鍼灸針(a2)を脱着して分離した鍼(15)と鍼管(16)及び消毒綿などは、鍼(15)は小物入れ(b8)であるパック台(b1)上の鍼置き(181)に入れ、鍼管(16)や消毒綿などは小物入れ(b8)であるパック2固定機(b3)上の鍼管置き(182)に入れて保管することでシャーレやゴミ箱を不要とし、鍼灸治療が終了するまで廃棄物を出すことがなく、それぞれの治療用具の置き場所を単純かつ明確化して省スペース化するという効果を発揮する。 【0120】 次に上記挿入番号(b9)には以下の効果がある。 【0121】 鍼灸針保護パック(a)の挿入した数が分かるように、パック台(b1)に挿入する鍼灸針保護パック(a)の挿入位置に合わせて鍼灸針保護パック(a)の挿入部分又は周辺部に端から順番に表示する番号又は記号を記載した挿入番号(b9)と、鍼灸治療に使用した鍼(15)数を比較することで同数確認することができ、鍼(15)の抜き忘れや紛失を防止するもので、 これは鍼灸治療後、治療に使用した鍼(15)数が治療前の鍼灸針(a2)数と同数であることを確認するために、治療後の鍼(15)と鍼管(16)の両方を数える又は治療前の鍼灸針(a2)数を記憶する方法で数量を確認していたため不正が起きやすく、鍼(15)の抜き忘れや紛失が発生するという問題に対して、 挿入番号(b9)と鍼(15)数を比較するだけで、簡単かつ迅速で正確に同数確認することができ、鍼(15)の抜き忘れや紛失を防止し、安全性を強化するという効果を発揮する。 【産業上の利用可能性】 【0122】 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である医師及び鍼灸師による鍼灸治療で使用する鍼灸針(a2)を密封する鍼灸針保護パック(a)に適用した場合について述べたが、この発明はそれに限定されるものではなく、内蔵物は鍼灸針(a2)のような固形の物質で単数又は複数密封したものは勿論、気体又は液体又はゼリー状のもの、滅菌の有無に関わらず内蔵したもの、包装体は袋状又はパック1(11)及びパック2(12)のように複数のもので密着した接触面を持つもの、接触面の有無に関わらず密封したもの、大きさが異なるもの、パック2固定機(b3)で離間することが可能なもの全般に利用することができる。 【0123】 また鍼灸針保護パック開封装置(b)の駆動方式として本発明では機械的に駆動しているが、可動部や入出力部や安全装置などを電気的又はエネルギー的に駆動することも可能である。この場合の駆動方法として、可動部にはモーターやソレノイドやエンジンやシリンダーやなど使用し、スイッチ部や安全機構及び保護パックの挿入数をカウントするものとして光電センサや磁気センサなどのセンサを使用して非接触式で駆動することも可能である。 【図面の簡単な説明】 【0124】 【図1】鍼灸針を密封した鍼灸針保護パックの概略斜視図を示す図である。 【図2】鍼管に鍼を挿入した状態の鍼灸針の概略斜視図を示す図である。 【図3】保護パック開封装置の側面透視図を示す図である。 【図4】保護パック開封装置の側面図を示す図である。 【図5】鍼灸針保護パックを挿入した状態の保護パック開封装置の側面図を示す図である。 【図6】鍼灸針保護パックを挿入した状態で、鍼灸針保護パックを開封する直前の保護パック開封装置の概略斜視図を示す図である。 【図7】鍼灸針保護パックを開封した直後で、鍼灸針を脱着可能にした保護パック開封装置の概略斜視図を示す図である。 【図8】鍼灸針保護パックを保護パック開封装置で開封していく方法をAからDの順番に表した概略側面図を示す図である。 【図9】保護パック開封装置を使用して鍼灸針保護パックを開封し、鍼灸治療を行う方法を表したフローチャートを示す図である。 【符号の説明】 【0125】 a.鍼灸針保護パック a1.保護パック 11.パック1 12.パック2 13.パック1開封端 14.パック2開封端 a2.鍼灸針 15.鍼 16.鍼管 17.鍼柄 18.鍼体 b.保護パック開封装置 b1.パック台 111.メインパック台 112.サブパック台 113.蝶番 114.溝 115.停止穴 b2.パック1固定機 121.パック1固定具 122.パック1固定用フック 123.パック1固定用軸 124.パック1固定用レバー 125.パック1押え具 126.パック1押え用フック 127.パック1押え用軸 128.パック1押え用レバー b3.パック2固定機 131.ローラー 132.ローラー軸 133.パック2受取具 134.パック2固定具 135.取手 b4.回転機 141.滑車1 142.滑車2 143.ベルト b5.インターロック1 151.止め具1 152.止め軸1 153.安全鍵 154.安全台 b6.インターロック2 161.止め具2 162.止め軸2 b7.安定板 171.側板 172.軸移動溝 b8.小物入れ 181.鍼置き 182.鍼管置き b9.挿入番号 191.挿入番号1 192.挿入番号2 b10.復元機 201.滑車3 202.ワイヤー 203.ワイヤー固定具 b11.セーフティロック 211.フック 212.フック連結具
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| 【出願人】 |
【識別番号】306032235 【氏名又は名称】境 一志
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| 【出願日】 |
平成18年8月16日(2006.8.16) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−43522(P2008−43522A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−221893(P2006−221893) |
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