| 【発明の名称】 |
サウナ |
| 【発明者】 |
【氏名】山田 純司
【氏名】山城 智
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| 【要約】 |
【課題】紫外線を用いてサウナ内部の殺菌を行い、清掃を効率良く、簡易に行うことが可能なサウナを提供する。
【構成】サウナ10は、ボックス本体11と、ボックス本体11内に人が入っているか否かを検出する開閉センサー18と、開閉センサー18の検出結果に基づき、ボックス本体11内に人が入っているとき(蓋16が開いているとき)は消灯し、人が入っていないとき(蓋16が閉じているとき)に点灯する紫外線照射ランプとを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 サウナ室と、 前記サウナ室内に設置された紫外線照射ランプと、 前記サウナ室に人が入っているか否かを検出するセンサーと、 前記センサーの検出結果に基づき、前記サウナ室内に人が入っているときは前記紫外線照射ランプを消灯させ、人が入っていないときは前記紫外線照射ランプを点灯させる制御装置とを備えることを特徴とするサウナ。 【請求項2】 前記サウナ室が、 人一人が入ることの可能な大きさのボックス本体と、 前記ボックス本体の上面に設けられ、前記ボックス本体に人が入っているとき当該人の頭部を外へ出せるように開かれ、前記ボックスに人が入っていないときに閉じられる蓋とをさらに備え、 前記センサーが前記蓋の開閉を検出する開閉センサーを含み、前記開閉センサーの検出結果に基づいて前記制御装置が前記紫外線照射ランプを点灯及び消灯させることを特徴とする請求項1に記載のサウナ。 【請求項3】 前記蓋がシャッター式であることを特徴とする請求項2に記載のサウナ。 【請求項4】 前記サウナ室が、前記ボックス内に配置された椅子と、前記椅子の下に設けられ蒸気を発生する蒸気発生装置と、前記ボックスの前面に設けられた出入り用扉とを有することを特徴とする請求項2又は3に記載のサウナ。 【請求項5】 前記センサーが前記サウナ室内に設けられた人感センサーを含み、前記人感センサーの検出結果に基づき前記制御装置が前記紫外線照射ランプを点灯及び消灯させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサウナ。 【請求項6】 前記人感センサーが前記サウナ室内に複数個設けられていることを特徴とする請求項5に記載のサウナ。 【請求項7】 前記サウナ室の内面に無機コーティング材が塗布され、さらに光触媒コーティングが施されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のサウナ。 【請求項8】 前記光触媒コーティングが無機材にホールドされたコーティングであることを特徴とする請求項7に記載のサウナ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、サウナに関し、特に、自動的にサウナ室内を殺菌することが可能なサウナに関するものである。 【背景技術】 【0002】 一般的なサウナでは、利用されていない時や営業時間外等において、人が出入りする扉を開け、内部を換気して、防カビや除湿を行っている。しかし、ただ換気するだけでは、箱内部の隅々に雑菌が繁殖し易いという問題がある。そのため、人手による定期清掃が必要となり、非常に大きな労力を要してしまう。 【0003】 そこで、特許文献1では、サウナ室内に殺菌灯を配設する発明が提案されている。この特許文献1は、サウナの照明スイッチや電源スイッチがオンとなっているとき、すなわち、サウナ室内に人が入っているときに連続的に殺菌を行うというものである。 【0004】 なお、最近では、サウナの一種として、箱状の一人用サウナで、中に椅子があり、人がその椅子に座り、箱の上部から首から上(頭部)だけを外に出し、箱の中が高温のスチームで満たされる形態のもの(以下「ボックスサウナ」ともいう。)もある。このようなボックスサウナは、他の人の出入りがないため、箱内(室内)の温度を一定に保つことができるという利点がある。また、顔が高温のスチームにあたらないため、呼吸が楽であり、長時間入っていることが可能である。しかし、このボックスサウナにおいても、やはり雑菌が繁殖し易いという問題がある。 【特許文献1】特開昭62−253065号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 特許文献1において、効果の高い殺菌を行うためには、殺菌灯として紫外線を用いることが好ましい。しかしながら、特許文献1において殺菌灯に紫外線を用いた場合、サウナ室に入っている人の身体に害を与えてしまうこととなる。 【0006】 また、上述ボックスサウナにおいても、特許文献1のような方法では、上記と同様、身体に害を与えるため紫外線を用いることはできない。 【0007】 したがって、本発明の目的は、紫外線を用いてサウナ内部の殺菌を行い、清掃を効率良く、簡易に行うことが可能なサウナを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明の上記目的は、サウナ室と、前記サウナ室内に設置された紫外線照射ランプと、前記サウナ室に人が入っているか否かを検出するセンサーと、前記センサーの検出結果に基づき、前記サウナ室内に人が入っているときは前記紫外線照射ランプを消灯させ、人が入っていないときは前記紫外線照射ランプを点灯させる制御装置とを備えるサウナにより達成される。 【0009】 また、本発明においては、前記サウナ室が、人一人が頭部を外へ出し椅子に座った状態で入ることの可能な大きさのボックスであり、前記ボックスの上面に設けられ、前記ボックスに人が入っているとき当該人の頭部を外へ出せるように開き、前記ボックスに人が入っていないときに閉じる蓋とをさらに備え、前記センサーが前記蓋の開閉を検出する開閉センサーを含み、前記開閉センサーの検出結果に基づいて前記制御装置が前記紫外線照射ランプを点灯及び消灯させることが好ましい。 【0010】 本発明においては、前記蓋がシャッター式であってもよい。 【0011】 本発明においては、前記センサーが前記サウナ室内に設けられていることが好ましい。 【0012】 前記センサーが前記サウナ室内に複数個設けられていることが好ましい。これにより、子供がいたずら目的で中に入ってしまう可能性が高い場合でも、間違って紫外線照射ランプを点灯させてしまうことを防止できる。 【0013】 本発明においては、前記サウナ室の内面に無機コーティング材が塗布され、さらに光触媒コーティングが施されていることが好ましい。 【0014】 さらに、前記光触媒コーティングが無機材にホールドされたコーティングであることが好ましい。 【発明の効果】 【0015】 本発明によれば、サウナ室内に紫外線照射ランプを設け、サウナ室内に人が入っているときは紫外線照射ランプを消灯し、人が入っていないときに点灯するよう構成したことにより、サウナ室内から人が出たわずかな時間でも紫外線照射によりサウナ室内部を殺菌処理することができる。また、人が長時間入っていないときは、サウナ室内部の殺菌処理も長時間行われることになり、清潔に保つことが可能となる。したがって、人手による清掃を非常に少なくすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。本実施形態は、本発明を一人用で、首を外へ出して入るタイプのサウナ(ボックスサウナ)に適用した例を示す。 本発明の好ましい第1の実施形態に係るサウナ10の外観を示す略斜視図である。 【0017】 図1に示すように、サウナ10は、ボックス本体11と、ボックス本体11の前面に蝶番13により取り付けられた出入り用扉12と、出入り用扉12を開閉するための取っ手14と、ボックス本体11の上面に開けられた頭部を外へ出すための開口15と、閉じた状態では開口15を塞ぐことができ、開けたときはその上部が枕代わりとなる蓋16とを備えている。蓋16は、板部16a及び枕部16bを有し、板部16aがボックス本体11に蝶番17により取り付けられている。また、蓋16が閉じたときに開口15の側面の蓋16とが接続される面には、蓋16が開いているか閉じているかを判断するための開閉センサー18が設置されている。 【0018】 図2は、図1のA−A'線に沿ったサウナ10の略断面図である。 【0019】 図2に示すように、ボックス本体11内部には、座板19aと背板19bを有する椅子19が配置されている。さらに、座板19aの下には、蒸気発生装置20が設置されており、この蒸気発生装置20は、外部から給水を受け、また電源に接続された制御盤へ接続されている。 【0020】 また、図2に示すように、首を外へ出すための開口15の側面15sには、図1にも示したように、蓋16の開閉センサー18が設置されている。本実施形態の開閉センサー18は押しボタンスイッチであり、蓋16を開いたときは、図2に示すとおり、側面15sから凸状に出ており、蓋16を閉じたときは、蓋16の底面16sにより開閉センサー18が押されて側面15s内に押し込まれることとなる。これにより、制御装置22へ蓋16の開閉を知らせることができる。 【0021】 このように、本実施形態では、開閉センサー18により、ボックス本体11内部に人がいるか否かを判断している。 【0022】 図3は、図1のB−B'線に沿ったサウナ10の略断面図である。 【0023】 図3に示すように、ボックス本体11上部裏面の端には紫外線照射ランプ21が取り付けられている。この紫外線照射ランプ21は、図2に示す開閉センサー18からの情報に基づき制御装置22によって点灯/消灯が制御されるようになっている。すなわち、人がボックス内にいるときは紫外線照射ランプ21が消灯し、人がボックス内にいないときは紫外線照射ランプ21が点灯するように制御される。 【0024】 なお、紫外線照射ランプ21は、図3に示す位置に限らず、人がボックス本体11内に入っているときに邪魔にならない場所であり、かつボックス本体11内部全体の殺菌ができる位置であればどこに配置してもよく、1箇所でなく複数箇所に配置しても構わない。例えば、図3と反対側の上部裏面に配置すれば、ボックス本体11内部全体を確実に殺菌処理することができる。 【0025】 上記のように構成された本実施形態によるサウナ10へ人が入るには、図1及び図2に示すように、取っ手14を引いて出入り用扉12を開け、さらに蓋16を開けた後、ボックス本体11内に配置された椅子19に座り、出入り用扉12を閉め、頭を枕部16bに当てるようにする。このようにして、首だけを外へ出した状態で、身体を温めることができる。 【0026】 また、サウナ10から人が外へ出るときは、出入り用扉12を開け、外へ出た後、出入り用扉12及び蓋16を閉める。なお、出入り用扉12及び蓋16の取り付け部の蝶番13及び17は、人が外へ出たときに閉め忘れることの無いよう、バネ式の蝶番を用いて自動的に閉まるようになっていることが好ましい。 【0027】 そして、出入り用扉12及び蓋16が閉まると、図2に示す開閉センサー18が、蓋16が閉じたことを検出して制御装置22にその情報を送り、制御装置22が図3に示す紫外線照射ランプ21を点灯させる。これにより、次に人が入るまでの間、サウナ10内を紫外線照射ランプ21により殺菌処理することができる。 【0028】 また、次に人がサウナ10に入ろうとして蓋16を開けると、開閉センサー18がこれを検出し、その情報を受けた制御装置22が、紫外線照射ランプ21を消灯させる。従って、人が紫外線を浴びてしまうことを防止することができる。 【0029】 このように、本実施形態によれば、ある人がサウナ10から出た後、次に別の人が入るまでの間がたとえ短時間であっても、人が入っていない間は常に紫外線照射ランプ21が点灯するため、サウナ10内部を清潔に保つことが可能となる。従って、清掃の手間も少なくて済むようになる。 【0030】 図4は、本実施形態において蓋を変形したサウナ40を示している。図4は、図2に対応する断面図である。図4では、蓋と開閉センサー以外は、図2と同様であるため説明は省略する。 【0031】 図4に示すように、本変形例では、蓋46がシャッター式となっている。すなわち、図2の板部16aの代わりにシャッター46aを用い、枕部16bの代わりにシャッターの端に枕部46bを配置して、スライド式に蓋46が開閉するようになっている。 【0032】 さらに、開閉センサー18の代わりに開閉センサー48を出入り用扉12の上端部に配置し、蓋46を閉じるときは、蓋46の端部に配置した枕部46bが開閉センサー48を押すことになり、これにより制御装置22に蓋46が閉じたことが伝えられ、図3に示す紫外線照射ランプ21が点灯する。 【0033】 図4は、蓋46がしまりかけている状態を示しており、本変形例では、ボックス本体11の上面に少し傾斜を付けていることにより、シャッターで構成された蓋46はボックス本体11から人が出ると自動的に閉まる構成となっている。なお、閉まろうとする力は僅かとし、人の首に負担がかからない程度とするのが好ましい。これにより、蓋46を閉め忘れることを防止でき、確実に紫外線による殺菌を行うことができる。 【0034】 次に、本発明の好ましい第2の実施形態につき、図5及び6を用いて説明する。 【0035】 本実施形態によるサウナ50は、第1の実施形態で示した開閉センサー18を有しておらず、代わりに人感センサー51を備えている点で、第1の実施形態と異なっている。その他の点については、第1の実施形態のサウナ10と同様であるので説明は省略する。 【0036】 図5は、本発明の好ましい第2の実施形態に係るサウナ50の略断面図であり、図1のA−A'線に沿った断面図に相当するものである。 【0037】 図5に示すように、サウナ50は、ボックス本体11の底部であって、ボックス本体11に人が入ったときに人のつま先近傍となる位置に人感センサー51が配置されている。人感センサー51は、ボックス内部の人の存否を検出し、制御装置22にその情報を知らせる。 【0038】 図6は、本発明の好ましい第2の実施形態に係るサウナ50の略断面図であり、図1のB−B'線に沿った断面図に相当するものである。 【0039】 図6に示すように、第1の実施形態と同様、ボックス本体11上部裏面の端には紫外線照射ランプ21が取り付けられている。紫外線照射ランプ21は、図5に示す人感センサー51からの情報に基づき制御装置22によって点灯/消灯が制御されるようになっている。すなわち、人がボックス内にいるときは紫外線照射ランプ21が消灯し、人がボックス内にいないときは紫外線照射ランプ21が点灯するように制御装置22により制御される。 【0040】 人感センサー51は、図5に示す位置に限らず、図6に示すように、例えばボックス本体11前面に設置しても構わない。特に、子供がいたずら目的で中に入って出入り用扉12や蓋16を閉じて中に隠れるような危険性が高い場合は、人がボックス本体11内に入っているときに邪魔にならない場所に複数個設置することが望ましい。 【0041】 紫外線照射ランプ21も、第1の実施形態と同様、図6に示す位置に限らず、ボックス本体11内を確実に除菌でき、邪魔にならない場所であれば、1箇所でなく複数箇所に配置しても構わない。 【0042】 このように、本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。 【0043】 第1及び第2の実施形態においては、ボックス本体の内面(出入り用扉12及び蓋16を閉じた時の裏面も含む)に、無機コーティング材を塗布し、更にその上に光触媒コーティングを施しておくことが好ましい。これにより、紫外線照射ランプ21が点灯した際、光触媒反応が起こり、より殺菌能力を高めることができる。光触媒コーティングは、アパタイトのように無機剤にホールドされたコーティング方法でも構わない。 【0044】 また、第1の実施形態に示した開閉センサー18と第2の実施形態に示した人感センサー51は、併用することも可能である。このように、サウナが開閉センサー18と人感センサー51の両方を備えれば、ボックス本体11内の人の存否をより確実に検知し、紫外線照射ランプ21の点灯/消灯を制御することが可能となる。 【0045】 本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0046】 【図1】本発明の好ましい第1の実施形態に係るサウナ10の外観を示す略斜視図である。 【図2】図1のA−A'線に沿ったサウナ10の略断面図である。 【図3】図1のB−B'線に沿ったサウナ10の略断面図である。 【図4】本発明の好ましい第1の実施形態に係るサウナの変形例を示す略断面図である。 【図5】本発明の好ましい第2の実施形態に係るサウナ50の略断面図であり、図1のA−A'線に沿った断面図に相当するものである。 【図6】本発明の好ましい第2の実施形態に係るサウナ50の略断面図であり、図1のB−B'線に沿った断面図に相当するものである。 【符号の説明】 【0047】 10 サウナ 11 ボックス本体 12 出入り用扉 13 蝶番 14 取っ手 15 開口 15s 開口の側面 16 蓋 16a 蓋の板部 16b 蓋の枕部 16s 底面 17 蝶番 18 開閉センサー 19 椅子 19a 座板 19b 背板 20 蒸気発生装置 21 紫外線照射ランプ 22 制御装置 40 サウナ 46 蓋 46a 蓋のシャッター 46b 蓋の枕部 48 開閉センサー 50 サウナ 51 人感センサー
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| 【出願人】 |
【識別番号】000211307 【氏名又は名称】中国電力株式会社 【識別番号】503180638 【氏名又は名称】株式会社エネルギア不動産
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| 【出願日】 |
平成18年8月3日(2006.8.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100115738 【弁理士】 【氏名又は名称】鷲頭 光宏
【識別番号】100121681 【弁理士】 【氏名又は名称】緒方 和文
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| 【公開番号】 |
特開2008−35985(P2008−35985A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月21日(2008.2.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−211641(P2006−211641) |
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