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【発明の名称】 ミストサウナ装置
【発明者】 【氏名】可児 佳幹

【要約】 【課題】ミスト供給手段を作動させて浴室にミストを供給するミスト運転の停止後に、乾燥手段を作動させて浴室を乾燥させる乾燥運転を行うミストサウナ装置において、乾燥運転をミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な時間だけ行い、乾燥運転が無駄に長びくことを防止して省エネ化を図る。

【構成】ミスト運転開始時の湿度Hsとミスト運転停止時の湿度Heとの偏差ΔHに基づいて乾燥運転時間Tkを決定する。また、単位時間当たりのミスト供給量が一定である場合には、ミスト運転の運転時間を計測し、計測されたミスト運転時間に基づいて乾燥運転時間を決定しても良い。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミスト供給手段と乾燥手段とを備えるミストサウナ装置であって、ミスト供給手段を作動させて浴室にミストを供給するミスト運転の停止後に、乾燥手段を作動させて浴室を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、
浴室の湿度を検出する湿度センサと、
ミスト運転開始時の湿度センサの検出湿度とミスト運転停止時の湿度センサの検出湿度との偏差に基づいてミスト運転停止後の乾燥運転の運転時間を決定する乾燥運転時間決定手段とを備えることを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項2】
ミスト供給手段と乾燥手段とを備えるミストサウナ装置であって、ミスト供給手段を作動させて浴室にミストを供給するミスト運転の停止後に、乾燥手段を作動させて浴室を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、
ミスト運転の運転時間を計測するミスト運転時間計測手段と、
ミスト運転時間計測手段の計測時間に基づいてミスト運転停止後の乾燥運転の運転時間を決定する乾燥運転時間決定手段とを備えることを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項3】
ミスト運転の停止から乾燥運転の開始までの待機時間を可変設定自在とすることを特徴とする請求項1又は2記載のミストサウナ装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室にミストを供給するミスト供給手段と、浴室を乾燥させる乾燥手段とを備えるミストサウナ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のミストサウナ装置として、ミスト供給手段を作動させて浴室にミストを供給するミスト運転の停止後に、乾燥手段を作動させて浴室を乾燥させる乾燥運転を行うようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようにミスト運転停止後に乾燥運転を行うのは浴室にカビ等が発生しないようにするためである。そして、特許文献1に記載のものでは、浴室の湿度を検出する湿度センサを備え、湿度センサの検出湿度が所定湿度に低下したところで乾燥運転を終了している。
【0004】
ところで、外気湿度が高いときには、乾燥運転で浴室の湿度が低下しても、乾燥運転後に浴室の湿度が外気湿度と同程度に上昇してしまう。従って、上記従来例のように湿度センサの検出湿度が所定湿度に低下するまで乾燥運転を行ったのでは、外気湿度が高く乾燥運転後の湿度上昇を生ずる場合には、乾燥運転が無駄に長びくことになり、省エネ化を図る上で不利になる。
【特許文献1】特許第3699289号公報(0022、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、乾燥運転後の湿度上昇を考慮すると、カビ対策としては、ミスト運転中に浴室に供給された量のミストを乾燥運転で浴室から除去できれば十分である。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、乾燥運転をミスト運転中に浴室に供給された量のミストを除去するのに必要な時間だけ行い、乾燥運転が無駄に長びくことを防止して省エネ化を図ることができるようにしたミストサウナ装置を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ミスト供給手段と乾燥手段とを備えるミストサウナ装置であって、ミスト供給手段を作動させて浴室にミストを供給するミスト運転の停止後に、乾燥手段を作動させて浴室を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、上記課題を解決するために以下の事項を採用したことを特徴とする。即ち、第1発明は、浴室の湿度を検出する湿度センサと、ミスト運転開始時の湿度センサの検出湿度とミスト運転停止時の湿度センサの検出湿度との偏差に基づいてミスト運転停止後の乾燥運転の運転時間を決定する乾燥運転時間決定手段とを備えることを特徴とし、第2発明は、ミスト運転の運転時間を計測するミスト運転時間計測手段と、ミスト運転時間計測手段の計測時間に基づいてミスト運転停止後の乾燥運転の運転時間を決定する乾燥運転時間決定手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
ここで、湿度センサの検出湿度は浴室に供給されたミスト量の増加に応じて増加する。そして、ミスト運転開始時の湿度センサの検出湿度とミスト運転停止時の湿度センサの検出湿度との偏差はミスト運転中に浴室に供給されたミスト量を表すパラメータになる。そのため、この偏差とミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な乾燥運転時間との間には密接な関係が成立する。従って、第1発明によれば、ミスト運転開始時の湿度センサの検出湿度とミスト運転停止時の湿度センサの検出湿度との偏差に基づいて乾燥運転時間をミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な時間に決定できる。そのため、乾燥運転が無駄に長びくことはなく、省エネ化を図ることができる。
【0009】
また、単位時間当たりのミスト供給量が一定になるようにミスト供給手段が構成されている場合には、ミスト運転の運転時間がミスト運転中に浴室に供給されたミスト量を表すパラメータになる。従って、第2発明においても、ミスト運転時間計測手段の計測時間に基づいて乾燥運転時間をミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な時間に決定できる。そのため、第1発明と同様に乾燥運転が無駄に長びくことを防止して、省エネ化を図ることができる。
【0010】
ところで、何人かが入れ替わりでミストサウナを利用する場合、ミストサウナ運転が停止される度に乾燥運転を行ったのでは無駄になる。そこで、上記従来例では、ミスト運転が停止してから所定の待機時間(例えば、1時間)が経過したところでミスト運転を開始するようにしている。然し、このものでは、後でミストサウナを利用する人がいなく、ミスト運転停止後に速やかに乾燥運転を行うことを望む場合でも、待機時間が経過するまでは乾燥運転が開始されず、利便性を損なう。これに対し、ミスト運転の停止から乾燥運転の開始までの待機時間を可変設定自在とすれば、ユーザが必要に応じて待機時間を可変でき、利便性が向上する。
【0011】
尚、後述する実施形態において、第1発明の乾燥運転時間決定手段に相当するのは図2のS7のステップであり、第2発明のミスト運転時間計測手段に相当するのは図3のS2,S6のステップであり、第2発明の乾燥運転時間決定手段に相当するには図3のS7のステップである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1を参照して、Aは浴室の天井部に設置する浴室暖房乾燥機を示しており、この浴室暖房乾燥機Aにより本発明の実施形態のミストサウナ装置が構成されている。浴室暖房乾燥機Aのハウジング1の下面には、吸込み口2と、可変ルーバ3a付きの吹出し口3とが設けられている。ハウジング1内には、吸込み口2に連なる流入室4と、流入室と吹出し口3とを結ぶ通風路5とが画成されている。そして、通風路5に循環ファン6を介設すると共に、通風路5と流入室4との連通部に放熱器7を配置している。
【0013】
放熱器7には、別置きの熱源機8に連なる熱媒循環路9が接続されている。熱媒循環路9には暖房用熱媒弁10が介設されており、熱源機8で加熱された熱媒体(水、不凍液等)が暖房用熱媒弁10の開弁で放熱器7に循環される。そして、浴室の空気が循環ファン6の回転により吸込み口2から流入室4を経由して放熱器7で加熱されて通風路5に吸込まれ、温風となって吹出し口3から浴室に送風される。
【0014】
また、流入室4から分岐して屋外にのびる換気通路11が設けられている。そして、換気通路11に換気ファン12を介設し、換気ファン12を回転させることで、浴室の空気が屋外に排気されるようにしている。尚、換気通路11には、換気ファン12の下流側に位置させて、逆流防止のためのダンパ13が設置されている。
【0015】
ハウジング1の上面にはミストユニット14が搭載されている。そして、ミストユニット14に配管接続されるミストノズル15をハウジング1の下面の吹出し口3に隣接する部分に配置し、ミストノズル15から噴霧されるミストが吹出し口3からの温風に乗って浴室に供給されるようにしている。かくして、ミストユニット14とミストノズル15とで浴室にミストを供給するミスト供給手段が構成される。
【0016】
ミストユニット14は、ミストノズル15に連なるミスト水路16に介設した液々熱交換器17を備えている。また、ミスト水路16には、液々熱交換器17の上流側の給水弁18と、液々熱交換器17の下流側のミスト弁19とが介設され、更に、液々熱交換器17とミスト弁19との間のミスト水路16の部分の温度を検出するミスト温度センサ20が設けられている。また、ミスト弁19とミスト温度センサ20との間のミスト水路16の部分から排水路21を分岐し、この排水路21に排水弁22を介設している。
【0017】
液々熱交換器17には、熱媒循環路9から分岐した熱媒循環路9´が接続されており、この熱媒循環路9´に流量調節弁から成るミスト用熱媒弁23が介設されている。かくして、熱源機8で加熱された熱媒体がミスト用熱媒弁23の開弁で液々熱交換器17に供給され、ミスト水路16に流れる水が液々熱交換器17で熱媒体の熱により加熱され、温水となってミストノズル15に供給される。
【0018】
上記した循環ファン6、暖房用熱媒弁10、換気ファン12、給水弁18、ミスト弁19、排水弁22及びミスト用熱媒弁23は浴室暖房乾燥機用のコントローラ24で制御される。このコントローラ24には、ミスト温度センサ20からの検出信号に加えて、流入室4に配置した室温センサ25と湿度センサ26とからの検出信号も入力される。
【0019】
コントローラ24は熱源機8用のコントローラと浴室に設置する浴室暖房乾燥機用のリモコンとに通信可能に接続されている。リモコンには、暖房スイッチ、乾燥スイッチ、ミストスイッチといった各種スイッチが設けられている。そして、コントローラ24は、これらスイッチの操作に応じて暖房運転制御、乾燥運転制御、ミスト運転制御といった各種制御を実行する。
【0020】
暖房運転制御では、先ず、熱源機8に作動指令を送ると共に暖房用熱媒弁10を開弁させて、熱源機8で加熱された熱媒体を放熱器7に供給する。そして、放熱器7の予熱が完了したとき、循環ファン6を回転させる。これにより、吹出し口3から温風が吹出し、浴室が暖房される。また、暖房運転制御では、室温センサ25の検出温度がリモコンで設定される暖房設定温度に維持されるように循環ファン6の回転速度を可変する温調制御が行われる。
【0021】
乾燥運転制御では、暖房運転制御と同様の制御に加え、換気ファン12を回転させる。これにより、浴室の湿気が屋外に排出され、浴室が乾燥される。尚、本実施形態では、換気ファン12と浴室を暖房する循環ファン6及び放熱器7とで浴室を乾燥させる乾燥手段が構成されることになる。
【0022】
ミスト運転制御では、先ず、熱源機8に作動指令を送ると共に、暖房用熱媒弁10とミスト用熱媒弁23とを開弁させて、熱源機8で加熱された熱媒体を放熱器7と液々熱交換器17とに供給する。また、前回のミスト運転から所定時間以上経過しているときは、給水弁18と排水弁22とを短時間開弁させて、液々熱交換器17の残留水を排水路21を介して排水する。そして、放熱器7と液々熱交換器17の予熱が完了したとき、循環ファン6を回転させると共に、給水弁18とミスト弁19とを開弁させる。これにより、吹出し口3から温風が吹出すと共に、ミストノズル15に液々熱交換器17で加熱された温水が供給され、ミストノズル15から噴霧される温水ミストが温風に乗って浴室に供給されて、浴室が高温多湿のミストサウナ状態になる。ミスト運転中はミスト温度センサ20の検出温度が設定温度に維持されるように、ミスト用熱媒弁23で液々熱交換器17に供給する熱媒体の流量を調節する温調制御を行う。
【0023】
ミスト運転停止後は、浴室にカビ等が発生しないように乾燥運転を行う。ここで、外気の湿度が高いときには、乾燥運転で浴室の湿度を低下させても、乾燥運転後に浴室の湿度が外気湿度と同程度に上昇してしまう。このような乾燥運転後の湿度上昇を考慮すると、カビ対策としては、ミスト運転中に浴室に供給された量のミストを乾燥運転で浴室から除去できれば十分である。そこで、本実施形態では、ミスト運転とその後の乾燥運転とを図2に示す手順で行っている。以下、これについて詳述する。
【0024】
先ず、S1のステップでリモコンのミストスイッチがオンされたか否かを判別する。ミストスイッチがオンされたときは、S2のステップでその時点における湿度センサ26の検出湿度をミスト運転開始時湿度Hsとして記憶した後、S3のステップに進んで上述したミスト運転制御を実行する。
【0025】
次に、S4のステップでミスト運転の停止指令が出されたか否かを判別する。停止指令はリモコンのミストスイッチがオフされたときや、ミスト運転の開始から所定の設定時間が経過したときに出される。停止指令が出されるまではS3のステップに戻ってミスト運転を継続する。そして、停止指令が出されたときは、S5のステップで給水弁18、ミスト弁19及びミスト用熱媒弁23を閉弁してミスト運転を停止すると共に、S6のステップでその時点における湿度センサ26の検出湿度をミスト運転停止時湿度Heとして記憶する。
【0026】
次に、S7のステップでミスト運転開始時湿度Hsとミスト運転停止時湿度Heとの偏差ΔH(=He−Hs)に基づいてミスト運転停止後の乾燥運転の運転時間Tkを決定する。ここで、偏差ΔHはミスト運転中に浴室に供給されたミスト量を表すパラメータになる。そのため、ミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な乾燥運転時間Tkと偏差ΔHとの間には密接な関係が成立する。そこで、偏差ΔHと乾燥運転時間Tkとの関係を予め実験的に求めて、この関係をデータテーブルとしてコントローラ24に格納し、S7のステップにおいて偏差ΔHに対応する乾燥運転時間Tkをテーブル検索で求めている。尚、データテーブルは、例えば、ΔH≦0%のときTk=0分、0%<ΔH≦20%のときTk=30分、20%<ΔH≦40%のときTk=60分、40%<ΔHのときTk=90分になるように設定される。
【0027】
S7のステップで乾燥運転時間Tkを決定すると、次に、S8のステップでミスト運転の停止から待機時間が経過したか否かを判別する。この待機時間はリモコンでミスト運転中に可変設定できるようになっている。待機時間が経過するまでは、S9のステップでミストスイッチがオンされたか否かを判別し、オンされたときは、S2のステップを経由せずにS3のステップに戻ってミスト運転を行う。そのため、ミスト運転開始時湿度Hsは更新されない。一方、ミスト運転停止時湿度Heは処理がS6のステップに進んだところで更新される。従って、S7のステップにおいて、乾燥運転時間Tkが前回のミスト運転開始時に検出されたHsと今回のミスト運転停止時に検出されたHeとの偏差ΔHに基づいて決定される時間に更新される。
【0028】
ミストスイッチがオンされることなく待機時間が経過したときには、S10のステップに進んで上述した乾燥運転制御を実行する。次に、S11のステップで乾燥運転の開始からS7のステップで決定された乾燥運転時間Tkが経過したか否かを判別する。乾燥運転時間Tkが経過するまではS10のステップに戻って乾燥運転を継続し、乾燥運転時間Tkが経過したとき、S12のステップで熱源機8に作動停止指令を送ると共に暖房用熱媒弁10を閉弁し、更に、循環ファン6と換気ファン12とを停止させ、乾燥運転を停止する。
【0029】
以上の制御によれば、ミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な時間だけ乾燥運転が行われることになり、乾燥運転が無駄に長びくことを防止して、省エネ化を図ることができる。
【0030】
また、ミスト運転の停止から乾燥運転の開始までの待機時間は上述したようにリモコンで可変設定できるようになっている。そのため、ユーザが必要に応じて待機時間を可変でき、利便性が向上する。例えば、後でミストサウナを利用する人がいない場合、待機時間を短く設定変更することで、ミスト運転停止後に速やかに乾燥運転を行うことができる。
【0031】
ところで、上記実施形態では、ミスト水路16への給水圧が変化しない限り、ミストノズル15から噴霧されて浴室に供給される単位時間当たりのミスト供給量は一定になる。この場合、ミスト運転の運転時間はミスト運転中に浴室に供給されたミスト量を表すパラメータになる。そのため、ミスト運転とその後の乾燥運転とを図3に示す手順で行うようにしても良い。
【0032】
図3に示すものは、S2,S6,S7のステップを除いて図2に示すものと同一である。図3に示すものでは、S2のステップでミスト運転時間Tmの計時(計測)を開始し、S6のステップでミスト運転時間Tmの計時を終了している。そして、S7のステップにおいて、計時されたミスト運転時間Tmに基づいて乾燥運転時間Tkを決定している。尚、S9のステップでミストスイッチがオンされたと判別されたときは、S2のステップに戻り、前回のS6のステップでの計時終了時点でのTm値からTmの計時を再開する。従って、S9のステップからS2のステップに戻ってS7のステップまで進んだときは、前回のミスト運転時間と今回のミスト運転時間との合計のミスト運転時間Tmに基づいて乾燥運転時間Tkが決定される。
【0033】
ここで、ミスト運転時間Tmは上述したようにミスト運転中に浴室に供給されたミスト量を表すパラメータになるため、ミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な乾燥運転時間Tkとミスト運転時間Tmとの間には密接な関係が成立する。そこで、ミスト運転時間Tmと乾燥運転時間Tkとの関係を予め実験的に求めて、この関係をデータテーブルとしてコントローラ24に格納し、S7のステップにおいてミスト運転時間Tmに対応する乾燥運転時間Tkをテーブル検索で求めている。尚、データテーブルは、例えば、Tm≦5分のときTk=0分、5分<Tm≦20分のときTk=30分、20分<Tm≦40分のときTk=60分、40分<TmのときTk=90分になるように設定される。
【0034】
単位時間当たりのミスト供給量が一定であれば、図3の制御によっても、ミスト運転中に浴室に供給された量のミストを浴室から除去するのに必要な時間だけ乾燥運転が行われることになり、乾燥運転が無駄に長びくことを防止して、省エネ化を図ることができる。
【0035】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、ミスト運転時に浴室の暖房も行っているが、ミストノズル15から温水を噴霧するだけで暖房を行わないようにしても良い。更には、ミストノズル15から冷水を噴霧する冷水ミスト運転をリモコンの操作で行うことができるようにしても良い。この場合も、冷水ミスト運転後に上記実施形態と同様に乾燥運転を行うことが望ましい。また、上記実施形態では、浴室暖房乾燥機Aにミストユニット14とミストノズル15とから成るミスト供給手段を付設したが、浴室暖房乾燥機Aから分離独立したミスト供給手段を設ける場合にも同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施形態のミストサウナ装置である浴室暖房乾燥機を示す模式的断面図。
【図2】図1の浴室暖房乾燥機で実行するミスト運転とその後の乾燥運転との制御手順を示すフロー図。
【図3】ミスト運転とその後の乾燥運転との制御手順の別の例を示すフロー図。
【符号の説明】
【0037】
A…浴室暖房乾燥機(ミストサウナ装置)、6…循環ファン(乾燥手段)、7…放熱器(乾燥手段)、12…換気ファン(乾燥手段)、14…ミストユニット(ミスト供給手段)、15…ミストノズル(ミスト供給手段)、26…湿度センサ。
【出願人】 【識別番号】000115854
【氏名又は名称】リンナイ株式会社
【出願日】 平成18年8月3日(2006.8.3)
【代理人】 【識別番号】100077805
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 辰彦

【識別番号】100099690
【弁理士】
【氏名又は名称】鷺 健志

【識別番号】100109232
【弁理士】
【氏名又は名称】本間 賢一

【識別番号】100125210
【弁理士】
【氏名又は名称】加賀谷 剛


【公開番号】 特開2008−35982(P2008−35982A)
【公開日】 平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願番号】 特願2006−211582(P2006−211582)