| 【発明の名称】 |
浴槽サウナ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】笹部 茂
|
| 【要約】 |
【課題】垢や異物が存在する中でも浴槽内へ安定してミストを発生させる。
【構成】ミスト発生部21を、湯水を貯留する貯留タンク23と、貯留タンク23の底部に設けた超音波霧化手段24から構成し、超音波霧化手段24は、超音波振動子25を樹脂部材26で密閉して覆い、内部に伝播液27を封入した構成とすることにより、その表面に不純物が付着することがなく、入浴剤成分による影響も受けることがないので、安定して霧化を行うことができ素子の耐久性を確保することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 浴槽本体と、前記浴槽本体上に載置され前記浴槽本体と協働してサウナ空間を形成する浴槽蓋と、前記浴槽本体に取り付けられた循環口と、前記サウナ空間にミストを放出するミスト発生部と、追い炊き機能を有する給湯機とを具備し、前記給湯機と前記循環口は、前記浴槽本体へ給湯する第1往路配管と前記循環口から前記給湯機へ湯水を送る第1復路配管で接続され、前記第1往路配管の途上に三方弁により分岐した第2往路配管で前記ミスト発生部と接続されており、前記ミスト発生部は、湯水を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクの底部に設けた超音波霧化手段を有し、前記超音波霧化手段は、超音波振動子を樹脂部材で密閉して覆い、内部に伝播液を封入した構成とした浴槽サウナ装置。 【請求項2】 貯留タンク内部にフロートスイッチを設け、水位を検知して給湯機の運転を制御するようにした請求項1記載の浴槽サウナ装置。 【請求項3】 第2復路配管を貯留タンク底部の開口部と第1復路配管途上で接続し、前記開口部には超音波振動子の動作と連動する電磁弁を設けた請求項1または2記載の浴槽サウナ装置。 【請求項4】 ミスト発生部は、超音波霧化手段により霧化したミストを微細化する微細化手段を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴槽サウナ装置。 【請求項5】 微細化手段は、コロナ放電を起こす放電部と、前記放電部に電源を供給する電源部とを具備した請求項4記載の浴槽サウナ装置。 【請求項6】 放電部は、接地された筒状電極と、前記筒状電極の中心軸部に配設した棒状電極とから構成した請求項5記載の浴槽サウナ装置。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、浴槽の中で利用する浴槽サウナ装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、浴槽の中で利用する浴槽サウナ装置については、ノズル方式で浴槽内にミストを放出してサウナ利用するものがある(例えば、特許文献1参照)。図4は、前記公報に記載された浴槽サウナ装置の断面図を示すものである。また、図5は、浴槽サウナ装置のミスト発生部の要部断面図である。 【0003】 図4に示すように、浴槽サウナ装置は、浴槽本体51と、浴槽本体51上に載置され浴槽本体51と協働してサウナ空間Sを形成する浴槽蓋52と、浴槽本体51に取り付けられた循環口53と、浴槽本体51に形成されたミストを吹き出すミスト吹き出し口54と、追焚機能を有する給湯機55と、給湯機55から循環口53へ給湯する第1往路配管56と、循環口53から給湯機55へ湯水を送る復路配管57と、第1往路配管56途上に配設された三方弁58と、三方弁58からミスト吹き出し口54に至る第2往路配管59を備えている。給湯機55内には、給水管60を通じて加温する為の熱交換器61、追い焚きやサウナ浴のために浴槽本体51の湯水を循環させるためのポンプ62が組み込まれている。 【0004】 また、図5に示すように、浴槽本体51のリム面63の裏側の空間Hには、円筒状の温水ヘッダー64と一辺が開口された略直方体形状の温水ヘッダーカバー65が配設されている。温水ヘッダー64のミスト吹き出し口54の方向に向いた側面64aには、ノズル66が複数、横並びに配設されている。このノズル66は、温水を略円錐面に沿うような放射状のミスト流として吹き出すものである。 【0005】 温水ヘッダー64のノズル66が配設されている面と反対側の側面64bの長手方向中央部には、第2往路配管59が接続されている。温水ヘッダーカバー65は、浴槽本体51側壁の開口54aと対向する部位に温水ヘッダー64全体を包み込む形で浴槽本体51裏面に水密状に固設されている。温水ヘッダーカバー65の側面には開口が形成され、第2往路配管59が開口を貫通している。 【0006】 以上のような構成において、以下動作を説明する。まず、お湯張り時に入浴者は給湯機用リモコン(図示せず)を操作することにより、入浴状態で下半身が没水する程度の水位まで、浴槽本体51に湯を張る。お湯張り時は、給水管60の水は給湯機55内の熱交換器61により所定の湯温に加温され、ポンプ62、第1往路配管56を経由して循環口53から浴槽本体51へ給湯される。 【0007】 サウナ浴においては、給湯機55内に配設されたポンプ62が始動し、浴槽本体51の湯水を循環口53から復路配管57を経由して給湯機55へ戻し、熱交換器61により、設定された湯温になるまで加温する。所定の温度に加温された高温の湯が、第1往路配管56、三方弁58、第2往路配管59を経由して温水ヘッダー64に至り、温水ヘッダー64からミスト吹き出し口54へ霧状のミストを供給する。 【特許文献1】特開2003−275122号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 しかしながら、前記従来の構成では、ミスト発生方法が複数のノズル66によって浴槽内に噴霧する方式であるため、ノズル先端部に湯水に含有した垢やゴミが詰まってしまい、安定して浴槽内へミストを放出できないという課題があった。 【0009】 また、近年風呂用の入浴剤が流行している。入浴剤は、血行を良くし保温効果を高めるための無機塩類系入浴剤や保湿成分が吸着浸透してスキンケア行うスキンケア入浴剤がある。ミストによるサウナ浴においては、このようなスキンケア入浴剤の有効成分は、ミストが上半身の肌へ付着して角質層内へ浸透して作用する。角質層内へのミストの浸透性については、そのミスト粒径が小さいほど浸透し易い。そして、従来のノズル方式により発生するミストの粒径は、10〜100μmと比較的粒径は大きい。 【0010】 このような背景を受けて、浴槽でサウナ浴を行うためには、垢やゴミ等の不純物が存在する環境でも長期間安定してミストを発生する方式が望まれている。また、入浴剤を使用してサウナ浴を行う時に、有効成分を肌へ効果的に浸透できるように微細な粒径のミストを発生する方法が期待されている。 【0011】 このような課題を解決するミスト発生法として、超音波振動子を用いた霧化方式が考えられるが、超音波振動子はその素子表面に不純物が付着すると超音波伝播に影響し、霧化不良を起こす。また、入浴剤成分の影響で劣化する可能性もある。 【0012】 他の方式として、回転するドラムに水が供給されて、その遠心力で飛んだ水が衝突破砕して微細なミストを発生する破砕方式があるが、装置が大型になるため設計上浴槽のスペースを縮小してしまうにことになり、省スペース設計に大きく影響してしまう。 【0013】 以上のように、前記従来のノズル方式を含めて、サウナ浴用のミスト発生方式について現状の技術には様々な課題を有していた。 【0014】 本発明は、前記従来の課題を解決するもので、省スペース設計が可能で、垢や異物が存在する中でも安定して浴槽内へミストを発生することができ耐久信頼性に優れると共に、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができる浴槽サウナ装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0015】 前記従来の課題を解決するために、本発明の浴槽サウナ装置は、ミスト発生部は、湯水を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクの底部に設けた超音波霧化手段とを有し、前記超音波霧化手段は、超音波振動子を樹脂部材で密閉して覆い、内部に伝播液を封入した構成としたものである。 【0016】 これによって、超音波振動子は樹脂部材により覆われて保護されているので、その表面に不純物が付着することがなく、入浴剤成分による影響も受けることがないので、安定して霧化を行うことができ素子の長期耐久性を確保することができる。また、発生するミストの粒径が1〜10μmとノズル方式に比べ1/10程度と小さいので、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができる。 【発明の効果】 【0017】 本発明の浴槽サウナ装置は、垢や異物が存在する中でも安定して浴槽内へミストを発生することができるとともに、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 第1の発明は、浴槽本体と、前記浴槽本体上に載置され前記浴槽本体と協働してサウナ空間を形成する浴槽蓋と、前記浴槽本体に取り付けられた循環口と、前記サウナ空間にミストを放出するミスト発生部と、追い炊き機能を有する給湯機とを具備し、前記給湯機と前記循環口は、前記浴槽本体へ給湯する第1往路配管と前記循環口から前記給湯機へ湯水を送る第1復路配管で接続され、前記第1往路配管の途上に三方弁により分岐した第2往路配管で前記ミスト発生部と接続されており、前記ミスト発生部は、湯水を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクの底部に設けた超音波霧化手段を有し、前記超音波霧化手段は、超音波振動子を樹脂部材で密閉して覆い、内部に伝播液を封入した構成としたことにより、その表面に不純物が付着することがなく、入浴剤成分による影響も受けることがないので、安定して霧化を行うことができ素子の長期耐久性を確保することができる。また、発生するミストの粒径が1〜10μmとノズル方式に比べ1/10程度と小さいので、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができる。 【0019】 第2の発明は、特に、第1の発明の貯留タンクの内部にフロートスイッチを設け、水位を検知して給湯機の運転を制御するようにしたことにより、超音波振動子からの水位を最適値に一定に保つができるので、超音波振動子の持つ最大の霧化量でミストを発生することができる。 【0020】 第3の発明は、特に、第1の発明または第2の発明において、第2復路配管を貯留タンク底部の開口部と第1復路配管途上で接続し、前記開口部には超音波振動子の動作と連動する電磁弁を設けたことにより、浴槽へのミスト放出が終了した際、貯留タンクに貯められた湯水を第1復路配管を通じて給湯機へ戻すことができるので、サウナ浴の度に給湯機で温調された湯水を貯留タンクに供給して、常に好みの温度に調節されたミストを発生することができる。 【0021】 第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明のミスト発生部は、超音波霧化手段により霧化したミストを微細化する微細化手段を設けたことにより、微細化手段により発生するミストの粒径を0.5〜1.0μmに微細化することができるので、浴槽内へミストが拡散しやすくなると共に、入浴剤に含まれる有効成分をより肌の角質層内に浸透させることができる。 【0022】 第5の発明は、特に、第4の発明の微細化手段は、コロナ放電を起こす放電部と、前記放電部に電源を供給する電源部とを具備したことにより、破砕方式のように大型にはならず、静電霧化方式のように多孔質部材を通じて吸水し放電して霧化することがないので、小型で且つ不純物の目詰まりによる霧化不良を起こすことなくより微細なミストを発生することができる。 【0023】 第6の発明は、特に、第5の発明の放電部は、接地された筒状電極と、前記筒状電極の中心軸部に配設した棒状電極とから構成したことにより、超音波霧化したミストを高電界環境に暴露される時間を長く取ることができるので、低電圧印加でより効率的にミストを微細化することができる。 【0024】 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 【0025】 (実施の形態1) 図1は、本発明の実施の形態1における浴槽サウナ装置の断面図、図2は、同浴槽サウナ装置のミスト発生部の断面図を示すものである。 【0026】 図1において、浴槽サウナ装置は、浴槽本体1と、浴槽本体1上に載置され浴槽本体1と協働してサウナ空間Sを形成する浴槽蓋20と、浴槽本体1に取り付けられた循環口2と、浴槽本体1に形成されたミストを発生するミスト発生部21と、その吹き出し口であるミスト吹き出し口3と、追焚機能を有する給湯機4と、給湯機4から循環口2へ給湯する第1往路配管5と、循環口2から給湯機4へ湯水を送る第1復路配管7と、第1往路配管5途上に配設された三方弁8と、三方弁8からミスト発生部21に至る第2往路配管6を備えている。 【0027】 給湯機4内には、給水管17を通じて加温する為の熱交換器4a、追い焚きやサウナ浴のために浴槽本体1の湯水を循環させる為のポンプ4bが組み込まれている。また、ミスト発生部21の下部と第1復路配管の途中で、第2復路配管22が接続されている。 【0028】 図2において、ミスト発生部21は、給湯機4から送られてくる湯水を貯留するための貯留タンク23内に超音波霧化手段24が設置されている。超音波霧化手段24は、超音波振動子25をPPS樹脂等で成型した樹脂部材26で密閉して覆われており、内部にPEG等の伝播液27を封入した構成となっている。超音波振動子25は、直流電源(図示せず)と電気的に繋がっており一定の電圧が印加されるようになっている。 【0029】 また、貯留タンク23の底部には、フロートスイッチ28が設けられており、貯留タンク23内の水位が一定値を超えると、給湯機4から送られてくる湯水を停止し、常に貯留タンク23内の水位を一定に保っている。貯留タンク23の側面は、開口して第2往路配管6と接続されており、給湯機4からの湯水をミスト発生部21に供給できるようになっている。 【0030】 また、貯留タンク23の底部は、開口して第2復路配管22と接続され、その接続部には電磁弁29が設けられており、ミストによるサウナ浴が終了した後、電磁弁29が開状態となって第1復路配管7を通じて給湯機4へ湯水を送ることができる。 【0031】 以上のように構成された浴槽サウナ装置について、以下その動作、作用を説明する。まず、お湯張り時に入浴者は給湯機用リモコン(図示せず)を操作することにより、入浴状態で下半身が没水する程度の水位まで、浴槽本体1に湯を張る。お湯張り時は、給水管17の水は給湯機4内の熱交換器4aにより所定の湯温に加温され、ポンプ4b、第1往路配管5を経由して循環口2から浴槽本体1へ給湯される。 【0032】 サウナ浴においては、給湯機4内に配設されたポンプ4bが始動し、浴槽本体1の湯水を循環口2から復路配管7を経由して給湯機4へ戻し、熱交換器4aにより、設定された湯温になるまで加温する。所定の温度に加温された高温の湯が、第1往路配管5、三方弁8、第2往路配管6を経由してミスト発生部21の貯留タンク23へ流入する。そして、水位が超音波霧化に対して適切な水位に達すると、フロートスイッチ28が作動することによって給湯機4の運転が停止する。 【0033】 その後、超音波振動子25に直流電圧が印加されると、超音波が伝播液27及び樹脂部材26を通じて貯留タンク23に貯留した湯水を伝わって、その水面からミストが霧化する。そして発生したミストは、ミスト吹き出し口3から浴槽本体1のサウナ空間Sへ放出される。 【0034】 ここで、超音波振動子25は、樹脂部材26によって密閉されているので、その表面に垢やゴミなどの不純物が付着することがなく、入浴剤成分による影響も受けることがないので、安定して霧化を行うことができる。また、不純物の付着による素子表面の劣化も防止することができ、素子の長期耐久性を確保することができる。また、発生するミストの粒径が1〜10μmとノズル方式に比べ1/10程度と小さいので、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができる。 【0035】 サウナ浴が終了した後、電磁弁29が開状態となって貯留タンク23内の湯水は、第2復路配管22、第1復路配管7を通じて給湯機4へ戻される。したがって、サウナ浴の度に給湯機4で温調された湯水を貯留タンク23に供給して、常に好みの温度に調節されたミストを発生することができる。 【0036】 以上のように、本実施の形態では、サウナ空間Sに超音波霧化方式でミストを放出するミスト発生部と、追い炊き機能を有する給湯機とを具備し、給湯機と循環口は浴槽本体へ給湯する第1往路配管と循環口から給湯機へ湯水を送る第1復路配管で接続され、第1往路配管途上に三方弁により分岐した第2往路配管でミスト発生部と接続されており、ミスト発生部は、湯水を貯留する貯留タンクと、貯留タンクの底部に設けた超音波霧化手段から成り、超音波霧化手段は超音波振動子を樹脂部材で密閉して覆い、内部に伝播液を封入した構成としており、貯留タンク内にはフロートスイッチを設置してその底部に貯溜水を給湯機へ戻す第2復路配管を接続したことにより、省スペース設計が可能で、垢や異物が存在する中でも安定して浴槽内へミストを発生することができ耐久信頼性に優れると共に、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができる。 【0037】 (実施の形態2) 図3は、本発明の第2の実施の形態のミスト発生部の断面図を示すものである。図3において、超音波霧化手段24で霧化したミストを微細化するための微細化手段30がその下流側に設けられている。微細化手段30は、コロナ放電を起こす放電部31と、これに高電圧を供給する電源部32から構成されている。放電部31は、接地された筒状電極33と、筒状電極33の中心軸部に配設した電源部32と電気的に接続されたタングステンワイヤの棒状電極34とから成る。そして、放電部31の外円周には貯溜タンク23の内面とシールするシール材35が設けられている。 【0038】 以上のように構成された浴槽サウナ装置について、以下その動作、作用を説明する。サウナ浴時に、超音波霧化手段24により霧化されたミストは、微細化手段30の放電部31へと送られる。ここで、シール材35が設けられているので、発生したミストの殆どが放電部31に流入する。 【0039】 放電部31において、棒状電極34に6〜7kVの高電圧が印加されると、筒状電極33との間でコロナ放電が起こる。これにより、流入したミストには電荷が帯電して高電界環境に暴露されるので、ミストは分裂して粒径が0.5〜1.0μmまで微細化される。 【0040】 ここで、放電部31は、筒状電極33と、棒状電極34とから構成したことにより、超音波霧化したミストを高電界環境に暴露される時間を長く取ることができるので、低電圧印加でより効率的にミストを微細化することができる。 【0041】 そして、この微細化されたミストがミスト吹き出し口3から浴槽本体1のサウナ空間Sへ放出される。このように、1μm以下の微細粒径のミストが放出されるため、ミストが拡散しやすくなると共に、入浴剤に含まれる有効成分をより肌の角質層内に浸透させることができる。 【0042】 以上のように、本実施の形態においては、超音波霧化したミストを微細化する微細化手段を設け、微細化手段は、コロナ放電を起こす放電部と、電源を供給する電源部とを具備し、放電部は、接地された筒状電極と、前記筒状電極の中心軸部に配設した棒状電極とから構成したことにより、サウナ空間に粒径が1μm以下の微細粒径のミストが放出されるため、ミストが拡散しやすくなると共に、入浴剤に含まれる有効成分をより肌の角質層内に浸透させることができる。 【産業上の利用可能性】 【0043】 以上のように、本発明に係る浴槽サウナ装置は、省スペース設計が可能で、異物が存在する中でも安定してミストを発生することができ耐久信頼性に優れると共に、肌への有効成分を配合した入浴剤を使用してサウナ浴を行う場合、ミストによる有効成分の肌への浸透を効果的に行うことができるので、薬剤を投与するようなミスト美容機器等の用途にも適用できる。 【図面の簡単な説明】 【0044】 【図1】本発明の実施の形態1における浴槽サウナ装置の断面図 【図2】同浴槽サウナ装置のミスト発生部の断面図 【図3】本発明の実施の形態2におけるミスト発生部の断面図 【図4】従来の浴槽サウナ装置の断面図 【図5】同浴槽サウナ装置のミスト発生部の断面図 【符号の説明】 【0045】 1 浴槽本体 2 循環口 3 ミスト吹き出し口 4 給湯機 5 第1往路配管 6 第2往路配管 7 第1復路配管 8 三方弁 20 浴槽蓋 21 ミスト発生部 22 第2復路配管 23 貯留タンク 24 超音波霧化手段 25 超音波振動子 30 微細化手段 31 放電部 32 電源部
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
|
| 【出願日】 |
平成18年7月14日(2006.7.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄
【識別番号】100109667 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 浩樹
【識別番号】100109151 【弁理士】 【氏名又は名称】永野 大介
|
| 【公開番号】 |
特開2008−18130(P2008−18130A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−193817(P2006−193817) |
|