| 【発明の名称】 |
酸素浴システム |
| 【発明者】 |
【氏名】竹内 愼一
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| 【要約】 |
【課題】入浴者への酸素の供給を効率良くできる酸素浴システムを提供すること。
【構成】入浴者が着座する着座部5と入浴者の身体に湯水を噴出するシャワー噴出部6とを備えたシャワー装置1と、上記シャワー噴出部6の近傍に配設されてシャワー装置1の使用時に入浴者の顔面部7を覆うフェイスカバー2と、上記フェイスカバー2の内側に設けられて酸素発生装置4からの酸素を噴出する酸素噴出ノズル3とを具備している酸素浴システムである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入浴者が着座する着座部と入浴者の身体に湯水を噴出するシャワー噴出部とを備えたシャワー装置と、上記シャワー噴出部の近傍に配設されてシャワー装置の使用時に入浴者の顔面部を覆うフェイスカバーと、上記フェイスカバーの内側に設けられて酸素発生装置からの酸素を噴出する酸素噴出ノズルとを具備していることを特徴とする酸素浴システム。 【請求項2】 上記フェイスカバーは、顔面部を覆う位置と覆わない位置との間で可動自在となっていることを特徴とする請求項1記載の酸素浴システム。 【請求項3】 上記フェイスカバーを顔面部を覆う位置にセットするのに連動して、酸素発生装置からの酸素の供給を開始するスイッチ手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の酸素浴システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、浴室で酸素浴を行なう酸素浴システムに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来より、例えば図3に示すように、浴槽8近傍の壁パネル20に酸素噴出口21を設け、酸素発生装置4からの酸素をダクト22を介して酸素噴出口21から浴槽8側に噴出させたり、天井パネル25に酸素噴出口23を設けて、酸素発生装置4からの酸素をダクト24を介して酸素噴出口23から浴室15内に噴出させることで、酸素浴によって入浴者のリラックス効果が得られるようにした酸素浴システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 ところが、従来では、浴室15全体に酸素を供給しているため、入浴者への酸素の供給が不効率となり、酸素浴を効率良く行なうことができないという課題を有していた。 【特許文献1】特開平10−155860号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、入浴者への酸素の供給を効率良くできる酸素浴システムを提供することを課題とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 前記課題を解決するために本発明に係る酸素浴システムは、入浴者が着座する着座部5と入浴者の身体に湯水を噴出するシャワー噴出部6とを備えたシャワー装置1と、上記シャワー噴出部6の近傍に配設されてシャワー装置1の使用時に入浴者の顔面部7を覆うフェイスカバー2と、上記フェイスカバー2の内側に設けられて酸素発生装置4からの酸素を噴出する酸素噴出ノズル3とを具備していることを特徴としている。 【0006】 このような構成とすることで、入浴者が着座部5に着座し、フェイスカバー2を入浴者の顔面部7を覆う位置にセットすることで、シャワー入浴をしながら、酸素が入浴者の顔面部7に向かって放出されるようになり、これにより、酸素を吸込みやすくなると同時に酸素が浴室15内に逃げていくことがないため、酸素浴を効率良く行なうことができる。 【0007】 また、上記フェイスカバー2は、顔面部7を覆う位置と覆わない位置との間で可動自在となっているのが好ましく、この場合、フェイスカバー2を使用しないときにはフェイスカバー2を動かすことによって、フェイスカバー2が邪魔にならずに、入浴動作をスムーズに行なえるようになる。また、浴槽8への入浴時には、フェイスカバー2を例えば浴槽8側に向けることにより、浴槽8内の入浴者に酸素が供給でき、浴槽8への入浴時にも効率良く酸素浴が行なえるようになる。 【0008】 また、上記フェイスカバー2を顔面部を覆う位置にセットするのに連動して、酸素発生装置4からの酸素の供給を開始するスイッチ手段9を設けるのが好ましく、この場合、フェイスカバー2を顔面部を覆う位置にセットする動作だけで、フェイスカバー2内に向かって自動的に酸素が供給されるので、入浴者の操作軽減を図ることができる。 【発明の効果】 【0009】 本発明の酸素浴システムは、シャワー装置の使用時に入浴者の顔面部を覆うフェイスカバーを備えると共に、フェイスカバーの内側に酸素を噴出する酸素噴出ノズルを設けたことにより、酸素を吸込みやすくなると同時に酸素が浴室内に逃げていくことがないため、酸素浴を効率良く行なうことができるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 【0011】 本実施形態のシャワー装置1は、シャワー装置本体1Aと、入浴者の顔面部7を覆うフェイスカバー2とで構成されている。シャワー装置本体1Aは、入浴者が着座する着座部5と、背もたれ部を兼ねる背板部1Bと、入浴者の身体に湯水を噴出するシャワー噴出部6とを一体に備えている。 【0012】 シャワー噴出部6は、背板部1Bに上下回動自在に枢支される左右一対のノズルアーム10と、各ノズルアーム10に設けられる複数のシャワー噴霧ノズル11とからなる。各シャワー噴霧ノズル11は、図示省略した接続管を介して浴室15外に設置した給湯器と連通しており、給湯器から湯水が供給できる構成となっている。各シャワー噴霧ノズル11は、例えば、一般のシャワーノズルより穴径を小さくし、かつ湯水を旋回して噴出することにより霧状に噴霧できるようにしている。さらにシャワー噴霧ノズル11は、入浴者の身体に最適な方向に噴出するため設置角度が調節可能な構成となっている。なお背板部1Bには上記湯水噴霧ノズル3とは別の噴霧ノズル11aが設けられており、強めの水流を肩に向かって噴出する打たせ湯気分のシャワー入浴ができるようにしている。 【0013】 一方、フェイスカバー2は、入浴者の顔面部7を覆うことができるドーム状をしており、シャワー装置本体1Aの背板部1Bの上端部にて支持されている。背板部1Bの高さは、着座部5に着座した入浴者の頭部よりも高く、フェイスカバー2は入浴者の頭部から顔面部7にかけて覆うことができる位置に設けられる。 【0014】 図2は、フェイスカバー2の取付構造の一例を示している。図2の例では、背板部1Bの上端の前面から斜め前下方に向かって横長扁平状をしたカバー支持部12を突設すると共に、カバー支持部12の内部から背板部1Bの上端の内部に亘って、フェイスカバー2を収納するための斜め前下がりの収納溝13が形成されており、フェイスカバー2の不使用時にはフェイスカバー2を収納溝13に押し込んで、フェイスカバー2が邪魔にならないようにし、フェイスカバー2の使用時にはフェイスカバー2の先端を手前に引いて入浴者の顔面部7を覆う位置まで引き出せるようにしている。 【0015】 さらに、フェイスカバー2の根元側には段部14が形成されており、収納溝13の途中にはマイクロスイッチ9aが設けられている。マイクロスイッチ9aは接点ON−OFF状態でフェイスカバー2の位置検出を行うためのスイッチ手段9を構成しており、フェイスカバー2を引き出して入浴者の顔面部7を覆う位置にセットしたときに段部14がマイクロスイッチ9aの接触片をONにして、酸素発生装置4が駆動するようになり、フェイスカバー2を収納溝13内に収納したときに段部14がマイクロスイッチ9aの接触片から離れることでマイクロスイッチ9aがOFFとなり、酸素発生装置4が停止するようになっている。 【0016】 上記酸素発生装置4は例えば天井裏に設置され、天井裏から壁裏に配管されるダクト55を介して、フェイスカバー2の背後の背板部1B側に設けた酸素噴出ノズル3に接続されている。酸素噴出ノズル3は、例えば、入浴者の顔面部7に向けて最適な方向に噴出するため設置角度が調節可能な構成となっている。 【0017】 しかして、入浴者は着座部5に着座し、入浴者がフェイスカバー2を引き出して顔面部7を覆う位置にセットした状態で、ノズルアーム10を回動して身体の前方に設置し、シャワー噴霧ノズル11から噴出する湯を主に肩から下の部分に向けて浴びる。このとき噴出した湯は霧状となって入浴者の肩から下を包み込むように噴霧空間を形成し、入浴者は浴槽8に入浴したときと同様の温熱効果を得ることができる。 【0018】 また、入浴者がフェイスカバー2を顔面部7を覆う位置にセットしたときに、スイッチ手段9が働いて酸素発生装置4からの酸素が酸素噴出ノズル3を介してフェイスカバー2内に供給される。これにより、酸素は入浴者の顔面部7に向かって放出され、酸素を吸込みやすくなると同時に入浴者の呼吸を楽にさせ、気分を落ち着かせ、気分を爽快にさせ、よりリラックス効果とリフレッシュ効果を高めることができる。また身体の温度が上昇した場合でも息苦しさを緩和することができる。 【0019】 しかも、酸素を入浴者の顔面部7を覆うフェイスカバー2内に供給することで、酸素が浴室15内に逃げていくことがなくなり、顔面部7への酸素供給量を増やすことができ、酸素浴を効率良く行なうことかできると共に、直接酸素を摂取しやすくなり、リフレッシュ効果をより高めることができる。そのうえフェイスカバー2をセットするだけで、酸素噴出ノズル3から自動的に酸素が供給されるので、入浴者への酸素供給を効率よく行なうことができると共に、入浴者の操作軽減を図ることができる利点もある。 【0020】 一方、浴槽8への入浴時には、フェイスカバー2を入浴者の顔面部7を覆う位置にセットしたままで且つフェイスカバー2を浴槽8側に向けるようにすることで、浴槽8内の入浴者に向かって酸素を供給でき、浴槽8への入浴時にも効率良く酸素浴ができるようになる。ここで、フェイスカバー2を入浴者の顔面部7を覆う位置にセットしたままで且つフェイスカバー2を浴槽8側に向ける構造の一例として、フェイスカバー2を前方に引き出したままで、フェイスカバー2を上下方向に起倒自在とする。この場合、フェイスカバー2を引き出したままでフェイスカバー2を上に跳ね上げることで、フェイスカバー2が邪魔にならず入浴動作をスムーズに行なえるようになると同時に、浴槽8側に向かって酸素を供給できるようになる。 【0021】 前記各実施形態では、酸素噴出ノズル3から酸素を供給する場合を例示したが、酸素以外に、例えば、入浴気分を爽快にさせるクリーン外気、負イオン空気、冷却空気などの気体を供給するシステムにも広く適用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0022】 【図1】本発明の一実施形態の酸素浴システムの一例を説明する側面図である。 【図2】(a)は同上のフェイスカバーの支持状態を示す側面図、(b)は同上のフェイスカバーを前方に引き出した際にマイクロスイッチがON状態になる場合の説明図、(c)は同上のフェイスカバーを後方に押し込む際にマイクロスイッチがOFF状態になる場合の説明図である。 【図3】従来例の酸素浴システムの説明図である。 【符号の説明】 【0023】 1 シャワー装置 2 フェイスカバー 3 酸素噴出ノズル 4 酸素発生装置 5 着座部 6 シャワー噴出部 7 顔面部 9 スイッチ手段
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| 【出願人】 |
【識別番号】505154956 【氏名又は名称】松下電工バス&ライフ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月27日(2006.6.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087767 【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清
【識別番号】100085604 【弁理士】 【氏名又は名称】森 厚夫
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| 【公開番号】 |
特開2008−5916(P2008−5916A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−177056(P2006−177056) |
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