| 【発明の名称】 |
眼内レンズの挿入器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 雅良
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| 【要約】 |
【課題】優れた操作性をもって眼内レンズを収容し得ると共に、所望する初期変形を安定して発現せしめ得る、新規な構造の眼内レンズの挿入器具を提供すること。
【構成】器具本体12の軸方向略中央部分に、上方に開口せしめられて眼内レンズ32が載置せしめられる略平坦な載置面41,41を有するステージ34を形成すると共に、該載置面41,41の幅方向中央部に、該器具本体12の軸方向に延びて上方に開口せしめられた凹状溝42を形成して挿入筒部22と連通せしめる一方、該ステージ34に重ね合わされて該ステージ34の開口部36を覆蓋すると共に、該載置面41,41上に載置された該眼内レンズ32に上方から押し付けられることにより該眼内レンズ32を該凹状溝42内に変形状態で押し込む押付突部64を有する蓋部材44を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 略筒形状を有する器具本体内に収容された眼内レンズを該器具本体内に軸方向の後方から挿入された押出部材で軸方向前方に移動させつつ小さく変形せしめて該器具本体の軸方向先端部分に設けられた挿入筒部を通じて押し出すことにより眼内に挿入する眼内レンズの挿入器具において、 前記器具本体の軸方向略中央部分に、上方に開口せしめられて前記眼内レンズが載置せしめられる略平坦な載置面を有するステージが形成されていると共に、該載置面の幅方向中央部には、該器具本体の軸方向に延びて上方に開口せしめられた凹状溝が形成されて前記挿入筒部と連通せしめられている一方、該ステージに重ね合わされて該ステージの開口部を覆蓋すると共に、該載置面上に載置された該眼内レンズに上方から押し付けられることにより該眼内レンズを該凹状溝内に変形状態で押し込む押付突部を有する蓋部材を備えたことを特徴とする眼内レンズの挿入器具。 【請求項2】 前記蓋部材が前記器具本体に対して可撓性の第一連結部で連結されて該器具本体と一体成形されている請求項1に記載の眼内レンズの挿入器具。 【請求項3】 前記押付突部を有する押付部材が前記蓋部材の蓋本体部に対して可撓性の第二連結部で連結されて該蓋本体部と一体成形されている一方、該蓋本体部には、該押付突部を前記載置面に載置された前記眼内レンズの上方から該眼内レンズに向けて案内する案内手段が設けられている請求項1又は2に記載の眼内レンズの挿入器具。 【請求項4】 前記蓋本体部に、前記押付突部を前記眼内レンズに押し付けた状態で保持する保持手段が設けられている請求項3に記載の眼内レンズの挿入器具。 【請求項5】 前記押付部材が前記蓋本体部に対して前記器具本体の軸方向と略同じ方向に連結されている請求項3又は4に記載の眼内レンズの挿入器具。 【請求項6】 前記押付突部が、前記載置面に載置された前記眼内レンズの光学部及び支持部に亘る寸法をもって形成されている請求項1乃至5の何れか一項に記載の眼内レンズの挿入器具。 【請求項7】 前記押出部材の先端部が平坦面を有する略半円の横断面形状をもって形成されていると共に、該先端部が該平坦面を上方に位置せしめて前記凹状溝内における前記押付突部の下方を変位せしめられるようにされた請求項1乃至6の何れか一項に記載の眼内レンズの挿入器具。 【請求項8】 前記押出部材に、前記眼内レンズに押し付けられた前記押付部材を該眼内レンズから離隔する方向に案内する押出案内部が設けられている請求項1乃至7の何れか一項に記載の眼内レンズの挿入器具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、眼内レンズを眼内に挿入するために用いられる、眼内レンズの挿入器具に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来から、白内障等の手術においては、角膜(鞏膜)や水晶体前嚢部分などの眼組織に設けた切開創を通じて、嚢内の水晶体を摘出、除去せしめた後、その水晶体に代替する眼内レンズを、前記切開創より眼内に挿入して嚢内に配する手法が、採用されている。 【0003】 特に近年においては、特許文献1や特許文献2に記載の如き眼内レンズの挿入器具を用いた手法が広く採用されている。このような挿入器具を用いれば、水晶体の摘出除去のために形成した切開創を広げることなく眼内レンズを挿入出来ることから、施術に要する手間を軽減出来ると共に、術後乱視の発生や感染の危険を低減することも出来る。 【0004】 ところで、従来の挿入器具としては、特許文献1や特許文献2にも開示されているように、開閉可能なヒンジ部を有する包持部材を備えたものが多い。このような挿入器具においては、開放したヒンジ部に眼内レンズを載置した後に、ヒンジ部を閉じて眼内レンズを挟み込むことによって、眼内レンズに初期変形を加えた状態で包持するようにされている。 【0005】 ところが、このような挿入器具においては、開閉するヒンジ部に眼内レンズを載置しなければならないことから、眼内レンズの載置作業が困難であるという問題があった。また、特許文献1に記載の如き挿入器具においては、ヒンジ部が器具本体と一体的に形成されていることに起因して、ヒンジ部の開閉強度を調節することが困難になるという問題もあった。なお、特許文献2に記載のように、包持部材と器具本体を別体構造として、包持部材の材料を器具本体と異ならせることによって開閉強度を調節することも考えられるが、使用材料や部品点数の増加を招くことから、好ましい方策ではない。 【0006】 さらに、これらの挿入器具においては、ヒンジ部から手を離すとヒンジ部が開いて眼内レンズを脱落してしまうおそれがあることから、ヒンジ部を閉じた後は包持部材から手を離すことが出来なくなるという問題もあった。そこで、これらの挿入器具においては、スリーブなどの保持部材を用いてヒンジ部を閉状態に固定するなどの作業が別途必要であった。 【0007】 また、ヒンジ部を閉じて眼内レンズを両側から挟み込んで行く過程において、眼内レンズの位置が微妙に変動することに起因して、眼内レンズを予期せぬ形状に初期変形せしめてしまうおそれもあった。眼内レンズの初期変形が正しく行われないと、その後の眼内レンズの押し出しを円滑に行えなかったり、場合によっては、眼内レンズに無理な力が加わることによって、眼内レンズを損傷するおそれもあった。 【0008】 【特許文献1】特許第3412103号公報 【特許文献2】特表2002−525023号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、優れた操作性をもって眼内レンズを収容し得ると共に、所望する初期変形を安定して発現せしめ得る、新規な構造の眼内レンズの挿入器具を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0010】 以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。 【0011】 すなわち、本発明は、略筒形状を有する器具本体内に収容された眼内レンズを該器具本体内に軸方向の後方から挿入された押出部材で軸方向前方に移動させつつ小さく変形せしめて該器具本体の軸方向先端部分に設けられた挿入筒部を通じて押し出すことにより眼内に挿入する眼内レンズの挿入器具において、前記器具本体の軸方向略中央部分に、上方に開口せしめられて前記眼内レンズが載置せしめられる略平坦な載置面を有するステージが形成されていると共に、該載置面の幅方向中央部には、該器具本体の軸方向に延びて上方に開口せしめられた凹状溝が形成されて前記挿入筒部と連通せしめられている一方、該ステージに重ね合わされて該ステージの開口部を覆蓋すると共に、該載置面上に載置された該眼内レンズに上方から押し付けられることにより該眼内レンズを該凹状溝内に変形状態で押し込む押付突部を有する蓋部材を備えたことを、特徴とする。 【0012】 本発明に従う構造とされた眼内レンズの挿入器具においては、平坦な載置面を有するステージ上に眼内レンズを載置することによって、従来のヒンジ構造のように開閉せしめられる部材の間に眼内レンズを載置するような構造に比して、より容易に載置することが出来る。また、挿入器具へ収容した後はステージの開口部が蓋部材で覆蓋されることから、脱落のおそれを有効に防止することが出来て、取り扱い性も向上せしめられる。 【0013】 また、本発明における眼内レンズの挿入器具においては、眼内レンズを変形せしめる押付突部が、眼内レンズの上方から押し付けられる。これにより、押付突部を斜め方向から眼内レンズに押し付けることに起因して、眼内レンズを挿入器具内部で回転せしめるようなおそれも有効に軽減することが出来て、眼内レンズの初期変形を安定して発現せしめることが出来る。更に、本発明における眼内レンズの挿入器具においては、眼内レンズを安定してステージに載置出来ることから、収容時の初期位置の位置ずれも軽減することが出来て、所望する初期変形をより安定して発現せしめることが出来るのである。 【0014】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記蓋部材が前記器具本体に対して可撓性の第一連結部で連結されて該器具本体と一体成形されている態様が、好適に採用され得る。このようにすれば、蓋部材を器具本体と別個に管理することも不要とされて、取り扱い性をより向上せしめることが出来る。 【0015】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記押付突部を有する押付部材が前記蓋部材の蓋本体部に対して可撓性の第二連結部で連結されて該蓋本体部と一体成形されている一方、該蓋本体部には、該押付突部を前記載置面に載置された前記眼内レンズの上方から該眼内レンズに向けて案内する案内手段が設けられている態様が、好適に採用され得る。 【0016】 このようにすれば、予め蓋部材でステージを覆蓋せしめた状態で眼内レンズに初期変形を加えることが出来る。これにより、眼内レンズを変形せしめるに際して、眼内レンズが挿入器具から飛び出したりするおそれをより有効に防止しつつ、眼内レンズを初期変形せしめることが出来る。また、押付部材が蓋本体部と一体的に形成されていることから、押付部材を別個に管理することも不要とされて、優れた取り扱い性を得ることが出来る。 【0017】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記蓋本体部に、前記押付突部を前記眼内レンズに押し付けた状態で保持する保持手段が設けられている態様が、好適に採用され得る。 【0018】 このようにすれば、押付突部が蓋本体部から容易に外れることを防ぐことが出来る。これにより、眼内レンズに初期変形を加えた状態を安定して維持しつつ、眼内レンズの挿入器具内での押し出しを行うことが出来る。なお、保持手段の具体的な態様は特に限定されるものではなく、例えば、蓋本体部に押付突部を挿し通すスリットを設けて、かかるスリットの壁面で押付突部を挟み込んで保持したり、蓋本体部と押付部材に、互いに係合して固定する係合部を設ける等してもよい。 【0019】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記押付部材が前記蓋本体部に対して前記器具本体の軸方向と略同じ方向に連結されている態様が、好適に採用され得る。このようにすれば、蓋本体部と押付部材の配設方向を器具本体の延出方向と同じ向きにすることが出来て、眼内レンズの挿入器具の幅方向寸法をコンパクトにすることが出来る。 【0020】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記押付突部が、前記載置面に載置された前記眼内レンズの光学部及び支持部に亘る寸法をもって形成されている態様が、好適に採用され得る。このようにすれば、眼内レンズの略全体に亘って押付力を及ぼすことが出来ることから、眼内レンズに局所的に過大な押付力が及ぼされることを回避して損傷の恐れを軽減すると共に、眼内レンズを安定して変形せしめることが出来る。 【0021】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記押出部材の先端部が平坦面を有する略半円の横断面形状をもって形成されていると共に、該先端部が該平坦面を上方に位置せしめて前記凹状溝内における前記押付突部の下方を変位せしめられるようにされた態様が、好適に採用され得る。 【0022】 このようにすれば、凹状溝内で押出部材を変位せしめる際に、押出部材の先端部と押付突部を非接触にすることが出来る。これにより、押出部材を押付突部に阻害されることなく押し込むことが出来る。また、押付突部が押出部材によって変位せしめられることに起因して、眼内レンズの初期変形状態が維持されなくなるようなことも回避することが出来る。従って、押付突部による初期変形状態を有効に維持しつつ、眼内レンズの押し出しを行うことが出来る。 【0023】 また、本発明に係る眼内レンズの挿入器具においては、前記押出部材に、前記眼内レンズに押し付けられた前記押付部材を該眼内レンズから離隔する方向に案内する押出案内部が設けられている態様が、好適に採用され得る。 【0024】 このようにすれば、眼内レンズを押し出す際に、押付部材を凹状溝内から取り除くことが出来る。これにより、押出部材をより肉厚に形成することが出来て、押出部材の折れ曲がり等を防ぐことが出来る。なお、本態様は、前述の如き略半円の横断面形状を有する先端部と組み合わせることによって、より好適に採用され得る。例えば、かかる先端部の後方に押出案内部を設けること等が好ましい。このようにすれば、眼内レンズの初期変形状態を有効に維持しつつ、押出部材の折れ曲がりを防ぐことも出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0025】 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。 【0026】 先ず、図1に、本発明の一実施形態としての眼内レンズの挿入器具10を示す。挿入器具10は、全長に亘ってその内部が貫通せしめられて前後端縁部が開口せしめられた略筒形状を有する器具本体12の内部に、プランジャ14が挿通されて構成されている。なお、以下の説明において、前方とは、挿入器具10の延出方向(図1中、左側)をいうものとし、上方とは、図1中、上方向をいうものとする。また、左右方向とは、挿入器具10の背面視における左右方向(図1中、斜め下方向が左、斜め上方向が右)をいうものとする。 【0027】 器具本体12は、略円筒形状を有する本体筒部16を有しており、かかる本体筒部16の後端部には、本体筒部16の延出方向と直交する向きに広がる矩形状の板状部18が一体的に構成されている。 【0028】 一方、器具本体12の先端部には、挿入筒部としてのノズル部20が一体的に形成されている。図2および図3にも示すように、ノズル部20は、器具本体12側の基端部から延出方向の先端部に行くに連れて次第に先細となる外形形状をもって形成されている。そして、ノズル部20には、延出方向の全長に亘って貫通する貫通孔22が形成されている。貫通孔22は、図3に示すように、基端側の基端開口部23(図3中、A−A断面)において略矩形状の開口形状を有すると共に、先端側の先端開口部24(図3中、J−J断面)に行くに連れて次第に略楕円形状に変形せしめられている。 【0029】 より詳細には、貫通孔22は、基端開口部23側において、上下両面に幅方向で略平行に延びる平坦部としての上下平坦面25,26が形成されていると共に、これら上下平坦面25,26の両端部に、左右両面に上下方向で略平行に延びる左右面としての左右壁面28,30が接続されることによって、略矩形状の開口形状とされている。そして、先端開口部24に行くに連れて、上下平坦面25,26の幅方向の延出寸法が次第に小さくされている。それと共に、左右壁面28,30が次第に外方に凸となる向きで湾曲せしめられて高さ寸法が小さくされており、先端開口部24側では略円弧形状とされている。 【0030】 これにより、図4にもモデル的に示すように、貫通孔22は、先端側に行くに連れて上平坦面25が下平坦面26に接近せしめられることによって次第に断面積が小さくされて、先端開口部24において略楕円形状をもって開口せしめられている。特に、本実施形態においては、上平坦面25は、貫通孔22の延出方向の断面において、貫通孔22の全長に亘って、内方に凸となる略一定曲率の円弧形状とされている。 【0031】 また、本実施形態における挿入器具10においては、貫通孔22の上下両面に、上下平坦面25,26が形成されていることによって、ノズル部20の全長に亘って器具本体12の中心軸と平行に延びる平坦面が形成されている。それと共に、上下平坦面25,26と左右壁面28,30との接続部分には、貫通孔22の全長に亘って隅部面取り状の曲面が形成されており、上下平坦面25,26と左右壁面28,30が滑らかに接続されるようになっている。そして、貫通孔22の高さ寸法が小さくされるに従って上下両端に形成された曲面が相互に繋がるようにして、先端側において一つの略円弧形状となるようにされている。なお、ノズル部20の先端部分は、斜め方向にカットされて上方が尖った形状とされており、眼内への挿入を容易に行えるようにされている。 【0032】 そして、器具本体12におけるノズル部20と本体筒部16の間には、眼内レンズ32を載置するステージとしての載置部34が設けられている。図5にモデル的に示すように、載置部34は、全体として上方に開口せしめられた開口部36をもって軸方向に延びる溝形状とされていると共に、開口部36の幅寸法は、眼内レンズ32の光学部38の径寸法よりも僅かに大きくされている。そして、載置部34における開口部36からやや下方の幅方向対向面には、幅方向の両端から器具本体12の中心軸に向けて突出せしめられた段差部40,40が形成されている。これにより、段差部40,40の上面が、略平坦な載置面41,41とされると共に、段差部40,40の幅方向対向面間には、上方に開口せしめられた略U字状断面をもって器具本体12の中心軸上に延びる凹状溝としてのプランジャ挿通孔42が形成されている。なお、プランジャ挿通孔42は、その先端部の底面がノズル部20における貫通孔22の下平坦面26と接続されることによって、貫通孔22と連通せしめられている。 【0033】 また、器具本体12における載置部34の側方(本実施形態においては、右側)には、蓋本体部としてのカバー部44が形成されている。カバー部44は、載置部34の全体を覆う寸法、即ち、器具本体12の幅寸法と略等しい幅寸法および眼内レンズ32の支持部46,46を含む最大幅寸法よりもやや大きな軸方向長さ寸法をもって器具本体12と一体的に形成されている。なお、カバー部44は、所定の厚さ寸法をもって形成されていると共に、幅方向中央部分には、カバー部44の前後幅方向の略全体に亘って、器具本体12の軸方向と同じ向きに延びるスリット状の案内孔48が厚さ方向でカバー部44を貫通して形成されている。 【0034】 そして、カバー部44と器具本体12は、載置部34における開口部36の外側縁部が幅方向外方に延び出して形成されたカバー連結部50によって連結されている。カバー連結部50は、カバー部44を本体筒部12側に容易に折り曲げることが出来る程度に薄肉に形成されており、かかるカバー連結部50によって、可撓性の第一連結部が構成されている。 【0035】 なお、カバー部44の幅方向外側縁部には、係合片52が一体的に突出形成されている。一方、開口部36におけるカバー連結部50と反対側の外側縁部には、幅方向外方に僅かに突出する突出縁部54が形成されており、かかる突出縁部54において係合片52と対応する位置には、係合切欠56が形成されている。 【0036】 そして、カバー部44の後側端部には、押付部材としての押付板部材58が、押付板連結部60によって連結されている。押付板部材58は、カバー部44よりも僅かに小さな平面寸法を有する略矩形板形状の台座部62と、台座部62から突出する押付突部としての突出板部64が一体的に形成された構造とされている。突出板部64は、台座部62の幅方向中央部において、器具本体12の軸方向と同じ向きに、眼内レンズ32の光学部38および支持部46,46に至る長さ寸法をもって延びる板形状とされている。なお、突出板部64の突出寸法は、カバー部44の厚さ寸法よりも大きくされている。また、突出板部64の突出先端部は、突出方向に凸となる滑らかな曲面とされている。 【0037】 かかる押付板部材58は、押付板連結部60によってカバー部44と連結されており、本実施形態においては、カバー部44および押付板部材58を含んで、蓋部材が構成されている。そして、本実施形態においては、カバー部44、押付板部材58、およびこれらを連結する押付板連結部60が器具本体12と一体成形されており、カバー部44と押付板部材58を繋ぐ部位が薄肉の板形状をもって形成されることによって、押付板連結部60が形成されている。これにより、押付板連結部60は、押付板部材58を、カバー部44側に容易に折り曲げられる程度の可撓性を有する部位とされており、かかる押付板連結部60によって、可撓性の第二連結部が構成されている。更に、本実施形態においては、押付板連結部60がカバー部44の後端縁部から、器具本体12の軸方向と同じ方向に延び出して形成されており、カバー部44と押付板部材58が、器具本体12の軸方向と同じ方向に配設されることによって、挿入器具10の幅方向寸法が小さく抑えられている。 【0038】 なお、特に本実施形態においては、載置部34の開口部36、段差部40,40、およびプランジャ挿通孔42は、載置部34の後方から、本体筒部16の先端部に至るまで、略一定の断面形状をもって延び出されている。そして、載置部34の後方への延び出し部分における開口部36のカバー部44と反対側の外側端縁部には、成形用蓋部66が一体的に形成されている。かかる成形用蓋部66は、カバー連結部50と同様に、薄肉で折り曲げ容易に形成された成形用蓋連結部68によって器具本体12と一体的に連結されて、開口部36の延び出し部分に対して開閉可能とされている。また、かかる成形用蓋部68においても、カバー部44と同様にして、外側端縁部に係合片70が突出形成されており、かかる係合片70が、開口部36の延び出し部分において成形用蓋連結部68と反対側の外方に突出せしめられた突出縁部72に形成された係合用切欠74に係合せしめられて、閉状態に維持されるようになっている。なお、成形用蓋部66は、器具本体12の型成形を容易にするために形成されるものであって、必ずしも必要ではなく、成形用蓋部66を省略する場合には、本体筒部16が載置部34の後側に至るまで前方に延び出して形成される。 【0039】 以上のように、本実施形態における器具本体12は、本体筒部16、カバー部44、押付板部材58、および載置部34が一体成形されて、単一の部材として構成されている。なお、器具本体12は光透過性を有する透明の部材で形成されており、載置部34がカバー部材44に覆蓋せしめられた状態においても、カバー部44や押付板部材58を通して、載置部34に載置された眼内レンズ38が視認可能とされている。 【0040】 そして、このような構造とされた器具本体12の後方から、押出部材としてのプランジャ14が挿し入れられて、プランジャ挿通孔42に挿通されている。プランジャ14は、本体筒部12の長さ寸法よりもやや大きな長さ寸法を有する略ロッド状の部材とされており、長手方向の略中央部分から前側部分が作用部76とされる一方、後側部分が案内部78とされると共に、後側端縁部には、軸直角方向に広がる板状の後端板部80が形成された一体成形品とされている。 【0041】 作用部76は、図5(a)にも示すように、プランジャ挿通孔42内に所定の隙間をもって挿通可能な程度の幅寸法をもって形成されており、その先端部82は、プランジャ挿通孔42への挿通状態において上方に位置せしめられる側に平坦部83が形成された半円の横断面形状をもって、軸方向の所定寸法に亘って一定断面形状をもって形成されている。そして、図6にも示すように、先端部82の後側には、後方に行くに連れて次第に高さ寸法が大きくされた押出案内部としての傾斜部84が形成されており、傾斜部84から後方の部位は、略一定の断面形状をもって軸方向に延び出されている。これにより、プランジャ14の作用部76は、先端部82において先端縁部から後方に向けて略一定の半円形断面形状で延び出した後に、傾斜部84において次第に高さ寸法が大きく厚肉とされて、傾斜部84の後端縁部から略一定の断面形状をもって延び出されている。 【0042】 一方、作用部76の後方には、案内部78が形成されている。案内部78は、作用部76よりも厚肉で略一定の略矩形外形形状をもって軸方向に延び出して形成されている。また、案内部78には、上方に開口して案内部78の軸方向の略全体に延びる凹状の案内溝86が形成されている。 【0043】 そして、このような構造とされたプランジャ14が、器具本体12の後方から挿入されて、その作用部76が器具本体12のプランジャ挿通孔42内に挿通されるようになっている。ここにおいて、器具本体12の後端開口形状は、案内部78の外形に対応する略矩形状とされており、これによって、器具本体12に対するプランジャ14の回転が防止されている。 【0044】 ここにおいて、器具本体12の後端部には、ロック部88が一体的に形成されている。ロック部88は、器具本体12の上方に開口して内部と連通せしめられた開口部90と、開口部90を開閉せしめる係合蓋部92を含んで構成されている。係合蓋部92は、略板形状をもって器具本体12と一体形成されており、器具本体12との接続部分がカバー連結部50と同様に薄肉に変形可能に形成されることによって、開口部90に対して開閉可能とされている。また、係合蓋部92の端部には、カバー部44と略同様の係合片94が形成されており、かかる係合片94が開口部90における係合蓋部92と反対側の縁部に形成された係合切欠96と係合せしめられることによって、係合蓋部92が閉状態に維持されるようになっている。 【0045】 そして、係合蓋部92には、閉状態で器具本体10の内側に突出する係止突部100が形成されている。係止突部100は、案内溝86の幅寸法よりも僅かに小さな幅寸法をもって器具本体10の軸方向に延びて形成されており、係合蓋部92の閉状態において、案内溝86内に配設されるようになっている。 【0046】 ここにおいて、図7にモデル的に示すように、係止突部100には、前側端面において鉛直方向に延びる壁面が形成されると共に、前側端面から後方に向けて上方に傾斜する傾斜面が形成されている。一方、案内溝86における前側端部付近の底面には、所定範囲に亘って複数の爪部102,102が並んで形成されている。爪部102,102は、後端面が鉛直上方に延びる壁面とされると共に、後方端面から前方に行くに連れて次第に下方に傾斜する形状とされている。これにより、爪部102,102は、後端面が係止突部100の前側端面に係止されて係止突部100に対する後方への相対変位が阻止される一方、前方への相対変位が許容されており、爪部102が係止突部100に係止せしめられることによって、プランジャ14の器具本体12に対する抜け出し方向の変位を阻止する抜け出し防止機構が構成されている。一方、プランジャ14を押し出す場合には、係止突部100に対して複数の爪部102,102が順に係合せしめられることによって、プランジャ14を節度をもって押し出すことを可能とする節度機構として用いられるようになっている。このように、本実施形態においては、ロック部88における係止突部100と案内溝86における爪部102,102を含んで、プランジャ14の進退防止機構が構成されている。なお、図1においては、理解を容易とするために係止蓋部92が開かれた状態を図示しているが、係止突部100が節度機構として用いられることからも明らかなように、本実施形態においては、係止蓋部92はプランジャ14の押し込み時にも閉状態で用いられる。 【0047】 そして、係止突部100と爪部102との係合によって、プランジャ14の器具本体12に対する初期位置が設定されるようになっており、特に本実施形態においては、プランジャ14の先端縁部が載置部34に載置された眼内レンズ32の光学部38よりやや後方に位置せしめられた位置(図1に示す位置)が初期位置とされている。 【0048】 このような構造とされた挿入器具10は、先ず、成形用蓋部66、係合蓋部92が閉じられて、プランジャ14が初期位置(上述の、図1に示す位置)に位置せしめられた状態で、載置部34の載置面41,41に眼内レンズ32が載置される。ここにおいて、カバー部44の側に形成された載置面41の前方には、上方に突出する位置決め突部104が形成されており、かかる位置決め突部104の後端縁部に眼内レンズ32の光学部38の縁部が当接せしめられることによって、眼内レンズ32が載置部34内で位置決めされるようになっている。 【0049】 そして、カバー連結部50を折り曲げることによって、図8に示すように、カバー部44が載置部34の開口部36に重ね合わされて、開口部36がカバー部44で覆蓋される。これにより、開口部36は、軸方向の略全体に亘って、カバー部44および成形用蓋部66によって覆蓋されるようになっている。なお、カバー部44の係合片52が係合用切欠56と係合せしめられることによって、カバー部44は閉状態に保持されるようになっている。 【0050】 ここにおいて、開口部36の上端縁部には、僅かに上方に突出すると共に軸方向の所定寸法に亘って延びる突壁部106,108が形成されている。かかる突壁部106,108の内側面に対して、カバー部44における案内孔48の幅方向両側に形成されたガイド壁部110,110の外側面が当接せしめられることによって、カバー部44は、案内孔48が載置部34の幅方向中央に位置するように位置決めされる。かかる位置決め状態において、カバー部44の案内孔48は、載置面41,41に載置された眼内レンズ32の光学部38の中心上で、器具本体12の軸方向に沿って延びる状態で位置決めされる。 【0051】 そして、カバー部44によって開口部36を覆蓋した状態で、押付板連結部60を折り曲げて突出板部64をカバー部44の案内孔48へ上方から挿し込むと共に、台座部62がカバー部44で係止されるまで、突出板部64を器具本体12の内方へ押し入れる。これにより、図5(b)に示すように、突出板部64の突出先端部が眼内レンズ32の光学部38に当接せしめられて、眼内レンズ32を上方に凹となる向きに湾曲変形せしめて、プランジャ挿入孔42内に押し入れるようになっている。ここにおいて、本実施形態においては、案内孔48が眼内レンズ32の中心上で上方に伸びる向きに配設されると共に、カバー部44で開口部36を覆蓋せしめた状態において、突出板部64が案内孔48に対して上方から挿し入れられることから、突出板部64を眼内レンズ32の上方から当接せしめて、安定した湾曲変形を行なうことが出来る。このように、本実施形態においては、案内孔48およびガイド壁部110,110を含んで、突出板部64を眼内レンズ32の上方から案内する案内手段が構成されている。また、カバー部44および押付板部材58が何れも透明とされていることから、突出板部64の押し付けを眼内レンズ32の状態を確認しつつ行うことが出来る。また、案内孔48は、上側の開口端部の幅寸法が僅かに広げられており、突出板部64を挿し込み易くされている。 【0052】 なお、本実施形態においては、案内孔48は突出板部64と摺接して僅かに押し広げられる程度の大きさをもって形成されており、突出板部64に及ぼされる案内孔48の復元力や摩擦力等によって、突出板部64の押し込み状態が保持されている。このように、本実施形態においては、案内孔48の壁面および突出板部64の壁面を含んで、押付板部材58がカバー部44から容易に抜け出すことを防止する保持手段が構成されている。 【0053】 そして、上述のように眼内レンズ32を湾曲せしめた状態で、プランジャ14が先端方向に向けて押し込まれることによって、プランジャ14の先端部82が眼内レンズ32の光学部38に当接せしめられる。ここにおいて、本実施形態においては、プランジャ14の先端部82が半円形状断面とされていることから、先端部82は突出板部64とプランジャ挿通孔42との間、即ち、突出板部64の下側を通って、突出板部64に当接せしめられることなく眼内レンズ32に当接せしめられる。これにより、眼内レンズ32を、突出板部64による変形状態を有効に維持した状態でノズル20内に押し込むことが可能とされている。また、突出板部64による湾曲変形によって、眼内レンズ32の支持部46,46が上方に変位せしめられることから、プランジャ14の先端部82が支持部46,46に当接することも有効に防止されており、支持部46,46を破損するおそれも軽減されるのである。 【0054】 そして、変形状態でノズル20の貫通孔22内に押し込まれた眼内レンズ32は、貫通孔22によって先端側へ行くに連れて次第に小さく変形せしめられる。ここにおいて、本実施形態においては、貫通孔22に全長に亘って平坦な上下平坦面25,26が形成されていることから、眼内レンズ32の貫通孔22周方向の回転が防止されると共に、左右壁面28,30と上下平坦面25,26が滑らかに接続されていることから、仮に眼内レンズ32が貫通孔22周方向に回転せしめられたとしても、眼内レンズ32に局所的に大きな力が及ぼされるようなことを回避して、眼内レンズ32の予期せぬ変形や破損のおそれが軽減されている。 【0055】 さらに、本実施形態においては、プランジャ14に傾斜部84が形成されていることから、プランジャ14の押し込みに際して、傾斜部84が突出板部64を上方へ変位せしめてプランジャ挿通孔42内から押し出すことによって、プランジャ14を円滑に押し込むことが可能とされている。それと共に、突出板部64の押し出しに際してプランジャ14に及ぼされる反作用によって、プランジャ14には下向きの力が作用せしめられており、これによって、先端部82を貫通孔22の底面側に安定して位置せしめることが出来て、ノズル20内において眼内レンズ32を安定して押し出すことも可能とされているのである。このようにして、ノズル部20を移動せしめられた眼内レンズ32は、貫通孔22によってより小さく変形せしめられた後に、貫通孔22の先端開口部24から挿入器具10の外部へ押し出されて、眼内に挿入される。 【0056】 このような構造とされた挿入器具10においては、眼内レンズ32を載置する載置面41,41が、変形することのない平坦面とされていることから、眼内レンズ32を容易に載置することが出来る。そして、眼内レンズ32を載置した状態で、開口部36をカバー部44で覆蓋することによって、眼内レンズ32の飛び出しなどの脱落を有効に防止することが出来る。 【0057】 そして、眼内レンズ32の脱落を防止した状態で、突出板部64を押し付けられることから、眼内レンズ32に対して容易に初期変形を加えることが出来る。更に、突出板部64を、カバー部44に形成された案内孔48で案内せしめて眼内レンズ32の中心に対して上方から押し付けられることから、眼内レンズ32を回転せしめたりすることなく、安定して変形せしめることが可能となるのである。 【0058】 加えて、本実施形態における挿入器具10においては、プランジャ14の先端部82が突出板部64と非接触状態で眼内レンズ32に当接せしめられることから、突出板部64による眼内レンズ32の初期変形状態を維持した状態でノズル部20に押し込むことが出来る。そして、眼内レンズ32をノズル部20に押し込んだ後に、傾斜部84によって突出板部64をプランジャ挿通孔42から押し出すことによって、プランジャ14の傾斜部84から後方の部位を肉厚に形成することが出来て、プランジャ14の折れ曲がりを防止することが出来る。それと共に、突出板部64の押し出しに際する反作用によって、プランジャ14に対してプランジャ挿通孔42の下側へ向かう力を及ぼすことが可能とされている。これにより、先端部82をプランジャ挿通孔42の下側に安定して位置せしめることが出来て、眼内レンズ38の支持部46を挟み込むおそれも軽減できると共に、眼内レンズ38との当接状態を有効に維持して、安定した押し出しを行うことも可能とされているのである。 【0059】 以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。 【0060】 例えば、カバー部44や押付板部材58は、器具本体12と一体成形されていることが好ましいが、必ずしも一体成形される必要はないのであって、例えば、カバー部44および押付板部材58を器具本体12と別体として分離可能に形成するなどしても良い。 【0061】 また、貫通孔22の具体的な形状は、特に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態における上平坦面25の貫通孔22の延び出し方向の断面における円弧形状を、貫通孔22の全長に亘って一定曲率とすることなく、長さ方向の途中で曲率を異ならせるなどしても良い。また、従来公知の挿入器具において広く用いられているように、ノズル部20を単なる円管形状とする等しても良い。 【0062】 また、前述の実施意形態においては、眼内レンズ32として、光学部38から延び出す脚状の支持部46を備えた形状の眼内レンズを例示したが、本発明における眼内レンズの挿入器具は、例えば、従来から広く用いられる板状の支持部材を備えた形状の眼内レンズに適用することも可能である。 【0063】 その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0064】 【図1】本発明の一実施形態としての眼内レンズの挿入器具を示す斜視図。 【図2】同挿入器具の要部拡大上面図。 【図3】図2におけるA−A乃至J−J断面図。 【図4】貫通孔の形状を説明するための縦断面説明図。 【図5】(a)は図1におけるV−V断面に相当する断面説明図であり、(b)は(a)におけるカバー部44を閉じた状態を示す断面説明図。 【図6】押出部材の形状を説明するための側面説明図。 【図7】進退防止機構を説明するためのの断面説明図。 【図8】蓋本体部を閉じた状態を示す斜視図。 【符号の説明】 【0065】 10:挿入器具、12:器具本体、14:プランジャ、16:本体筒部、20:ノズル部、22:貫通孔、23:基端開口部、24:先端開口部、25:上平坦面、26:下平坦面、28:左壁面、30:右壁面、32:眼内レンズ、34:載置部、36:開口部、41:載置面、42:プランジャ挿通孔、44:カバー部、48:案内孔、50:カバー連結部、58:押付板部材、60:押付板連結部、64:突出板部、84:傾斜部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000163006 【氏名又は名称】興和株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月11日(2006.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103252 【弁理士】 【氏名又は名称】笠井 美孝
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| 【公開番号】 |
特開2008−43471(P2008−43471A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−220632(P2006−220632) |
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