| 【発明の名称】 |
医療用万能補助マット(愛称:おたすけたい) |
| 【発明者】 |
【氏名】三ケ田 将弘
【氏名】三ケ田 美子
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| 【要約】 |
【課題】医療用万能マットに迅速的確で安全な医療用治療を容易に可能にする形状を持たせる。
【構成】錘用柔軟性敷物12を有するトリガーマット10の中央長手方向に子供用載置マット20を着脱可能に又は固定状態で装着固定し、この身体用載置マットの両側縁21・22の各々に沿って身体用載置マット自体に及び又はトリガーマットに長尺の押え帯30a〜30g・31a〜31gを多数密着配列し、各抑え帯に対面や対角等の押え帯どうしを任意の長さで連結する着脱具を付設したことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 錘用柔軟性敷物を有するトリガーマットの中央長手方向に子供用載置マットを着脱可能に又は固定状態で装着固定し、この身体用載置マットの両側縁の各々に沿って身体用載置マット自体に及び又はトリガーマットに長尺の押え帯を多数密着配列し、各抑え帯に対面や対角等の押え帯どうしを任意の長さで連結する着脱具を付設したことを特徴とする医療用万能補助マット。 【請求項2】 前記トリガーマットは自体を錘用柔軟性敷物にし、又はトリガーマットに内装又は外装した錘用柔軟性敷物により、身体用載置マットと身体との相対移動を防止し、且つ巻き転がりを防止することを特徴とする請求項1記載の医療用万能補助マット。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、医療用万能補助マットに関するものであり、特に子供・小児・小人等)の各種医療用治療例えば採血、点滴、注射、怪我の治療等の際、怖がらせずに安心させながら身体を拘束保護して安全に且つ的確に安全な治療を施すための医療用万能補助マットを提供することにある。 【背景技術】 【0002】 従来、子供の医療用治療例えば採血の方法は、治療作業者が単独で子供を仰向けに寝かせ、その挙動を抑制する為に、治療作業者2〜3人が子供の両手足を掴み、身体を押えながら採血処理を行うといった大変な苦労を伴うものである。 【0003】 この様な状況に対し、子供の行動を抑制するために、敷物や硬質の板にベルト等の拘束具を施したものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)これらの方法は、いずれも子供の胸部や腹部をベルト等の拘束具で拘束し、敷物や硬質の板に子供を密着固定した状態で医療用治療をするものである。 【特許文献1】 特開平11−276312号公報 【特許文献1】 特許2000−217853号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 解決しようとする問題点は、子供の前記例示した医療用治療作業の際、治療作業者が2〜3人で子供の動作を抑制することは難しく、作業の遅延や失敗を起こしやすくなり、治療作業者のストレスが蓄積する。また作業中には幾度か手を離す必要があるが、その際に子供が挙動すると、採血器具の脱着や採血中に血が周りに付着してしまう。また、寝台等の高所での作業の場合では子供の転落の危険性もある。 【0005】 これらの問題に対し、特開平11−276312号公報にみられるような敷物にベルト等の拘束具を直接取り付けて、子供を固定する方法が発案されているが、敷物に拘束具を直接取り付ける場合は、子供の寝返り等による横方向への動作により、敷物自体を巻き込む状態で横転してしまうという問題がある。その為、敷物自体を別途に固定する必要があり、使用方法や使用場所が大きく限定されてしまう。また特許2000−217853号公報に見られるような、巻き込み横転の防止としてベルト等の拘束具を硬質の板に取り付けた場合では、硬質板の横幅が子供の身体幅よりもひと回り大きなサイズとなることが必要条件となり、大型化する為、持ち運びに不便である。更に、子供の寝返り等による回転運動を制止する為には、ベルト等の拘束具を子供の胴部に締め付け、硬質の板と子供を密着させる必要があるが、子供の押さえつけ部への採血器具着脱の際、子供の押さえつけ部と拘束具の取り付け場所との接地面に空間がなく、治療器具などの交換作業において子供に窮屈な姿勢を強要する上に作業性が悪く、結果として、拘束具を外す事となり、拘束具の脱着の手間が増えてしまう。これらの方法は、子供の動作による力が、拘束具によって身体への圧迫となり、子供にストレスを与えるものである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明は、上記問題を解決するためになされたものでありその特徴とするところは次の(1)にある。(1)錘用柔軟性敷物を有するトリガーマットの中央長手方向に、子供(子供・小児・小人等)の身体用載置マットを装着固定し、この身体用載置マットの両側縁の各々に沿って身体用載置マット自体に及び又はトリガーマットに長尺の押え帯を多数密着配列し、各抑え帯どうしを任意の長さで連結する着脱具を付設したことを特徴とする医療用万能補助マット。 【発明の効果】 【0007】 本発明の医療用万能マットは、前記トリガーマットの中央部に固定した身体用載置マット上に、子供を載置し、柔らかい押え帯で子供を怖がらせずにしかも素早く治療に必要な任意の姿勢に確実に拘束するものである。そして例えば身体全体を結束された子供は反り返りやずり上がり動作または寝返りなどをしようとして、これらの動作力が身体用載置マットに伝わっても、トリガーマット自体を錘用柔軟性敷物にし、又はトリガーマットに内装した錘用柔軟性敷物により、やわらかく緩衝阻止するので、身体用載置マットと身体との相対移動を防止し且つ巻き転がりを確実に防止するものである。このように本発明の医療用万能マットは、子供を安心させて安全にしかも迅速に確実に治療姿勢を拘束できるため、治療作業者の数及びストレスを激減させ、且つ迅速的確な医療用治療を容易に可能にするものである。また子供の身体拘束による身体的負担、精神的負担を著しく軽減させるものである。 【0008】 又、本発明の医療用万能マットによれば、トリガーマットと身体用載置マットを一緒にして又は分離して折畳みしコンパクト化できる為、収納と合わせて、携帯性に優れており、室内外を問わず手軽に持ち運べ使用することができる。また錘用柔軟性敷物をトリガーマットに脱着式に内装すればトリガーマットと錘用柔軟性敷物を分離して、洗濯機で洗浄することが可能であることに加え、多数の押え帯はその組み合わせ使用を治療の種類に応じて使い分けができ、更に子供の大きさに応じて拘束長さや本数を任意に増減使用出来るため、極めて合理的である。 【発明を実施するための最良の形態】 本発明の医療用万能補助マットは、錘用柔軟性敷物自体にしたトリガーマット、又は錘用柔軟性敷物を内装又は外装したトリガーマットの中央長手方向に、子供(子供・小児・小人等)の身体用載置マットを着脱可能に又は固定状態で装着固定し、この身体用載置マットの両側縁の各々に沿って身体用載置マット自体に及び又はトリガーマットに長尺の押え帯を多数密着配列し、各抑え帯に対面や対角等の押え帯どうしを任意の長さで連結する着脱具を付設したものである。而して本発明において、トリガーマットは身体用載置マット上の子供の拘束姿勢を身体用載置マットと共に安定維持させるものであり、トリガーマット自体を錘用柔軟性敷物で形成し、又は内部や外部に錘用柔軟性敷物を装着しベット等の被敷体への敷面積を身体用載置マットより大きくして子供を拘束した身体用載置マットの回動等の動きを緩衝阻止するものである。錘用柔軟性敷物の材質としては、重く且つ好ましくは折りたたみ可能なたとえばゴムや樹脂又は人工・天然皮などの軟質ラバー、或いは厚手織物布などでよい。またトリガーマットの平面形状は短形、円形、楕円形、多角形など被敷面(ベット上面等)の形態に応じて選択設計する。また本発明において身体用載置マットは前記トリガーマットの中央長手方向に、ファスナー、マジックテープ(商標)の組み合わせ、各種ボタン、ホック類、紐類、粘着テープ類等の公知簡易着脱具により着脱可能に装着し、又は固着状態で装着固定し、その上の長手方向に沿って、子供を治療に必要な仰向け、横向き、うつ伏せ等にして載せて抑え帯により、直接または各種4の補助アイテム(タオル、パッド、サポータ、処置カバー類、汚損防止カバー類等々)を介して、その姿勢を柔らかくしかも確実に拘束するものであり、各姿勢に応じて載置面の平面形状、長手方向断面形状、幅方向断面形状、材質、色彩、模様等のデザインを付加すればよい。特に子供であるので、本人が怖がらずに寧ろ遊び感覚で楽しんで治療が受けれるデザインにすることができる。身体用載置マットの材質としては本発明において、身体用載置マット及び又はトリガーマットに前記の如く押え帯を多数配列しかつ着脱具を付設する意義は、前記の如く、身体用載置マット上に載せた子供の大きさや治療の種類に応じて子供の体側近傍にある押え帯の着脱相手や着脱長さなどの組み合わせを使い分けするものである。押え帯の材質形状は柔軟弾性材を内又は外に有する布、例えばキルティング加工した布のような厚手でやわらかい布を用いる。 本発明において、着脱具は前記の如く押え帯間の着脱を実施するものであり、その種類は、マジックテープ(商標)の組み合わせ、各種ボタン、ホック類、紐類、粘着テープ類等の公知の簡易着脱具を採用することができる。 【0009】 本発明の実施例を図1と図2と共に説明する。図1は本発明の1実施例を示す平面説明図であり、図2は図1の横断面構造を示す横断面説明図である。本例の医療用万能補助マット1は、カバー11内に錘用柔軟性敷物12を交換出し入れ可能にしたトリガーマット10と、トリガーマット10上の中央長手方向短形部13に沿って縫製固着状態で装着した身体用載置マット20と、この身体用載置マット20の両側縁21、22の各々に沿って身体用載置マット自体に一端を縫製接続固定して多数密に配列した7対の長尺の押え帯31a〜31gと、押え帯31a〜31gの対面や対角等の押えどうしを任意の押さえ長さで連結する押え帯30a〜30gの裏側(拘束時内側面となる面)に縫製固定した係止爪敷設テープ(凸形状)40a〜40g(点線で表示してある)と、押え帯31a〜31gの表面(拘束時外側面となる面)に縫製固定した係止爪受敷設テープ(凹形状)41a〜41gとから構成してある。係止爪敷設テープ40a〜40gと係止爪受敷設テープ41a〜41gは本発明で定義の着脱具の一例であり通称マジックテープ(商標)と言う。トリガーマット10のカバー11はサイズが縦長:780mm、横幅:620mm、厚み:10mmのキルティング製の不伸縮性で、模様は、花柄や著名アニメキャラクター等にし、錘用柔軟性敷物12の交換用出し入れ口(下端縁)には開閉自在なファスナー14を設けてある。中敷の錘用柔軟性敷物12はサイズが縦長:770mm、横幅610mm、厚み:2mm、重さ:975gのビニール製不伸縮性である。身体用載置マット20はサイズが縦長750mm、横幅:250mm、厚み:12mm、重さ:150gの不伸縮性で、模様はカバー11同様花柄や著名アニメキャラクター等にしてある。またこのマット20内にはサイズが縦長:740mm、横幅:240mm、厚み:2mm、重さ:390g、ビニール製の載置保形用柔軟性敷物23を内装してあり、その交換出し入れ口(下端縁)には開閉自在なファスナー24を設けてある。押え帯30a〜30g、31a〜31gは各サイズが縦長:100mm、横幅:400mm、厚み:8mm、重さ:35gの不伸縮性で、模様は、カバー11同様花柄や著名アニメキャラクター等にしてある。上記係止爪敷設テープ40a〜40gと係止爪受敷設テープ41a〜41gは、各のサイズが縦長:320mm、横幅:50mm、厚み:3mm、重さ:6gの不伸縮性である。 次に本例の使用例を図3〜図4により数例紹介する。ここでは代表診療例(採血、長時間点滴等▲1▼上肢部▲2▼下肢部)に対応した例を記載する。▲1▼図3に見られるよう左上肢以外を押え帯にて固定し、左上肢より診療を行う。▲2▼図4に見られるよう左下肢以外を押え帯にて固定し、左下肢より診療を行う。 【産業上の利用可能性】 【0010】 本発明の医療用万能マットは、身体用載置マット上に、子供を載せ柔らかい押え帯で子供を怖がらせずにしかも素早く治療に必要な任意の姿勢に確実に拘束するものである。そして例えば身体全体を結束された子供は、身体用載置マット上での無理な動作はその動作力が身体用載置マットに伝わっても、トリガーマットにより、やわらかく緩衝阻止するので、身体用載置マットと身体との相対移動を防止し且つ巻き転がり等を確実に防止するものである。 このように本発明の医療用万能マットは、子供を安心させて安全にしかも迅速に確実に治療姿勢を拘束できるため、治療作業者の数及びストレスを激減させ、且つ迅速的確な医療用治療を容易に可能にするものである。また子供の身体拘束による身体的負担、精神的負担を著しく軽減させるものである。 【図面の簡単な説明】 【0011】 【図1】本発明の1実施形態を示す平面説明図である。 【図2】図1の横断面構造を示す横断面説明図である。 【図3】前記の使用例▲1▼ 【図4】前記の使用例▲2▼ 【符号の説明】 【0012】 1 医療用万能補助マット 11 カバー 12 錘用柔軟性敷物 10 トリガーマット 13 中央長手方向短形部 14、24 ファスナー 20 身体用載置マット 23 載置保形用の柔軟性敷物 31a〜31g 長尺の押え帯 30a〜30g 長尺の押え帯 40a〜40g 係止爪敷設テープ 41a〜41g 係止爪受リング敷設テープ
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| 【出願人】 |
【識別番号】506260984 【氏名又は名称】三ケ田 将弘 【識別番号】506260995 【氏名又は名称】三ケ田 美子
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| 【出願日】 |
平成18年7月3日(2006.7.3) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−12246(P2008−12246A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−208988(P2006−208988) |
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