| 【発明の名称】 |
救急用絆創膏 |
| 【発明者】 |
【氏名】池田 武光
【氏名】海保 恵亮
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| 【要約】 |
【課題】創傷口等に貼着する救急用絆創膏であって、宣伝広告効果の大きい試供品としての使用に適した救急用絆創膏を提供する。
【構成】粘着シート1の表面に層着している粘着剤層2を剥離シート4によって被覆してなる救急用絆創膏であって、剥離シート4を剥離して創傷口等に貼着した際に露呈する上記粘着シート1の裏面にQRコード5を印刷しておき、このQRコード5を携帯電話に内蔵している読取手段でユーザーに読み取らせることにより、QRコード5の印刷を依頼した会社やその会社の商品情報等を入手させるように構成している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 粘着シートの表面に粘着剤層を設け、この粘着剤層を剥離シートによって被覆してなる救急用絆創膏であって、上記粘着シートの裏面にQRコードを印刷していることを特徴とする救急用絆創膏。 【請求項2】 救急用絆創膏の偏平な包装袋の表面にQRコードを印刷していることを特徴とする請求項1に記載の救急用絆創膏。 【請求項3】 粘着シートの裏面にQRコードを印刷している救急用絆創膏の偏平な包装袋を複数枚、台紙上に剥離可能に貼着、又は、収納袋内に収納して商品宣伝用試供品として使用することを特徴とする請求項1に記載の救急用絆創膏。 【請求項4】 粘着シートの裏面にQRコードと共に適宜な図柄を印刷していることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の救急用絆創膏。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は創傷口等の患部の皮膚面に貼着して患部を保護する救急用絆創膏であって、特に、商品の情報提供や宣伝、広告情報等をユーザーに提供することができる広告媒体としての使用に適した救急用絆創膏に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来から、メーカー等においては開発した新製品などの商品を販売する際に、新聞や雑誌などにこの商品の写真や性能、特徴等を記載した広告を行って消費者の購買意欲を高めているが、このような広告媒体ではその商品に対する情報量が充分に記載できないため、近年、例えば、特許文献1に記載されているように、新聞や雑誌等の広告媒体に上記商品の写真等による広告と共にQRコードを印刷しておき、この広告等の掲載記事を見た消費者等は、携帯電話を使用してそのQRコードを携帯電話に内蔵している読取手段(バーコードリーダ)で読み取り、情報源にアクセスすることによって詳細な広告情報やサービス情報、或いはその他の知りたい情報を得るようにしている。 【0003】 また、スーパーなどで販売している例えば飲料容器などの商品に直接、QRコードを印刷等しておき、この商品に関する情報を得るようにすることも行われている。 【特許文献1】特開2002−111909号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、新聞や雑誌などの広告媒体にQRコードを掲載しておいた場合、その商品に興味を示しても記事に眼を移してしまったりその掲載頁を捲ってしまったりして携帯電話によるアクセスを行うことなくその新聞等の広告媒体を廃棄処分してしまうことがあり、また、場所によって携帯電話の使用ができなかったりしてアクセスをする機会をなくすといった問題点がある。 【0005】 一方、上記のように、飲料容器などの商品に直接QRコードを印刷して店頭にて販売した場合、顧客の殆どはQRコードに関心を示さないか、関心を示した場合でもQRコードは商品の説明か販売元の宣伝であると認識して無視してしまうのが現状であり、宣伝効果を期待する媒体として有効には働かないという問題点があった。さらに、飲料容器などの商品ではその商品自体を販売することが目的であるため、その商品と競合する他社の宣伝やその商品とは全く関係のない商品の宣伝を入れることは商慣習上、できないことも問題である。 【0006】 本発明者らはこれらの問題点を解決するため鋭意研究を重ねた結果、その商品自体の販売や機能に何ら影響を与えることなく、その商品とは全く関係のない商品の宣伝情報を顧客に伝えることができ、使用後のQRコードの認識性も高い新しい広告媒体としてQRコードを印刷した救急用絆創膏を完成した。即ち、QRコードを印刷した救急用絆創膏において、顧客はそのQRコードが救急用絆創膏の宣伝や製造元の情報であるとの認識より、何らかの未知の情報が提供されるものとの興味から携帯電話を介して情報源にアクセスすることになり、本発明が目的とする宣伝媒体としての役割を果たすことができる。また、QRコードを印刷したとしても、救急用絆創膏の機能自体に何ら影響を与えることもなく、救急用絆創膏の販売にも不都合を生じない。このように本発明は新たな広告媒体を提供するものであり、救急用絆創膏であるが故に目的を合理的に実現できるものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために本発明の救急用絆創膏は、請求項1に記載したように、粘着シートの表面に粘着剤層を設け、この粘着剤層を剥離シートによって被覆してなる救急用絆創膏であって、上記粘着シートの裏面にQRコードを印刷していることを特徴とするものである。 【0008】 また、請求項2に係る発明は、上記救急用絆創膏の偏平な包装袋の表面にQRコードを印刷していることを特徴とする。 【0009】 さらに、請求項3に係る発明は、粘着シートの裏面にQRコードを印刷している上記救急用絆創膏の偏平な包装袋を複数枚、台紙上に剥離可能に貼着、又は、収納袋内に収納して商品宣伝用試供品として使用することを特徴とする。なお、請求項4に記載したように、救急用絆創膏における粘着シートの裏面にQRコードと共に適宜な図柄を印刷しておいてもよい。また、粘着シートの粘着剤層の中央部にパッドを貼着しておき、このパッドを剥離紙により被覆した構造としておくことが好ましい。 【発明の効果】 【0010】 本発明の救急用絆創膏によれば、その粘着シートの裏面にQRコードを印刷しているので、粘着シートがQRコードの大きさに適した幅寸法を有しているため、救急用絆創膏の製造時に、予め、該粘着シートとなるシートの裏面に簡単且つ綺麗にQRコードを印刷しておくことができるのは勿論、ユーザーが使用に際して剥離シートを剥がしたのち、患部にパッドを当てがって粘着シートの表面粘着剤層を皮膚面に貼着した場合、粘着シートの裏面が外部に全面的に露出した状態となるから、QRコードが極めて目立ち易くなって、このQRコードを目にする毎にどのような会社がどのような商品の広告等を行っているのか、との興味を示させることができると共に、適当な時に携帯電話を使用してそのQRコードを読み取って商品情報を入手させることにより購買意欲等を高めさせることができ、その上、救急用絆創膏は家庭用医療品として殆どの家庭に保管されていて多数の人に使用されるものであるから、広告媒体として非常に大きな宣伝広告効果を発揮させることができる。 【0011】 また、請求項2に係る発明によれば、上記救急用絆創膏を包装している偏平な包装袋の表面にもQRコードを印刷しているので、救急用絆創膏の使用前においても、携帯電話を使用してそのQRコードから商品情報等を簡単に入手することができる。 【0012】 さらに、請求項3に係る発明によれば、粘着シートの裏面にQRコードを印刷している上記救急用絆創膏の偏平な包装袋を複数枚、台紙上に剥離可能に貼着、又は、収納袋内に収納して商品宣伝用試供品として使用することを特徴とするものであるから、この商品宣伝用試供品の台紙や収納袋に印刷している会社や商品情報の提供による宣伝広告効果と共に、救急用絆創膏の粘着シートの裏面に印刷しているQRコードの読み取りによるより詳しい情報を提供することができ、広域に亘って極めて大きな広告宣伝効果を奏することができる。 【0013】 請求項4に係る発明によれば、上記救急用絆創膏における粘着シートの裏面にQRコードと共に適宜な図柄を印刷しているので、従来の無地の粘着シートとは異なって、優れた意匠的効果を奏すると共にQRコードが一層、顕現してユーザに興味を与え、QRコードの読み取りを促すことができて広告宣伝効果を促進させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1は包装袋Bの一部を剥がした状態における救急用絆創膏Aの裏面側の斜視図、図2は剥離シートを剥離している状態の救急用絆創膏Aの表面側の斜視図であって、救急用絆創膏Aは表面全面に粘着剤層2を層着している粘着シート1と、この粘着シート1の表面中央部の粘着剤層2上に貼着されているパッド3と、パッド3の周囲の粘着剤層2にその下面を剥離可能に接着して上記パッド3を被覆している剥離シート4とからなる。なお、パッド3は必ずしも設けておく必要はなく、粘着シート1の粘着剤層2を直接、剥離シート4によって被覆した構造としておいてもよい。 【0015】 上記粘着シート1は、柔軟な薄い合成樹脂製シート又は不織布、織布、紙等からなる両端縁が凸円弧状に端縁に形成されている一定幅と一定長さを有する平面長方形状のシート片の表面全面にアクリル系やゴム系等の公知の粘着剤層2を塗布、層着してなり、裏面には粘着剤層は層着されていなく、この裏面には広告依頼主である会社やこの会社の商品等の情報を入手することができるQRコード5を印刷していると共に、このQRコード5と共に適宜な図柄6を印刷している。 【0016】 この粘着シート1の上面中央部に貼着している上記パッド3は、ガーゼなどの滅菌消毒された矩形状の布帛の積層体からなり、全体をネットによってカバーされて形態を保持されている。なお、このパッド3に軟膏薬等を塗布しておいてもよい。さらに、粘着シート1の粘着剤層2に剥離可能に接着している上記剥離シート4は、粘着シート1の長さ方向の一半部全面を被覆するシート片4aと、他半部全面を被覆するシート片4bとからなる。 【0017】 一方、このように構成した救急用絆創膏Aを内包する上記包装袋Bは、上記粘着シート1や剥離シート4よりも一回り大きい平面長方形状に形成されている表裏包装シート7、8からなり、裏面側包装シート8上に救急用絆創膏Aを載置してこの救急用絆創膏Aを表側包装シート7により被覆し、これらの表裏包装シート7、8の対向する四方外周縁部を粘着剤層又は接着剤層によって剥離可能に接着することにより形成されている。この包装袋Bにおける表裏包装シート7、8の少なくとも一方(図においては裏側包装シート8の裏面)にも上記QRコード5と同じ広告依頼主である会社やこの会社の商品等の情報を入手することができるQRコード5'が図柄6'と共に印刷されているが、このQRコード5'や図柄6'は必ずしも設けておく必要はない。 【0018】 このように構成した救急用絆創膏Aは、使用前においては、その包装袋Bに印刷されているQRコード5'を携帯電話を使用して該携帯電話に内蔵している読取手段で読み取ることにより、このQRコード5'の印刷の依頼主である会社やその会社の商品情報等を簡単に入手することができる。また、使用時においては、包装袋Bの上下包装シート7、8を剥離して救急絆創膏Aを取り出せば、この救急用絆創膏Aにおける外部に露出する粘着シート1の裏面にQRコード5を印刷しているので、包装袋Bを廃棄したのちにおいても、上記同様にして携帯電話によるこのQRコード5の読み取りが行える。 【0019】 さらに、救急用絆創膏Aの剥離シート4を剥離してパッド3を創傷口等の患部に当てがい、粘着シート1をその周囲の皮膚面に貼着させると、QRコード5を印刷している粘着シート1の裏面が外部に露呈した状態となるから、貼着している間はいつでも適当な時にそのQRコード5を携帯電話を使用して簡単に読み取ることができ、情報源にアクセスすることによって本発明の目的とする宣伝媒体としての機能を果たすことができる。なお、上述したようにパッド3を設けることなく粘着シート1を直接患部に貼着するように構成しておいてもよい。 【0020】 図3は上記救急用絆創膏Aを包装している偏平な包装袋Bを数枚(図においては3枚)ミシン目9を介して並列状に接続し、これを台紙10の上面に剥離可能に貼着してなる商品宣伝用試供品Cを示すもので、この試供品Cを駅前等で通行人に配り、受け取った人がこの救急用絆創膏Aを使用する際に、上述したように、その粘着シート1の裏面に印刷しているQRコード5を携帯電話に内蔵の読取手段によって読み取り、商品やサービス等に関する情報を容易に入手することができる。 【0021】 この救急用絆創膏Aにおいても、包装袋BにQRコードを印刷しておいてもよい。また、台紙10の適所に会社名等と共に救急用絆創膏Aの粘着シート1の裏面に印刷されている上記QRコード5と同じQRコード5'を印刷しておくことが好ましく、このように、構成したことによってそのQRコード5'からも会社やその会社の商品情報等の詳細な情報を入手することができる。なお、数枚の救急用絆創膏Aを貼着している台紙10' を図4に示すように、携帯用ちり紙の収容袋11に付帯させた状態にして試供品として提供してもよい。 【0022】 さらに、図5に示すように、上記救急用絆創膏Aを包装している偏平な包装袋Bを数枚(図においては3枚)ミシン目9を介して並列状に接続し、これを収納袋12内に入れて商品宣伝用試供品としてもよく、或いは、図6、図7に示すように、ブックマッチ型の包装体13内に、上記救急用絆創膏Aを入れた偏平袋Bを数枚、並列した状態で綴じることにより商品宣伝用試供品としてもよい。さらに、図8に示すように箱14内に上記救急用絆創膏Aを入れた偏平袋Bを多数枚、収納しておいてもよい。これらの図5〜図8に示すいずれの場合においても救急用絆創膏Aの粘着シート1の裏面には上記QRコード5や図柄6が印刷されてあり、また、このような救急用絆創膏Aの収納袋12や包装体13、箱14にも、該QRコード5と同じ情報提供を行うことができるQRコード5'を印刷しておいてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0023】 【図1】包装袋の一部を剥がした状態における救急用絆創膏の裏面側の斜視図。 【図2】剥離シートを剥離している状態の救急用絆創膏の表面側の斜視図。 【図3】台紙上に数枚の救急用絆創膏を設けた商品宣伝用試供品の一部切欠斜視図。 【図4】商品宣伝用試供品の別な実施の形態を示す斜視図。 【図5】商品宣伝用試供品のさらに別な実施の形態を示す斜視図。 【図6】ブックマッチ型とした商品宣伝用試供品の斜視図。 【図7】その内部の救急用絆創膏を示す一部切欠斜視図。 【図8】さらに別な実施の形態を示す斜視図。 【符号の説明】 【0024】 A 救急用絆創膏 B 包装袋 C 試供品 1 粘着シート 2 粘着剤層 3 パッド 4 剥離シート 5 QRコード
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| 【出願人】 |
【識別番号】391003484 【氏名又は名称】阿蘇製薬株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月4日(2006.7.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087251 【弁理士】 【氏名又は名称】門奈 清
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| 【公開番号】 |
特開2008−11978(P2008−11978A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−184479(P2006−184479) |
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