| 【発明の名称】 |
現場予防接種用バッグの増圧システム |
| 【発明者】 |
【氏名】ジョンストン,ジョセフ,エイチ.,ジュニア
【氏名】ボッジェス,グレゴリー,ディー.
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| 【要約】 |
【課題】複数の動物の水飲み場に薬剤を経口投与する方法と、この方法を実施するための装置。
【構成】薬剤貯蔵器は所定直径のチューブを介して別々の各水飲み場に連通している。各チューブの直径を予め同一にすることによって各水飲み場へ実質的に同一量の薬剤を流すことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 1. 下記段階から成ることを特徴とする複数の家畜動物に薬剤を経口投与する方法: a) 薬剤貯蔵器を所定直径のチューブを介して複数の動物用水飲み場と連結し、 b) 薬剤貯蔵器から各水飲み場に薬剤を実質的に同一流量で流出させ、 c) 複数の家畜動物が各水飲み場に接近できるようにする。 【請求項2】 家畜動物が家禽、豚、牛、馬、羊、山羊、マウス、ラット、ウサギ、猿、犬および猫から成る群の中から選択される同一種である請求項1に記載の方法。 【請求項3】 薬剤が一種または複数種の変成生ワクチン、死菌ワクチン、抗生剤、ビタミンおよびミネラル補給剤および成長補給剤を含む請求項1に記載の方法。 【請求項4】 生ワクチンが伝染性気管支炎の変成生ワクチン、喉頭気管炎の変成生ワクチンおよびニューカッスル病の変成生ワクチンを含む請求項3に記載の方法。 【請求項5】 薬剤貯蔵器が各水飲み場よりも高い位置に吊される請求項1に記載の方法。 【請求項6】 薬剤貯蔵器が各水飲み場よりも4フィート以上高い位置に吊される請求項5に記載の方法。 【請求項7】 薬剤貯蔵器が無菌容器、所定量の薬剤および所定量の希釈剤を収容している請求項1に記載の方法。 【請求項8】 希釈液が一種または複数種のホスフート緩衝食塩水、無菌水、生理食塩水、トリス緩衝食塩水または無菌乳酸化リンゲル液からなる請求項7に記載の方法。 【請求項9】 チューブの直径が薬剤の流量に正比例し、流出時間に反比例する請求項1に記載の方法。 【請求項10】 ドリップチャンバーが薬剤貯蔵器の下流にあり、このドリップチャンバーを滴り落ちる薬剤を観察できる請求項1に記載の方法。 【請求項11】 中空の注入スパイク針によってチューブが貯蔵器に連通される請求項1に記載の方法。 【請求項12】 下記a)〜c)を備えた家畜動物に薬剤を経口投与する装置; a) 薬剤を収容した容器からなる貯蔵器、 b) この貯蔵器と連通し且つその下流に設置された第1チューブ、 c) この第1チューブと連通し且つその下流に設置された複数の第2チューブ。 【請求項13】 複数の第2チューブを流れる薬剤の流量を観察する手段をさらに有する請求項12に記載の装置。 【請求項14】 第1チューブを通る液体流を止める第1手段を有する請求項12に記載の装置。 【請求項15】 複数の第2チューブを通る液体流を止める一本または複数の第2手段を有する請求項14に記載の装置。 【請求項16】 複数の第2チューブを通る液体の流量を調整する一本または複数の手段をさらに有する請求項12に記載の装置。 【請求項17】 動物の各水飲み場に各第2チューブを連通させる手段をさらに有する請求項12に記載の装置。 【請求項18】 中空の注入スパイク針を介して第1チューブが貯蔵器と連通する請求項12に記載の装置。 【請求項19】 前記中空の注入スパイク針が尖った端部とハンドル端部とを備える請求項18に記載の装置。 【請求項20】 容器が希釈液バックまたは瓶である請求項15に記載の装置。 【請求項21】 第1および第2の止め手段がチューブクランプを有する請求項15に記載の装置。 【請求項22】 第1チューブが一本または複数本のチューブ分割装置を介して複数の第2チューブに連通している請求項12に記載の装置。 【請求項23】 観察手段が透明なドリップチャンバーを有する請求項13に記載の装置。 【請求項24】 貯蔵器からの液体流が重力で第1および第2チューブを通る請求項12に記載の装置。 【請求項25】 貯蔵器からの液体流が装置に加わる正圧または負圧で第1および第2チューブを通る請求項12に記載の装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、医薬投与時の無菌状態を改良し、有害な環境条件からの保護を改良した、家畜動物の複数の水飲み場に実質的に同じ速度かつ同じ容積の医薬を供給する方法に関するものである。 本発明はさらに、共通な貯蔵源から動物の複数の水飲み場へ上記の用量、速度、無菌性および環境遮断条件を満たした状態で医薬を供給する、上記方法を実施するための装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 人の手で育てられた家禽は種々の感染症にかかりやすいが、感染症の多くは変成した生ワクチンまたは死菌ワクチンを用いた予防接種で管理することができる。供水路を介した経口接種によって感染因子に対して家禽を免疫化する方法は簡単で低コストな方法であることが分かっている。例えば、飲み水にニューカッスル病ウイルス(Newcastle Disease Virus : NDV)の変成生ワクチンを入れて経口接種することによって、病原性NDV単離菌を用いた抗原投与実験から家禽が保護され、このウイルスに対する自然暴露から保護されることが分かっている。 経口免疫化用ワクチンは、大抵の場合、家禽小屋で、共通の出口を有する「分配器」を有する飲み水貯蔵槽中にワクチンを添加して投与される。この分配器はCloupの下記文献に記載されており、これらは本明細書の一部を成す。 【特許文献1】米国特許第3,937,241号明細書 【特許文献2】米国特許第4,060,351号明細書 【0003】 しかし、この型式の現場予防接種法ではワクチン力価および無菌条件が最適化できないので、十分にワクチン接種されないか、全くワクチン接種されていないグループができる。 医薬を非経口で接種する方法には種々の方法および装置がある。Haskellの下記文献には、鳥の羽に注射するためのソレノイド駆動式の皮下注射器が記載されている。 【特許文献3】米国特許第5,468,227号明細書 【0004】 この装置では医薬が容積ポンプによって投与針へ送られる。このHaskellの装置には処置する鳥を投与前に捕獲しなけれならないという欠点があるため、あまり効率のよい薬剤投与方法ではない。さらに、鳥の羽のように簡単または効果的に貫通が可能な解剖学的特性を備えていない鳥以外の動物についてはその構造上の理由から効果がない。 Stoweの下記文献には、家禽小屋の近くにワクチンを噴霧する大容量のワクチン接種装置が記載されている。 【特許文献4】米国特許第4,463,354号明細書 【0005】 ワクチンは処置する鳥が吸入することによって接種される。この装置を用いるとワクチンを大容量に接種できるが、この方法にも欠点がある。先ず第一に、風等の気流があるため、噴霧化したワクチンを投与するのは容易ではない。さらに、噴霧化ワクチンは有効風媒時間が限られているため、噴霧化直後にワクチン投与が行われなければならない。持続的投与が好ましい抗生物質等の医薬では、噴霧化装置は無効であるか、その累積作用の点で問題を引き起こす。さらに、このStoweの装置はショットガン的な薬剤投与方法で、大量の薬剤を噴霧し、実際に接種される薬剤は少量である。すなわち、Stoweの装置は噴霧したワクチンの大半が接種されないため、高価な薬剤を無駄にしてしまう。 【0006】 従って、一定の流量でワクチンをより無菌性の高い貯蔵環境で送ることによって、ワクチン接種比率が改良し、感染症を有効に管理することができるシステムが望まれている。こそうしたシステムは他の任意の種類の家畜動物に対して医薬を経口投与するのに有用である。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 本発明の目的は、家畜動物に対して薬剤を経口投与するのに有効な方法と、それを達成するための装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、家畜動物に対してワクチンを経口投与するのに有効な方法と、それを達成するための装置を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、無菌性が改良された、家畜動物に対して薬剤を経口投与するのに有効な方法と、それを達成するための装置を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、家畜動物における感染症を効率的に管理するのに有効な方法と、それを達成するための装置を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、家畜動物に対してワクチン、抗生剤、医薬製剤、ビタミンおよびミネラル栄養および成長用餌等の上記以外の薬剤を効率的に経口投与する方法と、それを達成するための装置を提供することにある。 【0008】 本発明のさらに他の目的は、家畜動物に対して薬剤を一定の流量で効率的に経口投与する方法と゛、それを達成するための装置を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、全ての水飲み場に共通の供給源に薬剤を添加して、複数の水飲み場の飲料水供給器から薬剤を供給する、家畜動物に対して薬剤を孤立的に経口投与する方法と、それを達成するための装置とを提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、各水飲み場の薬剤濃度が実質的に同じになるように、複数の水飲み場の飲み水供給器に薬剤を供給する、家畜動物に対して薬剤を孤立的に経口投与する方法と、それを達成するための装置とを提供することにある。 【0009】 本発明のさらに他の目的は、家畜動物に対するワクチンの経口投与の有効な方法で、目的の家畜動物の集団のより多くにワクチン接種する方法に対して薬剤を孤立的に経口投与する方法と、それを達成するための装置とを提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、家禽に対するニューカッスル病ワクチン、喉頭気管炎ワクチンおよび伝染性気管支炎ワクチンの経口投与の有効な方法を提供すること、およびそれを達成するための装置である。 本発明のさらに他の目的は、家畜動物に対する薬剤の経口投与の有効な方法で、分配システムを用いた薬剤の経口投与程、環境条件に敏感でない方法を提供すること、およびそれを達成するための装置である。 【課題を解決するための手段】 【0010】 本発明は、薬剤貯蔵器を動物の複数の水飲み場の各々と連結し、複数のチューブを介して薬剤貯蔵器から各水飲み場に薬剤が同時に流れるようにして、各水飲み場に実質的に同じ投与速度かつ同じ投与時間で薬剤が供給されるようにした、家畜動物に薬剤、特にワクチン、抗生剤、ビタミン補給剤、ミネラル補給剤、成長補給剤を経口投与する方法を提供する。 【0011】 家畜動物に薬剤を経口投与するための本発明装置は薬剤または薬剤を含む液体、乳剤、分散体、その他組成物を収容した貯蔵器を備え、この貯蔵器は複数のチューブを介して一連の動物用水飲み場に流体連通している。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 [図1]は家畜動物に薬剤を経口投与するための本発明装置の好ましい実施例を示している。図1に示すように、この装置は薬剤1を収容した希釈液のバッグ3を有している。このバック3は装置の残リの部分より上方でアイレット2によって公知の手段によって吊り下げられている。薬剤1の大部分より下側の希釈液バック3の一つの位置には中空なスパイク針5の尖ったスパイク針先端4が刺し込まれている。スパイク針5を手で持ち易くして希釈液バック3にスパイク針5を容易に挿入できるようにするために、スパイク針先端ハンドル6が設けられている。注入スパイク針5からなる中空挿管は希釈液バック3の内部と連通し、それによって薬剤1は重力または薬剤に加わる正または負の圧力で公知手段および方法によって希釈液バック3から流れ出て、以下に記載の装置の残部へ流入する。 【0013】 中空注入スパイク針5には第1チューブ8の上流端が連通している。第1チューブの上流端と下流端との間には第1チューブ用クランプ7が設けられている。この第1チューブ用クランプ7を第1チューブに対して所定の方向に移動させることによって第1チューブ8に薬剤1を流したり、止めたりすることができる。 【0014】 第1チューブ8の下流端は第1スプリッター9の上流端と連通している。この第1スプリッター9の下流側は2つの通路に分かれている。各通路はその上流端で第1チューブ8と連通し、その上流端で第2チューブ10と連通している。 【0015】 第2チューブ10の下流端は第2スプリッター11と連通している。第2スプリッター11も第1スプリッターと同様に2つの通路に分かれている。各通路はその上流端で第2チューブ10と連通し、その上流端で第3チューブ12と連通している。第2のチューブ用クランプ13は第3チューブ12の上流端と下流端との間に設置されている。この第2チューブ用クランプ13を第3チューブ12に対して所定の方向に移動させることによって第3チューブ12に薬剤1を流したり、止めたりすることができる。 【0016】 第3チューブ12の下流端はドリップチャンバー14の上流端と連通している。このドリップチャンバー14は円筒形で、透明な材質でできており、装置の通常の作動中に薬剤が落ちるところを観察して薬剤流を確認し、薬剤の流量を測定することができる。ドリップチャンバー14の上流端は第3チューブ12の下流端よりも大きい直径を有し、ドリップチャンバー14内部の飛沫が観察できるようない地に第3チューブ12の下流端を設置しなければならない。ドリップチャンバー14の下流端にはデーパーを付けて、ドリップチャンバー14の下流端に連通する第4チューブ15の上流端が連結できるような直径まで細くする。 【0017】 第4チューブ15は動物の複数の水飲み場(図示せず)に公知の手段で連通されたバルブ16で終わる。 【0018】 複数の水飲み場に薬剤1を均等に分配するため、同一に設計された部品は全て実質的に同一寸法および構造を有している。例えば全ての第3チューブは互いに同一の寸法(直径、長さ等)と同一の構造を有しており、全てのドリップチャンバーは互いに同一の寸法および構造を有し、全てのスプリッターは互いに同一の寸法および構造を有している。これらの部品は寸法および構造が同一であるので、薬剤は各部品を実質的に同じ流速で流れ、各水飲み場には実質的に同じ量の薬剤が流入する。さらに、相対的に小さい直径の部品を用いることによって、貯蔵器から水飲み場までかなり長い時間をかけて薬剤を流すことができる。さらに、所望のワクチン接種時間にするために各種寸法のバッグと特定のチューブとを用いることができる。さらに、流量計または調整可能なクランプ等の薬剤流量の調整手段を用いるのが好ましい。 【0019】 本発明では、実質的に同一量の薬剤を複数の動物用水飲み場のそれぞれに投与する同一部品のシステムを用いた家畜動物に薬剤を経口投与する装置を提供することによって、従来の分配器等を用いた投与装置に比較して投与の正確さおよび精度が改良される。 【0020】 本発明ではさらに、複数の動物用水飲み場のそれぞれにかなり長い投与時間にわたって薬剤を投与する部品のシステムを用いた家畜動物に薬剤を経口投与する装置を提供することによって、従来の分配器を用いた投与装置に比較して免疫効果が増加する。 【0021】 投与時間は全ての薬剤が貯蔵器から完全に流出し、装置を通過するのに必要な時間(流出時間)に比例する。この流出時間は装置のチューブおよびスプリッター類の内径の関数である。すなわち、これらの部品の内径を大きくすれば所定量の薬剤の流出時間は短くなり、流量は多くなる。すなわち、チューブの直径および流量値は流出時間に反比例する。 【0022】 本発明の上記の有利な特性によって効率も増大する。従来方法、例えば分配器を用いた方法では、給水器に添加した薬剤は動物が取り込む前に長時間給水器中に留まり、汚染され、化学分解する。これに対して本発明では長時間にわたって純粋で新鮮な薬剤が供給され、上記のような悪影響は最小になる。 【0023】 本発明の好ましい実施例では下記段階から成るワクチン投与方法が提供される: i) ワクチンを所望寸法の無菌の希釈液バックまたは瓶に添加してワクチンを希釈液と混合し、 ii) このワクチン希釈液バックを、動物の複数の水飲み場の上方で各水飲み場より高い位置、好ましくは各水飲み場から4フィート以上の高さの所のフックに吊し、 【0024】 iii) 注入スパイク針の下側に設けたチューブクランプを閉めてワクチンの流失を防いだ状態で、ドリップチャンバーセットからの注入スパイク針をワクチン希釈液バック中に挿入し、 iv) 各投与ラインを動物の水飲み場のすぐ近くの水道路に設けたサドルクランプ弁のワクチンポートに連結して、水供給器と連通させ、 v) サドルクランプ弁およびチューブクランプを開いて重力または薬剤へ加わる正または負の圧力を利用してワクチンの水道路への流出を開始し、 vi) 動物がこの水道路へ接近できるようにする。 【0025】 希釈液バックでワクチンと混合する希釈液は種々のものを用いることができる。適当な希釈液の例としてはホスフエート緩衝食塩水、無菌水、生理食塩水、トリス緩衝食塩水および無菌乳酸化リンゲル液が挙げられる。 【0026】 本発明方法を用いてワクチン、抗生剤、ヴィタミン補給剤、ミネラル補給剤、成長補給剤等の種々の薬剤、医薬を投与できる。 【0027】 本発明方法は経口薬剤を飲み水を介して種々の動物(家禽、豚、牛、馬、羊、山羊、マウス、ラット、ウサギ、猿、犬および猫を含む動物)に投与するめに用いることができる。 本発明の多くの利点を示すために下記実施例を示す。下記実施例は家禽にワクチンを経口投与する本発明の方法の利点を示したものである。 【実施例】 【0028】 実施例1 本発明で投与したワクチン力価と分配器を用いて投与したワクチン力価の比較 家禽用変成生ワクチンの安定性は各ウイルス成分で異なっている。ある種のワクチン、例えばニューカスル病ウイルス(NDV)ワクチンは比較的安定しており、環境条件の変化によって大きく影響を受けることは無いが、その他のワクチン、例えば喉頭気管炎ウイルス(VT)ワクチンは高温や乾燥等の逆境条件に影響されやすい。 【0029】 ワクチンの安定性を測定する一つの方法はワクチンの力価を計算することである。この方法では生ワクチン試料を適当な抗体または抗原に対して滴定し、ウイルスの存在およびその量を測定する。滴定に必要な抗体量は存在する生ワクチンの量に比例し、既知量から計算した生ウイルスの較正曲線を用いて力価は正確に測定できる。 【0030】 この力価の結果は10x/mlの単位で表す(ここで、xは例えば1〜10の値である)。この測定値から、凝固した試料には1ミリリットル当たり10xEID50または10xELD50用量濃度の生ウイルスが含まれていることが分かる。”EID50用量”とは露出した胚が感染する可能性が50%であることを示す。同様に、”ELD50用量”は露出した胚が死に至る可能性が50%であることを示す。 【0031】 本発明はワクチンに対する逆境の影響を最小化する。その結果、本発明を用いて投与したワクチンの力価は従来の分配器で投与したワクチンのものと同じになるか、それより優れたものとなる。本発明を用いて市販のNDVおよびLT変成生ワクチンのウイルス性力価を分配器を用いて投与したワクチンのウイルス性力価と比較する研究結果を表1に示す。 【0032】 【表1】
【0033】 この研究では、従来のLT等の不安定なウイルスから製造した変成生ワクチンの分配器投与ではワクチンが破壊されて十分にワクチン接種されず、病気にかかりやすい群を生み出すことが示された。 【0034】 実施例2 本発明投与法で変成LT生ワクチンをワクチン接種した鶏への抗原投与結果 11日目の約50羽の鶏に本発明投与方法で市販の変成LT生ワクチンを接種した。約25羽の未処置の鶏群を対照群とした。25または42日目で全ての鶏がLTウイルスの毒性の菌に曝される。抗原投与結果を表2に示す。 【0035】 【表2】
【0036】 実施例3 本発明方法でワクチン接種した小屋と、分配器を用いてワクチン接種した小屋でのLT抗原投与結果の比較 本発明投与方法を用いて鶏小屋1および2に市販のLT変成生ワクチンを接種した。鶏小屋3と4には分配器を用いて同じワクチンを投与した。ワクチン接種をしていない対象群も実験に含めた。抗原投与結果を表3に示す。 【0037】 【表3】
【0038】 本発明を用いて投与したLT変成生ワクチンを接種した鶏は、分配器を用いて同じワクチンを投与した鶏より十分保護された。 【0039】 実施例4 本発明投与法を用いてワクチン接種した鶏小屋と分配器を用いてワクチン接種した鶏小屋での伝染性気管支炎(IB)の抗原投与結果の比較 分配器を用いて鶏小屋1および2に市販の変成IB生ワクチンを接種した。鶏小屋3と4には本発明投与法で同じワクチンを接種した。抗原投与の結果を表4に示す。 【0040】 【表4】
【0041】 本発明を用いた変成IB生ワクチンの投与では、分配器を用いて投与したワクチン接種によるものよりも十分にウイルスからの攻撃から保護される。 【0042】 以上の説明で用いた用語および表現は単に説明のためで、これらに限定されるものではなく、上記の特性を有する任意の均等物を除外するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であることは理解できよう。 【図面の簡単な説明】 【0043】 【図1】家畜動物に薬剤を経口投与するための本発明の好ましい実施例の装置の部立側面図。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399084834 【氏名又は名称】メリアル リミテッド 【氏名又は名称原語表記】MERIAL LIMITED
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| 【出願日】 |
平成19年10月22日(2007.10.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092277 【弁理士】 【氏名又は名称】越場 隆
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| 【公開番号】 |
特開2008−43791(P2008−43791A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2007−273802(P2007−273802) |
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