| 【発明の名称】 |
歯科用補てつ物及び装具を設計及び製作する方法及びシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】エルダド・タウブ
【氏名】アビ・コペルマン
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| 【要約】 |
【課題】クラウン及びブリッジの様な、歯科用補てつ物を設計、製作するシステムと方法の提供。
【構成】歯科クリニック22で得られた歯列の3D数値モデルに基づいて、補てつ物の製造サービスを歯科クリニック22及び歯科ラボ26に提供する歯科サービスセンター23であって、該サービスセンターが、補てつ物の少なくとも部品を製造する製造手段と、前記3D数値モデルを前記歯科クリニック及び前記歯科ラボとの間で交換するための通信媒体を具備し、かつ前記3D数値モデルに基づいて前記補てつ物の製造を前記歯科ラボと共有する、歯科サービスセンター及びそのシステム。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 補てつ物を要する歯列の3D数値モデルに基づき、少なくとも製造サービスを、複数の歯科クリニック及び歯科ラボの少なくとも各1つに提供するための歯科サービスセンターであり、前記3D数値モデルの創生は前記歯科クリニックで少なくともイニシアライズされている、該サービスセンターが、 前記補てつ物の少なくとも部品を製造するための製造手段と、 少なくとも前記3D数値モデルを、前記サービスセンターと、前記複数の歯科クリニックの少なくとも1つと、前記複数の歯科ラボの少なくとも1つと、の間で交換されさせるための通信媒体と、を具備しており、 前記サービスセンターは、予め決められた基準により、前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の製造を、少なくとも1つの前記歯科ラボと共有するようになっていることを特徴とする該サービスセンター。 【請求項2】 歯科補てつ物を少なくとも製造するシステムに於いて、該システムが、 (a)少なくとも1つの歯科クリニックを具備しており、該又は各歯科クリニックは補てつ物を要する患者の歯列の少なくとも1部分の3D数値モデルの創生を少なくともイニシアライズするよう適合されており、該システムは又、 (b)前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の少なくとも1部分を少なくとも製造するよう適合された歯科サービスセンターと、 (c)少なくとも1つの歯科ラボと、を具備しており、該又は各歯科ラボは前記サービスセンターから分離されており、該又は各歯科系ラボは前記3D数値モデルに基づき補てつ物の少なくとも1部分を少なくとも製造するよう適合されており、 該又は各前記少なくとも1つの歯科クリニックと、該又は各前記少なくとも1つの歯科ラボとは、適当な通信媒体を経由して少なくとも前記歯科サービスセンターに相互接続されており、そして 前記サービスセンターと、少なくとも1つの前記歯科ラボと、は予め決められた基準により、前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の該少なくとも製造を、相互に共有するよう適合されていることを特徴とする該システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は歯科用補てつ物及び装具(dental prostheses and appliances)を設計及び製作する方法及びシステム、そしてそれらにより作られた歯科用補てつ物及び装具に関する。特に、本発明は、この様な補てつ物及び装具の少なくとも部品を各々が計画、設計そして製造するために、歯科クリニック(dental clinic)にリンクした複数の種々のワークセンター(work center)が共通の3Dデータベース(common 3D database)を中で利用する様なシステムに関する。 【背景技術】 【0002】 歯科治療は患者の歯の3次元(3D)モデルを得ることで始まることが多い。該モデルは歯列(dentition)の物質的モデル(physical model)又は仮想3Dコンピュータモデル(virtual 3D computor model)であってもよい。該モデルは該患者用の歯科治療を設計するのに役立つよう使われる。該治療が設計された後、該モデルは該治療を実行するためにその歯に適用されるべき歯科用補てつ物又は装具を設計するために使われる。この様な補てつ物及び装具は、例えば、ブリッジ(bridges)、クラウン(crowns)、そして矯正歯科装具(orthodontic braces)を含む。 【0003】 或る場合、歯列の凹形のキャスト(cast)が患者が診られる歯科クリニックで得られる、該キャストは両アーチ(both arches)、1つのアーチ又はアーチの1部を含んでもよい。該鋳物は歯科ラボラトリー(dental laboratory)に送られ、該歯列の凸形の物質的モデルが該凹形のキャストから作られるが、典型的にそれはプラスター(plaster)の硬化(set)を可能にする該キャスト内へのプラスターの注入に依る。次いで該モデルを使って歯科治療が該クリニックで決定され、そして該治療を行うために、該患者の歯上への設置用の補てつ物又は装具が設計又は選択される。該装具はラボラトリーで作られ、次いで該患者の歯上への設置用に該クリニックへ発送される。 【0004】 又、歯科治療を工夫するのに役立つよう、そして/又は歯科用装具を設計するよう、に使われる歯の3D仮想表現を得ることは公知である。該3Dコンピュータモデルは、その歯を直接走査するか又は該歯のモデルを走査するために光学的スキャナーを使って歯科クリニックで得られてもよい。次いで、該コンピュータモデルは、該治療を行う適当な歯科用補てつ物及び/又は装具を設計又は選択するため該クリニックで使われる。次いで該補てつ物又は装具を作るために指図書き(Instructions)が歯科装具ラボラトリーへ送られるが、該補てつ物又は装具は該ラボラトリーで作られ、次いで該クリニックへ発送される。 【0005】 代替えでは、各顎の歯列の凹形のキャストは歯科クリニックで得られ、それは歯科装具ラボラトリーへ発送されるがそこでは該凹形のキャストから患者の歯の3D凸形モデルが作られる。該3Dモデルは次いで、適当な歯科用補てつ物又は装具を設計するため使われる患者の歯の仮想3Dモデルを発生するため該ラボラトリーで走査される。該補てつ物又は装具は該ラボラトリーで作られ、次いで該クリニックへ発送される。 【0006】 ルッバート他(Rubbert et al.)への特許文献1はコンピュータベースの歯科治療計画方法(computor−based dental treatment planning method)を開示している。患者の歯列の仮想3Dモデルが 得られ、それは歯科治療を計画するため使われる。該3Dモデルの取得のみならず治療計画も歯科クリニック、又は歯列の該仮想モデルへのアクセスを有する歯科装具ラボラトリーの様な遠隔の場所、で行い得る。後者の状況では、提案される治療計画(proposed treatment plan)は、該ラボラトリーで必要な装具が作られる前に、歯科医(dentist)による見直し(review)、そして修正(modification)又は承認(approval)用に、該クリニックへ送られる。 【特許文献1】米国特許第6,632,089号明細書 【特許文献2】国際公開第WO00/08415号パンフレット 【特許文献3】米国特許第6,099,314号明細書 【特許文献4】米国特許出願公開第10/623,707号明細書 【特許文献5】国際公開第WO04/008981号パンフレット 【特許文献6】米国特許出願公開第60/459,624号明細書 【特許文献7】国際公開第WO2004/087000号パンフレット 【特許文献8】米国特許出願公開第60/542,327号明細書、METHOD AND SYSTEM FOR MANUFACTURING A DENTAL PROSTHESIS 【発明の開示】 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明は、例えば、クラウン及びブリッジの様な、歯科用補てつ物の設計及び製作用のシステムと方法を提供する。該システムは少なくとも1つの歯科クリニックと少なくとも1つの歯科ラボラトリーを含む。又該システムは該歯科ラボラトリーに対しては別の実体(entity)である歯科サービスセンター(dental service center)を含む。該サービスセンターは、その歯を直接(典型的には光学的に)走査するか、又はその歯の物質的モデルを走査するか、何れかにより得られたデータから患者の歯の仮想3Dモデル(virtual 3D model){これは又ここでは、”3D数値モデル(3D numerical model)”、”数値モデル(numerical model)”、”仮想モデル(virtual model)”、等とここでは呼ばれる}を発生するよう装備されているが、その過程は該歯科クリニックで少なくともイニシエート(initiated)されるものである。代わりに、該歯科ラボ(dental lab)が該仮想モデルを発生してもよい。又、該サービスセンターは、歯科治療を設計するために、そして歯科用補てつ物、又は少なくともその部品を選択又は設計しそして製造するために、該コンピュータモデルを使うよう装備されている。必要な補てつ物の詳細は次いで該クリニックへ送られ、そして典型的に該補てつ物の製造の1部分は該サービスセンターで取り扱われる。又該歯科ラボは該補てつ物の少なくとも部品を、典型的には、例えば、該3Dモデル上で終端線を最初に規定することにより、コーピング(coping)を、設計するよう装備されていてもよい。代わりに、該歯科ラボは後者が該コーピングを設計する処方(prescription)を該サービスセンターへ提供してもよい。次いで、該クリニックは指図書きを歯科ラボラトリー及び/又は該サービスセンターへ送るが、両者の各々は、該歯科クリニック、歯科ラボの何れか1つから、又は該サービスセンターから、受けた及び/又は発生された指図書き及びデータにより、該歯科用補てつ物の部品を作るよう装備されており、そして該製造された補てつ物は次いで該クリニックへ発送される。 【0008】 好ましい実施例では、該クリニック、ラボラトリーそして該サービスセンターの間の通信はインターネット(Internet)の様な電子的通信ネットワーク(electronic communication network)又はイントラネット(intranet)、ローカルアクセスネットワーク(local access network)、公共交換電話網(public switched telephone network)、ケーブルネットワーク(cable network)他の様な他の適当 な通信媒体(communication medium)上で行われる。 【0009】 該補てつ物の製造の少なくとも1部は、予め決められた基準により、該サービスセンターそして1つ以上の歯科ラボにより共有(shared)される。更に、該サービスセンターと該少なくとも1つの前記歯科ラボと、の少なくとも1つはその歯列の3D数値モデルに基づき前記補てつ物を設計するよう適合されており、前記補てつ物は内部の面と外部の面とを有しており、該サービスセンターは前記補てつ物の3Dモデルを提供するよう適合されている(wherein said prosthesis comprises an inner surface and an outer surface,wherein to provide a 3D model of said prosthesis)。該サービスセンターは前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の少なくとも第1部分を製造するよう適合されている。特に、該サービスセンターは前記補てつ物の少なくとも内面(internal surface)を製造するよう適合されており、そこでは前記内面は前記歯列内に含まれる目標サイト(target site)上に設置するよう設計されている。該補てつ物は典型的に少なくとも1つのコーピング(coping)を含んでおり、前記内面(aforesaid internal surface)は前記コーピングの内面である。該サービスセンターの少なくとも1つと該少なくとも1つの前記歯科ラボは前記3D数値モデルに基づき前記コーピングの外面(external surface)を設計するよう適合されている。 【0010】 好ましくは、該サービスセンターは、前記コーピングの前記内面と前記外面の設計に基づき適当なコーピングの材料から前記コーピングを直接製造するための材料切除機械(material removal machine)を含むのがよい。代わりに、該材料除去機械は前記コーピングの前記内面及び前記外面の設計に基づき、適当なワックス材料(wax material)等から前記コーピングの物質的モデルを製造するために使われてもよい。該サービスセンター及び/又は少なくとも1つの歯科ラボ、及び/又は外部設備は、前記物質的モデルの凹形のキャストを作る手段、そして適当なコーピング材料を使って前記凹形モデルから前記コーピングを作る手段、を有している。 【0011】 少なくとも1つの前記歯科ラボは前記3D数値モデルに基づいて前記補てつ物の少なくとも第2部分を製造するよう適合されている。該歯科ラボは前記補てつ物の少なくとも外面を製造するよう適合されており、そこでは該外面は、前記補てつ物に隣接する前記歯列内で他の歯に対し該補てつ物用の適当な隙間(clearance)を提供するよう設計されている。更に、該外面は、該コーピングの前記補てつ物に相対する前記歯列内の他の歯との間の好適な噛合(occlusion)を提供するよう設計される。 【0012】 該補てつ物の外側部分(external portion)は適切なコーピングに少なくとも1枚の材料層を付加する過程と、該層を、該層の面が予め決められた形状(predetermined geometry)に適合するよう、材料除去操作(material removal operation)に供する(subjecting)過程、を有する過程(process)により製造されてもよい。複数の層が、最後の前記層が該補てつ物用に要する外面に適合するよう、前記コーピング上にシーケンシャル(sequentially)に形成されてもよい。 【0013】 オプションとして、該補てつ物の各層又は該層(該補てつ物が唯1層しか有しない時)の製作(fabrication)は従来の方法を使って行われてもよい。この様な従来の方法は当該技術で公知であり、例えば、ポーセレン(porcrlain)又は何等かの他の適当な材料の層を一層ずつ作り、該コーピング上に置かれた第1層で始め、該口内の窩洞(intra−oral cavity)内に該補てつ物用に見越された空間内に嵌めるようこれらの層を手で加工(working)する、過程を有する。これを実現す るために、典型的に該サービスセンターによりそして該歯の3D仮想モデルに基づき、口内の窩洞の少なくとも1部分の物質的{典型的にプラスター又はストーン(stone)の}モデルが作られ、これは該歯科ラボへ送られる。 【0014】 加えて或いは代わりに、前記層又は前記複数層の加工は少なくとも部分的に自動化(automated)され、少なくとも1つの歯科ラボは前記層から材料を除去するための材料除去機械と、該材料除去動作の前に前記層のトポロジー(topology)を決定するための適当な走査手段(scanning means)と、を有する。又、前記材料除去機械用の加工経路(machining paths)を計算するためのコンピュータ手段が提供されるが、そこではこの様な経路は該材料除去操作の前の前記層の前記トポロジーと該表面用の必要なトポロジーとの間の差に基づいている。 【0015】 該前期予め決定されるパラメーターは前記補てつ物の部品の製造用の寸法精度(dimensional accuracy)を含む。特に、特定の部品の製造用の寸法精度が、例えば、該コーピングの内面の様に、約40マイクロメートルであるよう又は40マイクロメートルより小さいよう要求される時は、該部品は前記サービスセンターにより製造される。代わりに、特定の部品用の寸法精度が、例えば、クラウンの外部部品の様に、40マイクロメートルより実質的に大きい値の中にあるよう要求される時は、この部品は歯科ラボにより製造される。 【0016】 本発明の1つの特定の応用では、口内の窩洞の走査が歯科クリニックで行われ、かくして得られた仮想モデルデータは歯科ラボへ送られる。次いで、該歯科ラボは(仮想モデル内の)下準備物(preparation)のマージン線(margin line)を規定し、コーピングの形状(coping geometry)を設計する。代わりに、該仮想モデル(も又)、該歯科ラボからの適当な処方と一緒に、該サービスセンターへ送られ、その場合該サービスセンターは(該仮想モデル内の)該下準備物の該マージン線を規定し、該コーピング形状を設計する。何れの場合も、該コーピング形状は該サービスセンターにより処理され、該センターは次いで該設計に基づき、直接にか、又は例えば、ロストワックス過程(lost wax process)を介して間接的にか、何れかで、コーピングを作る。該コーピングは、該下準備物を含む、該歯列又はその1部分の物質的凸形モデルと一緒に、該歯科ラボへ送られるが、そこではそこの技工士(technician)が、ポーセレン又は他の適当な材料の1つ以上の層を該コーピングにシーケンシャルに付加し、該補てつ物の外形を作るために該層を成形し、該補てつ物がそれ用に残された空間内に嵌まり、適当な咬合を提供することを該物質的モデルでチェックすることにより、従来の仕方で完全な補てつ物を準備する。該補てつ物は次いで患者に嵌められるよう該歯科クリニックへ送られる。 【0017】 該クリニック、ラボラトリーそしてサービスセンターの間の通信の完全な柔軟性が提供され、例えば、それら間で行われるべき多くの種々の通信を可能にするが、該種々の通信は、下記の非限定的で、図解的な例、すなわち (i)(それの仮想モデルがそれから発生される)口内の窩洞の走査されたデータが歯科クリニックから歯科ラボ及び/又はサービスセンターへ送られる; (ii)該歯科ラボ又はサービスセンターで直接的に、又はどちらかの場所に伝送されたデータから間接的に、創られた、該口内の窩洞の3D数値データ(すなわち、該仮想モデル)が承認用に該歯科クリニックへ伝送される; (iii)どこで創られたにせよ、該口内の窩洞の承認された3D数値データが該歯科ラボ及び/又は該サービスセンターへ伝送される; (iv)該歯科ラボ又は該サービスセンターによる該マージン線の規定が承認用に該歯科クリニックへ送られる; (v)承認されたマージン線規定が該歯科クリニックから該サービスセンター及び/又 は歯科ラボへ送られる; (vi)該歯科ラボ又は該サービスセンターによる該3Dコーピング形状の規定が承認用に該歯科クリニックへ送られる; (vii)承認された3Dコーピング形状、及び/又はその承認が、該歯科クリニックから該サービスセンター及び/又は歯科ラボへ送られる; (viii)該コーピング用処方が該歯科ラボから該歯科クリニックへ承認用に送られ、そして承認された処方が歯科ラボ及び/又はサービスセンターへ送られる;ことを含んでいる。 【0018】 ここで、”歯科クリニック(dental clinic)”は歯科専門家(dental pratitioner)と患者の間のインターフエースを呼び、かくして歯科患者と歯科専門家の間の相互作用(interaction)がある何等かの物質的実体(physical entity)、特にクリニックを含む。”歯科専門家(dental practitioner)”は典型的に歯科医(dentist)、ドクター、補てつ物矯正家(prosthodontist)又は矯正歯科医(orthdontist)を呼ぶが、ここでは歯科治療の過程中歯科患者と相互作用する全ての他の治療奉仕者(caregiver)をも含む。”歯科患者(dental patient)”は典型的に歯科専門家の歯科サービスを要する人を呼ぶが、ここではそれは、例えば、同じことを実施する目的で又は研究を行うためにその人に関して口内の窩洞の3D数値モデルを創ることが望まれる何等かの人を含む。 【0019】 該用語”補てつ物(prosthesis)”はここでは何等かの復元(restoration)、そして例えば、クラウン又はブリッジの様な何等かのオンレイ(onlay)、そして例えば、キャップ(cap)の様な何等かのインレイ(inlay)、そして何等かの他の人工的な部分的又は完全な義歯(denture)、を含むように取られる。 【0020】 用語仮想モデル、3D数値モデル、等はここでは、典型的に口内の窩洞の歯科的表面である様な、表面を参照する3Dトポグラフ的データを含む、表面のコンピュータシミュレーションを呼ぶため相互互換的に使われる。 【0021】 本発明のもう1つの側面では、例えば、ブレース(braces)の様な歯科装具を設計し、製作するシステムと方法が提供される。該システムは少なくとも1つの歯科クリニックと少なくとも1つの歯科ラボラトリーを含む。該システムは又該歯科ラボラトリーとは別な歯科サービスセンターを含む。該サービスセンターは、歯を直接光学的に走査するか、又は該歯の物質的モデルを走査するか、何れかで得られたデータから患者の歯の仮想的3Dモデルを発生するよう装備されており、該過程は少なくとも歯科クリニックでイニシエートされる。代わりに、歯科ラボが該仮想モデルを発生してもよい。又該サービスセンターは歯科治療を設計し、該治療を行う装具を選択又は設計し、製造するために該コンピュータモデルを使うよう装備されている。該治療及び必要装具の詳細はそれから該クリニックへ送られてもよい。該クリニックは次いで歯科ラボラトリーへ指図書きを送り、該ラボラトリーは、歯科クリニックか又は該サービスセンターか何れかから受けた指図書きにより該歯科装具の少なくとも部品を作るうよう装備されており、該装具は次いで該クリニックへ発送される。 【実施例1】 【0022】 図1は本発明により歯科装具を設計し、製作するためのシステム10を図解する。該システム10は歯科サービスセンター(dental service center)23,1つ以上の歯科クリニック(dental clinics)22,そして1つ以上の歯科ラボ(dental labs)26を含む。該歯科クリニック22と歯科ラボ2 6は、24で雲により示される、例えばインターネットの様な通信手段又はネットワーク、又はイントラネット(intranet)、ローカルアクセスネットワーク、公共交換電話網、ケーブルネットワーク、衛星通信システム等の様な、他の適当な通信媒体を介して、相互にリンクされ、各々が該歯科サービスセンターにリンクされている。オプションとして、例えば、この様な歯科クリニック又はラボが共通の商業的実体の部分を形成する時は、前記通信媒体の同じ1つ又は異なる1つを介して、或る歯科クリニック22が相互にリンクされ、そして/又は或る歯科ラボ26が相互にリンクされることが可能である。更にオプションとして、この様な相互リンクされた(interlinked)歯科クリニック22及び/又は歯科ラボ26は、他の実体、例えば、中央データベース(示されてない)を有する主クリニック(head clinic)又は主ラボ(head lab)と更にリンクされてもよい。 【0023】 本発明によれば、患者の口内の窩洞又はその部分のデジタル3次元情報W(図2)が、該システムにより創られ、次いでこの情報は最適で、費用効果的な仕方(optimal and cost efficient manner)で専用歯科補てつ物(custom dental prosthesis)を設計及び/又は製造するために該歯科ラボ26及び/又は該サービスセンター23により使用される。従って、該口内の窩洞の精密な3D表現の取得は該システムにより行われる第1ステップである。典型的には、該3D情報は該クリニック22で得られるが、この情報は、代わりに、ここで説明する様に、歯科ラボ26又はサービスセンター23の1つにより得られてもよい。 【0024】 好ましくは、各歯科クリニック22は、患者の歯列及び付随する解剖的構造を含めた該口内の窩洞の3Dデジタルデータを提供してもよく、かくして患者の歯を走査するための適当な機器を有する。この様な機器は、例えば、該3Dデータを取得するために該専門家により使用される手持ち型スキャナー(hand−held scanner)31を含む。有利なことは、例えば、プロストキャド(PROSTHCAD)の名前で製造される様な、或いはその内容がそれらの全体の引用によりここに組み入れられる特許文献2で開示される様な、光ビームの配列(array of light beams)の共焦点の焦点合わせ(confocal focusing)により3次元構造を決定するプローブが使用されてもよい。該プローブにより得られる該3Dデータは次いで、下記で説明する様に、更に進んだ処理用に、該通信ネットワーク24上で歯科サービスセンター23及び/又は歯科ラボ26へ送られる前に、適当な記憶媒体、例えば、コンピュータワークステーション(computor workstation)32のメモリー、内に記憶されてもよい。 【0025】 代わりに、各クリニック22は患者の歯の凹形のキャスチング(casting)を得るための機器を有してもよい。この場合、該凹形のキャスト又はインプレッション(impression)は、当該技術で公知の仕方で、患者の歯から取られ、この凹形のモデル33は歯科ラボ26の1つへ発送されるが、該ラボは該凹形のモデルから走査用に好適な凸形のキャスト34を準備するよう装備されている。該凸形のキャスト34は、プロストキャドの名前で製造され、特許文献2で開示された前記プローブを使うことを含む、当該技術で何等かの公知の方法により該歯科ラボ26で走査されてもよい。該3Dデータは次いで該ネットワーク24上をサービスセンター23へ伝送される。代わりに、該凸形のキャストは該歯科前記22により該サービスセンター23へ発送され、該3Dデータを得るために該サービスセンターで走査せれてもよい。代わりに、該サービスセンター23は該凹形のモデル33から凸形のモデルを作り、そこで走査するか、又は該歯科クリニック22へ送り、そこで走査させる。代わりに、該凹形のモデル33は歯科ラボラトリー26か又はサービスセンター23か何れかで走査される。 【0026】 代わりに、該クリニック22により提供される該凹形のモデル33は、該クリニックに より直接にか、又は該歯科ラボ26を経由して間接的にか、何れかで該サービスセンター23へ送られ、そして複合の凸形−凹形モデル(composite positive−negative model)が元の凹形モデルから製造されてもよい。その後、該凸形−凹形モデルは、例えば、本譲り受け人に譲り渡され、その内容がそれらの全体でここに組み入れられる特許である特許文献3で開示される様な、3Dデジタルデータを得るため処理されてもよい。 【0027】 代わりに、該3Dデジタルデータは、該患者の歯列に直接適用される、光学的方法、直接接触又は何等かの他の手段に基づく、他の適当な口内走査技術(intra oral scanning techniques)を含む、何等かの他の適当な仕方で得られてもよい。代わりに、患者の、又は口内の窩洞の凸形及び/又は凹形のモデルの、X線ベース、CTベース、MRIベース、又は何等かの他の種類の走査が使用されてもよい。該寸法データは完全な歯列と組み合わされるか、又は、例えば口内の窩洞の下準備物のみの様な、部分的歯列と組み合わされてもよい。 【0028】 一旦該3Dデジタルデータが得られると、次の過程は問題の歯科補てつ物を設計することであり、それにその製造が、そして最後に該患者の口内の窩洞内での該装具の設置が続く。 【0029】 該装具の設計と製造は各々歯科ラボ26又は該サービスセンター23で行われるか又は代わりにこれらの活動の1つ又は両方が該ラボラトリー及びサービスセンターの2つ間で共有されてもよく、各場合に該設計及び製造は前に得られた該口内の窩洞の元の3Dデータに基づくものになる。 【0030】 歯科ラボ(dental lab)26は歯科クリニック22に直接の技術的サービスを提供するラボラトリー、又は設計又は製造の実体(entity)を有する。この様なサービスはこれ又本譲り受け人に譲り渡され、その内容がそれら全体でここに組み入れられる特許出願である特許文献4及び5等に開示されている様に、例えば、終端線の場所をマーク付けするために口内の窩洞内で下準備物を走査、製造、解析する過程を含んでいる。該歯科ラボは、特に狭い許容差(close tolerances)が比較的重要性の低い場合に、装具の1部又は全体を設計しそして/又は同じものを部分的に製造又は組み立てるよう、装備されるか又は他の仕方でそれを可能にするとして特徴付けられる。他方、該サービスセンター23も1部又は全体の装具を設計するそして/又は同じものを完全に又は部分的に製造及び/又は組み立てるよう、装備されているが、それは狭い又はタイトな許容差が事実上重要であるそして/又は達成し難い何等かのこれらの活動を行うのに特に好適である。 【0031】 該サービスセンター23は該歯科ラボ26とは異なる設計及び製造実体であり、かくしてそれと別になっている。しかしながら、該サービスセンター23は該歯科クリニック26とは異なる地理的地帯、例えば、異なる国、同じ国の異なる市、同じ市の異なる近隣、或いは同じ近隣でも異なる建物に位置しているが、それらが又同じ建物に収容されてもよく、何れの場合もここで説明される様にそれらは別の機能と能力を保持している。 【0032】 典型的に、どんな与えられた補てつ物についても、該サービスセンター23は、ここで更に詳しく述べる様に、予め決められた基準により、該補てつ物の少なくとも製造を1つの歯科ラボと共有する。とは言え、特定の補てつ物の製造は、該サービスセンター23と、各々が該製造の1部に寄与する多数の歯科ラボ26と、の間で共有される。同じことは該補てつ物の設計にも適用され、該設計は同じ又は異なる歯科ラボ26で実行され、オプション的には該サービスセンター23とも共有される。 【0033】 歯科ラボ26はそれがサービスするクリニック22と、該2つはどちらかが地理的に遠隔であっても、同じローカリテイ(locality)に位置するのが典型的である。かくして、該歯科ラボ26と、それがサービスするクリニック22は両者共同じ建物又は複合体(complex)、又は同じ市の異なる部分、又は異なる市又は国に位置してもよい。しかしながら、本発明の該歯科ラボ26は典型的に該クリニック22と確立した加工関係(working relationship)を有し、かくして、一般的に、同じ市内にある傾向がある。 【0034】 本発明の第1実施例で、製造されるべき歯科装具はクラウンの様な補てつ物である。図2及び3を参照すると、総合的に100と呼ばれる、この様なクラウンは、患者の口内の窩洞200内で、それぞれ下準備物80と終端線84とマッチするよう非常に精密に規定され、製造される必要がある内面120と下縁(lower edge)130とを有する。この様なクラウンは典型的にキャップ110とコーピング125とを有する。 【0035】 図1を参照すると、通信ネットワーク24は又、例えば、該サービスセンター23用処方を最終化するために該クリニック22の歯科専門家が該歯科ラボ26と交流する時、クリニック22及び/又は歯科ラボ26から該サービスセンター23まで、そして/又は該クリニック22と該歯科ラボ26の間で、処方を送るため使われる。該処方は、患者の歯のどれが回復されるべきか、該回復用に使われるべき材料{例えば、肩部(shoulder)の形と材料、金属又はセラミックの肩部が該補てつ物の舌部及び頬部部分(lingal and buccal parts of the prosthesis)に提供されるべきかどうか、等}、必要とされる回復品のカラー、マージン線(終端線)についてのコメント、等を指定するクリニック22の歯科医からの及び/又は歯科ラボ26からの、指図書きを含む。 【0036】 用語”下準備物(preparation)”はクラウンにより置き換えられべき、そして該クラウンが上に乗るべき歯の残された残根(stump)を称するが、それは又、この様な位置で、又は該クラウンをインプラントするのに最適な位置で、該口内の窩洞内にインプラントされる人工的な残根又は他のデバイスを含む。 【0037】 複数の層115で形成されるキャップ110は、好ましくは、自然に見える外観を有する必要があり、かくして該キャップ110のカラーと表面の特徴とは該口内の窩洞200の他の歯のそれら、特に該クラウン100が中にインプラントされるべきサイトの近くのそれら、とマッチする必要がある。更に、該キャップの寸法は、該クラウンが隣接歯210,220の間に嵌まり、対面する顎の歯230との適当な咬合を提供することを可能にする様なものであらねばならない。キャップ110用の製造許容差は内面120用程タイトではなく、約80マイクロメートルの桁でもよく、それはこの様なサービスをクリニック22へ現在提供している大抵の正常な歯科ラボ26の能力内にある。 【0038】 該コーピング125は金属、セラミック、又は他の非常に強い材料で作られ、該歯の正規の動作に付随する該クラウン100の機械的負荷を担うよう設計される。該コーピング125の内面120と下縁130は該下準備物80及び終端線84と近密にマッチし、更に該クラウン100用の納得の行く挿入経路を提供する必要がある。典型的に、該内面120と下縁130用の嵌合許容差(fitting tolerance)は約40マイクロメートル以下の桁にある必要があり、それはキャップ110用より厳しい(demanding)。もし該寸法精度がこの許容差レベルに保持されないならば、該歯の残り部分の感染の危険(risk of infection)があり、該感染は該クラウンと該下準備物の間、特に該下縁130と該終端線84の間のギャップを経由して入る。更に、この様な許容差が充たされない場合、該補てつ物の寿命は深刻に減じられる。従来技術の歯科ラボはコーピングを設計し、製造するが、この様な狭い許容差は、現在クリニック にこの様なサービスを提供している大抵の正常な歯科ラボは達成不可能なのが典型的である。従って、該内面120と下縁130の設計と製造はその様に行う器具と熟練(expertise)とを有する該サービスセンター23により本発明に依って実行され有利である。この様な特殊で精密な仕事を多数のクリニック22から集中することにより、該サービスセンター23はこの様な仕事を、より費用効果的で効率的な仕方で、そして該歯科ラボ26より一般に精密に、実行出来る。 【0039】 特に図4を参照すると、該サービスセンター23は、サーバー300の様な適当なハードウエアを有するが、該サーバーは該クリニック22又は該歯科ラボ26から該口内の窩洞200の3Dデータのみならず処方も受けるよう適当にプログラムされており、ことによると、該データと該処方は前記クリニック22又は歯科ラボ26の異なる1つから提供されてもよい。代わりに該データWは、該サーバー300又は上記で説明した様に、該窩洞(cavity)の凹形−凸形モデルから3Dデータを提供するよう適合された該サービスセンター23のもう1つのコンピュータ、又は何等かの他の手段により提供される。該サーバー300は該下準備物の外面82と終端線84に対応する3Dデータを該口内の窩洞200の3DデータWの残りから分離されさせる適当なソフトウエアを有し、これは自動化された仕方で行われてもよい。代わりに、データのこの選択は特別の係員(specialized personnel)により対話的に行われてもよい。かくして、該サーバー300は該3Dデータを操作可能な画像320として表示するための少なくとも1つのモニター又は他の表示手段をオプション的に有しており、該手段で、マウス330、キーボード、音声認識手段、又は何等かの他の適当なユーザーインターフエースにより、前記係員は、彼/彼女の意見で、該終端線に対応する該画像上の区画点(demarcation point)を選んでもよい。これらの点は該表示手段310上でカーソル335又は他のアイコン等の助けを借りてマーク付けされてもよい。又該サーバー300は予め決められたパラメーターにより該内面120を規定する適当なソフトウエアを有する。これらのパラメーターは、該下準備物80の外面82と終端線84の形状,2つ間の接合を提供するよう使われる接着剤又はセメントを収容するための該コーピングと該下準備物の間に要する間隔、そして又該下準備物80のみならず隣接歯210,220のトポロジーの関数でもある挿入経路形状、を斟酌する。該サーバー300は又該コーピング125の外部形状を自動的に又は対話式に提供し、かくしてデジタル式に該コーピングの完全な幾何学的表現又は3DデータCを提供する適当なソフトウエアを有する。該コーピング125の外面126はどんな数の仕方で規定されてもよい。典型的には、該外面126の少なくとも大多数は、通して近似的に一定厚さを提供するために、該内面120から均一量だけ変位させられる。しかしながら、該コーピングの厚さは多くの理由で変化してもよい。例えば、該クラウン100が、臼歯(molar)、切歯(incisor)、犬歯(canine)等の様に契合する期待される動作(activity)を反映して、或る部分では他より強いコーピングを提供することが或る場合には必要である。又該下準備物は、或る範囲では該コーピング125用に比較的小さい空間が残されており、一方、他の範囲では該コーピングと次の歯の間により広いギャップがある様な形状であってもよい。このギャップが広い程、該コーピングは厚くてもよく、一方それは該キャップ110用に充分な材料が提供されることを可能にしている。キャップ110が接着剤を使って該コーピング上にセメント付け又は接合される場合、該コーピングの下縁と該キャップとの間には、該コーピングと該キャップの間の他の部品に比してより多くの接着剤を提供することが望ましい。従って、該外面126は該下縁130の近くでは幾分凹んでもよく、かくして該コーピングはここではより薄くてもよい。該凹部に提供されてもよい追加の接着剤はその構造的に最弱部分であるのが典型的な該キャップ110の下縁から幾らか機械的応力を緩和し、かくして該クラウン100の寿命を延ばす。 【0040】 該サーバー300は更に該コーピング125の幾何学的3DデータCに基づき、適当な材料除去機械400に加工指図書きを提供するよう適合されている。代替えでは、該サー バー300は機械400に該加工指図書きを提供するもう1つのコンピュータ(示されてない)に該3DデータCを伝送する。該サービスセンター23は更に該3DデータCに対応する塊状のレプリカを製造するために適当な製造センター500を有する。オプションとして、該製造センター500は、該加工指図書きを使って、適当な硬い材料から直接コーピング125を作るよう適合された前記機械400を有する。材料除去用に適合した何等かの適当な加工ツールが使われてもよく、該ツールはとりわけ、例えば、ドリルの様な機械的ツール、例えば、レーザードリル又はカッター(laser drills or cutters)の様なレーザーツール(laser tools)、例えば、超音波カッター(ultrasonic cutters)の様な超音波ツール(ultrasonic tools)、等を有してもよい。この様なツールの加工経路(machining paths)と材料除去特性(material removal characteristics)は、典型的には、前記機械400に含まれるか、又は動作的に連携した制御コンピュータにより、精細に制御され得る。かくして、該コーピングは直接、例えば、金属の様なクラウン材料から、機械400により、製造されてもよい。 【0041】 好ましくは、該コーピングは例えば、これ又本譲り受け人に譲り渡され、その内容が引用によりそれら全体がここに組み入れられる特許出願である特許文献6又は7で説明される様な仕方で間接的に製造されるのがよい。本質的に、該コーピングの物質的モデルは適当な加工ツールと該機械400を用いて材料除去過程により、適当なワックス又は同様な材料から加工されるが、そこでは該加工はコンピュータ制御され、該3DデータCに基づいている。次いで、該ワックスモデルは、該製造センター500に含まれるか、又は代わりに、該サービスセンター23の外部の、例えば該歯科ラボ26を含む、源により提供されるキャスチング設備(casting facility)600へ転送され、そして典型的に、ロストワックス過程(lost−wax process)により、該ワックスモデルの凹形のモールドが作られる。その後、該モールドは、該モールド内に溶融金属を流し込みそして該金属の固化を可能にすることによるか、又はその中にセラミック粉(ceramic powder)を噴射しそして該セラミック粉がシンターし、固体の一体ユニットを形成するまで該粉を加熱することによるか、又はもう1つの適当な方法によるか、何れかで該コーピング125を形成するため使われる。次いで、該モールドは除去され、それによりコーピング125を提供するが、該コーピングは高い寸法精度で、典型的には40マイクロメートル以下内で、該3DデータCに寸法的に忠実である。 【0042】 該コーピング125を作る該ワックスベースの方法は、例えば、より少ない摩耗と破損が該加工ツールにより経験され、かくしてコストを下げる様な、直接材料除去方法に優る幾つかの利点を有する。更に、例えば、機械的ツールの様な直接接触ツールが使われる時、該ツールの変形は起こり難く、かくして、金属又は他の硬い材料から直接コーピングを作る時よりも該コーピング125の公称寸法(すなわち、3DデータC)からの少い偏差しか起こらない。 【0043】 一旦該コーピング125が製造されると、該キャップ110は、もし別々に製造されたなら、それに接合される。代わりに、そして典型的に、該キャップ110は、ここでより明らかになる様に、該コーピングに既に接合されて、製造される。何れの場合も、該キャップ110の外面111は最初に規定される必要がある。該外面111は、 (a)該クラウンが該口内の窩洞200内の対応する下準備物上に固定される時、該クラウン100と隣接歯210,211との間の適当な隙間、そして (b)該クラウン100が該口内の窩洞200内の対応する下準備物上に固定される時該クラウン100と相対する顎の歯230との間の適当な咬合、を提供する様なものである。 【0044】 少なくとも、該キャップ110の外面111は、該クラウンが上に嵌められる顎上のサ イト又は場所の目標幅又は目標高さの少なくとも1つに適合する或る重要直線寸法(certain critical linear dimensions)を提供するようなものである。該目標幅は、該クラウンにより置き換えられる歯の近遠心の寸法(mesiodistal size)を含み、そして該クラウンが口内の窩洞内の対応する下準備物上に固定される時該クラウンと隣接歯の間に適当な隙間(clearance)を提供するように規定されてもよい。該目標高さは、該歯の”作動側(working side)”との適当な咬合を提供し、該クラウンが該口内の窩洞内の対応する下準備物上に固定された時該クラウンと相対する顎の歯との間の干渉的接触を避けるように規定されてもよい。 【0045】 外面111用の外部形状が選ばれてのよく、これは多数の方法で達成され得る。例えば、該クラウンが置き換えつつある元の歯がなお利用可能であり、そしてその外面が納得の行く形であるならば、該歯が走査され、該表面の3Dデータが得られてもよい。必要ならば、この3Dデータはスタート点と考えられ、該外面111の最終形状は、このデータを、該面111を設計しつつある技工士又は他のユーザーにより必要とされる様に、操作することにより得られる。代わりに、患者が、同じ顎上であるが、該クラウン110が嵌められる所に対応する位置で隣の象限上に、納得の行く程健康な歯を有するなら、この歯の表面の該3Dデータが得られる。オプションで、この歯は、もしこのデータが該サーバー300内に記憶された口内の窩洞200の該3Dデータから既に利用可能になってなければ、その3D空間座標を得るためにここで説明される様に走査されてもよい。代わりに、面111用の適当なプロフアイルは、複数のクラウンと歯の外面の形状又はプロフアイルの3D空間プロフアイルを有するライブラリー235から選ばれ、そして得られてもよい。もし必要なら、該面111の相対的な寸法と形状は、該顎内の他の歯とより良くマッチするよう技工士により調整されてもよい。次いで、該選ばれた面は、口内の窩洞200内で利用可能な空間に適合するため必要な様に、面111の必要目標寸法が該キャップの最大寸法を規定する制御容積(control volume)内に取り付けられるように、何等か適当な仕方で、手動で、自動で、対話式に又は何等かの他の仕方で調整される。特に制御容積は、該クラウンが該下準備物上に適当に固定された時、該クラウンと隣接歯の間に適当な隙間を、そして相対する歯との適当な咬合を、提供するよう選ばれる。 【0046】 該外面111の設計は該サービスセンター23又は歯科ラボ26で実行されてもよい。もし後者ならば、そしてもし複数のクラウン及び歯の外面の形状又はプロフアイルの3D空間プロフアイルのライブラリーが使用されるなら、歯科ラボ26は通信ネットワーク24を経由して、該サービスセンター23のライブラリー235を使用出来る。代わりに、該歯科ラボ26は、適当なデイスプレー302と、マウス及び/又はキーボードの様なユーザーインターフエース303を有し、図5で図解される様なローカルサーバー301又は他のコンピュータに動作的に接続された、複数のクラウン及び歯の外面の形状又はプロフアイルの3D空間プロフアイルの、該ラボ自身のデジタルライブラリー135を有してもよい。該ローカルサーバー301はどんな場合でもネットワーク24を経由して該サービスセンター23のサーバー300及び該歯科クリニック22のコンピュータ32と通信している。 【0047】 オプションとして、そして予め決められた基準により、中間層115の各々の形状及び寸法を含めて、詳細も、例えば、特定の又は望ましい視覚効果を提供すると考えられたように、選ばれ、決定され得る。かくして、例えば、或る帯域では中間層が他に於けるより反射性に見えるよう不透明のポーセレン製であるが、変化する厚さを有する外層を提供することが決定されてもよい。同様に、中間層は望ましいカラーを有する適当なポーセレン製であり、この層の深さも種々の色相(hue)のカラーを提供するよう変えられ得る。例えば、層115の深さがより大きい場所では層115は層がより浅いところより少し明るく見える。キャップの設計のこの側面は該サービスセンター23又は歯科ラボ26によ り実行されてもよい。 【0048】 一旦キャップ110の設計が完了すると、次の段階、該キャップ110を製造する段階が始まる。前記の様に、該キャップ110を製造する少なくとも2つの方法、−分離した品物(item)で次いで該コーピング125に接合される方法と、該コーピング125と一緒の方法と、がある。 【0049】 第1の方法では、該キャップ110の内面は規定される必要があり、該設計は、例えば、該コーピング125の外面126の形状、該2つ間の接合を提供するため使われる接着剤又はセメントを収容するための該キャップ110と該コーピング125の間に要する間隔(spacing)、の様な多数のパラメーターを考慮する。もしこの方法が取り入れられるなら、該コーピングの外面126の形状は、外面126のみならず隣接歯210,220の関数でもある、該キャップ110用の適当な挿入経路形状を提供するよう設計されるのが好ましい。かくして、もし必要なら、破損したキャップは、該下準備物80上に既にセメント付けされたコーピング125上で取り替えられてもよく、該下準備物80から該コーピング125を除去する必要はなく、かくして起こり得る下準備物の破損を避ける。キャップ110の3Dデータは、内部的にそして外部的に公知であるので、該口内の窩洞を再走査する必要無しに交換用キャップ(replacement cap)を製造することが出来る。代わって、もしクラウン100全体が置き換えられる筈なら、該下準備物範囲は再走査される必要があり、何故ならば、その形状は該コーピング125の除去の結果変化したからである。 【0050】 次の過程は該キャップの完全な3DデジタルモデルMを提供するために、該キャップ110の内面の3Dデータと該キャップ110の外面111の3Dデータを組み合わせることである。該3DモデルMは、口内の窩洞200の元の3D情報W、特に、前に創られた該コーピング125の3Dモデル、を使って、該歯科ラボ26又は該サービスセンター23自身で設計されてもよい。この活動が該歯科系ラボ26で実行される場合は、該通信ネットワーク24を経由して該ラボの技工士によりサーバー300内の該対応する設計ソフトウエアがアクセスされる。代替えでは、該設計ソフトウエアは該歯科ラボ26のコンピュータ301内に含まれてもよく、該コーピング110の該3DデータCを含め、必要データは該通信ネットワーク24経由で該サービスセンター23から取得されてもよい。次いで、該3DモデルMは、好ましくはサーバー300がよいが、或いは代わりにコンピュータ301により、例えば、機械400用の加工指図書きEに変換される。その後、該キャップ110は多数の方法の何れか1つで製造されてもよい。 【0051】 例えば、前記機械400は、モデルMに基づく加工指図書きを使って、適当な耐久性材料から直接キャップ110を作るよう適合されてもよい。コーピング125に関しては、材料除去に好適で、とりわけ、例えばドリルの様な機械的ツール、例えば、レーザードリル又はカッターの様なレーザーツール、例えば、超音波カッターの様な超音波ツール、等を有してもよい、何等かの適当な加工ツールが使用されてもよい。好ましくは、この様なツールの加工経路と材料除去特性は、典型的に機械400に動作的に接続された又はそれに含まれた制御コンピュータにより、精細に制御され得る。 【0052】 代わりに、該キャップ110は、必要に応じて、変更を加えて、コーピング用としてここでそして特許文献6で説明されるそれと同様なロストワックス過程を使って、間接的に製造されてもよい。かくして、該キャップの物質的モデルは、適当な加工ツールと該機械400を使う材料除去過程により、適当なワックス又は同様な材料から加工される。次いで該ワックスモデルは、製造センター500に含まれる、又は例えば歯科ラボ26を含む、該サービスセンター23の外の源により代わりに提供される、同じ又は異なるキャスチング設備600であってもよい、キャスチング設備へ転送され、該ワックスモデルの凹形 のモールドが、典型的にはロストワックス過程により、作られる。その後、このモールドは、該モールド内へ溶融金属を流し込み、該金属の固化を可能にすることによるか、又はそれの中にセラミック粉を噴射し、それを該セラミック粉がシンターし、固体一体ユニットを形成するまで加熱することによるか、又は何等かの他の適当な手段によるか、何れかで該キャップ110を形成するため使われる。次いで、該モールドは除去され、それにより、キャップ110を提供するが、該キャップは高寸法精度で、典型的には約40マイクロメートル以下内で該3DモデルMに寸法的に忠実である。 【0053】 もし、例えば該患者の他の歯とマッチする自然に見える外観を提供するよう、複数の種々の材料の層で該キャップ110を製造する必要があるならば、これは下記の様に行われてもよい。最初に、図3に図解する様に、各中間層の外面116の外形を設計するため該3DモデルMが使われてもよい。各々が1つの中間層115に対応し、勿論最終層118を含む、該3DモデルTは、典型的にはサーバー300により、或いは、代わりにコンピュータ301により、材料除去指図書きPに変換されるが、該指図書きは例えば、機械400の様な適当な材料除去機械により実行可能である。次いで、最内層(innermost layer)117、すなわち、該コーピング125に直接設置されるべき層は、直接的材料除去方法によるか、又は必要により変更を加えて、キャップ110全体用に上記で説明したそれと同様な、ロストワックス過程の様な間接的方法により、製造される。製造のこの段階は、それが高寸法精度を要するので、該サービスセンター23で行われるのが好ましい。間接的方法が使われる場合、少なくとも該ワックスモデルは同じ理由で該サービスセンター23で製造される。次いで、最終層118までの連続する材料層115が、当該技術で公知の仕方で、内層117に付加されるが、各層は、その外面116が設計形状、すなわち、3DデータTにマッチするよう、材料除去操作に供される。面116の寸法精度は80マイクロメートル以下になり得て、キャップ110、すなわち最終層118,の外面111のそれは好ましくは約80マイクロメートルであるのがよく、かくして該中間及び最終層用の材料除去操作は該歯科ラボ26で有利に実行される。 【0054】 第2の方法では該キャップ110はコーピング125に既に接合済みで作られ、すなわち該コーピング125を有する加工物(workpiece)でスタートする。本質的に、適当なクラウン材料の層が当該技術で公知の仕方で該コーピング125に付加され、この層は次いで、当該技術で良く知られる様な例えば手動式の仕方で、又は代わりに、必要により変更を加えて、例えば、分離したキャップ用に上記で説明したそれと同様の、コンピュータ制御した仕方で、該外面111用の望ましいプロフアイルを提供する材料除去操作に供される。 【0055】 かくして、本実施例では材料が該コーピング125に直接付けられるので、該キャップ110用の内面を規定する必要はなく、該コーピングの外面上に自動的に適当な形状を取り、従って該キャップ110と該コーピング125の間の高寸法精度が自動的に達成される。 【0056】 キャップ110が最終層118を含め複数の層115を有するクラウンを製造することが望まれる場合、各層用の適当なクラウン材料が前に仕上げられた層に付加され、次に、該キャップ110の外面111を含め、該層の各外面116用の必要なプロフアイルを提供するために、加工されるか、又は他の仕方で手動又はコンピュータ支援(computor−aided)された材料除去操作に供される。 【0057】 該クラウンが該歯科ラボ26で従来の仕方で作られ、該サービスセンター23により製造された該コーピング上に形成される1つ以上の材料層を含む時、各層の外面が仮想モデル内で精密に規定される必要性はより少なくなる。かくしてこの様な場合、該歯科ラボ26の技工士は、従来の方法又は何等かの他の方法を含め、そして手動式、対話式又は自動 式の方法、又はそれらの2つ以上の組み合わせを含め、何等かの適当な仕方で該キャップ110を設計してもよい。 【0058】 上記で説明した第1及び第2の方法について、最内層117,中間層115そして最終層118の材料除去操作は、材料除去に好適であり、とりわけ、例えば、ドリルの様な機械的ツール、例えば、レーザードリル又はカッターの様なレーザーツール、例えば、超音波カッターの様な超音波ツール、等を含んでもよい何等かの適当な加工ツールを有する適当な材料除去機械450を備える、該歯科ラボ26で行うことが出来る。好ましくは、この様なツールの加工経路と材料除去特性は、前に準備され加工指図書きPが中に記憶された機械450に動作的に接続された又は中に含まれた制御コンピュータにより、精細に制御され得るのが典型的である。代わりに、該材料除去操作はより従来的な方法を使って歯科ラボ26で行うことも出来る。特にこの目的で、下準備物と、隣接歯及び相対する顎の面する歯を有する周囲の歯と、を含む、該歯の物質的な凸形モデルが該歯科ラボ26に提供され、それは完全な補てつ物の製作で該技工士を助ける。この様な物質的モデルは、オプションでは該歯科ラボ26に於ける場合もあるが、典型的には該サービスセンター23で、例えば、CNC加工方法を含む材料除去方法の様な何等かの適当な方法を使うか、又は例えば、プロトタイピング方法(prototyping methods)の様な他の技術を使って、仮想モデルWから作られ得る。代わりに、特にもし最初の場所に仮想モデルを得るために凹形のモデルが使われるならば、当該技術で公知の仕方で該凹形のモデルから直接凸形のモデルが作られてもよい。 【0059】 該コーピング110の層117,115そして118の外面116の製造が該キャップ110(第1方法の場合の)の、又は該コーピング125(第2方法の場合の)の、内面の製造用に使われたそれと異なる機械で行われる時は、各部品の内、外面間の適当な空間的整合が保持されねばならない。これは多くの方法で達成されてもよい。例えば、既知形状で、内面120内の既知位置に(又はどこかに)配置された突起119の様な表面的特徴が該3DモデルM内に含まれ、かくして又製造される物質的コーピング125内にも含まれる。該突起119は、該コーピングが、該クラウンの製造で続いている機械450の様な異なる機械へ移される時、基準データム(reference datum)として使われる。該キャップ110が該コーピング125と別に製造される時、同様な突起が該キャップ110内に含まれ、又該コーピング125に対しキャップ110を整合させるための基準データムとして役立ってもよい。代わりに、一旦該コーピング125が機械450の様な次の機械に乗せられると、その外面は例えばスキャナー330の様な適当なスキャナーにより走査され、かくして得られた3Dデータは、該キャップ110の外面を該コーピング125に整合させるように材料除去指図書きPを調整するためにコンピュータ301により使われる。 【0060】 第1か又は第2か何れか用の、材料除去操作は、2004年2月9日に出願され、又本譲り受け人に譲り渡され、その内容がそれへの参照によりここに組み入れられる特許出願である特許文献8で開示される方法により行われるのが好ましい。本質的に、該クラウン100はクラウン100を形成するために加工されるべき材料、内層117を含む、該最終層118か又は何等かの中間層115か、何れか、の外面の3次元形状を決定するために写像操作(mapping operation)を行い、次いで該層を材料除去操作に供することにより製造され、そこでは該加工経路は現実の形状と要求の形状との間のローカルな差に基づいてコンピュータ制御され、加工時間を減ずるよう最適化される。代わりに、該クラウン100は該補てつ物の、最終層か又は何等かの中間層か、何れかの、外面の少なくとも幾つかの重要寸法を決定するために測定操作を行うことにより製造される。これらの測定は次いで該クラウンが嵌められるべき対応する公称寸法と比較され、次いで該層を材料除去操作に供するが、そこでは加工経路はコンピュータ制御され、加工時間を減じるよう最適化される。 【0061】 従って、隣接加工経路間の距離は、例えば、0.02−0.2mmの桁に保持され、該補てつ物及び/又は該ツールを破損させることなく、材料の最適量が各スイープ(sweep)で除去され得る。従って、加工が始まる前に、これらの経路が該加工物、すなわち、材料層の現実の外部的詳細にマッチするよう設計されるので、仮想的包絡線(fictitious envelope)内に加工経路を配置する必要はない。かくして、 −もし材料が該包絡線の限界を越えるなら起こる様に、1スイープで余り多くの材料を除去しようと意図することによる該クラウン及び/又はツールの起こり得る破損は一般的に避けられ、そして −材料が該包絡線の限界の可成り下方にあるなら起こる様に、該加工経路の或る部分について何もない空を横切ってツールを進ませることにより加工時間を浪費することはない。 【0062】 次いで、該コーピング125(前記第2方法用)又は最内層117(前記第1方法用、かくして最内層117自身を含めて)に付加される各層用の、この製造過程により、 a)前記層に付随する少なくとも1つのパラメーターについての現実の寸法データが得られる、 b)少なくとも1つのこの様なパラメーターについて、現実の寸法データと、前記パラメーターが適合するよう望まれる予め決められた目標寸法データと、の間の比較が行われる、 c)該層は前記比較の関数である加工経路に沿う適当な加工手段による材料除去操作に、前記操作の後該層に付随する該パラメーターが前記目標寸法データに実質的に適合するように、供される。 【0063】 該パラメーターは、好ましくは、各層の表面座標を含む幾何学的パラメーターであるのが好ましく、一方目標寸法データは補てつ物の理想化された又は要求された外面の表面座標の数値を含む。前記要求された外面の表面座標は該3DモデルTにより提供される。 【0064】 前記現実の寸法データは材料除去操作の前の各層の現実の表面座標を含んでもよい。過程(a)で該層は、典型的に前記歯科ラボ26内に含まれ、使用され、そして該コンピュータ301に動作的に接続された適当な3次元表面プローブ330で走査される。この様なプローブは好ましくは共焦点画像形成(confocal imaging)に基づく3次元構造を提供するのがよい。代わりに、現実の寸法データは、患者の歯列に直接適用される、光学的方法、直接接触又は何等かの他の手段に基づき、何等かの適当な口内の窩洞の走査技術を用いて得られてもよい。代わりに、該データは、口内の窩洞の凸形及び/又は凹形モデルの走査に基づく技術を用いて得られてもよい。代わりに、患者の、又は口内の窩洞の凸形及び/又は凹形モデルの、X線ベース、CTベース、MRIベース、又は何等かの他の種類の走査に基づく技術を用いて得られてもよい。該寸法データは、完全な歯列又は部分的歯列、例えば、該下準備物のみの様なもの、に組み合わされてもよく、3DデータWに対応する。 【0065】 代替えでは、前記パラメーターは前記層の少なくとも1つの直線的寸法(linear dimension)を含む幾何学的パラメーターである。該目標寸法データはかくして、該クラウンが嵌められるべき顎上の場所の目標幅又は目標高さの少なくとも1つの数値を含んでいる。該目標幅は例えば置き換えられつつある歯の近遠心寸法を含んでもよく、そして該補てつ物が該口内の窩洞内の対応する下準備物上に固定される時該クラウンと隣接歯の間に適切な隙間を提供するよう規定されてもよい。該目標高さは、該補てつ物が該口内の窩洞内の対応する下準備物上に固定される時、前記補てつ物と相対する顎の歯との間に適切な咬合を提供するよう規定されてもよい。 【0066】 図6を参照すると、又歯科クリニック26は関心のある口内の窩洞の部分の物質的モデル700を提供されており、すなわちこの図で210’、220’、80’、84’そして230’として示される、隣接歯210,220、下準備物80と終端線84,そして該下準備物及び隣接歯の反対の上の歯230の縮尺レプリカ(scale replicas)を有する。該モデル700は2つの部分、それぞれ上顎及び下顎に対応し、そして整合ピン750により正しい咬合関係で一緒に逆に結合された上部部分710及び下部部分720になっている。該モデル700は好ましくは該サービスセンター23で何等かの適当な手段、例えば、プラスター又は他の材料の2つの塊状ブロックのCNC加工を介して、製造されるのがよい。元は口内の窩洞200から取られた該3DデータWは、次いでそれから該モデル700を製造出来る機械400に材料除去指図書きを提供するため使われる。次いで該モデル700は該歯科ラボ23へ送られ、仕上げられたクラウン100が患者の口内の窩洞200内へのインプランテーション用に該歯科ラボ26から該クリニック22へ最終的に送られる前に、該モデル内で該下準備物80’と終端線84’に対する該クラウン100の嵌合テストを企てるのにそこの技工士を助ける。代わりに、特に、該クラウンが従来の方法を使って該コーピング上に形成される時、該モデル700は、該キャップの連続する層の各々の設計及び製作用に、又は単一層から成る時、その設計及び製作用に、該技工士により使われてもよい。 【0067】 代わりに、該クラウンは1つものの品物(a monolithic item)として製造されてもよく、そこではこの様なものとしての該コーピングは別々の品物としては含まれない。かくして、図7を参照すると、この様なクラウン100’の内面は下準備物80上に嵌まるよう要求され、かくして直接的材料除去方法又は間接的方法を使い、必要な場合変更を加えて、ここで説明された、該コーピング125の内面と同様な仕方で設計、製造される。同様に、該外面111’は必要な場合変更を加えて、ここで説明された、キャップ110の外面111と同様な仕方で設計される。該外面111’の製造は、オプションでは該内面120’と下縁130’の製造と同時に、サービスセンター23で行われてもよい。しかしながら、該未仕上げのクラウン100’は、その該内面120’と下縁140’が該サービスセンター23により準備された後、そこの技工士が、必要な場合変更を加えて、外面111用にここで説明したと同じ仕方で、該外面111’の製造を完了するよう、歯科系ラボ26へ送ることも可能である。該クラウン100’は多数の層118’、115’117’で作られてもよく、これらは各々、必要な場合変更を加えて、クラウン100用に説明したそれと、同じ仕方で設計され、製造されてもよい。しかしながら、内面120と外面111’の間の適切な空間的関係が保持されることは重要である。この目的で、該クラウン100’は、該内面材料除去操作が始まる前に、整合ジグ(alignment jig)上に設置されてもよい。該未仕上げクラウン(unfinished crown)が該歯科ラボ26へ送られる時、それは該ジグと一緒に転送され、該ジグは該歯科ラボ26の製造センター600との既知の整合状態を保持する。代わりに、該整合は他の方法で達成されてもよい。例えば、既知の形状で、内面120’内の既知の位置に(又はどこかに)配置された突起119’の様な表面の特徴が含まれる。該突起119’は、該コーピングが、該クラウン100’の製造で続ける機械450の様な異なる機械へ動かされた時基準データムとして使用される。オプションとして、この様な整合ジグは歯列の部分又は全部の前記モデル700を含んでもよい。代わりに、一旦該クラウン100’が機械450の様な次の機械に設置されると、その内面は例えばスキャナー330の様な適当なスキャナーにより走査され、かくして得られた該3Dデータは、該クラウン100’の内面をその外面と整合させるように該材料除去指図書きを調整するためにコンピュータ301により使われる。 【0068】 クラウン補てつ物の設計と製造が説明されたが、同様な方法は、必要な場合変更を加えて、例えば、ブリッジ(bridge)、そして例えばキャップの様なインレイ(inlay)、そして何等かの他の人工的な部分的又は完全な歯列を含む何等かの他の歯科補て つ物を設計及び製造するため使われてもよい。しかしながら、そして図8を参照すると、ブリッジ100”を設計する時、ブリッジ100”を全体として考慮して、隣接歯88”用の内部接触面120”は各々該下準備物80”に対し適当な挿入経路87”を提供し、かくして該2つの経路87”は実質的に平行でなければならないと言う注意が払われねばならない。 【0069】 表面情報の表現に基づいて、補てつ物の設計と製造が説明されたが、例えばティースガム(teeth gum)等の様な口内の窩洞内の3次元の実体と、例えばコーピング125とキャップ110を含む、該システム10により設計された該3Dの実体は、代わりに塊状の表現で説明されてもよい。 【実施例2】 【0070】 本発明の第2の実施例では、該システム10は矯正歯科的応用に使われる。患者の口内の窩洞200に対応する3Dデータは、必要な場合変更を加えて、該第1実施例用の様に決定される。図1を参照すると、通信ネットワーク24は又クリニック22からサービスセンター23へ処方を送るため使われてもよい。該処方は、患者の歯のどれが歯科治療で動かされるべきかのみならず該歯科治療の結論で得られるべき望ましい最終歯位置も指定するクリニック22の歯科医からの指図書きを含んでもよい。 【0071】 サービスセンター23はパーソナルコンピュータの様な、中央処理ユニットを有するコンピュータステーション16で歯科治療計画ソフトウエアプログラム(dental treatment planning software program)を実行する。該ソフトウエアは、前に得られた患者の歯を示す3Dデジタルデータと、ことによると該歯科クリニック22の1つから送られる処方と、を取り入れる。該ソフトウエアはモニター20上でユーザーに表示される歯列の3Dコンピュータモデル18を発生するために該3Dデータを処理する。該治療計画ソフトウエアは、該クリニックから送られた処方で指定された治療を実行するよう該患者用歯科装具を選択又は設計するために、該ユーザーに該モデル18を操作させる特徴を有する。例えば、該ユーザーは1つ以上の歯科装具{例えば、ブラケット又はアーチワイヤ(archwires)}を選択又は専用設計し、これらの装具の仮想モデルを該歯の3Dモデルに適用することが出来る。矯正歯科の装具の場合、該装具が患者の現実の歯に適用される矯正歯科治療で起こるであろう歯の動きをシミュレートするために、適用された装具に基づき予め決められた規則により該仮想歯を動かすよう該ソフトウエアが構成される。次いでユーザーは選択された歯科の又は矯正歯科の装具が満足されるかどうかを決定する。もし否であるなら、該ユーザーは新しい装具を選択し、満足する装具が見出されるまで該過程を繰り返す。 【0072】 該ユーザーが選択された歯科装具に満足であると決定した時は、該ユーザーは該クリニック22に、その歯に適用された選択された装具と共に該患者の歯を示す1つ以上の画像を送り、歯科医(dentist)から該選択の確認を請求する。該患者及び決定された装具に関する情報は通信媒体上で該装具サービスセンター23の1つへ送られる。該歯科医は該歯科ラボ26のどの1つへ該情報が送られるべきかを指定する。各歯科ラボはブラケット、アーチワイヤ、他の様な専用製作される歯科装具を製造する機器を有する。該装具サービスセンター23は次いで決められた装具を製造し、該装具を該クリニック22へ発送する。 【0073】 図9は、本発明のもう1つの側面により、歯科装具を設計、製作するための方法を示す。過程40で、患者の歯列を示す3Dデータが取得される。上記説明の様に、該データは、患者の歯を直接走査することによるか、又は例えば、該歯の物質的モデルを走査する様な他の方法によるか、何れかで取得されてもよい。該取得されたデータは次いで歯科サービスセンターへ伝送される(過程42)。過程44で、歯科治療で動かされるべき歯のみ ならず該治療終了の際の歯の最終位置も指定する処方が歯科クリニックからサービスセンターへ送られる。次いで、過程46で、該サービスセンターは該取得されたデータから該患者の歯列の仮想3Dモデルを発生するコンピュータソフトウエアを実行する。該仮想モデルは、該処方で指定された歯科治療を実行するため要する歯科装具を決定するため使われる(過程48)。最後に、過程50で、決定された装具のリストが該装具が作られる歯科ラボ26へ伝送される。 【0074】 続く方法の請求項で、請求項の過程を呼称するため使われる英数字とローマ数字は唯便宜のため提供され、該過程を実行する何等特定の順序を意味するものではない。 【0075】 最後に、付属する請求項を通して使われる用語”具備する(comprising)”は”含むがそれに限定されない(including but not limited to)”を意味すると解釈されるべきである。 【0076】 本発明による例示的実施例が示され、開示されるが、本発明の精神から離れることなく多くの変更品がその中で作られ得ることは評価されるであろう。 【0077】 本発明を理解し、それが実際に如何に実行されるかを見るために、好ましい実施例が、限定しない単なる例により、付属する図面を参照してここで説明されるが、該図面は下記の様である。 【0078】 本発明の好ましい態様を整理して記載すれば、下記のとおりである。 1.補てつ物を要する歯列の3D数値モデルに基づき、少なくとも製造サービスを、複数の歯科クリニック及び歯科ラボの少なくとも各1つに提供するための歯科サービスセンターであり、前記3D数値モデルの創生は前記歯科クリニックで少なくともイニシアライズされている、該サービスセンターが、 前記補てつ物の少なくとも部品を製造するための製造手段と、 少なくとも前記3D数値モデルを、前記サービスセンターと、前記複数の歯科クリニックの少なくとも1つと、前記複数の歯科ラボの少なくとも1つと、の間で交換させるための通信媒体と、を具備しており、 前記サービスセンターは、予め決められた基準により、前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の製造を、少なくとも1つの前記歯科ラボと共有するようになっていることを特徴とする該サービスセンター。 2.前記通信媒体が電子的通信ネットワークを備えることを特徴とする上記1の該サービスセンター。 3.該通信ネットワークが、インターネット、イントラネット、ローカルアクセスネットワーク、公共交換電話網、そしてケーブルネットワークを含むグループから選択されることを特徴とする上記2の該サービスセンター。 4.該歯科クリニックの少なくとも1つは患者の歯列の凹形のキャストを提供するよう適合されており、前記サービスセンターは該歯列の前記凹形のキャストからの前記3D数値モデルを提供するよう適合されていることを特徴とする上記1の該サービスセンター。 5.前記サービスセンターは前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物を設計するよう適合されており、前記補てつ物は内部の面と外部の面とを有しており、前記サービスセンターは前記補てつ物の3D数値モデルを提供するよう適合されていることを特徴とする上記1の該サービスセンター。 6.該サービスセンターが前記補てつ物の前記3Dモデルに基づき前記補てつ物の少なくとも第1部分を製造するよう適合されていることを特徴とする上記5の該サービスセンター。 7.該サービスセンターが前記補てつ物の少なくとも前記内面を製造するよう適合されており、前記内面は前記歯列内に含まれる目標サイト上に設置するよう設計されているこ とを特徴とする上記6の該サービスセンター。 8.前記補てつ物が少なくとも1つのコーピングを有しており、前記内面が前記コーピングの内面であることを特徴とする上記7の該サービスセンター。 9.該サービスセンターが前記3D数値モデルに基づき前記コーピングの外面を設計するよう適合されていることを特徴とする上記8の該サービスセンター。 10.前記サービスセンターは、前記コーピングの前記内面と前記外面との設計に基づき適当なコーピング材料から前記コーピングを直接製造するための材料除去機械を具備することを特徴とする上記9の該サービスセンター。 11.前記サービスセンターは、前記コーピングの前記内面と前記外面との設計に基づき適当なワックス材料等から前記コーピングの物質的モデルを製造するための材料除去機械を具備することを特徴とする上記10の該サービスセンター。 12.前記サービスセンターは、前記物質的モデルの凹形のキャストを作るための手段と、適当なコーピング材料を使って前記凹形のキャストから前記コーピングを作るための手段と、を具備することを特徴とする上記11の該サービスセンター。 13.前記予め決められたパラメーターは前記補てつ物の部品の製造用の寸法精度を含むことを特徴とする上記1の該サービスセンター。 14.前記部品の製造用の前記寸法精度が約40マイクロメートルであるよう又は40マイクロメートルより少なくなるよう要求された時、前記部品が前記サービスセンターにより製造されることを特徴とする上記13の該サービスセンター。 15.歯科補てつ物を少なくとも製造するシステムに於いて、該システムが、 (a)少なくとも1つの歯科クリニックを具備しており、該又は各歯科クリニックは補てつ物を要する患者の歯列の少なくとも1部分の3D数値モデルの創生を少なくともイニシアライズするよう適合されており、該システムは又、 (b)前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の少なくとも1部分を少なくとも製造するよう適合された歯科サービスセンターと、 (c)少なくとも1つの歯科ラボと、を具備しており、該又は各歯科ラボは前記サービスセンターから分離されており、該又は各歯科系ラボは前記3D数値モデルに基づき補てつ物の少なくとも1部分を少なくとも製造するよう適合されており、 該又は各前記少なくとも1つの歯科クリニックと、該又は各前記少なくとも1つの歯科ラボとは、適当な通信媒体を経由して少なくとも前記歯科サービスセンターに相互接続されており、そして 前記サービスセンターと、少なくとも1つの前記歯科ラボと、は予め決められた基準により、前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の該少なくとも製造を、相互に共有するよう適合されていることを特徴とする該システム。 16.前記通信媒体が電子的通信ネットワークを含むことを特徴とする上記15の該システム。 17.該通信ネットワークがインターネット、イントラネット、ローカルアクセスネットワーク、公共交換電話網、そしてケーブルネットワークを含むグループから選択されることを特徴とする上記16の該システム。 18.該歯科クリニックの少なくとも1つが患者の歯列から直接前記3D数値モデルを得るよう適合されていることを特徴とする上記15の該システム。 19.前記少なくとも1つのクリニックが前記歯列の表面トポロジーを決定するための適当なスキャナーを有することを特徴とする上記18の該システム。 20.前記スキャナーが光ビームの配列の共焦点合わせにより3次元構造を決定するためのプローブを有することを特徴とする上記16の該システム。 21.該クリニックの少なくとも1つが患者の歯列の凹形のキャストを提供するよう適合されていることを特徴とする上記15の該システム。 22.該サービスセンターが該歯列の前記凹形のキャストから前記3D数値モデルを提供するよう適合されていることを特徴とする上記18の該システム。 23.該サービスセンターと該少なくとも1つの前記歯科ラボと、の少なくとも1つが 前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物を設計するよう適合されており、前記補てつ物は内部の面と外部の面とを有しており、該サービスセンターは前記補てつ物の3Dモデルを提供するよう適合されていることを特徴とする上記15の該システム。 24.該サービスセンターは前記補てつ物の前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の少なくとも第1部分を製造するよう適合されていることを特徴とする上記23の該システム。 25.該サービスセンターは前記補てつ物の少なくとも前記内面を製造するよう適合されており、前記内面は前記歯列内に含まれる目標サイト上への設置用に設計されることを特徴とする上記24の該システム。 26.前記補てつ物が少なくとも1つのコーピングを有しており、前記内面が前記コーピングの内面であることを特徴とする上記25の該システム。 27.該サービスセンターと該少なくとも1つの前記歯科ラボと、の少なくとも1つは前記3D数値モデルに基づき前記コーピングの外面を設計するよう適合されていることを特徴とする上記26の該システム。 28.前記サービスセンターが、 (a)前記コーピングの前記内面と前記外面との設計に基づき適当なコーピング材料から前記コーピングと、そして (b)前記コーピングの前記内面と前記外面との設計に基づき適当なワックス材料等から前記コーピングの物質的モデルと、の少なくとも1つを直接製造するための材料除去機械を備えることを特徴とする上記27の該システム。 29.該サービスセンターと該少なくとも1つの前記歯科ラボと、の前記少なくとも1つが上記28の(b)の前記物質的モデルの凹形のキャストを作るための手段と、適当なコーピング材料を使って前記凹形のモデルから前記コーピングを作るための手段と、を備えることを特徴とする上記28の該システム。 30.少なくとも1つの前記歯科ラボが前記3D数値モデルに基づき前記補てつ物の少なくとも第2部分を製造するよう適合されていることを特徴とする上記25の該システム。 31.少なくとも1つの前記歯科ラボが前記コーピング上に作られた前記補てつ物の少なくとも第2部分を製造するよう適合されていることを特徴とする上記30の該システム。 32.少なくとも1つの前記歯科ラボが前記補てつ物の少なくとも外面を製造するよう適合されており、前記外面は、 (c)前記補てつ物に隣接する前記歯列内の他の歯に対して該補てつ物用の適当な隙間を提供すること、と (d)該補てつ物の、前記補てつ物に相対する前記歯列内の他の歯に対する適当な咬合を提供すること、の少なくとも1つ用に設計されることを特徴とする上記30の該システム。 33.前記外面が、適当なコーピングへの少なくとも1層の材料の付加と、該層の表面が予め決められた形状に適合するよう該層を材料除去操作に供することと、を含む過程により製造されることを特徴とする上記32の該システム。 34.複数の層が、最終の前記層が前記補てつ物用に要求される該外面に適合するよう前記コーピング上でシーケンシャルに形成されることを特徴とする上記33の該システム。 35.前記少なくとも1つの歯科ラボが前記層からの材料除去用に材料除去機械を備えることを特徴とする上記33の該システム。 36.前記少なくとも1つの歯科ラボが該材料除去操作の前に前記層のトポロジーを決定するために好適な走査用手段を備えることを特徴とする上記34の該システム。 37.更に、前記材料除去機械用に加工経路を計算するためのコンピュータ手段を具備しており、この様な経路は該材料除去操作の前の前記層の前記トポロジーと該表面用に要求された該トポロジーとの間の差に基づくことを特徴とする上記36の該システム。 38.前記歯科ラボが従来の技術を用いて前記第2部分を作るよう構成されることを特徴とする上記34の該システム。 39.前記サービスセンターが前記歯科クリニックによる使用のために前記歯列の物質的凸形モデルを提供するよう構成されることを特徴とする上記38の該システム。 40.前記予め決められたパラメーターが前記補てつ物の部品の製造用の寸法精度を含むことを特徴とする上記15の該システム。 41.前記部品の製造用の前記寸法精度が約40マイクロメートル又は40マイクロメートルより少なく要求される時、前記部品が前記サービスセンターにより製造されることを特徴とする上記40の該システム。 42.前記部品用の前記寸法精度が40マイクロメートルより実質的に多い量の中にあるよう要求される時、前記部品が前記歯科ラボにより製造されることを特徴とする上記41の該システム。 【図面の簡単な説明】 【0079】 【図1】本発明の1側面の1実施例により歯科装具を設計、製作するための歯科サービスシステムを示す。 【図2】補てつ物をインプラントすることが望まれる患者の口内の窩洞の部分を図解する。 【図3】コーピング及び多層キャップを有するクラウン補てつ物を断面図で図解する。 【図4】本発明の第1実施例に依るサービスセンターを図解する。 【図5】本発明の第1実施例による歯科ラボを図解する。 【図6】図2の口内の窩洞の物質的モデルを図解する。 【図7】多層構造を有するクラウン補てつ物を断面図で図解する。 【図8】本発明のブリッジ補てつ物の挿入経路を図解する。 【図9】本発明の第2実施例による歯科装具を設計し、製作する方法を示す。 【符号の説明】 【0080】 10 システム 16 コンピュータステーション 18 3Dコンピュータモデル 20 モニター 22 歯科クリニック 23 歯科サービスセンター 24 通信手段又はネットワーク 26 歯科ラボ 31 手持ちスキャナー 32 コンピュータワークステーション 33 凸形のモデル 34 凸形のキャスト 80 下準備物 80’ 下準備物のレプリカ 80” 下準備物 82 外面 84 終端線 84’ 終端線のレプリカ 87” 挿入経路 88” 隣接歯 100 クラウン 100’ 1つもののクラウン 100” ブリッジ 110 キャップ 111 キャップの外面 111’ キャップの外面 115 複数の層又は中間層 115’ 100’の中間層 116 中間層の外面 117 内層 117’ 100’の内層 118 最終層 118’ 100’の最終層 119 突起 119’ 100’用の突起 120 内面 120’ 100’の内面 120” 内部接触面 125 コーピング 126 外面 130 下縁 130’ 100’の下縁 135 デジタルライブラリー 140’ 100’の下縁 200 口内の窩洞 210、211 隣接歯 210’ 隣接歯のレプリカ 220 隣接歯 220’ 隣接歯のレプリカ 230 対面する顎の歯 230’ 対面する顎の歯のレプリカ 235 ライブラリー 300 サーバー 301 ローカルサーバー又はコンピュータ 302 デイスプレー 303 ユーザーインターフエース 310 表示手段 320 画像 330 マウス又はスキャナー 335 カーソル 400、450 材料除去機械 500 製造センター 600 キャスチング設備 650 製造センター 700 口内の窩洞の部分の物質的モデル 710 上部部分 720 下部部分 750 整合ピン C 幾何学的3Dデータ E 加工指図書き M キャップの3Dデジタルモデル P 加工指図書き T 3Dモデル W 口内の窩洞の元の3D情報又は仮想モデル
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| 【出願人】 |
【識別番号】504297940 【氏名又は名称】カデント・リミテツド
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| 【出願日】 |
平成19年1月18日(2007.1.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060782 【弁理士】 【氏名又は名称】小田島 平吉
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| 【公開番号】 |
特開2008−49113(P2008−49113A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2007−9290(P2007−9290) |
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