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【発明の名称】 監視システムおよび生体認証装置
【発明者】 【氏名】竹島 昌弘

【氏名】掛川 誠

【氏名】北村 瑞夫

【要約】 【課題】監視者によるタグのすり替えや置き去りを防止し、監視されるべき者を確実に監視することを目的とする。

【構成】監視システム100が、監視対象者である被監視者200に付されたタグ210が保持する情報と被監視者200の生体情報とを対応させて格納するタグ・生体情報格納部123と、タグ210から情報を読み取るタグ情報読取部111と、タグ・生体情報格納部123から、タグ情報読取部111が読み取ったタグ210の情報に対応する生体情報を取得する生体情報取得部122と、被監視者200から生体情報を読み取る生体情報読取部124と、生体情報取得部122が取得した生体情報と生体情報読取部124が読み取った生体情報とを照合する生体認証部125と、照合の結果を出力する認証結果出力部126とを備える構成とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視対象者である被監視者に付されたタグが保持する情報と前記被監視者の生体情報とを対応させて格納するタグ・生体情報格納部と、
前記タグから情報を読み取るタグ情報読取部と、
前記タグ・生体情報格納部から、前記タグ情報読取部が読み取った前記タグの情報に対応する前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記被監視者から生体情報を読み取る生体情報読取部と、
前記生体情報取得部が取得した前記生体情報と前記生体情報読取部が読み取った前記生体情報とを照合する生体認証部と、
前記照合の結果を出力する認証結果出力部と
を備えることを特徴とする監視システム。
【請求項2】
監視対象者である被監視者に付されたタグが保持する情報と前記被監視者の生体情報とを対応させて格納するタグ・生体情報格納部と、
前記タグから情報を読み取るタグ情報読取部と、
前記タグ・生体情報格納部から、前記タグ情報読取部が読み取った前記タグの情報に対応する前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記被監視者から生体情報を読み取る生体情報読取部と、
前記生体情報取得部が取得した前記生体情報と前記生体情報読取部が読み取った前記生体情報とを出力する生体情報出力部と
を備えることを特徴とする監視システム。
【請求項3】
前記タグの位置を検知する位置検知部と、
前記位置検知部が検知した前記タグの位置を表示する位置表示部と
をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視システム。
【請求項4】
前記生体情報は、指静脈情報、虹彩画像情報、指紋情報、顔画像情報および声紋情報のうち、少なくとも1つである
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の監視システム。
【請求項5】
監視対象者である被監視者に付されたタグから情報を読み取るタグ情報読取装置と通信可能であって、
前記タグの情報と前記被監視者の生体情報とを対応させて格納するタグ・生体情報格納部と、
前記タグ情報読取装置から前記タグの情報を受信するタグ情報受信部と、
前記タグ・生体情報格納部から、前記タグ情報受信部が受信した前記タグの情報に対応する前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記被監視者から生体情報を読み取る生体情報読取部と、
前記生体情報取得部が取得した前記生体情報と前記生体情報読取部が読み取った前記生体情報とを照合する生体認証部と、
前記照合の結果を出力する認証結果出力部と
を備えることを特徴とする生体認証装置。
【請求項6】
監視対象者である被監視者に付されたタグから情報を読み取るタグ情報読取装置と通信可能であって、
前記タグの情報と前記被監視者の生体情報とを対応させて格納するタグ・生体情報格納部と、
前記タグ情報読取装置から前記タグの情報を受信するタグ情報受信部と、
前記タグ・生体情報格納部から、前記タグ情報受信部が受信した前記タグの情報に対応する前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記被監視者から生体情報を読み取る生体情報読取部と、
前記生体情報取得部が取得した前記生体情報と前記生体情報読取部が読み取った前記生体情報とを出力する生体情報出力部と
を備えることを特徴とする生体認証装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、タグおよび生体認証の技術を用いて監視対象者を監視する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、監視対象者である被監視者を監視するシステムには様々なものがある。例えば、無線LAN(Local Area Network)システムにおいて、複数の基地局が、相互に無線通信することによって相互の時計のずれを検出し、各基地局が自基地局の時計に基づいて、被監視者が携帯する端末からの信号の受信時刻を測定し、サーバが、各基地局で測定された受信時刻と、各基地局で検出された相互の時計のずれと、各基地局の位置とを用いて、端末を携帯する被監視者の位置を検出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、撮影された透過光画像に含まれる静脈パターンを抽出し、抽出した静脈パターンを、あらかじめ登録されている指画像の静脈パターンと照合して、被監視者の個人認証を行う技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2004−101254号公報
【特許文献2】特開2002−83298号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記特許文献1に開示されている技術では、端末を携帯する者の居場所を監視することは可能であるが、被監視者が自分以外の者に端末を携帯させる「すり替え」を行った場合に、本来監視されるべき者を監視できなくなるという問題がある。また、被監視者が端末を携帯しない「置き去り」を行った場合にも、監視されるべき者を監視できなくなるという問題がある。
【0005】
また、前記特許文献2に開示されている技術では、照合に成功した場合、指画像を撮影された者が監視されるべき者であることは判別できるが、照合に失敗した場合、照合の失敗の原因が、指画像を撮影された者が本来監視されるべき者ではないことであるのか、あるいは認証装置の照合処理が正常に機能しなかったことが原因であるのかに関して明確な解答を出せないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、監視対象である被監視者の監視を、より確実に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、監視対象者である被監視者に付されたタグが保持する情報と被監視者の生体情報とを対応させて格納するタグ・生体情報格納部と、タグから情報を読み取るタグ情報読取部と、タグ・生体情報格納部から、タグ情報読取部が読み取ったタグの情報に対応する生体情報を取得する生体情報取得部と、被監視者から生体情報を読み取る生体情報読取部と、生体情報取得部が取得した生体情報と生体情報読取部が読み取った生体情報とを照合する生体認証部と、照合の結果を出力する認証結果出力部とを備える構成とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、監視対象である被監視者の監視を、より確実に行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における監視システムの機能構成例を示す図である。
図1に示すように、被監視者200は、監視システム100が監視を行う対象となる者であり、被監視者200にはタグ210が付されている。タグ210は、タグを識別するための情報を含むタグ情報を格納している。なお、タグ210は、被監視者200の身体に直接付されていてもよいし、被監視者200の衣服などに付されていてもよい。また、タグ210は、被監視者200によって容易に外すことが可能であると、すり替え、置き去りなどが容易に行えるため、容易には外せないように構成するのが好ましい。具体的には、被監視者200を監視すべき立場の者が所有する鍵を用いてのみ外すことが可能な構成や、生体埋め込みの構成などが考えられる。
【0010】
監視システム100は、タグ情報読取装置110と、生体認証装置120とを含んで構成される。
【0011】
タグ情報読取装置110は、被監視者200に付されたタグ210からタグ情報を読み取る装置であり、タグ情報読取部111と、タグ情報送信部112と、アンテナ112aと、アンテナ111aとを含んで構成される。ここで、タグ情報読取部111と、タグ情報送信部112とは、例えば、メモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現されるものである。ハードウェア的には、電波を送受信するRF(Radio Frequency)回路や無線通信用のネットワークインタフェースカード、CPU、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などにより実現される。
【0012】
アンテナ111aは、読み取り用の電波の送信と応答波(タグ情報)の受信を行うアンテナとしての機能を有する。
【0013】
タグ情報読取部111は、アンテナ111aを介してタグ210からタグ情報を読み取ると、読み取ったタグ情報をタグ情報送信部112に出力する機能を有する。
【0014】
タグ情報送信部112は、タグ情報読取部111からタグ情報が入力されると、入力されたタグ情報を、アンテナ112aを介して生体認証装置120に送信する機能を有する。
【0015】
アンテナ112aは、無線通信用のアンテナであり、生体認証装置120と無線通信を行う機能を有する。
【0016】
生体認証装置120は、タグ情報受信部121と、アンテナ121aと、生体情報取得部122と、タグ・生体情報格納部123と、生体情報読取部124と、生体認証部125と、認証結果出力部126とを含んで構成される。ここで、タグ情報受信部121と、生体情報取得部122と、生体認証部125とは、例えば、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することによって実現されるものである。ハードウェア的には、無線通信用のネットワークインタフェースカード、CPU、RAM、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどにより実現される。
【0017】
タグ情報受信部121は、タグ情報送信部112から、アンテナ112aを介して送信されたタグ情報を、アンテナ121aを介して受信し、生体情報取得部122に出力する機能を有する。
【0018】
アンテナ121aは、無線通信用のアンテナであり、タグ情報読取装置110と無線通信を行う機能を有する。
【0019】
生体情報取得部122は、タグ情報受信部121からタグ情報が入力されると、入力されたタグ情報に基づいて、タグ・生体情報格納部123に登録されている生体情報(登録生体情報)を取得し、生体認証部125に出力する機能を有する。
【0020】
タグ・生体情報格納部123は、タグ情報と生体情報とを対応させてタグ・生体情報として格納する機能を有する。例えば、ハードディスクやフラッシュメモリなどによって実現される。このタグ・生体情報については、後記する。
【0021】
生体情報読取部124は、被監視者200から生体情報を読み取り、生体認証部125に出力する機能を有する。生体情報としては、指静脈情報、虹彩画像情報、指紋情報、声紋情報、顔画像情報などがある。生体情報として、指静脈情報、虹彩画像情報、指紋情報、顔画像情報などを用いる場合には、生体情報読取部124は、カメラなどによって実現され、声紋情報などを用いる場合には、生体情報読取部124は、マイクなどによって実現される。
【0022】
生体認証部125は、生体情報読取部124から入力された生体情報(読取生体情報)と、生体情報取得部122から入力された生体情報(登録生体情報)との照合を行い、認証結果を認証結果出力部126に出力する機能を有する。認証結果としては、例えば、照合が成功した場合には「0:認証成功」、照合が失敗した場合には「1:認証失敗」の値を出力するなどの方法がある。
【0023】
認証結果出力部126は、生体認証部125から入力された認証結果を出力する機能を有する。例えば、認証結果出力部126は、表示画面のようなものであり、生体認証部125から「0:認証成功」が入力された場合には、被監視者200を監視すべき立場の者にその旨を伝えるメッセージ「認証成功」を表示し、生体認証部125から「1:認証失敗」が入力された場合には、被監視者200を監視すべき立場の者にその旨を伝えるメッセージ「認証失敗」を表示するようにしてもよい。また、認証結果出力部126は、生体認証部125から「1:認証失敗」が入力された場合には、被監視者200を監視すべき立場の者にその旨を伝える警告音を発するようにしてもよい。また、生体認証装置120とは別の装置の近くに、被監視者200を監視すべき立場の者がいる場合には、認証結果出力部126がその生体認証装置120とは別の装置に認証結果を出力するようにしてもよい。
【0024】
図2は、本実施形態における監視システムの各装置の設置例を示す図である。
図2に示すように、監視対象となる被監視者200が部屋の中にいる。図2には3人の被監視者200が示されているが、被監視者200の数は特に限定されるものではない。被監視者200にはそれぞれタグ210が付されている。
【0025】
タグ情報読取装置110は、例えば、部屋の入口付近に設置されており、被監視者200が部屋に入る際に、タグ210のタグ情報を読み取る。タグ情報読取装置110によって読み取られたタグ情報は、無線により生体認証装置120に送信される。生体認証装置120は、例えば、被監視者200を監視する立場の監視者300が携帯しており、被監視者200から生体情報を入力すると、タグ情報読取装置110から無線により送信されたタグ情報に対応する生体情報と照合する。照合の結果は、例えば、生体認証装置120の表示画面に表示され、監視者300が確認することが可能である。
【0026】
図3は、本実施形態におけるタグ・生体情報の構成例を示す図である。タグ・生体情報格納部123(図1参照)が格納するタグ・生体情報1230は、タグ情報1231と、生体情報1232とを含んで構成される。
【0027】
タグ情報1231は、タグ210を一意に識別することが可能な情報である。例えば、MACアドレス(Media Access Control address)などを用いることが可能である。
【0028】
生体情報1232は、被監視者200(図1参照)の身体を一意に識別することが可能な情報である。例えば、前記した通り、生体情報1232としては、指静脈情報、虹彩画像情報、指紋情報、声紋情報、顔画像情報などがある。
【0029】
図4は、本実施形態における監視システムの処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して(適宜図1および図3参照)、監視システム100が実行する処理について説明する。
【0030】
まず、タグ情報読取装置110において、タグ情報読取部111が、タグ210からタグ情報を読み取る(ステップS101)。次に、タグ情報送信部112が、タグ情報読取部111が読み取ったタグ情報を生体認証装置120に送信する(ステップS102)。
【0031】
続いて、生体認証装置120において、タグ情報受信部121が、タグ情報読取部111から送信されたタグ情報を受信する(ステップS103)。そして、生体情報取得部122が、タグ情報受信部121が受信したタグ情報をもとに、登録生体情報を取得する(ステップS104)。具体的には、生体情報取得部122は、タグ情報受信部121が受信したタグ情報とタグ情報1231が一致するデータを、タグ・生体情報1230から検索し、そのデータの生体情報1232(登録生体情報)を取得する。生体情報読取部124は、被監視者200から生体情報(読取生体情報)を読み取る(ステップS105)。次に、生体認証部125は、生体情報の照合を行う(ステップS106)。具体的には、生体認証部125は、登録生体情報と読取生体情報との照合を行う。そして、認証結果出力部126は、その照合の結果を認証結果として出力する(ステップS107)。
【0032】
なお、ここでは、生体認証部125が1人の被監視者200に対して照合を1回のみ行うこととしたが、この照合の回数は特に限定されない。例えば、生体認証部125における照合の処理が失敗した場合には、成功するまで複数回に渡って照合の処理を行うことにしてもよい。その場合、照合に用いる生体情報は、1種類に限定されない。例えば、1回目の照合で指静脈情報を用い、照合に失敗した後、2回目の照合で顔画像情報を用いることによって、生体認証装置120における照合機能の確実性を増すことができる。また、2回目の照合は、被監視者200を監視すべき立場の者が顔画像を比較して行うようにしてもよい。
【0033】
以上において説明した処理によって、本実施形態の監視システムは、監視者によるタグの「すり替え」や「置き去り」を防止し、本来監視されるべき者を確実に監視できる。また、照合に失敗した場合でも、タグ・生体情報格納部123に被監視者200の生体情報が登録されていない場合には、「2:登録情報なし」などのメッセージを確認することによって被監視者200が本来監視されるべき者ではない者であると判断することができ、タグ・生体情報格納部123に被監視者200の生体情報が登録されている場合には、「1:認証失敗」などのメッセージを確認することによって認証装置の照合処理が正常に機能しなかったと判断することができる。つまり、監視対象である被監視者の監視を、より確実に行うことが可能である。
【0034】
以上、本実施形態について説明したが、本実施形態は技術的不都合が生じない範囲で自由に変更することができる。以下、変形例について図1を参照しながら説明する。例えば、監視システム100が位置検知システムを備え、この位置検知システムが、タグ210の位置を表示する位置表示部と、タグ210の位置を検知して、その位置を位置表示部に出力する位置検知部とを備えることによって、被監視者200をより確実に監視することが可能となる。位置検知の方法としては、位置検知システムが少なくとも3台の無線LANの基地局(位置が既知の固定局)を備え、タグ210が所定時間ごとに電波を発信する機能を備え、タグ210から発信された電波の各基地局までの到達時間あるいは各基地局から送信された電波のタグ210への到達時間から三点測量の原理、つまり位置が既知の各基地局とタグ210との距離を求めてタグ210の位置を算出することによりタグ210の位置を検知する方法などがある。位置検知システムとしては、日立AirLocation(登録商標)などを用いることが可能である。
【0035】
本実施形態では、生体認証装置120が生体情報の認証を行うこととしたが、生体認証装置120が生体情報出力部を備え、その生体情報出力部を介して、生体情報読取部124から入力された生体情報(読取生体情報)と、生体情報取得部122から入力された生体情報(登録生体情報)とを出力し、被監視者200を監視すべき立場の者が、出力された読取生体情報と登録生体情報とに基づいて、照合を行うようにしてもよい。その場合、生体認証装置120は、生体認証部125および認証結果出力部126を備えなくてもよい。
【0036】
さらに、本実施形態では、生体情報取得部122が、入力されたタグ情報に基づいて、タグ・生体情報格納部123に登録されている生体情報を取得することとしたが、取得できない場合には、「2:登録情報なし」の値を認証結果出力部126に直接出力することとしてもよい。その場合、認証結果出力部126は、生体情報取得部122から「2:登録情報なし」が入力された場合には、被監視者200を監視すべき立場の者にその旨を伝えるメッセージ「登録情報なし」を表示するようにしてもよい。また、認証結果出力部126は、生体情報取得部122から「2:登録情報なし」が入力された場合には、被監視者200を監視すべき立場の者にその旨を伝える警告音を発するようにしてもよい。
【0037】
また、本実施形態では、タグ・生体情報格納部123がタグ情報と生体情報とを対応させてタグ・生体情報として格納する機能を有することとしたが、被監視者200の識別情報と生体情報とを対応させて被監視者・生体情報として格納する機能を有することとしてもよい。その場合、生体認証装置120が、タグ情報受信部121が受信したタグ情報を被監視者200の識別情報に変換する変換部を備え、変換部が被監視者200の識別情報を生体情報取得部122に出力するようにしてもよい。また、生体認証装置120とは別の装置がタグ情報送信部112から受信したタグ情報を被監視者200の識別情報に変換し、タグ情報受信部121に出力するようにしてもよい。
【0038】
さらに、本実施形態では、被監視者200に付されるものとしてタグ210を利用することとしたが、被監視者200を一意に識別できるものであればタグ210以外のものであってもよい。例えば、被監視者200に付されるものとしてIC(Integrated Circuit)カードを利用することとしてもよい。この場合には、タグ情報読取装置110の代わりにカードリーダを用いればよい。
【0039】
また、図5に示すように、監視システム100Aが、生体認証装置120Aの外に生体情報読取装置130を備えるような構成にしてもよい。この場合、生体情報読取装置130は、生体情報読取部131と、生体情報送信部132と、アンテナ132aとを備え、生体情報読取部131が被監視者200から生体情報を読み取り、生体情報送信部132がアンテナ132aを介して、その生体情報を生体認証装置120Aに送信する構成になる。生体認証装置120Aは、アンテナ125aを介して、生体情報読取装置130から送信された生体情報を受信する。また、このような構成であれば、複数の部屋を有する施設の各部屋にタグ情報読取装置110および生体情報読取装置130を設置しておき、各部屋のタグ情報読取装置110からタグ情報を受信するとともに、各部屋の生体情報読取装置130から生体情報を受信して、管理室にある1台の生体認証装置120Aが複数の部屋にいる被監視者200の生体認証を行うことができる。もちろん、タグ情報読取装置110や生体情報読取装置130を室内でなく室外に設置してもよい。
【0040】
また、図6に示すように、監視システム100Bが、生体認証装置120(図1参照)とタグ情報読取装置110(図1参照)とを一体化させた構造である生体認証装置120Bを備えるような構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本実施形態における監視システムの機能構成例を示す図である。
【図2】本実施形態における監視システムの各装置の設置例を示す図である。
【図3】本実施形態におけるタグ・生体情報の構成例を示す図である。
【図4】本実施形態における監視システムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本実施形態における監視システムの機能構成例を示す図である。
【図6】本実施形態における監視システムの機能構成例を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
100、100A、100B 監視システム
110 タグ情報読取装置
111 タグ情報読取部
111a アンテナ
112 タグ情報送信部
112a アンテナ
120、120A、120B 生体認証装置
121 タグ情報受信部
121a アンテナ
122 生体情報取得部
123 タグ・生体情報格納部
124 生体情報読取部
125 生体認証部
125a アンテナ
126 認証結果出力部
130 生体情報読取装置
131 生体情報読取部
132 生体情報送信部
132a アンテナ
200 被監視者
210 タグ
1230 タグ・生体情報
1231 タグ情報
1232 生体情報
【出願人】 【識別番号】000005108
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
【識別番号】000233044
【氏名又は名称】株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス
【出願日】 平成18年8月31日(2006.8.31)
【代理人】 【識別番号】100064414
【弁理士】
【氏名又は名称】磯野 道造

【識別番号】100111545
【弁理士】
【氏名又は名称】多田 悦夫


【公開番号】 特開2008−54967(P2008−54967A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2006−236244(P2006−236244)