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【発明の名称】 X線コンピュータ断層撮影装置、スキャン計画支援装置及びプログラム
【発明者】 【氏名】塚越 伸介

【氏名】里村 泰光

【要約】 【課題】X線コンピュータ断層撮影装置において、スキャン計画の視認性、操作性を向上すること。

【構成】X線コンピュータ断層撮影装置は、X線を発生するX線管101と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器103と、X線検出器の出力に基づいて画像を再構成する再構成装置114と、複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスを管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生するスキャン計画実行処理部201と、データに基づいてスキャン計画画面を表示する表示装置116とを具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
X線を発生するX線管と、
被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
前記X線検出器の出力に基づいて画像を再構成する再構成処理部と、
複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスを管電流又は他の線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生するスキャン計画部と、
前記データに基づいて前記スキャン計画画面を表示する表示部とを具備することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項2】
前記スキャン計画部は、前記タイムチャート上における前記スキャンエレメントの表示態様をスキャンモードに応じて相違することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項3】
前記スキャン計画部は、前記タイムチャート上における前記スキャンエレメントの表示色をスキャンモードに応じて相違することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項4】
前記スキャン計画画面には、前記スキャンシーケンスの表示形式を前記タイムチャートからテーブル形式に切り替えるためのコマンドボタンが含まれることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項5】
前記スキャン計画画面には、前記スキャンシーケンスの表示形式を前記テーブル形式から前記タイムチャートに切り替えるためのコマンドボタンが含まれることを特徴とする請求項4記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項6】
前記タイムチャートには、前記スキャンエレメントごとにスキャン条件の修正を指令するためのコマンドマーカが併記されることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項7】
前記タイムチャートには、前記スキャンエレメントごとに管電流の増減を操作するためのマーカが併記されることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項8】
前記タイムチャートには、前記スキャンエレメントごとにスキャン時間の増減を操作するためのマーカが併記されることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項9】
前記タイムチャートには、スキャン開始以後の時間経過とともに移動するラインマーカが重ねられることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
【請求項10】
X線コンピュータ断層撮影のためのスキャン計画の立案を支援するためのスキャン計画支援装置において、
複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスを管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生するスキャン計画部と、
前記データに基づいて前記スキャン計画画面を表示する表示部とを具備することを特徴とするスキャン計画支援装置。
【請求項11】
X線コンピュータ断層撮影のためのスキャン計画の立案を支援するために組まれたプログラムにおいて、
複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスのデータを入力する手段と、
前記データに基づいて前記スキャンシーケンスを管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生する手段と、
前記スキャン計画画面を表示する手段とをコンピュータに実現させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、スキャン計画の支援機能を有するX線コンピュータ断層撮影装置、スキャン計画支援装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のX線コンピュータ断層撮影装置におけるスキャン計画設定画面では、スキャン計画を構成する各要素が、テキストを主とした表形式で表示されていた。また、従来X線コンピュータ断層撮影装置では、Z方向(体軸方向)に対して一度に撮影できる範囲が40mm程度と狭く、時系列撮影、いわゆるダイナミックスキャンはほとんど行なわれていなかった。
【0003】
しかし、近年のX線コンピュータ断層撮影装置では、検出器の多列化および撮影時間の短縮化により、一度に様々な条件でスキャンを行なうことが一般化してきた。特に,例えば256列以上のスライス方向の幅の広い面検出器を用いたマルチスライスCTでは、スキャンモードの選択肢が格段に広がり、また著しい高速化を実現していることから、ダイナミック撮影、S&Sスキャン、ヘリカルスキャンなど、より多くのスキャンをそのシーケンスとして一括して計画することが有用になってきた。
【0004】
そのため、「表形式で表示されるスキャン計画」では、スキャン時間や管電流などのスキャン個々のスキャン条件についてはその操作性、視認性ともに良好ではあるが、スキャンの順番やそのインターバル等、スキャンシーケンス全体を直感的に明確に理解し難いことがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、X線コンピュータ断層撮影装置において、スキャン計画の視認性、操作性を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の局面において、X線コンピュータ断層撮影装置は、X線を発生するX線管と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器の出力に基づいて画像を再構成する再構成処理部と、複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスを管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生するスキャン計画部と、前記データに基づいて前記スキャン計画画面を表示する表示部とを具備することを特徴とする。
本発明の第2の局面において、X線コンピュータ断層撮影のためのスキャン計画の立案を支援するためのスキャン計画支援装置は、複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスを管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生するスキャン計画部と、前記データに基づいて前記スキャン計画画面を表示する表示部とを具備することを特徴とする。
本発明の第3の局面において、線コンピュータ断層撮影のためのスキャン計画の立案を支援するために組まれたプログラムは、複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスのデータを入力する手段と、前記データに基づいて前記スキャンシーケンスを管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを含むスキャン計画画面のデータを発生する手段と、前記スキャン計画画面を表示する手段とをコンピュータに実現させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、スキャン計画の視認性、操作性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。X線コンピュータ断層撮影装置で、1スライスの断層像データを再構成するには、被検体の周囲1周、約360°分の投影データが、またハーフスキャン法でも180°+ビュー角分の投影データが必要とされる。いずれの再構成方式にも本発明を適用可能である。ここでは、ハーフスキャン法を例に説明する。また、入射X線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータ等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換する間接変換形と、X線による半導体内の電子正孔対の生成及びその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形とが主流である。X線検出素子としては、それらのいずれの方式を採用してもよいが、ここでは、前者の間接変換形として説明する。さらに、検出器の多列化が進み、最近では、40列(40セグメント)、さらにそれ以上の検出器が実用段階にある。本発明は、従来からあるシングルスライス型検出器はもちろん、マルチスライス型検出器を備えたX線コンピュータ断層撮影装置にも適用可能である。ここでは、シングルスライス型検出器を備えたX線コンピュータ断層撮影装置を例に説明する。
【0009】
図1は本実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示している。ガントリ100は、X線管101と、例えば64列又は256列といったいわゆる多列型(2次元アレイ型とも言う)のX線検出器103とを有する。X線管101とX線検出器103は、回転軸RAまわりに回転可能に支持された円環状のフレーム102に搭載される。X線検出器103は、X線管101に対向する。フレーム102は、回転部107の駆動により例えば0.4秒/回転の高速で回転される。高電圧発生装置109からスリップリング108を経由してX線管101に管電圧が印加され、フィラメント電流が供給される。それによりX線管101からX線が発生される。X線検出器103は、被検体を透過したX線を検出する。
【0010】
一般的にDAS(data acquisition system)と呼ばれているデータ収集回路104は、X線検出器103からチャンネルごとに出力される信号を電圧信号に変換し、増幅し、さらにディジタル信号に変換する。このデータ(生データ)は非接触データ伝送装置105を経由してガントリ100の外部のコンソール内に収容された前処理装置106に送られ、そこで感度補正等の補正処理を受け、再構成処理の直前段階にあるいわゆる投影データとして記憶装置112に記憶される。
【0011】
記憶装置112は、再構成装置114、表示装置116、入力装置115、スキャン計画支援装置200とともに、データ/制御バスを介してシステムコントローラ110に接続される。スキャン計画支援装置200は、撮影技師がスキャン計画を立案する作業を支援するための機能を備え、そのために、スキャン計画処理全体の動作制御及び各種演算処理を担うスキャン計画実行処理部201、複数のスキャン計画案のデータや立案されたスキャン計画のデータ等を記憶するためのスキャン計画記憶部207、後述するスキャン計画画面のデータを生成するためのスキャン計画画面生成処理部203、後述するスキャンシーケンスのタイムチャートを生成するタイムチャート生成処理部205を有している。
【0012】
なお、ここで、単一のスキャン条件のもとで制御されるスキャンの動作単位をスキャンエレメントと称する。一検査は、複数のスキャンエレメントで構成される。一検査を構成する複数のスキャンエレメントは、順番付けされている。複数のスキャンエレメントには複数のスキャン条件がそれぞれ対応するが、複数のスキャン条件どうしは必ずしも相違するわけではなく、同一のスキャン条件が含まれている場合もある。
【0013】
スキャン条件としては、スキャンの種類を区別するスキャンモード、管電圧、管電流、撮影視野の直径(S−FOV)、再構成視野の直径(D−FOV)、撮影スライス厚、再構成スライス厚、ヘリカルピッチ、スライス枚数、スキャン開始時点からの経過時間を表すスタートタイム、隣り合うスキャンエレメントの時間間隔を表す待ち時間、S&S等においてスキャンエレメント内でのX線発生のインターバルを表す休止時間などの非常に多くの設定項目が含まれる。スキャンモードには、典型的には、スキャノ撮影、ダイナミックスキャン、S&Sスキャン、ヘリカルスキャンが含まれる。
【0014】
このようなスキャン条件の最適化は、広く且つ高度の専門的知識を必要とする難解なものであり、その設定を支援するために開発された専門的システムが、いわゆるスキャンエキスパートシステムであり、被検体の性別、年齢、体格に加えて、検査目的及び検査部位を入力すると、それに対応する1又は2以上のスキャンシーケンス案を提供することを主機能の一つとしている。このスキャンエキスパートシステムに、本実施形態のスキャン計画支援装置200は相当する。このスキャン計画支援装置200において特徴的で重要な機能の一つは、スキャン計画設定操作のための新規な画面を構成することにある。
【0015】
図2に示すように、スキャン計画支援装置200のスキャン計画画面生成処理部203が生成するスキャン計画画面には、複数のスキャンエレメント#1〜#5がテーブル形式(表形式)で配列される。当該テーブルのメインカテゴリーには、
・スキャンエレメント番号、
・スタート種別(Start;手動(P)/自動(A))、
・スキャン開始のトリガ操作がなされてからの各スキャンエレメントの経過時間に相当する開始時間(Start Time)、
・直前のスキャンエレメントの終了から当該スキャンエレメントの開始までのインターバルとしての待ち時間(Wait)、
・各スキャンエレメントのスキャン開始位置(Start Pos.)、
・各スキャンエレメントのスキャン終了位置(End Pos.)、
・スキャンの種類を区別するスキャンモード(Scan Mode)、
・スキャンエレメント内のスキャン回数(# of scans;スキャノモード、ダイナミックモード及びヘリカルモードでは、1、C1として表記され、それらはスキャンエレメント期間中継続的にX線を発生することを表している、S&Sモードでは、I5等で表記され、そのI5は一定のインターバル(休止時間)を隔ててX線パルスを5回発生することを表している)、
・管電圧(kV)、
・管電流(mA)、
・再構成視野の直径(D−FOV)、
・X線管が1回転するのに要するスキャン時間(回転時間ともいう、Rotation Time)、
・スキャン総時間(Total Scan Time;スキャノモード、ダイナミックモード及びヘリカルモードでは単純にX線を発生する時間幅で与えられ、S&Sモードでは、回転時間にスキャン回数を乗じた時間に、休止時間に休止回数を乗じた時間を加えた合計時間で与えられる)
・撮影スライス厚(Thickness)
などの多くの項目が含まれ、それらは数値又は記号で表記される。上述したように、スキャンシーケンスを構成するスキャンエレメントの数が増加傾向にある現状では、スキャンエレメントを図2のようにテーブル形式で表記すると、スキャンシーケンス全体の時間的な流れが直感的に理解し難いという問題があった。
【0016】
そこで、本実施形態では、図3に示すように、スキャン計画支援装置200のタイムチャート生成処理部205において、複数のスキャン条件のもとでスキャン制御される複数のスキャンエレメントが順序付けされてなるスキャンシーケンスを、管電流又は線量指標の時間変化として表現するタイムチャートを発生し、それを含むスキャン計画画面のデータを発生する。
【0017】
図2、図3に示すように、スキャン計画画面は、患者情報、ユーディリティ情報、X線管球の熱量限界、スキャノグラム等の基本情報とともに、スキャンシーケンスエリア300が設けられている。このスキャンシーケンスエリア300に、スキャンシーケンスを構成する複数のスキャンエレメント#1〜#5が、表示形式切り替えボタン301の操作に従ってテーブル形式とタイムチャート形式とで選択的に配置される。
【0018】
タイムチャートは、横軸が時間、縦軸が管電流(mA)で構成される。管電流(mA)は、線量を表す他の指標に代替え可能であり、当該他の指標としては、mAs(スキャン時間の総管電流値を示す指標、検査計画で設定された管電流と実曝射時間により算出される)、CTDIw(Computed Tomography Dose Index Weighted;単位スライス厚当りの曝射線量)、DLP(Dose Length Product;総曝射線量)が例示される。
【0019】
スキャンエレメント#1〜#5は、タイムチャート上において、それぞれ図形G#1〜G#5で表現される。図形G#1〜G#5には、それぞれのスキャンモードが文字の態様で併記される。図形G#1〜G#5各々は、それぞれの開始時刻からスキャン総時間を経過する時刻までの幅と、それぞれの管電流の値に応じた高さとを有する枠線(フレーム)f1〜f5を有する。スキャノモード、ダイナミックモード又はヘリカルモードに対応するフレームf1、f2はその内部全域がそれぞれのスキャンモードに応じた表示態様で塗りつぶしされる。例えば表示色、ハッチングがスキャンモードに応じて使い分けられる。S&Sモードでは、フレームf3、f4、f5内には、それぞれスキャン数に対応する数のポストPが配置される。ポストPは、スキャン時間に応じた幅を有し、それぞれのスキャンモードに応じた表示態様で塗りつぶしされる。ポストPは、休止時間に応じたインターバルを隔てて配置される。
【0020】
これら図形G#1〜G#5のフレームf1〜f5にポインタをマウス等のポインティングデバイスで合わせて、移動することで、スキャン開始時間を変更し、またスキャンエレメントの順番を入れ替える等の操作をすることができる。図形G#1〜G#5のフレームf1〜f5の左右それぞれには、スキャン時間を延長し又は短縮するためのツールボタンTB1が併記される。マウス等のポインティングデバイスでにポインタをツールボタンTB1に合わせ、ドラッグしたまま左右に移動することで当該スキャンエレメントのスキャン時間を延長し又は短縮することができる。図形G#1〜G#5のフレームf1〜f5の上部には、管電流を高低調整するためのツールボタンTB2が併記される。マウス等のポインティングデバイスでにポインタをツールボタンTB2に合わせ、ドラッグしたまま上下に移動することで当該スキャンエレメントの管電流を高低調整することができる。S&Sモードでは、フレームf3、f4、f5内のポストPにマウス等のポインティングデバイスでにポインタを合わせ、ドラッグしたまま左右に移動することで休止時間を長短調整することができる。
【0021】
また、図形G#1〜G#5のフレームf1〜f5内の任意の位置でマウスの右ボタン操作等の特定操作をすることにより、図4に示すような詳細設定ウインドウがポップアップされる。この詳細設定ウインドウには、管電圧(kV)、管電流(mA)、スキャン時間(回転時間)、再構成視野の直径(D−FOV)、実効mAs、スキャン総時間等の項目の入力ボックスが含まれ、各項目を数値入力することができる。
【0022】
また、図5に示すように、当該画面のスキャンシーケンスエリアの下部には、スキャンエレメント単位で、複写し(copy)、追加し(New Scan)、削除(Delete)の各コマンドボタンが装備される。これらコマンドボタンを操作することにより、例えば図5に示すようにヘリカルスキャンモードのスキャンエレメントを追加することができる。
【0023】
このように本実施形態では、単一の検査(スキャンシーケンス)の全体がタイムチャートとして視覚的に図形で表現されることにより、操作者はスキャンシーケンスを直感的に理解することが容易になり、スキャン計画の視認性を向上することができる。また、タイムチャート上で図形を操作することでスキャンエレメントのスキャン条件を個々に変更し、またスキャンエレメント相互の順番等を変更し、さらにスキャンエレメントの複写、追加、削除を行うことができるので、操作性の向上が期待できる。
【0024】
なお、スキャントリガが押されて、実際にスキャンが開始された以後も、図6に例示するように、タイムチャートが表示され、当該タイムチャート上に、システムコントローラ110からのスキャン制御信号に従ってスキャン計画画面生成処理部203により現在時点に対応するラインマーカが重畳される。このラインマーカは時間経過とともにタイムチャート上を移動するので、撮影技師はスキャンの進行状況や次のスキャンのスキャン条件等を直感的に一目で理解することができる。
【0025】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施形態によるX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示す図。
【図2】図1のスキャン計画実行処理部により発生されたるテーブル形式のスキャンシーケンスを含むスキャン計画画面の一例を示す図。
【図3】図1のスキャン計画実行処理部により発生されたるタイムチャート形式のスキャンシーケンスを含むスキャン計画画面の一例を示す図。
【図4】図3のタイムチャート上で所定操作をすることによりポップアップされるスキャン条件詳細設定用のウインドウを示す図。
【図5】本実施形態において、スキャンエレメントを追加操作したタイムチャートを示す図。
【図6】本実施形態において、タイムチャート上に重ねられる、スキャン開始以後の時間経過とともに移動するラインマーカを示す図。
【符号の説明】
【0027】
100…ガントリ、101…X線管、102…回転フレーム、103…64列X線検出器、104…データ収集回路、105…非接触データ伝送装置、106…前処理装置、107…回転部、108…スリップリング、109…高電圧発生装置、110…システムコントローラ、112…記憶装置、114…再構成装置、115…入力装置、116…表示装置、200…スキャン計画支援装置、201…スキャン計画実行処理部、203…スキャン計画画面発生処理部、205…タイムチャート発生処理部、207…スキャン計画記憶部。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【識別番号】594164542
【氏名又は名称】東芝メディカルシステムズ株式会社
【識別番号】594164531
【氏名又は名称】東芝医用システムエンジニアリング株式会社
【出願日】 平成18年8月25日(2006.8.25)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠

【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊

【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司

【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100092196
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 良郎


【公開番号】 特開2008−48956(P2008−48956A)
【公開日】 平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願番号】 特願2006−229211(P2006−229211)