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【発明の名称】 インビボ検知デバイスにおいて識別データを送信するシステムおよび方法
【発明者】 【氏名】マイケル スカラ

【氏名】ケビン ルベイ

【氏名】タル ダビッドソン

【要約】 【課題】インビボ撮像のための装置および方法であり、本発明は、病院または別の健康施設において、たとえば、健康管理専門職および技師によって作動される。

【構成】インビボ検知のための方法およびシステムは、検知デバイスまたはデバイス内のコンポーネントを識別するか、または、それに関連してもよいデータを送信してもよい。検知デバイスを識別してもよいデータおよび検知データは、別々に、または、組合せて、たとえば、データブロックで送信されてもよい。検知デバイスを識別するか、または、検知デバイスに関連してもよいデータは、たとえば、適合性のあるインビボ検知システムコンポーネントを検証する、コンポーネントにアクセスする、または、コンポーネントを選択するために、任意の適した方法で、受信される、記録される、表示される、処理される、または使用されてもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インビボ検知のための方法であって、
インビボ撮像デバイスに画像データを取り込む工程と、
前記デバイスに関する識別データを、前記デバイスから受け取りシステムへ送信する工程とを備える方法。
【請求項2】
1送信期間中において、及び、データブロックとしてのうちの少なくとも一方の形態にて、前記画像データおよび前記識別データを送信する工程を備える請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記識別データを送信する工程では、画像フレームに相当する前記画像データ送信の終了を指示する請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記識別データは、地理的領域を指示するデータ、前記検知デバイスが使用されることを意図される体のエリアを指示するデータ、前記デバイス用の一意の識別子、前記デバイスに関連するバージョン番号、及び電子シグネチャのうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記識別データを受信する工程と、
前記識別データに基づいてソフトウェアを起動させる工程とを備える請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記識別データの少なくともある部分が、前記ソフトウェアおよび/または要求データ内のデータに実質的に一致するかどうかを判定する工程を備える請求項5に記載の方法。
【請求項7】
インビボ撮像システムであって、
撮像データおよび識別データを送信する撮像カプセルと、
処理システムであって、前記撮像データおよび前記識別データを受け入れ、前記識別データに基づいて処理システムの動作を変更するための、処理システムとを備えるシステム。
【請求項8】
前記識別データは、バージョン番号を含むこと、及び、前記カプセルのタイプを記述することの少なくとも1つを備える、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記処理システムは、受け取りシステムから前記撮像情報及び前記識別情報をダウンロードする請求項7に記載のシステム。
【請求項10】
前記処理システムは、前記識別データに基づいてソフトウェアを起動するためにある請求項7に記載のシステム。
【請求項11】
前記起動は、前記識別データの少なくともある部分が、前記ソフトウェア及び要求データ内の前記データのうちの少なくとも一方に実質的に一致する場合に起こる請求項6に記載の方法。
【請求項12】
前記ソフトウェア内の前記データは、前記要求データを含む請求項6に記載の方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、インビボ撮像のための装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
たとえば、カプセルなどのインビボデバイスは、体の内腔内にある間に、体の内腔に関する情報を採取することができてもよい。こうした情報は、たとえば、体の内腔のデータまたは画像フレームのストリーム、および/または、検知されたパラメータの測定値、たとえば、pH、温度、または他の情報であってよい。検知デバイスは、有線または無線媒体を介して検知された情報を送信してもよく、情報は、受信機によって受信されてもよい。記録された情報は、解析され、かつ/または、表示されるために、受信機からワークステーションへ送出されてもよい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
こうしたシステムは、病院または別の健康施設において、たとえば、健康管理専門職および技師によって作動されてもよい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
インビボ検知のための方法およびシステムは、検知デバイスまたはデバイス内のコンポーネントに関連するか、または、それを識別してもよい識別データを送信してもよい。検知デバイスは、識別データを、別々に、または、センサデータと共に、たとえば、データブロックで送信してもよい。識別データは、たとえば、適合性のあるインビボ検知システムコンポーネントを検証する、起動する、または、選択するために、任意の適した方法で、受信される、記録される、表示される、処理される、または使用されてもよい。
【0005】
本発明の実施形態は、添付図面の図において、例として示され、制限として示されない。図面では、同じ参照数字は類似のまたは同様な要素を示す。
図を簡潔にかつ明確にするために、図に示す要素は、必ずしも一定比例尺に従って描かれなかったことが理解されるであろう。たとえば、要素の一部の寸法は、明確にするために、他の要素に対して誇張される場合がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下の詳細な説明では、本発明の徹底的な理解を可能にするために、多数の特定の詳細が述べられる。しかし、本発明の実施形態が、これらの特定の詳細の無い状態で実施されてもよいことが当業者によって理解されるであろう。他の例では、本発明の実施形態を曖昧にしないために、よく知られている方法、手順、コンポーネント、および回路は、詳細に述べられていない。
【0007】
特に具体的に述べられない限り、以下の説明から明らかなように、本明細書全体を通して、「処理する」、「コンピューティングする」、「計算する」、「決定する」などのような用語を利用する説明は、コンピューティングシステムのレジスタおよび/またはメモリ内の電子量などの物理量として表されるデータを、操作する、かつ/または、コンピューティングシステムのメモリ、レジスタ、あるいは、他のこうした情報記憶デバイス、伝送デバイス、またはディスプレイデバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換する、ワークステーションまたは同様な電子コンピューティングデバイスのアクションおよび/またはプロセスを指すことが理解される。
【0008】
インビボ検知デバイスは、デバイス、たとえば、モデルまたはブランドなどのデバイスタイプ、デバイスコンポーネント、サポートメカニズム、サポートソフトウェア、適合性要求、あるいは他の識別用データに関連するか、または、それを識別するデータを含んでもよい識別データを送信してもよい。識別データは、検知デバイスがどのタイプのセンサデータ(たとえば、画像データ、pHデータなど)を収集するかを指示してもよい。識別データは、検知デバイスが使用されてもよい患者の体内のエリア、たとえば、結腸、食道などを含んでもよい。識別データは、検知デバイスおよび/またはサポートシステムコンポーネントが適切に機能してもよい、機能することを許可されてもよい、または、他のアプリケーションおよび/またはシステムと適合性があってよい、地理的ゾーンまたはエリア、たとえば、国または地理的領域を含んでもよい。識別データは、検知デバイスを一意に識別するデータ、たとえば、コード、通し番号、または電子シグネチャを含んでもよい。一実施形態では、どの2つの検知デバイスも、正確に同じ識別データを持たない。他の実施形態では、あるグループまたはあるタイプの検知デバイスは、同じ識別データまたは識別データの共通部分を有してもよい。
【0009】
検知デバイスは、体を横切る間に取り込む、すなわち、収集するセンサデータ、たとえば、画像データを送信してもよい。検知デバイスは、画像センサまたはカメラ、あるいは、pH、温度、圧力、電気インピーダンスなどのような体の内腔の生理的パラメータを検知するコンポーネントを含んでもよい。
【0010】
本発明の実施形態によるデバイスは、「Device for In-Vivo Imaging 」という名称の、Iddan 他に対する米国特許第7,009,634号、および/または、「In-Vivo
Video Camera System」という名称の、Iddan 他に対する米国特許第5,604,531号、および/または、米国特許出願第2002/0109774号として、2002年8月15日に公開された、2002年1月16日に出願された米国特許出願第10/046,541号に記載される実施形態に類似であってよく、全ての特許が参照により組み込まれる。上記公報に記載されるような、たとえば、ワークステーション内の、外部受け取りシステムまたは受信機ユニット、プロセッサ、およびモニタは、本発明の一部の実施形態と共に使用するのに適していてもよい。本明細書に述べるデバイスおよびシステムは、他の構成および/または他のコンポーネントのセットを有してもよい。たとえば、本発明の一部の実施形態は、内視鏡、ニードル、ステント、カテーテルなどを使用して実施されてもよい。一部のインビボデバイスは、カプセル形状であってよく、または、他の形状、たとえば、ピーナッツ形状、あるいは、管形状、球形状、円錐形状、または他の適した形状を有してもよい。
【0011】
本発明の実施形態によるインビボ検知デバイス4、受信機6、および処理システムまたはワークステーション8を含む、インビボ検知システム2の簡略化された図である、図1が参照される。受信機6は、たとえば、受信機6の動作を少なくとも部分的に制御するプロセッサ(μP)16を含んでもよい。ワークステーション8は、プロセッサ18、ディスプレイユニット14、およびメモリ17を含んでもよく、また、センサデータ(たとえば、画像データ)および/または識別データ73を含んでもよい、受信機6から受信されたかつ/または記録されたデータを、受け入れ、処理し、かつ/または、表示してもよい。一部の実施形態では、ワークステーション8から分離した受信機6は、使用される必要はない。検知デバイス4によって送信されるデータを受信し、または、受け入れてもよい、いずれのユニットも、「受け取りシステム」と考えられてよい。
【0012】
検知デバイス4は、制御ブロック26、送信機28、1つまたは複数のメモリユニット33、受信機30、プロセッサ47、アンテナ32、電力源34、および検知システム24を含んでもよい。一実施形態では、検知システム24は、撮像システムを含んでもよく、撮像システムは、たとえば、光学窓36、たとえば、発光ダイオード(LED)のよう
な少なくとも1つの照明源38、撮像センサ40、および光学系42を含んでもよい。検知デバイス4は、たとえば、プロセッサ47、制御ブロック26、または送信機28内に含まれてもよい、1つまたは複数のレジスタまたはメモリユニット33を含んでもよい。一実施形態では、制御ブロック26、プロセッサ47、および送信機28、あるいは、それらの機能の全てまたは一部が、1ユニット内で組合わされてもよい。一実施形態では、検知デバイス4のコンポーネントは、デバイス本体、シェル、または容器内でシールされてもよい(本体、シェル、または容器は、2つ以上の部品を含んでもよい) 。
【0013】
本発明の一実施形態によれば、識別データ73は、検知デバイス4内、たとえば、メモリユニット33、送信機28、プロセッサ47、または、任意の他の記憶エリアに記憶されてもよい。他の実施形態では、識別データ73は、たとえば、有線非固体デバイスを使用して、たとえば、1つまたは複数のスイッチを使用して記憶されてもよい。
【0014】
送信機28は、識別データ73を送信してもよい。識別データ73は、自動的に、あるいは、システム、プログラム、または管理者要求に応答して送信されてもよい。センサデータおよび識別データ73を含むデータは、患者の体の中にある間に、無線または有線媒体11を介してインビボ検知デバイス4から受信機6に送信されてもよい。受信機6は、送信機28によって送信されたデータを受信し、記録し、かつ/または、記憶してもよい。被検者の近くに配置されるか、または、被検者に装着されてもよい受信機6は、検知デバイス4によって送信されたデータストリームを受信してもよい。ワークステーション8は、たとえば、無線または有線媒体12を介して、受信機6からデータストリームをダウンロードするか、または、データストリームにアクセスしてもよく、データストリームを解析し、かつ/または、表示してもよい。一実施形態では、ワークステーション8は、識別データ73およびセンサデータを別々にダウンロードする、記憶する、使用する、または表示してもよい。代替の実施形態では、ワークステーション8は、受信機6を媒介物として使用するのではなく、検知デバイス4から直接に送信されるデータを受信してもよい。
【0015】
一実施形態では、検知デバイス4によって送信される識別データ73は、検知デバイス4が、たとえば、システム2コンポーネント要求データ75によって識別されるシステム2要求を満たすかどうかを判定するのに使用されてもよい。要求データ75は、たとえば、システム2コンポーネントの要求または規格を指定するデータを含んでもよく、それにより、システム2コンポーネントが、検知デバイス4によって送信されるセンサデータを使用するために、検知デバイス4は、要求または規格を実質的に満たす識別データ73を送信しなければならない。システム2コンポーネント、たとえば、受信機6および/またはワークステーション8、あるいは、そのアプリケーションおよびソフトウェアは、要求データ75を含んでもよい。一部の実施形態では、システム2コンポーネント要求データは、システム2コンポーネント自体に記憶されてもよい。たとえば、要求データ75は、ワークステーション8のメモリ17または受信機6のメモリに記憶されてもよい。要求データ75は、たとえば、読取り専用データ、電子シグネチャ、または他のタイプのデータを含んでもよい。異なるシステム2コンポーネントならびにシステム2コンポーネント内の異なるハードウェアまたはソフトウェアは、異なる識別要求を有してもよい。
【0016】
一実施形態では、システム2コンポーネントは、検知デバイス4によって送信される識別データ73を要求データ75と比較してもよい。たとえば、検知デバイス4は、システム2コンポーネントが検知デバイス4と共に作業するために、システム2コンポーネント、たとえば、ワークステーション8によって受け入れられてもよい識別データ73を送信しなければならない。システム2コンポーネントは、識別データ73を読取ってもよい。システム2コンポーネントは、たとえば、メモリから取り出されてもよい要求データ75を読取ってもよい。システム2コンポーネントは、識別データ73および要求データ75
のアナログ部分を比較して、2つのデータセットが実質的に一致するかどうかを判定する。
【0017】
たとえば、ワークステーション8は、画像データを収集する検知デバイス4からのセンサデータだけを、ワークステーション8が使用してもよいことを指定する要求データ75を有してもよい。そのため、検知デバイス4によって送信される識別データ73が、検知デバイス4を撮像デバイスとして識別する場合、ワークステーション8は、検知デバ
イス4によって送信されるセンサデータを受け入れてもよい。
【0018】
一部の実施形態では、要求データ75は、ワークステーション8において、たとえば、端末においてユーザによって入力されてもよい。たとえば、ユーザは、システム2によって使用される、あるタイプのデータまたはディスプレイプログラムを選択するか、ワークステーション8を構成するか、または、ワークステーション8にソフトウェアをインストールしてもよい。たとえば、ユーザは、ある範囲の許容可能な値を選択することによって、ワークステーション8を構成してもよく、それにより、ワークステーション8は、その範囲内に入る識別データ73を送信する検知デバイス4からのセンサデータだけを使用してもよい。他の実施形態では、コンポーネント要求データ75は、たとえば、ハードウェアまたはソフトウェアで事前プログラムされた固定データすなわち一定データを含んでもよい。一部の実施形態では、要求データ75または識別データ73は、読取り専用データであってよく、または、データが、ユーザによって改変されないように、保護される、または、暗号化されてもよい。
【0019】
一部の実施形態では、識別データ73は、検知デバイス4が、使用されること、適切に機能すること、または、他のシステム2コンポーネントまたはアプリケーションに適合することを意図される、国または地理的領域を指示するデータを含んでもよい。システム2コンポーネントは、検知デバイス4が使用されることを意図される領域が、システム2コンポーネントの領域要求に完全に一致する場合、検知デバイス4からのセンサデータを受け入れる、または、使用するだけでよい。たとえば、英国内で使用されることを意図される受信機6は、オーストラリアで使用されることを意図される検知デバイス4によって送信されるセンサデータを受信しない、記録しない、かつ/または、記憶しなくてもよい。
【0020】
他の実施形態では、識別データ73が、検知デバイス4に関連するモデル、ブランド、またはタイプを識別するデータを含む場合、システム2コンポーネントまたはアプリケーションは、検知デバイス4のモデル、ブランド、またはタイプに適合性がある、または、好ましくは、それと共に使用される、プログラム、ディスプレイ、またはモジュールなどのソフトウェアに自動的にアクセスしてもよい。たとえば、ワークステーション8は、検知デバイス4に関連する、モデル、バージョン番号、コード、または電子シグネチャを含む識別データ73を受け入れてもよく、また、識別データ73が、ソフトウェア内で要求データ75に一致するかどうかを判定してもよい。識別データ73が、ソフトウェア内で要求データ75に完全に一致する場合、ワークステーション8は、識別データ73の少なくともある部分に一致するデータを含むソフトウェアまたはハードウェアにアクセスするか、または、それを起動してもよい。そのため、適切なシステム2メカニズムは、ユーザからの指示が無い状態でアクセスされてもよい。受信機6およびワークステーション8は、識別データ73を受け入れ、識別データ73に基づいて動作を変更してもよい。
【0021】
識別データ73は、検知デバイス4が、そこからセンサデータを収集してもよい、患者の体内の意図される領域、たとえば、結腸を識別するデータを含んでもよい。こうした識別データ73を受け入れることによって、システム2コンポーネントまたはアプリケーションは、たとえば、その領域から収集されたセンサデータを観察するために、適切なプログラム、ディスプレイ、モジュール、またはソフトウェアにアクセスしてもよい。たとえ
ば、システム2は、検知デバイス4がGI管を横切るときの、検知デバイス4のロケーションに関するデータを提供することができる位置特定ツールまたはデバイスを含んでもよい。ワークステーション8は、検知デバイス4が、そこからセンサデータを収集する、患者の体内の意図される領域について、好ましい位置特定ディスプレイアプリケーションにアクセスしてもよい。たとえば、ワークステーション8は、汎用位置特定ディスプレイプログラムにアクセスし、汎用ディスプレイ上に、その領域、たとえば、GI管の図形、マップ、または略図を重ね合わせてもよい。
【0022】
一実施形態では、識別データ73は、検知デバイス4を一意に識別するデータ、たとえば、通し番号、コード、または電子シグネチャなどの一意の識別子を含んでもよい。1つまたは複数の患者の体を横切る複数の検知デバイス4は、たとえば、重複した時間に、受信機6にセンサデータを送信してもよい。識別データ73は、本発明の実施形態に従って、センサデータに添付され、センサデータと共にまとめられ、または、センサデータ上にタグ付けされてもよい。受信機6は、センサデータが送信されたことを、どの検知デバイス4からの識別データ73が指示するかに応じて、センサデータを別個の画像ストリームに分離してもよい。そのため、同時に、または、重複した時間に、複数の検知デバイス4から収集されるデータは、別々に、記憶され、使用され、表示されてもよい。
【0023】
一部の実施形態では、たとえば、ユーザによって入力されるか、または、選択される、さらなる識別データが、ワークステーション8にて受け入れられてもよい。こうした識別データは、本発明の実施形態に従って、システム2コンポーネントによって使用されてもよい。一部の実施形態では、さらなる識別データは、送信された識別データ73を上書きするか、または、交換してもよい。
【0024】
一部の実施形態では、検知デバイス4によって送信された識別データ73は、たとえば、受信機6またはワークステーション8において、同じ検知デバイス4によって送信されたセンサデータと共に、または、センサデータに関連して、データ構造あるいは記憶またはメモリロケーションに記憶されてもよく、また、参照のために使用されてもよい。たとえば、識別データ73は、センサデータを収集した検知デバイス4を識別するのに使用されてもよい。一実施形態では、画像データの各フレームは、識別データを含んでもよい。別の実施形態では、画像データの各ファイルは、識別データを含んでもよい。識別データをセンサデータに関連付ける他の方法が使用されてもよい。
【0025】
処理システムまたはワークステーション8の例の非網羅的リストは、相手先ブランド製造(OEM)専用ワークステーション、デスクトップパーソナルコンピュータ、サーバコニュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、手持ち式コンピュータなどを含む。
【0026】
受信機6は、たとえば、検知デバイス4から送信されたセンサデータおよび/または識別データを記憶するメモリ56、プロセッサ16、アンテナ58、受信機(RX)、送信機62、プログラムメモリ64、ランダムアクセスメモリ(RAM)66、ブートメモリ68、電力源82、および、たとえば、ユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラ70などの通信コントローラを含んでもよい。本発明の他の実施形態によれば、送信機62は、受信機6と分離したユニットであってよい。
【0027】
プロセッサ16は、たとえば、バス74を通して、受信機6、送信機62、およびUSBコントローラ70の動作を制御してもよい。さらに、受信機6、送信機62、プロセッサ16、およびUSBコントローラ70は、たとえば、バス74を通じて検知デバイス4から受信したセンサデータまたはセンサデータの一部分などのデータを交換してもよい。制御およびデータ交換のための他の方法が可能である。
【0028】
1つまたは複数のアンテナ(複数可)58は、受信機6の内側または外側に取り付けられてもよく、受信機60と送信機62は共に、アンテナ58に結合されてもよい。送信機62は、アンテナ58を通して検知デバイス4に無線メッセージを送信してもよい。受信機6は、たとえば、アンテナ58を通して検知デバイス4から送信波を受信してもよい。
【0029】
受信機6は、接続または媒体12を介してワークステーション8と通信してもよい。たとえば、受信機6は、無線通信ビット、たとえば、センサデータ、識別データ、またはメモリ56に記憶された他のデータを、ワークステーション8に転送してもよく、また、ワークステーション8からコントロールおよび他のデジタルコンテンツを受信してもよい。本発明はこの点に限定されないが、媒体12は、たとえば、USBケーブルであってよく、また、受信機6のUSBコントローラ70に結合されてもよい。あるいは、媒体12は、無線であってよく、受信機6およびワークステーション8は、無線で通信してもよい。
【0030】
アンテナ32および58の例の非網羅的リストは、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、多層セラミックアンテナ、板状逆Fアンテナ、ループアンテナ、ショットアンテナ、デュアルアンテナ、無指向性アンテナ、コイルアンテナ、または任意の他の適したアンテナを含む。さらに、アンテナ32およびアンテナ58は、異なるタイプであってよい。
【0031】
検知デバイス4は、自立型で嚥下型のカプセル、たとえば、撮像カプセルであってもよく、または、それを含んでもよいが、検知デバイス4は、他の形状を有してもよく、嚥下型または自立型である必要はない。検知デバイス4の実施形態は、通常、自立型であり、通常、独立型である。たとえば、検知デバイス4は、カプセルまたは他のユニットであってよく、カプセル内では、たとえば、電力コンポーネントを含むコンポーネントは全て、容器またはシェル内に実質的に収容され、また、検知デバイス4は、たとえば、電力または送信情報を受け取るために、ワイヤまたはケーブルを全く必要としない。検知デバイス4は、データの表示、制御、または他の機能を提供するために、外部受信および表示システムと通信してもよい。たとえば、自立型システムでは、電力は、内部電池または無線受信システムによって提供されてもよい。他の実施形態は、他の構成および能力を有してもよい。たとえば、コンポーネントは、複数のサイトまたはユニットにわたって分配されてもよい。制御情報は、外部情報源から受信されてもよい。
【0032】
メモリユニット33の例の非網羅的なリストは、たとえば、レジスタ、ラッチ、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリデバイス(EEPROM)、フラッシュメモリなどのような半導体デバイスを含む。少なくとも1つのメモリユニット33は、識別データ73を記憶してもよい。
【0033】
電力源34は、たとえば、酸化銀電池、リチウム電池、コンデンサ、または任意の他の適した電力源のような電池を含んでもよい。電力源34は、たとえば、デバイスに送信される磁界または電界によって、外部電力源から電力を受け取ってもよい。
【0034】
撮像センサ40は、たとえば、固体撮像センサまたはイメージャ、相補的金属酸化物半導体(CMOS)撮像センサ、電荷結合型デバイス(CCD)撮像センサ、「カメラオンチップ」撮像センサ、あるいは、任意の他の適した撮像センサであってよい。256×256または320×320画素イメージャが使用されてもよい。画素サイズは、たとえば、5〜6ミクロンであってよい。一部の実施形態によれば、画素は、それぞれ、マイクロレンズを取り付けられてもよい。他の数または寸法が使用されてもよい。
【0035】
制御ブロック26は、検知デバイス4の動作を、少なくとも部分的に制御してもよい。
たとえば、制御ブロック26は、照明源38が光線を生成する期間、撮像センサ40が画像を取り込む期間、および送信機28が画像を送信する期間を同期させてもよい。さらに、制御ブロック26は、タイミング信号、および、送信機28、受信機30、および撮像センサ40の動作に必要な他の信号を生成してもよい。さらに、制御ブロック26は、たとえば、画像データバッファリングなどの、検知デバイス4の他のコンポーネントによって実施される動作にとって相補的な動作を実施してもよい。識別データ73は、制御ブロック26、プロセッサ47、または画像センサ40のモードまたは設定を制御するのに使用されてもよい。制御ブロック26は、たとえば、組合せ論理、状態機械、コントローラ、プロセッサ、メモリ要素などのような、論理コンポーネントの任意の組合せを含んでもよい。
【0036】
制御ブロック26、送信機28、任意選択の受信機30、および撮像センサ40は、半導体ダイまたはチップの任意の適した組合せ上で実施されてもよい。たとえば、本発明はこの点に限定されないが、制御ブロック26、送信機28、および任意選択の受信機30は、第1半導体ダイまたはチップの一部であってよく、撮像センサ40は、第2半導体ダイの一部であってよい。こうした半導体ダイは、特定用途向け集積回路(ASIC)であってよく、または、特定用途向け標準製品(ASSP)の一部であってよい。一部の実施形態によれば、コンポーネントの一部または全ては、同じ半導体ダイ上にあってもよい。
【0037】
照明源38は、光学窓36を通って浸透し、体の内腔の内側部分46を照明してもよい。体の内腔の例の非網羅的リストは、胃腸(GI)管、血管、生殖管、または任意の他の適した体の内腔を含む。
【0038】
体の内腔の内側部分46からの光線44の反射は、光学窓36に浸透して元の検知デバイス4に入り、光学系42によって、撮像センサ40に合焦されてもよい。撮像センサ40は、合焦された反射50を受け取り、制御ブロック26からの画像取り込みコマンドに応答して、撮像センサ40は、体の内腔の内側部分46の画像データまたは画像を取り込んでもよい。制御ブロック26は、ワイヤ54を通じて、撮像センサ40からの内側部分46の画像を受け取り、内側部分46の画像を、アンテナを通して無線媒体11に送信するように、送信機28を制御してもよい。任意選択のプロセッサ47は、制御ブロック26動作を修正してもよい。
【0039】
検知デバイス4は、体の内腔に沿って受動的に、または、能動的に進んでもよい。その結果、体の内腔の内側部分のセンサデータのストリームが、検知デバイス4から無線媒体11へ送信されてもよい。
【0040】
検知デバイス4は、たとえば、「無線通信フレーム」内に埋め込まれた、取り込み済みの画像を送信してもよい。無線通信フレームのペイロード部分は、取り込み済みの画像または他の検知データを含んでもよく、また、たとえば、識別データ73、テレメトリ情報および/または巡回冗長コード(CRC)および/またはエラー訂正コード(ECC)などの、付加的なデータを含んでもよい。さらに、無線通信フレームは、たとえば、フレーミングビット、同期ビット、プリアンブルビットなどを含んでもよいオーバヘッド部分を含んでもよい。識別データ73は、画像フレームと別々に送出されてもよい。
【0041】
受信機30は、アンテナ32を通して無線媒体11を介して無線メッセージを受信してもよく、また、制御ブロック26は、これらのメッセージを取り込んでもよい。こうしたメッセージの例の非網羅的リストは、検知デバイス4の動作を修正すること、たとえば、検知デバイス4による画像取り込みを起動するか、または、停止すること、および/または、送信された識別データ73に基づいて、検知デバイス4からの送信を起動するか、または、停止することを含む。
【0042】
通常、検知デバイスは、サイズが固定されているデータを送信する。通常、検知デバイスは、一定レートでデータを収集する。たとえば、検知デバイス4は、0.5秒ごとに1回、画像を取り込み、取り込んだ後、こうした画像データは、おそらく一連の撮像期間および送信期間にわたって、符号化された画像として受信機6に送信されてもよい。送信期間または撮像期間は、検知デバイスが、センサデータのストリームを収集し、生成し、かつ/または、送信してもよい期間であってよい。たとえば、一連の送信期間のそれぞれにおいて、画像データフレームが、取り込まれ、送信されてもよい。他の一定のおよび/または可変の取り込みレートおよび/または送信レートが使用されてもよい。通常、記録され、かつ、送信される画像データは、デジタルカラーデータであるが、代替の実施形態では、他の画像形式(たとえば、黒および白画像データ)が使用されてもよい。一実施形態では、画像データの各フレームは、たとえば、それぞれ、256画素の256列または320画素の320列を含んでもよく、各画素は、知られている方法に従って、カラーおよび輝度用のデータを含む。他のデータ形式が使用されてもよい。
【0043】
一実施形態では、識別データ73は、検知デバイス4からのセンサデータの収集および/または送信の開始時に1回および/または終了時に1回、送信されてもよい。こうした実施形態では、識別データ73は、検知デバイス4からのデータ送信の開始または終了を指示する、すなわち、命令するのに使用されてもよい。たとえば、受信機6は、画像フレームに相当する画像データの送信または受信の終了を指示する識別データ73を受信する。こうした指示を受信することによって、受信機6は、受信動作を停止してもよい。別の実施形態では、識別データ73は、患者の体の領域を横切る検知デバイス4の移動の開始時に1回および/または終了時に1回送信されてもよい。こうしたマーカは、(たとえば、画像またはフレームによって)センサデータを選別するか、または、まとめるために、受信機6および/またはワークステーション8によって使用されてもよい。
【0044】
送信されたデータストリーム内の識別データ73のロケーションは、固定であるか、そうでなければ、たとえば、ユーザまたはプログラムアプリケーションが容易に利用することができるデータマーカ、ポインタ、またはアドレスによって指示されてもよい。これによって、受信機6、ワークステーション8、またはユーザが、識別データ73を効率的に、位置特定し、アクセスすることが可能になる場合がある。
【0045】
一実施形態では、検知デバイス4は、センサデータとは別に識別データ73を送信してもよい。たとえば、(たとえば、機能的エラーによって)画像フレームに相当するセンサデータが送信されない場合、画像フレームに相当する識別データ73は、依然として送信されるであろう。
【0046】
別の実施形態では、検知デバイス4は、たとえば、実質的に同じデータブロック、データストリーム、あるいは送信期間または撮像期間で、センサデータと共に識別データ73を送信してもよい。識別データ73は、たとえば、全ての、または、実質的に全ての、データ送信、画像フレーム送信を用いて、あるいは、実質的に全ての送信期間または撮像期間の間に、センサデータと共に送信されてもよい。一実施形態では、識別データを受信することは、画像フレームに相当する画像データの送信の終了を指示してもよい。一部の実施形態では、たとえば、規制に従って、比較的低いデータ送信レートが使用されてもよい。実質的に全ての画像データ送信を用いて識別データ73を送信することは、受信機6および/またはワークステーション8が、識別データ73を検知デバイス4から要求すること(時間制約が問題となる場合に、時間的に非効率的であるか、または、時間がかかる場合がある)なく、識別データ73にアクセスすることを可能にする場合がある。別の実施形態では、識別データ73は、センサデータに比べて少ない頻度で送信されてもよい。
【0047】
図2、本発明の例示的な実施形態による、識別データを含んでもよいデータブロックの略図が参照される。一部の実施形態では、検知デバイス4は、グループまたはブロック、たとえば、データブロック204でデータを送信してもよい。データブロック204は、サブブロック200およびサブブロック202を含んでもよい。サブブロック202は、センサデータを含み、サブブロック200は、識別データ73などの付加的なデータを含んでもよい。図2では、サブブロック200は、例証のために、データブロック204の終わりに位置するが、識別データ73を含むバイトは、データブロック204内の他のロケーションに位置してもよい。たとえば、識別データ73は、データブロック204の始まりに位置してもよい。
【0048】
一実施形態では、サブブロック200およびサブブロック202は、通常、固定サイズである、データのライン、セット、アイテム、またはユニットでデータをパッケージングしてもよい。たとえば、サブブロック202は、たとえば、256×256画素または320×320画素の画像フレームに相当する固定の数のバイトを含んでもよい。一実施形態では、画像フレーム内の各画素に相当するセンサデータは、固定サイズ、たとえば、8ビットまたは12ビットを有してもよい。他のブロックサイズまたはデータ形式が使用されてもよい。データブロック240は、任意の適した長さまたはサイズであってよい。データブロック240の長さまたはサイズは、通常、送信期間にわたって固定であるが、長さは、一部の実施形態において、かつ/または、一部の送信において変わってもよい。
【0049】
サブブロック200は、複数のタイプの識別データ73を記憶してもよい。一実施形態では、特定のタイプの識別データ73は、サブブロック200の特定のセグメント、たとえば、サイズおよび位置が固定されたサブブロック200の所定部分にまとめられるか、または、所定部分内にある状態で送信されてもよい。そのため、システム2コンポーネントは、所望の特定のタイプの識別データ73に自動的にまたは効率的にアクセスしてもよい。たとえば、一意の識別子、地理的領域データ、体領域データ、およびモデルデータは、それぞれ、サブブロック200の部分250、260、270、および280にある状態で送信されてもよい。サブブロック200の部分250、260、270、および280は、サブブロック200内で任意の順序で配列されてもよい。他のデータは、サブブロック200の部分250、260、270、および280に隣接した状態で、または、その間にある状態で送信されてもよい。データブロック204は、データブロック204内の識別データ73のロケーションを識別するマーカまたはアドレスを含んでもよい。
【0050】
図3は、本発明の実施形態による方法のフローチャートである。
動作400では、インビボ検知デバイスは、センサデータを収集してもよい。センサデータは、たとえば、撮像システムを使用して収集されるか、または、取り込まれた画像データを含んでもよい。たとえば、自立型インビボ撮像デバイスは、画像データを取り込んでもよい。他の実施形態では、センサデータは、たとえば、pH、温度、圧力、電気インピーダンス、または他の検知された情報に関するデータを含んでもよい。
【0051】
動作410では、識別データが送信されてもよい。識別データは、単独で、または、センサデータと共に送信されてもよい。識別データは、たとえば、データブロックまたは送信期間において、センサデータに添付されるか、あるいは、センサデータと共にグループ化され、パッケージングされ、送信され、または関連付けさてもよい。一実施形態では、1送信期間中に、画像データおよび識別データを含むデータが送信されてもよい。
【0052】
動作420では、受信機は、識別データを受信してもよく、また、識別データを記録するか、または、記憶してもよい。受信機は、無線または有線媒体を介して、ワークステーションなどの処理システムに識別データを送出してもよい。
【0053】
動作430では、インビボ検知システムは、識別データを使用してもよい。たとえば、ワークステーションおよび/または受信機は、たとえば、識別データによって許可される、適した方法で、センサデータを記憶する、処理する、表示する、または、使用してもよい。たとえば、識別データを使用して、コンポーネント適合性または許可が検証される、アクセスが可能になる、または、適合性のあるシステムソフトウェアまたはコンポーネント、好ましい動作設定、プログラムまたはソフトウェアが選択されてもよい。システム動作は、識別データに従って修正されてもよい。識別データは、他の意味または機能を有してもよい。
【0054】
一実施形態では、システムコンポーネントは、検知デバイスによって送信される識別データをシステムコンポーネントの要求データと比較してもよい。たとえば、システムコンポーネントは、識別データおよび要求データのアナログ部分を比較して、2つのデータセットが実質的に一致するかどうかを判定してもよい。一部の実施形態では、検知デバイスが、要求データに一致する識別データを送信する場合、システムコンポーネントは、検知デバイスによって送信されるセンサデータだけを使用してもよい。
【0055】
他の動作または一連の動作が使用されてもよい。
本発明は、これまでに特に示し、述べたものに限定されないことが当業者によって理解されるであろう。むしろ、本発明の範囲は、添付特許請求項によってだけ規定される。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の実施形態によるインビボ検知デバイス、受信機、およびワークステーションを含む、インビボ検知システムの概略を示す図。
【図2】本発明の実施形態による、識別データを含んでもよいデータブロックの略図。
【図3】本発明の実施形態による方法のフローチャート。
【出願人】 【識別番号】506203914
【氏名又は名称】ギブン イメージング リミテッド
【氏名又は名称原語表記】GIVEN IMAGING LTD.
【出願日】 平成19年6月29日(2007.6.29)
【代理人】 【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣

【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠


【公開番号】 特開2008−12310(P2008−12310A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2007−171446(P2007−171446)