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【発明の名称】 グラフィカルドラッグアンドドロップインターフェースを使用する外科処置を変更するシステムと方法
【発明者】 【氏名】ポール ジェイ.エセックス

【氏名】ヨハン イークバル

【氏名】カーク ダブリュ.トッド

【要約】 【課題】ユーザが、予期しない不慮の事故に対処できるように、素早く、確実に外科処置の変更を可能にするシステムと方法を提供すること。

【構成】本発明の実施形態は、ユーザに外科処置を変更することを可能にするシステム及び方法を提供する。本発明の方法の実施形態は、以下を含むことができる。方法は、手術コンソールのタッチスクリーン上にGUIを提供することを含み、GUIは、外科処置の表示と一以上の手術ステップの表示を有し、GUIは、タッチスクリーンを使用して手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることによって、ユーザが外科処置の表示の変更をすることを可能にし、方法は更に、外科処置の表示が変更されることを検知することと、外科処置の変更された表示に対応して外科処置を変更すること、とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外科処置の変更方法であって、
手術コンソールのタッチスクリーン上にGUIを設けることを含み、
前記GUIは前記外科処置の表示と1以上の手術ステップの表示と、を有し、前記GUIは、タッチスクリーンを使用して手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることによって、ユーザに前記外科処置の前記表示を変更することを可能にし、
前記方法は更に、
前記外科処置の前記表示が変更されたことを検知することと、
前記外科処置の前記変更された表示に対応して前記外科処置を変更することと、
を含む方法。
【請求項2】
前記外科処置の前記表示は、実行される手術ステップの表示を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記GUIは、手術ステップの表示を含む領域を更に有する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
手術ステップは、手術ステップの表示を含む領域から対応する手術ステップの表示をドラッグして、前記外科処置の表示の所望の段階で対応する前記手術ステップの表示をドロップすることに基づき、前記外科処置に追加される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
手術ステップは、前記処置の表示から対応する前記手術ステップの表示をドラッグして、前記外科処置の表示の外側に、対応する前記手術ステップの表示をドロップすることに基づき、前記外科処置から取り除かれる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
コンピュータで読み込み可能な媒体に保存される一連のコンピュータへの指示を有する、コンピュータプログラム製品であって、
前記一連のコンピュータへの指示は、プロセッサーによって実行可能な指示を含み、
前記指示は、手術コンソールのタッチスクリーン上にGUIを設けることを含み、
前記GUIは、前記外科処置の表示と1以上の手術ステップの表示を有し、前記GUIは、ユーザに前記タッチスクリーンを使用する手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることにより、前記外科処置の表示を変更することを可能にし、
前記指示は、更に、
前記外科処置の前記表示が変更されたことを検知することと、
前記外科処置の変更された表示に応じて前記手術コンソールによって実行される前記外科処置を変更することを含む、
コンピュータプログラム製品。
【請求項7】
前記外科処置の前記表示は、実行される手術ステップの表示を有する、請求項6に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項8】
前記GUIは更に手術ステップの表示を含む領域を有する、請求項7に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項9】
手術ステップは、手術ステップの表示を含む領域から対応する手術ステップの表示をドラッグして、前記外科処置の表示の所望の段階で対応する前記手術ステップの表示をドロップすることに基づき、前記外科処置に追加される、請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項10】
手術ステップは、前記処置の表示から対応する前記手術ステップの表示をドラッグして、前記外科処置の表示の外側に、対応する前記手術ステップの表示をドロップすることに基づき、前記外科処置から取り除かれる、請求項6に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項11】
タッチスクリーンディスプレイと、
手術コンソールと、
前記タッチスクリーンディスプレイと前記手術コンソールに連結されるコントローラを
有する、手術システムであって、
前記コントローラは、
前記タッチスクリーン上にGUIを設けるように設定され、
前記GUIは、外科処置の表示と1以上の手術ステップの表示を有し、前記GUIは、ユーザに前記タッチスクリーンを使用する手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることにより、前記外科処置の前記表示を変更することを可能にし、
前記コントローラは、更に、
前記外科処置の前記表示が変更されたことを検知するように、そして
前記外科処置の前記変更された表示に応じて前記手術コンソールによって実行される前記外科処置を変更するように設定される、
手術システム。
【請求項12】
前記外科処置の前記表示は、実行される手術ステップの表示を含む、請求項11に記載の手術システム。
【請求項13】
前記GUIは、手術ステップの表示を含む領域を更に有する、請求項12に記載の手術システム。
【請求項14】
手術ステップは、手術ステップの表示を含む領域から対応する手術ステップの表示をドラッグして、前記外科処置の表示の所望の段階で対応する前記手術ステップの表示をドロップすることに基づき、前記外科処置に追加される、請求項13に記載の手術システム。
【請求項15】
手術ステップは、前記処置の表示から対応する前記手術ステップの表示をドラッグして、前記外科処置の表示の外側に、対応する前記手術ステップの表示をドロップすることに基づき、前記外科処置から取り除かれる、請求項11に記載の手術システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、手術システムと実行される外科処置に関する。より詳細には、本発明の実施形態は、眼科手術システムで使用される外科処置のステップに関する。更により詳細には、本発明の実施形態は、外科処置の手術のステップを変更、追加、または除去するシステムと方法に関する。
【背景技術】
【0002】
人間の眼は、完全な失明への眼の悪化を徐々に引き起こすいくつかの弊害を蒙ることがある。コンタクトレンズ及びメガネはいくつかの病気を補正できるが、眼科手術が他の病気のために必要とされる。一般に、眼科手術は、硝子体網膜手術のような後眼部処置及び白内障の手術のような前眼部処置に分類される。最近、前眼部処置及び後眼部処置の組み合わせが開発されている。
【0003】
眼科手術のために使用される手術機器は、前眼部処置又は後眼部処置用に特殊化できるか、又は両方を補助することができる。そのような手術機器は、硝子体網膜および硝子体網膜のマイクロ手術コンソールを有することができる。そのような手術コンソールは、外科処置および手術機器に応じてさまざまな機能を備えることができる。例えば、手術コンソールは、白内障手術(例えば、水晶体超音波乳化吸引術の処置)を、手術部位の中および外への洗浄流および吸引流の管理を助けることにより、迅速に処理することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
硝子体網膜および硝子体網膜のマイクロ手術コンソールは、円滑な手術のセッションを容易にするために予め形成されて記憶された外科処置を利用することができる。しかしながら、手術中に、予期しない複雑な状態が生じ得る(例えば、予期しない出血、部分的な網膜剥離、後部の被膜破たんなど)。手術システムの存在により、そのような不慮の事故を解決するために、「急いで」処置を変更することは難しい。それゆえ、ユーザが、予期しない複雑な状態に対処できるように、素早く、確実に外科処置の変更を可能にするシステムと方法が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態は、手術コンソールを使用し、従来技術の処置システムと方法の処置の変更および形成よりも、かなりより便利、より直感的、素早く、迅速に、外科処置の変更と、新しい外科処置を形成する、システムおよび方法を提供する。本発明の一実施形態は、外科処置を変更する方法を含む。その方法は、次のステップを含むことが出来る。方法は、手術コンソールのタッチスクリーン上にGUIを設けることを含み、GUIは、外科処置の表示と一以上の手術ステップの表示を含み、GUIは、ユーザにタッチスクリーンを使用する手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることによって、外科処置の表示を変更することを可能にし、方法は更に外科処置が変更された表示を検知することと、外科処置の変更された表示に対応して外科処置を変更すること、とを含む。外科処置の表示が最初、ブランクの場合には、外科処置の変更された表示は、全く新しい処置を表示することが可能である。その上、既存の処置の変更は、新しい処置として保存されることが可能である。
【0006】
本発明の別の実施形態は、コンピュータ読み込み可能な媒体に保存される、一連のコンピュータへの指示を有するコンピュータプログラム製品を含むことが出来て、その一連のコンピュータへの指示は、プロセッサーにより実行可能な次の指示を含む。指示は、手術コンソールのタッチスクリーン上にGUIを設けることを含み、GUIは外科処置の表示と1以上の手術ステップを含み、GUIはタッチスクリーンを使用する手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることにより、ユーザに外科処置の表示を変更することを可能にし、指示は更に外科処置の表示が変更されたことを検知することと、外科処置の変更された表示に対応する手術コンソールによって、実行される外科処置を変更することとを含む。このように既存の処置は、変更されることが可能で、新しい処置が作られる。
【0007】
本発明の更に別の実施形態は、タッチスクリーンディスプレイ、手術コンソールおよび、タッチスクリーンディスプレイと手術コンソールに連結したコントローラを有する手術システムを有する。コントローラは次のように設定される。コントローラは、タッチスクリーンディスプレイ上にGUIを設けるように設定され、GUIは、外科処置の表示と1以上の手術ステップの表示とを含み、GUIは、タッチスクリーンを使用して、ユーザに手術ステップの表示をドラッグアンドドロップすることによって、外科処置の表示を変更することを可能にし、コントローラは更に外科処置の表示が変更されたことを検知するように、そして外科処置の変更した表示に応じて手術コンソールによって実行される外科処置を変更するように設定される。
【0008】
本発明の実施形態は、ユーザが外科処置をタイミング良くそして機敏に変更できるという利点を提供する。更に、新しい外科処置を作ることができる。本発明の実施形態は、外科処置の変更が迅速、柔軟および直感的である、という更なる利点を提供する。
【0009】
本発明のより完全の理解と本発明の利点は、同じ参照番号が、同じ特徴を示す添付図面と併せて、以下の記述を参照することにより理解することができる。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載された外科処置の変更方法、コンピュータプログラム製品および手術システムを提供する。
【0011】
本発明の好ましい実施形態は、複数の図で示されていて、同じ数字が、様々な図面の一部と同じおよび一部と対応して説明されるのに使用される。
【0012】
硝子体網膜および硝子体網膜のマイクロ手術コンソールは、滑らかな手術のセッションを容易にする、予め記憶された手術ステップを使用することが出来る。このことは、手術コンソールが目前の外科処置を完了するのに必要とされる手術ステップだけを表示することを可能にする。このパラダイムは「手順の」パラダイムと呼ばれる。処置に基づく手順のパラダイムの間、予期しない複雑な状態が生じ得て(例えば、予期しない出血、部分的な網膜剥離、後部の膜破たんなど)、手順のパラダイムの手順フローの変更を必要とする。それ故、手順のパラダイムを実行する手術コンソールは、ユーザのために、手術ステップを変更、除去または追加することによって、予期しない複雑な状態に対処するために、手順のパラダイムの手順フローを素早く変更する方法を必要とする。
【0013】
本発明の複数の実施形態は、ユーザへの双方向のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を示すタッチスクリーンを使用することによって、この問題を解決する。好ましい実施形態では、ユーザは、手術ステップの「ドラッグ」および「ドロップ」を介して手順のパラダイムに手術ステップを追加または除去することによって、予期しない複雑な状態に対処するように処置の手順フローを素早く変更するために、双方向のGUIを使用することができる。そのような操作方法が一般に「ドラッグアンドドロップ」と呼ばれて、当業者によく知られている。本発明の一実施形態では、ドラッグアンドドロップは、タッチスクリーンの入力機能を使用して、達成されることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、眼科の手術コンソール100の一実施形態の概略図である。手術コンソール100は、タッチスクリーン115を有する旋回モニタ110を含むことができる。旋回モニタ110は、タッチスクリーン115を見る人のために様々な姿勢で位置決めされることができる。旋回モニタ110は、左右に揺動し、ならびに回転また傾斜できる。タッチスクリーン115は、ユーザがコンソール100とやりとりすることを可能にするGUIを提供する。
【0015】
手術コンソール100はまた、様々なツール及び消耗品を手術コンソール100に接続するために使用される接続パネル120を含む。接続パネル120は、例えば、凝固コネクタ、平衡塩溶液受容器、様々なハンドピース用のコネクタ及び流体管理システム(「FMS」)又はカセット受容部125を含むことができる。手術コンソール100はまた、フットペダル制御装置(例えば、パネル130の背後に格納)及び他の特徴のようなユーザが扱いやすい様々な特徴を含むことができる。
【0016】
手術中、GUIは、手順のパラダイムを有する手術ステップを表示するのに使用されることが可能である。GUIは更に処置に追加されることが出来る更なる手術ステップを表示することが出来る。これらの更なる手術ステップは、単に「ドラッグアンドドロップ」により、処置に追加されることが可能である。手術ステップはまた、「ドラッグアンドドロップ」により処置から除去することも可能である。それ故、手順のパラダイムの手順フローは、複雑な状況に対処するためにユーザによって、素早く操作することが可能である。
【0017】
手術コンソール100は一例として設けられ、本発明の実施形態は様々な手術システムに実装することができる。本発明の様々な実施形態が使用できる手術システムの例は、例えば、シリーズ2000(登録商標)レガシー(Legacy)(登録商標)白内障手術システム、アクラス(Accurus)(登録商標)400VS手術システム、及びインフィニティ(Infiniti)(登録商標)ビジョンシステム(Vision System)の手術システムを含み、これらのすべては、テキサス州、フォートワースのアルコンラボラトリーズ社(Alcon Laboratories Inc)から入手できる。本発明の複数の実施形態は、当業者によって理解できるように、タッチスクリーンを有する他の適した手術システムに実装されることが可能である。
【0018】
図2は、手術コンソールタッチスクリーン(例えば、図1のタッチスクリーン115)上に表示されることができる、GUI132の実施形態を示す。図2に示すように、GUI132は、外科処置の表示を示す部分を有する。例えば、GUI132は、手順のパラダイムを示す手順のパラダイムディスプレイ135を有することが可能である。図2に示されるように、GUI132は、更に、様々な手術ステップの表示を示す手術ステップディスプレイ140を有する。表示された手術ステップは、複雑な状態が生じたときにそれらに対処するように処置を変更するために手順フローの適切な段階で、処置に追加されることができる。図2では、タッチスクリーン上で示されるレーザステップ("Laser Step")142の表示を押すことにより、ユーザは、レーザステップ("Laser Step")を選択する。
【0019】
手順のパラダイムディスプレイ135および手術ステップディスプレイ140は、同じタッチスクリーン上または異なったスクリーン上またはいかなる考えられるそれらの組み合わせのタッチスクリーン上に、共に表示されることを含む、いかなる方法および組み合わせを用いて表示されることが可能である。更に、手順のパラダイムディスプレイ135および手術ステップディスプレイ140は、一つのディスプレイを構成するために組み合わされることが可能である。
【0020】
図3は、処置を変更する部分を「ドラッグ」中のGUI132の実施形態を示す。表示された手術ステップは、複雑な状態が生じたときにそれらに対処できるように処置を変更するために、手順フローの適切な段階の処置に、追加されることが可能である。図3では、ユーザは、タッチスクリーンを横切って、レーザステップ("Laser Step")142の表示を「ドラッグする」ことにより、レーザステップ("Laser Step")142の表示を手術ステップディスプレイ140から手順のパラダイムディスプレイ135に移動し始める。
【0021】
図4は、ユーザがレーザステップ("Laser Step")の位置を選択するときのGUI132の実施形態を示す。表示された手術ステップは、複雑な状態が生じたときにそれらに対処できるように処置を変更するために、手順フローの適切な段階の処置に、追加されることが可能である。図4では、ユーザは、タッチスクリーンを横切って、レーザステップ("Laser Step")142の表示を「ドラッグする」ことにより、レーザステップ("Laser Step")142の表示を手術ステップディスプレイ140から手順のパラダイムディスプレイ135に移動する。
【0022】
図5は、「ドロップ」後のGUI132の実施形態を示す。図5では、ユーザは、手順のパラダイムディスプレイ135の適切な段階にレーザステップ("Laser Step")142の表示を「ドロップする」ことにより、レーザステップ("Laser Step")を手順のパラダイムに追加する。その結果、下側に表示される処置は、手順のパラダイムディスプレイ135に最初に表示される処置のステップにレーザステップ("Laser Step")を加えるために変更されることが可能である。
【0023】
上述して、図2〜5で示される、前述の本発明の実施形態は、手術ステップディスプレイと手順のパラダイムディスプレイの両方を連続して示すが、これは一例であり、本発明の実施形態は他の方法で実施されることが可能である。例えば、手術ステップディスプレイは、連続して表示される必要はないが、ユーザによって表示しないようにでき、または手術ステップが選択されるたびに、自動的に表示しないようにできる。更に手術ステップは、GUIから初期状態では表示しなくてもよく、必要なときにユーザにより表示されてもよい(例えば、GUIまたはいかなる他の適切な機構の追加/変更ボタンをタッチすることにより)。同様に、別の実施形態では、手順のパラダイムディスプレイは、初期状態では表示されなくて、必要なときにユーザにより表示されてもよい。更に別の実施形態では、ユーザは望むときに、手順のパラダイムディスプレイを表示しないようにできる。
【0024】
ユーザは、また同様のドラッグアンドドロップ手順を使用して、手術ステップを取り除くことにより、処置を変更することも可能である。例えば、ユーザは、タッチスクリーン上の手順のパラダイムディスプレイに表示される手術ステップの表示をタッチすることにより、手順のパラダイムから、取り除かれる処置の手術ステップを選択できる。ユーザは、その後、手順のパラダイムディスプレイから取り除くために、選択された手術ステップの表示を「ドラッグ」できる。ユーザは、ユーザの指をタッチスクリーンから移動することによって、選択された手術ステップの表示が取り除かれるように「ドロップ」する。このプロセスは、手順のパラダイムから選択された手術ステップの除去をもたらす。同様に、ユーザは、表示をドラッグアンドドロップすることにより、GUIのステップの表示を再配置することによって、処置のステップの順番を変更できる。
【0025】
図6は、手術機器コントローラ200(「コントローラ200」)の概略図である。コントローラ200は、手術コンソール100のような手術機器に搭載または接続されることが可能である。コントローラは、プロセッサーをベースとしたインテル(登録商標)ペンティアム(登録商標)4のようなプロセッサー202(インテル(登録商標)およびペンティアム(登録商標)はカリフォルニア州、サンタクララのインテルコーポレーションの登録商標である)、一次メモリ203(例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EEPROMまたは既知のコンピュータ読み込み可能な媒体)および二次メモリ204(例えば、ハードディスク、ディスクドライブ、光学式ドライブまたは既知の他のコンピュータ読み込み可能な媒体)を含む。メモリコントローラ207は、二次メモリ204へのアクセスをコントロール可能である。コントローラ200は、タッチスクリーンインターフェース206のようなI/Oインターフェースを含むことが可能である。ビデオコントローラ212は、タッチスクリーンインターフェース206上の相互作用(interactions)を制御可能である。同様に、I/Oコントローラ214は、I/Oインターフェース208と210上の相互作用(interactions)を制御可能である。コントローラ200は様々な入力装置を含むことができる。コントローラ200のさまざまなコンポーネントは、バス226によって、接続されることが可能である。
【0026】
二次メモリ204は、例えば、例えば、ウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステム(ウィンドウズ(登録商標)は、ワシントン州、レッドモンドのマイクロソフトコーポレーションの登録商標である)やさまざまなデータと共にオペレーティングシステム上で実行する複数のアプリケーションを含む。更に、特に二次メモリ204は、手順のパラダイムに基づく、手術の手順フローを制御するソフトウェアプログラム230を保存可能である。プロセッサー202による実行中に、プログラム230は、二次メモリ204および/または一次メモリ203に保存されることが可能である。
【0027】
動作中、プログラム230は、手順のパラダイムを表す第1のディスプレイを示し、手順のパラダイムに追加されることが可能な手術ステップを表す第二のディスプレイを示すGUIをユーザに(例えばモニタ110を介して)提供するために、プロセッサー202によって実行可能である。この第二のディスプレイは、手術ステップの表示を有している。ユーザは、第二のディスプレイで所望の手術ステップの表示にタッチすることによって、手順のパラダイムに追加する手術ステップを選択できる。ユーザは、その後、タッチスクリーンの入力機能を使用して、第一のディスプレイで示される手順の所望の段階に選択された手術ステップを「ドラッグする」ことが可能である。ユーザはその後、タッチスクリーンから指を移動することによって、所望の段階で選択された手術ステップを「ドロップ」できる。所望の手術ステップの表示は、第一のディスプレイで示される手順の所望の段階で示される。
【0028】
コントローラ200が手順の変更の通知を受けるときは(例えばタッチスクリーンからの入力を検出することにより)、コントローラ200は、タッチスクリーン上で示されたような処置に対応する手術コンソールによって、実行されるように、外科処置の手順フローを変更する。
【0029】
図6のコントローラ200は、例として提供されて、本発明の実施形態は、様々なコンピュータ装置のコンピュータ読み込み可能な媒体に保存される一連のコンピュータへの指示として実施されることが可能であることが理解されるべきである。プログラム230は、ネットワーク上でデータを受け取って保存することが実行可能であり、多くの異なった位置で保存され、分散式に実行される指示を含むことが出来る。図6は、スタンドアロンプログラムとして示されるが、プログラム230は、より大きなプログラムのモジュールにできて、互いにデータを伝達するように動作可能な別々のプログラムを有することができ、またはいかなる適したプログラム構造および言語により、実行されることができる。
【0030】
図7は、処置の手順フローを変更する方法の一実施形態を示す。図7の方法は、例えば、手術コンソール100で、コンピュータ読み込み可能な媒体に保存される一連のコンピュータで実行可能な指示として実行されることが可能である。一連のコンピュータで実行可能な指示は、実行されると、双方向のユーザインターフェース上に表示される手術ステップの表示をドラッグアンドドロップして手術ステップを追加または取り除くことにより、ユーザに処置を変更することを可能にする、タッチスクリーン115上の双方向のユーザーインターフェース(例えばGUI)をユーザに示す。
【0031】
ステップ255では、ユーザは、手術ステップの表示を示す手術ステップディスプレイを表示するために、タッチスクリーン115上に表示されたGUIを使用する。ステップ260では、ユーザは、所望の手術ステップの表示を、GUI上で示された処置の表示の所望の場所にドラッグして、処置の表示の所望の位置に手術ステップの表示をドロップする。処置の手順フローは、手術ステップを所望の段階(ステップ265)で処置に組み込む。ステップ270では、GUI上で示される手術ステップディスプレイを表示しない。手順のパラダイムを利用する実行においては、新しい手順フローは、オプションで新しいパラダイムとして保存されることができる。
【0032】
図7のステップは、必要によりまたは要求により繰り返されることができる。更に、図7は、例として提供され、本発明の実施形態は、異なった順番でステップを実行できて、または、より拡張した機能を提供できる。更に、そのような「ドラッグアンドドロップ」機能は、処置からステップを取り除くため、また処置のステップの順番を変えるために使用されることができる。
【0033】
本発明の実施形態は、さまざまな手術システム特に視覚システムで使用されることができ、拡張した機能と使いやすさを提供できる。ユーザは生じる複雑な状況に対処するために、外科処置を迅速に変更することが可能である。例えば、ユーザは、単に、タッチスクリーン上でドラッグとドロップすることにより、外科処置に手術ステップを迅速に追加し、または外科処置から手術ステップを迅速に取り除くことができる。
【0034】
本発明は、ここでは、図示した実施形態を参照して説明されたが、説明は単に例であり、制限的な意味で解釈されないことを理解すべきである。それ故、本発明の実施形態の詳細における多くの変更及び、本発明の更なる実施形態が理解され、この記載を参照した当業者によって、なされることができる。全てのそのような変更及び更なる実施形態は、特許請求の範囲の発明の範囲内にあることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】手術コンソールの一実施形態の概略図である。
【図2】グラフィカルユーザインターフェース(GUI)の一実施形態の表示である。
【図3】GUIの一実施形態の表示である。
【図4】GUIの別の実施形態の表示である。
【図5】GUIの別の実施形態の表示である。
【図6】手術機器のコントローラの一実施形態の概略図である。
【図7】タッチスクリーンの入力機能を使用する外科処置を変更する方法の一実施形態を示す、フォローチャートである。
【符号の説明】
【0036】
100 眼科の手術コンソール
110 旋回モニタ
115 タッチスクリーン
120 接続パネル
125 カセット受容部
130 パネル
【出願人】 【識別番号】500319044
【氏名又は名称】アルコン,インコーポレイティド
【出願日】 平成19年6月27日(2007.6.27)
【代理人】 【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤

【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一

【識別番号】100102819
【弁理士】
【氏名又は名称】島田 哲郎

【識別番号】100140028
【弁理士】
【氏名又は名称】水本 義光


【公開番号】 特開2008−12304(P2008−12304A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2007−168571(P2007−168571)