| 【発明の名称】 |
食器洗い機 |
| 【発明者】 |
【氏名】横田 紀明
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| 【要約】 |
【課題】洗浄籠の食器が洗浄済みであるか否かを、使用者が容易に判断することができるような食器洗い機を提供する。
【構成】本発明に係る食器洗い機1は、食器を収納する食器籠3と、食器の洗浄処理が終了したことを検知する制御部13と、食器が洗浄済みであることを通知する洗浄済み表示部を含む操作表示部4と、食器が洗浄済みであるか否かを判定するための洗浄状態判定部20とを備えている。洗浄済み表示部は、制御部13が食器の洗浄処理を終了したと検知してから、洗浄状態判定部20が食器籠3内の食器が洗浄済みでなくなったと判定するまで、洗浄済みであることを使用者に通知し続ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 食器を収納する食器籠と、 上記食器の洗浄処理を検知する検知手段と、 上記食器が洗浄済みであることを通知する通知手段と、を備えた食器洗い機であって、 上記食器洗い機は、上記食器が洗浄済みであるか否かを判定する洗浄状態判定手段をさらに備え、 上記通知手段は、上記検知手段が上記洗浄処理を終了したと検知してから、上記洗浄状態判定手段が上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定するまで、上記食器が洗浄済みであることを通知し続けることを特徴とする食器洗い機。 【請求項2】 上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が開いたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項3】 上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が開いてから、上記扉が閉じたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項4】 上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠が引き出されたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項5】 上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠が引き出されてから、上記食器籠が戻されたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項6】 上記洗浄状態判定手段は、 上記食器籠が引き出されてから、 上記食器籠が戻されて、 さらに、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が閉じられたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項7】 上記洗浄状態判定手段は、上記洗浄処理後の上記食器籠の重量が、あらかじめ設定された基準値よりも軽くなったと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項8】 上記洗浄状態判定手段は、 上記食器籠が引き出されてから、 上記洗浄処理後の上記食器籠の重量があらかじめ設定された基準値よりも軽くなり、 さらに、上記食器籠が戻されて、 さらにその後、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が閉じられたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項9】 上記通知手段は、洗浄した食器を乾燥させる乾燥工程中に上記扉が開いたとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項10】 上記通知手段は、上記食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知中に、上記食器洗い機の電源が切られても、上記食器籠内の食器が洗浄済みであることを引き続き通知し続けることを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項11】 上記検知手段は、洗浄した食器を乾燥させる乾燥工程中に上記食器洗い機の電源が切られたとき、上記洗浄処理を終了したと検知することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、一般家庭用および業務用の食器洗い機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 家庭用および業務用として一般的に用いられている食器洗い機は、洗浄庫内に水道水を導入して食器を洗浄するものである。 【0003】 従来、この種の食器洗い機は、図11に示すような構成をしている。以下、上記構成について説明する。 【0004】 図11に示すように、食器洗い機100は、前方に開口部102を有する洗浄庫101、扉103、ヒーター108、洗浄ポンプ109、排水口110、および排水ポンプ112から構成されている。洗浄庫101内には、食器105を収納する食器籠106が配されており、食器籠106の下部には、洗浄庫内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル104が設けられている。扉103は、開口部102を開閉するために設けられており、食器籠106は、扉103を開けることによって、食器105を出し入れしやすいように洗浄庫101内から水平前方に引き出すことができる。 【0005】 次に、食器を洗浄する洗浄処理について説明する。洗浄処理は、食器105を洗浄する洗浄工程および洗浄した食器105を乾燥する乾燥工程に大別される。 【0006】 洗浄に使用される水道水は、洗浄庫101底部に貯留され、ヒーター108により温められる。温水化された水道水は、洗浄ポンプ109にて排水口110から吸い込まれ、洗浄ノズル104へ送給される。送給された水道水は、洗浄水として洗浄ノズル104から食器105に向けて噴出する。こうして食器105は洗浄される。洗浄工程が終了すると、洗浄水は、排水ポンプ112によって、機外へと排出される。その後、図示しない送風ファンにより、洗浄された食器105は乾燥される。 【0007】 この種の食器洗い機は、洗浄工程および乾燥工程などの各工程、ならびに洗浄処理全体が終了するごとに、食器洗い機の使用者(以後、使用者)に対してビープ音等により食器の洗浄が終了したことを通知している(例えば、特許文献1参照)。 【0008】 また、近年は、無駄な洗浄を防ぎ、節水、節電を実現するような食器洗い機が一般的となっている。 【0009】 特許文献2に開示されている食器洗い機は、食器洗い機に収納されている食器の重量を検知する手段を備えており、食器の重量に応じて、洗浄時間を変化させる構成を有している。なお、特許文献2には、検知した食器の重量を使用者にわかりやすく表示する手段についても開示されている。 【特許文献1】特開平11−9537号公報(平成11年1月19日公開) 【特許文献2】特開2004−275267号公報(平成16年10月7日公開) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 しかし、家庭用および業務用食器洗い機において、複数の人間(例えば、家族の構成員)が食器の出し入れを行う場合、食器籠内の食器が洗浄済みの食器であるのか、またはこれから洗浄する食器であるのかの判断が困難であるという問題を有している。それゆえ、食器籠内の食器がすでに洗浄済みであるにもかかわらず、該食器籠に洗浄前の食器を誤って入れてしまう問題が発生する。 【0011】 この問題は、例えば、家庭用食器洗い機の場合、家族の構成員の食事時間などが異なり、各人が使用した食器がある程度まとまってから洗浄するような家庭によく発生する。 【0012】 このような場合、特許文献1に記載されているように、食器洗い機が、洗浄工程および乾燥工程などの各工程の終了、ならびに洗浄処理全体の終了を音によって使用者に通知したとしても、使用者全員に洗浄処理が終了したことを通知することは、不可能である。 【0013】 また、食器が酷く汚れている場合は、食器の外観から洗浄済みか否かを判別することもできるが、最近では、食器洗い機を効率良く使用するために、汚れた食器を事前に軽く水洗したり、つけ置き洗いしたりした後、食器洗い機に入れる使用者も少なくない。 【0014】 このような場合、使用者は、食器籠に収納されている食器が洗浄済みであるか否かの判断をすることがより一層困難となり、例えば、家族の構成員に食器籠内の食器が洗浄してあるか否かを逐一確認しなければならないという甚だ面倒な状態に陥る。 【0015】 また、洗浄済みの食器を再度洗浄することは、節水、節電の観点からも好ましくない。 【0016】 本発明は、上記の課題を解決するために、食器籠に収納されている食器が洗浄済みであるか否かを、使用者が容易に判断することができるような食器洗い機を提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0017】 本発明に係る食器洗い機は、上記の課題を解決するために、食器を収納する食器籠と、上記食器の洗浄処理を検知する検知手段と、上記食器が洗浄済みであることを通知する通知手段と、を備えた食器洗い機であって、上記食器洗い機は、上記食器が洗浄済みであるか否かを判定する洗浄状態判定手段をさらに備え、上記通知手段は、上記検知手段が上記洗浄処理を終了したと検知してから、上記洗浄状態判定手段が上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定するまで、上記食器が洗浄済みであることを通知し続けることを特徴としている。 【0018】 上記の構成によれば、食器洗い機は、食器籠に収納されている食器が洗浄済みでなくなったと判断されるまで、当該食器が洗浄済みであることを使用者に通知し続ける。 【0019】 詳細には、検知手段によって、食器の洗浄処理(以後、洗浄処理)が終了したと検知されると、通知手段は、食器籠に収納されている食器が洗浄済みであることを使用者に通知する。そして、通知手段は、洗浄状態判定手段によって上記食器が洗浄済みでなくなったと判定されると、上記通知を終了する。すなわち、通知手段によって洗浄済みであることが通知されている間は、食器籠内の食器が洗浄済みであることを示しており、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かを容易に判断することができる。 【0020】 これによって、食器籠内の食器が洗浄済みであるにもかかわらず、使用者が洗浄前の食器を当該食器籠に誤って入れてしまうことを防ぐことができる効果を奏する。 【0021】 また、洗浄済みの食器を再度洗浄してしまうことも防ぐことができるため、節水および節電を実現することができる効果を奏する。 【0022】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が開いたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0023】 上記の構成によれば、食器洗い機の扉が開けられることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。 【0024】 食器洗い機の扉を開けることは、食器籠から食器を取り出すために使用者が最初に行う作業である。そのため、使用者は、上記通知を終了させる作業を、食器籠から食器を取り出す作業の一環として行うことができる。したがって、使用者は、食器籠から食器を取り出す作業以外の煩わしい作業を行うことなく、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了させることができる効果を奏する。 【0025】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が開いてから、上記扉が閉じたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0026】 上記の構成によれば、食器洗い機の扉が開いた後、扉が閉じることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。 【0027】 これによって、使用者が食器籠から洗浄済みの食器を取り出していないにもかかわらず、洗浄状態判定手段が、扉が開いたと誤って判定してしまい、上記通知が終了してしまうことを防ぐことができる。したがって、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かをより一層確実に判断することができる効果を奏する。 【0028】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠が引き出されたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0029】 上記の構成によれば、食器籠が引き出されることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。 【0030】 食器籠を引き出す作業は、食器籠から食器を取り出すために使用者が行う作業である。そのため、使用者は、上記通知を終了させる作業を食器籠から食器を取り出す作業の一環として行うことができる。したがって、使用者は、食器籠から食器を取り出す作業以外の煩わしい作業を行うことなく、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了させることができる効果を奏する。 【0031】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠が引き出されてから、上記食器籠が戻されたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0032】 上記の構成によれば、食器籠が引き出された後、食器籠が戻されることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。 【0033】 これによって、使用者が洗浄済みの食器を取り出していないにもかかわらず、洗浄状態判定手段が、食器籠が引き出されたと誤って判定してしまい、上記通知が終了してしまうことを防ぐことができる。したがって、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かをより一層確実に判断することができる効果を奏する。 【0034】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠が引き出されてから、上記食器籠が戻されて、さらに、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が閉じられたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0035】 上記の構成によれば、食器籠が引き出された後、食器籠が戻され、さらに、扉が閉じられることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。 【0036】 これによって、使用者が洗浄済みの食器を取り出していないにもかかわらず、洗浄状態判定手段が、扉の開閉が行われたと誤って判定してしまい、上記通知が終了してしまうことを防ぐことができる。したがって、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かをより一層確実に判断することができる効果を奏する。 【0037】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記洗浄処理後の上記食器籠の重量が、あらかじめ設定された基準値よりも軽くなったと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0038】 上記の構成によれば、洗浄処理終了後の食器籠の重量が基準となる上記食器籠の重量よりも軽くなることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。すなわち、使用者が実際に食器籠から食器を取り出さない限り、通知手段は、上記通知を終了しない。 【0039】 あらかじめ設定された基準値(以後、しきい値)は、洗浄状態判定手段が食器籠から洗浄済みの食器が取り出されたと判定するときの食器籠の重量であり、食器洗い機の使用状況にあわせて、使用者により適宜設定される。 【0040】 そのため、通知手段が洗浄済みであると通知しているとき、使用者は、食器籠内には洗浄済みの食器が入っていることを容易に認識することができる。したがって、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かを容易に判断することができる効果を奏する。 【0041】 また、しきい値は、使用者によって適宜設定されるため、使用者個々の使用方法に合わせて、取り出す食器の重量を調節することができる効果を奏する。 【0042】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記洗浄状態判定手段は、上記食器籠が引き出されてから、上記洗浄処理後の上記食器籠の重量があらかじめ設定された基準値よりも軽くなり、さらに、上記食器籠が戻されて、さらにその後、上記食器籠を格納する洗浄庫の扉が閉じられたと判定したとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定することが好ましい。 【0043】 上記の構成によれば、食器籠が引き出された後、食器籠から食器が取り出され、さらに、食器籠が戻され、その後、扉が閉じられることによって、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みではなくなったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。 【0044】 したがって、使用者が洗浄済みの食器を取り出していないにもかかわらず、洗浄状態判定手段が、扉および食器籠の開閉が行われたと誤って判定してしまったとしても、食器の取り出しの有無を重量によってさらに判定するため、洗浄済みであるとの通知が終了してしまうことを防ぐことができる。このため、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かの判断をより一層確実に行うことができる効果を奏する。 【0045】 また、しきい値は、使用者によって適宜設定されるため、使用者個々の使用方法に合わせて、取り出す食器の重量を調節することができる効果を奏する。 【0046】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記通知手段は、洗浄した食器を乾燥させる乾燥工程中に上記扉が開いたとき、上記食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知することが好ましい。 【0047】 上記の構成によれば、食器の乾燥工程中に扉が開くことによっても、洗浄状態判定手段は、食器籠内の食器が洗浄済みになったと判定する。これによって、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知する。 【0048】 乾燥工程までの洗浄処理によって、食器の汚れは落とされており、乾燥工程中の食器は、洗浄された食器である。これによって、使用者が、洗浄済みの食器が収納されている食器籠に洗浄前の汚れた食器を誤って入れてしまうことを防ぐことができる効果を奏する。 【0049】 また、洗浄済みの食器を再度洗浄してしまうことも防ぐことができるため、節水および節電を実現することができる効果を奏する。 【0050】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記通知手段は、上記食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知中に、上記食器洗い機の電源が切られても、上記食器籠内の食器が洗浄済みであることを引き続き通知し続けることが好ましい。 【0051】 上記構成によれば、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知中であれば、食器洗い機の電源が切られても食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了することなく、継続して通知し続ける。これによって、使用者は、食器洗い機の電源が切れている場合であっても、上記通知を確認することができる。 【0052】 食器洗い機は、洗浄終了後に電源を切っておくことが多いため、電源が切れることによって上記通知が終了してしまうと、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かの判断ができなくなってしまう。上記構成によれば、食器洗い機の電源が切れていても上記通知を確認することができるため、当該電源が切られていることによって、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かが判断できなくなる不便さを解消することができる効果を奏する。 【0053】 また、本発明に係る食器洗い機では、さらに、上記検知手段は、洗浄した食器を乾燥させる乾燥工程中に上記食器洗い機の電源が切られたとき、上記洗浄処理を終了したと検知することが好ましい。 【0054】 上記構成によれば、検知手段は、食器の乾燥工程中に食器洗い機の電源が切られることによって、食器籠内の食器が洗浄済みになったと判定するため、通知手段は、食器籠内の食器が洗浄済みであることを使用者に通知する。 【0055】 これによって、使用者は、食器洗い機の電源が切られていても食器籠内の食器が洗浄済みであるとの通知を確認することができる。したがって、食器洗い機の電源が切られていることによって、食器籠内の食器が洗浄済みであるか否かが判断できなくなる不便さを解消することができる効果を奏する。 【発明の効果】 【0056】 以上のように、本発明に係る食器洗い機は、検知手段が食器の洗浄処理を終了したと検知してから、洗浄状態判定手段によって食器籠内の食器が洗浄済みでなくなったと判定するまで、食器籠内の食器が洗浄済みであることを通知し続けることを特徴としている。 【0057】 それゆえ、使用者は、食器籠内の食器が洗浄済みであるのか否かを容易に判断することができる。これによって、使用者が洗浄済みの食器が収納されている食器籠に洗浄前の汚れた食器を誤って入れてしまうことを防ぐことができる効果を奏する。また、洗浄済みの食器を再度洗浄してしまうことを防ぎ、節水・節電を実現することができる効果を奏する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0058】 〔実施形態1〕 本発明に係る食器洗い機の一実施形態について、以下に説明する。まず、本発明に係る食器洗い機の構成について、図1および図10を参照して説明する。次に、上記食器洗い機の動作について図2〜図4(a)および(b)を参照して説明する。 【0059】 (食器洗い機1の構成) 本発明に係る食器洗い機1の構成について図1を参照して以下に説明する。図1は、本発明に係る食器洗い機の構成を示すブロック図である。 【0060】 この図に示すように、食器洗い機1は、主として、扉2、食器籠3、操作表示部4、ブザー5、制御部13、電源14、記憶部18、および洗浄状態判定部20によって構成されている。 【0061】 (扉2および食器籠3) 扉2は、前方に開閉することができるようになっている扉である。食器籠3は、洗浄するための、または洗浄した食器を収納するための籠であり、図示しない洗浄庫内に格納されている。また、食器の出し入れに便利なように、扉2を開くことによって、食器籠3は、水平前方にスライドして引き出すことができる。 【0062】 (操作表示部4) 操作表示部4は、食器洗い機1に備えられた表示パネルであり、電源の入切、洗浄コースの設定、使用者への情報の通知などを行うためのものである。操作表示部4の構成については、後で詳述する。 【0063】 (ブザー5) ブザー5は、使用者に洗浄の終了、または洗浄中に異常が発生した場合の警告などを音によって通知するための吹鳴装置である。 【0064】 (制御部13) 制御部13は、洗浄処理の制御、当該洗浄処理の終了の検知など、食器洗い機1全体の制御を行うものであり、マイクロコンピュータ等が用いられる。制御部13には、操作表示部4、ブザー5、電源14、記憶部18、および洗浄状態判定部20のほか、洗浄運転に必要な各種機構が接続されている。 【0065】 上記の洗浄運転に必要な各種機構は、図1に示されている洗浄ノズル6、送風ファン7、ヒーター8、給水ポンプ9、および排水ポンプ11であり、制御部13は、これらの一連の動作を逐次制御することにより、洗浄処理の動作を制御している。具体的な洗浄処理については、後で詳述する。 【0066】 (電源14) 電源14は、食器洗い機1を動作させるための電源である。 【0067】 (記憶部18) 記憶部18は、電源を切っても記憶された情報が消えない不揮発メモリと、電源を切れば記憶された情報が消える揮発メモリとから構成されている。不揮発メモリには、洗浄運転を行うためのプログラムがあらかじめ格納されており、揮発メモリは、使用者が選択した洗浄コースの情報などを記憶する。 【0068】 (洗浄状態判定部20) 洗浄状態判定部20は、食器籠3に収納されている食器が洗浄済みであるか否かを判定するものであり、図1に示すように、扉開閉検知部15、籠開閉検知部16、および重量検知部17から構成されている。 【0069】 扉開閉検知部15、籠開閉検知部16、および重量検知部17は、従来公知の手段によって実現される。これらについては、後で詳述する。 【0070】 また、洗浄状態判定部20は、扉開閉検知部15、籠開閉検知部16、および重量検知部17の何れか1つから構成されていてもよく、また複数を組み合わせて構成されていてもよい。 【0071】 (扉開閉検知部15) 扉開閉検知部15は、プッシュ式スイッチ、またはマグネットセンサを用いた検知手段である。例えば、扉2が開くと「OFF」、閉まると「ON」となるようにプッシュ式スイッチまたはマグネットセンサが切り替わることによって、扉2の開閉を検知する。また、扉開閉検知部15は、スイッチの状態が切り替わる時に発生するチャタリングを除去するため、および外部からの振動などによってONとOFFとが容易に切り替わらないようにするためにマイクロコンピュータのプログラムまたは回路によって制御されている。 【0072】 (籠開閉検知部16) 籠開閉検知部16は、プッシュ式スイッチを用いた検知手段である。例えば、食器籠3が洗浄庫の奥まで格納されたら「ON」、手前に引き出されたら「OFF」となるようにプッシュ式スイッチが切り替わることによって、食器籠が引き出されたか否かを検知する。また、籠開閉検知部16は、スイッチの状態が切り替わる時に発生するチャタリングを除去するため、および外部からの振動などによってONとOFFとが容易に切り替わらないようにするためにマイクロコンピュータのプログラムまたは回路によって制御されている。 【0073】 (重量検知部17) 重量検知部17は、電子レンジなどに用いられる電子式の重量センサを用いた検知手段である。重量検知部17は、食器籠3の重量があらかじめ設定されたしきい値より低くなったとき、食器籠3は食器が取り出された状態であると判定する。 【0074】 (操作表示部4の構成) 操作表示部4の構成について、図10を参照して以下に説明する。図10は、食器洗い機1の操作パネルの正面図である。 【0075】 この図に示すように、操作表示部4は、電源ON/OFFボタン21、コース設定ボタン22、開始/一時停止ボタン23、コース表示部24、および洗浄済み表示部25によって構成されている。 【0076】 電源ON/OFFボタン21は、電源の入切を行うためのボタンである。コース設定ボタン22は、食器の量、および汚れ具合などに応じてあらかじめ設定された洗浄コースを使用者が選択するためのボタンである。開始/一時停止ボタン23は、食器洗い機が洗浄運転していない場合には洗浄運転を開始させ、洗浄運転中には運転を一時停止させるためのボタンである。一時停止は、洗浄運転中に扉2を開ける必要がある場合などに作業を一時的に中断するためのものである。 【0077】 コース表示部24は、洗浄運転中にどの洗浄コースが選択されているのかを使用者に通知するための表示を行う。洗浄済み表示部25は、食器籠3に収納されている食器が洗浄済みであることを使用者に通知し、ある一定の条件を満たしたとき、食器籠3内の食器が洗浄済みであるとの通知を終了する。洗浄済み表示部25が上記通知を終了する条件については、後で詳述する。 【0078】 また、コース表示部24の表示方法は、LEDもしくは蛍光ランプ(FL管)の点灯、または液晶もしくはエレクトロルミネセンス(EL)による表示などの方法が挙げられるが、使用者に何らかの方法を用いて通知する方法であれば、特に限定されるものではない。 【0079】 また、洗浄済み表示部25の通知方法は、LEDもしくは蛍光ランプ(FL管)の点灯・消灯、または液晶もしくはエレクトロルミネセンス(EL)による表示などの方法が挙げられるが、使用者に何らかの方法を用いて通知する方法であれば、特に限定されるものではない。例えば、洗浄済み表示部25をスピーカとし、ある一定の条件を満たすまで洗浄済み表示部25から音を出し続けることによって使用者に通知する方法も洗浄済み表示部25の通知方法に含まれる。 【0080】 (洗浄処理) 次に、洗浄処理について以下に説明する。洗浄処理は、洗浄工程、すすぎ工程、および乾燥工程に分類される。洗浄工程およびすすぎ工程は、食器の汚れを落とすための工程であり、乾燥工程は、洗浄された食器を乾かすための工程である。 【0081】 洗浄処理には、洗浄ノズル6、送風ファン7、ヒーター8、給水ポンプ9、給水ホース10、排水ポンプ11、および排水ホース12が用いられる。 【0082】 給水ホース10は、水道の蛇口に接続されており、水道水を給水ポンプ9に供給する。給水ポンプ9に供給された水道水は、加熱用のヒーター8によって暖められながら、洗浄ノズル6から洗浄水として噴射され、食器を洗浄する。このようにして、洗浄工程およびすすぎ工程が行われる。 【0083】 洗浄工程およびすすぎ工程が終了すると、ヒーター8および送風ファン7によって乾燥工程が行われ、洗浄された食器が乾燥される。乾燥工程が終了することにより、洗浄処理は終了する。 【0084】 制御部13は、上述した洗浄処理が終了すると、ブザー5によって洗浄処理が終了したことを使用者に通知する。それとともに、洗浄済み表示部25は、食器籠3内の食器が洗浄済みであることを使用者に通知する。 【0085】 なお、洗浄済み表示部25は、乾燥工程を含めた洗浄処理が全て終了したことにより食器籠3内の食器が洗浄済みであると通知を行うが、乾燥工程中に扉2が開けられた場合、にも、当該通知を行う。 【0086】 (食器洗い機1の動作) 本発明に係る食器洗い機1の動作について図2を参照して以下に説明する。図2は、本発明に係る食器洗い機1の動作を示すフローチャートである。 【0087】 なお、ここでは、洗浄済み表示部25として、LEDを用いた場合を例に挙げて説明する。洗浄済み表示部25は、LEDの点灯・消灯により、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを使用者に通知する。具体的には、洗浄済み表示部25は、洗浄済み表示が「ON」と認識されると点灯し、洗浄済み表示が「OFF」と認識されると消灯する。 【0088】 まず、制御部13は、停止状態から開始/一時停止ボタン23が押されたか否かを判定する(ステップS30)。制御部13にて開始/一時停止ボタン23が押されたと判定すると(ステップS30にてYes)、食器の洗浄が開始される。なお、洗浄中に一時停止している状態で開始/一時停止ボタン23を押して食器の洗浄を再開する場合も同様の処理が行われる。 【0089】 ステップS31にて上述した洗浄処理を行いながら、ステップS32にて食器の洗浄が終了したか否かを判定している。ステップS31とステップS32とを合わせて洗浄運転処理と称する。すなわち、洗浄中とは、洗浄運転処理の状態のことである。 【0090】 次に、制御部13が、食器の洗浄が終了したと判定すると(ステップS32にてYes)、ブザー5は、洗浄処理の終了を使用者に通知する(ステップS33)。それとともに、洗浄済み表示部25は、点灯することによって、食器が洗浄済みであることを使用者に通知する(ステップS34)。 【0091】 この後、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを判定する(ステップS35)。洗浄状態判定部20が洗浄済みではないと判定する(判定の手段については、後で詳述する)と、食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する(ステップS36)。 【0092】 ここで、ステップS35の詳細な動作について図3(a)および(b)ならびに図4(a)および(b)を参照して以下に説明する。 【0093】 (洗浄状態判定部20が扉開閉検知部15から構成されている場合) 図3は、洗浄状態判定部20が、扉開閉検知部15から構成されている場合について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である なお、本項では、扉開閉検知部15として、扉2の開閉を検知するためのプッシュ式スイッチ(以後、扉スイッチと称する)を用いた場合を例に挙げて説明する。 【0094】 図3(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを、扉2が開いたか否かを判定することによって行う(ステップS35a)。具体的には、扉開閉検知部15が、扉2が開いたと判定する(ステップS35aにてYes)と、食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する。 【0095】 すなわち、図3(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから最初に扉2が開く(すなわち、扉スイッチOFF)まで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。 【0096】 次に、洗浄状態判定部20が、扉開閉検知部15から構成されている場合の変形例について図4(a)および(b)を参照して以下に説明する。図4は、洗浄状態判定部20が、扉開閉検知部15から構成されている場合の変形例について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である。 【0097】 図4(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを、扉2が開いたか否か(ステップS35a)、かつ扉2が閉じたか否か(ステップS35b)を判定することによって行う。具体的には、扉開閉検知部15が、扉2が開いたと判定し(ステップS35aにてYes)、そして扉2が閉じたと判定する(ステップS35bにてYes)と、食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する。 【0098】 すなわち、図4(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから最初に扉2が開き(すなわち、扉スイッチOFF)、そして閉じる(すなわち、扉スイッチON)まで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。 【0099】 〔実施形態2〕 (洗浄状態判定部20が重量検知部17から構成されている場合) 本発明に係る一実施形態について、図5(a)および(b)を参照して以下に説明する。なお、実施形態1と同様の部材に関しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。 【0100】 図5は、洗浄状態判定部20が、重量検知部17から構成されている場合について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である。 【0101】 図5(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを、食器籠3の重量があらかじめ設定されたしきい値よりも低いか否か(重量<しきい値)を判定することによって行う(ステップS35c)。具体的には、重量検知部17が、重量<しきい値を満たしていると判定する(ステップS35cにてYes)と食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する。 【0102】 すなわち、図5(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから、食器籠3の重量があらかじめ設定されたしきい値よりも初めて低くなるまで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。したがって、食器籠3の重量がしきい値よりも低くならなければ、食器籠3から何度食器を取り出しても、洗浄済み表示が「OFF」と認識されることはなく、洗浄済み表示部25は消灯しない。 【0103】 〔実施形態3〕 (洗浄状態判定部20が籠開閉検知部16から構成されている場合) 本発明に係る一実施形態について、図6(a)および(b)ならびに図7(a)および(b)を参照して以下に説明する。なお、実施形態1および2と同様の部材に関しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。 【0104】 図6は、洗浄状態判定部20が、籠開閉検知部16から構成されている場合について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である。 【0105】 なお、本項では、籠開閉検知部16として、食器籠3の引き出しを検知するためのプッシュ式スイッチ(以後、籠引出スイッチと称する)を用いた場合を例に挙げて説明する。 【0106】 図6(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否を、食器籠3が引き出されたか否かを判定することによって行う(ステップS35d)。具体的には、籠開閉検知部16が、食器籠3が引き出されたと判定すると(ステップS35dにてYes)、食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する。 【0107】 すなわち、図6(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから最初に食器籠3が引き出される(すなわち、籠引出スイッチOFF)まで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。 【0108】 次に、洗浄状態判定部20が、籠開閉検知部16から構成されている場合の変形例について図7(a)および(b)を参照して以下に説明する。図7は、洗浄状態判定部20が、籠開閉検知部16から構成されている場合の変形例について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である。 【0109】 図7(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを、食器籠3が引き出されたか否か(ステップS35d)、かつ食器籠3が戻されたか否か(ステップS35e)を判定することによって行う。具体的には、籠開閉検知部16が、食器籠3が引き出されたと判定し(ステップS35dにてYes)、そして食器籠3が戻されたと判定すると(ステップS35eにてYes)、洗浄済み表示部25は、食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、消灯する。 【0110】 すなわち、図7(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから最初に食器籠3が引き出され(すなわち、籠引出スイッチOFF)、その後、戻される(すなわち、籠引出スイッチON)まで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。 【0111】 次に、洗浄状態判定部20が複数の検知手段から構成されている場合について説明する。 【0112】 〔実施形態4〕 (洗浄状態判定部20が扉開閉検知部15および籠開閉検知部16から構成されている場合) 本発明に係る一実施形態について、図8(a)および(b)を参照して以下に説明する。なお、実施形態1〜3と同様の部材に関しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。 【0113】 図8は、洗浄状態判定部20が、扉開閉検知部15および籠開閉検知部16から構成されている場合について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である。 【0114】 図8(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かを、食器籠3が引き出されたか否か(ステップS35d)、食器籠3が戻されたか否か(ステップS35e)、かつ扉2が閉じられたか否か(ステップS35b)を判定することによって行う。具体的には、籠開閉検知部16が、食器籠3が引き出されたと判定し(ステップS35dにてYes)、食器籠3が戻されたと判定し(ステップS35eにてYes)、そして扉開閉検知部15が、扉が閉じられたと判定する(ステップS35bにてYes)と、食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する。 【0115】 すなわち、図8(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから、食器籠3が引き出され(すなわち、籠引出スイッチOFF)、食器籠3が戻され(すなわち、籠引出スイッチON)、さらに扉2が閉じられる(すなわち、扉スイッチON)まで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。 【0116】 したがって、一度食器籠3が引き出されると扉2が閉じられるまでは、食器籠3を何度引き出したり戻したりしても洗浄済み表示が「OFF」と認識されることはなく、洗浄済み表示部25は消灯しない。 【0117】 〔実施形態5〕 (洗浄状態判定部20が扉開閉検知部15、籠開閉検知部16、および重量検知部17から構成されている場合) 本発明に係る一実施形態について、図9(a)および(b)を参照して以下に説明する。なお、実施形態1〜3と同様の部材に関しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。 【0118】 図9は、洗浄状態判定部20が、扉開閉検知部15、籠開閉検知部16、および重量検知部17から構成されている場合について示した図であり、(a)は、ステップS35の詳細なフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部25の表示期間を示す図である。 【0119】 図9(a)に示すように、洗浄状態判定部20は、洗浄済みであるか否かを、食器籠3が引き出されたか否か(ステップS35d)、重量<しきい値を満たしているか否か(ステップS35c)、食器籠3が戻されたか否か(ステップS35e)、かつ扉2が閉じられたか否か(ステップS35b)を判定することによって行う。具体的には、籠開閉検知部16が、食器籠3が引き出されたと判定し(ステップS35dにてYes)、重量検知部17が、重量<しきい値を満たした(ステップS35cにてYes)と判定し、籠開閉検知部16が、食器籠3が戻されたと判定し(ステップS35eにてYes)、そして扉開閉検知部15が、扉が閉じられたと判定する(ステップS35bにてYes)と、食器籠3内の食器が洗浄済みではなくなったことを使用者に通知するため、洗浄済み表示部25は、消灯する。 【0120】 すなわち、図9(b)に示すように、洗浄中(洗浄処理運転状態)でなくなってから、食器籠3が引き出され(すなわち、籠引出スイッチOFF)、食器籠3の重量があらかじめ設定されたしきい値よりも低くなり、さらに、食器籠3が戻され(すなわち、籠引出スイッチON)、その後、扉2が閉じられる(すなわち、扉スイッチON)まで、洗浄済み表示は「ON」と認識され、洗浄済み表示部25は点灯している。 【0121】 したがって、食器籠3の重量がしきい値よりも低くなったと判定されるまでは、食器籠3を何度引き出したり戻したりしても、また扉2を何度開閉しても洗浄済み表示が「OFF」と認識されることはなく、洗浄済み表示部25は消灯しない。 【0122】 (付記事項) なお、実施形態1〜5において、食器洗い機1は、卓上型の食器洗い機だけでなく、システムキッチンに組み込むためのビルトインタイプの食器洗い機としても好適に用いることができる。 【0123】 ビルトインタイプは、扉2を開く(閉じる)にともなって、食器籠3が引き出される(戻される)構成となっているため、ビルトインタイプとして用いる場合には、扉開閉検知部15と籠開閉検知部16とを一体となすことが好ましい。 【0124】 なお、洗浄済み表示部25は、点灯中であれば、電源ON/OFFボタン21によって電源が切られても、消灯することなく継続して点灯し続ける。 【0125】 食器洗い機1は、洗浄処理が終了すると電源を切っておくことが多いため、電源が切れることによって洗浄済み表示部25が消灯してしまうと、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かの判断ができなくなってしまう。そのため、食器洗い機1の電源が切れていても、洗浄済み表示部25を点灯させておくことにより、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かが判断できなくなる不便さを解消することができる。 【0126】 また、制御部13は、食器の乾燥工程中に電源ON/OFFボタン21によって電源が切られることにより、食器籠3内の食器が洗浄済みになったと判定する。これにより、洗浄済み表示部25が点灯する。 【0127】 したがって、使用者は、食器洗い機1の電源が切られていても、洗浄済み表示部25の点灯を確認することができるため、食器洗い機1の電源が切られていることにより、食器籠3内の食器が洗浄済みであるか否かが判断できなくなる不便さを解消することができる。 【0128】 以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲において種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。 【0129】 自動で食器を洗浄し、乾燥する装置として幅広く用いることができる。 【図面の簡単な説明】 【0130】 【図1】本発明に係る食器洗い機の構成を示すブロック図である。 【図2】本発明に係る食器洗い機の動作を示すフローチャートである。 【図3】本発明の第1の実施形態について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である 【図4】上記実施形態の変形例について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である。 【図5】本発明の第2の実施形態について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である。 【図6】本発明の第3の実施形態について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である。 【図7】上記実施形態の変形例について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である。 【図8】本発明の第4の実施形態について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である。 【図9】本発明の第5の実施形態について示した図であり、(a)は、洗浄状態判定のフローチャートであり、(b)は、洗浄済み表示部の表示期間を示す図である。 【図10】本発明に係る食器洗い機の操作パネルの正面図である。 【図11】従来の食器洗い機の側断面図である。 【符号の説明】 【0131】 1 食器洗い機 2 扉 3 食器籠 4 操作表示部 13 制御部(検知手段) 15 扉開閉検知部 16 籠開閉検知部 17 重量検知部 20 洗浄状態判定部(洗浄状態判定手段) 25 洗浄済み表示部(通知手段)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月12日(2006.9.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000338 【氏名又は名称】特許業務法人原謙三国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2008−67793(P2008−67793A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−247306(P2006−247306) |
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