| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 剛
【氏名】奥島 雅史
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| 【要約】 |
【課題】集塵装置が掃除機本体の収納部分に対して、着脱し易く、またエアタイト用パッキン類が前記着脱によっても磨耗し難い電気掃除機を提供する。
【構成】吸込口2に設けられたパッキンA13と、集塵ボックスとフィルター部からなる集塵装置11を収納する集塵装置収納部3と、集塵装置収納部3の上方の開口部を開閉可能な外蓋7と、吸引風を発生させる電動送風機4を収納する電動送風機室5とを備え、集塵装置11のフィルター部は、電動送風機室5と連通すると共に、外蓋7と集塵装置収納部3上方の開口部に設けたパッキンB8とでエアタイトを行い、集塵装置収納部3上方の開口部を外蓋7で閉塞したとき、集塵装置11を、吸込口2に設けられたパッキンA13に圧接させる構成とした。従って、集塵装置11の下流側端面と電動送風機室5前面の壁面とのエアタイト用パッキンが不要になり、集塵装置11の集塵装置収納部3への着脱がスムーズに行える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 塵埃を吸引する吸込口と、前記吸込口に設けられたパッキンAと、前記吸込口の下流側に設けられ、集塵ボックスとフィルター部からなる集塵装置を収納する集塵装置収納部と、前記集塵装置収納部の上方の開口部を開閉可能な外蓋と、前記集塵装置収納部の下流側に設けられ、吸引風を発生させる電動送風機を収納する電動送風機室とを備え、前記集塵装置のフィルター部は、前記電動送風機室と連通すると共に、前記外蓋と前記集塵装置収納部上方の開口部に設けたパッキンBとでエアタイトを行い、前記集塵装置収納部上方の開口部を前記外蓋で閉塞したときに、前記集塵装置を、前記吸込口に設けられたパッキンAに圧接させる構成とした電気掃除機。 【請求項2】 集塵装置の下端に突起部を設け、集塵装置収納部の底面に設けた溝に前記突起部を嵌合させて、前記集塵装置収納部上方の開口部を外蓋で閉塞したときに、前記外蓋に設けた突起部が前記集塵装置を、上流側に設けられたパッキンAに、圧接させる構成とした請求項1記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は集塵装置をその収納部へ搭載する電気掃除機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、この種の電気掃除機は、集塵装置の下流側端面と上流側端面とにおいて、集塵装置あるいは対向する掃除機本体の壁面の、いずれかにエアタイト用のパッキン類を設け、集塵装置を掃除機本体に対して上下方向に動かして、脱着させる構成としていた(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2006−192046号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、前記従来の構成では、集塵装置を集塵装置収納部と脱着させる際、集塵装置あるいは対向する掃除機本体の壁面の、いずれかに設けられたエアタイト用のパッキン類が抵抗となって脱着し難いと共に、脱着の際に、摩擦によってパッキン類が摩耗し密閉効果が低下する可能性が有り、パッキン類の交換の必要性も生じ得る可能性があるという問題があった。 【0004】 本発明は、前記従来の課題を解決するもので、集塵装置が掃除機本体の収納部分に対して、着脱し易く、またエアタイト用パッキン類が前記着脱によっても摩耗し難い電気掃除機を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記課題を解決するために本発明は、塵埃を吸引する吸込口と、前記吸込口に設けられたパッキンAと、前記吸込口の下流側に設けられ、集塵ボックスとフィルター部からなる集塵装置を収納する集塵装置収納部と、前記集塵装置収納部の上方の開口部を開閉可能な外蓋と、前記集塵装置収納部の下流側に設けられ、吸引風を発生させる電動送風機を収納する電動送風機室とを備え、前記集塵装置のフィルター部は、前記電動送風機室と連通すると共に、前記外蓋と前記集塵装置収納部上方の開口部に設けたパッキンBとでエアタイトを行い、前記集塵装置収納部上方の開口部を前記外蓋で閉塞したときに、前記集塵装置を、前記吸込口に設けられたパッキンAに圧接させる構成の電気掃除機としたものである。 【0006】 これによって、集塵装置の下流側端面と電動送風機室前面の壁面とのエアタイトが不要になり、集塵装置の下流側端面と電動送風機室前面の壁面とのエアタイト用パッキン類も不要になるため、前記集塵装置の集塵装置収納部への着脱がスムーズとなり、関連するパッキン類も不要にして、パッキン類の摩耗に基づく密閉効果の低下を、排除できる。 【発明の効果】 【0007】 本発明の電気掃除機は、集塵装置の下流側端面と電動送風機室前面の壁面とのエアタイト用パッキン類が不要になり、集塵装置の集塵装置収納部への着脱がスムーズになり、また、前記パッキン類の摩耗に基づく密閉効果の低下も排除できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 第1の発明は、塵埃を吸引する吸込口と、前記吸込口に設けられたパッキンAと、前記吸込口の下流側に設けられ、集塵ボックスとフィルター部からなる集塵装置を収納する集塵装置収納部と、前記集塵装置収納部の上方の開口部を開閉可能な外蓋と、前記集塵装置収納部の下流側に設けられ、吸引風を発生させる電動送風機を収納する電動送風機室とを備え、前記集塵装置のフィルター部は、前記電動送風機室と連通すると共に、前記外蓋と前記集塵装置収納部上方の開口部に設けたパッキンBとでエアタイトを行い、前記集塵装置収納部上方の開口部を前記外蓋で閉塞したときに、前記集塵装置を、前記吸込口に設けられたパッキンAに圧接させる構成の電気掃除機とすることにより、集塵装置の下流側端面と電動送風機室前面の壁面とのエアタイト用パッキン類が不要になり、集塵装置の集塵装置収納部への着脱がスムーズになり、また、前記パッキン類の摩耗に基づく密閉効果の低下も排除できる。 【0009】 第2の発明は、第1の発明の集塵装置の下端に突起部を設け、集塵装置収納部の底面に設けた溝に前記突起部を嵌合させて、前記集塵装置収納部上方の開口部を外蓋で閉塞したときに、前記外蓋に設けた突起部が前記集塵装置を、上流側に設けられたパッキンAに、圧接させる構成としたことにより、電気掃除機本体の吸込口に設けられた前記パッキンAと集塵装置の上流側壁面を圧接した状態で、集塵装置を着脱することがなく、集塵装置着脱時に前記パッキンAによる抵抗が無くなり、集塵装置の集塵装置収納部への着脱がよりスムーズになり、また併せて、前記パッキンAと集塵装置の上流側壁面を圧接した状態で、集塵装置を着脱させないため、前記パッキンAも摩耗し難くなるものである。 【0010】 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 【0011】 (実施の形態1) 図1に示すように、電気掃除機本体1は本体ケース6で囲われ、電気掃除機本体1には、前方にホースを差し込むための吸込口2が設けられ、この吸込口2の後方に、集塵装置11が収納される集塵装置収納部3が形成され、さらに、この集塵装置収納部3の後方に電動送風機4が内蔵される電動送風機室5が設けられている。 【0012】 集塵装置収納部3は、上面が開口しており、この開口は本体ケース6に一端を回動自在に支持された外蓋7により開閉される。また開口の周縁部には、外蓋7を閉じた時、開口をシールするパッキンB8が設けられている。 【0013】 集塵装置収納部3に収納される集塵装置11は、ABS樹脂等の透明部材で構成されており、前側に吸込口2と連通するための連通穴12が設けてあり、この連通穴12にはパッキンA13が取付けられている。集塵装置収納部3の下部の穴部21には、集塵装置11を集塵装置収納部3に収納する時、電気掃除機本体1から突出する位置決めリブ20が挿入され、この穴部21に位置決めリブ20を挿入することにより集塵装置収納部3を所定の位置に収納できる。また外蓋7に設けられた突起部31が集塵装置11とテーパー嵌合することによって、集塵装置11とパッキンA13とのタイトが行える構成となっている。 【0014】 また、集塵装置11は、図2に示すように、集塵ボックス11aと後側のフィルター部11bからなり、後側のフィルター部11bは、枠体23と一体成形されたフィルター22から形成される。枠体23のフィルター部11b側には全周にシール手段であるシールパッキン24aが設けられ、フィルター部11bを閉じたとき、集塵ボックス11aと密封できる。フィルター部11bは、枠体23の下側に設置された2箇所のヒンジ部25により集塵ボックス11aに開閉可能に取付けられ、枠体23の上側に設置されたストッパー部26の操作により開閉される。 【0015】 フィルター22は、プリーツ加工(断面波形状に加工)された細塵用フィルターであり、プリーツ加工された断面波形状の山と谷の折り目の方向はフィルター全体で上下方向に揃えてあり、蓋体部11bを閉じたとき、集塵ボックス11aとフィルター部11bの接合部のうち、この折り目方向の一方にヒンジ部25、もう一方にストッパー部26が設けられている。図2では、集塵装置11の上側の結合部にストッパー部26、下側にヒンジ部25が、設けられている。 【0016】 フィルター22の前には、カバー28と一体成形された、材質がナイロン又はポリエステルのネット状の粗塵用のプレフィルター27が設置される。ここで、カバー28の外周部と枠体23の外周部のうち、少なくとも一方にはフィルター面と垂直方向に突出するリブ29が設けられる。図2では、フィルター22の前に設置されたプレフィルター27の図示は省略され、カバー28からのフィルター面と垂直方向に突出するリブ29を図示している。 【0017】 また、集塵装置11のフィルター部11bのフィルター22の下流側、即ち枠体23の開口周辺部と電動送風機室5に通じる集塵装置収納部3の後壁との間はシール手段による密閉は行わず、集塵装置11が集塵装置収納部3に収納されたとき集塵装置11と後壁との間に空間30が形成される。このように構成された集塵装置11は、集塵装置収納部3に収納されたとき、シール手段により、吸込口2とパッキンA13との接合部、外蓋7とパッキンB8とをシールすることにより、密閉空間を形成する。 【0018】 次にこのような電気掃除機の動作について説明する。 【0019】 電動送風機4の駆動により、外部の塵埃は吸込口2より電気掃除機内に入り、パッキンA13を通り、直線的に勢いよくネット状のプレフィルター27にぶつかる。このとき、粗塵はプレフィルター27でろ過される。細塵は、空気と共にプレフィルター27を通過して、次のメインフィルターであるフィルター22に衝突する。フィルター22は圧損が大きく、簡単には通過できず、ぶつかった細塵と空気は、プリーツ加工されたフィルター22の断面波形状の谷部の折り目に沿って勢いよくフィルター部11bの上下方向に向きを変えて進行する。しかし、フィルター22の折り目方向の集塵ボックス11aとフィルター部11bとの結合部には、ヒンジ部25及びストッパー部26が設けられているので、集塵装置11の集塵ボックス11aとフィルター部11bとの結合部のこの方向の密着性が良く、シールパッキン24aから集塵装置11の外部に細かい塵埃は排出されることがなく、外蓋7及び集塵装置収納部3を汚すことはない。 【0020】 また、カバー28又は枠体23の外周部にフィルター面と垂直に突設したリブ29を設けているので、このリブ29が壁になり、細かい塵埃の集塵装置11の外部への排出を防止する。 【産業上の利用可能性】 【0021】 以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、集塵装置の下流側端面と電動送風機室前面の壁面とのエアタイト用パッキン類が不要になり、集塵装置の集塵装置収納部への着脱がスムーズになり、また、前記パッキン類の摩耗に基づく密閉効果の低下も排除でき、集塵装置を搭載した電気掃除機に幅広く適用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0022】 【図1】本発明の実施の形態1における電気掃除機の断面図 【図2】同、電気掃除機の集塵装置の外観図 【符号の説明】 【0023】 2 吸込口 3 集塵装置収納部 4 電動送風機 5 電動送風機室 7 外蓋 8 パッキンB 11 集塵装置 11a 集塵ボックス 11b フィルター部 13 パッキンA 20 位置決めリブ(突起部) 21 穴部(溝) 31 突起部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月11日(2006.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄
【識別番号】100109667 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 浩樹
【識別番号】100109151 【弁理士】 【氏名又は名称】永野 大介
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| 【公開番号】 |
特開2008−61925(P2008−61925A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−245215(P2006−245215) |
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