| 【発明の名称】 |
食器洗い機 |
| 【発明者】 |
【氏名】浅海 伸二
【氏名】古川 和志
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| 【要約】 |
【課題】固定洗浄ノズルの一部を食器に接離させる構成とすることにより、食器に付着した汚れを確実に剥離することができると共に食器を収容する食器受具を容易に洗浄槽内に配置せしめることができる食器洗い機を提供する。
【構成】固定洗浄ノズル5の端部に、回動洗浄ノズル6の枢軸部6aを支持しており、上面に円弧形の案内溝5bが設けられている円筒形の軸支部5aを設けておき、前記枢軸部6aの下面には前記案内溝5bに沿って案内される円弧形の突条6bを周設させ、回動洗浄ノズル6の一側面に、洗浄槽の壁面に連なる付勢部材を取着させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 洗浄槽内に供給された水を循環させるポンプと、該ポンプから送られた水を噴射する固定洗浄ノズルとを備える食器洗い機において、 前記固定洗浄ノズルに支持されている枢軸部を有しており、前記ポンプから送水された場合に水圧により前記枢軸部が回動して前記洗浄槽の壁面から離間する方向に回動する回動洗浄ノズルを備えることを特徴とする食器洗い機。 【請求項2】 前記回動洗浄ノズルは筒形をなしており、軸端に突条が周設されている前記枢軸部を一端部に備え、前記固定洗浄ノズルは前記枢軸部を支持している筒形の軸支部を端部に備え、前記軸支部は、前記回動洗浄ノズルが前記壁面から離間する方向に回動する場合に前記突条を案内する案内溝を端面に備えることを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項3】 前記固定洗浄ノズルは前記枢軸部を支持している筒形の軸支部を端部に備え、該軸支部の端面には突条が周設され、前記回動洗浄ノズルは筒形をなしており、前記枢軸部を一端部に備え、該枢軸部は、前記回動洗浄ノズルが前記壁面から離間する方向に回動する場合に前記突条を案内する案内溝を軸端に備えることを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項4】 前記回動洗浄ノズルは前記壁面に接近する方向に回動させる付勢部材を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の食器洗い機。 【請求項5】 前記壁面に向けて下降しており、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記突条が接触して下降する傾斜面を前記案内溝の底面に備えることを特徴とする請求項2に記載の食器洗い機。 【請求項6】 前記壁面に向けて下降しており、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記突条に接触して下降する傾斜部を前記案内溝の底面に備えることを特徴とする請求項3に記載の食器洗い機。 【請求項7】 筐体の内部に設けられている洗浄槽と、該洗浄槽内に供給された水を循環させるポンプと、該ポンプから送られた水を噴射する固定洗浄ノズルとを備える食器洗い機において、 前記筐体の内部に設けられており正逆方向に回転するモータと、前記固定洗浄ノズルに支持されている枢軸部を有しており、該枢軸部の回動により回動する回動洗浄ノズルと、前記モータ及び枢軸部に連結しており、前記モータの回転を前記枢軸部に伝動し前記回動洗浄ノズルを回動させる伝動部材とを備えることを特徴とする食器洗い機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 食器を収容する食器受具を容易に洗浄槽内に配置せしめ、且つ食器の洗浄を効果的に行う食器洗い機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の食器洗い機にあっては、洗浄槽と、洗浄槽の内部に設けられている食器受具と、食器受具の下方に配設されている回転洗浄ノズルと、洗浄槽の壁面に設けられている固定洗浄ノズルとを備えていた。この食器洗い機は、洗浄工程及びすすぎ工程にて、回転洗浄ノズルの噴射口から水を食器の下面に向けて噴射し、固定洗浄ノズルの噴射口から水を食器の側面に向けて噴射して、食器に付着している汚れを剥離し、食器の洗浄を行っていた(特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2006ー61412号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 特許文献1に記載の食器洗い機においては、回転洗浄ノズルの噴射口から噴射された水は食器受具の下側に載置されている食器に当たり、回転洗浄ノズルの噴射口から離隔した位置にある食器受具の上側に載置されている食器には充分に当たらず、また固定洗浄ノズルの噴射口から噴射された水は食器受具の周縁付近に載置されている食器に当たり、固定洗浄ノズルの噴射口から離隔した位置にある食器受具の中央付近に載置されている食器には充分に当たらず、食器の汚れが剥離されない虞があった。 【0004】 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、固定洗浄ノズルに洗浄槽の壁面から離間する方向に回動可能な回動洗浄ノズルを設けることにより、該回動洗浄ノズルを食器に接近させた状態で水を噴射し、食器に付着した汚れを確実に剥離することができる食器洗い機を提供することを目的とする。 【0005】 また前記回動洗浄ノズルに、洗浄槽の壁面に接近する方向に回動可能な手段を設けることにより、水の噴射を行わない場合には前記回動洗浄ノズルを洗浄槽の壁面に接近させて、前記回動洗浄ノズルが、食器受具の収納又は取出しの際に食器受具に接触することを防ぎ、食器受具の収納又は取出しを円滑に行うことができる食器洗い機を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明に係る食器洗い機は、洗浄槽内に供給された水を循環させるポンプと、該ポンプから送られた水を噴射する固定洗浄ノズルとを備える食器洗い機において、前記固定洗浄ノズルに支持されている枢軸部を有しており、前記ポンプから送水された場合に水圧により前記枢軸部が回動して前記洗浄槽の壁面から離間する方向に回動する回動洗浄ノズルを備えることを特徴とする。 【0007】 本発明においては、枢軸部を有する回動洗浄ノズルを固定洗浄ノズルに設けることにより、ポンプから送水された場合に水圧により前記枢軸部が回動して前記回動洗浄ノズルが洗浄槽の壁面から離間する方向に回動し、前記洗浄槽内部に収容されている食器に回動洗浄ノズルが接近する。 【0008】 また本発明に係る食器洗い機は、前記回動洗浄ノズルは筒形をなしており、軸端に突条が前記枢軸部を一端部に備え、前記固定洗浄ノズルは前記枢軸部を支持している筒形の軸支部を端部に備え、前記軸支部は、前記回動洗浄ノズルが前記壁面から離間する方向に回動する場合に前記突条を案内する案内溝を端面に備えることを特徴とする。 【0009】 本発明においては、回動洗浄ノズルの一端部に軸端に突条が周設されている枢軸部を設け、固定洗浄ノズルの端部に、前記突条を案内する案内溝を端面に備える軸支部を設けることにより、前記突条は前記案内溝を円滑に移動し、前記回動洗浄ノズルは円滑に回動する。 【0010】 また本発明に係る食器洗い機は、前記固定洗浄ノズルは前記枢軸部を支持している筒形の軸支部を端部に備え、該軸支部の端面には突条が周設され、前記回動洗浄ノズルは筒形をなしており、前記枢軸部を一端部に備え、該枢軸部は、前記回動洗浄ノズルが前記壁面から離間する方向に回動する場合に前記突条を案内する案内溝を軸端に備えることを特徴とする。 【0011】 本発明においては、固定洗浄ノズルの端部に、端面に突条が周設された軸支部を設け、回動洗浄ノズルの一端部に、軸端に前記突条を案内する案内溝を備える枢軸部を設けることにより、前記突条は前記案内溝を円滑に移動し、前記回動洗浄ノズルは円滑に回動する。 【0012】 また本発明に係る食器洗い機は、前記回動洗浄ノズルは前記壁面に接近する方向に回動させる付勢部材を備えることを特徴とする。 【0013】 本発明においては、回動洗浄ノズルに付勢部材を設けることにより、ポンプからの送水が終了した場合に前記回動洗浄ノズルは洗浄槽の壁面に向けて付勢され、前記壁面に接近する方向に回動する。 【0014】 また本発明に係る食器洗い機は、前記壁面に向けて下降しており、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記突条が接触して下降する傾斜面を前記案内溝の底面に備えることを特徴とする。 【0015】 本発明においては、前記壁面に向けて下降している傾斜面を前記案内溝の底面に設けることにより、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記突条が前記傾斜面に沿って下降し、回動洗浄ノズルは前記壁面に接近する方向に回動する。 【0016】 また本発明に係る食器洗い機は、前記壁面に向けて下降しており、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記突条に接触して下降する傾斜部を前記案内溝の底面に備えることを特徴とする。 【0017】 本発明においては、前記壁面に向けて下降している傾斜部を前記案内溝の底面に設けることにより、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記傾斜部が前記突条に接触して下降し、回動洗浄ノズルは前記壁面に接近する方向に回動する。 【0018】 また本発明に係る食器洗い機は、筐体の内部に設けられている洗浄槽と、該洗浄槽内に供給された水を循環させるポンプと、該ポンプから送られた水を噴射する固定洗浄ノズルとを備える食器洗い機において、前記筐体の内部に設けられており正逆方向に回転するモータと、前記固定洗浄ノズルに支持されている枢軸部を有しており、該枢軸部の回動により回動する回動洗浄ノズルと、前記モータ及び枢軸部に連結しており、前記モータの回転を前記枢軸部に伝動し前記回動洗浄ノズルを回動させる伝動部材とを備えることを特徴とする。 【0019】 本発明においては、伝動部材を介してモータと枢軸部とを連結することにより、前記モータの回転を前記枢軸部に伝動し、回動洗浄ノズルを回動させる。 【発明の効果】 【0020】 本発明に係る食器洗い機においては、枢軸部を有する回動洗浄ノズルを固定洗浄ノズルに設けることにより、ポンプから送水された場合に水圧により前記枢軸部が回動して前記回動洗浄ノズルが洗浄槽の壁面から離間する方向に回動し、前記洗浄槽内部に収容されている食器に回動洗浄ノズルが接近する。したがって加圧された水を食器受具に載置されている食器に対して至近距離から噴射し、食器に付着した汚れを確実に剥離することができる。 【0021】 また本発明に係る食器洗い機においては、回動洗浄ノズルの一端部に、軸端に突条が周設されている枢軸部を設け、固定洗浄ノズルの端部に、前記突条を案内する案内溝を端面に備える軸支部を設けることにより、前記突条は前記案内溝を円滑に移動するので、前記回動洗浄ノズルは速やかに食器に接近し、加圧された水を長時間食器に当てることができる。 【0022】 また本発明に係る食器洗い機においては、固定洗浄ノズルの端部に、端面に突条が周設された軸支部を設け、回動洗浄ノズルの一端部に、軸端に前記突条を案内する案内溝を備える枢軸部を設けることにより、前記突条は前記案内溝を円滑に移動するので、回動洗浄ノズルは速やかに食器に接近し、加圧された水を長時間食器に当てることができる。 【0023】 また本発明に係る食器洗い機においては、回動洗浄ノズルに付勢部材を設けることにより、ポンプからの送水が終了した場合に前記回動洗浄ノズルは洗浄槽の壁面に向けて付勢され、前記壁面に接近する方向に回動するので、食器受具の収納又は取出しの際に食器受具に回動洗浄ノズルが接触することを防ぎ、食器受具の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0024】 また本発明に係る食器洗い機においては、前記壁面に向けて下降している傾斜面を前記案内溝の底面に設けることにより、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記突条が前記傾斜面に沿って下降し、回動洗浄ノズルは前記壁面に接近する方向に回動する。したがって食器受具の収納又は取出しの際に食器受具に回動洗浄ノズルが接触することを防ぎ、食器受具の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0025】 また本発明に係る食器洗い機においては、前記壁面に向けて下降している傾斜部を前記案内溝の底面に設けることにより、前記ポンプからの送水が終了した場合に前記傾斜部が前記突条に接触して下降し、回動洗浄ノズルは前記壁面に接近する方向に回動する。したがって食器受具の収納又は取出しの際に食器受具に回動洗浄ノズルが接触することを防ぎ、食器受具の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0026】 また本発明に係る食器洗い機においては、伝動部材を介してモータと枢軸部とを連結することにより、前記モータの回転を前記枢軸部に伝動し、回動洗浄ノズルを回動させる。したがって回動洗浄ノズルは必要に応じて食器受具に接近して、加圧された水を食器受具に載置されている食器に対し至近距離から当てて食器に付着した汚れを剥離することができる。また回動洗浄ノズルは洗浄槽の壁面に接近する方向に回動して、食器受具の収納又は取出しを行う際に回動洗浄ノズルが食器受具に接触することを防ぎ、食器受具の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0027】 (実施の形態1) 以下本発明に係る食器洗い機を実施の形態1を示す図面に基づいて詳述する。図1は食器洗い機の要部構成を模式的に示す正面図、図2は食器洗い機の回動洗浄ノズルの枢軸部を模式的に示す正面部分断面図、図3は食器洗い機の付勢部材を拡大して示す模式図、図4は食器洗い機の回動洗浄ノズルの回動を示す説明図である。 【0028】 図において、1は食器洗い機の外装を成す筐体であり、洗浄槽2が筐体1の内部に設けられ、洗浄槽2の内部には食器18を載せる食器受具3が設けられている。食器受具3の下側には、噴射口20、20、・・・から食器に水を噴射する回転洗浄ノズル13と、洗浄及びすすぎを行う場合に水を加熱する渦巻形状のヒータ4とが配置されている。 【0029】 洗浄槽2の底部左側には洗浄槽2を窪ませてなる貯水タンク14が設けられている。貯水タンク14に水を給水する給水管15が洗浄槽2の左側面部と筐体1との間に配設されており、給水管15の一端部には給水弁16が取着され、給水管15の他端部は洗浄槽2の内部に向けて開口している給水口17となっている。 【0030】 筐体1の底部中央にはポンプ8及びポンプ8を駆動するモータ9が設けられており、貯水タンク14の底部とポンプ8とが吸込み管7を介して連接されている。ポンプ8の上部には上側に延びる送水管10が設けられており、送水管10は前記回転洗浄ノズル13及び後述する固定洗浄ノズル5に連なる送水ダクト19に連設されている。またポンプ8の上部には筐体1の背面に向けて延設されている排水管11が設けられており、排水管11の先端開口は排水口12となっている。 【0031】 洗浄槽2の壁面には噴射口21、21・・・から水を噴射する固定洗浄ノズル5が設けられている。洗浄槽2の背面側の壁面にて左右方向に延設されている固定洗浄ノズル5の端部には後述する回動洗浄ノズル6の枢軸部6aを支持する円筒形の軸支部5aが設けられている。該軸支部5aは上下方向を長手方向としており、上面に円弧形の案内溝5bが設けられている。 【0032】 軸支部5aの上側に回動洗浄ノズル6の一端部が支持されており、この一端部が円筒形の枢軸部6aとなっている。枢軸部6aの下面には円弧形の突条6bが周設されており、突条6bは案内溝5bに係合し、該案内溝5bに沿って案内される構成となっている。 【0033】 図3に示す如く回動洗浄ノズル6は洗浄槽2の背面側の壁面に平行に位置しており、回動洗浄ノズル6の一側面が前記壁面に対向している。該一側面には弾性を有する付勢部材30の一端が取着されており、付勢部材30の他端は前記壁面に取着されている。また回動洗浄ノズル6の上面には噴射口22、22、・・・が設けられている。 【0034】 次に実施の形態1に係る食器洗い機の運転について説明する。洗浄工程又はすすぎ工程にて、給水弁16を開き、水を給水管15に通して給水口17から貯水タンク14に水を供給する。貯水タンク14に供給された水は、吸込管7を通ってポンプ8に送られる。ポンプ8に送られた水はモータ9の駆動により、送水管10及び送水ダクト19を経由して回転洗浄ノズル13、固定洗浄ノズル5又は回動洗浄ノズル6に送られ、回転洗浄ノズル13、固定洗浄ノズル5又は回動洗浄ノズル6の噴射口20、21又は22から洗浄槽2の内部に向けて噴射される。洗浄槽2の内部に向けて噴射された水は、食器18の表面に当たり食器表面に付着した汚れを剥離させる。 【0035】 回動洗浄ノズル6はポンプ8から送水されると水圧により、図4で実線矢符にて示す如く洗浄槽2の背面側の壁面から離間する方向に回動する。このとき付勢部材30は伸張し弾性復元力が発生する。前記壁面に対し略垂直な状態になると突条6bは案内溝5bの終端に当接し回動洗浄ノズル6は回動を停止する。回動洗浄ノズル6はポンプ8からの送水が終了すると付勢部材30の弾性復元力により、図4で破線矢符にて示す如く前記壁面に接近する方向に回動する。このとき付勢部材30は短縮し弾性復元力は減少する。回動洗浄ノズル6が前記壁面に接近すると付勢部材30の弾性復元力は消滅し、回動洗浄ノズル6の回動は停止する。なお図4では付勢部材30の記載を省略している。 【0036】 水の噴射が終了するとモータ9が逆向きに駆動され、貯水タンク14に溜まっている水は吸込管7を通りポンプ8に送られる。ポンプ8に送られた水は排水管11を通り排水口12から排水され、洗浄工程又はすすぎ工程が終了する。 【0037】 実施の形態1に係る食器洗い機においては、枢軸部6aを有する回動洗浄ノズル6を固定洗浄ノズル5に設けることにより、ポンプ8から送水された場合に水圧により前記枢軸部6aが回動して前記回動洗浄ノズル6が洗浄槽2の壁面から離間する方向に回動し、前記洗浄槽2内部に収容されている食器18に回動洗浄ノズル6が接近する。したがって加圧された水を食器受具3に載置されている食器18に対して至近距離から噴射し、食器18に付着した汚れを確実に剥離することができる。 【0038】 また回動洗浄ノズル6の一端部に、軸端に突条6bが周設されている枢軸部6aを設け、固定洗浄ノズル5の端部に、前記突条6bを案内する案内溝5bを端面に備える軸支部5aを設けることにより、前記突条6bは前記案内溝5bを円滑に移動するので、前記回動洗浄ノズル6は速やかに食器18に接近し、加圧された水を長時間食器18に当てることができる。 【0039】 また回動洗浄ノズル6に付勢部材30を設けることにより、ポンプ8からの送水が終了した場合に前記回動洗浄ノズル6は洗浄槽2の壁面に向けて付勢され、前記壁面に接近する方向に回動するので、食器受具3の収納又は取出しの際に食器受具3に回動洗浄ノズル6が接触することを防ぎ、食器受具3の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0040】 また固定洗浄ノズル5又は回転洗浄ノズル13への送水を所定時間が経過する度に切替える場合は、固定洗浄ノズル5へ送水されているときには回動洗浄ノズル6は水圧により前記壁面から離間する方向に回動し、回転洗浄ノズル13へ送水されているときには回動洗浄ノズル6は付勢部材30により前記壁面に接近する方向に回動する。したがって噴射の切替えに応じて回動洗浄ノズル6の回動の向きを変えることができる。 【0041】 なお付勢部材30としてはコイルばね、ゴムが挙げられる。また食器受具3を洗浄槽2内部にて左右に配置した場合には、回動洗浄ノズル6は上下に回動するように構成しても良い。また回動洗浄ノズル6と固定洗浄ノズル5とをヒンジを用いて結合させても良い。 【0042】 (実施の形態2) 以下本発明を実施に形態2に係る食器洗い機を示す図面に基づいて詳述する。図5は食器洗い機の回動洗浄ノズルを模式的に示す右側面部分断面図、図6は固定洗浄ノズルの軸支部を模式的に示す斜視図である。 【0043】 洗浄槽2の背面側の壁面に筒形の固定洗浄ノズル5が設けられており、該固定洗浄ノズル5の端部は回動洗浄ノズル6の枢軸部6aを支持する円筒形の軸支部5aとなっている。軸支部5aの上面には円弧形の案内溝5bが周設されている。該案内溝5bの終端付近の底面には前記壁面に向かって下降している傾斜面5cが設けられており、傾斜面5cは突条6bの先端が接触する構成となっている。 【0044】 回動洗浄ノズル6はポンプ8から送水されると水圧により、洗浄槽2の背面側の壁面から離間する方向に回動する。そして突条6bが案内溝5bの終端付近にて傾斜面5cに沿って上昇し、回動洗浄ノズル6は斜め上方向に上昇して回動する。そして突条6bは案内溝5bの終端に当接し、回動洗浄ノズル6の回動は停止する。ポンプ8からの送水が終了すると傾斜面5cに沿って突条6bが下降し、回動洗浄ノズル6は斜め下方向に下降する。突条6bは下降を終えると、慣性により案内溝5bの底面に沿って摺動し、回動洗浄ノズル6は前記壁面に接近する方向に回動する。そして突条6bが案内溝5bの始端に当接し、回動洗浄ノズル6は前記壁面に接近して回動を停止する。 【0045】 実施の形態2に係る食器洗い機においては、洗浄槽2の背面側の壁面に向けて下降している傾斜面5cを前記案内溝5bの底面に設けることにより、前記ポンプ8からの送水が終了した場合に前記突条6bが前記傾斜面5cに沿って下降し、回動洗浄ノズル6は前記壁面に接近する方向に回動する。したがって食器受具3の収納又は取出しの際に食器受具3に回動洗浄ノズル6が接触することを防ぎ、食器受具3の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0046】 なお傾斜面5cは案内溝5bの底面全体に設けられていても良い。 【0047】 実施の形態2に係る食器洗い機の構成の内、実施の形態1と対応する構成については同じ符号を付しその詳細な説明を省略する。 【0048】 (実施の形態3) 以下本発明を実施の形態3に係る食器洗い機を示す図面に基づいて詳述する。図7は食器洗い機の回動洗浄ノズルを模式的に示す右側面部分断面図である。 【0049】 洗浄槽2の背面側の壁面に筒形の固定洗浄ノズル5が設けられており、該固定洗浄ノズル5の端部は回動洗浄ノズル6の枢軸部6aを支持する円筒形の軸支部5aとなっている。軸支部5aの上面には円弧形の突条5dが周設されている。該突条5dを案内する円弧形の案内溝6dが枢軸部6aに周設されており、該案内溝6dの一方の終端付近の底には洗浄槽2の背面側の壁面に向かって下降している傾斜部6cが設けられており、傾斜部6cは突条5dの先端が接触する構成となっている。 【0050】 回動洗浄ノズル6はポンプ8から送水されると水圧により、洗浄槽2の背面側の壁面から離間する方向に回動する。そして傾斜部6cが突条5dに当接して上昇し、回動洗浄ノズル6は斜め上方向に上昇して回動する。そして回動洗浄ノズル6は案内溝6dの終端に当接し回動を停止する。ポンプ8からの送水が終了すると傾斜部6cが突条5dに摺動して下降し、回動洗浄ノズル6は斜め下方向に下降する。回動洗浄ノズル6は下降を終えると、慣性により前記壁面に接近する方向に回動する。そして突条5dが案内溝6dの始端に当接し、回動洗浄ノズル6は前記壁面に接近して回動を停止する。 【0051】 実施の形態3に係る食器洗い機においては、固定洗浄ノズル5の端部に、端面に突条5dが周設された軸支部5aを設け、回動洗浄ノズル6の一端部に、軸端に前記突条5dを案内する案内溝6dを備える枢軸部6aを設けることにより、前記突条5dは前記案内溝6dを円滑に移動するので、回動洗浄ノズル6は速やかに食器18に接近し、加圧された水を長時間食器18に当てることができる。 【0052】 また前記洗浄槽2の壁面に向けて下降している傾斜部6cを前記案内溝6dの底面に設けることにより、前記ポンプ8からの送水が終了した場合に前記傾斜部6cが前記突条5dに接触して下降し、回動洗浄ノズル6は前記壁面に接近する方向に回動する。したがって食器受具3の収納又は取出しの際に食器受具3に回動洗浄ノズル6が接触することを防ぎ、食器受具3の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0053】 なお傾斜部6cは案内溝6dの底面全体に設けられていても良い。 【0054】 実施の形態3に係る食器洗い機の構成の内、実施の形態1又は2と対応する構成については同じ符号を付しその詳細な説明を省略する。 【0055】 (実施の形態4) 以下本発明を実施の形態4に係る食器洗い機を示す図面に基づいて詳述する。図8は食器洗い機の枢軸部付近を示す模式図である。 【0056】 筐体1及び洗浄槽2の間であって回動洗浄ノズル6の近傍にモータ33が配設されている。モータ33はローラ31に連結しており、モータ33の駆動によりローラ31が回転する構成となっている。回動洗浄ノズル6の近傍にて洗浄槽2の壁面に小孔2a、2aが開設されている。該小孔2a、2aを通して前記ローラ31と枢軸部6aとの間に伝動部材32が掛架されており、ローラ31の回転が枢軸部6aに伝動する構成となっている。 【0057】 洗浄工程又はすすぎ工程にて、回動洗浄ノズル6の噴射口22、22、・・・から水を噴射する場合には、モータ33が正方向に回転する。モータ33の正方向への回転によりローラ31が回転し、ローラ31の回転は伝動部材32を介して枢軸部6aに伝動し、回動洗浄ノズル6は洗浄槽2の壁面から離間する方向に回動する。 【0058】 前記噴射口22からの水の噴射が終了した場合には、モータ33が逆方向に回転する。モータ33の逆方向への回転によりローラ31が回転し、ローラ31の回転は伝動部材32を介して枢軸部6aに伝動し、回動洗浄ノズル6は前記壁面に接近する方向に回動する。 【0059】 実施の形態4に係る食器洗い機においては、伝動部材32を介してモータ33と枢軸部6aとを連結することにより、前記モータ33の回転を前記枢軸部6aに伝動し、回動洗浄ノズル6を回動させる。したがって回動洗浄ノズル6は必要に応じて食器受具3に接近して、加圧された水を食器受具3に載置されている食器18に対し至近距離から当てて食器18に付着した汚れを剥離することができる。また回動洗浄ノズル6は洗浄槽2の壁面に接近する方向に回動して、食器受具3の収納又は取出しを行う際に回動洗浄ノズル6が食器受具3に接触することを防ぎ、食器受具3の収納又は取出しを円滑に行うことができる。 【0060】 なお、伝動部材32としてはワイヤ、ベルトが挙げられる。 【0061】 実施の形態4に係る食器洗い機の構成の内、実施の形態1乃至3と対応する構成については同じ符号を付しその詳細な説明を省略する。 【図面の簡単な説明】 【0062】 【図1】実施の形態1に係る食器洗い機の要部構成を模式的に示す正面図である。 【図2】実施の形態1に係る食器洗い機の回動洗浄ノズルの枢軸部を模式的に示す正面部分断面図である。 【図3】実施の形態1に係る食器洗い機の付勢部材を拡大して示す模式図である。 【図4】実施の形態1に係る食器洗い機の回動洗浄ノズルの回動を示す説明図である。 【図5】実施の形態2に係る食器洗い機の回動洗浄ノズルを模式的に示す右側面部分断面図である。 【図6】実施の形態2に係る食器洗い機の固定洗浄ノズルの軸支部を模式的に示す斜視図である。 【図7】実施の形態3に係る食器洗い機の回動洗浄ノズルを模式的に示す右側面部分断面図である。 【図8】実施の形態4に係る食器洗い機の枢軸部付近を示す模式図である。 【符号の説明】 【0063】 1 筐体 2 洗浄槽 3 食器受具 5 固定洗浄ノズル 5a 軸支部 5b 案内溝 5c 傾斜面 5d 突条 6 回動洗浄ノズル 6a 枢軸部 6b 突条 6c 傾斜部 6d 案内溝 30 付勢部材 31 ローラ 32 伝動部材 33 モータ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月25日(2006.8.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078868 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 登夫
【識別番号】100114557 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 英仁
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| 【公開番号】 |
特開2008−48970(P2008−48970A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−229416(P2006−229416) |
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