| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】松下 裕一
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| 【要約】 |
【課題】二次フィルタが細塵により目詰まりしたり、その細塵を捨てる際に細塵が舞い上がってしまうことのない電気掃除機を提供する。
【構成】塵埃吸込口から塵埃および空気を吸引させる電動送風機と、前記塵埃吸込口に吸引された塵埃と空気とを分離する一次フィルタと、この一次フィルタで分離された塵埃を集塵する集塵部と、前記一次フィルタと前記電動送風機との間の風路に配置されるプリーツフィルタとを備え、一次フィルタを通過した細塵を吸着する顆粒状の吸着剤221をプリーツフィルタを収納する収納ケース81内であってプリーツフィルタの上流側に、収納容器部220の開口222および投入口210を介して投入するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 塵埃吸込口から塵埃および空気を吸引させる電動送風機と、前記塵埃吸込口に吸引された塵埃と空気とを分離する一次フィルタと、この一次フィルタで分離された塵埃を集塵する集塵部と、前記一次フィルタと前記電動送風機との間の風路に配置される二次フィルタとを備えている電気掃除機において、 前記一次フィルタを通過した細塵を吸着する吸着剤を前記二次フィルタの上流の前記風路に配置することを特徴とする電気掃除機。 【請求項2】 前記二次フィルタは回転可能なプリーツフィルタで構成され、 このプリーツフィルタが回転することにより、このプリーツフィルタに付着されている細塵を落とす除塵手段と、 この除塵手段により落とされた細塵を前記一次フィルタの上流側へ戻す戻り風路とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。 【請求項3】 前記吸着剤を収納する収納部を設け、 前記プリーツフィルタが回転されるごとに、前記収納部に収納された吸着材を所定量だけ前記風路へ落下させることを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、一次フィルタと電動送風機との間の風路に二次フィルタを配置した電気掃除機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、集塵容器を掃除機本体に着脱自在に設けた電気掃除機が知られている(特許文献1参照)。 【0003】 かかる電気掃除機は、集塵容器室を内部に形成した掃除機本体と、集塵容器室に着脱自在に装着される集塵容器と、前記集塵容器室の下流側に設けられた電動送風機と、集塵容器の後部開口に着脱自在に装着された二次フィルタであるプリーツフィルタと、このプリーツフィルタに付着した細塵を振り落とす除塵手段等とを備えている。 【0004】 この除塵手段は、プリーツフィルタに対向した位置にリングを回転自在に配置し、このリングにプリーツフィルタに当接する突起を設け、コードリールが電源コードを巻き取っていく際にリングを回転させ、このリングが回転することによって突起がプリーツフィルタのプリーツの山部を乗り越えながら移動していき、これによりプリーツフィルタに振動を与えて、プリーツフィルタに付着した細塵を落としていくものである。 【特許文献1】特開2004−358135号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、このような電気掃除機にあっては、電動送風機が駆動されるとプリーツフィルタから落とされた細塵が吸引されて再度プリーツフィルタに付着してプリーツフィルタが目詰まりしたり、プリーツフィルタから落とした細埃を捨てる際に、本体を開けるとその細塵が舞い上がってしまう等の問題があった。 【0006】 この発明の目的は、二次フィルタが細塵により目詰まりしたり、その細塵を捨てる際に細塵が舞い上がってしまうことのない電気掃除機を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するため、請求項1の発明は、塵埃吸込口から塵埃および空気を吸引させる電動送風機と、前記塵埃吸込口に吸引された塵埃と空気とを分離する一次フィルタと、この一次フィルタで分離された塵埃を集塵する集塵部と、前記一次フィルタと前記電動送風機との間の風路に配置される二次フィルタとを備えている電気掃除機において、 前記一次フィルタを通過した細塵を吸着する吸着剤を前記二次フィルタの上流の前記風路に配置することを特徴とする。 【発明の効果】 【0008】 この発明によれば、二次フィルタが細塵により目詰まりしたり、その細塵を捨てる際に細塵が舞い上がってしまうことがない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、この発明に係る電気掃除機の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。 【実施例】 【0010】 図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口11Aに一端が着脱自在に接続されその他端には手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部13Aが設けられており、この操作部13Aには複数の操作スイッチ13aが設けられている。 【0011】 吸込口体15には、その底面に塵埃を吸引する図示しない吸込開口(塵埃吸込口)を形成した吸込室(図示せず)が形成されており、この吸込室は延長管14および集塵ホース12を介して掃除機本体11内に設けた集塵ユニット50(図6参照)の吸込接続口57aに連通している。 【0012】 掃除機本体11は、本体ケース20と、本体ケース20内に装着された集塵ユニット50(図6参照)と、後述する電動送風機24とを備えている。 【0013】 本体ケース20の前側には、図2ないし図5に示すように、集塵ユニット室(装着部)22が形成されており、この集塵ユニット室22には後述する塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット410とが着脱自在に装着されるようになっている。 【0014】 集塵ユニット室22の上部には開口23が形成され(図3参照)、この開口23は図2に示すように蓋ケース21A,21Bによって閉鎖されている。また、本体ケース20の後側には電動送風機24が設けられており、この電動送風機24の前側(図2において右側)に前面開口25Bを有する円筒状の接続風路部25が形成され、この接続風路部25内には格子部材25Kが配置されており、前面開口25Bにはシール部材27が装着されている。接続風路部25の後壁25Aには接続開口25bが形成されており、この接続開口25bと電動送風機24の吸込開口24Aとが連通している。 【0015】 集塵ユニット室22には、図3ないし図5に示すように、駆動ギア(第1伝達手段)Gaと、この駆動ギアGaを回転させる駆動モータ(駆動手段)Mとが設けられている。 【0016】 集塵ユニット50は、図6ないし図8に示すように、塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット410とを備えている。 【0017】 塵埃分離ユニット400は、塵埃分離部(一次フィルタ)52と、塵埃分離部52と一体となっているフィルタ部80と、このフィルタ部80の上に設けた蓋ケース21Aとから構成されている。集塵部ユニット410は、集塵部70と、この集塵部70の上に設けられた蓋ケース21Bとから構成されている。 【0018】 塵埃分離部52は、円筒状の外周壁53によって形成された分離室部54と、この分離室部54内に分離室部54の軸線に沿って設けられたほぼ円錐形状の塵埃分離手段55と、分離室部54の右側壁54A(図7および図9参照)の外側に設けた吸引風路部56と、吸込接続口57a(図6参照)から分離室部54へ空気を案内する案内風路管57とを有している。吸込接続口57aは、塵埃分離ユニット400が掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着されると、掃除機本体11の接続口11Aに連通されるようになっている。 【0019】 分離室部54の外周壁53の上部には、図7に示すように、空気から分離された塵埃を集塵部70へ導入する導入開口53Aと、後述する排出開口84K(図10参照)から排出される塵埃を分離室部54へ導入する導入孔153Bとが形成されている。 【0020】 また、分離室部54の右側壁54Aには、図9および図10に示すように、円形の開口154Aと扇状の開口154Bとが形成され、開口154Aには塵埃分離手段55が取り付けられており、開口154BにはネットフィルタNF2が取り付けられている。また、右側壁54Aには接続開口54Aaが形成され、この接続開口54Aaには案内風路管57が接続されており、分離室部54と案内風路管57とが連通している。 【0021】 分離室部54の左側面(図7において)は開口されており、この開口54Ba(図9参照)には蓋58(図8参照)が着脱自在に装着されている。 【0022】 塵埃分離手段55は、図10に示すように円板55aと、リング枠55bと、円板55aとリング枠55bとを連結した複数の連結枠55cと、連結枠55cの周囲に貼り付けたネットフィルタNF1とから構成されている。そして、吸引風路部56は、右側壁54Aの開口154AおよびネットフィルタNF1を介して分離室部54内に連通し、また右側壁54Aの開口154BのネットフィルタNF2を介して分離室部54内に連通している。 【0023】 吸引風路部56は、後述するフィルタ部80の収納ケース81内に連通しているとともに、その右側壁部156(図7参照)に形成した接続開口56Aを介して後述する集塵ケース部74の集塵室73に連通している。 【0024】 案内風路管57は、分離室部54の接続開口54Aaから分離室部54内へ導入される空気を図9および図10の矢印に示すように反時計回りに回転させるようになっている。 【0025】 集塵部70は、図11および図12に示すように、上部に左右方向に延びた連通路71(図7参照)を形成した連通ケース部72と、この連通ケース部72の右端部から下方に延びるとともに塵埃を集塵する集塵室73(図7参照)を形成した集塵ケース部74とを有している。 【0026】 連通ケース部72の左側の下面には開口72Aが形成され、この開口72Aは図7に示すように塵埃分離部52の導入開口53Aに接続されている。また、集塵ケース部74の左側壁部74Aには図13に示すように接続開口75が形成されており、この接続開口75にはネットフィルタNF3が取り付けられている。 【0027】 また、集塵ケース部74は、右側面が開口したケース部174と(図13参照)、このケース部174の開口76に開閉自在に取り付けられた蓋体77(図14参照)とから構成されている。 【0028】 図14に示す蓋体77は、図12に示すように軸部77Jを中心にして回動することにより、集塵ケース部74の開口76が開閉されるようになっている。 【0029】 蓋体77の上部には図示しないフックが形成され、このフックが集塵ケース部74の係止部(図示せず)に係止することにより蓋体77が開かないようになっている。そして、図15に示すように、集塵部70の蓋ケース21Bに設けた解除ボタン21Baを操作すると、そのフックの係止が解除され、蓋体77を下側にすることにより、蓋体77は自重により軸部77J回りに回動して開成する。 【0030】 そして、塵埃分離ユニット400を装着した掃除機本体11の集塵ユニット室22に集塵部ユニット410を装着すると、図7に示すように集塵部ユニット410の開口72Aに塵埃分離部52の導入開口53Aが接続され、集塵部ユニット410の接続開口75が塵埃分離ユニット400の吸引風路部56の接続開口56Aに接続されるようになっている。 【0031】 フィルタ部80は、後面(図8において左側面)が開口されるとともに円筒状の収納ケース81と、この収納ケース81内に回転自在に取り付けられたプリーツフィルタ体(二次フィルタ)100と、このプリーツフィルタ体100と一体に回転していく掃出体300(図16参照)とを有している。収納ケース81の前壁部(区画壁)84の前面(図6において右側)には塵埃分離部52が一体に形成されている。収納ケース81内がフィルタ室181となっている(図10参照)。 【0032】 収納ケース81の前壁部84には、図16に示すように、接続開口84Aと上部に塵埃を排出する排出開口84Kと投入口210とが形成され、接続開口84Aが吸引風路部56(図7参照)に接続されている。そして、その接続開口84Aを介して収納ケース81内と吸引風路部56とが連通している。 【0033】 排出開口84Kは、図10に示すように、閉塞蓋450により閉塞され、この閉塞蓋450はスプリング401により後方(図10において左方)へ付勢されている。また、閉塞蓋450はスプリング401の付勢力に抗して前方(右方)へ移動可能となっており、前方へ移動することにより排出開口84Kが開成される。開閉蓋450には突起450Aが設けられており、この突起450Aが排出開口84Kから収納ケース81内へ突出している。 【0034】 排出開口84Kは、連通部材403によって塵埃分離部52の導入孔153Bに連通されている。そして、連通部材403が収納ケース81内に落とされた細塵を塵埃分離部52の分離室部54内へ戻す戻り風路403Aを形成している。 【0035】 また、前壁部84の接続開口84Aの縁部には、図16に示すように、その接続開口84A内に配置された板バネ体500が取り付けられている。 【0036】 この板バネ体500は、前壁部84に取り付ける取付部501と、この取付部501に連続形成された弾性部材であるU字形の板バネ部502とを有しており、板バネ部502の先端部が後述するプリーツフィルタ体100のプリーツ枠105の突出部106(図2参照)に面接触するようになっている。 【0037】 また、前壁部84の中心部には図16に示すように軸84Jが形成されている。 【0038】 収納ケース81の内周壁面は、プリーツフィルタ104から落とされた塵埃を受ける塵埃受部86(図10参照)となっている。 【0039】 投入口210は、図24に示すように、蓋部材211により閉塞されている。蓋部材211は、下部に設けた軸213回りに回動可能に取り付けられており、スプリング212により投入口210を閉塞する方向に付勢されている。そして、蓋部材211が軸213を中心にしてスプリング212の付勢力に抗して図25に示すように時計回りに回動すると投入口210が開成される。また、蓋部材211の上部には閉塞部211Aが形成されている。この閉塞部211Aの両側には図26に示すようにリブ211Arが形成されている。 【0040】 蓋部材211には突起214が設けられており、この突起214が投入口210から収納ケース81内へ突出している。 【0041】 前壁部84の前面(図24において右側面)には、投入口210の上に収納容器部220が設けられており、この収納容器部220内には活性炭などからなる顆粒状の吸着剤221が収納されている。 【0042】 収納容器部220の底部には開口222が形成され、この開口222が図24に示すように蓋部材211の閉塞部211Aにより閉塞されている。そして、蓋部材211が図25に示すように開成されると、収納容器部220の開口222が開成され、収納容器部220内の吸着剤221が開口222から蓋部材211により投入口210へ案内され、この投入口210から収納ケース81内へ投入される。 【0043】 収納容器部220の上部には開閉蓋220Bが設けられており、この開閉蓋220Bを開成することにより、吸着剤221の補給が行えるようになっている。 【0044】 プリーツフィルタ体100は、図17に示すように、筒状の枠体101と、この枠体101の中心位置に設けた軸部101Aと、この軸部101Aから放射状にプリーツを形成するための複数のプリーツ枠102と、このプリーツ枠102に取り付けられるプリーツフィルタ(フィルタ)104とを有している。プリーツ枠102はプリーツフィルタ104の稜線部104Aを形成するものであり、その稜線部の中間位置には突出部106が形成されている。 【0045】 なお、図17においてプリーツフィルタ104の右側が上流であり、プリーツフィルタ104の内側が下流である。 【0046】 軸部101Aの軸穴101Aaには、図2に示すように、前壁部84の軸84Jが相対的に回転自在に挿入され、プリーツフィルタ体100は軸84Jを中心にして回転していくようになっている。 【0047】 枠体101の後端側(図17において左側)に、図17に示すように前後方向の長さの短い円筒部110が形成され、この円筒部110の外周面に図18に示すように周方向に沿って径の小さい3つの小径部110Aが等間隔に形成されている。そして、その小径部110Aと小径部110Aとの間が大径部110Bとなっている。 【0048】 この小径部110Aや大径部110BはマイクロスイッチS1により検知するものであり、このマイクロスイッチS1(図示せず)は掃除機本体11の集塵ユニット室22内に設けられている。この実施例では、例えば大径部110Bを検知しているときマイクロスイッチS1はオンし、小径部110Aを検知しているときオフするようになっている。 【0049】 円筒部110の後端面にはギア107が形成され、このギア107および円筒部110は収納ケース81から外へ突出しており(図8および図9参照)、このギア107は掃除機本体11の集塵ユニット室22の駆動ギアGaに噛合するようになっており、モータMの駆動によりプリーツフィルタ体100が収納ケース81内で回転していく。 【0050】 そして、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着するとギア107が駆動ギアGaに噛合され、その集塵ユニット室22から塵埃分離ユニット400を持ち上げると、ギア107は駆動ギアGaから外れて、塵埃分離ユニット400は集塵ユニット室22から簡単に取り外せるようになっている。 【0051】 掃出体300は、図19および図20に示すように、プリーツフィルタ体100の軸部101Aに嵌合されてその軸部101Aと一体に回転していく軸部301と、この軸部301から径方向に延びた3つのアーム302と、このアーム302の先端部に設けられた掃出部材303とを有している。なお、図20では2つの掃出部材303は省略してある。 【0052】 1つのアーム302′には、収納ケース81の前壁部84に接触する当接部302Tが形成されている。 【0053】 掃出部材303の先端部は、収納ケース81の塵埃受部86(図10参照)の内壁面を摺接してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を掻き上げていく第1摺接部303Aとなっており、掃出部材303の一側部は、収納ケース81の前壁部84上を摺接する第2摺接部303Bとなっている。また、掃出部材303の片面には、第1摺接部303Aで掻き上げた塵埃を排出開口84K(図16参照)へ落とす傾斜面(ガイド傾斜面)303Cが形成されている。 【0054】 掃出体300は、プリーツフィルタ体100が回転していくことにより回転していき、この回転により掃出部材303は図16に示す収納ケース81の塵埃受部86の内周面に沿ってその内周面および前壁部84を摺接移動していく。この摺接移動により、掃出部材303が塵埃受部86に溜まった塵埃を掃き出しながら排出開口84Kへ押し上げていくようになっている。 【0055】 掃出部材303が排出開口84Kの位置に移動してくると、掃出部材303が開閉蓋450の突起450Aを押圧して開閉蓋450をスプリング401の付勢力に抗して前方へ移動させて、排出開口84Kを開成させる。 【0056】 プリーツフィルタ体100が回転して、掃出部材303が図16に示す位置にくると、マイクロスイッチS1がオンからオフに切り替わるように、すなわちマイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わるように、マイクロスイッチS1の取り付け位置と、プリーツフィルタ体100に対する掃出体300の取り付け位置が設定されている。 【0057】 そして、掃出部材303が図16に示す位置にきたとき、排出開口84Kは開閉蓋450により閉塞されるようになっている。また、掃出体300のアーム302′の当接部302Tが投入口210の位置にくると、その当接部302Tが蓋部材211の突起214を押圧し、蓋部材211がスプリング212の付勢力に抗して図25に示すように開成する。 【0058】 また、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着すると、掃除機本体11の接続風路部25の前面開口25Bにシール部材27を介して塵埃分離ユニット400の収納ケース81の後端面が接合され、収納ケース81内と電動送風機24の吸込開口24Aとが接続風路部25を介して連通される。 【0059】 図21はこの電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。図21において、200は操作部13Aの操作スイッチ13a(図1参照)の操作やマイクロスイッチS1の検知信号に基づいて電動送風機24やモータMを制御する制御装置である。 [動 作] 次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。 【0060】 先ず、図2に示すように、集塵ユニット50を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着し、図1に示すように集塵ホース12を掃除機本体11の接続口11Aに接続するとともに手元操作管13に延長管14を介して吸込口体15を接続する。 【0061】 そして、図示しない電源プラグをコンセントに接続する。この接続により制御装置200がモータMを駆動させて、フィルタ部80のプリーツフィルタ体100を回転させていく。プリーツフィルタ体100の回転とともに掃出体300が図16に示す位置から反時計回りに回転していき、掃出体300の掃出部材303は、その第1摺接部303Aが塵埃受部86の周面上を摺接移動してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を周面に沿って上に押し上げていく。 【0062】 このように、掃出部材303は回転移動により塵埃を塵埃受部86に沿って排出開口84Kへ押し上げていくので、その押し上げは簡単な構造で行うことができる。また、掃出体300はプリーツフィルタ体100の回転によって回転するので、駆動源は1つでよく、掃出体300用の専用のモータは不要となる。 【0063】 そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、図22に示すように、掃出部材303の第2摺接部303Bが開閉蓋450の突起450Aを押圧するので、開閉蓋450が開成する。 【0064】 一方、掃出部材303の第1摺接部303Aで掻き上げられた塵埃は、掃出部材303の側面303Dを介して傾斜面303Cに落とされ、さらにその塵埃は傾斜面303Cによって排出開口84Kへ落とされて排出される。この排出開口84Kに落とされた塵埃は連通部材403を介して塵埃分離部52の導入孔153Bから分離室部54内へ戻される。 【0065】 他方、プリーツフィルタ体100の回転によって、掃出体300のアーム302′(図16参照)が投入口210の位置にくると、アーム302′の当接部302T(図19および図20参照)が蓋部材211の突起214をスプリング212の付勢力に抗して押圧する。この押圧により、図25に示すように蓋部材211が軸213を中心にして回動し、投入口210が開成されるとともに収納容器部220の開口222が開成される。この投入口210および開口222の開成により、収納容器部220内の吸着剤221が開口222および蓋部材211を介して投入口210から収納ケース81内へ投入される。 【0066】 収納ケース81内へ投入された吸着剤221は、収納ケース81の塵埃受部86に落下していく。すなわち、吸着剤221はプリーツフィルタ104と一次フィルタである塵埃分離部52との間の風路に落とされる(配置される)ことになる。 【0067】 プリーツフィルタ体100がさらに回転すると掃出体300のアーム302′の当接部302Tが蓋部材211の突起214から外れ、図24に示すように、蓋部材211がスプリング212の付勢力により投入口210を閉塞するとともに、蓋部材211の閉塞部211Aが収納容器部220の開口222を閉塞する。この開口222の閉塞により吸着剤221の投入が停止される。 【0068】 投入口210および開口222の開成は僅かな期間なので、吸着剤221が投入される量は少量であり、掃出体300が1回転する毎に少量(所定量)づつ投入されることになる。 【0069】 収納ケース81の塵埃受部86に落下した吸着剤221は、掃出体300のアーム302′の掃出部材303(図16参照)が塵埃受部86の周面上を摺接移動していく際に、その塵埃受部86に溜まっている細塵とともに周面に沿って移動しながらその細塵を吸着していく。 【0070】 そして、その掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、上述のように開閉蓋450が開成して、細塵を吸着した吸着部材221は排出開口84Kへ落とされて排出される。この排出された吸着部材221は連通部材403を介して塵埃分離部52の導入孔153Bから分離室部54内へ戻される。 【0071】 プリーツフィルタ体100の回転により掃出部材303が図16に示す位置にくると、すなわちプリーツフィルタ体100が1回転すると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止される。 【0072】 また、掃出部材303が図16に示す位置に移動すると、掃出部材303の第2摺接部303Bによる開閉蓋450の突起450Aの押圧が解除され、開閉蓋450がスプリング401の付勢力により排出開口84Kを閉塞する。 【0073】 モータMの駆動中、すなわち開閉蓋450によって排出開口84Kが閉塞されるまでの間、手元操作管13の操作部13Aのスイッチ13aを操作しても電動送風機24は駆動されないようになっている。これにより、塵埃分離部52の分離室部54内へ排出された塵埃が排出開口84Kから吸引されて再度プリーツフィルタ104に付着してしまうことが防止される。 【0074】 手元操作管13の操作部13Aのスイッチ13aが操作されると、電動送風機24が駆動される。この電動送風機24の駆動により、電動送風機24の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、接続風路部25を介して集塵ユニット50の収納ケース81内に負圧が作用し、さらに吸引風路部56を介して集塵ケース部74内や塵埃分離部52の分離室部54に作用する。そして、その負圧が案内風路管57を介して集塵ホース12,延長管14および吸込口体15に作用し、吸込口体15から空気とともに塵埃が吸引されていく。 【0075】 この吸引された塵埃および空気が延長管14および集塵ホース12を介して集塵ユニット50の吸込接続口57aへ吸引されていく。この吸込接続口57aへ吸引された塵埃および空気は案内風路管57を通って塵埃分離部52の分離室部54内へ導入され、この分離室部54内では図23において反時計回りに回転していく。 【0076】 そして、この回転により塵埃と空気が慣性により分離され、空気が塵埃分離手段55のネットフィルタNF1(図10参照)や開口154BのネットフィルタNF2を通り、さらに吸引風路部56を通ってフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。 【0077】 他方、分離された塵埃は、慣性力によって分離室部54の導入開口53Aの集塵部70の連通ケース部72内へ一部の空気とともに導入される。この導入された塵埃および空気は連通ケース部72の連通路71を通って集塵室73へ吸引されていき、塵埃は集塵室73に集塵されていく。 【0078】 また、分離室部54内へ戻された吸着部材221は、顆粒状であることにより慣性によって集塵室73に確実に集塵されていく。 【0079】 集塵室73へ吸引された空気は、ネットフィルタNF3を通って吸引風路部56に吸引され、さらにフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。 【0080】 収納ケース81内へ吸引された空気は、プリーツフィルタ体100のプリーツフィルタ104を通って掃除機本体11の接続風路部25へ吸引され、さらに電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引されていく。 【0081】 電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引された空気は電動送風機24内を通って図2に示す掃除機本体11の排気口20Hから排気されていく。 【0082】 掃除が終了したら、操作部13Aの操作スイッチ13aを操作して電動送風機24の駆動を停止させる。この電動送風機24の駆動が停止されると、図21に示す制御装置200がモータMを駆動させる。モータMの駆動により駆動ギアGaが回転してプリーツフィルタ体100が回転していく。 【0083】 このプリーツフィルタ体100の回転により、図16に示すように収納ケース81の前壁部84の板バネ体500の板バネ部502の先端部がプリーツ枠105の突出部106(図2参照)に当接する。そして、プリーツフィルタ体100の回転とともに板バネ部502の先端部がプリーツフィルタ104の稜線部104A(図17参照)の突出部106を乗り越えて次の稜線部104の突出部106を叩く。この叩きにより、プリーツフィルタ104に振動を与え、プリーツフィルタ104に付着している細塵を落としていく。 【0084】 プリーツフィルタ104から振り落とされた塵埃は収納ケース81の塵埃受部86に溜まっていく。電源プラグがコンセントに接続されたときにプリーツフィルタ体100が回転された際も、上記と同様にしてプリーツフィルタ104に付着している細塵が落とされていく。 【0085】 収納ケース81の塵埃受部86に溜まった細塵は、上述のように、プリーツフィルタ体100の回転によって塵埃受部86に落とされた吸着剤221に吸着されていき、この吸着剤221が排出開口84Kから排出されて連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻される。 【0086】 このように、プリーツフィルタ104に付着している細塵は落とされて吸着部材221により吸着され、この吸着部材221が塵埃分離部52の分離室部54内へ戻されるので、再度プリーツフィルタ104に付着してしまうことが防止される。このため、プリーツフィルタ104が細塵によって目詰まりしてしまうことが防止される。 【0087】 そして、プリーツフィルタ体100が例えば1回転して、掃出部材303が図16に示すの位置にくると、上記のようにマイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止され、プリーツフィルタ体100の回転が停止される。そして、上述のように排出開口84Kが開閉蓋450により閉塞される。 【0088】 また、掃除機本体11から集塵部ユニット410を取り外して集塵部70の集塵室73に溜まった塵埃を捨てるとき、集塵ケース部74の蓋体77を開けるが、細塵は吸着部材221により吸着されていることにより、その蓋体77を開けた際に集塵室73内の細塵が舞い上がってしまうことがない。 【0089】 上記実施例では、吸着剤221として活性炭を使用しているが、例えば出がらしのコーヒー豆を使用してもよい。また、活性炭や出がらしのコーヒー豆の粒が大きい場合には、蓋部材211の閉塞部211Aに削り刃を設け、収納容器部220の開口222が開成されるたびにその削り刃で活性炭やコーヒー豆を削り、この削った活性炭やコーヒー豆を投入口210から投入するようにしてもよい。 【0090】 また、上記実施例では、排出開口84Kから排出される塵埃を塵埃分離部52の分離室部54内へ戻しているが、これに限らず、例えば吸着剤221を外部の容器内に排出するようにしてもよい。 【0091】 上記実施例では、慣性分離タイプの電気掃除機に適用したものについて説明したが、通常の例えば紙パックフィルタを使用する電気掃除機に適用してもよい。この場合、紙パックフィルタと電動送風機の前(上流)に配置する二次フィルタとの間の風路に、例えば吸着剤を取り付けた格子部材を配置し、この格子部材を交換可能にしてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0092】 【図1】この発明に係る電機掃除機の外観を示した斜視図である。 【図2】図1に示す掃除機本体の構成を示した縦断面図である。 【図3】集塵ユニットを取り外した掃除機本体を示した斜視図である。 【図4】図3に示す掃除機本体の縦断面斜視図である。 【図5】集塵ユニットを取り外した掃除機本体の縦断面図である。 【図6】集塵ユニットの外観を示した斜視図である。 【図7】図6に示す集塵ユニットの横断面図である。 【図8】図6に示す集塵ユニットの他の方向から見た斜視図である。 【図9】塵埃分離ユニットの外観を示した斜視図である。 【図10】収納ケースの前壁部と塵埃分離部とを示した概念図である。 【図11】集塵部ユニットの外観を示した斜視図である。 【図12】図11の集塵部ユニットを他の方向から見た斜視図である。 【図13】蓋体を外した集塵部ユニットを示した斜視図である。 【図14】蓋体を示した斜視図である。 【図15】図11の集塵部ユニットの平面図である。 【図16】収納ケースと掃出体を示した説明図である。 【図17】プリーツフィルタ体を示した側面図である。 【図18】図17に示すプリーツフィルタ体の円筒部の形状を示した説明図である。 【図19】掃出体を示した正面図である。 【図20】図19に示した掃出体の斜視図である。 【図21】電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。 【図22】掃出部材によって排出開口が開成された状態を示した説明図である。 【図23】塵埃分離部を示した斜視図である。 【図24】収納ケースの前壁部と吸着剤の収納容器部とを示した断面図である。 【図25】吸着剤が収納ケース内に投入される状態を示した説明図である。 【図26】蓋部材を示した正面図である。 【符号の説明】 【0093】 24 電動送風機 52 塵埃分離部(一次フィルタ) 81 収納ケース 104 プリーツフィルタ(二次フィルタ) 210 投入口 220 収納容器部 221 吸着剤 222 開口
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝 【識別番号】502285664 【氏名又は名称】東芝コンシューママーケティング株式会社 【識別番号】503376518 【氏名又は名称】東芝家電製造株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月20日(2006.7.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078765 【弁理士】 【氏名又は名称】波多野 久
【識別番号】100078802 【弁理士】 【氏名又は名称】関口 俊三
【識別番号】100077757 【弁理士】 【氏名又は名称】猿渡 章雄
【識別番号】100130731 【弁理士】 【氏名又は名称】河村 修
【識別番号】100136504 【弁理士】 【氏名又は名称】山田 毅彦
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| 【公開番号】 |
特開2008−23049(P2008−23049A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月7日(2008.2.7) |
| 【出願番号】 |
特願2006−198519(P2006−198519) |
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