| 【発明の名称】 |
食器洗い機 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 博喜
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| 【要約】 |
【課題】残菜フィルタによる洗浄水の濾過効率を向上させつつ、残菜フィルタの目詰まりによって洗浄水の循環が阻害されることを、簡易な構成で抑制することができる食器洗い機を提供する。
【構成】洗浄水は洗浄槽12の底部から洗浄ポンプに吸入されて、洗浄槽12に収容された食器へ噴射される。洗浄槽12底部には、粗いメッシュの残菜フィルタ21が下部に、細かいメッシュの残菜フィルタ22が上部に、夫々備えられている。洗浄水は、残菜フィルタ21に濾過され(矢符A1)、更に残菜フィルタ22に濾過される(矢符A2)か、又は、残菜フィルタ21を迂回して(矢符A3)、残菜フィルタ22に濾過される(矢符A2)。このため、1枚の残菜フィルタ21(22)が越し取るべき残菜の量が減少し、目詰まりが生じ難い。また、目の細かい残菜フィルタ22が目詰まりを起こしても、目の粗い残菜フィルタ21によって洗浄水が濾過される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 洗浄すべき食器が載置される食器籠と、 該食器籠を収容し、該食器籠に載置された食器を洗浄する洗浄水を貯留する洗浄槽と、 前記洗浄水を前記食器へ噴射するための噴射口が形成されている洗浄ノズルと、 前記洗浄槽に貯留された洗浄水を吸入し、吸入した洗浄水を前記噴射口から噴射させるための洗浄ポンプと、 前記洗浄槽に貯留されて前記洗浄ポンプに吸入されてから再び前記洗浄槽に貯留されて前記洗浄ポンプに吸入されるまでの洗浄水の循環経路の中途に配され、前記洗浄ポンプに吸入される洗浄水を濾過する第1の残菜フィルタと を備える食器洗い機において、 前記循環経路の前記第1の残菜フィルタの配置位置よりも上流側に配され、前記第1の残菜フィルタへ流入する洗浄水の少なくとも一部を濾過する第2の残菜フィルタを備えることを特徴とする食器洗い機。 【請求項2】 前記第1の残菜フィルタは、該残菜フィルタの周縁部の略全部が、前記洗浄槽に接触しており、 前記第2の残菜フィルタは、該残菜フィルタの周縁部の一部が、前記洗浄槽に接触しており、残部が接触していないことを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。 【請求項3】 前記第2の残菜フィルタの少なくとも一部が、前記洗浄槽に貯留される洗浄水の最高水位より高い位置に配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の食器洗い機。 【請求項4】 各残菜フィルタはメッシュ状をなし、 前記第1の残菜フィルタの目の大きさと前記第2の残菜フィルタの目の大きさとが異なることを特徴とする請求項1乃至3の何れかひとつに記載の食器洗い機。 【請求項5】 各残菜フィルタは、前記循環経路の前記食器籠の配置位置よりも下流側に配されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかひとつに記載の食器洗い機。 【請求項6】 各残菜フィルタは着脱可能に配されており、 前記第1の残菜フィルタが前記第2の残菜フィルタの下側になるよう各残菜フィルタを連結し、該残菜フィルタを着脱する場合に摘持するための摘持部を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかひとつに記載の食器洗い機。 【請求項7】 前記摘持部に連結されている残菜フィルタの内、少なくとも一の残菜フィルタが、他の残菜フィルタに対して接離可能に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の食器洗い機。 【請求項8】 前記第2の残菜フィルタは、前記洗浄槽の側壁内面に配してあることを特徴とする請求項1乃至5の何れかひとつに記載の食器洗い機。 【請求項9】 前記洗浄槽の側壁の一部に前記洗浄槽を開閉する扉が設けてあり、 前記第2の残菜フィルタは、前記扉の内面に配してあることを特徴とする請求項8に記載の食器洗い機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、食器を洗浄する洗浄水を残菜フィルタで濾過する食器洗い機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の食器洗い機にあっては、洗浄すべき食器を収容する食器籠と、食器籠内の食器を洗浄する洗浄水を貯留する洗浄槽と、洗浄水を食器へ噴射するための噴射口が形成された洗浄ノズルと、洗浄槽に貯留された洗浄水を循環させて噴射口から噴射させるための洗浄ポンプとを備える。 【0003】 洗浄槽に貯留された洗浄水は、洗浄ポンプに吸入されて食器へ噴射され、次いで洗浄槽に貯留され、そして再び洗浄ポンプに吸入されて食器へ噴射されることによって、食器洗い機内部を循環する。 洗浄水の循環経路の中途には残菜フィルタが配され、残菜フィルタは洗浄水を濾過して洗浄水中の残菜(例えば食器に付着していた残飯)を濾し取る(特許文献1参照)。 【0004】 図7は、従来の食器洗い機が備える洗浄槽8底部の略示正面図であり、図8は、同じく略示側面図である。 洗浄槽8の底部には、洗浄水を貯留する貯水部81が設けられている。 貯水部81の底部には、貯水部81に貯留された洗浄水を吸入する洗浄ポンプ83が、吸入ホース82を介して連結されている。つまり、貯水部81に貯留された洗浄水は、貯水部81の底部から洗浄ポンプ83によって吸入され、吐出ホース85を介して洗浄ポンプ83に連結されている洗浄ノズル86から、洗浄槽8内の食器へ噴射される。 【0005】 洗浄ノズル86から噴射された洗浄水は、洗浄槽8内の食器を洗浄し、洗浄槽8の底部へ流入して、貯水部81に貯留される。そして、貯水部81に貯留された洗浄水は、再び洗浄ポンプ83によって吸入される。 【0006】 ここで、貯水部81に貯留される洗浄水の水位は、洗浄ポンプ83が作動していない場合、貯水部81上部に位置する水位W2であり、洗浄ポンプ83の作動中は、貯水部81の上下方向中央部に位置する水位W3である。 【0007】 さて、洗浄水に含まれる残菜を濾し取るために、貯水部81底部には、貯水部81にビス留め固定された固定フィルタ87と、着脱可能に配された残菜フィルタ88とが備えられている。 固定フィルタ87は、貯水部81と吸入ホース82とを隔てるように配される。 残菜フィルタ88は、固定フィルタ87の上側に固定フィルタ87から離隔して配される。 【0008】 固定フィルタ87及び残菜フィルタ88は夫々メッシュ状であり、洗浄ポンプが作動しているか否かにかかわらず、貯水部81に貯留されている洗浄水中に水没する。 【0009】 貯水部81に貯留された洗浄水は、残菜フィルタ88及び固定フィルタ87をこの順に通過して、吸入ホース82を介し洗浄ポンプ83に吸入される。残菜フィルタ88及び固定フィルタ87夫々の周縁部は貯水部81の内面に接触しており、このため、洗浄水は、残菜フィルタ88又は固定フィルタ87を迂回して洗浄ポンプ83に吸入されることはない。 【0010】 残菜フィルタ88には摘持部89が設けられており、食器洗い機の使用者は、摘持部89を摘持して残菜フィルタ88を着脱する。また、使用者は、取り外した残菜フィルタ88を清掃し、残菜フィルタ88を取り外した状態で固定フィルタ87を清掃する。 【特許文献1】特開2004−344385号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0011】 しかしながら従来の食器洗い機は、洗浄ポンプ83に吸入される洗浄水の循環経路上流側の残菜フィルタ88が目詰まりを起こした場合、循環経路下流側の固定フィルタ87を洗浄水が通過することができず、このため洗浄水の循環が阻害されるという問題があった。 【0012】 残菜フィルタ88の目詰まりを抑制するために、メッシュが粗い残菜フィルタ88を用いた場合、残菜フィルタ88を通過する残菜の量が増加し、固定フィルタ87が目詰まりを起こすことがある。固定フィルタ87は取り外しが困難であるため、固定フィルタ87に付着した残菜は、取り外しが容易な残菜フィルタ88に付着した残菜に比べて除去し難い。このため、更に固定フィルタ87が目詰まりを生じ易くなる。 【0013】 固定フィルタ87が目詰まりを起こした場合も、洗浄水の循環が阻害される。固定フィルタ87の目詰まりを抑制するために、メッシュが粗い固定フィルタ87を用いた場合、固定フィルタ87を通過した残菜が洗浄ポンプ83に吸入され易くなるという不具合が生じる。 【0014】 また、固定フィルタ87及び残菜フィルタ88夫々が濾し取る残菜の量を軽減して目詰まりを抑制し、洗浄水の濾過効率を向上させるために、固定フィルタ87及び残菜フィルタ88の寸法を大きくして濾過面積を大きくすることによって、単位面積あたりの固定フィルタ87及び残菜フィルタ88が濾し取る残菜の量を軽減して目詰まりを抑制することが考えられる。 しかしながら、食器洗い機内部のレイアウト上、各1枚の固定フィルタ87及び残菜フィルタ88のサイズには制限があるため、夫々の濾過面積を十分に増大させることができない。 【0015】 そこで、寸法を大きくするのではなく、残菜フィルタ88の上流側又は下流側に、更に1枚以上の残菜フィルタを追加することで、濾過面積の合計を増大させることが考えられる。この場合、各残菜フィルタが濾し取る残菜の量は、1枚の残菜フィルタ88が濾し取る残菜の量より少ない。 【0016】 しかしながら、完全に目詰まりを防止することは困難であり、また、洗浄水が残菜フィルタ88及び追加の残菜フィルタを迂回できないよう設計されるため、万が一、上流側のフィルタに目詰まりを生じた場合、目詰まりを生じた残菜フィルタ88又は追加の残菜フィルタによって洗浄水が塞き止められて、洗浄水が下流側へ流入することができず、洗浄水の循環が阻害されるという問題が残る。 【0017】 更にまた、特許文献1に開示されている食器洗い機が備える残菜フィルタは、残菜フィルタが濾し取った残菜を排水と共に流し出すことによって残菜フィルタの目詰まりを抑制しているが、このために、残菜フィルタの位置を自動的に変更する機構を備える必要があり、食器洗い機の構成が複雑になる。 【0018】 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、複数の残菜フィルタを、上流側の残菜フィルタが下流側の残菜フィルタに流入する洗浄水の少なくとも一部を濾過するよう配する構成とすることにより、残菜フィルタによる洗浄水の濾過効率を向上させつつ、残菜フィルタの目詰まりによって洗浄水の循環が阻害されることを、簡易な構成で抑制することができる食器洗い機を提供することにある。 【0019】 本発明の他の目的は、下流側の残菜フィルタの周縁部の略全部が洗浄槽に接触し、上流側の残菜フィルタの周縁部の一部が洗浄槽に接触しない構成とすることにより、第2の残菜フィルタを通過することなく第1の残菜フィルタへ洗浄水が流入する経路を設けることができ、しかも残菜を容易に濾し取ることができる食器洗い機を提供することにある。 【0020】 本発明の他の目的は、第2の残菜フィルタの少なくとも一部を、洗浄槽に貯留される洗浄水の最高水位より高い位置に配する構成とすることにより、第2の残菜フィルタが濾し取った残菜が第2の残菜フィルタから流出することを抑制することができる食器洗い機を提供することにある。 【0021】 本発明の他の目的は、第1の残菜フィルタのメッシュ形状と第2の残菜フィルタのメッシュ形状とが異なる構成とすることにより、効率よく残菜を濾し取ることができる食器洗い機を提供することにある。 【0022】 本発明の他の目的は、各残菜フィルタを食器籠の下流側に配する構成とすることにより、効率よく残菜を濾し取ることができる食器洗い機を提供することにある。 【0023】 本発明の他の目的は、着脱可能な各残菜フィルタを摘持部で連結する構成とすることにより、各残菜フィルタを容易に着脱することができる食器洗い機を提供することにある。 【0024】 本発明の他の目的は、着脱可能な各残菜フィルタを、残菜フィルタ同士が相対接離可能に摘持部で連結する構成とすることにより、各残菜フィルタをコンパクトにまとめて更に容易に着脱することができる食器洗い機を提供することにある。 【0025】 本発明の他の目的は、第2の残菜フィルタを、洗浄槽の側壁内面に配する構成とすることにより、洗浄槽の側壁内面に飛散した残菜を濾し取ることができる食器洗い機を提供することにある。 【0026】 本発明の更に他の目的は、第2の残菜フィルタを、洗浄槽を開閉する扉の内面に配する構成とすることにより、第2の残菜フィルタに付着した残菜を清掃し易い食器洗い機を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0027】 本発明に係る食器洗い機は、洗浄すべき食器が載置される食器籠と、該食器籠を収容し、該食器籠に載置された食器を洗浄する洗浄水を貯留する洗浄槽と、前記洗浄水を前記食器へ噴射するための噴射口が形成されている洗浄ノズルと、前記洗浄槽に貯留された洗浄水を吸入し、吸入した洗浄水を前記噴射口から噴射させるための洗浄ポンプと、前記洗浄槽に貯留されて前記洗浄ポンプに吸入されてから再び前記洗浄槽に貯留されて前記洗浄ポンプに吸入されるまでの洗浄水の循環経路の中途に配され、前記洗浄ポンプに吸入される洗浄水を濾過する第1の残菜フィルタとを備える食器洗い機において、前記循環経路の前記第1の残菜フィルタの配置位置よりも上流側に配され、前記第1の残菜フィルタへ流入する洗浄水の少なくとも一部を濾過する第2の残菜フィルタを備えることを特徴とする。 【0028】 本発明に係る食器洗い機は、前記第1の残菜フィルタは、該残菜フィルタの周縁部の略全部が、前記洗浄槽に接触しており、前記第2の残菜フィルタは、該残菜フィルタの周縁部の一部が、前記洗浄槽に接触しており、残部が接触していないことを特徴とする。 【0029】 本発明に係る食器洗い機は、前記第2の残菜フィルタの少なくとも一部が、前記洗浄槽に貯留される洗浄水の最高水位より高い位置に配されていることを特徴とする。 【0030】 本発明に係る食器洗い機は、各残菜フィルタはメッシュ状をなし、前記第1の残菜フィルタの目の大きさと前記第2の残菜フィルタの目の大きさとが異なることを特徴とする。 【0031】 本発明に係る食器洗い機は、各残菜フィルタは、前記循環経路の前記食器籠の配置位置よりも下流側に配されていることを特徴とする。 【0032】 本発明に係る食器洗い機は、各残菜フィルタは着脱可能に配されており、前記第1の残菜フィルタが前記第2の残菜フィルタの下側になるよう各残菜フィルタを連結し、該残菜フィルタを着脱する場合に摘持するための摘持部を備えることを特徴とする。 【0033】 本発明に係る食器洗い機は、前記摘持部に連結されている残菜フィルタの内、少なくとも一の残菜フィルタが、他の残菜フィルタに対して接離可能に設けられていることを特徴とする。 【0034】 本発明に係る食器洗い機は、前記第2の残菜フィルタは、前記洗浄槽の側壁内面に配してあることを特徴とする。 【0035】 本発明に係る食器洗い機は、前記洗浄槽の側壁の一部に前記洗浄槽を開閉する扉が設けてあり、前記第2の残菜フィルタは、前記扉の内面に配してあることを特徴とする。 【0036】 本発明にあっては、複数の残菜フィルタを備え、洗浄ポンプに吸入される洗浄水を濾過する第1の残菜フィルタの上流側に、第1の残菜フィルタへ流入する洗浄水の少なくとも一部を濾過する第2の残菜フィルタが配される。 【0037】 洗浄槽は、洗浄すべき食器が載置される食器籠を収容し、食器籠に載置された食器を洗浄する洗浄水を貯留する。 洗浄ノズルには、洗浄水を食器へ噴射するための噴射口が形成されており、洗浄ポンプは、洗浄槽に貯留された洗浄水を吸入し、吸入した洗浄水を洗浄ノズルの噴射口から噴射させる。 【0038】 第2の残菜フィルタも、第1の残菜フィルタと同様に、洗浄ポンプに吸入されてから再び吸入されるまでの洗浄水の循環経路の中途に配される。そして、第2の残菜フィルタは、第1の残菜フィルタへ流入する洗浄水の少なくとも一部(即ち一部又は全部)を濾過する。 このため、第1の残菜フィルタが濾過する洗浄水は、第2の残菜フィルタによって予め濾過された洗浄水か、第2の残菜フィルタが濾過していない洗浄水である。 【0039】 つまり、洗浄水に含まれる残菜は、第1又は第2の残菜フィルタによって濾し取られるため、第1の残菜フィルタが濾し取る残菜の量は、第2の残菜フィルタを備えない場合よりも軽減される。 また、一般に上流側に配されている第2の残菜フィルタの方が、下流側に配されている第1の残菜フィルタよりも先に目詰まりを起こすが、第2の残菜フィルタが目詰まりを起こした場合でも、洗浄水が第2の残菜フィルタを通過せずに、第2の残菜フィルタを迂回して、第1の残菜フィルタに流入するため、洗浄水の循環は阻害されない。 【0040】 本発明にあっては、洗浄ポンプに吸入される洗浄水を濾過する第1の残菜フィルタは、周縁部の略全部が洗浄槽に接触しているため、洗浄水が第1の残菜フィルタに濾過されることなく第1の残菜フィルタを迂回して洗浄ポンプに吸入されることはない。 【0041】 また、第1の残菜フィルタの上流側に配されている第2の残菜フィルタは、周縁部の一部が洗浄槽に接触し、残部が接触していないため、洗浄槽に接触していない部分と洗浄槽との間を通り抜けて、第1の残菜フィルタへ流入する洗浄水の一部が、第2の残菜フィルタに濾過されることなく第2の残菜フィルタを迂回して第1の残菜フィルタへ流入する。また、第1の残菜フィルタへ流入する洗浄水の他部は、第2の残菜フィルタに濾過されてから第1の残菜フィルタへ流入する。 【0042】 本発明にあっては、第2の残菜フィルタの少なくとも一部(即ち一部又は全部)が、洗浄槽に貯留される洗浄水の最高水位より高い位置に配される。 仮に、第2の残菜フィルタが、洗浄槽に貯留される洗浄水に、略全部水没する場合、第2の残菜フィルタが濾し取った残菜が洗浄水中に浮き上がり、第2の残菜フィルタから流出し、更に、第2の残菜フィルタを迂回して、第1の残菜フィルタに流入することがある。 逆に、第2の残菜フィルタの一部又は全部を水没させない場合、第2の残菜フィルタの水没していない部分に、第2の残菜フィルタが濾し取った残菜が付着して、この残菜が第2の残菜フィルタから流出することが抑制される。 【0043】 ここで、洗浄槽の最高水位は、洗浄槽の貯留限界の水位でもよいが、食器の洗浄工程、すすぎ工程等で洗浄槽に実際に貯留される洗浄水の最高水位であることが望ましい。この水位は、洗浄槽の貯留限界の水位よりも低い水位であって、洗浄槽から洗浄水が漏出することを抑制し、また、過剰な量の洗浄水が使用されることを抑制しつつ必要充分な量の洗浄水が使用可能であるよう設定される。 【0044】 本発明にあっては、各残菜フィルタがメッシュ状であり、第1の残菜フィルタの網目の大きさと、第2の残菜フィルタの網目の大きさとが異なる。 好ましくは、洗浄ポンプに吸入される洗浄水を濾過する第1の残菜フィルタ、即ち洗浄水の循環経路において、洗浄ポンプの吸入側に近い位置に配される残菜フィルタのメッシュを粗くする。この場合、洗浄ポンプが洗浄水を吸入し易くなり、洗浄水の循環が更に円滑になる。 【0045】 そして、第1の残菜フィルタの上流側、即ち洗浄水の循環経路において、洗浄ポンプの吸入側から遠い位置に配される第2の残菜フィルタのメッシュを細かくする。この場合、第2の残菜フィルタが大型の残菜は勿論、小型の残菜も濾し取り易くなる。たとえ第2の残菜フィルタが残菜によって目詰まりを起こしたとしても、第1の残菜フィルタが洗浄水を濾過し、洗浄水の循環が阻害されることが抑制される。 【0046】 本発明にあっては、貯水部に貯留された洗浄水が洗浄ポンプに吸入され、洗浄ポンプによって洗浄ノズルから食器籠に載置されている食器へ噴射され、流れ落ちたり滴り落ちたりして貯水部に貯留され、再び洗浄ポンプに吸入される循環経路における食器籠の配置位置よりも下流側(例えば食器籠の下方)に、各残菜フィルタが配されている。 残菜は主に食器に付着しているため、食器へ噴射されてから貯水部に貯留される洗浄水には残菜が含まれる。即ち、洗浄水の循環経路における食器籠の配置位置よりも下流側を循環する洗浄水に残菜が含まれるため、この洗浄水を濾過すべく各残菜フィルタを配する。 【0047】 本発明にあっては、第1及び第2のフィルタは着脱可能に配されており、摘持部によって連結されている。 摘持部は、残菜フィルタを着脱する場合に、食器洗い機の使用者によって摘持される。使用者は、摘持部を摘持して複数の残菜フィルタを一度に食器洗い機から取り外し、取り外した残菜フィルタを清掃し、清掃した複数の残菜フィルタを、摘持部を摘持して一度に食器洗い機に取り付ける。 また、第1の残菜フィルタが第2の残菜フィルタの下側になるよう各残菜フィルタが連結されているため、一般に上から下へ流れる洗浄水の上流側に第2の残菜フィルタが、そして下流側に第1の残菜フィルタが、夫々容易に配される。 【0048】 本発明にあっては、第1及び第2のフィルタは着脱可能に配されており、少なくとも一の残菜フィルタが、他の残菜フィルタに対して接離可能に、摘持部によって連結されている。 使用者が、摘持部を摘持して複数の残菜フィルタを一度に食器洗い機から取り外した場合、摘持部に連結されている残菜フィルタの内、一の残菜フィルタが、他の残菜フィルタに接近する。このため、複数の残菜フィルタがコンパクトに取り外される。また、使用者は、摘持部に連結されている残菜フィルタの内、一の残菜フィルタを他の残菜フィルタから離隔させて、夫々容易に清掃する。 【0049】 更にまた、使用者が、摘持部を摘持して複数の残菜フィルタを一度に食器洗い機に取り付ける場合、残菜フィルタを取り外す場合と同様に、複数の残菜フィルタがコンパクトに取り付けられる。また、使用者は、摘持部に連結されている残菜フィルタの内、一の残菜フィルタを他の残菜フィルタから離隔させて、夫々適切な位置に配置する。 【0050】 本発明にあっては、洗浄槽の側壁内面に、第2の残菜フィルタが配してある。 洗浄槽の側壁内面には、洗浄ノズルから噴射された洗浄水、及び食器から剥ぎ取られた残菜が飛散し、飛散した洗浄水に混じって、側壁内面に沿い、残菜が流れ落ちる。このように、側壁内面に沿って流れ落ちる残菜を、洗浄槽の側壁内面に配された第2のフィルタが濾し取る。 【0051】 本発明にあっては、洗浄槽の側部の一部に、洗浄槽を開閉する扉が設けてあり、この扉に、第2の残菜フィルタが配してある。 第2の残菜フィルタは、扉を開放した場合の洗浄槽の開口近傍に配されているため、食器洗い機の使用者が、例えば第2の残菜フィルタを取り外して清掃する際に、洗浄槽の奥側(即ち洗浄槽の開口から遠い位置)まで第2の残菜フィルタを取り外しにいく必要がない。 【発明の効果】 【0052】 本発明の食器洗い機による場合、洗浄水に含まれる残菜を、第1及び第2の残菜フィルタによって濾過するため、各残菜フィルタが濾し取る残菜の量を軽減させることができ、各残菜フィルタの目詰まりを抑制して、残菜フィルタによる洗浄水の濾過効率を向上させることができる。 【0053】 また、第2の残菜フィルタが目詰まりを起こした場合でも、第1の残菜フィルタに洗浄水が流入するため、洗浄水の循環が阻害されることが抑制される。このため、例えば洗浄ポンプが洗浄水を吸入できずに空運転される、洗浄ノズルから十分な洗浄水が噴出されず食器が十分に洗浄されない等の不具合を抑制することができる。 【0054】 しかも、例えば残菜フィルタの位置を自動的に変更する手段を必要としないため、食器洗い機の構成が簡易である。 【0055】 本発明の食器洗い機による場合、第2の残菜フィルタと洗浄槽との間に空隙を設けることによって、洗浄水が第2の残菜フィルタを迂回して第1の残菜フィルタへ流入する経路を設けることができる。 また、各残菜フィルタの周縁の略全部又は一部が洗浄槽に接触しているため、洗浄槽に沿って洗浄水が残菜フィルタへ円滑に流入することができ、このため、洗浄水に含まれる残菜を容易に濾し取ることができる。 【0056】 本発明の食器洗い機による場合、第2の残菜フィルタの少なくとも一部を水没させないことによって、第2の残菜フィルタが濾し取った残菜が第2の残菜フィルタから流出することを抑制することができる。このため、第2の残菜フィルタが濾し取った残菜が第1の残菜フィルタへ流入することはほとんどない。即ち、第1の残菜フィルタが濾し取る残菜の量を軽減させることができ、第1の残菜フィルタの目詰まりを抑制して、洗浄水の濾過効率を向上させ、洗浄水の循環が阻害されることを抑制することができる。 【0057】 本発明の食器洗い機による場合、メッシュ形状が異なる残菜フィルタによって効率よく残菜を濾し取ることができる。 【0058】 本発明の食器洗い機による場合、各残菜フィルタが残菜を含む洗浄水を濾過することによって、効率よく残菜を濾し取ることができる。例えば、食器籠の下方に各残菜フィルタを配することによって、食器籠と各残菜フィルタとが当接することなく、食器籠及び各残菜フィルタの両方を十分なサイズに設けることができる。 【0059】 本発明の食器洗い機による場合、摘持部を摘持することによって、複数の残菜フィルタを一度に取り外すことができ、同様に、複数の残菜フィルタを一度に、各残菜フィルタを適切に配置しつつ取り付けることができる。 【0060】 本発明の食器洗い機による場合、複数の残菜フィルタを接近させてコンパクトにまとめて一度に取り外すことができる。また、複数の残菜フィルタを接近させてコンパクトにまとめて一度に取り付けることができ、しかも、複数の残菜フィルタを離隔させて夫々適切に配置することができる。 【0061】 本発明の食器洗い機による場合、洗浄槽の側壁内面に飛散した残菜を、側壁内面に配された第2の残菜フィルタで濾し取ることができる。このような残菜は、軽く細かい残菜であることが多いため、第2の残菜フィルタの目を細かくして、残菜を確実に濾し取ることができる。 洗浄槽の側壁内面に配される第2の残菜フィルタは、一般に洗浄槽の底部近傍に配される洗浄ポンプの近傍にはないため、第2の残菜フィルタの目が非常に細かい場合でも、洗浄ポンプによる洗浄水の吸い込みを阻害することはない。 【0062】 本発明の食器洗い機による場合、第2の残菜フィルタを、洗浄槽を開閉する扉に配するため、第2の残菜フィルタに付着した残菜が清掃し易い。このため、食器洗い機を容易に清浄に保つことができる。また、第2の残菜フィルタを清掃する使用者の利便性も向上させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0063】 以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。 【0064】 実施の形態 1. 図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機101の略示正面図である。 図2は、食器洗い機101が備える洗浄槽12底部の略示正面図であり、図3は、同じく略示側面図である。 本実施の形態における食器洗い機101は、食器洗浄機能と食器乾燥機能とを有する。 【0065】 図1に示すように、食器洗い機101は、洗浄すべき食器D,D,…が載置される食器籠11を収容し、食器籠11に載置された食器D,D,…を洗浄する洗浄水を貯留する洗浄槽12を、筐体10内部に備えている。 【0066】 また、食器洗い機101は、洗浄水を食器D,D,…へ噴射するための噴射口が形成されている洗浄ノズル13,13,16を備える。 洗浄ノズル13,13は、噴射の反作用で回転するように構成されており、洗浄槽12の底部近傍に配されている。食器籠11は、洗浄ノズル13,13の上側に、支持レールを用いて支持されている。つまり、洗浄ノズル13,13は、食器籠11の下側から食器D,D,…へ洗浄水を噴射する。 洗浄ノズル16は、洗浄槽12の天部近傍に配されており、食器籠11の上側から食器D,D,…へ洗浄水を噴射する。 【0067】 食器洗い機101は、洗浄槽12に貯留された洗浄水を吸入し、吸入した洗浄水を洗浄ノズル13,13,16の噴射口から噴射させるための洗浄ポンプ14と、ヒータ部15と、食器洗い機101各部の作動を制御する制御装置16とを備えている。 【0068】 洗浄槽12の底部は一部が凹状であって、この凹状部分が、洗浄水を貯留する貯水部121である。貯水部121の内部形状は、水平断面形状が矩形状である。 【0069】 さて、洗浄槽12に貯留される洗浄水の最高水位は、図2及び図3に示す最高水位W0であり、最高水位W0は貯水部121内部の水位である。即ち、洗浄槽12に貯留される洗浄水は、主として貯水部121に貯留される。 また、洗浄ポンプの作動中は、貯水部121に貯留されている洗浄水が連続的に吸入されて洗浄ノズル13,13,16から噴射されるため、貯水部121内部の水位は水位W1に減少する。水位W1は、最高水位W0よりも低いが、貯水部121底部からは十分離隔している。 【0070】 ヒータ部15は貯水部121内に配してあり、貯水部121に貯留されている洗浄水、又はこの洗浄水が略完全に排水されている状態での貯水部121内の空気を加熱するヒータと、ヒータを被覆して、ヒータと洗浄水及び空気以外の物(例えば使用者の手)との不用な接触を防止するケースとを備える。 つまり、ヒータ部15は、後述するように、食器D,D,…の洗浄及び乾燥の両方に利用される。 【0071】 ヒータ部15に加熱されて温度が上昇した洗浄水は、洗浄効果が向上される。このために、後述するような洗浄水の循環経路の途上に図示しない水温センサを設けて水温を検出し、検出した水温に基づいて、制御装置16がヒータ部15の加熱温度、加熱時間等を制御する。 【0072】 図1及び図2に示すように、洗浄ポンプ14には、洗浄ポンプ14を駆動させる洗浄モータ141と、洗浄ポンプ14が洗浄ポンプ14内へ洗浄水を吸入するための吸入ホース142と、吸入した洗浄水を洗浄ノズル13,13,16へ、図示しない分配弁を介して加圧水を吐き出すための吐出ホース143と、吸入した洗浄水を排水口144aから食器洗い機101外部へ排出するための排水ホース144とが連結されている。 【0073】 吐出ホース143からの洗浄水の吐き出しと、排水ホース144からの洗浄水の排出とは、制御装置16によって分配弁の向きが切り替えられて、何れか一方が実行されるようにしてある。 【0074】 貯水部121の底部には矩形状の開口121aが形成されている。図1〜図3に示すように、貯水部121の底部には、貯水部121の底部の開口121aから排出される洗浄水を受け止める水受け122が設けられており、この水受け122の側壁に、吸入ホース142が連結されている。 水受け122の内部形状は、水平断面形状が矩形状である。 【0075】 水受け122内部には、水受け122の側壁の吸入ホース142の連結位置の上側にその周縁部がビス留め固定されている固定フィルタ20が備えられている。固定フィルタ20はメッシュ状であり、固定フィルタ20の存在が洗浄ポンプ14による洗浄水の吸入を阻害せず、しかも残菜を濾し取るために必要十分な粗い網目を有する。 【0076】 固定フィルタ20は、水受け122の内部形状と略同寸法の矩形状であり、固定フィルタ20の周縁部は、略全周が水受け122の側壁に接触しており、このため、洗浄水は、固定フィルタ20を迂回して吸入ホース142へ流入することはない。 固定フィルタ20は、水受け122内の洗浄水に完全に水没する。 【0077】 更に、貯水部121内には、洗浄ポンプ14に吸入される洗浄水を濾過して、この洗浄水に含まれる残菜を濾し取る残菜フィルタ21が固定フィルタ20の上側に配され、残菜フィルタ21の上側に、残菜フィルタ21へ流入する洗浄水の少なくとも一部を濾過する残菜フィルタ22が配されている。即ち、残菜フィルタ21,22は、洗浄槽12の貯水部121に貯留されて洗浄ポンプ14に吸入されてから再び洗浄槽12の貯水部121に貯留されて洗浄ポンプ14に吸入されるまでの洗浄水の循環経路の中途に配されている。 【0078】 ここで、貯水部121の底部側(水受け122側)は洗浄水の循環経路の下流側であり、貯水部121の天部側(食器籠11側)は上流側である。即ち、残菜フィルタ21は第1の残菜フィルタであり、第2の残菜フィルタである残菜フィルタ22は、洗浄水の循環経路の残菜フィルタ21の配置位置よりも上流側に配されている。また、残菜フィルタ21,22は、洗浄水の循環経路の食器籠11の配置位置よりも下流側に配されている。 【0079】 残菜フィルタ21,22は、貯水部121内に集約されているため、食器洗い機101の他部(例えば食器籠11)に当接することなく、コンパクトに配される。また、このため、残菜フィルタ21,22夫々のサイズと、例えば食器籠11のサイズとが、可及的大型に設けられ、各残菜フィルタ21,22の濾過面積が増大し、食器籠11の食器D,D,…載置量が増大する。 【0080】 以下、残菜フィルタ21,22について更に詳細に説明する。 残菜フィルタ21,22夫々は、金属製の枠部材21b,22bにメッシュ状のフィルタ部材21a,22aが取り付けられてなる。残菜フィルタ21の網目は固定フィルタ20の網目より細かく、残菜フィルタ22の網目は残菜フィルタ21の網目より細かい。 つまり、各メッシュ状である残菜フィルタ21の目の大きさと残菜フィルタ22の目の大きさとが異なる。 また、残菜フィルタ21,22夫々は、洗浄水中では浮かび上がらないだけの十分な重量を有する。 【0081】 残菜フィルタ21は、貯水部121の底部の開口121aより大きい寸法を有する矩形平板状であり、残菜フィルタ21のフィルタ部材21aが貯水部121の底部の開口121aを略完全に被覆して、残菜フィルタ21の枠部材21b、即ち残菜フィルタ21の周縁部が、貯水部121の底部に接触している。 【0082】 ただし、残菜フィルタ21は固定フィルタ20とは異なり、ビス留めされておらず、残菜フィルタ21の枠部材21bが、貯水部121の底部に載置されているだけである。このため、残菜フィルタ21は貯水部121の底部に対し容易に着脱される。 【0083】 貯水部121の底部に接触している残菜フィルタ21は、貯水部121の底部の高さ、即ち水位W1よりも低い位置に配されているため、洗浄ポンプ14が作動中であるか否かに関わらず、貯水部121に貯留される洗浄水に完全に水没する。 残菜フィルタ21は十分な重量を有するため、貯水部121の底部に載置しただけでも、洗浄水に浮かんで流されて位置ズレを生じることはない。 【0084】 残菜フィルタ22は、残菜フィルタ21よりもやや大きい寸法を有する矩形皿状であり、残菜フィルタ22のフィルタ部材22aが皿の底部に相当し、残菜フィルタ22の枠部材22bが皿の周縁部に相当して、枠部材22bの高さがフィルタ部材22aの高さより高くなるよう形成されている。 フィルタ部材22aは、残菜フィルタ21のフィルタ部材21aの真上側に配され、また、枠部材22b、即ち残菜フィルタ22の周縁部に関し、矩形の4辺の内の3辺が、貯水部121の側部に接触している。 【0085】 更に詳細には、貯水部121の側部には、残菜フィルタ22を載置すべき載置部121bが設けてある。載置部121bは、貯水部121の内側に突出するように設けられており、平面視コ字状であって、残菜フィルタ22は、残菜フィルタ22の枠部材22bの3辺が、残菜フィルタ21同様ビス留めされずに貯水部121の載置部121b上に載置される。このため、残菜フィルタ22は貯水部121の載置部121b上に対し容易に着脱される。 つまり、残菜フィルタ22は、残菜フィルタ22の周縁部の一部が洗浄槽12の貯水部121に接触しており、残部が接触していない。 【0086】 貯水部121の載置部121bは、最高水位W0と略同じ高さに形成されている。つまり、残菜フィルタ22の一部である枠部材22bが、載置部121b上に載置されることによって、洗浄槽12の貯水部121の最高水位W0より高い位置に配されている。 このため、貯水部121に最高水位W0まで洗浄水が貯留された場合でも、枠部材22bは水面上にある。また、洗浄ポンプ14が作動して、貯水部121の水位が最高水位W0未満(例えば水位W1)まで低下した場合は、残菜フィルタ22の全部(フィルタ部材22a及び枠部材22bの両方)が水面上にある。 【0087】 残菜フィルタ22は十分な重量を有するため、貯水部121の載置部121b上に載置しただけでも、洗浄水に浮かんで流されて位置ズレを生じることはない。 【0088】 そしてまた、残菜フィルタ21,22夫々は、周縁部の一部が、金属製の平板状の摘持部23に固定されている。つまり、摘持部23は、残菜フィルタ21が残菜フィルタ22の下側になるよう残菜フィルタ21,22を連結している。また、摘持部23は、残菜フィルタ21,22を着脱する場合に、食器洗い機101の使用者によって摘持される。 【0089】 次に、図1〜図3を用いて、洗浄水の循環と、洗浄水に含まれる残菜の濾過について説明する。 食器D,D,…の洗浄工程又はすすぎ工程で、制御装置16によって給水弁170が開放され、給水ホース171を通って給水口172から洗浄槽12へ、洗浄水としての水道水が供給され、洗浄槽12の貯水部121に貯留される。このとき、貯水部121には、貯留された洗浄水が最高水位W0に達するまで給水される。 【0090】 貯水部121に貯留された洗浄水は、ヒータ部15によって加熱される。このため、洗浄水の洗浄効率が向上する。また、洗浄工程においては洗浄水に洗剤を混入してもよい。 【0091】 そして、貯水部121に貯留された洗浄水は、水受け122、及び吸入ホース142をこの順に通過して、洗浄ポンプ14に吸入され、加圧されて、吐出ホース143を介し、洗浄ノズル13,13,16から、洗浄槽12内面、食器籠11、食器籠11上の食器D,D,…等に満遍なく噴射される。 食器D,D,…に付着していた残菜は、食器D,D,…の洗浄によって洗浄水に混入し、残菜が混入した洗浄水は、食器籠11の下流側へ流出する。 【0092】 残菜が混入した洗浄水の一部は、残菜フィルタ22に濾過され(図2及び図3の白抜矢符A1)、混入していた残菜は、残菜フィルタ22に濾し取られる。 残菜フィルタ22の網目は非常に細かいため、残菜フィルタ22に濾過された洗浄水には残菜はほとんど含まれない。 残菜フィルタ22に濾過された洗浄水は、残菜フィルタ21に濾過され(図2及び図3の白抜矢符A2)、更に固定フィルタ20に濾過されて、水受け122、及び吸入ホース142をこの順に通過して、洗浄ポンプ14に吸入される。 【0093】 残菜が混入した洗浄水の他部は、残菜フィルタ22の貯水部121に接触していない周縁部と貯水部121との間を抜けるように残菜フィルタ22を迂回して(図3の白抜矢符A3)、残菜フィルタ21に濾過される(図2及び図3の白抜矢符A2)。洗浄水に混入していた残菜は、残菜フィルタ21に濾し取られる。 残菜フィルタ21の網目は細かいため、残菜フィルタ21に濾過された洗浄水には残菜はほとんど含まれない。 【0094】 残菜フィルタ21に濾過された洗浄水は、更に固定フィルタ20に濾過されて、水受け122、及び吸入ホース142をこの順に通過して、洗浄ポンプ14に吸入される。 【0095】 このように、洗浄水の循環経路の上流側で、網目が非常に細かい残菜フィルタ22が洗浄水を濾過するため、残菜フィルタ22を迂回する残菜の量、及び残菜フィルタ22を通過する残菜の量が減少し、この結果、残菜フィルタ21が濾し取るべき残菜の量が軽減されて目詰まりが抑制され、洗浄水の濾過効率が向上される。 また、洗浄水の循環経路の上流側で、網目が細かい残菜フィルタ21が洗浄水を濾過するため、固定フィルタ20が濾し取るべき残菜の量が軽減されて目詰まりが抑制され、洗浄水の濾過効率が向上される。 【0096】 万一、残菜フィルタ22が目詰まりを起こした場合でも、洗浄水は残菜フィルタ22を迂回して残菜フィルタ21及び固定フィルタ20に濾過されるため、洗浄水に含まれる残菜が吸入ホース142、洗浄ポンプ14、吐出ホース143、洗浄ノズル13,13,16、排水ホース144を詰まらせることが抑制される。また、洗浄ポンプ14に吸入された残菜が水圧で細かく粉砕されて、更に濾し取り難くなることが抑制される。更にまた、残菜が排水ホース144を介して食器洗い機101外部へ排出されることが抑制される。 【0097】 また、洗浄水が円滑に濾過されるため、目詰まりによって洗浄ポンプ14が洗浄水を吸入できずに空運転されることが抑制される。 【0098】 固定フィルタ20及び残菜フィルタ21は、完全に洗浄水に水没しているため、濾し取った残菜が再び洗浄水中へ戻ることがあるが、夫々の周縁部が水受け122及び貯水部121に接触しているため、この残菜が下流側へ流出することが抑制されている。 仮に、残菜フィルタ22が完全に水没している場合、濾し取った残菜が洗浄水中へ戻り、残菜フィルタ22を迂回して下流側へ流出することがあるが、本実施の形態においては、少なくとも残菜フィルタ22の周縁部が常に水面上にあるため、洗浄水の水位が最高水位W0であっても、濾し取った残菜が洗浄水中へ流れ出すことが抑制されている。 【0099】 食器D,D,…の洗浄工程又はすすぎ工程の終了後、貯水部121に貯留された洗浄水は、水受け122及び吸入ホース142をこの順に通過して、洗浄ポンプ14によって、排水ホース144を介し、排水口144aから食器洗い機101外部へ排出される。 【0100】 食器D,D,…の洗浄工程又はすすぎ工程の完了後、食器洗い機101は乾燥工程を実行する。 制御装置16は、図示しない送風ファンを作動させて外気を貯水部121へ吸入する。このとき、貯水部121内の空気がヒータ部15で加熱され、加熱された空気が洗浄槽12内部へ送風されて、食器籠11、食器D,D,…等の隙間を通り抜けて、洗浄槽12上部に設けられた排気口180から食器洗い機101外部へ排出される。 このため、洗浄された食器D,D,…の乾燥が促進される。 【0101】 食器洗い機101の使用者は、洗浄槽12の側壁の一部に設けられている図示しない扉を開放して洗浄及び乾燥が終了した食器D,D,…を取り出し、更に、摘持部23を摘持して残菜フィルタ21,22を取り外し、残菜フィルタ21,22に付着している残菜、及び固定フィルタ20に付着している残菜を取り除く。ここで、残菜フィルタ21,22がほとんどの残菜を濾し取るため、固定フィルタ20に付着している残菜は少量であり、固定フィルタ20の清掃は容易である。 【0102】 また、食器洗い機101内部から取り外された残菜フィルタ21,22の清掃も容易である。 使用者は、清掃した残菜フィルタ21,22を、摘持部23を摘持して、洗浄槽12の底部に取り付ける。残菜フィルタ21,22は摘持部23に、残菜フィルタ22を上側にして固定されているため、使用者が残菜フィルタ21を貯水部121の底部に載置することによって、残菜フィルタ21,22は容易かつ正確に配置される。 【0103】 以上のような食器洗い機101は、食器洗い機101内に複数の残菜フィルタ21,22を設けることにより、限られたフィルタ設置場所で濾過面積の合計を最大限に設定することができる。このため、洗浄工程及びすすぎ工程において、目詰まりによって洗浄水の循環が阻害されること、及び洗浄水の十分な濾過が行われないことによる洗浄性能の低下を抑制することができる。 つまり、食器洗い機101は、洗浄水の濾過機能の向上、及び食器D,D,…の洗浄性能の向上が図られているため、食器洗い機101の信頼性を向上させることができる。 【0104】 また、残菜フィルタ21,22夫々は別体であるため、夫々に所望される濾過能力、夫々の設置場所等に応じて、残菜フィルタ21,22の形状、メッシュサイズ、材質等が選択される。つまり設計上の自由度が向上される。 【0105】 なお、残菜フィルタは2枚ではなく、3枚以上でもよい。この場合、例えば残菜フィルタ22と千鳥配置にして、もう一枚の残菜フィルタ22を備えることが考えられる。 【0106】 実施の形態 2. 図4は、本発明の実施の形態2に係る食器洗い機102が備える洗浄槽12底部の略示斜視図である。 また、図5は、食器洗い機102が備える残菜フィルタ31,32の略示側面図である。 【0107】 本実施の形態の食器洗い機102は、実施の形態1の食器洗い機101と略同様の構成である。以下では、食器洗い機102の食器洗い機101とは異なる部分に関して主に説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。 【0108】 食器洗い機102は、実施の形態1の残菜フィルタ21,22の代わりに、貯水部121内に、残菜フィルタ31,32を備える。残菜フィルタ31は残菜フィルタ21同様、第1の残菜フィルタであり、残菜フィルタ32は残菜フィルタ22同様、第2の残菜フィルタである。 【0109】 残菜フィルタ31,32夫々は、金属製の枠部材31a,32aにメッシュ状のフィルタ部材31b,32bが取り付けられてなり、残菜フィルタ22と同様の矩形皿状である。残菜フィルタ31の網目は固定フィルタ20の網目より細かく、残菜フィルタ32の網目は残菜フィルタ31の網目より細かい。 【0110】 また、残菜フィルタ31,32夫々は、回転軸部34を介して摘持部33に連結されており、連結された残菜フィルタ31,32及び摘持部33の重量の合計は、洗浄水中では浮かび上がらないだけの十分な重量を有する。 具体的には、摘持部33は、食器洗い機102の使用者が摘持し易いように、一辺部が膨張形状に形成された矩形板状であり、この一辺部に対向する他辺部が、回転軸部34の軸長方向に沿って回転軸部34に固定されている。 【0111】 また、残菜フィルタ31の枠部材31aの一辺部が、摘持部33から所定角度離隔して、回転軸部34の軸長方向に沿って回転軸部34に固定されている。 残菜フィルタ32は、回転軸部34に固定されている残菜フィルタ31と摘持部33との間に、残菜フィルタ32の枠部材32aの一辺部が、回転軸部34の軸長方向に沿って、回転軸部34に対しヒンジ結合されている。 このため、残菜フィルタ32は、残菜フィルタ31に対して接離方向(図5の矢符方向)に回動可能である。 【0112】 残菜フィルタ32が回動することにより、残菜フィルタ32が残菜フィルタ31上に重なって、残菜フィルタ31,32はコンパクトにまとめられる(閉じられる)。 残菜フィルタ31の回転軸部34方向の長さは、残菜フィルタ32の回転軸部34方向の長さよりも短い。 【0113】 図4に示すように、摘持部33は、貯水部121内壁面及び洗浄槽12内壁面に沿って配される。残菜フィルタ32は実施の形態1の残菜フィルタ22と略同サイズであり、図2及び図3に示すような載置部121b上に載置される。このとき、閉じられていた残菜フィルタ31,32は、残菜フィルタ32が残菜フィルタ31から離隔する方向に回動することによって開く。そして、図4に示すように、残菜フィルタ32と摘持部33との角度は約90°となる。 【0114】 残菜フィルタ31の回転軸部34方向の長さは、残菜フィルタ32の回転軸部34方向の長さよりも短いため、載置部121bに係止することなく、貯水部121底部側へ入り込む。 【0115】 ここで、残菜フィルタ32に関し、回転軸部34にヒンジ結合されている一辺部と、この一辺部に連続する二辺部、及び回転軸部34は、貯水部121(具体的には載置部121b)に接触する。また、残菜フィルタ32に関し、回転軸部34にヒンジ結合されている一辺部に対向する他辺部は貯水部121、延いては洗浄槽12に接触しておらず、洗浄水は、この他辺部の側から残菜フィルタ32を迂回して下流側へ流入することが可能である。 【0116】 また、残菜フィルタ31は、回転軸部34に固定されている一辺部が残菜フィルタ32の配置位置と略同じ位置に配され、この一辺部に対向する他辺部が、貯水部121の底部に配される。このため、残菜フィルタ31は、貯水部121内で傾斜して配される。上述の所定角度は、貯水部121に配された残菜フィルタ31の傾斜角度に応じて設計される。 【0117】 勿論、残菜フィルタ31のフィルタ部材31bは、貯水部121の底部の開口121aを略完全に被覆して、残菜フィルタ31の枠部材31a、即ち残菜フィルタ31の周縁部が、貯水部121に接触する。このため、洗浄水は、残菜フィルタ31を迂回して下流側へ流入することが抑制される。 【0118】 食器洗い機102の使用者は、洗浄槽12の側壁の一部に設けられている図示しない扉を開放して洗浄及び乾燥が終了した食器D,D,…を取り出し、更に、摘持部33を摘持して残菜フィルタ31,32を取り外す。このとき、残菜フィルタ32が残菜フィルタ31に接近する方向に回動して残菜フィルタ31に重なり、残菜フィルタ31,32はコンパクトになる。 このため、使用者は残菜フィルタ31,32を食器洗い機102内部から取り出しやすい。同様の理由で、使用者は残菜フィルタ31,32を食器洗い機102内部へ取り付けやすい。 【0119】 使用者は、清掃した残菜フィルタ31,32を、摘持部33を摘持して、洗浄槽12の底部に取り付ける。このとき、残菜フィルタ32が残菜フィルタ31から離隔する方向に回動して、残菜フィルタ31,32夫々が所定の位置に容易かつ正確に配置される。 【0120】 以上のような食器洗い機102は、残菜フィルタ31,32の着脱の作業性が向上されている。 【0121】 なお、残菜フィルタ32と回転軸部34との結合構造はヒンジ結合に限るものではない。また、残菜フィルタ31及び/又は摘持部33も、回転軸部34を中心に回動可能に設けてもよい。 【0122】 実施の形態 3. 図6は、本発明の実施の形態3に係る食器洗い機103の略示側面図である。 本実施の形態の食器洗い機103は、実施の形態1の食器洗い機101と略同様の構成である。以下では、食器洗い機103の食器洗い機101とは異なる部分に関して主に説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。 【0123】 洗浄槽12の側部の一部、具体的には正面部に、洗浄槽12を開閉する扉19が設けてある。この扉19は、上下方向にスライド式に開閉する構造でもよく、下部を回動中心として、上部を手前側に倒すことによって引き開ける構造でもよい。 食器洗い機103は、食器洗い機101が備える残菜フィルタ21,22と略同様の第1及び第2の残菜フィルタである残菜フィルタ21,22に加えて、もう1枚の第2の残菜フィルタとしての残菜フィルタ24を備える。 【0124】 残菜フィルタ24は、扉19の水平方向の長さに略等しい長さを長手方向とし、短手方向が凹面状の矩形板状であり、扉19の内面に、長手方向を扉19の水平方向に沿わせて着脱可能に配してある。 残菜フィルタ24の長手方向一辺部は、扉19の内面に接触しており、この一辺部を除く三辺部は、扉19を含む洗浄槽12に接触していない。 残菜フィルタ24の配置高さは、食器籠11の配置高さより低い位置、更に好ましくは、洗浄ノズル13,13の配置高さより低い位置である。即ち、洗浄水の循環経路の食器籠11の配置位置よりも下流側である。 【0125】 残菜フィルタ24のメッシュサイズは残菜フィルタ22のメッシュサイズより更に細かい。 また、残菜フィルタ24は、貯水部121の外部に配されているため、残菜フィルタ24の全部が最高水位W0より高い位置に配されており、貯水部121に貯留されている洗浄水に水没することはない。 【0126】 このような残菜フィルタ24は、洗浄水の循環経路の残菜フィルタ21,22の配置位置よりも上流側に配され、残菜フィルタ21,22へ流入する洗浄水の一部、具体的には扉19内面へ吹き飛ばされて、扉19内面に沿って流れ落ちてきた洗浄水を濾過し、この洗浄水に含まれている残菜を濾し取る。 このため、残菜フィルタ21,22が濾し取るべき残菜が更に軽減される。 残菜フィルタ24が濾し取った残菜は、残菜フィルタ24が全く水没しないため、残菜フィルタ24外部へ流出することが抑制されている。 【0127】 また、扉19内面へ吹き飛ばされた軽く細かい残菜を残菜フィルタ24で確実に濾し取って、このような残菜が洗浄ポンプ14に吸入されることを抑制する。 ここで、残菜フィルタ24の配置位置は洗浄ポンプ14の吸入ホース142の吸入口から充分に離隔しているため、フィルタの目が細かい残菜フィルタ24が洗浄水の吸い込みを阻害することはない。 【0128】 さて、食器洗い機103の使用者は、食器D,D,…の洗浄工程、すすぎ工程及び乾燥の完了後、扉19を開放して残菜フィルタ24を容易に取り外し、残菜フィルタ24を清掃して、清掃した残菜フィルタ24を容易に扉19に取り付ける。 【0129】 ところで、制御装置16は、乾燥工程において送風ファン18を作動させて、図示しない吸気口から外気を吸入し、送風ダクト181,182を介して洗浄槽12内部へ送風しつつヒータ部15で加熱する。加熱された外気は、食器籠11、食器D,D,…等の隙間を通り抜けて、洗浄槽12上部に設けられた排気口180から食器洗い機103外部へ排出される。 このため、洗浄された食器D,D,…の乾燥が促進される。 【0130】 以上のような食器洗い機103は、3枚の残菜フィルタ21,22,24を備えることによって、洗浄水の濾過効率を更に向上させつつ、残菜フィルタ21,22,24の目詰まりによって洗浄水の循環が阻害されることを更に抑制している。 【0131】 なお、残菜フィルタ24を、扉19以外の洗浄槽12の側壁内面に設けてもよいが、扉19に設けてある方が残菜フィルタ24を取り外し易い。また、一般に扉19内面近傍には食器籠11、洗浄ノズル13,13,16等の他部材が配置されないため、広い範囲に残菜フィルタ24を設置することが可能となる。このため、残菜フィルタ24の濾過面積を増大させて、多量の残菜を濾し取ることが可能となる。 【0132】 また、洗浄槽12以外の場所、例えば食器籠11に第2の残菜フィルタを設けてもよい。この場合、この残菜フィルタの周縁部の少なくとも一部が食器籠11に接触することが望ましい。 ただし、洗浄ノズル13,13,16からの洗浄水の噴射を妨げない位置に設置する必要があり、例えば洗浄水が食器D,D,…に到達することを阻害する位置、又は洗浄水の噴射によって残菜フィルタから、この残菜フィルタが濾し取った残菜が残菜フィルタ外部へ吹き飛ばされる位置には設置しない。 【0133】 更に、残菜フィルタ21,24のみを設け、残菜フィルタ22を設けない構成でもよい。 【図面の簡単な説明】 【0134】 【図1】本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の略示正面図である。 【図2】本発明の実施の形態1に係る食器洗い機が備える洗浄槽底部の略示正面図である。 【図3】本発明の実施の形態1に係る食器洗い機が備える洗浄槽底部の略示側面図である。 【図4】本発明の実施の形態2に係る食器洗い機が備える洗浄槽底部の略示斜視図である。 【図5】本発明の実施の形態2に係る食器洗い機が備える残菜フィルタの略示側面図である。 【図6】本発明の実施の形態3に係る食器洗い機の略示側面図である。 【図7】従来の食器洗い機が備える洗浄槽底部の略示正面図である。 【図8】従来の食器洗い機が備える洗浄槽底部の略示側面図である。 【符号の説明】 【0135】 101,102,103 食器洗い機 11 食器籠 12 洗浄槽 13 洗浄ノズル 14 洗浄ポンプ 19 扉 21,31 残菜フィルタ(第1の残菜フィルタ) 22,32,24 残菜フィルタ(第2の残菜フィルタ) 23,33 摘持部 34 回転軸部 D 食器 W0 最高水位
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月4日(2006.7.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078868 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 登夫
【識別番号】100114557 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 英仁
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| 【公開番号】 |
特開2008−11998(P2008−11998A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−184863(P2006−184863) |
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