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【発明の名称】 折畳式衣類加温器
【発明者】 【氏名】ウィン・イーユ・ラム

【要約】 【課題】第1および第2の腕状部材の間で蝶番運動させ、腕状部材に電力を独立に供給するための結合装置を提供すること。

【構成】本装置は、少なくとも2組の導電体を受け入れ、少なくとも1組の前記導電体を前記腕状部材のそれぞれに引き渡すための中央部を含み、中央部のまわりで腕状部材が蝶番運動するとき、前記腕状部材の蝶番運動サイクルの所定最小数の間、前記導電体の構造的完全性を維持するように、中央部が導電体を隔置した関係で保持することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1および第2の腕状部材に電力を独立に供給するために、前記腕状部材間で蝶番運動させるための結合装置であって、
前記装置が、
第1のボス部材であって、当該第1のボス部材を貫通して延在する通路を有し、前記第1のボス部材が前記第1の腕状部材に対して固定される、第1のボス部材と、
第2のボス部材であって、当該第2のボス部材を貫通して延在する通路を有し、前記第1のボス部材の通路が、前記第2のボス部材の通路に対して、同軸的に位置合わせされ、前記第2のボス部材が、前記第2の腕状部材に対して固定される、第2のボス部材と、
中央枢動部材とを含んでおり、
前記中央枢動部材が、
前記両ボス部材の中央の両通路を少なくとも部分的に貫通して延在するようにされて、前記第1の腕状部材と前記第2の腕状部材との間で、相対的な蝶番運動を可能にする、差込部と、
前記第1の腕状部材に電力を供給するための第1の導電体、および前記第2の腕状部材に電力を供給するための第2の導電体を、受け入れるための中央通路と、
前記第1の腕状部材と前記第2の腕状部材との間で相対的な蝶番運動が行われるとき、前記第1の導電体および前記第2の導電体を隔置した関係で保持するための分離部とを含む、結合装置。
【請求項2】
さらに、前記中央枢動部材が、支持台と係合するための取付部を含む、請求項1に記載の結合装置。
【請求項3】
前記中央枢動部材の中央通路が、前記取付部を貫通して延在する、請求項2に記載の結合装置。
【請求項4】
前記第1のボス部材および前記第2のボス部材が、全体として円形の通路を有し、
中央差込部材の前記差込部が、全体として円形の形状である、請求項1から3の何れか一項に記載の結合装置。
【請求項5】
前記第1のボス部材および前記第2のボス部材のそれぞれが、前記第1および第2の腕状部材のそれぞれに対して、前記第1および第2の導電体への通路となるように、前記第1のボス部材および前記第2のボス部材の中で、半径方向に配置された孔を有する、請求項1から4の何れか一項に記載の結合装置。
【請求項6】
前記中央枢動部材の前記分離部が、前記中央通路中に少なくとも部分的に延在するウェブ構成として設けられる、請求項1から5の何れか一項に記載の結合装置。
【請求項7】
前記第1のボス部材、前記第2のボス部材および前記中央枢動部材が、電気絶縁特性を有する材料から構成される、請求項1から6の何れか一項に記載の結合装置。
【請求項8】
前記第1のボス部材、前記第2のボス部材および前記中央枢動部材が、高分子材料から形成される、請求項1から7の何れか一項に記載の結合装置。
【請求項9】
衣類を暖めるための折畳式骨組であって、前記骨組が、
一対の全体として細長い第1の腕状部材を含む第1の腕状部組立体であって、前記第1の腕状部組立体の間に延在する複数の細長い衣類吊り部材によって、前記第1の腕状部材が平行に隔置された関係で保持される、第1の腕状部組立体と、
一対の全体として細長い第2の腕状部材を含む第2の腕状部組立体であって、前記第2の腕状部組立体の間に延在する複数の細長い衣類吊り部材によって、前記第2の腕状部組立体が平行に隔置された関係で保持される、第2の腕状部組立体と、
前記第1の腕状部組立体と前記第2の腕状部組立体との間で相対的に蝶番運動させるように、それぞれ前記第1および第2の腕状部材の隣接した末端部の間に配置される、第1の結合装置および第2の結合装置とを含んでおり、
少なくとも1つの結合装置が、
第1のボス部材であって、当該第1のボス部材を貫通して延在する通路を有し、隣接した第1の腕状部材に対して固定される、第1のボス部材と、
第2のボス部材であって、当該第2のボス部材を貫通して延在する通路を有し、前記第1のボス部材の通路が、前記第2のボス部材の通路に対して同軸的に位置合わせされ、前記第2のボス部材が、隣接した第2の腕状部材に対して固定される、第2のボス部材と、
差込部を含む中央枢動部材であって、前記差込部が、前記両ボス部材の中央の両通路を少なくとも部分的に貫通して延在するようにされて、前記第1の腕状部材と前記第2の腕状部材との間で相対的な蝶番運動を可能にする、中央枢動部材と、
中央通路であって、当該中央通路は、前記細長い衣類吊り部材に付属した加熱要素に電力を供給するために、前記隣接した第1の腕状部材を介して前記第1の腕状部組立体に電力を供給するための第1の導電体を受け入れるためであり、且つ前記第2の腕状部材に付属した加熱要素に電力を供給するために、前記隣接した第2の腕状部材を介して前記第2の腕状部組立体に電力を供給するための第2の導電体を受け入れるためである、中央通路と、
前記第1の腕状部材と前記第2の腕状部材との間で相対的な蝶番運動が行われるとき、前記第1の導電体および前記第2の導電体を隔置した関係で保持するための分離部とを含む、折畳式骨組。
【請求項10】
前記第1の腕状部組立体および前記第2の腕状部組立体が、組み立てられていない構成から互いに対して別々に可動であり、それによって前記両腕状部組立体が、前記結合装置から、下部で、直接組み立てられた構成まで伸び、それによって前記両腕状部組立体が全体として水平面に伸びる、請求項9に記載の折畳式骨組。
【請求項11】
前記結合装置のそれぞれが、支持台と係合するための取付部を含む、請求項9または10に記載の折畳式骨組。
【請求項12】
前記少なくとも1つの結合装置の中央通路が、その取付部を貫通して延在する、請求項11に記載の折畳式骨組。
【請求項13】
前記少なくとも1つの結合装置の第1のボス部材および第2のボス部材が、全体として円形の通路を有し、中央差込部の前記差込部が、全体として円形の形状である、請求項9から12の何れか一項に記載の折畳式骨組。
【請求項14】
前記少なくとも1つの結合装置の第1のボス部材および第2のボス部材のそれぞれが、前記第1および第2の腕状部材のそれぞれに対して前記第1および第2の導電体のへの通路になるように、前記第1のボス部材および前記第2のボス部材の中に、半径方向に配置された孔を有する、請求項9から13の何れか一項に記載の折畳式骨組。
【請求項15】
前記少なくとも1つの結合装置の中央枢動部材の分離部が、ウェブ構成として設けられ、前記ウェブ構成が、少なくとも部分的に軸方向に前記中央通路中に延在する、請求項9から14の何れか一項に記載の折畳式骨組。
【請求項16】
前記少なくとも1つの結合装置の、第1のボス部材、第2のボス部材、および中央枢動部材が、電気絶縁特性を有する材料から構成される、請求項9から15の何れか一項に記載の折畳式骨組。
【請求項17】
前記少なくとも1つの結合装置の、第1のボス部材、第2のボス部材、および中央枢動部材が、高分子材料から形成される、請求項9から16の何れか一項に記載の折畳式骨組。
【請求項18】
衣類を暖めるための折畳式骨組組立体であって、前記組立体が、
請求項9から17の何れか一項に記載の少なくとも1つの折畳式骨組と、
前記第1の腕状部組立体と前記第2の腕状部組立体との独立した運動を可能にするように、前記第1の結合装置および前記第2の結合装置において、前記少なくとも1つの折畳式骨組を支持するための前記支持台とを含む、折畳式骨組組立体。
【請求項19】
前記骨組組立体が、
第1の一対の垂直支持部材であって、当該第1の一対の垂直支持部材のそれぞれが垂直方向に配置され、前記第1および第2の結合装置と係合される、第1の一対の垂直支持部材と、
上側補強部材および下側補強部材であって、前記上側補強部材および前記下側補強部材のそれぞれが、前記少なくとも1つの折畳式骨組のそれぞれ上側および下側で、前記第1の一対の垂直支持部材の間に全体的に水平に延在する、上側補強部材および下側補強部材と、
第2の一対の垂直支持部材であって、当該第2の一対の垂直支持部材のそれぞれが、垂直方向で前記第1の一対の垂直支持部材の間に配置されて隔置され、前記第1の腕状部組立体と前記第2の腕状部組立体との間で、下げられた位置から組み立てられた水平位置までの自由な相対的蝶番運動を可能にする、第2の一対の垂直支持部材と、
上側および下側の結束部材であって、前記第2の一対の垂直支持部材の上側および下側の末端部から伸び、前記上側および下側の補強部材のそれぞれに対して蝶番運動可能に結合されており、前記少なくとも1つの折畳式骨組が下げられた位置にあるとき、前記第2の一対の垂直支持部材が、前記第1の一対の垂直支持部材に隣接して移動することを可能にする、上側および下側の結束部材とを含む、請求項18に記載の折畳式骨組組立体。
【請求項20】
さらに、前記第1および第2の腕状部組立体を、前記第2の一対の垂直支持部材と係合するための、取り外し可能で係合可能な係合機構を含む、請求項19に記載の折畳式骨組組立体。
【請求項21】
前記第1の導電体および前記第2の導電体が、前記支持部材および前記第1の一対の垂直支持部材の少なくとも1つを貫通して延在する、請求項19または20に記載の折畳式骨組組立体。
【請求項22】
第1および第2の腕状部材の間で蝶番運動させ、前記腕状部材に電力を独立に供給するための結合装置であって、少なくとも2組の導電体を受け入れ、前記導電体の少なくとも1組を前記腕状部材のそれぞれに引き渡すための中央部を含む結合装置において、
前記中央部のまわりで前記両腕状部材が蝶番運動するとき、前記腕状部材の蝶番運動サイクルの所定最小数の間、前記両導電体の構造的完全性を維持するように、前記中央部が前記両導電体を隔置した関係で保持することを特徴とする、結合装置。
【請求項23】
前記蝶番運動サイクルの所定最小数が、電気部品に対する規定承認基準を満たすものである、請求項22に記載の結合装置。
【請求項24】
前記中央部が、枢動軸を形成するようになされ、
前記導電体が、前記中央部によって軸方向に受け入れられ、半径方向外側で前記腕状部材のそれぞれまで引き渡される、請求項22または23に記載の結合装置。
【請求項25】
前記導電体が、前記中央部内の軸孔中に受け入れられ、
前記中央部が、前記導電体を互いから隔置して保持するためのウェブを含む、請求項22から24の何れか一項に記載の結合装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類を暖めるための衣類加温器の分野に関する。より詳しくは、本発明は、衣類を暖めるための折り畳める衣類加温器に関する。
【背景技術】
【0002】
衣類、たとえばタオルや他の風呂用衣料を加熱する、または暖めるための台やラックは、使用者が着る、または使用する前にその衣類を予熱する、または暖めるためにしばしば使用される。特に、冬の数ヶ月の期間、気温が比較的低い国で、特に国のなかでもヨーロッパの国では、使用者が衣類を着用したとき、その衣類と使用者との間の温度差による衝撃を和らげる予熱された衣料を準備し、また衣類に溜まったわずかな湿気を取り除くために、そのようなラックがしばしば使用される。
【0003】
上記に述べたような装置は、通常主電源から給電し、加熱要素が衣類を保持するラック状の部分に、またはそれに隣接して配置され、その加熱要素は、加熱暖気を対流または伝導何れかによって衣類に施し、それによって衣類を暖める。使用者が比較的接近した加熱要素に曝されるので、その装置は、特にヨーロッパの国で使用されるときは、CEマーキングおよびGSマークに適合しなければならない。危険がいくらかより高い製品について例外があるが、大部分の製品は、製造業者が必須要件に適合していると自己宣言することができる。CEマーキングを使用すると、欧州連合への製品の参入が許されるが、それは、承認証明ではなく、CEマーキングは、単なる供給業者自身の責任による宣言である。したがって、ヨーロッパの市場で製品の販売が可能になるとともに、そのマーキングによって、商品の自由な移動が可能になり、不適合品や違反品の回収が許される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、従来技術の衣類加温器が示す欠陥の少なくともいくつかを克服する、または実質的に軽減する衣類加温器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
全体的な広い態様では、本発明は、第1および第2の腕状部材に電力を独立に供給するために、それら腕状部材の間で蝶番運動させるための結合装置を提供する。前記装置は、少なくとも2組の導電体を受け入れ、少なくとも1組の導電体を前記腕状部材のそれぞれに引き渡す(送達する、配る)ための中央部を含み、中央部のまわりで腕状部材が蝶番運動するとき、中央部は、前記腕状部材の蝶番運動サイクルの所定最小数の間、導電体の構造的な完全性を維持するように、隔置された関係で前記導電体を保持することを特徴とする。
【0006】
蝶番運動サイクルの所定数は、好ましくは、電気部品に対する規定認可標準を満たす数である。好ましくは、中央部が枢動軸を形成するようになされ、前記導電体が、中央部によって軸方向に受け入れられ、前記腕状部材のそれぞれに対して半径方向外側に分配される。導電体は、好ましくは、前記中央部内の軸穴中に受け入れられ、前記中央部は、導電体を互いに隔置して保持するための繊維部を含む。
【0007】
第1の態様では、本発明は、第1および第2の腕状部材に電力を独立に供給するために、それら腕状部材間で蝶番運動させるための結合装置を提供する。前記装置は、それを貫通して延在する通路を有し、第1の腕状部材に対して固定された第1のボス部材と、それを貫通して延在する通路を有する第2のボス部材であって、第1のボス部材の通路は、第2のボス部材の通路と同軸上で位置合わせされ、前記第2のボス部材は、第2の腕状部材に対して固定される、第2のボス部材と、ボス部材の中央通路中に少なくとも部分的に貫通して延在して、第1の腕状部材と第2の腕状部材の間で相対的な蝶番運動を可能にするようになされた差込部を含んだ中央枢動部材と、第1の腕状部材に電力を供給するための第1の導電体、および第2の腕状部材に電力を供給するための第2の導電体を受け取るための中央通路と、第1の腕状部材と第2の腕状部材の間で相対的に蝶番運動が行われるとき、第1の導電体と第2の導電体を隔置した関係で保持するための分離部とを含む。
【0008】
第2の態様では、本発明は、衣類を暖めるための折畳式骨組を提供する。前記骨組は、その間に延在する複数の細長い衣類吊り部材によって平行に隔置された関係で保持される、一対の全体として細長い第1の腕状部材を含んだ第1の腕状部組立体と、その間に延在する複数の細長い衣類吊り部材によって平行に隔置された関係で保持される、一対の全体として細長い第2の腕状部材を含んだ第2の腕状部組立体と、第1の腕状部組立体と第2の腕状部組立体の間で相対的に蝶番運動させるように、第1および第2の腕状部材の隣接した末端部間にそれぞれ配置された第1の結合装置および第2の結合装置とを含み、少なくとも1つの結合装置は、それを貫通して延在する通路を有し、隣接した第1の腕状部材に対して固定された第1のボス部材と、それを貫通して延在する通路を有する第2のボス部材であって、第1のボス部材の通路は、第2のボス部材の通路と同軸上に位置合わせされ、前記第2のボス部材は、隣接した第2の腕状部材に対して固定される、第2のボス部材と、ボス部材の中央通路中を少なくとも部分的に貫通して延在し、第1の腕状部材と第2の腕状部材との間で相対的な蝶番運動を可能にするようになされた差込部を含んだ中央枢動部材と、細長い衣類吊り部材に付随した加熱要素に電力を供給するために、隣接した第1の腕状部材を介して、第1の腕状部組立体に電力を供給するための第1の導電体を受け入れ、そして第2の腕状部材に付随した加熱要素に電力を供給するために、隣接した第2の腕状部材を介して、第2の腕状部組立体に電力を供給するための第2の導電体を受け入れるための中央通路と、第1の腕状部材と第2の腕状部材の間で相対的な蝶番運動が行われるとき、第1の導電体および第2の導電体を隔置された関係で保持するための分離部とを含む。
【0009】
第2の態様の実施形態では、第1の腕状部組立体および第2の腕状部組立体は、好ましくは、組み立てられていない構成から互いに対して別々に可動であり、それによってそれら腕状部組立体が、結合装置から下部で、直接組み立てられた構成になるように伸び、それによって腕状部材が全体的に水平面に伸びる。
【0010】
第3の態様では、本発明は、衣類を暖めるための折畳式骨組組立体を提供する。前記組立体は、上記の態様の何れかによる、少なくとも1つの折畳式骨組と、第1の結合部材および第2の結合部材において前記少なくとも1つの折畳式骨組を支持し、第1の腕状部組立体および第2の腕状部組立体の独立した運動を可能にするための支持台とを含む。
【0011】
第3の態様の実施形態では、骨組組立体は、好ましくは、それぞれが垂直方向に配置され、第1および第2の結合部材と係合した、第1の一対の垂直支持部材と、それぞれが少なくとも1つの折畳式骨組のそれぞれ上側および下側に、そして第1の一対の垂直支持部材の間で全体的に水平方向に伸びた、上側補強部材および下側補強部材と、それぞれが垂直方向で第1の一対の垂直支持部材の間に配置されて隔置され、下げられた位置から組み立てられて水平位置になるように、第1の腕状部組立体と第2の腕状部組立体の間での自由で相対的な蝶番運動を可能にする、第2の一対の垂直支持部材と、第2の一対の垂直支持部材の下側および上側の末端部から延在し、それぞれ上側および下側の補強部材と蝶番運動可能に係合しており、少なくとも1つの折畳式骨組が下げられた位置にあるとき、第2の一対の垂直支持部材を、第1の一対の垂直支持部材に隣接して移動可能にするための上側および下側の部材とを含む。
【0012】
好ましくは、さらに、折畳式骨組組立体は、第1および第2の腕状部組立体を第2の一対の垂直支持部材と係合するための、取り外し可能で係合可能な係合機構を含む。
【0013】
第1、第2および第3の態様の実施形態では、第1の導電体および第2の導電体は、好ましくは、支持部材および第1の一対の垂直支持部材の少なくとも1つを貫通して延在する。
【0014】
さらに、中央枢動部材は、好ましくは、支持台と係合するための取付部を含む。中央枢動部材の中央通路は、好ましくは、取付部を貫通して延在する。
【0015】
第1のボス部材および第2のボス部材は、好ましくは、全体として円形の通路を有し、中央差込部材の差込部は、全体として円形の形状である。
【0016】
好ましくは、第1のボス部材および第2のボス部材は、第1および第2の導電体のそれぞれ第1および第2の腕状部材への通路になるように、それぞれその中に半径方向に配置された孔を有する。中央枢動部材の分離部は、好ましくは、軸方向で少なくとも部分的に中央通路中に延在するウェブ(蜘蛛の巣、繊維(Web))構成として、設けられる。
【0017】
第1のボス部材、第2のボス部材および中央枢動部材は、好ましくは、電気絶縁特性を有する材料から形成される。より好ましくは、第1のボス部材、第2のボス部材および中央枢動部材は、高分子材料から形成される。
【0018】
ここで、例としてだけで添付図面を参照して、本発明を記載する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下の記載は、本発明によるアナログ時計の好ましい実施形態に言及している。本発明の理解を容易にするため、記載では添付図面が参照され、それによってアダプタが好ましい実施形態の形で例示される。実施形態の間で類似の構成要素は、同じ参照番号で識別する。
【0020】
図1a、図1b、図1cおよび図1dを参照すると、第1および第2の腕状部材40、40aの間で蝶番運動を行わせ、電気ケーブル20、20aを介して腕状部材40、40aに電力を独立に供給するための結合装置10が示されている。結合装置10は、本実施形態では第1の腕状部材40と一体形成された第1のボス(突起)部材30と、やはり本実施形態では第2の腕状部材40aと一体形成された第2のボス部材30aとを含む。ボス部材30、30aの通路を貫通して延在してピン継手を形成し、腕状部材40と腕状部材40aの間で蝶番運動を可能にするようになされた差込部16を含んだ、中央枢動部材12が設けられる。
【0021】
図2a、図2bおよび図2cを参照すると、本発明による、衣類を暖めるための折畳式骨組の実施形態が示されている。折畳式骨組40は、その間に延在する複数の細長い衣類吊り部材42によって平行に隔置された関係で保持された、一対の全体として細長い第1の腕状部材を含んだ第1の腕状部組立体を含む。また、その間に延在する複数の衣類吊り部材42によって平行に隔置された関係で保持された、一対の全体として細長い第2の腕状部材30aをやはり含んだ第2の腕状部組立体も設けられる。第1の腕状部組立体と第2の腕状部組立体の間に、第1の腕状部組立体と第2の腕状部組立体の間で相対的に蝶番運動が行えるように、第1の結合装置および第2の結合装置が、それぞれ第1および第2の腕状部材30、30aの隣接した末端部の間に配置される。本実施形態では、一方の結合装置は、衣類をその上に置いて衣類を加熱する、または暖める複数の細長い衣類吊り部材42に給電するために、本発明による、図1a〜図1dを参照して述べるような装置である。
【0022】
図2aに示すように、折畳式骨組は、折り畳まれる構成であり、それによって第1の腕状部組立体および第2の腕状部組立体が、全体的に互いに平行である。折畳式骨組40は、第1の腕状部組立体が第2の腕状部組立体に対して蝶番運動で水平状態になるように、図2aに示すように伸ばすことができ、一方、第1の結合装置10の差込部が同じ回転関係で保持される。さらに、図2cに示すように、第2の腕状部組立体も第1の腕状部組立体に対して蝶番運動ができ、一方、結合装置10の差込部は、やはり同じ回転関係で保持される。
【0023】
安全上の注意から、および使用者に対してある場合では電気技術者として、当業者が理解するはずであるように、電力ケーブル20および20aが互いに干渉せず、ケーブルを最終的に裂く恐れがある疲労を強いられないようにすることが必要である。本発明は、細長い衣類吊り部材42に配置または隣接して配置された加熱要素に電力を供給する電気ケーブル20、20aを電気的に取付けその完全性を維持しながら、2つの腕状部組立体の間で蝶番運動を可能にする結合装置10を提供する。本発明の結合装置10は、電気ケーブルの完全性を危うくすることなく、腕状部組立体による複数の独立した運動を可能にするようになされる。したがって、使用しないときは迅速に分解し格納できるという利点が得られる、衣類を暖めるための、展開可能な折畳式骨組を提供することができる。
【0024】
図3a、図3bおよび図3cを参照すると、本発明による結合装置10の中央枢動部材12の詳細図が示されている。中央枢動部材12は、第1および第2のボス部材30、30aの通路32、32a内に配置されたとき、ピン継手として働く差込部16を含む。そのようにして、第1の腕状部材40および第2の腕状部材40aは、互いに対して相対的な蝶番運動を行えるようになる。中央枢動部材12は、電力伝導体20、20aを受け入れるための中央通路14、14aと、第1の腕状部材40と第2の腕状部材40aとの間で相対的な蝶番運動が行われるとき、第1の導電体20および第2の導電体20aを隔置した関係で保持する分離部13とを有する。
【0025】
図3f、図3gを参照すると、第1のボス部材30および第2のボス部材30aは、それぞれ中央枢動部材12の中央通路から第1および第2の腕状部材40、40aへのそれぞれ第1および第2の導電体20、20aの通路となるための、半径方向に配置された孔を有する。当業者が理解するように、本発明によって、導電体20、20aの互いの干渉がなく、導電体20、20aの過剰な動きまたは捩れがなくて、導電体に良好な耐久性および疲労寿命をもたらし、したがって導電体から、最終的に細長い吊り部材42中に、または近接して配置された加熱要素まで安全に電力を伝達するように、腕状部材の蝶番運動すべてにおいて第1の腕状部材40および第2の腕状部材40a両方に電気的結合を実現することができる。
【0026】
図4a、図4bおよび図4cを参照すると、それは本発明による、衣類を暖めるための折畳式骨組組立体50の例示の実施形態である。本発明では、骨組組立体50は、図2a、図2bおよび図2cを参照すると示されている折畳式骨組に類似した、またはそれと同じ折畳式骨組40と、折畳式骨組40を支持するための支持台とを含む。図2a、図2bおよび図2cを参照すると組み立てる、または折り畳むプロセスに関して記載されているのと同様に、折畳式骨組組立体50は、折畳式骨組40が組み立てられていない状態のとき、骨組を折り畳み、格納可能な構成にすることも可能である。理解するはずのように、これによって、不使用時、折畳式骨組組立体50の格納が容易になる。
【0027】
図5a、図5bおよび図5cに示すように、図4a、図4bおよび図4cを参照すると示されているのと同様に、折畳式骨組組立体60が示されているが、本実施形態では、衣類を暖める、または加熱するための領域を増加するために、3つの折畳式骨組40が使用される。やはり、理解するはずであるように、折畳式骨組組立体60は、遊星構成が可能で格納が容易になるように、すぐに分解して折り畳み可能である。
【0028】
ここで図6a、図6bおよび図6cを参照すると、折畳式骨組組立体70、80および90の例示の実施形態が図のようであり、それによって一段、二段および三段の組立体がそれぞれ実現される。当業者が理解するように、電気的な接続および配線は、形成される段数および具体的な構成に依存して、折畳式骨組のそれぞれに加熱用の電力を供給するために、骨組内で施すことができる。さらに、当業者がまた理解するように、本発明に述べ示すような装置を提供し、本発明によって提供される結合装置から使用者への安全性がやはり確保され、しかも格納が容易になる折畳式骨組組立体によって、衣類の加熱は、安全、効率的に達成することができる。したがって、その装置の使用者の安全性を危うくすることのない、効果的に加熱する、または暖める骨組を提供することができる。
【0029】
上記に述べた実施形態は、代替の形を取ることができ、本発明とともに使用したとき、述べてクレームする本発明の範囲および精神内に留まる追加の特徴を含むことができることを理解するはずである。
【0030】
本明細書に開示され定義された発明は、言及した、または本文または図面から明白である個々の特徴の2つ以上の代替の組合せすべてにまで及ぶことを理解するはずである。これらの異なる組合は、すべて本発明の様々な代替の態様を構成する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1a】本発明による結合装置の中央枢動部材の実施形態の第1の斜視図である。
【図1b】図1aに示す中央枢動部材の第2の斜視図である。
【図1c】図1aおよび図1bに示す中央枢動部材に第1の腕状部材を係合した、本発明による結合装置の第1のボス部材を立体的な形にして示す図である。
【図1d】第2の腕状部材と一体形成され、図1cに示す第1のボス部材および中央枢動部材と係合された第2のボス部を示す図である。
【図2a】完全に折り畳まれた構成で、本発明による折畳式骨組を示す図である。
【図2b】半ば組み立てられた構成で、図2aに示す折畳式骨組を示す図である。
【図2c】完全に組み立てられた状態で、図2aおよび図2bに示す折畳式骨組を示す図である。
【図3a】本発明による結合装置の中央枢動部材の斜視図である。
【図3b】一対の電気ケーブルを含んだ、図3aに示す中央枢動部材の斜視図である。
【図3c】図2bに示す中央枢動部材の他の図である。
【図3d】それぞれが第1の腕状部材および第2の腕状部材と一体形成された、本発明による結合装置の第1のボス部材および第2のボス部材を示す図である。
【図3e】図3aに示す中央枢動部材と係合された、図3bに示すボス部材および腕状部材を示す図である。
【図3f】第1の構成で、第1の電気ケーブルがそこを貫通して延在する、図3eに示す結合装置の拡大図である。
【図3g】第2の構成で、図3fに示す結合装置を示す図である。
【図4a】閉じられた構成で、本発明による折畳式骨組組立体の一実施形態を示す図である。
【図4b】半ば組み立てられた構成で、図4aに示す折畳式骨組組立体を示す図である。
【図4c】完全に組み立てられた構成で、図4aおよび図4bの折畳式骨組組立体を示す図である。
【図5a】閉じられた構成で、本発明による折畳式骨組組立体の他の実施形態を示す図である。
【図5b】半ば組み立てられた構成で、図5aに示す折畳式骨組組立体を示す図である。
【図5c】完全に組み立てられた構成で、図5aおよび図5bに示す折畳式骨組組立体を示す図である。
【図6a】1つの折畳式骨組を有する、本発明による折畳式骨組組立体の例示の実施形態を示す図である。
【図6b】2つの折畳式骨組を有する、本発明による折畳式骨組組立体の他の例示の実施形態を示す図である。
【図6c】3つの折畳式骨組を有する、本発明による折畳式骨組組立体の他の例示の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
10 結合装置
12 中央枢動部材
13 分離部
14,14a 中央通路
16 差込部
20 第1の導電体、電気ケーブル、電力ケーブル、電力伝導体
20a 第2の導電体、電気ケーブル、電力ケーブル、電力伝導体
30 第1のボス部材
30a 第2のボス部材
32,32a 通路
40 第1の腕状部材、折畳式骨組
40a 第2の腕状部材
42 衣類吊り部材
50,60,70,80,90 折畳式骨組組立体
【出願人】 【識別番号】507102252
【氏名又は名称】シンシア・インターナショナル・トレーディング・カンパニー・リミテッド
【出願日】 平成19年3月29日(2007.3.29)
【代理人】 【識別番号】100089705
【弁理士】
【氏名又は名称】社本 一夫

【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎

【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰

【識別番号】100080137
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 昭男

【識別番号】100096013
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 博行

【識別番号】100141025
【弁理士】
【氏名又は名称】阿久津 勝久


【公開番号】 特開2008−55137(P2008−55137A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2007−86395(P2007−86395)