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【発明の名称】 タオル等の掛け具
【発明者】 【氏名】四方 豊

【要約】 【課題】ハンドルなどを用いることなく簡単にタオルの両側を引張ってしわを伸ばすことができる。

【構成】概ね水平方向に配され、タオルや布きん等Tを掛けるための支持棒1と、この支持棒1の両側にそれぞれ設けられ、支持棒1の長さ方向に沿って摺動可能な一対のクリップ2,2と、各クリップ2,2を支持棒1の外側へ向けて付勢するバネ3,3とからなり、バネ3,3は、一端が支持棒1の外側に固定され、他端がクリップ2に固定されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
概ね水平方向に配され、タオルや布きん等を掛けるための支持棒(1)と、この支持棒の両側にそれぞれ設けられ、前記支持棒の長さ方向に沿って摺動可能な一対のクリップ(2,2)と、前記各クリップを前記支持棒の外側へ向けて付勢するバネ(3)とからなり、前記バネは、一端(3a)が前記支持棒の外側に固定され、他端(3b)が前記クリップに固定されていることを特徴とするタオル等の掛け具。
【請求項2】
前記バネの一端が、前記支持棒の長さ方向に沿って移動可能なよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタオル等の掛け具。
【請求項3】
前記バネが、前記各クリップのぞれぞれに設けられて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のタオル等の掛け具。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチンや洗面所などで使用するタオル等の掛け具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、キッチンや洗面所などでは、水平な金属棒などで構成された簡単な掛け具が設置され、この掛け具にタオルや布きんを掛けている。しかし、この掛け具では、タオルなどを張った状態で掛けるには手間がかかるので、しわのある状態で掛けられることが多く、冬場などにはなかなかタオルが乾かない。そこで、しわを伸ばしてタオルなどを掛けることが可能な考案等が提供されている(例えば、特許文献1及び2参照)。しかし、特許文献1及び2に係る発明は、タオルの幅(大きさ)に合わせてクリップを移動する際に、ハンドルなどを用いるので手間がかかる。
【特許文献1】実開昭62−178937号公報
【特許文献2】特開2003−71194号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ハンドルなどを用いることなく簡単にタオルの両側を引張ってしわを伸ばすことが可能なタオル等の掛け具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記した課題を解決するために、本発明に係るタオル等の掛け具は、概ね水平方向に配され、タオルや布きん等を掛けるための支持棒と、この支持棒の両側にそれぞれ設けられ、支持棒の長さ方向に沿って摺動可能な一対のクリップと、各クリップを支持棒の外側へ向けて付勢するバネとからなり、バネは、一端が支持棒の外側に固定され、他端がクリップに固定されている。
【0005】
好ましくは、前記バネの一端が、支持棒の長さ方向に沿って移動可能なよう構成されている。
【0006】
更に好ましくは、前記バネが、各クリップのぞれぞれに設けられて構成されている。
【発明の効果】
【0007】
前記のとおり、本発明に係るタオル等の掛け具は、支持棒に摺動可能なクリップを備えており、このクリップをバネで支持棒の外側(両端側)へ付勢するように構成されている。従って、支持棒に掛けたタオルの両側をそれぞれのクリップで挟むことにより、バネで各クリップがタオルを引張るよう構成されているので、簡単にタオルのしわを伸ばし、タオルを支持棒に掛けることができる。更に、バネの一端が支持棒の外側に固定され、他端がクリップに固定されているので、製作が容易で且つメンテナンス等の点にも優れている。
【0008】
請求項2に係るタオル等の掛け具は、バネの一端が、支持棒の長さ方向に沿って移動可能なよう構成されているので、タオルの幅(大きさ)に応じて、クリップの初期位置を移動させることができる。
【0009】
請求項3に係るタオル等の掛け具は、バネが、各クリップのぞれぞれに設けられ、双方のクリップ(バネ)による均等な力でタオルを両側から引張るので、バネの引張り力が小さくてもタオルのしわを確実に伸ばすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、添付図面に基づいて、本発明に係るタオル等の掛け具について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明に係るタオル等の掛け具を示す全体正面図である。図2は、タオル等の掛け具の一方側を示す拡大正面図である。図3は、図2の底面図である。図4は、図2及び図3に示すI−I線断面図である。
【0012】
図1に示すように、タオル等の掛け具は、概ね水平方向に配され、タオルや布きんTなどを掛けるための支持棒1を備えている。支持棒1は、両端に取付け部5,5を備えており、この取付け部5,5を介してボルトや両面テープ等を用いて、キッチンなどの壁面に取り付けるようになっている。
【0013】
支持棒1の両側には、一対のクリップ2,2が設けられている。図2及び図3の如く、各クリップ2,2は、筒状本体20を備えている。そして、この筒状本体20を支持棒1の外側に嵌め込むことにより、各クリップ2,2が、支持棒1の長さ方向に沿って摺動可能に構成されている。支持棒1及びクリップ2は、クリップ2が回転しないように、四角形などの多角状に構成されている。尚、支持棒1及びクリップ2は円柱状でもよい。
【0014】
支持棒1の内部には、一対のバネ3,3が設けられている。各バネ3,3は、各クリップ2,2に取り付けられて固定され、支持棒1の両外側(両端側)に配されている。各バネ3,3によって、各クリップ2,2は、支持棒1の両外側へ向けて(図1の矢印方向)付勢されている。
【0015】
図2の如く、クリップ2は、筒状本体20に、挟持片21が軸受21aに対して回転可能に設けられている。そして、スプリング22が軸受21aに設けられ、このスプリング22の付勢力によって、挟持片21がタオルTを挟むようになっている。
【0016】
図2及び図3に示すように、バネ3は、一端3aが支持棒1の外側(両端側)に固定され、他端3bがクリップ2に固定されている。バネ3は、引張りバネで構成されている。更に、支持棒1は、バネ3の一端3aを、支持棒1の長さ方向に沿って移動して位置固定可能な位置設定手段4を備えている。
【0017】
図4に示すように、位置設定手段4は、移動部40を備えている。ボルト41が、移動部40に下方へ向けて延設されている。バネ3の一端3aが、この移動部40に取り付けられ固定されている。支持棒1は、多角筒状に構成されており、下片中央部に、長さ方向に沿って全長にわたって貫通する貫通部10を備えている。
【0018】
そして、位置設定手段4は、移動部40が支持棒1の内部に配置され、ボルト41が貫通部10を通じて支持棒1の下方へ突出している。従って、移動部40は、支持棒1の長さ方向に沿って移動可能である。位置設定手段4は、ボルト41に螺合されるナット42を備えている。ナット42を上方へ螺合して移動することにより、移動部40とナット42とが支持棒1の下片に挟まれて、位置設定手段4は位置固定される。
【0019】
上記より、位置設定手段4は、支持棒1の長さ方向に沿って移動して、位置固定可能なように構成されている。これにより、位置設定手段4の移動に伴い、バネ3の一端3aと共にクリップ2の初期位置を、タオルTの幅(大きさ)に応じて移動させることができるので、タオルTのしわをきちんと伸ばすことができる。
【0020】
尚、上記実施形態では、バネ3が、各クリップ2,2に取り付けられているが、一方のクリップ2にのみに設けられていても、本発明の課題を解決することができる。又、子供が喜ぶように、各クリップ2,2に、野菜や果物、漫画のキャラクター等の模型を取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に係るタオル等の掛け具を示す全体正面図である。
【図2】タオル等の掛け具の一方側を示す拡大正面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】図2及び図3に示すI−I線断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 支持棒
2 クリップ
3 バネ
3a バネの一端
3b バネの他端
【出願人】 【識別番号】506268164
【氏名又は名称】四方 豊
【出願日】 平成18年8月4日(2006.8.4)
【代理人】 【識別番号】110000475
【氏名又は名称】特許業務法人みのり特許事務所


【公開番号】 特開2008−36043(P2008−36043A)
【公開日】 平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願番号】 特願2006−212707(P2006−212707)