| 【発明の名称】 |
ジャー炊飯器 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 慎一
【氏名】高椋 誠一
【氏名】光武 伸一郎
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| 【要約】 |
【課題】小物検知機能を有するジャー炊飯器において、保温時にも定期的に小物検知を行い、内鍋がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するということをなくする。
【構成】上面が開口した炊飯器本体20の上面開口部を蓋21により開閉自在に覆い、炊飯器本体20内に内鍋1を着脱自在に収納し、商用電源3を整流して得られる単方向電源22をインバータ回路8により高周波電力に変換し、内鍋1を加熱コイル2により誘導加熱する。インバータ回路8を制御手段27により制御して調理物に適度な加熱を行い炊飯や保温を行い、商用電源3より供給される電流を検知する電流検知手段24より得られる値を基に電流が所定の電流値になるように電流制御手段25により制御し、誘導加熱時に内鍋1の有無や小物負荷を小物検知手段26により検知する。保温時に定期的に誘導加熱を行って小物検知を行う保温小物監視手段28を備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上面が開口した炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋を誘導加熱する加熱コイルと、商用電源を整流して得られる単方向電源と、スイッチング素子、共振コンデンサ、平滑回路を有し前記単方向電源を高周波電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御して調理物に適度な加熱を行い炊飯や保温を行う制御手段と、商用電源より供給される電流を検知する電流検知手段と、前記電流検知手段より得られる値を基に電流が所定の電流値になるように制御する電流制御手段と、誘導加熱時に内鍋の有無や小物負荷を検知する小物検知手段と、保温時に定期的に誘導加熱を行って小物検知を行う保温小物監視手段とを備えたジャー炊飯器。 【請求項2】 蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、蓋が閉じているときは保温小物監視手段の動作を止める停止手段を付加した請求項1記載のジャー炊飯器。 【請求項3】 蓋が閉状態から開状態に変化したとき誘導加熱を行って小物検知を行う蓋開小物監視手段を付加した請求項1または2記載のジャー炊飯器。 【請求項4】 蓋が開状態から閉状態に変化したとき誘導加熱を行って小物検知を行う蓋閉小物監視手段を付加した請求項1〜3のいずれか1項に記載のジャー炊飯器。 【請求項5】 停電を検知する停電検知手段と、停電復帰時に誘導加熱を行って小物検知を行う停電小物監視手段とを付加した請求項1〜4のいずれか1項に記載のジャー炊飯器。 【請求項6】 ノイズなどで異常モードに入った場合の復帰時に誘導加熱を行って小物検知を行う異常時小物監視手段を付加した請求項1〜5のいずれか1項に記載のジャー炊飯器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、小物検知機能を有するジャー炊飯器に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、内鍋を誘導加熱するジャー炊飯器においては、所定の内鍋以外のアルミ鍋、スプーン、包丁等の小物負荷検知や鍋無し検知を行うといった機能が付加されている(例えば、特許文献1参照)。図15は従来のジャー炊飯器の構成を示すもので、以下、その構成について説明する。 【0003】 図15に示すように、内鍋1は、内部に調理物を入れ、加熱コイル2により電磁誘導加熱される。商用電源3から交流が供給され、ダイオードブリッジ4によって整流される。平滑コンデンサ5、共振コンデンサ6、トランジスタ7よりなるインバータ回路8により誘導加熱のための高周波電力を発生させる。電力値の制御は電源電流を制御することにより行っている。まず、カレントトランス9の一次側に電源電流Iinが入力され、カレントトランス9の二次側の出力値を抵抗で分圧し、ダイオードブリッジ10によって整流し、コンデンサによって平滑され、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)11の入力端子にアナログ−デジタル変換入力(以下、AD入力という)されて電力値の制御を行う。トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間電圧Vceは抵抗によって分圧されてトランジスタ12を通してマイコン11にAD入力される。 【0004】 誘導加熱の負荷によるVce−Iin特性の違いによって、マイコン11は小物検知処理を行う。炊飯スイッチ13が押されて、炊飯スタートするとマイコン11はすぐにIHをオンし、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間電圧Vceと電源電流IinをAD入力し、小物検知を行う。 【0005】 図16は、従来のジャー炊飯器のマイコン11にAD入力されるトランジスタ7のコレクタ−エミッタ間電圧Vceと電源電流Iinのグラフである。図16より明らかなように、直線1を境にして、小物時のVce−Iin特性と鍋有時のVce−Iin特性が分かれており、この特性を利用して小物検知を行う。なお、鍋なし時はアルミ鍋を入れたときより直線1から離れた特性になるので、鍋無し検知も行うことができる。 【特許文献1】特開平2−119810号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、このような従来の構成では、誘導加熱のオン時でしか小物検知を行うことができず、特に弱い火力による微妙な温度調整を必要とする保温時においては、誘導加熱は高火力なので、デューティ制御で火力コントロールを行っている場合、弱い火力実現のため、誘導加熱のオン時間が短くなってしまい、結果として誘導加熱を行っていない時間がかなり長くなってしまう。したがって、小物検知を行うことのできない時間が長時間にわたってしまい、誘導加熱のオフ時に鍋を取られて鍋なしの検知ができず、鍋がないにもかかわらず誘導加熱がオンになるまでの長時間、保温動作を継続してしまうといったことが起こってしまう問題を有していた。 【0007】 本発明は上記従来の課題を解決するもので、保温時にも定期的に小物検知を行い、内鍋がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するといったことをなくすことを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は上記目的を達成するために、上面が開口した炊飯器本体の上面開口部を蓋により開閉自在に覆い、炊飯器本体内に内鍋を着脱自在に収納し、内鍋を加熱コイルにより誘導加熱し、商用電源を整流して得られる単方向電源をスイッチング素子、共振コンデンサ、平滑回路を有するインバータ回路により高周波電力に変換し、インバータ回路を制御手段により制御して調理物に適度な加熱を行い炊飯や保温を行い、商用電源より供給される電流を検知する電流検知手段より得られる値を基に電流が所定の電流値になるように電流制御手段により制御し、誘導加熱時に内鍋の有無や小物負荷を小物検知手段により検知するよう構成し、保温時に定期的に誘導加熱を行って小物検知を行う保温小物監視手段を備えたものである。 【0009】 これにより、保温時に定期的に小物検知を行うことができ、内鍋がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するといったことをなくすることができる。 【発明の効果】 【0010】 本発明のジャー炊飯器は、保温時に定期的に小物検知を行うことができ、内鍋がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するといったことをなくすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 第1の発明は、上面が開口した炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋を誘導加熱する加熱コイルと、商用電源を整流して得られる単方向電源と、スイッチング素子、共振コンデンサ、平滑回路を有し前記単方向電源を高周波電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御して調理物に適度な加熱を行い炊飯や保温を行う制御手段と、商用電源より供給される電流を検知する電流検知手段と、前記電流検知手段より得られる値を基に電流が所定の電流値になるように制御する電流制御手段と、誘導加熱時に内鍋の有無や小物負荷を検知する小物検知手段と、保温時に定期的に誘導加熱を行って小物検知を行う保温小物監視手段とを備えたものであり、保温時における誘導加熱オフ時においても定期的に誘導加熱をオンすることで、炊飯器本体に収納されているのが所定の内鍋か、あるいは所定の内鍋以外のアルミ鍋、スプーン、包丁等の小物負荷か鍋無しであるかによって変化するインバータ回路波形や電流検知手段の入力値変化を検知して内鍋の有無や小物負荷を検知することができ、保温時に定期的に小物検知を行うことができ、内鍋がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するといったことをなくすることができる。 【0012】 第2の発明は、上記第1の発明において、蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、蓋が閉じているときは保温小物監視手段の動作を止める停止手段を付加したものであり、蓋が閉じているときは内鍋をとることができないので、停止手段が小物検知のための誘導加熱を止めることにより余分な加熱を行うことを避けることができる。 【0013】 第3の発明は、上記第1または第2の発明において、蓋が閉状態から開状態に変化したとき誘導加熱を行って小物検知を行う蓋開小物監視手段を付加したものであり、蓋が開けられた瞬間には内鍋がとられる頻度が多いので、蓋が開けられたときに誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、鍋なしで加熱を行うのを防ぐことができる。 【0014】 第4の発明は、上記第1〜3のいずれか1つの発明において、蓋が開状態から閉状態に変化したとき誘導加熱を行って小物検知を行う蓋閉小物監視手段を付加したものであり、内鍋がないまま蓋が閉じられる可能性があるので、誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、鍋なしで保温動作を継続するのを防ぐことができる。 【0015】 第5の発明は、上記第1〜4のいずれか1つの発明において、停電を検知する停電検知手段と、停電復帰時に誘導加熱を行って小物検知を行う停電小物監視手段とを付加したものであり、停電時に内鍋がとられる可能性があるので、停電復帰時に誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、内鍋がないままの動作を防ぐことができる。 【0016】 第6の発明は、上記第1〜5のいずれか1つの発明において、ノイズなどで異常モードに入った場合の復帰時に誘導加熱を行って小物検知を行う異常時小物監視手段を付加したものであり、異常モード時に内鍋がとられる可能性があるので、復帰時に誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、内鍋がないままの動作を防ぐことができる。 【0017】 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 【0018】 (実施の形態1) 図1は、本発明の実施の形態1のジャー炊飯器のブロック図を示し、図2は、同ジャー炊飯器の断面図を示し、図3は、同ジャー炊飯器の一部ブロック化した回路図を示すものである。 【0019】 図1および図2に示すように、炊飯器本体20は、上面が開口しており、この炊飯器本体20の上面開口部を蓋21により開閉自在に覆っている。内蓋1は、炊飯器本体20内に着脱自在に収納し、加熱コイル2により内鍋を誘導加熱するようにしている。単方向電源21は商用電源3より供給する交流を整流するもので、図3に示すように、ダイオードブリッジ4によって整流する。単方向電源22をもとに平滑コンデンサ5、共振コンデンサ6、スイッチング素子7よりなるインバータ回路8により誘導加熱のための高周波電力を発生させる。商用電源より供給される電源電流は電流検知手段24により検知され、電流制御手段25が電流検知手段24より得られる値を基に電流が所定の電流値になるよう制御することによって電力値を制御している。小物検知手段26は電流検知手段24が検知した値とインバータ回路8の出力値を用いた演算を行うことにより、アルミ鍋やスプーン等の小物検知や鍋無し検知を行っている。制御手段27はインバータ回路8を制御することにより、火力コントロールをして、炊飯や保温を行っている。保温小物監視手段28は保温時における誘導加熱オフ時においても、定期的に誘導加熱を行い、小物検知を行うことにより、保温時においても長時間鍋検知を行わないといったことがなくなり、鍋なしで保温動作を長時間行わなくなるようにしている。 【0020】 蓋開閉検知ユニット29は、蓋21の開閉を検知して蓋開閉検知スイッチ32(図3参照)がオン、オフするもので、これにより蓋21の開閉を検知する。制御基板30は、各種制御を行うものである。 【0021】 インバータ回路8の電力値の制御は電源電流を制御することによって行っている。すなわち、図3に示すように、カレントトランス9の一次側に電源電流Iinが入力され、カレントトランス9の二次側の出力値を抵抗で分圧し、ダイオードブリッジ10によって整流し、コンデンサによって平滑して、マイコン11の入力端子にAD入力されて電力値の制御を行う。スイッチング素子7を構成するトランジスタのVceは抵抗によって分圧されてトランジスタ12を通してマイコン11にAD入力される。誘導加熱の負荷によるVce−Iin特性の違いによって、マイコン11は小物検知処理を行う。炊飯や保温の制御はマイコン11によりIH制御用IC31を制御することにより内鍋1に適度な加熱を行うことによって行っている。 【0022】 上記構成において図4を参照しながら動作を説明する。図4は、本実施の形態のジャー炊飯器のマイコン11の動作を示すフローチャートである。 【0023】 図4のステップ33で、保温中かどうかを判断し、保温中でなければステップ34へ進みタイマTの時間をカウントして処理を終了する。保温中の場合はステップ35へ進む。ステップ35では誘導加熱がオフかどうかを判断し、誘導加熱がオフでなければ、ステップ34へ進みタイマTのカウントを行って処理を終了する。誘導加熱がオフのときはステップ36へ進み、ステップ36ではタイマTの値が16秒以上かどうかを判断し、タイマTの値が16秒以上でなければステップ34へ進み、タイマTのカウントを行って処理を終了する。16秒以上になったときはステップ37へ進む。ステップ37でタイマTのクリアを行い、ステップ38で小物検知のための誘導加熱1秒オンを行う。ステップ39でVceのAD入力を行い、ステップ40でIinのAD入力を行う。ステップ41で小物検知のための演算を行い、ステップ42で演算結果がある値Bより大きいか小さいかで鍋ありかそうでないかの判断を行う。鍋なしならば、ステップ43へ進み、鍋なし処理を行って終了し、鍋があるときは、そのまま終了処理を行う。 【0024】 以上のように、本実施の形態においては、保温時に定期的に誘導加熱を行って小物検知を行う保温小物監視手段28を備えたので、保温時における誘導加熱オフ時においても定期的に誘導加熱をオンすることで、炊飯器本体20に収納されているのが所定の内鍋か、あるいは所定の内鍋以外のアルミ鍋、スプーン、包丁等の小物負荷か鍋なしであるかによって変化するインバータ回路8の波形や電流検知手段24の入力値変化を検知して内鍋1の有無や小物負荷を検知することができ、保温時に定期的に小物検知を行うことができ、内鍋1がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するといったことをなくすることができる。 【0025】 なお、本実施の形態では、一定周期(16秒毎に誘導加熱1秒オン)としたが、保温工程や温度等によって周期が可変してもよいことはいうまでもない。 【0026】 (実施の形態2) 図5は、本発明の実施の形態2のジャー炊飯器のブロック図を示すものである。 【0027】 図5に示すように、蓋開閉検知手段50は蓋21の開閉の検知を行うものであり、停止手段51は蓋21が閉じているとき保温小物監視手段28の動作をとめるもので、蓋21が閉じているとき、停止手段51は保温小物監視手段28の動作を停止し、周期的な鍋検知を行わないようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。 【0028】 上記構成において図6を参照しながら動作を説明する。図6は、本実施の形態のジャー炊飯器のマイコン11の動作を示すフローチャートである。なお、ステップ33からステップ43までの動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。 【0029】 図6のステップ52で蓋21が閉じているかどうかを判断する。蓋21が開いているときはステップ33へ進み、以降、上記実施の形態1と同じ動作を行う。蓋21が閉じているときはステップ53へ進み、ステップ53でタイマTのクリア動作を行い、処理を終了する。 【0030】 以上のように、本実施の形態においては、蓋21の開閉を検知する蓋開閉検知手段50と、蓋21が閉じているときは保温小物監視手段28の動作を止める停止手段51を付加したので、蓋21が閉じているときは内鍋1をとることができないので、停止手段51が小物検知のための誘導加熱を止めることにより余分な加熱を行うことを避けることができる。 【0031】 (実施の形態3) 図7は、本発明の実施の形態3のジャー炊飯器のブロック図を示すものである。 【0032】 図7に示すように、蓋開小物監視手段60は、蓋21が閉状態から開状態に変化したとき保温小物監視手段28により誘導加熱を行って小物検知を行うようにしている。他の構成は上記実施の形態1または2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。 【0033】 上記構成において図8を参照しながら動作を説明する。図8は、本実施の形態のジャー炊飯器のマイコン11の動作を示すフローチャートである。なお、ステップ33からステップ43までの動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。 【0034】 図8のステップ61で蓋21が閉じている状態から開いたときかどうかを判断する。蓋21が閉状態から開状態になったとき以外はステップ33へ進み、以降、上記実施の形態1と同じ動作を行う。蓋21が閉状態から開状態になったときはステップ37へ進み、ステップ37でタイマTのクリアを行い、ステップ38で小物検知のための誘導加熱1秒オンを行う。以降、上記実施の形態1と同様の小物検知処理を行う。 【0035】 以上のように、本実施の形態においては、蓋21が閉状態から開状態に変化したとき誘導加熱を行って小物検知を行う蓋開小物監視手段60を付加したので、蓋21が開けられた瞬間には内鍋1がとられる頻度が多いので、蓋21が開けられたときに誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、鍋なしで加熱を行うのを防ぐことができる。 【0036】 (実施の形態4) 図9は、本発明の実施の形態4のジャー炊飯器のブロック図を示すものである。 【0037】 図9に示すように、蓋閉小物監視手段70は、蓋21が開状態から閉状態に変化したとき保温小物監視手段28により誘導加熱を行って小物検知を行うようにしている。他の構成は上記実施の形態1または2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。 【0038】 上記構成において図10を参照しながら動作を説明する。図10は、本実施の形態のジャー炊飯器のマイコン11の動作を示すフローチャートである。なお、ステップ33からステップ43までの動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。 【0039】 図10のステップ71で蓋21が開いている状態から閉じたときかどうかを判断する。蓋21が開状態から閉状態になったとき以外はステップ33へ進み、以降、上記実施の形態1と同じ動作を行う。蓋21が開状態から閉状態になったときはステップ37へ進み、ステップ37でタイマTのクリアを行い、ステップ38で小物検知のための誘導加熱1秒オンを行う。以降、上記実施の形態1と同様の小物検知処理を行う。 【0040】 以上のように、本実施の形態においては、蓋21が開状態から閉状態に変化したとき誘導加熱を行って小物検知を行う蓋閉小物監視手段70を付加したので、内鍋1がないまま蓋21が閉じられる可能性があるので、誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、鍋なしで保温動作を継続するのを防ぐことができる。 【0041】 (実施の形態5) 図11は、本発明の実施の形態5のジャー炊飯器のブロック図を示すものである。 【0042】 図11に示すように、停電検知手段80は、商用電源3の状態から停電を検知するもので、停電小物監視手段81は、停電からの復帰時に保温小物監視手段28により誘導加熱を行って小物検知を行うようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。 【0043】 上記構成において図12を参照しながら動作を説明する。図12は、本実施の形態のジャー炊飯器のマイコン11の動作を示すフローチャートである。なお、ステップ33からステップ43までの動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。 【0044】 図12のステップ82で停電復帰かどうかを判断する。停電復帰時以外はステップ33へ進み、以降、上記実施の形態1と同じ動作を行う。停電復帰時はステップ37へ進み、ステップ37でタイマTのクリアを行い、ステップ38で小物検知のための誘導加熱1秒オンを行う。以降、上記実施の形態1と同様の小物検知処理を行う。 【0045】 以上のように、本実施の形態においては、停電を検知する停電検知手段80と、停電復帰時に誘導加熱を行って小物検知を行う停電小物監視手段81とを付加したので、停電時に内鍋1がとられる可能性があるので、停電復帰時に誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、内鍋1がないままの動作を防ぐことができる。 【0046】 (実施の形態6) 図13は、本発明の実施の形態6のジャー炊飯器のブロック図を示すものである。 【0047】 図13に示すように、異常時小物監視手段90は、ノイズなどで異常モードに入った場合の復帰時に保温小物監視手段28により誘導加熱を行って小物検知を行うようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。 【0048】 上記構成において図14を参照しながら動作を説明する。図14は、本実施の形態のジャー炊飯器のマイコン11の動作を示すフローチャートである。なお、ステップ33からステップ43までの動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。 【0049】 図14のステップ91で異常からの復帰かどうかを判断する。異常時からの復帰時以外はステップ33へ進み、以降、上記実施の形態1と同じ動作を行う。異常時からの復帰時はステップ37へ進み、ステップ37でタイマTのクリアを行い、ステップ38で小物検知のためのIH1秒オンを行う。以降、実施の形態1と同様の小物検知処理を行う。 【0050】 以上のように、本実施の形態においては、ノイズなどで異常モードに入った場合の復帰時に誘導加熱を行って小物検知を行う異常時小物監視手段90を付加したので、異常モード時に内鍋1がとられる可能性があるので、復帰時に誘導加熱を行うことにより小物検知を行い、内鍋1がないままの動作を防ぐことができる。 【産業上の利用可能性】 【0051】 以上のように、本発明にかかるジャー炊飯器は、保温時に定期的に小物検知を行うことができ、内鍋がないにもかかわらず、長時間、保温動作を継続するといったことをなくすることができるので、小物検知機能を有するジャー炊飯器として有用である。 【図面の簡単な説明】 【0052】 【図1】本発明の実施の形態1のジャー炊飯器のブロック図 【図2】同ジャー炊飯器の断面図 【図3】同ジャー炊飯器の一部ブロック化した回路図 【図4】同ジャー炊飯器のマイコンの動作を示すフローチャート 【図5】本発明の実施の形態2のジャー炊飯器のブロック図 【図6】同ジャー炊飯器のマイコンの動作を示すフローチャート 【図7】本発明の実施の形態3のジャー炊飯器のブロック図 【図8】同ジャー炊飯器のマイコンの動作を示すフローチャート 【図9】本発明の実施の形態4のジャー炊飯器のブロック図 【図10】同ジャー炊飯器のマイコンの動作を示すフローチャート 【図11】本発明の実施の形態5のジャー炊飯器のブロック図 【図12】同ジャー炊飯器のマイコンの動作を示すフローチャート 【図13】本発明の実施の形態6のジャー炊飯器のブロック図 【図14】同ジャー炊飯器のマイコンの動作を示すフローチャート 【図15】従来のジャー炊飯器の一部ブロック化した回路図 【図16】同ジャー炊飯器のマイコンにAD入力されるVceとIinのグラフ 【符号の説明】 【0053】 1 内鍋 2 加熱コイル 3 商用電源 5 平滑回路 6 共振コンデンサ 7 スイッチング素子 8 インバータ回路 20 炊飯器本体 21 蓋 22 単方向電源 24 電流検知手段 25 電流制御手段 26 小物検知手段 27 制御手段 28 保温小物監視手段
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月6日(2006.9.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄
【識別番号】100109667 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 浩樹
【識別番号】100109151 【弁理士】 【氏名又は名称】永野 大介
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| 【公開番号】 |
特開2008−61729(P2008−61729A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−240998(P2006−240998) |
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