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【発明の名称】 パン製造機
【発明者】 【氏名】大下 孝博

【要約】 【課題】ユーザーの調理材料入れ忘れによる調理の失敗のないパン製造機を提供する。

【構成】パン等の調理材料(図示せず)を収納し、その調理材料を混錬するパン容器6と、パン容器6を収納すると共に調理材料を加熱するヒータ7とを具備した焼成室4と、操作方法等を説明する音声ガイドを音声で出力する音声発生手段(図示せず)と、製パン工程や音声発生手段の動作を制御する制御装置26とを備え、調理開始前に調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、ユーザーは、うっかりしてパン等の調理材料を入れ忘れていても、調理開始前に調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを聞いて、調理材料の入れ忘れに気付き、入れ忘れていた調理材料を調理開始前に入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パン等の調理材料を収納すると共にその調理材料を混錬するパン容器と、前記パン容器を収納すると共に前記調理材料を加熱するヒータとを具備した焼成室と、前記焼成室を開閉する蓋と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力する音声発生手段と、製パン工程や前記音声発生手段の動作を制御する制御手段とを備え、調理開始前に前記調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するパン製造機。
【請求項2】
調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力後、入れ忘れた前記調理材料を入れるのに必要な時間待機した後に、運転を開始させるようにした請求項1に記載のパン製造機。
【請求項3】
調理開始前にイーストの入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する請求項1又は2に記載のパン製造機。
【請求項4】
調理開始前に小麦粉の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する請求項1〜3のいずれか1項に記載のパン製造機。
【請求項5】
調理開始前に水の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する請求項1〜4のいずれか1項に記載のパン製造機。
【請求項6】
調理開始前に砂糖の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する請求項1〜5のいずれか1項に記載のパン製造機。
【請求項7】
調理開始前にレーズン等の副材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のパン製造機。
【請求項8】
調理開始前に塩、スキムミルク、バター等の副材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のパン製造機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、主に所定のパン等の調理材料をパン容器に投入するだけで自動的にパン等の製造を行うことができる一般家庭で使用するパン製造機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の、この種のパン製造機として、音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段から必要な音声ガイドのデータを音声で出力する音声発生手段を備え、前記記憶手段には、操作手順を指示する操作ガイドと、実行中の調理工程及びその内容を指示する調理ガイドと、正常なパンを作る上で障害となる異常が発生した時にその内容を指示するエラーガイドとが記憶され、前記記憶手段から所定の音声ガイドデータを読み出し、前記音声発生手段を作動させる制御手段を備え、パン調理に必要な操作手順、実行中の調理内容及び異常発生時の異常内容を、使用者に音声で指示するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−24140号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記従来のパン製造機の構成では、操作ガイドと、調理ガイドとエラーガイドのデータは音声で出力されるが、ユーザーのうっかりミス防止の注意喚起は出力されないため、正しい操作を行っても、ユーザーがうっかりしてパン等の調理材料を入れ忘れると、パンがうまく焼き上がらないことがあった。例えばパンの場合、イーストを入れ忘れるとパンはまったく膨らまないし、水を入れ忘れると粉のまま状態は変わらずパンにならない。しかもユーザーのうっかり使用の場合、ユーザーは材料の入れ忘れを自覚していないことが多く、数時間が経過し出来上がり時刻になってパンを取り出す際に初めて失敗に気付き、時間と材料を無駄にしてしまうという課題を有していた。
【0004】
また、その場合ユーザーはうっかりミスの自覚がないためパン製造機自体の不良と思い込み、パンがうまく焼けないというクレームにつながっていたが、このような材料忘れに起因するクレームは、パンがうまく焼けないという現象が再現できず、原因不明ということでユーザーの対応に苦慮することが多かった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ユーザーの調理材料入れ忘れによる調理の失敗を防止することができるパン製造機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明のパン製造機は、パン等の調理材料を収納すると共にその調理材料を混錬するパン容器と、前記パン容器を収納すると共に前記調理材料を加熱するヒータとを具備した焼成室と、前記焼成室を開閉する蓋と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力する音声発生手段と、製パン工程や前記音声発生手段の動作を制御する制御手段とを備え、調理開始前に前記調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、ユーザーは、うっかりしてパン等の調理材料を入れ忘れていても、調理開始前に調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを聞いて、直ちに調理材料の入れ忘れに気付き、入れ忘れていた調理材料を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明のパン製造機は、ユーザーのうっかりミスでパン等の調理材料を入れ忘れていても、ユーザーは調理開始前に調理材料の入れ忘れに気付き、入れ忘れていた調理材料を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、パン等の調理材料を収納すると共にその調理材料を混錬するパン容器と、前記パン容器を収納すると共に前記調理材料を加熱するヒータとを具備した焼成室と、前記焼成室を開閉する蓋と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力する音声発生手段と、製パン工程や前記音声発生手段の動作を制御する制御手段とを備え、調理開始前に前記調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、ユーザーは、うっかりしてパン等の調理材料を入れ忘れていても、調理開始前に調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを聞いて、直ちに調理材料の入れ忘れに気付き、入れ忘れていた調理材料を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0009】
第2の発明は、特に、第1の発明の調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力後、入れ忘れた前記調理材料を入れるのに必要な時間待機した後に、運転を開始させるようにしたもので、ユーザーは入れ忘れに気付いた材料を、調理開始前の停止中に確実かつ安全に入れることができ、より安全に調理の失敗防止を図ることができる。
【0010】
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の調理開始前にイーストの入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、使用量が少なく忘れやすいが、忘れるとパンが膨らまず致命的な失敗となるイーストについて、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーにイーストの入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていたイーストを入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0011】
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の調理開始前に小麦粉の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、忘れるとパンにならず致命的な失敗となる小麦粉について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに小麦粉の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた小麦粉を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0012】
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の調理開始前に水の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、忘れるとパンにならず致命的な失敗となる水について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに水の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた水を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0013】
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明の調理開始前に砂糖の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、忘れると膨らみが小さく焼色のうすいパンとなる砂糖について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに砂糖の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた砂糖を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、出来ばえの悪化防止を図ることができる。
【0014】
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の調理開始前にレーズン等の副材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、忘れるとユーザーの望むパンができなくなるレーズン等の製パン副材料について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに副材料の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた副材料を入れることができるため、ユーザーの望むパンを正常に焼き上げることができる。
【0015】
第8の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の調理開始前に塩、スキムミルク、バター等の副材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力するもので、忘れるとパンの味が悪くなる副材料について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに副材料の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた副材料を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるパン製造機の縦断面図、図2は同パン製造機の斜視図である。
【0018】
図1、2において、1は、本実施の形態におけるパン製造機の本体で、樹脂で形成され、その本体1の下部にはシャーシ2が取付けられ、このシャーシ2には、モータ3と焼成室4と容器取付台5が取り付けられている。また、焼成室4の内部には、パン等の調理材料を収納すると共に着脱自在なパン容器6と、ヒータ7と、焼成室4内の温度を検知する温度検知部8が設けられている。さらにパン容器6は、調理材料(図示せず)を混練する練り羽根9と、練り羽根9が嵌合されると共にベルト10を介しモータ3によって回転駆動される回転軸11と、パン容器6の着脱時や持ち運び時に握る把手12を備えている。
【0019】
本体1の上部には、内蓋13を具備すると共に、焼成室4を開閉する蓋として外蓋14が回動自在に取り付けられ、外蓋14には、イースト(図示せず)を収納するイースト容器15と、レーズンやナッツ等の製パン副材料(図示せず)を収納すると共に着脱自在な蓋容器16が配設され、蓋容器16には、凹形状に形成された摘み部17と、下方の開口部16aを開閉する投入手段である開閉板18が回動自在に取り付けられている。また、容器蓋19は、外蓋14に回動自在かつ着脱自在に取り付けられ、イースト容器15と蓋容器16を開閉し、耐熱性の高い材料で形成され直接蓋容器16上方の開口部16bを開閉する中蓋20と、中蓋20の外周に装着されるパッキン21を備えている。
【0020】
また本体1には、メニューの選択や調理のスタート等を行う操作部材22と、本体1持ち運び用の取手23と、先端に差込プラグ24を具備した電源コード25が取り付けられ、内部には練り羽根9を回転させるモータ3、調理材料を加熱するヒータ7、開閉板18を開閉駆動するソレノイド(図示せず)等への通電を制御し、温度検知部8により検知された温度情報に基づいて、混練、ねかし、発酵、ガス抜き、焼成等の調理工程を自動的に行う制御手段である制御装置26が設けられている。
【0021】
この制御装置26は、調理のための制御手段に加え、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段(図示せず)と、前記音声ガイドを音声で出力するスピーカー等からなる音声発生手段(図示せず)と、製パン工程や音声発生手段の動作を制御する制御手段(図示せず)を備え、選択したメニューに応じて、調理開始前にパン等の調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力する。
【0022】
さらに前記注意喚起の音声ガイド出力後は、ユーザーが入れ忘れた材料を準備し入れられるように、3分間待機した後に運転を開始させるようにしている。なお、本実施の形態では、パン等の調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドは、イースト、小麦粉、水、砂糖等の主材料やレーズン、塩、スキムミルク、バター等の副材料を具体的に挙げて、ユーザーに注意喚起を促すようにしている。
【0023】
以上のように構成されたパン製造機について、以下にその動作と作用を説明する。
【0024】
レーズンやナッツ等の副材料を使ってパンを焼き上げる場合は、まず小麦粉、砂糖、塩、スキムミルク、バター、水等の製パン基本材料をパン容器6中に入れ、このパン容器6を焼成室4内の容器取付台5にセットして外蓋14を閉じた後、容器蓋19を開いてイーストをイースト容器15に入れ、ユーザーの好みに応じてレーズンやナッツ等の製パン副材料を蓋容器16に入れて容器蓋19を閉じる。
【0025】
次に、副材料を使うパンのメニューを操作部材22上のキー(図示せず)を押して選択すると、調理開始前にパン等の調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドが出力され、その後、調理材料を入れ忘れた場合に備え、その入れ忘れた調理材料を入れるのに必要な時間、例えば3分間待機する。そのため、ユーザーは、材料の入れ忘れに気付くと共に、3分間待機している間に調理材料を入れることができる。その後、所定の時間が経過すると調理が開始され、練り羽根9が回転し始め基本材料を混練する混練工程が始まる。
【0026】
混練が進みパン生地が形成されると、練り羽根9の回転が止まってねかし工程に入り、その間にソレノイド(図示せず)を動作させて、イースト容器15よりイーストが自動投入される。所定の時間ねかした後は、再度混練が始まりイーストがパン生地中に均一に練り込まれ、混練終了の数分前に開閉板18がソレノイドによって開かれ、蓋容器16中の副材料がパン容器6中に投入されるとともに、副材料がパン生地中に均一に攪拌される。その後、発酵、ガス抜き、焼成の各工程を経てパンが焼き上がる。
【0027】
以上のように、本実施の形態によれば、調理開始前にパン等の調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力することにより、ユーザーはうっかりしてパン等の調理材料を入れ忘れていても、調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを聞いて、調理開始前に調理材料の入れ忘れに気付き、入れ忘れていた調理材料を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができるとともに、調理の失敗防止を図り、また失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0028】
また、調理開始前にパン等の調理材料の入れ忘れを注意喚起する音声ガイドを出力後、入れ忘れた調理材料を入れるのに必要な時間待機した後に、運転を開始させるようにしたことにより、ユーザーは入れ忘れに気付いた調理材料を、余裕を持って準備し、調理開始前の停止中に確実かつ安全にその調理材料を入れることができるため、より安全に調理の失敗防止を図ることができる。
【0029】
また、調理開始前に、イーストを入れたか注意喚起する音声ガイドを出力することにより、使用量が少なく忘れやすいが、忘れるとパンが膨らまず致命的な失敗となるイーストについて、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーにイーストの入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていたイーストを入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0030】
また、調理開始前に小麦粉を入れたか注意喚起する音声ガイドを出力することにより、忘れるとパンにならず致命的な失敗となる小麦粉について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに小麦粉の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた小麦粉を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0031】
さらに、調理開始前に水を入れたか注意喚起する音声ガイドを出力することにより、忘れるとパンにならず致命的な失敗となる水について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに水の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた水を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、調理の失敗防止を図り失敗による時間と材料の無駄を防止することができる。
【0032】
また、調理開始前に砂糖を入れたか注意喚起する音声ガイドを出力することにより、忘れると膨らみが小さく焼色のうすいパンとなる砂糖について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに砂糖の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた砂糖を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができ、出来ばえの悪化防止を図ることができる。
【0033】
また、調理開始前にレーズンやナッツ等の副材料を入れたか注意喚起する音声ガイドを出力することにより、忘れるとユーザーの望むパンができなくなるレーズン等の製パン副材料について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに副材料の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた副材料を入れることができるため、ユーザーの望むパンを正常に焼き上げることができる。
【0034】
さらに、調理開始前に塩、スキムミルク、バター等の副材料を入れたか注意喚起する音声ガイドを出力するにより、忘れるとパンの味が悪くなる副材料について、具体的に注意喚起を促すことで、ユーザーに副材料の入れ忘れを気付かせ、調理開始前に入れ忘れていた副材料を入れることができるため、パンを正常に焼き上げることができる。
【0035】
なお上記実施の形態では、レーズンやナッツ等の副材料を使ったパンについて説明したが、副材料は他の材料を使ってもよいし、調理物もパンに限定したものでなく、パン以外のピザ生地やうどん・パスタ等の麺類、あるいは餅等の様々な調理メニューの調理材料についても、注意喚起の音声ガイドを出力し、ユーザーのうっかりミスによる調理の失敗を防止できることは言うまでもない。また、本実施の形態では、注意喚起の音声ガイド出力から調理開始までの待機時間を3分間としたが、材料を準備し入れるのに要する時間は調理メニューにより異なるため、待機時間は3分に固定せず調理物に応じて変えてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
以上のように、本発明にかかるパン製造機は、ユーザーのうっかりミスによる調理材料の入れ忘れを防ぐことができるので、パン製造機に限らず、他の調理機器についても調理材料の入れ忘れ防止の用途に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の形態1におけるパン製造機の縦断面図
【図2】同パン製造機の斜視図
【符号の説明】
【0038】
1 本体
3 モータ
4 焼成室
6 パン容器
7 ヒータ
8 温度検知部
14 外蓋(蓋)
15 イースト容器
16 蓋容器
22 操作部材
26 制御装置(制御手段)
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成18年6月21日(2006.6.21)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄

【識別番号】100109667
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 浩樹

【識別番号】100109151
【弁理士】
【氏名又は名称】永野 大介


【公開番号】 特開2008−257(P2008−257A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−171118(P2006−171118)