| 【発明の名称】 |
自動製パン機 |
| 【発明者】 |
【氏名】前田 敏克
【氏名】田中 裕展
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| 【要約】 |
【課題】使用者が近くにいないと推定される場合でも副材料投入報知を行っていた。
【構成】ヒータ2で加熱される焼成室4と、前記焼成室4内に着脱自在に装着されるパン焼き型3と、前記パン焼き型3の内底部に設けられモータ5により駆動される練り羽根6と、前記焼成室4内の温度を検知する温度検知装置7と、調理条件を入力する入力装置9と、前記温度検知装置7からの温度および前記入力装置9からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置10と、レーズンやナッツ等の副材料投入時や調理終了の報知などを行う報知装置8とを備え、条件によって、前記副材料投入時の報知を停止するもので、例えば、利用者が近くにいないと推定される場合とかに副材料投入報知を停止するようにすれば、無駄な報知を減らすことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ヒータで加熱される焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着されるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知装置と、調理条件を入力する入力装置と、前記温度検知装置からの温度および前記入力装置からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置と、レーズンやナッツ等の副材料投入時や調理終了の報知などを行う報知装置とを備え、条件によって、前記副材料投入時の報知を停止する自動製パン機。 【請求項2】 条件を、予約調理時に限定する請求項1に記載の自動製パン機。 【請求項3】 条件を、所定の調理終了時刻から所定時間のみに限定する請求項1に記載の自動製パン機。 【請求項4】 部屋の明るさを検知する光量検知装置を備え、前記光量検知装置の検知量が所定値未満の場合を条件とする請求項1に記載の自動製パン機。 【請求項5】 部屋の音量を検知する音量検知装置を備え、前記音量検知装置の検知量が所定値未満の場合を条件とする請求項1に記載の自動製パン機。 【請求項6】 副材料投入時期を報知する際の音量を変える報知音量可変手段を搭載した請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動製パン機。 【請求項7】 副材料投入の報知中に報知音を停止する報知停止手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動製パン機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、一般家庭で使用される自動製パン機に関するもので、特に、レーズンやナッツ等の副材料投入時期の報知に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来のこの種の製パン機は、図9に示されるように構成された(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 図9は、上記特許文献1に記載された従来の製パン機の概略を示す図で、製パン機1は、ヒータ2と、パン焼き型3と、ヒータ2により加熱されると共にパン焼き型3を内部に有しパンを焼成する焼成室4と、パン焼き型3の底に着脱自在に設けられパン生地を捏ね上げる練り羽根6と、ベルト16とプーリー17により動力を伝達させて練り羽根6を回転させるモータ5と、焼成室4内の温度を検知するサーミスタ等からなる温度検知装置7と、レーズンやナッツ等の副材料の投入時期をお知らせする報知装置8と、メニュー選択や調理スタートの入力を行う入力装置9と、温度検知装置7によって検知された温度により、ヒータ2やモータ5、報知装置8を制御するマイクロコンピューターを搭載した制御装置10と、メニューや調理時間等を表示する表示装置11とから構成されている。 【特許文献1】特開2002−312858号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上記従来の製パン機の構成では、レーズン食パンをタイマ予約で調理スタートした場合、調理開始から長時間経過後に、報知装置8で副材料投入報知を行うので、利用者が近くにいない状態で報知が行われるという課題があった。 【0005】 本発明は、上記従来の課題を解決するもので、条件により副材料の投入時期の報知を行わないようにして、無駄な報知を減らすことができる自動製パン機を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記従来の課題を解決するために、本発明の自動製パン機は、ヒータで加熱される焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着されるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知装置と、調理条件を入力する入力装置と、前記温度検知装置からの温度および前記入力装置からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置と、レーズンやナッツ等の副材料投入時や調理終了の報知などを行う報知装置とを備え、条件によって、前記副材料投入時の報知を停止するもので、例えば、利用者が近くにいないと推定される場合とかに副材料投入報知を停止するようにすれば、無駄な報知を減らすことができる。 【発明の効果】 【0007】 本発明の自動製パン機は、タイマ予約調理などで、近くに利用者がいないと推定される場合などに、副材料投入時期の報知を行わないようにして、無駄な報知を防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 第1の発明は、ヒータで加熱される焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着されるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知装置と、調理条件を入力する入力装置と、前記温度検知装置からの温度および前記入力装置からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置と、レーズンやナッツ等の副材料投入時や調理終了の報知などを行う報知装置とを備え、条件によって、前記副材料投入時の報知を停止するもので、例えば、利用者が近くにいないと推定される場合とかに副材料投入報知を停止するようにすれば、無駄な報知を減らすことができる。 【0009】 第2の発明は、特に、第1の発明の条件を、予約調理時に限定するもので、予約開始から長時間後は、利用者が近くにいない可能性が大なので、副材料投入時期報知を停止することにより、無駄な報知を減らすことができる。 【0010】 第3の発明は、特に、第1の発明の条件を、所定の調理終了時刻から所定時間のみに限定するもので、例えば、条件を、就寝時を想定した時間帯とすれば、就寝時に、副材料投入時期の報知で睡眠が妨げられるということが無い。 【0011】 第4の発明は、特に、第1の発明の部屋の明るさを検知する光量検知装置を備え、前記光量検知装置の検知量が所定値未満の場合を条件とするもので、光量検知装置が検知する光量が所定値未満の場合には、部屋に人がいないと想定されるので、このときに副材料投入時期の報知を停止することで、無駄な報知を減らすことができる。 【0012】 第5の発明は、特に、第1の発明の部屋の音量を検知する音量検知装置を備え、前記音量検知装置の検知量が所定値未満の場合を条件とするもので、音量検知装置で検知される音量が所定値未満の場合には、部屋に人がいないと想定されるので、このときに副材料投入時期の報知を停止することで、無駄な報知を減らすことができる。 【0013】 第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明の副材料投入時期を報知する際の音量を変える報知音量可変手段を搭載したもので、報知音量が自由に変えられるので、聞こえやすさを好みに合わせて報知の際の音量を設定して、快適に自動製パン機を利用できる。 【0014】 第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の副材料投入の報知中に報知音を停止する報知停止手段を備えたもので、副材料投入報知少し前に、投入時期がわかった場合に、報知を停止して、無用な報知を行わないようにすることができる。 【0015】 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 【0016】 (実施の形態1) 本発明の第1の実施の形態における自動製パン機について、図1〜3を用いて説明する。 【0017】 図1は、本実施の形態における自動製パン機の入力装置及び表示装置の詳細図である。なお、本実施の形態における自動製パン機の基本構成は、従来例と同一なので、同一部品については、同一符号を付してその説明を省略する。 【0018】 図1において、入力装置9内には、調理メニューを選択するメニュースイッチ9a、調理の予約を行う予約スイッチ9b、予約時間をアップするUPスイッチ9c、予約時間をダウンするDOWNスイッチ9d、報知装置8でレーズン等の副材料の投入報知を行う際の音量を変えることができる報知音量可変手段である音量スイッチ9e、選択されたメニューの調理を開始したり停止したりするスタート/切りスイッチ9fとを備えている。 【0019】 また液晶表示装置11a(以後「LCD11a」という)には、選択されたメニューや調理残時間、副材料投入のお知らせと副材料投入時の音量が表示されている。 【0020】 以上のように構成された本実施の形態における自動製パン機の動作について説明する。 【0021】 まず、メニュースイッチ9aを操作して、食パンメニューを選択する。また食パンメニューの調理時間は4時間で、調理開始後20分後に、副材料であるレーズンのレーズン投入時期となっている。今回は、メニュースイッチ9aを操作して、次に音量スイッチ9eを操作して、音量「小」を選択する。 【0022】 その状態でスタート/切りスイッチ9fを操作して調理をスタートさせると、図2(a)に示す表示となる。その後調理時間20分が経過すると、レーズン投入時期となり、図2(b)に示すように、LCD11aにレーズン投入表示を行う。また、その表示に合わして、報知装置8により、図示しないブザーにて、設定された音量「小」で副材料投入報知を行う。 【0023】 次に、予約スイッチ9bを操作してからUPスイッチ9cを操作して、調理時間を13時間に延長した上で、スタート/切りスイッチ9fを操作して調理をスタートさせると図3(a)に示す表示となる。その後調理時間9時間20分が経過すると、レーズン投入時期となり、図3(b)に示すように、LCD11aにレーズン投入表示を行うが、本実施の形態では、予約調理のため、報知装置8によるブザー報知は行わない。 【0024】 このように、予約調理を行った場合には、レーズン投入のブザー報知を停止することで、利用者が近くにいないと想定できる時には、不要なブザー報知を停止することができる。 【0025】 また、利用者が睡眠をしている時などに、不要なブザー報知を行わないことにより、ブザー報知による不快な状態を軽減することができる。 【0026】 (実施の形態2) 本発明の第2の実施の形態における自動製パン機について、図4〜6を用いて説明する。 【0027】 図4は、本実施の形態における自動製パン機の入力装置9と表示装置11の詳細図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同じ符号を付して、その説明を省略する。 【0028】 本実施の形態では、レーズン投入時のブザー報知中に報知を停止する報知停止手段として報知停止スイッチ9gを備えたものである。また、LCD11bには、選択されるメニューやでき上がり時刻、レーズン投入のお知らせとレーズン投入時の音量が表示されている。 【0029】 以上のように構成された製パン機の動作について説明する。 【0030】 まず、メニュースイッチ9aを操作して、食パンメニューを選択する。また食パンメニューの調理時間は4時間で調理開始後20分後にレーズン投入時期となっている。UPスイッチ9cまたはDOWNスイッチ9dを操作して、でき上がり時刻を13時0分とする。また、音量スイッチ9eを操作して、音量「小」を選択する。その状態でスタート/切りスイッチ9fを操作して調理をスタートさせると図5(a)に示す表示となる。 【0031】 調理シーケンスを実行して、レーズン投入時期になると、図5(b)に示す表示となり、LCD11bにレーズン投入表示を行う。また、その表示に合わせて、報知装置8によりブザーにて、設定された音量「小」でレーズン投入報知を行う。またブザー報知中に報知停止スイッチ9gを操作すると、ブザー報知を停止することができる。 【0032】 次に、UPスイッチ9cまたはDOWNスイッチ9dを操作して、でき上がり時刻を7時0分として、スタート/切りスイッチ9fを操作して調理をスタートさせると図6(a)に示す表示となる。レーズン投入時期になると、図6(b)に示す表示となり、LCD11bにレーズン投入表示を行うが、本実施の形態では、調理終了時刻が5時0分から9時0分までの間に設定されている場合は、報知装置8によるブザー報知は行わないようにしている。 【0033】 こうすることにより、利用者が、就寝時に副材料投入時期の報知で睡眠が妨げられるということが無い。 【0034】 なお、上気実施の形態では、でき上がり時刻5時〜9時までをレーズン投入報知停止時刻としているが、この時刻に限定しているものではない。 【0035】 (実施の形態3) 図7は、本発明の第3の実施の形態における自動製パン機の概略構成を示す図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同じ符号を付して、その説明を省略する。 【0036】 本実施の形態は、図7に示すように、製パン機1が置かれた部屋の照度を検知する光量検知装置12を備え、光量検知装置12で検知された照度が300ルクス以上の場合には、部屋に利用者がいると判断して、レーズン投入時にレーズン投入報知を行うようにしたものである。 【0037】 なお、上記実施の形態では、レーズン投入時の報知を、照度が300ルクス以上の場合に行うとしているが、この値に限定しているものではない。 【0038】 (実施の形態4) 図8は、本発明の第4の実施の形態における自動製パン機の概略構成を示す図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同じ符号を付して、その説明を省略する。 【0039】 本実施の形態は、図8に示すように、製パン機1が置かれた部屋の音量を検知する音量検知装置13を備え、音量検知装置13で検知された音量が40デジベル以上の場合には、部屋に利用者がいると判断して、レーズン投入時にレーズン投入報知を行うようにしたものである。 【0040】 なお、上記実施の形態では、レーズン投入時の報知を、音量が40デジベル以上の場合に行うようにしたが、この値に限定しているものではない。 【産業上の利用可能性】 【0041】 以上のように、本発明にかかる自動製パン機は、使用者が近くに居ないと推定されるときに、副材料投入時期報知を停止して無駄な報知を減らすもので、同じようにデニッシュパンのバター投入報知などにも適用できる。 【図面の簡単な説明】 【0042】 【図1】本発明の実施の形態1における自動製パン機の入力装置及び表示装置の詳細図 【図2】(a)、(b)同入力装置と表示装置の動作例1を示す図 【図3】(a)、(b)同入力装置と表示装置の動作例2を示す図 【図4】本発明の実施の形態2における自動製パン機の入力装置及び表示装置の詳細図 【図5】(a)、(b)同入力装置と表示装置の動作例3を示す図 【図6】(a)、(b)同入力装置と表示装置の動作例4を示す図 【図7】本発明の実施の形態3における自動製パン機の概略構成を示す図 【図8】本発明の実施の形態4における自動製パン機の概略構成を示す図 【図9】従来の製パン機及び本発明の実施の形態1における自動製パン機の概略構成を示す図 【符号の説明】 【0043】 1 製パン機 2 ヒータ 3 パン焼き型 4 焼成室 5 モータ 6 練り羽根 7 温度検知装置 8 報知装置 9 入力装置 9e 音量スイッチ(報知音量可変手段) 9g 報知停止スイッチ(報知停止手段) 10 制御装置 11 表示装置 12 光量検知装置 13 音量検知装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月21日(2006.6.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄
【識別番号】100109667 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 浩樹
【識別番号】100109151 【弁理士】 【氏名又は名称】永野 大介
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| 【公開番号】 |
特開2008−254(P2008−254A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−171113(P2006−171113) |
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