| 【発明の名称】 |
副フック付きハンガー |
| 【発明者】 |
【氏名】寺西 正幸
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| 【要約】 |
【課題】従来の、複数のハンガーを上下に吊り下げて連結可能とするハンガーにおいては、副フックが掛け部の長手方向と直交する方向に大きく突出していたので、搬送時や保管時にハンガーを箱等に隙間なく収納することができず、収納効率が低くなって、ハンガーの搬送や保管を行うのに多くのスペースを要することとなっていた。
【構成】衣類等が掛けられる掛け部2と、該掛け部2を支持して吊るすためのフック部3とを備える副フック付きハンガー1であって、該フック部3は、前記副フック付きハンガー1を収納スペースに吊リ下げるための主フック31と、他の副フック付きハンガー1を吊り掛けるための副フック32とを備え、該副フック32は、前記主フック31に対して回動自在に取り付けられる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 衣類等が掛けられる掛け部と、該掛け部を支持して吊るすためのフック部とを備えるハンガーであって、 該フック部は、前記ハンガーを収納スペースに吊リ下げるための主フックと、他のハンガーを吊り掛けるための副フックとを備え、 該副フックは、前記主フックに対して回動自在に取り付けられる、 ことを特徴とする副フック付きハンガー。 【請求項2】 前記副フックは、主フックから水平方向へ突出するとともに、前記掛け部に対して水平方向に回動自在であり、 前記フック部または掛け部には、副フックの掛け部に対する回動位置を固定する固定具が設けられる、 ことを特徴とする請求項1に記載の副フック付きハンガー。 【請求項3】 前記固定具は、少なくとも、前記副フックの長手方向が前記掛け部の長手方向と略平行な方向に位置している状態で、該副フックの回動位置を固定する、 ことを特徴とする請求項2に記載の副フック付きハンガー。 【請求項4】 前記固定具は、少なくとも、前記副フックの長手方向が前記掛け部の長手方向と略直交する方向に位置している状態で、該副フックの回動位置を固定する、 ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の副フック付きハンガー。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ハンガーを吊り下げるための主フックに加えて、他のハンガーを吊り掛けるための副フックを備えた副フック付きハンガーに関する。 【背景技術】 【0002】 一般的に、衣類等を掛けるハンガーは、衣類等が掛けられる掛け部と、該掛け部を支持して吊るすためのフック部とを備えており、該掛け部に衣類等を掛けた状態で、前記フック部をタンス内に設けられるハンガー掛けフックや部屋の壁面から突出するハンガー掛けフックに掛け吊るすことで、衣類等の収納が行われている。 【0003】 このように、ハンガー掛けフックにハンガーをかけて衣類等を収納する場合、タンス内のハンガー掛けフックは長さに限りがあり、あまり多くの衣類等を収納することができなかった。特に、ハンガーに掛けられる部分である衣類の肩部分は厚みがあってかさばるため、ハンガーをハンガー掛けフックに限界まで掛けた場合でも、タンスの下部には利用できる空間が残っていることとなっていた。 また、ハンガー掛けフックを壁面に設けた場合、該ハンガー掛けフックは壁面から突出する長さをあまり長くできないため、1本のハンガー掛けフックに多くのハンガーを掛けることができない。 従って、収納量を多くするためには壁面に設けるハンガー掛けフックの数を増やす必要があるが、ハンガー掛けフックの数が多くなると、該フックが設けられた壁面が衣類等で覆いつくされることとなって、部屋の美観を損ねることとなってしまい好ましくない。 【0004】 そこで、従来においては、狭いスペースで多くの衣類等を収納するために、複数のハンガーを上下に吊り下げて連結可能とするハンガーが考案されている。 例えば、特許文献1に示すように、一方のハンガーのフック部に、衣類等が掛けられる掛け部の長手方向と直交する方向に突出する凹みを副フックとして形成し、該フック部の凹みを、他方のハンガーのフック部に引っ掛けることにより、複数のハンガーを上下に連続的に吊り下げることができるように構成したハンガーが考案されている。 【特許文献1】特開2005−270587号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 前述の特許文献1に記載されるように、一方のハンガーのフック部に形成した副フックとしての凹みを、他方のハンガーのフック部に引っ掛けて、複数のハンガーを上下に吊り下げるように構成した場合、上方のハンガーに掛けられた衣類等と、下方のハンガーに掛けられた衣類等とが、厚み方向(掛け部の長手方向と直交する方向=フック部の凹みの深さ方向)で干渉しないように、フック部の凹みの深さ寸法が設定されていたので、該凹みが、掛け部から該掛け部の厚み方向に大きく飛び出すこととなっていた。 【0006】 ここで、衣類等が掛けられるハンガーは、家庭で使用されるほか、衣類等の生産工場や、衣類等を取り扱う問屋や小売店等で大量に使用され、またハンガー自体の生産工場、問屋および小売店等でも多くのハンガーが取り扱われるため、例えば生産工場〜問屋間、および問屋〜小売店間で大量のハンガーが輸送されることがある。 また、生産工場や問屋や小売店等では、ある程度まとまった数のハンガーを在庫として保管しておくことが好ましい。 【0007】 このように、ハンガーを輸送する場合や保管する場合は、該ハンガーが占有するスペースを少しでも小さく抑えたいが、前述のように掛け部の厚み方向に大きく飛び出す凹みが形成されたハンガーは、複数重ね合わせた場合にあるハンガーの凹みが他のハンガーに干渉するため、搬送用や保管用の箱等に隙間なく収納することができず、収納効率が低くなって、ハンガーの搬送や保管を行うのに多くのスペースを要することとなっていた。 【0008】 そこで、本発明においては、複数のハンガーを干渉させることなく上下に吊り下げることができるとともに、ハンガーの搬送や保管時においても該ハンガーの収納効率を高めることができる副フック付きハンガーを提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0009】 上記課題を解決する副フック付きハンガーは、以下の特徴を有する。 即ち、請求項1記載の如く、衣類等が掛けられる掛け部と、該掛け部を支持して吊るすためのフック部とを備えるハンガーであって、該フック部は、前記ハンガーを収納スペースに吊リ下げるための主フックと、他のハンガーを吊り掛けるための副フックとを備え、該副フックは、前記主フックに対して回動自在に取り付けられる。 これにより、副フックを掛け部の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた姿勢として、複数の副フック付きハンガーを互いに干渉させることなく上下に吊り下げることを可能としつつ、副フックを掛け部の長手方向と略平行な方向へ回動させた姿勢として、該副フック付きハンガーを隙間なく重ねた状態で箱等に収納することが可能となる。 従って、副フック付きハンガーの収納効率を高めて、ハンガーの搬送や保管を行う際に要するスペースを小さくすることができる。 【0010】 また、請求項2記載の如く、前記副フックは、主フックから水平方向へ突出するとともに、前記掛け部に対して水平方向に回動自在であり、前記フック部または掛け部には、副フックの掛け部に対する回動位置を固定する固定具が設けられる。 これにより、該固定具により、副フックの回動位置を固定し、その回動位置での姿勢を安定して保持することが可能となる。 【0011】 また、請求項3記載の如く、前記固定具は、少なくとも、前記副フックの長手方向が前記掛け部の長手方向と略平行な方向に位置している状態で、該副フックの回動位置を固定する。 これにより、隙間なく重ねて箱詰め等した複数の副フック付きハンガーを保管・搬送等する際に、各副フック付きハンガーの副フックが任意に回動して絡まってしまうことを抑えることができる。 【0012】 また、請求項4記載の如く、前記固定具は、少なくとも、前記副フックの長手方向が前記掛け部の長手方向と略直交する方向に位置している状態で、該副フックの回動位置を固定する。 これにより、衣類等を掛けた複数の副フック付きハンガーを上下に吊り下げた際に、副フックの回動位置を安定的に保持することができ、衣類等を整然と収納することができる。 【発明の効果】 【0013】 本発明によれば、副フックを掛け部の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた姿勢として複数の副フック付きハンガーを互いに干渉させることなく上下に吊り下げることを可能としつつ、副フックを掛け部の長手方向と略平行な方向へ回動させた姿勢として、該副フック付きハンガーを隙間なく重ねた状態で箱等に収納することが可能となる。 これにより、副フック付きハンガーの収納効率を高めて、ハンガーの搬送や保管を行う際に要するスペースを小さくすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。 【0015】 図1には、本発明にかかる副フック付きハンガーの実施形態の一例を示している。 図1に示す副フック付きハンガー1は、衣類等が掛けられる掛け部2と、該掛け部2を支持して吊るすためのフック部3とを備えている。 【0016】 該フック部3は、例えば収納スペースの壁面から水平方向に突出するハンガー掛けフック5に、前記副フック付きハンガー1を吊り下げるための主フック31と、該主フック31に取り付けられ、他の副フック付きハンガー1を吊り掛けるための副フック32とを備えている。 【0017】 前記主フック31は、掛け部2に接続され、該掛け部2を支持する支持杆31bと、該支持杆31bの上端部に形成され、前記ハンガー掛けフック5に吊り下げられる吊りフック部31aとを備えている。 【0018】 図2に示すように、前記支持杆31bは、掛け部2の平面視略中央部における上端側から下端側に向けて貫通しており、該掛け部2の下端側から突出した支持杆31bの下端部には抜け止めピン36を挿入して、支持杆31bが掛け部2から抜け出ることを防いでいる。 【0019】 また、前記副フック32は、他の副フック付きハンガー1が吊り掛けられる吊り掛けフック部32aと、該吊り掛けフック部32aから延出する支持杆32bと、該支持杆32bの先端部に固定される支持部32cとを備えている。 該支持部32cは円筒形部材にて構成されており、前記支持杆31bの途中部(掛け部2と吊りフック部31aとの間)に、上下方向へスライド自在に、および水平方向へ回動自在に嵌挿されている。 【0020】 前記支持部32cの下方における主フック31の支持杆31bには、支持ピン37が挿入されており、該支持ピン37により支持部32cがそれ以上下方へスライドしないように係止されている。 【0021】 図3に示すように、副フック32の支持部32cが、主フック31の支持杆31bに対して水平方向へ回動自在に取り付けられることにより、該副フック32cは主フック31に対して回動自在となっている。 【0022】 なお、前記主フック31の吊りフック部31aおよび支持杆31b、並びに前記副フック32の吊り掛けフック部32aおよび支持杆32bは、例えば、それぞれ適宜太さおよび剛性を有する1本の金属製等の棒状部材または線状部材を屈曲成形することで形成されている。 【0023】 前述のごとく構成される副フック付きハンガー1は、複数のハンガーを上下に連続的に吊り下げることができるように構成されている。 すなわち、図1、図4に示すように、最も上方に位置する副フック付きハンガー1における主フック31の吊りフック部31aをハンガー掛けフック5に吊り下げ、該副フック付きハンガー1における副フック32の吊り掛けフック部32aに、1段下方に位置する(上方から2段目の)副フック付きハンガー1における主フック31の吊りフック部31aを吊り掛ける。 【0024】 同様に、上方から2段目の副フック付きハンガー1における副フック32の吊り掛けフック部32aには、上方から3段目の副フック付きハンガー1における主フック31の吊りフック部31aが吊り掛けられている。 なお、複数のハンガーを上下に吊り下げる場合、副フック付きハンガー1の副フック32は、掛け部2の長手方向と略直交する方向へ回動された状態とされる。 【0025】 このように、上方に位置する一方の副フック付きハンガー1の副フック32における吊り掛けフック部32aに、下方に位置する他方の副フック付きハンガー1の主フック31における吊りフック部31aを吊り掛けることで、複数のハンガーを上下に連続的に吊り下げることが可能となっている。 【0026】 従って、図4に示すように、コートやスーツ等の衣類Cが掛けられた状態の副フック付きハンガー1を上下に連続的に吊り下げることで、タンス内や、壁面にハンガー掛けフック5が設けられた収納スペースにおける縦方向の空間を有効に利用して、狭いスペースに多くの衣類Cを収納することが可能となる。 【0027】 また、図5に示すように、前記主フック31の長さ寸法L1は、副フック付きハンガー1を上下に吊り下げた際に、隣接する上下の副フック付きハンガー1が上下方向で干渉しない位置に位置するような長さに設定されている。 また、前記副フック32の長さ寸法L2は、各副フック付きハンガー1に吊り掛けられた衣類Cが厚み方向に過度に干渉しない程度の長さ寸法L2に設定されている。 【0028】 ここで、一般的に行われているように、複数のハンガーを同じ高さで掛け吊した場合、厚み方向においては、1つのハンガーにつき該ハンガーの厚みと衣類の肩部の厚みとを占有するため、隣り合うハンガー同士が厚み方向に干渉しないように吊り下げようとすると、厚み方向に多くのスペースを要することとなる。 これに対し、前述のように複数のハンガーを上下に吊り下げた場合は、上方のハンガーと下方のハンガーとが厚み方向で干渉しないため、上下のハンガーは、厚み方向において上下の衣類同士のみが過度に干渉しないだけの寸法を離して配置すればよく、複数のハンガーを吊りかけた場合に要する厚み方向のスペースを小さくすることができる。 さらに、空きがちな下部の空間を有効に利用することができる。 【0029】 また、本副フック付きハンガー1においては、副フック32が主フック31に対して回動自在に取り付けられているため、例えば、複数の副フック付きハンガー1を上下に吊り下げるときには、副フック32を掛け部2の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた姿勢とし、該副フック付きハンガー1を保管や搬送するとき、または1本の副フック付きハンガー1を単独で使用するとき等には、図6に示すように、副フック32を掛け部2の長手方向と略平行な方向へ回動させた姿勢とすることができる。 【0030】 このように、副フック付きハンガー1を保管や搬送するときに、副フック32を掛け部2の長手方向と略平行な方向へ回動させることで、該副フック付きハンガー1を隙間なく重ねた状態で箱等に収納することができ、収納効率を高めて、ハンガーの搬送や保管を行う際に要するスペースを小さくすることができる。 【0031】 また、副フック付きハンガー1の副フック32は、次のように構成することもできる。 つまり、図7に示すように、副フック32における支持部32cの下端部に、切欠部32dを形成することができる。 該切欠部32dは前記支持部32cの下端部に単数または複数形成されており、その切欠幅が前記支持ピン37の太さよりも若干大きく形成されていて、該支持ピン37と係合可能に構成されている。 【0032】 例えば、図8に示す副フック付きハンガー1においては、前記切欠部32dとして、副フック32が掛け部2の長手方向と略平行な回動方向に位置しているときに支持ピン37と係合する第1の切欠部32da・32daと、副フック32が掛け部2の長手方向に対して略直交する方向に位置しているときに支持ピン37と係合する第2の切欠部32db・32dbとが形成されている。 【0033】 これらの切欠部32dにより、副フック32を掛け部2の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた姿勢として、複数の副フック付きハンガー1を上下に吊り下げるときには、支持ピン37と第2の切欠部32db・32dbとを係合させ、副フック32を掛け部2の長手方向と略平行な方向へ回動させた姿勢として、該副フック付きハンガー1の保管や搬送等を行うときには、支持ピン37と第1の切欠部32da・32daとを係合させて、副フック32の回動位置を固定し、それぞれの回動位置での姿勢を安定して保持することができる。 このように、副フック付きハンガー1のフック部3においては、副フック32の掛け部2に対する回動位置を固定する固定具が、支持ピン37と切欠部32dとで構成されている。 【0034】 これにより、副フック32の各回動位置での姿勢を安定的に保持することができ、例えば支持ピン37と第2の切欠部32db・32dbとを係合させたときには、衣類等を掛けた複数の副フック付きハンガー1を上下に吊り下げた際に、衣類等を整然と収納することができる。 また、支持ピン37と第1の切欠部32da・32daとを係合させたときには、隙間なく重ねて箱詰め等した複数の副フック付きハンガー1を保管・搬送等する際に、各副フック付きハンガー1の副フック32が任意に回動して絡まってしまうことを抑えることができる。 【0035】 なお、本例の場合、支持ピン37が主フック31の支持杆31bの両側に突出しているため、前記切欠部32da・32daおよび切欠部32db・32dbは、その両側の突出する部分と係合するべく、それぞれ支持部32cにおける支持ピン37の両側の突出部に対応した2箇所の位置に形成されているが、支持ピン37が一側にのみ突出している場合は、該切欠部32daおよび切欠部32dbは、それぞれ支持ピン37の突出部分に対応した一箇所にのみ形成すればよい。 【0036】 また、本例では、副フック32を掛け部2の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた位置に固定する第2の切欠部32db・32dbと、副フック32を掛け部2の長手方向と略平行な方向へ回動させた位置に固定する切欠部32da・32daとを形成しているが、何れか一方のみを形成することもできる。 さらに、副フック32を他の方向(掛け部2の長手方向に対して略直交する方向、および略平行な方向以外の方向)に固定する切欠部32dを形成することもできる。 【0037】 また、本例では、切欠部32dは逆Uの字形状に形成されているが、それ以外の形状に形成することもでき、支持ピン37と係合可能な形状であればよい。 例えば、図9に示すように、支持部32cの下端部に鋸刃状の凹凸32eを形成して、その凹凸32eを支持ピン37と係合する切欠部として用いることもできる。 この場合、形成される凹凸の数に応じた位置で、副フック32の回動位置を固定することができる。 【0038】 また、本例では、副フック32の掛け部2に対する回動位置を固定する固定具を、支持ピン37と切欠部32dとで構成しているが、これに限るものではなく他の構成によるものでもよい。 つまり、副フック32の回動位置を、掛け部2に対する適宜位置で固定することができるものであれば、副フック付きハンガー1のフック部3に設けられる固定具として用いることができる。 【0039】 また、副フック付きハンガー1の副フック32は、次のように構成することもできる。 つまり、図10に示すように、副フック32を、適宜太さおよび剛性を有する1本の金属製等の棒状部材または線状部材を屈曲成形することで形成することができる。 この場合、フック部32aおよび支持杆32bは、前述の図1等に示した副フック付きハンガー1と同様に形成されており、支持部32cは、支持杆32bから延びる棒状部材または線状部材がコイル状に屈曲されて、主フック31の支持杆31bに巻き付けられている。 なお、支持部32cは、副フック32が主フックに対して回動自在となるように、且つ上下に摺動可能なように巻き付けられている。 【0040】 本例においては、掛け部2に副フック位置決め穴2d・2dが形成されており、該副フック位置決め穴2dには、前記副フック32における支持部32cの下端が挿脱自在に挿入可能となっている。 該副フック位置決め穴2dに支持部32cの下端を挿入することで、副フック32の回動位置を固定することが可能となっている。 【0041】 そして、副フック位置決め穴2dを複数箇所に形成することで、副フック32を複数の回動位置で固定することが可能となる。 本例の場合、副フック32が、掛け部2の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた姿勢となる位置、および掛け部2の長手方向と略平行な方向へ回動させた姿勢となる位置で固定されるような箇所に副フック位置決め穴2dを形成している。 なお、副フック位置決め穴2dは、これらの箇所および数に限らず、他の箇所におよび数だけ形成することもできる。 【0042】 また、副フック付きハンガー1の副フック32は、次のように構成することもできる。 つまり、図11に示すように、副フック32を、適宜太さおよび剛性を有する1本の金属製等の棒状部材または線状部材を屈曲成形することで形成することができる。 この場合、棒状部材または線状部材の略中間部分にフック部32aが形成され、棒状部材または線状部材の両端部分にコイル状に屈曲された支持部32cが形成され、フック部32aと支持部32cとの間に支持杆32bが形成されている。 【0043】 本例の場合も、両支持部32c・32cは、副フック32が主フックに対して回動自在となるように、且つ上下に摺動可能なように支持杆31bに巻き付けられている。 また、掛け部2に副フック位置決め穴2d・2dが形成されており、該副フック位置決め穴2dには、前記副フック32における下方の支持部32cの下端が挿脱自在に挿入可能となっている。 該副フック位置決め穴2dに前記支持部32cの下端を挿入することで、副フック32の回動位置を固定することが可能となっている。 【0044】 そして、副フック位置決め穴2dを複数箇所に形成することで、副フック32を複数の回動位置で固定することが可能となっている。 本例の場合も、副フック32が、掛け部2の長手方向に対して略直交する方向へ回動させた姿勢となる位置、および掛け部2の長手方向と略平行な方向へ回動させた姿勢となる位置で固定されるような箇所に副フック位置決め穴2dを形成している。 なお、副フック位置決め穴2dは、これらの箇所および数に限らず、他の箇所におよび数だけ形成することもできる。 【図面の簡単な説明】 【0045】 【図1】副フック付きハンガーを示す斜視図である。 【図2】副フック付きハンガーを示す部分正面図である。 【図3】副フックの回動可能な様子を示す平面図である。 【図4】衣類を掛けた複数の副フック付きハンガーを上下に吊り下げた状態を示す斜視図である。 【図5】主フックの長さ寸法および副フックの長さ寸法を示す側面図である。 【図6】副フックを掛け部の長手方向と略平行な方向へ回動させた状態の副フック付きハンガーを示す斜視図である。 【図7】副フックの支持部に支持ピンと係合する切欠部を形成した副フック付きハンガーを示す部分正面図である。 【図8】支持ピンと切欠部との係合状態を示す下面図である。 【図9】切欠部として鋸刃状の凹凸を形成した副フックの支持部を示す正面図である。 【図10】副フックを棒状部材または線状部材を屈曲することで形成し、該副フックの支持部をコイル状に屈曲して支持杆に巻き付けた構成の副フック付きハンガーの第一例を示す斜視図である。 【図11】副フックを棒状部材または線状部材を屈曲することで形成し、該副フックの支持部をコイル状に屈曲して支持杆に巻き付けた構成の副フック付きハンガーの第二例を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0046】 C 衣類 1 副フック付きハンガー 2 掛け部 3 フック部 5 ハンガー掛けフック 31 主フック 31a 吊りフック部 31b 支持杆 32 副フック 32a 吊り掛けフック部 32b 副フック 32c 支持部 32d 切欠部 37 支持ピン
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| 【出願人】 |
【識別番号】505374392 【氏名又は名称】寺西 正幸
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| 【出願日】 |
平成18年8月18日(2006.8.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−43614(P2008−43614A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−223637(P2006−223637) |
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