| 【発明の名称】 |
屋内鯉のぼり翩翻装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】品田 庄偉
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| 【要約】 |
【課題】構成簡単であり、低コストとなる屋内鯉のぼり翩翻装置を得る。
【構成】屋内鯉のぼり翩翻装置1は、第1伝動機構9を、電動モータ8の出力軸8Aに固着した第1スプロケットホイール14、中心軸6に固着した第2スプロケットホイール15、これらスプロケットホイールの双方に巻き掛けたチェーン16により構成し、第2伝動機構10を、第1スプロケットホイール14に突設した偏心ピン17に転動可能に設けたローラ18、中間軸7から半径方向に突出し、ローラ18を転動案内可能に挟み込む案内アーム手段19により構成し、第3伝動機構11を、中心軸6に固着したウォーム20、中心軸6に直交するよう回転自在に取り付けた水平軸21に固着してウォーム20に噛合するウォームホイール22により構成し、ウォームホイール22に偏心させて設けたロープ連結部23にロープ12を連結する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鯉のぼりを屋内で擬似的に翻させる屋内鯉のぼり翩翻装置であって、 底部ハウジング内に設けた電動モータ、ならびにこの電動モータの回転駆動力を伝達する第1伝動機構、第2伝動機構および第3伝動機構と、 前記底部ハウジングに支持した円筒形の支柱内で同軸状に配置しかつ前記第1伝動機構により回転可能に支持した中心軸と、 前記支柱と前記中心軸との間に同軸状に配置しかつ前記第2伝動機構により制限角度範囲内で首振り運動するよう支持した中間軸と、 この中間軸に直交するよう突設して前記支柱に貫通する1対の水平軸の周りに回動自在に取り付けたヨーク手段と、 このヨーク手段に着脱自在に取り付け、前記第3伝動機構、ならびに滑車に巻き掛けたロープ手段を介して一定のストロークで上下動する各種の鯉のぼりと、 前記中心軸の先端に設けたベベルギヤ手段を介して水平軸線の周りに回転する矢車と を備えた該屋内鯉のぼり翩翻装置において、 前記第1伝動機構を、前記電動モータの出力軸に固着した第1スプロケットホイールと、前記中心軸に固着した第2スプロケットホイールと、これら第1および第2のスプロケットホイールの双方に巻き掛けたチェーンとにより構成し、 前記第2伝動機構を、前記第1スプロケットホイールに突設した偏心ピンに転動可能に設けたローラと、前記中間軸に固着し、この中間軸から半径方向に突出し、前記ローラを転動案内可能に挟み込む案内アーム手段とにより構成し、 前記第3伝動機構を、前記中心軸に固着したウォームと、前記中心軸に直交するよう前記底部ハウジングに回転自在に取り付けた水平軸に固着して前記ウォームに噛合するウォームホイールとにより構成し、ロープ手段は、前記ロープの一方の端部を連結するため前記このウォームホイールに偏心させて設けたロープ連結部を有するものとした ことを特徴とする屋内鯉のぼり翩翻装置。 【請求項2】 前記ベベルギヤ手段における前記中心軸の端部に連結するベベル歯車を、前記中心軸に対して軸線方向の摺動可能であるが、相対回転不能に設けたスリーブの端部に固着し、平素は前記スリーブを矢車支持軸側のベベル歯車に噛合するようばね偏倚させ、軸受手段を介して前記支柱に対して回転可能に支持した請求項1記載の屋内鯉のぼり翩翻装置。 【請求項3】 前記各種の鯉のぼりを、各鯉のぼりの輪郭にほぼ対応する形状に形成した可撓性の平坦シート、およびこの平坦シートに部分的に取り付けて鯉のぼりに膨らみを付ける軽量の膨出材からなる芯材と、この芯材の周りに芯材を包囲するよう取り付けたのぼりと、こののぼりの口先に設けて前記ヨーク手段にワンタッチで着脱自在に掛合させるフック手段とにより構成した請求項1または2に記載の屋内鯉のぼり翩翻装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、鯉のぼりを屋内で擬似的に翻させる屋内鯉のぼり翩翻装置であって、底部ハウジング内に設けた電動モータ、ならびにこの電動モータの回転駆動力を伝達する第1伝動機構、第2伝動機構および第3伝動機構と、前記底部ハウジングに支持した円筒形の支柱内で同軸状に配置しかつ前記第1伝動機構により回転可能に支持した中心軸と、前記支柱と前記中心軸との間に同軸状に配置しかつ前記第2伝動機構により制限角度範囲内で首振り運動するよう支持した中間軸と、この中間軸に直交するよう突設して前記支柱に貫通する1対の水平軸の周りに回動自在に取り付けたヨーク手段と、このヨーク手段に着脱自在に取り付け、前記第3伝動機構、ならびに滑車に巻き掛けたロープ手段を介して一定のストロークで上下動する各種の鯉のぼりと、前記中心軸の先端に設けたベベルギヤ手段を介して水平軸線の周りに回転する矢車とを備えた該屋内鯉のぼり翩翻装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 このような屋内鯉のぼり翩翻装置としては、本願人による先願発明であり特許文献1に記載したものがある。 【特許文献1】特開平11‐318687号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかし、本願人による先願発明である特許文献1に記載の「空中浮動体装置」と称した屋内鯉のぼり翩翻装置は、電動モータの出力軸の他に、中心軸を駆動するギヤ段の他に、ロープ手段を駆動するためのウォームを支持する他の垂直軸を必要としていた。 また、電動モータの出力軸に設けたギヤにより、中心軸に設けたギヤおよびウォーム支持垂直軸に設けたギヤの双方を直接駆動するため、大きい出力のモータを必要とし、また矢車の回転が速すぎてせわしなく、優雅さに欠け、危険でもあった。 【0004】 したがって、本発明の目的は、構成簡単であり、小さい出力のモータを使用することができ、低コストにすることができ、かつ矢車を低速かつ安全に回転させることができる屋内鯉のぼり翩翻装置を得るにある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この目的を達成するため、本発明屋内鯉のぼり翩翻装置は、 前記第1伝動機構を、前記電動モータの出力軸に固着した第1スプロケットホイールと、前記中心軸に固着した第2スプロケットホイールと、これら第1および第2のスプロケットホイールの双方に巻き掛けたチェーンとにより構成し、 前記第2伝動機構を、前記第1スプロケットホイールに突設した偏心ピンに転動可能に設けたローラと、前記中間軸に固着し、この中間軸から半径方向に突出し、前記ローラを転動案内可能に挟み込む案内アーム手段とにより構成し、 前記第3伝動機構を、前記中心軸に固着したウォームと、前記中心軸に直交するよう前記底部ハウジングに回転自在に取り付けた水平軸に固着して前記ウォームに噛合するウォームホイールとにより構成し、ロープ手段は、前記ロープの一方の端部を連結するため前記このウォームホイールに偏心させて設けたロープ連結部を有するものとした ことを特徴とする。 【発明の効果】 【0006】 本発明屋内鯉のぼり翩翻装置によれば、第1伝動機構および第2伝動機構を中心軸のみに関連させ、また、スプロケットホイールおよびチェーン駆動であるため、構成簡単であり、小さい出力のモータを使用することができ、低コストにすることができ、かつ矢車を低速かつ安全に回転させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の好適な実施例においては、ベベルギヤ手段における前記中心軸の端部に連結するベベル歯車を、中心軸に対して軸線方向の摺動可能であるが、相対回転不能に設けたスリーブの端部に固着し、平素はスリーブを矢車支持軸側のベベル歯車に噛合するようばね偏倚させ、軸受手段を介して前記支柱に対して回転可能に支持する。この実施例によれば、子供が矢車に触れても、互いに噛合するベベル歯車が離脱して駆動力伝達が途切れ、モータに負荷をかけることなく矢車が安全に停止し、ケガを防止することができる。 【0008】 さらに、本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の好適な実施例においては、各種の鯉のぼりを、各鯉のぼりの輪郭にほぼ対応する形状に形成した可撓性の平坦シート、およびこの平坦シートに部分的に取り付けて鯉のぼりに膨らみを付ける軽量の膨出材からなる芯材と、この芯材の周りに芯材を包囲するよう取り付けたのぼりと、こののぼりの口先に設けて前記ヨーク手段にワンタッチで着脱自在に掛合させるフック手段とにより構成する。この実施例によれば、構成および組立が簡単であり、低コストとなる。 【0009】 つぎに、図面につき、本発明の好適な実施例を説明する。 【実施例1】 【0010】 図1に、本発明による屋内鯉のぼり翩翻装置1の線図的斜視図を示す。本発明による屋内鯉のぼり翩翻装置1は、底部ハウジング2と、この底部ハウジング2に支持した円筒形の支柱3と、この支柱3に支持する鯉のぼり4A、4Bと、矢車5を有する。 【0011】 支柱3内には、図2に示すように、この支柱3に同軸状に配置した中心軸6、および支柱3と中心軸6との中間に配置した中間軸7を収容する。また、底部ハウジング2内には、図2に示すように、電動モータ8、ならびにこの電動モータの回転駆動力を伝達する第1伝動機構9、第2伝動機構10および第3伝動機構11を収容する。 【0012】 図1および2に示すように、底部ハウジング2には、支柱3を安定的に支持し、中心軸6および中間軸7、ならびにロープ手段のロープ12が貫通する支柱支え台2Aを設けた天板13を設ける。 【0013】 本発明の屋内鯉のぼり翩翻装置1によれば、第1伝動機構9を、電動モータ8の出力軸8Aに固着した第1スプロケットホイール14と、中心軸6に固着した第2スプロケットホイール15と、これら第1および第2のスプロケットホイールの双方に巻き掛けたチェーン16とにより構成する。 【0014】 また、第2伝動機構10を、第1スプロケットホイール14に突設した偏心ピン17に転動可能に設けたローラ18と、中間軸7に固着し、この中間軸7から半径方向に突出し、ローラ18を転動案内可能に挟み込む案内アーム手段19とにより構成する。 【0015】 さらに、第3伝動機構11を、中心軸6に固着したウォーム20と、中心軸6に直交するよう底部ハウジング2に回転自在に取り付けた水平軸21に固着してウォーム20に噛合するウォームホイール22とにより構成し、ロープ手段は、ロープ12の一方の端部を連結するためこのウォームホイール22に偏心させて設けたロープ連結部23を有するものとして構成する。 【0016】 さらにまた、矢車5を支持する水平軸24の周りに矢車5を回転させるベベルギヤ手段における中心軸6の端部に連結するベベル歯車を、図示はしないが、中心軸6に対して軸線方向の摺動可能であるが、相対回転不能に設けたスリーブの端部に固着し、平素はスリーブを矢車支持水平軸側のベベル歯車に噛合するようばね偏倚させ、軸受手段を介して支柱3に対して回転可能に支持する。この構成により、子供が矢車に触れても、互いに噛合するベベル歯車が離脱して駆動力伝達が途切れ、モータに負荷をかけることなく矢車が安全に停止し、ケガを防止することができる。 【0017】 矢車支持水平軸の軸受スリーブを支持する支持部25は、ロープ12を巻き掛ける滑車手段26を支持するよう構成する。 【0018】 本発明の屋内鯉のぼり翩翻装置1によれば、各種の鯉のぼり4A,4Bを、図3に示すように、各鯉のぼりの輪郭にほぼ対応する形状に形成した可撓性の平坦シート27A、およびこの平坦シートに部分的に取り付けて鯉のぼりに膨らみを付けるための発泡材による軽量の膨出材27Bからなる芯材27と、この芯材27の周りに芯材を包囲するよう取り付けたのぼり4Aまたは4Bと、こののぼりの口先に設け、中間軸7の上方に設けたヨーク手段28にワンタッチで着脱自在に掛合させるフック手段29とにより構成する。 図3Eの(e′)に示すように、鯉のぼりが左右に振れて湾曲したとき、湾曲の外側と内側とでは長さに大きな差が出る。したがって、芯材背びれ部分27Cと鯉のぼりの背びれの布地部分を接着し、他の部分は接着せず、フリーにしておく。これにより、長さの差を解消し、左右の振れを阻害しないようにする。 【0019】 ヨーク手段28は、図4に示すように、中間軸7に直交するよう突設して支柱3に貫通し、直径方向に互いに対向する1対の水平軸28Aと、この水平軸28Aの周りに回動自在に取り付けたコの字状のヨーク28Bと、ロープ12を連結するロープ連結部28Cとにより構成する。 【0020】 フック手段29は、図4および図5に示すように、口元リング30と、フック基部31と、この鯉口元リング30およびフック基部31を相互連結するカーボンロッド32と、フック基部31に対してスペーサ部材33を介して連結したフック部材34とにより構成する。 【0021】 本発明屋内鯉のぼり翩翻装置1によれば、モータ8をスイッチオンすると、モータ出力軸8Aの回転を、第1伝動機構9のチェーン16、第1スプロケットホイール14および第2スプロケットホイール15を介して中心軸6を回転駆動する。中心軸6のこの回転によって、図示しないベベルギヤ手段を介して矢車5を回転するとともに、第3伝動機構11のウォーム20およびウォームホイール22を介して、滑車手段26に巻き掛けたロープ12を上下動させ、支柱に回動自在に取り付けたヨーク手段28を上下動させ、したがって、このヨーク手段28にフック連結した鯉のぼり4A,4Bをゆったりと上下動させる。さらに、中間軸7は第2伝動手段10によって、垂直軸線の周りに一定角度範囲内で揺動し、中間軸に取り付けたヨーク手段28も揺動し、ヨーク手段28にフック手段29を介してフック連結した鯉のぼり4A,4Bは左右にゆったりと往復運動する。したがって、鯉のぼり4A,4Bは、屋内でも風力を必要としないで、翩翻と翻ることができる。 【産業上の利用可能性】 【0022】 本発明屋内鯉のぼり翩翻装置は、五月の節句の頃に、庭のない家庭での鑑賞用、店舗におけるディスプレイ用に利用できる。 【図面の簡単な説明】 【0023】 【図1】本発明による屋内鯉のぼり翩翻装置1の線図的斜視図である。 【図2】本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の伝動機構を示す一部断面とする側面図である。 【図3】本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の鯉のぼりの芯材を示す一部断面とする説明図であり、(a)は側面から、(b)は90°回転した側面から、(c)は(a)における口元部分における横断面、(d)は(b)における口元部分における横断面である。 【図3E】本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の鯉のぼりの芯材の全体を示す説明図であり、(e)は芯材が真っ直ぐな状態、(e′)は芯材が湾曲した状態を示す説明図である。 【図4】本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の鯉のぼりを取り付けるヨーク手段およびフック手段をしめす線図的説明図である。 【図5】本発明屋内鯉のぼり翩翻装置の鯉のぼりの口元部分におけるフック手段を構成する各部材の正面図である。 【符号の説明】 【0024】 1 屋内鯉のぼり翩翻装置 2 底部ハウジング2 2A 支柱支え台 3 支柱 4A 鯉のぼり 4B 鯉のぼり 5 矢車 6 中心軸 7 中間軸 8 電動モータ 9 第1伝動機構 10 第2伝動機構 11 第3伝動機構 12 ロープ 13 天板 14 第1スプロケットホイール 15 第2スプロケットホイール 16 チェーン 17 偏心ピン 18 ローラ 19 案内アーム手段 20 ウォーム 21 水平軸 22 ウォームホイール 23 ロープ連結部 24 水平軸 25 支持部 26 滑車手段 27 芯材 27A 平坦シート 27B 膨出材 27C 芯材背びれ部分 28 ヨーク手段 28A 水平軸 28B ヨーク 28C ロープ連結部 29 フック手段 30 口元リング 31 フック基部 32 カーボンロッド 34 フック部材
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| 【出願人】 |
【識別番号】506257157 【氏名又は名称】品田 庄偉 【識別番号】506257168 【氏名又は名称】加藤 博史
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081307 【弁理士】 【氏名又は名称】仁平 孝
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| 【公開番号】 |
特開2008−29439(P2008−29439A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−204059(P2006−204059) |
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