| 【発明の名称】 |
壁掛け用花器およびこの壁掛け用花器の卓上設置システム |
| 【発明者】 |
【氏名】河原 利明
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| 【要約】 |
【課題】複数の花を挿した場合に壁面を広い面積に渡って覆い花飾りとしての豪華さを出すことができ、また、壁掛け用花器をテーブルに飾りたい場合には、安定した状態で、花も環状に略隙間なく飾ることができる花器を提供する。
【構成】背面が平面である有底筒体10の上端開口が長穴である。この長穴は背面に沿って長径を有する壁掛け用花器。筒体の上端に天板を一体形成し、この天板に半円状の嵌め孔を弦の部分が隣り合うように一対形成した花器用スタンド。このスタンドの嵌め孔に、前記壁掛け用花器をその底部から嵌挿し、この嵌め孔の周端縁に掛け止めできるようにした壁掛け用花器の卓上設置システム。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有することを特徴とする壁掛け用花器。 【請求項2】 前記上端開口が半円状であることを特徴とする請求項1の壁掛け用花器。 【請求項3】 前記有底筒体の底部は湾曲凸状に形成されていることを特徴とする請求項1の壁掛け用花器。 【請求項4】 前記上端開口に格子状の支持具を設置したことを特徴とする請求項1の壁掛け用花器。 【請求項5】 背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有する壁掛け用花器と、筒体の上端に天板を一体形成し、この天板に半円状の嵌め孔を弦の部分が隣り合うように一対形成した花器用スタンドとを備え、前記壁掛け用花器をその底部から前記花器用スタンドの半円状の嵌め孔に嵌挿し、この嵌め孔の周端縁に掛け止めしたことを特徴とする壁掛け用花器の卓上設置システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は壁掛け用花器およびこの壁掛け用花器の卓上設置システムに関し、壁面に複数の花(生花又は造花,以下同じ)を豪華に飾る場合やこの花器を利用してテーブル上に豪華に花を飾る場合に使用されるものである。 【背景技術】 【0002】 従来における壁掛け用花器は細い筒体からなり、この筒体の開口部に原則として一輪の花を指して壁面に飾っていた。 【0003】 【特許文献1】特開2003−210296号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、かかる従来の壁掛け用花器にあっては、花を差すための開口部が小径の真円状であったため、複数の花を指した場合には束状になって真ん中に集まってしまい花飾りとしての豪華さを出しにくいという不都合を有した。 【0005】 この発明の課題はこれらの不都合を解消することである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記課題を達成するために、この発明に係る壁掛け用花器においては、背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有するようにしたものである。 【0007】 なお、前記上端開口を半円状にすることもできる。 【0008】 また、前記有底筒体の底部は湾曲凸状に形成することもできる。 【0009】 また、前記上端開口に格子状の花支持具を設置することもできる。 【0010】 さらに、この発明に係る壁掛け用花器の卓上設置システムにおいては、背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有する壁掛け用花器と、筒体の上端に天板を一体形成し、この天板に半円状の嵌め孔を弦の部分が隣り合うように一対形成した花器用スタンドとを備え、前記壁掛け用花器をその底部から前記花器用スタンドの半円状の嵌め孔に嵌挿し、この嵌め孔の周端縁に掛け止めできるようにしたものである。 【発明の効果】 【0011】 この発明に係る壁掛け用花器は上記のように構成されているため、即ち、背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有するようにしたため、前記上端開口に複数の花を指した場合に、これらの花は背面に沿って横方向に並ぶものである。 【0012】 よって、この壁掛け用花器を使用すれば、複数の花を指した場合に壁面を広い面積に渡って覆うことができるため、花飾りとしての豪華さを出すことができる。 【0013】 なお、前記上端開口を半円状にすれば、開口に複数の花を差した場合にこれらの花を開口の弧の部分に沿って所謂弧状に配置することができるため、デザイン性の優れた花飾りとして豪華を発揮できる。 【0014】 また、前記有底筒体の底部を湾曲凸状に形成すれば、同じ長さの複数の花を差した場合に、それらの下端は底部に沿って湾曲状に配置されるため、花の先端部は自ずも自ずと湾曲状に配置される結果、複数の花を扇状に飾ることができる。 【0015】 また、前記上端開口に格子状の花支持具を設置すれば、前記開口に複数の花を均等に差すことができるため、前記開口内全般にわたって花を飾りやすいものである。 【0016】 さらに、この発明に係る壁掛け用花器の卓上設置システムにおいては、背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有する壁掛け用花器と、筒体の上端に天板を一体形成し、この天板に半円状の嵌め孔を弦の部分が隣り合うように一対形成した花器用スタンドとを備え、前記壁掛け用花器をその底部から前記花器用スタンドの半円状の嵌め孔に嵌挿し、この嵌め孔の周端縁に掛け止めできるようにしたため、前記壁掛け用花器をテーブルに飾りたい場合に安定した状態で、花も環状に略隙間なく飾ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 本発明は、背面が平面である有底筒体からなり、この有底筒体の上端開口が長穴であるとともにこの長穴は前記背面に沿って長径を有することに最も主要な特徴を有する。 【実施例1】 【0018】 以下、この発明の実施例を説明する。 図1はこの発明に係る壁掛け用花器の斜視図、図2は図1におけるII−II線断面図、図3は図1におけるIII −III 線断面図、図4は花器用スタンドの斜視図、図5はこの花器用スタンドに壁掛け用花器を掛け止めした状態の斜視図である。 【0019】 図1〜図3において、Aは壁掛け用花器であり、 10はその有底筒体である。この有底筒体10は合成樹脂で形成され、その背面は平面状である。有底筒体10を壁に掛けた場合に、この背面は壁面に接触する部分である。11は上端開口であり、前記有底筒体10の上端に形成されている(図2,図3を参照のこと)。この上端開口11は半円状の長穴であり、前記背面に沿って長径(弦の部分)を有する。なお、この長径の長さは前記有底筒体10の深さよりも長いため、花Fを差した場合に水盤に花を生けたような状態を作ることができる。 【0020】 また、前記有底筒体10の底部は図2に示すように、側面から見て湾曲凸状に形成されているため、複数の花Fを差した場合に、上端開口11の前面に沿って並べることができる。 【0021】 また、図3に示すように、前面から見て湾曲凸状に形成されているため、同じ長さの複数の花Fを差した場合に、それらの下端は底部に沿って湾曲状に配置されるため、花Fの先端部は自ずと湾曲状に配置される。 【0022】 次に、12鍔部であり、前記有底筒体10の開口端縁に一体形成されている(図2,図3を参照のこと)。また、13は係止凸条であり、前記鍔部12の外側に環状に一体形成されている。これらの鍔部12および係止凸条13の機能は後記する。なお、14は係止片であり、前記 係止凸条13の端縁に一体形成されている。この係止片14は前記有底筒体10の背面側に位置しており、垂直方向に延びている。この係止片14は係止孔15を有し、前記有底筒体10はこの係止片14を介して、壁面に設置された係止具C等に掛け止めされる。 【0023】 また、16,16 は把持片であり、前記係止凸条13の外側に水平状に一体形成されている。この把持片16,16 は前記有底筒体10の両端に突出しており、前記有底筒体10を後記花器用スタンドSに着脱する際に使用者が把持する部分である。 【0024】 次に、20は支持具であり、前記有底筒体10の鍔部12に載置されている。この支持具20は前記有底筒体10に差される花Fを均等に配置するためのものである。そして、合成樹脂によって半円状の枠体21に形成されている。22はリブであり、前記枠体21に一体形成され、この枠体21内を複数の透孔部23,23 …に区切り、所謂格子状にしている。花Fはこの透孔部23,23,…に適宜に差し込まれるため、前記有底筒体10の上端開口11全体に渡って均一に配置することができる。なお、図2及び図3に示すように前記リブ22は断面U字状をしている。 【0025】 次に、図4及び図5に基づいて、壁掛け用花器の卓上設置システムについて説明する。 【0026】 この壁掛け用花器の卓上設置システムは、前記した壁掛け用花器Aをテーブル上に設置する場合に使用されるシステムである。 【0027】 図4において、30は合成樹脂製の筒体、31はその上端に一体形成された天板である。32,32 は嵌め孔であり、前記天板31に形成されている。これらの嵌め孔32,32 は半円状であり、前記天板31では、その弦の部分が隣り合うように位置している(図4を参照のこと)。33,33 は掛け止め凸条であり、前記天板31における前記嵌め孔32,32 の周囲に形成されている。この掛け止め凸条33には、図5に示すように、前記壁掛け用花器Aを前記嵌め孔32に差し込んだ際に、その前記係止凸条13が被さるようにして掛け止めされる。 【0028】 34,34 は棚状凹部であり、前記筒体30の側面に形成されている。この棚状凹部34は、前記嵌め孔32,32 の境界部に位置している。この棚状凹部34があるため、図5に示すように、前記壁掛け用花器Aを前記嵌め孔32に差し込んだ際に、その把持片16,16 が、この棚状凹部34の上方に突出する。この結果、前記壁掛け用花器Aを前記花器用スタンドSに着脱しやすいものである。なお、前記壁掛け用花器A,Aを前記花器用スタンドSに差し込んだ際に、各々の係止片14,14 は互いに密着しているため、この重なった係止片14,14 を掴んで、前記壁掛け用花器A,Aを前記花器用スタンドSに対して着脱することもできる。 【産業上の利用可能性】 【0029】 壁面に複数の花を豪華に飾る場合の花器として、又、この花器を使用してテーブル上に豪華に花を飾る場合のスタンドとして利用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】図1はこの発明に係る壁掛け用花器の斜視図である。 【図2】図2は図1におけるII−II線断面図である。 【図3】図3は図1におけるIII −III 線断面図である。 【図4】図4は花器用スタンドの斜視図である。 【図5】図5はこの花器用スタンドに壁掛け用花器を掛け止めした状態の斜視図である。 【符号の説明】 【0031】 A … 壁掛け用花器 C … 係止具 F … 花 S … 花器用スタンド 10 … 有底筒体 11 … 上端開口 12 … 鍔部 13 … 係止凸条 14 … 係止片 15 … 係止孔 16 … 把持片 20 … 支持具 21 … 枠体 22 … リブ 23 … 透孔部 30 … 合成樹脂製の筒体 31 … 天板 32 … 嵌め孔 33 … 掛け止め凸条 34 … 棚状凹部
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| 【出願人】 |
【識別番号】506237768 【氏名又は名称】有限会社 ライズカワハラ
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| 【出願日】 |
平成18年7月11日(2006.7.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083530 【弁理士】 【氏名又は名称】野末 祐司
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| 【公開番号】 |
特開2008−17956(P2008−17956A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−190989(P2006−190989) |
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