| 【発明の名称】 |
商品陳列用バー受け金具 |
| 【発明者】 |
【氏名】三浦 隆
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| 【要約】 |
【課題】機械的強度が優れ、大荷重が掛かっても変形し難い商品陳列用バー受け金具を低コストで提供し得るようにする。
【構成】プレス加工によって鋼板を打ち抜くと同時に該鋼板を折り曲げて製作される受け金具4であって、支柱1に係合するフック7a〜7cが打ち抜きにより後縁に形成された略三角板状の張出部5と、該張出部の張出縁9に平面直角に折り曲げることにより商品陳列用バー2の開口端に差し込み得るように形成された差込部6とからなり、該差込部はさらに上辺縁10および下辺縁11を夫々内方に直角に折り曲げることにより横断面コ字状に形成され、かつ該上辺縁と該下辺縁が前記張出部の張出縁上面9aおよび張出縁下面9bに達するように該上辺縁10と該下辺縁11の幅を設定することにより、折り曲げた該上辺縁10と該下辺縁11とによって張出縁9が上下より挟着されるようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プレス加工によって鋼板を打ち抜くと同時に該鋼板を折り曲げて製作される受け金具であって、支柱に係合するフックが打ち抜きにより後縁に形成された略三角板状の張出部と、該張出部の張出縁に平面直角に折り曲げることにより商品陳列用バーの開口端に差し込み得るように形成された差込部とからなり、該差込部はさらに上辺縁および下辺縁を夫々内方に直角に折り曲げることにより横断面コ字状に形成され、かつ該上辺縁と該下辺縁が前記張出部の張出縁上面および張出縁下面に達するように該上辺縁と該下辺縁の幅を設定することにより、折り曲げた該上辺縁と該下辺縁とによって前記張出部の張出縁を上下より挟着してなることを特徴とした商品陳列用バー受け金具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、商品陳列用バーを支柱に支持するための商品陳列用バー受け金具に関するものである。 【背景技術】 【0002】 下記特許文献1は、商品陳列用フック等を支持する商品陳列用バーを高さ調節可能に支柱に支持する構造を示すものである。また、下記特許文献2は、同じくフックバー受けの構造を示すものである。 【特許文献1】特開平9−271431号公報 【特許文献2】特開平11−76015号公報 【0003】 上記商品陳列用バーは、一般に14mm×32mmの金属製角パイプを適宜長さに切断し、その両開口端に受け金具(ブラケットとも称される)を差し込み、該受け金具を支柱に係合することにより、適宜高さに支持し得るように構成されるが、バーに掛かる商品等の荷重が該受け金具の折曲縁に集中するために、その荷重に負けて該折曲縁が捻れ、変形してしまうおそれがあった。 なお、従来からこの受け金具は、厚さ2〜3mm程の鋼板をプレス加工によって打ち抜くと同時に折り曲げることにより製作され、その耐荷重性、機械的強度等を増すために、上記折曲縁を袋状に溶接したり、或いは、上記折曲縁を予め鋼板をプレスする際に絞り込んで袋状に成形することで強度を増すようにしたこともあった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、厚手の鋼板を絞り込み加工し得るプレス金型や装置は、所要プレス圧力が非常に高いために製作コストが高くつくと共に、成形時にバリが出易いのでその除去のための工数が掛かるという問題があった。また、折曲縁を袋状に溶接して強度を高めることも可能であったが、溶接することも工程数を増やすなど、コストアップ要因が多いという問題があった。 本発明は、このような従来の問題点を解決し、機械的強度が優れ、大荷重が掛かっても変形し難い、商品陳列用バー受け金具を少ない工程数で容易に製作できるようにし、その製造コストしようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 そのために本発明は、プレス加工によって鋼板を打ち抜くと同時に該鋼板を折り曲げて製作される受け金具であって、支柱に係合するフックが打ち抜きにより後縁に形成された略三角板状の張出部と、該張出部の張出縁に平面直角に折り曲げることにより商品陳列用バーの開口端に差し込み得るように形成された差込部とからなり、該差込部はさらに上辺縁および下辺縁を夫々内方に直角に折り曲げることにより横断面コ字状に形成され、かつ該上辺縁と該下辺縁が前記張出部の張出縁上面および張出縁下面に達するように該上辺縁と該下辺縁の幅を設定することにより、折り曲げた該上辺縁と該下辺縁とによって前記張出部の張出縁を上下より挟着してなることを特徴とする。 【発明の効果】 【0006】 本発明の商品陳列用バー受け金具によれば、商品陳列用バーより差込部に掛かる荷重が該差込部の上辺縁および下辺縁を介して張出部の張出縁に受け支えられることから、折曲縁に荷重が集中することなく、強度が著しく増大し、耐久性が増す。しかも、工程数を増加させないので、製造コストが軽減される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 次に本発明の実施形態を図面に従い説明する。図1は本発明に係る受け金具を使用した商品陳列装置の斜視図、図2はその分解斜視図である。図中、1は前面に定間隔で多数の係合孔が形成されている支柱、2は一定長に切断された金属製角パイプからなる商品陳列用バー、3は該バー上に着脱自在に係合される商品吊下用フック、4は該バーを支持する受け金具である。 【0008】 受け金具4は、プレス加工によって厚さ2.6mmの鋼板を打ち抜くと同時に折り曲げることにより製作されるもので、図3〜図5に拡大して示したように、略三角板状の張出部5と、該張出部5に折曲縁8を介して平面直角折曲状に連なる差込部6とからなる。なお、図6はこの受け金具4の展開図、即ち、鋼板を打ち抜いた後であって折り曲げ加工される前の状態を示す。張出部5の後縁にはプレスの打ち抜きによりフック7a〜7cが形成され、該フックを前記支柱1の任意の係合孔に係合し得る。12は張出部5の一部に開設された小孔で、該小孔はこの受け金具をメッキする際に吊り下げのために使用される。 【0009】 また、差込部6は張出部5の張出縁9の先端を折曲縁8にて平面直角に折り曲げると共に、該差込部6の上辺縁10および下辺縁11を夫々内方に直角に折り曲げることにより横断面コ字状に形成され、該差込部6を商品陳列用バー2の開口端に差し込み得るようにしている。また、該上辺縁10と該下辺縁11が張出縁9の上面9aおよび張出縁9の下面9bに達するように該上辺縁10と該下辺縁11の幅を設定することにより、折り曲げた該上辺縁10と該下辺縁11とによって該張出縁9が上下より挟着されるようにしている。 【0010】 このように構成された受け金具4では、商品陳列用バー2から差込部6に掛かる荷重が折曲縁8に掛かるだけでなく上辺縁10および下辺縁11を介して張出縁9に掛かるので、折曲縁8の負担が軽減され、その破損、変形が免れる。特に張出縁9を上下から上辺縁10と下辺縁11が挟むようにしたので、商品陳列用バー2に捻れ力が生じてもその捻れ力は上辺縁10および下辺縁11を介して該張出縁9の上下面に負荷され、捻れ力に対し非常に強い強度を有する。 なお、図示しないが、上辺縁10下面と張出縁9上面とをスポット溶接することにより離間を防ぐようにしてもよい。また、同様に下辺縁11上面と張出縁9下面についてもスポット溶接することができる。 【図面の簡単な説明】 【0011】 【図1】本発明に係る受け金具を使用した商品陳列装置の斜視図。 【図2】図1の分解斜視図。 【図3】本発明に係る受け金具の斜視図。 【図4】本発明に係る受け金具の側面図。 【図5】本発明に係る受け金具の正面図。 【図6】本発明に係る受け金具の展開図。 【符号の説明】 【0012】 1 支柱 2 商品陳列用バー 4 受け金具 5 張出部 6 差込部 7a〜7c フック 8 折曲縁 9 張出縁 9a 張出縁の上面 9b 張出縁の下面 10 上辺縁 11 下辺縁
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| 【出願人】 |
【識別番号】593113422 【氏名又は名称】三洋スーパースタンド株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月17日(2006.8.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100112531 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 浩二
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| 【公開番号】 |
特開2008−43542(P2008−43542A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−222355(P2006−222355) |
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