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【発明の名称】 ショーケース
【発明者】 【氏名】坂野上 賢司

【氏名】海沼 秀和

【要約】 【課題】高さ寸法を低く抑えながら所用の商品陳列能力を維持し、且つ、冷気循環構造も簡素化したショーケースを提供するものである。

【構成】ショーケース1の断熱壁2下方に構成された機械室11と、機械室内の一側に設置された圧縮機16及び凝縮器と、他側に位置して構成されて冷却器及び送風機が収納される冷却室12と、冷却室の一側端部上方に位置して陳列室内を区画室31と区画室32とに区画する区画壁28と、冷却室に連通した区画壁内ダクト33と、区画壁の両区画室側の面に形成された冷気吐出口と、冷却室の他側端部にて区画室32と冷却室とを連通する冷気吸込口27と、両区画室を連通する連通部を備える。冷気吸込口より冷気を吸引し、冷却器と熱交換させた後、冷却室より区画壁内ダクトに供給する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品の陳列室内に冷却器と熱交換した冷気を送風機によって循環供給して成るショーケースにおいて、
前記陳列室を構成する断熱壁下方に構成された機械室と、
該機械室内における水平方向の一側に設置され、前記冷却器と共に冷却装置を構成する圧縮機及び凝縮器と、
前記機械室内における水平方向の他側に位置して構成され、前記冷却器及び送風機が収納される冷却室と、
該冷却室の一側端部上方に位置して前記陳列室内を一方の区画室と他方の区画室とに区画する区画壁と、
該区画壁内に構成され、下端が前記冷却室に連通した区画壁内ダクトと、
前記区画壁の両区画室側の面に形成され、両区画室と前記区画壁内ダクトとを連通する冷気吐出口と、
前記冷却室の他側端部に位置して前記他方の区画室と前記冷却室とを連通する冷気吸込口と、
前記区画壁内ダクト外において前記両区画室を連通する連通部とを備え、
前記送風機は、前記冷気吸込口より冷気を吸引し、前記冷却器と熱交換させた後、前記冷却室の一側端部より前記区画壁内ダクトに供給することを特徴とするショーケース。
【請求項2】
前記一方の区画室内を加熱する加熱装置と、前記一方の区画室側の面の前記冷気吐出口及び前記連通部を開閉自在に閉塞するダンパーとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
【請求項3】
前記ダンパーは、スライドにより前記冷気吐出口及び前記連通部を同時に開閉することを特徴とする請求項2に記載のショーケース。
【請求項4】
前記他方の区画室内を加熱する加熱装置を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のショーケース。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却器と熱交換した冷気を陳列室内に循環して成るショーケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来よりこの種ショーケースは、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗に設置され、ペットボトル入り飲料等の商品の陳列販売に供されている。係るショーケースでは冷却装置の冷却器と熱交換した冷気を送風機にて陳列室内に循環し、商品を冷却しながら陳列していた。また、例えば特許文献1に示されたショーケースではヒータを備え、ダンパーの開閉操作によって冷却を停止した状態でヒータを発熱させ、商品を加温しながら販売することもできるように構成されていた。
【特許文献1】特開2006−75229号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、ショーケースがレジカウンター近傍に設置される場合、前記特許文献1のように高さ寸法が大きいものではカウンター上等に設置することが困難となる。しかしながら、単純に陳列室の上下寸法を削減してショーケースの高さ寸法を縮小した場合には今度は陳列室の商品収容・陳列能力が確保できなくなる問題が生ずる。
【0004】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、高さ寸法を低く抑えながら所用の商品陳列能力を維持し、且つ、冷気循環構造も簡素化したショーケースを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のショーケースは、商品の陳列室内に冷却器と熱交換した冷気を送風機によって循環供給して成るものであって、陳列室を構成する断熱壁下方に構成された機械室と、この機械室内における水平方向の一側に設置され、冷却器と共に冷却装置を構成する圧縮機及び凝縮器と、機械室内における水平方向の他側に位置して構成され、冷却器及び送風機が収納される冷却室と、この冷却室の一側端部上方に位置して陳列室内を一方の区画室と他方の区画室とに区画する区画壁と、この区画壁内に構成され、下端が冷却室に連通した区画壁内ダクトと、区画壁の両区画室側の面に形成され、両区画室と区画壁内ダクトとを連通する冷気吐出口と、冷却室の他側端部に位置して他方の区画室と冷却室とを連通する冷気吸込口と、区画壁内ダクト外において両区画室を連通する連通部とを備えており、送風機は、冷気吸込口より冷気を吸引し、冷却器と熱交換させた後、冷却室の一側端部より区画壁内ダクトに供給することを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明のショーケースは、上記において一方の区画室内を加熱する加熱装置と、一方の区画室側の面の冷気吐出口及び連通部を開閉自在に閉塞するダンパーとを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明のショーケースは、上記においてダンパーは、スライドにより冷気吐出口及び連通部を同時に開閉することを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明のショーケースは、請求項2又は請求項3の発明において他方の区画室内を加熱する加熱装置を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、商品の陳列室内に冷却器と熱交換した冷気を送風機によって循環供給して成るショーケースにおいて、陳列室を構成する断熱壁下方に構成された機械室と、この機械室内における水平方向の一側に設置され、冷却器と共に冷却装置を構成する圧縮機及び凝縮器と、機械室内における水平方向の他側に位置して構成され、冷却器及び送風機が収納される冷却室と、この冷却室の一側端部上方に位置して陳列室内を一方の区画室と他方の区画室とに区画する区画壁と、この区画壁内に構成され、下端が冷却室に連通した区画壁内ダクトと、区画壁の両区画室側の面に形成され、両区画室と区画壁内ダクトとを連通する冷気吐出口と、冷却室の他側端部に位置して他方の区画室と冷却室とを連通する冷気吸込口と、区画壁内ダクト外において両区画室を連通する連通部とを備えており、送風機は、冷気吸込口より冷気を吸引し、冷却器と熱交換させた後、冷却室の一側端部より区画壁内ダクトに供給するようにしたので、係る圧縮機及び凝縮器と冷却室の水平方向配置によって機械室の上下寸法を縮小し、以て陳列室内容積を縮小すること無く、ショーケース全体の高さ寸法を縮小することが可能となる。これにより、高さ寸法に伴う設置場所の制約を解消することができるようになる。
【0010】
この場合、冷却器と熱交換した冷気は送風機により冷却室の一側端部より区画壁内ダクト内に入り、区画壁の冷気吐出口より両区画室に供給される。そして、他方の区画室内を循環した冷気は冷気吸込口から冷却室に帰還し、一方の区画室内を循環した冷気は区画壁内ダクト外に構成された連通部を経て他方の区画室に入り、同様に冷気吸込口から冷却室に帰還するようになるので、係る簡単な構成によって陳列室内全体に冷気を循環させ、良好に冷却することができるようになるものである。
【0011】
また、請求項2の発明によれば、上記に加えて一方の区画室内を加熱する加熱装置と、一方の区画室側の面の冷気吐出口及び連通部を開閉自在に閉塞するダンパーとを備えているので、冷却装置を運転した状態でダンパーにより一方の区画室側の冷気吐出口及び連通部を閉じ、加熱装置を発熱させれば、他方の区画室を冷却状態で使用しながら、一方の区画室内を加温状態で使用することができるようになる。これにより、他方の区画室では冷却商品を陳列し、一方の区画室では加温商品を陳列するという販売形態を採ることができるようになる。
【0012】
更に、請求項3の発明によれば、上記に加えてダンパーは、スライドにより冷気吐出口及び連通部を同時に開閉するようにしたので、ダンパーによる一方の区画室の使用状態切換作業が著しく改善されるものである。
【0013】
更にまた、請求項4の発明によれば、請求項2又は請求項3の発明に加えて他方の区画室内を加熱する加熱装置を設けたので、冷却装置を停止した状態で両区画室の加熱装置を発熱させることにより、両区画室で加温商品の陳列販売を行うことができるようになり、利便性が一層向上するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例のショーケース1の正面図、図2は図1のショーケース1の縦断正面図、図3乃至図5は図1のショーケース1のそれぞれ異なる部分の縦断側面図、図6は図1のショーケース1の平断面図を示している。ショーケース1は横長の断熱壁2と、この断熱壁2上の左右及び後側に立設されたペアガラス製の透明壁3、4、6と、この透明壁3、4、6上に取り付けられた天板7とを備えており、これら断熱壁2、透明壁3、4、6及び天板7で囲繞された断熱壁2上の空間が前方に開口した陳列室8とされている。
【0015】
この陳列室8の前面開口は、これもペアガラスから成る観音開き式の扉9、9にて開閉自在に閉塞されている。断熱壁2の上面は前側が低い傾斜面とされており、下面は後側が高い階段形状とされている。そして、この断熱壁2の下方に機械室11が構成されている。向かって右側(水平方向の一側)が高く、向かって左側(水平方向の他側)は連続して機械室11側に凹陥しており、この凹陥部分の内部に冷却室12が構成されている。
【0016】
そして、機械室11内における向かって右側(水平方向の一側)の前側に冷却装置を構成する凝縮器13、その後ろに凝縮器用の送風機14、更にその後ろに冷却装置を構成する圧縮機16が設置されており、機械室11内における向かって左側(水平方向の他側)に位置して構成された前記冷却室12内には、冷却装置を構成する冷却器17と冷気循環用の送風機18が収納設置されている。
【0017】
断熱壁2上の陳列室8内には向かって右側と左側に商品Gを陳列するための棚21、22がそれぞれ設けられており、断熱壁2の上面傾斜に沿って前側が低くなるよう架設されている。そして、各棚21、22の裏面には加熱装置としての電気ヒータ23、24が取り付けられている。また、向かって左側の棚22は冷却室12の上面を閉塞すると共に、その向かって右側、即ち、冷却室12の一側端部に位置して当該冷却室12と連通する吹出口26が構成され、向かって左側、即ち、冷却室12の他側端部に位置して当該冷却室12と連通する冷気吸込口27がそれぞれ構成されている。また、冷却室12の一側端部に位置する吹出口26は陳列室8の左右方向の略中央に位置しており、その上方には区画壁28が設けられている。
【0018】
この区画壁28は陳列室8内を向かって右側と左側とに区画し、陳列室8内の向かって右側に一方の区画室31、左側に他方の区画室32をそれぞれ構成する。そして、各棚21、22はこれら区画室31、32の底面をそれぞれ構成する。また、冷気吸込口27は区画室32の他側端部に位置する。更に、前記扉9、9は各区画室31、32の前面開口をそれぞれ独立して開閉することになる。
【0019】
区画壁28内は中空とされ、内部に区画壁内ダクト33が構成されており、この区画壁内ダクト33の下端は冷却室12の吹出口26に連通してシールされている(図2では浮いているが実際には吹出口26と区画壁28は密着している)。区画壁28の区画室31側の面には上下方向に並んだ複数の冷気吐出口36が前後に2列形成されており、各冷気吐出口36は区画壁内ダクト33と区画室31とを連通する。また、区画壁28の区画室32側の面上部には水平方向に並んだ複数の冷気吐出口37が形成されており、各冷気吐出口37は区画壁内ダクト33と区画室32とを連通する。
【0020】
この場合、冷気吐出口36の数(総開口面積)は冷気吐出口37の数(総開口面積)より多い(実施例では略2倍)。これは冷気吸込口27が区画室32側に位置している関係から区画壁内ダクト33を経て区画室32側に吐出される冷気量がどうしても区画室31側に吐出される冷気量よりも多くなってしまうためである。実施例では冷気吐出口36の総開口面積を冷気吐出口37よりも大きくすることによって各室31、32への冷気吐出量を均等にしている。
【0021】
尚、区画壁28の区画室31側の内面には図示しない断熱材が貼付されている。また、区画壁28の区画壁31側の外面前後にはダンパー38、39が取り付けられている(図4、図5では削除)。このダンパー38の略中央部には上下に長い透孔41が形成され、前端にはシール材42が取り付けられている。また、ダンパー39の略中央部にも上下に長い透孔43が形成され、後端にはシール材44が取り付けられている。そして、各ダンパー38、39は区画壁31に対して前後方向にスライド自在に支持されている。
【0022】
ここで、区画壁28は陳列室8内を略左右に区画しているものの、その前後は前端中央の支柱46及び透明壁6より離間しており、そこに前後の連通部47、48(区画壁内ダクト33外にある)が構成され、これら連通部47、48にて両区画室31、32は連通している。図3(図6)の如く前側のダンパー38が後側に位置している状態では、透孔41が前列の冷気吐出口36に合致し、当該冷気吐出口36を開放する。また、シール材42は支柱46から離間し、前側の連通部47を開放する。同じく後側のダンパー39が前側に位置している状態では、透孔43が後列の冷気吐出口36に合致し、当該冷気吐出口36を開放する。また、シール材44は透明壁6から離間し、後側の連通部48を開放する。
【0023】
一方、図7(図8)の如く前側のダンパー38が前側に位置している状態では、透孔41は前列の冷気吐出口36からずれてダンパー38が当該冷気吐出口36を閉塞する。また、シール材42は同時に支柱46に当接し、前側の連通部47を閉塞する。同じく後側のダンパー39が後側に位置している状態では、透孔43が後列の冷気吐出口36からずれてダンパー39が当該冷気吐出口36を閉塞する。また、シール材44は同時に透明壁6に当接し、後側の連通部48を閉塞する。
【0024】
尚、51はダンパー38の移動範囲を避けた位置の連通部47上部に取り付けられた蛍光灯(照明装置)であり、両区画室31、32に渡って陳列室8内を照明する。
【0025】
以上の構成で、次に動作を説明する。
(1)冷/冷使用モード
先ず、両区画室31、32(全陳列室8)内を冷却使用する場合について説明する。この場合は、図3及び図6の如くダンパー38を後側に移動し、ダンパー39を前側に移動させる。この操作により、前列の冷気吐出口36及び連通部47が同時に開放され、後列の冷気吐出口36及び連通部48も同時に開放される。
【0026】
また、冷却装置の圧縮機16と送風機14、18が運転される。この圧縮機16で圧縮され、吐出された冷媒は凝縮器13で凝縮された後、図示しない減圧装置(膨張弁等)で減圧され、冷却器17に流入して蒸発する。これにより、冷却器17は冷却作用を発揮する。この冷却器17により冷却された冷気は送風機18によって吹出口26に吹き出され、区画壁内ダクト33に流入する。そして、区画壁28の冷気吐出口36、37より両区画室31、32内に吐出される。ここで、冷気吸込口27が区画室32側のみに設けられているため、冷気吐出口36と冷気吐出口37の総開口面積が同一の場合、区画室32側の冷気吐出量が多くなってしまう。そこで、区画室31と区画室32に冷気を略均一に供給するため、冷気吐出口37の総開口面積と冷気吐出口36の総開口面積のバランスを考慮し、冷気吐出口36の総開口面積を冷気吐出口37より大きくしている。前述した略2倍の比率は係るバランスを考慮して設定されたものである。これにより、冷気は各区画室31、32内に略均等に供給される。
【0027】
そして、区画室32内を循環した冷気はそのまま冷気吸込口27から冷却室12に帰還し、送風機18に吸い込まれる。また、区画室31内を循環した冷気は前後の連通部47、48を経て区画室32に入り、この区画室32内を経て同様に冷気吸込口27から冷却室12に帰還する。圧縮機16及び送風機14、18の運転は区画室32内の温度に基づいて制御される。これにより、係る簡単な風路構成によって陳列室8内全体に冷気を循環させ、両棚21、22上の商品Gを所定の温度に冷却することができるようになり、夏季などの冷却商品が多く消費される季節に好適である。
【0028】
(2)冷/温使用モード
次に、区画室31を加温使用し、区画室32は冷却使用する場合について説明する。この場合は、図7及び図8の如くダンパー38を前側に移動し、ダンパー39を後側に移動させる。この操作により、前列の冷気吐出口36及び連通部47が同時に閉塞され、後列の冷気吐出口36及び連通部48も同時に閉塞される。
【0029】
また、冷却装置の圧縮機16と送風機14、18は引き続き運転されるが、この場合は冷気吐出口36が閉塞されている関係上、冷却器17により冷却された冷気が送風機18によって吹出口26に吹き出され、区画壁内ダクト33に流入した後、区画壁28の冷気吐出口37より区画室32内のみに吐出されることになる。
【0030】
そして、区画室32内を循環した冷気は前述同様にそのまま冷気吸込口27から冷却室12に帰還し、送風機18に吸い込まれる。一方、棚21の電気ヒータ23は通電されて発熱し、棚21上の商品Gを加温する。これにより、区画室32を冷却使用しながら、区画室31内を加温使用することができるようになり、冷却商品と加温商品の両方が消費される季節には、区画室32では冷却商品を陳列し、区画室31では加温商品を陳列するという販売形態を採ることができるようになる。
【0031】
以上において各ダンパー38、39は、スライドにより冷気吐出口36及び連通部47、48を同時に開閉するので、ダンパー38、39による区画室31の使用状態切換作業も著しく容易となる。
【0032】
(3)温/温使用モード
次に、両区画室31、32を加温使用する場合について説明する。また、冷却装置の圧縮機16と送風機14、18は停止される。一方、棚21及び棚22の電気ヒータ23及び電気ヒータ24は通電されて発熱し、棚21及び棚22上の商品Gを加温する(図9)。これにより、両区画室31及び32を加温使用することができるようになり、冬季など加温商品が多く消費される季節には極めて利便性が向上する。この場合は、ダンパー38、39はどの位置にあっても差し支えない。
【0033】
そして、本発明では前述した如く圧縮機16及び凝縮器13と冷却室12が水平方向に並んで配置されている関係上、機械室11の上下寸法が縮小され、陳列室8内容積を縮小すること無く、ショーケース1全体の高さ寸法を縮小することが可能となる。これにより、高さ寸法に伴う設置場所の制約を解消することができるようになる。
【0034】
尚、実施例では冷/温切換使用可能なショーケースに本発明を適用したが、請求項1の発明では陳列室8内全域を冷却使用するのみのショーケースでも有効である。また、実施例では連通部47、48を区画壁28の前後に構成し、2枚のダンパー38、39で開閉するようにしたが、例えば後側のみに連通部を構成して1枚のダンパーにて当該連通部と冷気吐出口36を同時に開閉するようにしてもよい。また、実施例では区画壁28の外側に連通部47、48を構成したが、区画壁内ダクト33と隔てたかたちで連通部を区画壁28内に構成してもよい。
【0035】
更に、実施例では前面の扉9を備えたショーケースに本発明を適用したが、例えば、前後左右の周囲が透明壁で囲繞され、上面が開放された所謂平型のオープンショーケースにも本発明は有効である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明を適用した実施例のショーケースの正面図である。
【図2】図1のショーケースの縦断正面図である。
【図3】区画壁の向かって右側で切断した図1のショーケースの縦断側面図である(冷/冷使用モード)。
【図4】同じく区画壁の向かって右側で切断した図1のショーケースのもう一つの縦断側面図である。
【図5】区画壁の中央で切断した図1のショーケースの縦断側面図である。
【図6】図1のショーケースの平断面図である(冷/冷使用モード)。
【図7】区画壁の向かって右側で切断した図1のショーケースの更にもう一つの縦断側面図である(冷/温使用モード)。
【図8】図1のショーケースのもう一つの平断面図である(冷/温使用モード)。
【図9】図1のショーケースの更にもう一つの平断面図である(温/温使用モード)。
【符号の説明】
【0037】
1 ショーケース
2 断熱壁
8 陳列室
11 機械室
12 冷却室
13 凝縮器
16 圧縮機
17 冷却器
18 送風機
21、22 棚
23、24 電気ヒータ(加熱装置)
27 冷気吸込口
28 区画壁
31、32 区画室
33 区画壁内ダクト
36 冷気吐出口
38、39 ダンパー
47、48 連通部
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成18年6月28日(2006.6.28)
【代理人】 【識別番号】100098361
【弁理士】
【氏名又は名称】雨笠 敬


【公開番号】 特開2008−5968(P2008−5968A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−177948(P2006−177948)