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【発明の名称】 座椅子
【発明者】 【氏名】林 寿是

【要約】 【課題】

【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面に設置される脚部と、
前記脚部と連結し、駆動力を受けて昇降する座面と、
を備える座椅子であって、
前記座面の幅が前記座椅子における最大の幅であることを特徴とする座椅子。
【請求項2】
床面に設置される脚部と、
前記脚部と連結し、駆動力を受けて昇降する座面と、
前記座面と幅方向に連続する平面部を形成可能な肘掛と、
を備える座椅子であって、
前記座面と前記平面部を合わせた幅が前記座椅子における最大の幅であることを特徴とする座椅子。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、座椅子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
後述の特許文献1には、車輪付きの座椅子をベッド等の対象物へ寄せて、利用者を対象物に移乗させる技術が開示されている。車輪部の幅が、製品における最大の幅となっている。
【特許文献1】特開2002−85461号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上述のものでは、製品における最大の幅を持つ部分が車輪部になる為、ベッドに対して幅方向に寄せると車輪幅分ベッドと座面の間に隙間が生まれる。このため、利用者が座面からベッドに移乗する際には、隙間をなくすため公知のスライディングボード等を用いなければならず、利用者が容易に移乗できなかった。
【0004】
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、移乗性を向上できる座椅子を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、床面に設置される脚部と、前記脚部と連結し、駆動力を受けて昇降する座面と、を備える座椅子であって、前記座面の幅が前記座椅子における最大の幅である構成としたことである。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項2に記載の様に、床面に設置される脚部と、前記脚部と連結し、駆動力を受けて昇降する座面と、前記座面と幅方向に連続する平面部を形成可能な肘掛と、を備える座椅子であって、前記座面と前記平面部を合わせた幅が前記座椅子における最大の幅である構成としたことである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、座面の幅が座椅子における最大の幅なので、座椅子の座面と対象物(例えばベッドや車椅子)とを座面の幅方向に隙間なくぴったりと並べることができる。これにより、座椅子の利用者が座面から対象物により容易に移乗でき、座椅子の移乗性を向上できる。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、座面と平面部を合わせた幅が座椅子における最大の幅なので、座面と連続する平面部と対象物(例えばベッドや車椅子)とを座面の幅方向に隙間なくぴったりと並べることができる。これにより、座椅子の利用者が座面から対象物に平面部を介してより容易に移乗でき、座椅子の移乗性を向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
【0010】
図1は、本発明に係る座椅子1の斜視図である。座椅子1は、脚部2と、座面3とを備えている。脚部2は、床面4に設置され、座椅子1を支える部分である。座面3は、座椅子1の利用者が座る部位である。座面3は、脚部2と連結し、アクチュエータ(図示なし)から駆動力を受けて昇降する。座椅子1は、さらに、座面3に対して後方に傾けることのできる背もたれ5と、跳ね上げ可能な肘掛6とを備えている。本実施形態に係る座椅子1では、座面3の幅が座椅子1における最大の幅となっている。この構造によれば、例えば同図に示す様に座椅子1とベッド7をいっしょに使う場合に、座椅子1の座面3とベッド7とを座面3の幅方向に隙間なくぴったりと並べることができる。これにより、座椅子1の利用者は、公知のスライディングボード等を用いることなく、肘掛6を跳ね上げた後、座椅子1の座面3からベッド7により容易に移乗できる。
【0011】
図2は、本発明の他の実施形態に係る座椅子11の斜視図である。座椅子11は、脚部12と、座面13とを備えている。脚部12は、床面4に設置され、座椅子11を支える部分である。座面13は、座椅子11の利用者が座る部位である。座面13は、脚部12と連結し、アクチュエータ(図示なし)から駆動力を受けて昇降する。座椅子11は、さらに、座面13に対して後方に傾けることのできる背もたれ15と、肘掛16とを備えている。肘掛16は可動式で、同図に示す様に、座面13の幅方向に倒すことができる。倒された肘掛16は、座面13と同一面(同じ高さの面)を形成し、座面13と幅方向に連続する平面部17を形成する。本実施形態に係る座椅子11では、座面13と平面部17を合わせた幅が座椅子11における最大の幅となっている。この構造によれば、例えば同図に示す様に座椅子11とベッド7をいっしょに使う場合に、座面13と連続する平面部17とベッド7とを座面13の幅方向に隙間なくぴったりと並べることができる。これにより、座椅子11の利用者は、公知のスライディングボード等を用いることなく、座椅子11の座面13からベッド7に平面部17を介してより容易に移乗できる。
【0012】
図3は、本発明の他の実施形態に係る座椅子21の斜視図である。座椅子21は、脚部22と、座面23とを備えている。脚部22は、床面4に設置され、座椅子21を支える部分である。座面23は、座椅子21の利用者が座る部位である。座面23は、脚部22と連結し、アクチュエータ(図示なし)から駆動力を受けて昇降する。座椅子21は、さらに、座面23に対して後方に傾けることのできる背もたれ25と、肘掛26とを備えている。肘掛26は可動式で、同図に示す様に、座面13に対して下方に移動できる。下方に移動した肘掛26は、座面23と同一面(同じ高さの面)を形成し、座面23と幅方向に連続する平面部27を形成する。本実施形態に係る座椅子21では、座面23と平面部27を合わせた幅が座椅子21における最大の幅となっている。この構造によれば、例えば同図に示す様に座椅子21とベッド7をいっしょに使う場合に、座面23と連続する平面部27とベッド7とを座面23の幅方向に隙間なくぴったりと並べることができる。これにより、座椅子21の利用者は、公知のスライディングボード等を用いることなく、座椅子21の座面23からベッド7に平面部27を介してより容易に移乗できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る座椅子1の斜視図。
【図2】本発明の他の実施形態に係る座椅子11の斜視図。
【図3】本発明の他の実施形態に係る座椅子21の斜視図。
【符号の説明】
【0014】
1 座椅子
2 脚部
3 座面
4 床面
11 座椅子
12 脚部
13 座面
16 肘掛
17 平面部
21 座椅子
22 脚部
23 座面
26 肘掛
27 平面部
【出願人】 【識別番号】000000011
【氏名又は名称】アイシン精機株式会社
【出願日】 平成18年9月13日(2006.9.13)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−67847(P2008−67847A)
【公開日】 平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願番号】 特願2006−248226(P2006−248226)