| 【発明の名称】 |
キッチン設備 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 明弘
【氏名】新山 哲二
【氏名】奥村 勝之
【氏名】橋本 昌幸
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| 【要約】 |
【課題】幼児等がスイッチ装置を悪戯しても昇降棚ユニットの収納棚を昇降等できないようにして、安全性を向上させたキッチン設備を提供する。
【構成】フロアキャビネット1近傍の天井側に電動式の昇降棚ユニット2が設けられ、フロアキャビネット1の高さ位置付近に、昇降棚ユニット2の収納棚2B,2Cを遠隔操作で昇降等させるためのスイッチ装置(リモコン本体)10が配置されたキッチン設備において、昇降棚ユニット2の高さ位置付近に、スイッチ装置10の操作により収納棚2B,2C等の昇降等ができないようにロックするロック手段(切り替えスイッチ)16が設けられて、幼児等がスイッチ装置10を悪戯しても昇降棚ユニット2の収納棚2B,2C等を昇降等できないようになる(いわゆるチャイルドロック)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 フロアキャビネット近傍の天井側に電動式の昇降棚ユニットが設けられ、フロアキャビネットの高さ位置付近に、昇降棚ユニットの収納棚を遠隔操作で昇降等させるためのスイッチ装置が配置されたキッチン設備において、 前記昇降棚ユニットの高さ位置付近に、前記スイッチ装置の操作により収納棚の昇降等ができないようにロックするロック手段が設けられていることを特徴とするキッチン設備。 【請求項2】 前記スイッチ装置は、フロアキャビネットの高さ位置付近に着脱自在に設けられたリモコン本体であることを特徴とする請求項1に記載のキッチン設備。 【請求項3】 前記ロック手段は、昇降棚ユニットに設けられたリモコン受信器の電源をオフ可能な切り替えスイッチであることを特徴とする請求項2に記載のキッチン設備。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、フロアキャビネット近傍の天井側に電動式の昇降棚ユニットが設けられたキッチン設備に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、フロアキャビネット近傍の天井側に電動式の昇降棚ユニットが設けられ、フロアキャビネットの高さ位置付近に、昇降棚ユニットの収納棚を遠隔(リモコン)操作で昇降等させるためのスイッチ装置(リモコン本体)が配置されたキッチン設備が提案されている(特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2006−43292号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、スイッチ装置(リモコン本体)がフロアキャビネットの高さ位置付近、例えばフロアキャビネットの引き出し扉のポケットやフロアキャビネット横の壁面等に配置されている場合、幼児等でもスイッチ装置(リモコン本体)に手が届くことがあるので、幼児等が悪戯して収納棚を昇降等させて遊ぶことがあるという問題があった。 【0004】 本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、幼児等がスイッチ装置を悪戯しても昇降棚ユニットの収納棚を昇降等できないようにして、安全性を向上させたキッチン設備を提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 前記課題を解決するために、本発明は、フロアキャビネット近傍の天井側に電動式の昇降棚ユニットが設けられ、フロアキャビネットの高さ位置付近に、昇降棚ユニットの収納棚を遠隔操作で昇降等させるためのスイッチ装置が配置されたキッチン設備において、前記昇降棚ユニットの高さ位置付近に、前記スイッチ装置の操作により収納棚の昇降等ができないようにロックするロック手段が設けられていることを特徴とするキッチン設備を提供するものである。 【0006】 請求項2のように、前記スイッチ装置は、フロアキャビネットの高さ位置付近に着脱自在に設けられたリモコン本体である構成とすることができる。 【0007】 請求項3のように、前記ロック手段は、昇降棚ユニットに設けられたリモコン受信器の電源をオフ可能な切り替えスイッチである構成とすることができる。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、スイッチ装置がフロアキャビネットの高さ位置付近に配置されていて、幼児等でもスイッチ装置を操作できる場合であっても、幼児等の手が届かない昇降棚ユニットの高さ位置付近に設けたロック手段を操作して、スイッチ装置の操作によって収納棚の昇降等ができないようにロックすれば、幼児等がスイッチ装置を悪戯しても昇降棚ユニットの収納棚を昇降等できないようになるので(いわゆるチャイルドロック)、安全性が向上するようになる。 【0009】 請求項2によれば、スイッチ装置は配線で接続されたタイプであっても良いが、ワイヤレスのリモコン本体であれば、着脱自在であるので、操作性が良好になる。 【0010】 請求項3によれば、昇降棚ユニットの収納棚をリモコン本体によるリモコン操作で昇降等させる場合には、昇降棚ユニットのリモコン受信器の電源を切り替えスイッチでオフするだけで、昇降棚ユニットの収納棚を昇降等できないようになる。 【0011】 ここで、リモコン本体によるリモコン操作で昇降等させないようにするために、昇降棚ユニットの電源自体をオフすることも考えられる。しかし、収納棚に乾燥器が付設されているような場合、オンされている乾燥機までオフされるという不具合が生じることになる。そこで、リモコン受信器の電源だけをオフすることで、オンされている乾燥機までオフされるという不具合が生じなくなる。 【0012】 また、昇降棚ユニットに、リモコン本体による操作とは別に昇降棚の昇降等の手操作が可能なスイッチ類を設けている場合、このスイッチ類は、幼児等の手が届かない昇降棚ユニットの高さ位置付近にあることから、幼児等がこのスイッチ類を悪戯できないので(いわゆるチャイルドロック)、安全性が向上するようになる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 【0014】 図1および図2に示すように、キッチン設備には、フロアキャビネット1が設置されているとともに、フロアキャビネット1の上方には、昇降棚ユニット2が設置されている。 【0015】 フロアキャビネット1の上には、シンク3や電磁調理器4等が配置され、フロアキャビネット1の前面側には、シンク3に対応させて、引き出し可能な収納イス5が設けられている。 【0016】 昇降棚ユニット2は電動式であり、例えば2台の収納棚2B,2Cがそれぞれ独立に昇降できるように設けられている。収納棚2B,2Cの内、シンク3で洗った食器等を収納する収納棚には、乾燥器(不図示)が付設されている場合がある。昇降棚ユニット2の横には、昇降式換気扇2Aが設置されている。また、キッチンの天井等には、キッチンを照明するための照明器具(不図示)が取り付けられている。 【0017】 昇降棚ユニット2の収納棚2B,2C等は、リモコン本体10(図3参照)のスイッチ操作で、例えば上昇・下降・停止の操作、乾燥器のオンオフや強弱、タイマー等を操作することができる。 【0018】 フロアキャビネット1の前面上部には、身体を支えるためのサポートバー11が取り付けられている。このサポートバー11は、フロアキャビネット1の前面上部に取り付けられたレール部材7にスライド部11a〔図3(a)参照〕が差し込まれて支持されていて、レール部材7に沿って左右方向へ移動可能であるとともに、レール部材7からスライド部11aを抜き出すことで取り外しできるようになっている。 【0019】 図3(a)(b)に詳細に示したように、サポートバー11の上面には、長さ方向の両側位置に、長さ方向に延びる長方形状の収納部11bがそれぞれ形成されていて、各収納部11bにリモコン本体10をそれぞれ上方から着脱可能に収納できるようになっている。サポートバー11は、フロアキャビネット1の高さ位置付近にリモコン本体10を配置するためのものである。 【0020】 リモコン本体10の上面の操作パネル10aにスイッチ類10bが設けられている。また、リモコン本体10の上部には、収納部11bとの間の隙間の上方をオーバーハングしてカバーする大きさに設定された摘み部10cが形成され、この摘み部10cは、リモコン本体10を収納部11bから上方に取り出す時に指で摘むことができる。 【0021】 左側のリモコン本体10は、例えば換気扇2Aと収納棚2Bの上昇・下降・停止の操作、乾燥器のオンオフや強弱、タイマー等の操作と照明器具のオンオフや明暗等の操作をすることができ、右側のリモコン本体10は、例えば収納棚2Cの上昇・下降・停止の操作と照明器具のオンオフや明暗等の操作をすることができる。 【0022】 昇降棚ユニット2の前面には、換気扇2Aと各昇降棚2B,2Cに対応して、リモコン本体10による操作とは別に上昇・下降・停止の手操作が可能なスイッチ類2a,2b,2cがそれぞれ設けられるとともに、リモコン受信器(例えば赤外線受光素子)2dがそれぞれ設けられている。 【0023】 図4に示すように、リモコン本体10には、スイッチ類10bの操作で、昇降棚ユニット2のリモコン受信器2dに切り替え信号を発信するリモコン送信器(例えば赤外線発光素子)10dが設けられている。 【0024】 昇降棚ユニット2には、昇降棚2B,2C等を昇降させるための電動モータ14と、この電動モータ14に正逆転等の制御情報を出力する制御回路15とが設けられて、この制御回路15にリモコン受信器2dの受信信号が入力されることで、リモコン本体10の操作によって電動モータ14を正逆転等させることができる。 【0025】 リモコン受信器2dの電源回路には、リモコン受信器2dの電源をオンオフ可能な切り替えスイッチ(ロック手段)16が設けられていて、この切り替えスイッチ16は、手操作スイッチ類2a,2b,2cと同様に、昇降棚ユニット2の前面に設けられている。この切り替えスイッチ16の取付け位置は、昇降棚ユニット1の高さ位置付近に該当する。 【0026】 前記のようにキッチン設備を構成すれば、リモコン本体10がフロアキャビネット1の高さ位置付近であるサポートバー11の収納部11bに収納配置されていて、幼児等でもリモコン本体10を操作できる場合であっても、幼児等の手が届かない昇降棚ユニット2の高さ位置付近に設けた切り替えスイッチ16を操作して、リモコン受信器2dの電源をオフすることで、リモコン本体10の操作によって収納棚2B,2C等の昇降等ができないようにロックできるようになる。 【0027】 これにより、幼児等がリモコン本体10を悪戯しても昇降棚ユニット2の収納棚2B,2C等を昇降等できないようになるので(いわゆるチャイルドロック)、安全性が向上するようになる。 【0028】 また、リモコン本体10はワイヤレスで、サポートバー11の収納部11bから着脱自在であるので、操作性が良好になる。 【0029】 さらに、昇降棚ユニット2のリモコン受信器2dの電源を切り替えスイッチ16でオフするだけで、昇降棚ユニット2の収納棚2B,2C等を昇降等できないようにすることができる。 【0030】 ここで、リモコン本体10によるリモコン操作で昇降等させないようにするために、昇降棚ユニット2や換気扇2Aの電源自体をオフすることも考えられる。しかし、換気扇2Aがオン(回転)されていたり、収納棚2B,2Cに乾燥器が付設されているような場合、オンされている換気扇2Aや乾燥機までオフされるという不具合が生じることになる。そこで、リモコン受信器2dの電源だけをオフすることで、オンされている換気扇2Aや乾燥機までオフされるという不具合が生じなくなる。 【0031】 また、昇降棚ユニット2に、リモコン本体10による操作とは別に換気扇2Aや昇降棚2B,2Cの昇降等の手操作が可能なスイッチ類2a〜2cを設けているが、このスイッチ類2aは、幼児等の手が届かない昇降棚ユニット2の高さ位置付近にあることから、幼児等がこのスイッチ類2a〜2cを悪戯できないので(いわゆるチャイルドロック)、安全性が向上するようになる。 【0032】 さらに、サポートバー11の上面の収納部11bに、リモコン本体10を上方から着脱可能に収納することができるから、使用時には、リモコン本体10を収納部11bから上方に取り出すことで、サポートバー11の近辺において昇降棚ユニット2の昇降棚2B,2C等のリモコン操作できるとともに、不使用時には、リモコン本体10を上方から収納部11bに直ちに収納ができるので、リモコン本体10を別の場所に置き忘れ、あるいは紛失するおそれがなくなる。 【0033】 前記実施形態は、電動式の昇降棚ユニット2の収納棚2B,2C等をリモコン操作で昇降等させるものであったが、スイッチ装置を配線で接続する遠隔操作でタイプであっても良い。 【図面の簡単な説明】 【0034】 【図1】本発明の実施形態に係るキッチンの斜視図である。 【図2】昇降棚ユニットの収納棚等を下降させた図1のキッチンの斜視図である。 【図3】サポートバーであり、(a)はリモコン本体を収納した斜視図、(b)はリモコン本体を取り出した斜視図である。 【図4】昇降棚ユニット側のリモコン受信器とリモコン本体側のリモコン送信器と切り替えスイッチとの関係を示すシステム図である。 【符号の説明】 【0035】 1 フロアキャビネット 2 昇降棚ユニット 2B,2C 収納棚 2d リモコン受信器 10 リモコン本体 10d リモコン送信器 11 サポートバー 11b 収納部 14 電動モータ 15 制御回路 16 切り替えスイッチ(ロック手段)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月22日(2006.8.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067828 【弁理士】 【氏名又は名称】小谷 悦司
【識別番号】100096150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 孝夫
【識別番号】100099955 【弁理士】 【氏名又は名称】樋口 次郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−48771(P2008−48771A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−225344(P2006−225344) |
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