| 【発明の名称】 |
補助カウンター付きキッチンキャビネット |
| 【発明者】 |
【氏名】千田 賢二
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| 【要約】 |
【課題】キッチンキャビネットのカウンターのスペースを容易に拡張することができるとともに、使い勝手のよいキッチンキャビネットを提供する。
【構成】シンク2を備えたキッチンカウンター1に補助カウンター3を出没自在に収納してなるキッチンキャビネットAであって、該補助カウンター3はキッチンカウンター1後方の後壁面Waにその先端部を固定され、上記キッチンキャビネットAを前後に往復移動することにより相対的に伸縮し、上記補助カウンター3の広さが可変とされた補助カウンター付きキッチンキャビネット。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シンクを備えたキッチンカウンターに補助カウンターを出没自在に収納してなるキッチンキャビネットであって、該補助カウンターはキッチンカウンター後方の後壁面にその先端部を固定され、上記キッチンキャビネットを前後に往復移動することにより相対的に伸縮し、上記補助カウンターの広さが可変とされた補助カウンター付きキッチンキャビネット。 【請求項2】 上記キッチンキャビネットの底面にキャスタを設けるとともに、電動により手前方向と後方向に往復移動する請求項1に記載の補助カウンター付きキッチンキャビネット。 【請求項3】 上記キッチンカウンター内に補助カウンター収納部が鞘構造で凹設された請求項1に記載の補助カウンター付きキッチンキャビネット。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、キッチンキャビネットに関する。さらに詳しくは、補助カウンターを設けてカウンター面積を拡張し得るとともに、作業性よく調理をすることのできるキッチンキャビネットに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、調理作業をし易いように、必要に応じて、キッチンキャビネットのカウンターのスペースを拡張しうるように配慮されたキッチンキャビネットは公知であり、例えば、下記特許文献1をあげることができる。下記特許文献1には、スライドレールに案内され、キッチンキャビネットの後方へスライド自在に引き出される水平プレートを備えたキッチンキャビネットが開示されている。そして、水平プレートの引出し方向先端側にはプレート状の脚が連結されており、この脚の下部にはロック機能付きの車輪が設けられているため、この水平プレートは傾くことなく、しかも滑らかに出し入れできる等の効果がある旨記載されている。 【特許文献1】実開平7−1835号公報(第1〜2頁、第1図、第4図) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、上記特許文献1に記載のキッチンキャビネットにおいては、水平プレートがカウンターの後方へ引き出し自在に設けられているため、この水平プレートを使うときには、カウンターの正面から後ろ側へ回らなければならず、また、使用後に収める場合も同様に後ろ側へ回る必要があり、不便であるという問題がある。本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、キッチンキャビネットのカウンターのスペースを容易に拡張することができるとともに、使い勝手のよいキッチンキャビネットを提供することを、その課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0004】 上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、シンクを備えたキッチンカウンターに補助カウンターを出没自在に収納してなるキッチンキャビネットであって、該補助カウンターはキッチンカウンター後方の後壁面にその先端部を固定され、上記キッチンキャビネットを前後に往復移動することにより相対的に伸縮し、上記補助カウンターの広さが可変とされた補助カウンター付きキッチンキャビネットが提供される。上記補助カウンターは、キッチンカウンターの主カウンター部の後方に部分的に、出没自在、かつ、伸縮自在に付設されるとともに、キッチンカウンターの全幅に亘り、その後方に出没自在、かつ、伸縮自在に付設することもできる。上記キッチンキャビネットの前後の往復移動は、手動、電動等、とくに限定されるものではない。 【0005】 請求項2に記載の補助カウンター付きキッチンキャビネットは、請求項1に記載の発明に加えて、上記キッチンキャビネットの底面にキャスタを設けるとともに、電動により手前方向と後方向に往復移動することが好ましい。また、手近な場所にリモートコントローラを設け、リモートコントローラにより電動機構をコントロールし、キッチンキャビネットを所望の位置に移動・停止させることが好ましい。 【0006】 請求項3に記載の補助カウンター付きキッチンキャビネットは、請求項1に記載の発明に加えて、上記キッチンカウンター内に鞘構造で補助カウンター収納部を凹設することが好ましい。 【発明の効果】 【0007】 請求項1に記載の発明にかかる補助カウンター付きキッチンキャビネットは上記のとおりであり、補助カウンターがキッチンカウンター後方の後壁面にその先端部を固定されるとともに、該キッチンカウンターに出没自在、かつ、相対的に伸縮自在に収められ、キッチンキャビネット自体を手前方向と後方向に往復移動することにより、上記補助カウンターの広さが相対的に可変とされているため、従来技術におけるように、後方に回って補助カウンターを引出してセットする必要はない。したがって、使用者とキッチンキャビネットの正面の相対的な位置は不変であり、便利に補助カウンターを出没、かつ、伸縮させ、所望の広さで上記補助カウンターを使用することができる。 【0008】 請求項2に記載の補助カウンター付きキッチンキャビネットは上記のとおりであり、請求項1の補助カウンター付きキッチンキャビネットの有する効果に加え、上記キッチンキャビネットの底面にキャスタを設けるとともに、電動により手前方向と後方向に往復移動できるため、高齢者、女性等、力の弱い使用者でもコントローラを操作することにより、補助カウンターが所望の広さとなるように簡単に、キッチンキャビネットを所望の位置に移動することができる。 【0009】 請求項3に記載の補助カウンター付きキッチンキャビネットは上記のとおりであり、請求項1の補助カウンター付きキッチンキャビネットの有する効果に加え、上記キッチンカウンター内に補助カウンター収納部が鞘構造で凹設されているため、補助カウンターを使用しないときは、補助カウンターをキッチンカウンター内に収め、補助カウンターを使用するときは、所望の広さとなるように補助カウンター収納部から伸長させ、便利にキッチンカウンターを使用できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる補助カウンター付きキッチンキャビネットを示す部分断面斜視図である。図1に示すように第1実施形態にかかるキッチンキャビネットAのキッチンカウンター1にはシンク2が設けられ、主カウンター部11内には、補助カウンター3を出没自在、かつ、伸縮自在に収める鞘構造の補助カウンター収納凹部4が凹設されている。また、補助カウンター3の引き出し方向の先端部は起立させて起立先端部31とするとともに、キッチンキャビネットAの背後の後壁面Waに固定用ビス9で固定されている。さらに、上記キッチンキャビネットAは、図外電動機構により、床面Fの上を容易に手前方向と後方向に往復移動できるように、その底面にキャスタ5が設けられている。 【0011】 図2は、補助カウンター3を使用しない通常の状態における本発明の補助カウンター付きキッチンキャビネットを示す部分断面説明図である。図2に示すように、上記の状態においては、補助カウンター3は主カウンター部11内に凹設された補助カウンター収納凹部4に収納され、上記起立先端部31はバックガードの役目を果たす。また、補助カウンター3を使用するときは、キッチンルームの側壁面Wbに設けられたリモートコントローラ6を操作する。すなわち、リモートコントローラ6により図外電動機構を稼働させ、補助カウンター3のスペースが所望の広さとなるように、キッチンキャビネットAを手前の方向に矢印にしたがって床面F上を移動させる。 【0012】 図3は、図2においてキッチンキャビネットAを矢印の方向に床面F上を水平移動させた後の状態を示す部分断面説明図である。図3に示されているように、キッチンキャビネットAを手前方向に移動することにより、補助カウンター3は相対的に伸長してカウンターのスペースが広くなる。かくして、図1に示すように主カウンター部11と共に調理材料の載置用、あるいは盛り付け用のスペースを広くとることが可能となり、作業性よく調理作業を行うことができる。 【0013】 図4は、本発明の第2実施形態にかかる補助カウンター付きキッチンキャビネットBを示す部分断面斜視図である。本実施形態においては、キッチンカウンター1の全幅に亘って補助カウンター7が付設されている。このように、補助カウンター7を幅広に設けることによってキッチンカウンター1と合わせてカウンターのスペースを広くとることが可能となり、第1実施形態と同様に、調理作業を作業性よく行うことができる。 【0014】 また、補助カウンター7を使用せず、通常の状態で上記キッチンキャビネットBを使用するときは、第1実施形態における場合と同様に、リモートコントローラ6を操作して図外電動機構により、キッチンキャビネットBを矢印の方向に水平移動させ、補助カウンター7を補助カウンター収納部8に収める。このとき、シンク2の排水口につながる排水管あるいは、シンク2への水道配管等は、キッチンキャビネットBの水平移動に追従できるように、フレキシブルな、例えば、蛇腹構造の配管が用いられる。なお、補助カウンター7を補助カウンター収納部8に収めたとき、シンク2は支障にならないものである。 【0015】 かくして、後壁面Waに固定された起立先端部71はバックガードを構成するとともに、補助カウンター7を伸ばして使用するときの固定部として機能する。以上述べたように本発明は種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、いずれも本発明の技術的範囲に属する。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】本発明の第1実施形態にかかる補助カウンター付きキッチンキャビネットを示す部分断面斜視図である。 【図2】補助カウンターを使用しない通常の状態における本発明の補助カウンター付きキッチンキャビネットを示す部分断面説明図である。 【図3】図2においてキッチンキャビネットを矢印の方向に床面の上を水平移動させた後の状態を示す部分断面説明図である。 【図4】本発明の第2実施形態にかかる補助カウンター付きキッチンキャビネットを示す部分断面斜視図である。 【符号の説明】 【0017】 A 第1実施形態にかかるキッチンキャビネット B 第2実施形態にかかるキッチンキャビネット 1 キッチンカウンター 11 主カウンター部 2 シンク 3 第1実施形態にかかる補助カウンター 31 起立先端部 4 補助カウンター収納凹部 5 キャスタ 6 リモートコントローラ 7 第2実施形態にかかる補助カウンター 71 起立先端部 8 補助カウンター収納凹部 9 固定用ビス F 床面 Wa 後壁面 Wb 側壁面
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月4日(2006.8.4) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−36056(P2008−36056A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月21日(2008.2.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−212964(P2006−212964) |
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