| 【発明の名称】 |
机および本棚を有するシステム家具ならびに机と本棚の組合せ構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】泉 大介
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| 【要約】 |
【課題】従来の机と自立型本棚とを組み合せた本棚付学習机では、天板の幅が本棚の幅に制限されてしまい、天板上の作業スペースを十分に確保することができないという課題があった。
【構成】天板後部14は、左右脚板11,12よりも後方に突出しており、後部14の左右両側には、後部14が本棚3内に進入できるように切り欠きが形成されている。また、左右足部22,23は、それぞれ、左右脚板11,12よりも後方に突出する突部24,24を備えており、本棚3の底板4は、一対の足9,9によって床面から一定寸法持ち上げられている。机2と本棚3とを組み合せる際に、突出24,24が底板4の下に進入する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天板と、天板の下面左右両端に取り付けられ、天板を支えている左脚板および右脚板と、左脚板の下端に備えられ、床面に接して前後に水平に延びる左足部および右脚板の下端に備えられ、床面に接して前後に水平に延びる右足部とを備えた机、ならびに、 底板と、底板の左端に下端が取り付けられ、垂直上方へ延びる左側板と、底板の右端に下端が取り付けられ、垂直上方へ延びる右側板と、左側板および右側板間に水平に渡された複数枚の棚板とを備えた本棚を有し、 前記机の天板の幅(左右方向長さ)は、前記本棚の外幅(左右側板の外側面間の長さ)と等しくされ、天板の後部は、左右脚板よりも後方へ突出しており、天板の後部左右両側には、机と本棚とを組み合せる際に、天板の後部が本棚の左右側板間に進入できるように、それぞれ、切り欠きが形成されており、 前記机の左右足部は、それぞれ、左右脚板の下部後端から後方へ突出する突部を備えており、 前記本棚には、底板を床面から一定寸法持ち上げて配置し、机と本棚とを組み合せる際に、机の左右足部の前記各突部が本棚の底板の下に進入できるように、底板の下面の左右位置で、各突部の進入と干渉しない位置に一対の足が設けられていることを特徴とする、机および本棚を有するシステム家具。 【請求項2】 前記机の天板後部の突出量は、前記本棚の左右側板の幅(前後方向長さ)と等しくされていることを特徴とする、請求項1記載の机および本棚を有するシステム家具。 【請求項3】 前記机の天板後部の突出量は、前記本棚の左右側板の幅(前後方向長さ)よりも短く、 前記本棚には、前記机が組み合わされた際に、前記本棚の左右側板間に進入した天板後部に対して上面が面一に連設する幅の狭い棚板が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の机および本棚を有するシステム家具。 【請求項4】 前記本棚の左右側板の下部前縁の側面視形状と、前記机の左右脚板の後縁の側面視形状とは、等しくされていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の机および本棚を有するシステム家具。 【請求項5】 前記組み合わされた机および本棚は、本棚の側板の外方から、側板を貫通し、机の天板後部の切り欠きが形成された側端面と螺合する固定ねじで相互に固定されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の机および本棚を有するシステム家具。 【請求項6】 学習机と自立型本棚とを組み合せて、本棚付学習机を構成するための組合せ構造であって、 学習机は、天板の幅が自立型本棚の外幅と等しく、その後部が脚よりも突出しており、かつ、脚の下端には、後方へ突出する足突起が備えられていて、 当該学習机の天板の後部が、自立型本棚の棚板の少なくとも一部として機能しうるよう、学習机の後部を自立型本棚と組み合せるために、天板の後部左右両側に切り欠きが形成されており、自立型本棚の底板は、その下方に学習机の足突起が進入できるように、一対の足が設けられて床面から一定寸法持ち上げられていることを特徴とする、学習机と自立型本棚との組合せ構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、机および本棚を有するシステム家具ならびに机と本棚の組合せ構造に関するものであり、特に、学習机および自立型本棚を有するシステム家具ならびに学習机と自立型本棚とを組み合せて、本棚付学習机を構成するための組合せ構造に関する。 【背景技術】 【0002】 本棚付学習机としては、学習机の天板上に配置され、学習机と連結された本棚を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 また、下記特許文献2,3には、独立して使用可能な自立型本棚と学習机とを組み合せた本棚付学習机が開示されている。このような本棚付学習机としては、特許文献2,3に記載されているように、本棚の一対の側板間に学習机の天板を配置するものがある。 【特許文献1】特許3577955号公報 【特許文献2】実公昭62−41637号公報 【特許文献3】実開昭60−27730号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、特許文献1記載のような本棚付学習机の場合、使用者が幼いうち(例えば、小学校の低学年)は使い易いが、使用者が大きくなるにつれて(例えば、中学生や高校生)使いにくくなるという課題がある。 また、特許文献2,3記載のような本棚付学習机の場合、天板の幅(左右方向長さ)が本棚の幅に制限されてしまい、天板上の作業スペースを十分に確保することができないという課題がある。 【0004】 学習机の天板の幅が自立型本棚よりも広い本棚付学習机もあるが、そのような本棚付学習机では、机の天板を差し込めるように、本棚の一対の側板に切り欠きを設ける必要がある。したがって、本棚の強度が不足してしまうという課題がある。 この発明は、かかる背景のもとでなされたものであり、天板上の作業スペースを十分に確保することができる机および本棚を有するシステム家具ならびに机と本棚の組合せ構造を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 請求項1記載の発明は、天板と、天板の下面左右両端に取り付けられ、天板を支えている左脚板および右脚板と、左脚板の下端に備えられ、床面に接して前後に水平に延びる左足部および右脚板の下端に備えられ、床面に接して前後に水平に延びる右足部とを備えた机、ならびに、底板と、底板の左端に下端が取り付けられ、垂直上方へ延びる左側板と、底板の右端に下端が取り付けられ、垂直上方へ延びる右側板と、左側板および右側板間に水平に渡された複数枚の棚板とを備えた本棚を有し、前記机の天板の幅(左右方向長さ)は、前記本棚の外幅(左右側板の外側面間の長さ)と等しくされ、天板の後部は、左右脚板よりも後方へ突出しており、天板の後部左右両側には、机と本棚とを組み合せる際に、天板の後部が本棚の左右側板間に進入できるように、それぞれ、切り欠きが形成されており、前記机の左右足部は、それぞれ、左右脚板の下部後端から後方へ突出する突部を備えており、前記本棚には、底板を床面から一定寸法持ち上げて配置し、机と本棚とを組み合せる際に、机の左右足部の前記各突部が本棚の底板の下に進入できるように、底板の下面の左右位置で、各突部の進入と干渉しない位置に一対の足が設けられていることを特徴とする、机および本棚を有するシステム家具である。 【0006】 請求項2記載の発明は、前記机の天板後部の突出量は、前記本棚の左右側板の幅(前後方向長さ)と等しくされていることを特徴とする、請求項1記載の机および本棚を有するシステム家具である。 請求項3記載の発明は、前記机の天板後部の突出量は、前記本棚の左右側板の幅(前後方向長さ)よりも短く、前記本棚には、前記机が組み合わされた際に、前記本棚の左右側板間に進入した天板後部に対して上面が面一に連設する幅の狭い棚板が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の机および本棚を有するシステム家具である。 【0007】 請求項4記載の発明は、前記本棚の左右側板の下部前縁の側面視形状と、前記机の左右脚板の後縁の側面視形状とは、等しくされていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の机および本棚を有するシステム家具である。 請求項5記載の発明は、前記組み合わされた机および本棚は、本棚の側板の外方から、側板を貫通し、机の天板後部の切り欠きが形成された側端面と螺合する固定ねじで相互に固定されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の机および本棚を有するシステム家具である。 【0008】 請求項6記載の発明は、学習机と自立型本棚とを組み合せて、本棚付学習机を構成するための組合せ構造であって、学習机は、天板の幅が自立型本棚の外幅と等しく、その後部が脚よりも突出しており、かつ、脚の下端には、後方へ突出する足突起が備えられていて、当該学習机の天板の後部が、自立型本棚の棚板の1つとして機能しうるよう、学習机の後部を自立型本棚と組み合せるために、天板の後部左右両側に切り欠きが形成されており、自立型本棚の底板は、その下方に学習机の足突起が進入できるように、一対の足が設けられて床面から一定寸法持ち上げられていることを特徴とする、学習机と自立型本棚との組合せ構造である。 【発明の効果】 【0009】 請求項1記載の発明では、天板の後部左右両側にそれぞれ切り欠きを形成して、天板後部の幅(左右方向長さ)を、本棚の左右側板間の長さ(外幅)よりも短くすることにより、天板後部を左右側板間に進入させて、机と本棚とを組み合せることができる。これにより、天板の幅が左右側板間の長さによって制限されることがないので、天板上の作業スペースを十分に確保することができる。また、天板の幅および本棚の外幅を等しくすることにより、前面視において一体感のあるシステム家具とすることができる。さらに、左右いずれか側面を壁沿いに配置する際に、本棚および机の側面を壁と隙間を空けずに配置できる。 【0010】 また、左右脚板よりも後方へ突出する天板の後部に対応して、左右脚板よりも後方へ突出する突部を備える左右足部を設けることにより、机の安定性を確保することができる。 さらに、本棚の底板の下面に一対の足を設けて底板を一定寸法持ち上げるとともに、底面の下に進入する左右足部の各突部と干渉しない位置に一対の足を配置することにより、左右足部の各突部の進入を妨げることなく容易に突部を底面の下に進入させることができる。 【0011】 請求項2および3記載の発明では、左右側板間に進入した天板後部を本棚の棚板として機能させることができる。これにより、天板と同一平面上にある段差のない棚板を得ることができる。 請求項4記載の発明では、左右側板の下部前縁と机の左右脚板の後縁とを隙間なく係合させて、側面視において一体感のあるシステム家具とすることができる。この場合、左右側板の下部前縁の側面視形状および机の左右脚板の後縁の側面視形状は、互いに直線的な形状であってもよいし、互いに曲線的な形状であってもよい。側面視形状が曲線的である場合には、例えば、前記左右側板の下部前縁の側面視形状を前方にゆるい凸状の湾曲形状とし、前記机の左右脚板の後縁の側面視形状を前方にゆるい凹状の湾曲形状としてもよい。 【0012】 請求項5記載の発明では、机および本棚が相互にねじで固定されており、たとえば、本棚の上方に、机の天板上を照らすためのライトが設けられていて、ライトを点灯させたり、消灯させたりする際に、本棚上方にたとえば前後方向きの力が加えられても、本棚がぐらついたりすることがない。また、ねじは、本棚の側板の外側から進入されており、その着脱操作が容易である。 【0013】 請求項6記載の発明では、学習机および自立型本棚を容易に組み合せることができるとともに、学習机の作業スペースを十分に確保することができる一体感のある本棚付学習机を得ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本発明の一実施形態に係る机2および本棚3を有するシステム家具1の正面図であり、図2は、図1に係るシステム家具1の右側面図である。また、図3は、図1に係るシステム家具1に含まれる机2の平面図である。また、図4は、図1に係るシステム家具1に含まれる本棚3の正面図であり、図5は、図4に係る本棚3の右側面図である。 【0015】 図1および図2を参照して、システム家具1は、木製の学習机2と木製の本棚3とを含み、これらの学習机2および本棚3を使用者(例えば小学生から高校生くらいまでの学生)の好みに応じて配置することができるものである。 例えば、使用者が小学生である場合には、本棚3の上部を学習机2の天板10の奥側上方に配置し、従来から馴染みの深い本棚付学習机としてシステム家具1を用いることができる。また、例えば、使用者が中学生や高校生である場合には、前記本棚付学習机ではなく平机が好まれる場合があるので、学習机2を平机として用い、本棚3を学習机2から分離して独立して使用することができる。 【0016】 本棚3は、前述のように、学習机2と組み合せて使用することもできるし、学習机2と分離して使用することもできる自立型本棚であり、その高さは、学習机2よりも高くされている。本実施形態では、学習机2の高さが755mm、本棚3の高さが1575mmにされている。 本棚3は、底板4と、底板4の左端に下端が取り付けられ垂直上方へ延びる左側板5と、底板4の右端に下端が取り付けられ垂直上方へ延びる右側板6と、上下に所定間隔を隔てて左右側板5,6間に水平に渡された複数枚の棚板7とを備えている。一部の棚板7には、図1に示すように、棚板7上の空間を左右に仕切るための仕切り板8が取り付けられている。 【0017】 図1、図4および図5を参照して、底板4には、後述する学習机2の一部(突部24,24)が底板4の下に進入できるように、底板4を床面から一定寸法持ち上げて配置するための一対の足9,9が備えられている。一対の足9,9は、図1に示すように、底板4の下に進入した学習机2の一部(突部24,24)と干渉しない位置に配置されている。また、図5に示すように、一対の足9,9の幅W1(前後方向長さ)は、左右側板5,6の幅W2(前後方向長さ)と等しくされている。 【0018】 なお、一対の足9,9の幅W1は、左右側板5,6の幅W2よりも長くてもよい。この場合、一対の足9,9の一部が、底板4よりも前方に突出していてもよい。すなわち、本棚3は、通常、背面が壁に沿って立設されるので、後方へ倒れることはないが、前方へ倒れるおそれはある。したがって、一対の足9,9の一部を底板4よりも前方へ突出させることにより、本棚3が前方へ倒れることを効果的に防止することができる。また、本棚3は、背面が壁沿いに立設されない場合を考慮し、一対の足9,9の一部が底板4よりも後方へ突出していてもよい。あるいは、一対の足9,9は、底板4よりも前方および後方へ突出していてもよい。 【0019】 図1、図2および図3を参照して、学習机2は、天板10と、天板10の下面左右両端に取り付けられ、天板10を支えている左脚板11および右脚板12と、天板10の下面に取り付けられ、左右脚板11,12間に配置された引き出し13とを備えている。左右脚板11,12は、図2に示すように、天板10下面の前方側に取り付けられている。 天板10は、図3に示すように、概ね長方形状であり、天板10の上面が学習等の作業を行うための作業スペースとなっている。天板10の幅W3(左右方向長さ)は、本棚3の外幅W4(左右側板5,6の外側面間)と等しくされており、本実施形態では1000mmにされている。 【0020】 また、天板10の後部14は、左右脚板11,12よりも後方へ突出している。天板10の後部14左右両側には、学習机2と本棚3とを組み合せる際に、天板10の後部14が本棚3の左右側板5,6間に進入できるように、それぞれ、切り欠き15,15が形成されている。 切り欠き15,15は、それぞれ、天板10後縁側の左右の角を含む範囲を長方形状に切り欠いている。具体的には、切り欠き15,15は、天板10の後縁から前方にかけて例えば198mm、天板10の左右方向の各縁から内方に向かって例えば30mmで天板後部14を切り欠いている。また、後述のように、切り欠き形状に対応するスペーサ25を必要に応じて各切り欠き15に取り付けてもよい。 【0021】 天板後部14の幅W5(左右方向長さ)は、左右側板5,6の内側面間の長さとほぼ等しいか、やや短くされている。また、天板後部14の突出量D1は、図2に示すように、左右側板5,6の幅W2(前後方向長さ)と等しくされている。 左右脚板11,12は、それぞれ、前後に所定間隔を隔てて天板10下面に取り付けられ、垂直方向に長手である一対の支持板16,17と、一対の支持板16,17の上端部間を連結する上部連結板18と、一対の支持板16,17の下端部間を連結する下部連結板19とを有する。 【0022】 左右脚板11,12の後方側の支持板17,17は、当該支持板17,17の上端部間に配置された上側横板20と、当該支持板17,17の下端部間に配置された下側横板21とによって互いに連結されている。上側横板20および下側横板21は、上下に所定間隔を隔てて配置されており、上側横板20および下側横板21の間は、開放されている。 また、図2に示すように、左右脚板11,12の後縁(左右脚板11,12の後方側の支持板17,17の後縁)の側面視形状は、左右側板5,6の下部前縁の側面視形状と等しくされている。 【0023】 左右脚板11,12の下端には、それぞれ、床面に接して前後に水平に延びる左足部22および右足部23が設けられている。左右足部22,23は、それぞれ、左右脚板11,12の下部後端から後方へ突出する突部24を備えている。突部24,24は、学習机2と本棚3とを組み合せた際に底板4の下に進入するようにされている。 次に、図1および図2を参照して、システム家具1の使用態様の一例について説明する。 【0024】 図1および図2では、本棚3の前部と学習机2の後部とが組み合わされている。具体的には、学習机2の天板後部14が本棚3の左右側板5,6間に進入しており、左右足部22,23の各突部24が、本棚3の底板4の下に進入している。また、図2に示すように、左右脚板11,12の後縁(左右脚板11,12の後方側の支持板17,17の後縁)は、左右側板5,6の下部前縁に当接している。 【0025】 この使用態様では、学習机2と本棚3とを組み合せて、本棚3の上部を天板10奥側の上方に配置することにより、システム家具1を本棚付学習机として使用することができる。 学習机2と本棚3とを組み合わせた際に、本棚3の左右側板5,6の外方から、それぞれ、ねじ(図示せず)を水平に挿入し、ねじが左右側板5,6を貫通して、その先が学習机2の各切り欠き15の側端面と螺合するようにしてもよい。ねじにより、組み合わせた学習机2および本棚3を相互に固定すると、学習机2および本棚3の一体化が確保されて、両者の配置がより安定する。よって、本棚3の上方の棚に乗せた本等の取り出しの際にも、本棚がぐらついたりせず、安定感の高いシステム家具となる。 【0026】 学習机2と本棚3とを組み合せる際に、学習机2の天板10の幅W3は、本棚3の左右側板5,6の幅W2に制限されないので、天板10上の作業スペースを十分に確保することができる。また、左右側板5,6間に進入した天板後部14を、本棚3の棚板7として機能させることができる。 また、天板10の幅W3と本棚3の外幅W4とを等しくすることにより、正面視において一体感のあるシステム家具1とすることができる。また、左右脚板11,12の後縁と、左右側板5,6の下部前縁とを当接させることにより、側面視において一体感のあるシステム家具1とすることができる。 【0027】 さらに、前述のように、天板10の幅W3が本棚3の外幅W4に制限されないので、左右脚板11,12間の距離を広くとることができる。すなわち、使用者の足元の空間をゆったりと広くとることができる。また、左右脚板11,12を連結する上側横板20および下側横板21の間は開放されているの、この開放を通じて本棚3の下部を利用することができる。 【0028】 図6は、本発明の一実施形態に係るシステム家具1の使用態様の別の例を示す正面図であり、図7は、図6に係る使用態様の平面図である。図6および図7を参照して、この使用態様では、学習机2および本棚3が左右方向に並列に配置されている。したがって、学習机2および本棚3をそれぞれ独立して使用することができる。 これにより、本棚3の収納力を十分に活用することができる。また、学習机2の天板後部14を作業スペースとして使用することができる。この場合、図7に示すように、切り欠き15,15形状に対応するスペーサ25,25を天板後部14に取り付けてもよい。これにより、学習机2の作業スペースをより十分に確保することができる。 【0029】 図8は、本発明の一実施形態に係るシステム家具1の使用態様のさらに別の例を示す正面図であり、図9は、図8にかかる使用態様の右側面図である。図8および図9を参照して、この使用態様では、本棚3が横向きに学習机2の左方に配置されている。 また、図8に示すように、学習机2の左脚板11は、天板10下面の左端部から取り外されており、天板10下面の左端部は、当該左端部の高さに対応する棚板7の上面に取り付けられている。これにより、学習机2に対して本棚3が左方に連結されたユニットデスクとして使用することができる。 【0030】 この場合、前述のように、天板後部14の切り欠き15,15にそれぞれスペーサ25,25を取り付けてもよい。また、天板10から取り外された左脚板11を天板後部14の下面に取り付けて、学習机2の背板として用いてもよい。 図10〜図12は、この発明の他の実施形態に係るシステム家具30の正面図、右側面図および平面視の図解図である。システム家具30の各構成要素は、基本的には、先に説明した実施形態に係るシステム家具1と同等であり、同一または対応する部分には、同一の符号が付されている。 【0031】 システム家具30の特徴は、学習机2の天板10の奥行き寸法がシステム家具1よりもやや短くされており、それによって、天板10の後部14の後方への突出量がシステム家具1よりも短くなっていることである。すなわち、後部14の前後方向寸法は、本棚3の左右側板5,6の幅W2よりも短く、本棚3と組み合わされたとき、左右側板5,6間の前方側に、奥行きの浅い棚として機能するように入り込む。一方、本棚3には、学習机2が組み合わされた際に、学習机2の天板10の後部14に対して、上面が面一に連設する、幅の狭い棚板7Aが設けられている。このため、本棚3には、天板10の後部14と、棚板7Aとによって、使い勝手の良い棚が形成される。 【0032】 システム家具30のその余の点は、システム家具1の構成と同様であり、重複した説明は省略する。 なお、システム家具30では、学習机2の天板10において、後方へ突出する後部14の寸法が短いので、左右脚板11,12の下部後端から後方へ突出する突部24の突出量を少なくするか、突部24を無くすることもできる。 【0033】 この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。たとえば、前述の実施形態では、左右脚板11,12が、複数の部材によって構成されている場合について説明したが、左右脚板11,12は、一枚の板によって構成されていてもよい。 また、前述の実施形態では、学習机2および本棚3が木製である場合について説明したが、学習机2および本棚3は、金属や合成樹脂などのその他の材料で形成されていてもよいし、木材、金属、合成樹脂などのその他の材料を含むものであってもよい。 【図面の簡単な説明】 【0034】 【図1】本発明の一実施形態に係る机および本棚を有するシステム家具1の正面図である。 【図2】図1に係るシステム家具1の右側面図である。 【図3】図1に係るシステム家具1に含まれる机の平面図である。 【図4】図1に係るシステム家具1に含まれる本棚の正面図である。 【図5】図4に係る本棚の右側面図である。 【図6】本発明の一実施形態に係るシステム家具1の使用態様の別の例を示す正面図である。 【図7】図6に係る使用態様の平面図である。 【図8】本発明の一実施形態に係るシステム家具1の使用態様のさらに別の例を示す正面図である。 【図9】図8にかかる使用態様の右側面図である。 【図10】本発明の他の実施形態に係る机および本棚を有するシステム家具30の正面図である。 【図11】本発明の他の実施形態に係る机および本棚を有するシステム家具30の右側面図である。 【図12】本発明の他の実施形態に係る机および本棚を有するシステム家具30の平面視の図解図である。 【符号の説明】 【0035】 1 システム家具 2 学習机(机) 3 本棚(自立型本棚) 4 底板 5 左側板 6 右側板 7 棚板 9 一対の足 10 天板 11 左脚板(脚) 12 右脚板(脚) 15 切り欠き 22 左足部 23 右足部 24 突部(足突起) D1 突出量 W3 天板の幅 W4 本棚の外幅
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| 【出願人】 |
【識別番号】505455978 【氏名又は名称】コイズミファニテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年12月15日(2006.12.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087701 【弁理士】 【氏名又は名称】稲岡 耕作
【識別番号】100101328 【弁理士】 【氏名又は名称】川崎 実夫
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| 【公開番号】 |
特開2008−6261(P2008−6261A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−338848(P2006−338848) |
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